JPH0779482A - マルチゾーンコードレス電話装置 - Google Patents
マルチゾーンコードレス電話装置Info
- Publication number
- JPH0779482A JPH0779482A JP5223244A JP22324493A JPH0779482A JP H0779482 A JPH0779482 A JP H0779482A JP 5223244 A JP5223244 A JP 5223244A JP 22324493 A JP22324493 A JP 22324493A JP H0779482 A JPH0779482 A JP H0779482A
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- Japan
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- cordless
- incoming call
- wireless connection
- level
- ringing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コードレス子機を移動して使用する際の使用
場所の環境に適切に対応した着信呼び出し音レベルで吹
鳴できるようにする。 【構成】 コードレス子機16…を会議室、事務室、食
堂に移動した都度、この移動場所を、交換機11を通じ
て位置管理部13に記憶して登録する。この登録の後、
コードレス子機16…を会議室、事務室、食堂間で移動
し、その移動場合での位置登録によって、自動的に交換
機11から自己無線接続装置15a〜15c、設置状態
記憶部21a〜21cを指示する。この指示によってコ
ードレス子機16…が、それぞれの使用場所(会議室、
事務室、食堂)の環境に最適な着信呼び出し音のレベル
で吹鳴する。
場所の環境に適切に対応した着信呼び出し音レベルで吹
鳴できるようにする。 【構成】 コードレス子機16…を会議室、事務室、食
堂に移動した都度、この移動場所を、交換機11を通じ
て位置管理部13に記憶して登録する。この登録の後、
コードレス子機16…を会議室、事務室、食堂間で移動
し、その移動場合での位置登録によって、自動的に交換
機11から自己無線接続装置15a〜15c、設置状態
記憶部21a〜21cを指示する。この指示によってコ
ードレス子機16…が、それぞれの使用場所(会議室、
事務室、食堂)の環境に最適な着信呼び出し音のレベル
で吹鳴する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス子機を移動
して使用する際に、移動場所の環境に適切に対応した着
信呼び出し音レベルで吹鳴するマルチゾーンコードレス
電話装置に関する。
して使用する際に、移動場所の環境に適切に対応した着
信呼び出し音レベルで吹鳴するマルチゾーンコードレス
電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマルチゾーンコードレス
電話装置は、主装置(交換機)及び複数の接続装置と複
数のコードレス子機を備える例が知られている。
電話装置は、主装置(交換機)及び複数の接続装置と複
数のコードレス子機を備える例が知られている。
【0003】図4はこのような従来のマルチゾーンコー
ドレス電話装置の構成を示すブロック図である。図4に
おいて、この例は局線La,Lb,Lcが接続され、こ
の装置全体の動作を管理し、かつ、制御する交換機1
と、この交換機1を通じて登録されるコードレス子機の
位置を管理するための位置管理部3と、交換機1に接続
された有線電話機4とを有している。さらに交換機1に
接続されるとともに会議室に配置される無線接続装置5
aと、交換機1に接続されるとともに事務室に配置され
る無線接続装置5bとを有している。さらに、このマル
チゾーンコードレス電話装置は交換機1に接続されると
ともに食堂に配置される無線接続装置5cと、無線接続
装置5a〜5cと無線回線で接続され、交換機1を通じ
て内線通話及び局線La〜Lcでの外線通話を行う複数
のコードレス子機6…とを有している。コードレス子機
6…は、無線接続装置5a〜5cと無線回線、交換機1
を通じて内線通話及び局線La〜Lcでの外線通話の送
受信処理を行うコードレス送受信処理部6aと、着信呼
び出しの吹鳴音レベルを設定するための着信吹鳴音設定
スイッチ(SW)6cと、着信呼び出しの吹鳴音を発生
するための吹鳴音発生回路6bと、スピーカ6dとを有
している。
ドレス電話装置の構成を示すブロック図である。図4に
おいて、この例は局線La,Lb,Lcが接続され、こ
の装置全体の動作を管理し、かつ、制御する交換機1
と、この交換機1を通じて登録されるコードレス子機の
位置を管理するための位置管理部3と、交換機1に接続
された有線電話機4とを有している。さらに交換機1に
接続されるとともに会議室に配置される無線接続装置5
aと、交換機1に接続されるとともに事務室に配置され
る無線接続装置5bとを有している。さらに、このマル
チゾーンコードレス電話装置は交換機1に接続されると
ともに食堂に配置される無線接続装置5cと、無線接続
装置5a〜5cと無線回線で接続され、交換機1を通じ
て内線通話及び局線La〜Lcでの外線通話を行う複数
のコードレス子機6…とを有している。コードレス子機
6…は、無線接続装置5a〜5cと無線回線、交換機1
を通じて内線通話及び局線La〜Lcでの外線通話の送
受信処理を行うコードレス送受信処理部6aと、着信呼
び出しの吹鳴音レベルを設定するための着信吹鳴音設定
スイッチ(SW)6cと、着信呼び出しの吹鳴音を発生
するための吹鳴音発生回路6bと、スピーカ6dとを有
している。
【0004】次に、この従来例の構成の動作について説
明する。コードレス子機6が会議室に配置された無線接
続装置5aを通じて交換機1に自己位置の登録を行った
場合、交換機1の処理を通じてコードレス子機6の位置
情報を位置管理部3に記憶する。この登録の後に、会議
室に配置された無線接続装置5aを通じてコードレス子
機6に対する局線(La〜Lc)への着信がある場合、
予めコードレス子機6の着信吹鳴音設定スイッチ6cに
設定されている着信呼び出しの吹鳴音レベル、例えば会
議中を考慮した低い吹鳴音レベルの設定に従って、コー
ドレス子機6が吹鳴音発生回路6b、スピーカ6dを通
じて着信呼び出し音の吹鳴を行う。この会議室で使用す
るために着信呼び出しの吹鳴音レベルを低く設定した後
に、事務室などに移動した場合は、会議室での操作によ
って事務室に配置した無線接続装置5b、交換機1を通
じて位置管理部3に自己位置の再登録を行うとともに、
着信吹鳴音設定スイッチ6cを切り替えて、例えば着信
呼び出し音が高いレベルで吹鳴するように設定し直して
いる。
明する。コードレス子機6が会議室に配置された無線接
続装置5aを通じて交換機1に自己位置の登録を行った
場合、交換機1の処理を通じてコードレス子機6の位置
情報を位置管理部3に記憶する。この登録の後に、会議
室に配置された無線接続装置5aを通じてコードレス子
機6に対する局線(La〜Lc)への着信がある場合、
予めコードレス子機6の着信吹鳴音設定スイッチ6cに
設定されている着信呼び出しの吹鳴音レベル、例えば会
議中を考慮した低い吹鳴音レベルの設定に従って、コー
ドレス子機6が吹鳴音発生回路6b、スピーカ6dを通
じて着信呼び出し音の吹鳴を行う。この会議室で使用す
るために着信呼び出しの吹鳴音レベルを低く設定した後
に、事務室などに移動した場合は、会議室での操作によ
って事務室に配置した無線接続装置5b、交換機1を通
じて位置管理部3に自己位置の再登録を行うとともに、
着信吹鳴音設定スイッチ6cを切り替えて、例えば着信
呼び出し音が高いレベルで吹鳴するように設定し直して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
のマルチゾーンコードレス電話装置では、コードレス子
機の着信呼び出しの吹鳴音レベルが、コードレス子機6
の着信吹鳴音設定スイッチ6cによって決定される。す
なわちコードレス子機6を携帯する場合は、その都度、
着信吹鳴音設定スイッチ6cを切り替えて、使用場所の
環境を考慮した着信呼び出しの吹鳴音レベルを変更する
必要がある。この再設定を忘れると着信呼び出しに気づ
かないことがあるという欠点がある。
のマルチゾーンコードレス電話装置では、コードレス子
機の着信呼び出しの吹鳴音レベルが、コードレス子機6
の着信吹鳴音設定スイッチ6cによって決定される。す
なわちコードレス子機6を携帯する場合は、その都度、
着信吹鳴音設定スイッチ6cを切り替えて、使用場所の
環境を考慮した着信呼び出しの吹鳴音レベルを変更する
必要がある。この再設定を忘れると着信呼び出しに気づ
かないことがあるという欠点がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、コードレス子機を移動して使用する際
に、使用者が着信呼び出しの吹鳴音レベルを再設定する
ことなく、コードレス子機の使用場所の環境に適切に対
応した着信呼び出し音レベルで自動的に吹鳴できる優れ
たマルチゾーンコードレス電話装置の提供を目的とす
る。
るものであり、コードレス子機を移動して使用する際
に、使用者が着信呼び出しの吹鳴音レベルを再設定する
ことなく、コードレス子機の使用場所の環境に適切に対
応した着信呼び出し音レベルで自動的に吹鳴できる優れ
たマルチゾーンコードレス電話装置の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のマルチゾーンコードレス電話装置は、複数
の無線接続手段と、この無線接続手段からの無線回線を
通じて受信した着信呼び出し音レベル情報に基づいたレ
ベルで吹鳴するコードレス子機と、無線接続手段と無線
回線で接続されるコードレス子機の移動場所における着
信呼び出しの吹鳴音レベルの情報を予め記憶する設置状
態記憶手段と、コードレス子機が移動した際に自己位置
の登録を行う送信電波を受信した無線接続手段からの受
信信号に基づいて、コードレス子機の現在の移動場所を
記憶する位置管理登録手段と、無線接続手段、設置状態
記憶手段、位置管理登録手段と接続されるとともに、コ
ードレス子機へ着信呼び出しを行う際に、記憶したコー
ドレス子機の現在の移動場所における着信呼び出しの吹
鳴音レベルを決定した着信呼び出し音レベル情報を無線
接続手段から送信する制御を行う交換機とを備える構成
としている。
に、本発明のマルチゾーンコードレス電話装置は、複数
の無線接続手段と、この無線接続手段からの無線回線を
通じて受信した着信呼び出し音レベル情報に基づいたレ
ベルで吹鳴するコードレス子機と、無線接続手段と無線
回線で接続されるコードレス子機の移動場所における着
信呼び出しの吹鳴音レベルの情報を予め記憶する設置状
態記憶手段と、コードレス子機が移動した際に自己位置
の登録を行う送信電波を受信した無線接続手段からの受
信信号に基づいて、コードレス子機の現在の移動場所を
記憶する位置管理登録手段と、無線接続手段、設置状態
記憶手段、位置管理登録手段と接続されるとともに、コ
ードレス子機へ着信呼び出しを行う際に、記憶したコー
ドレス子機の現在の移動場所における着信呼び出しの吹
鳴音レベルを決定した着信呼び出し音レベル情報を無線
接続手段から送信する制御を行う交換機とを備える構成
としている。
【0008】また複数の無線接続手段と、無線接続手段
からの無線回線を通じて受信した着信呼び出し音レベル
情報に基づいたレベルで吹鳴するコードレス子機と、複
数の無線接続手段とそれぞれ接続され、コードレス子機
の移動場所における着信呼び出しの吹鳴音レベルの情報
を予め記憶する複数の設置状態記憶手段と、コードレス
子機が移動した際に自己位置の登録を行う送信電波を受
信した無線接続手段からの受信信号に基づいて、コード
レス子機の現在の移動場所を記憶する位置管理登録手段
と、無線接続手段、位置管理登録手段と接続されるとと
もに、コードレス子機へ着信呼び出しを行う際に、記憶
したコードレス子機の現在の移動場所における着信呼び
出しの吹鳴音レベルを決定した着信呼び出し音レベル情
報を無線接続手段から送信する制御を行う交換機とを備
える構成としている。
からの無線回線を通じて受信した着信呼び出し音レベル
情報に基づいたレベルで吹鳴するコードレス子機と、複
数の無線接続手段とそれぞれ接続され、コードレス子機
の移動場所における着信呼び出しの吹鳴音レベルの情報
を予め記憶する複数の設置状態記憶手段と、コードレス
子機が移動した際に自己位置の登録を行う送信電波を受
信した無線接続手段からの受信信号に基づいて、コード
レス子機の現在の移動場所を記憶する位置管理登録手段
と、無線接続手段、位置管理登録手段と接続されるとと
もに、コードレス子機へ着信呼び出しを行う際に、記憶
したコードレス子機の現在の移動場所における着信呼び
出しの吹鳴音レベルを決定した着信呼び出し音レベル情
報を無線接続手段から送信する制御を行う交換機とを備
える構成としている。
【0009】さらに複数の無線接続手段と、無線接続手
段からの無線回線を通じて受信した着信呼び出し音レベ
ル情報に基づいたレベル及び音質で吹鳴する複数のコー
ドレス子機と、無線接続手段と無線回線で接続されるコ
ードレス子機の移動場所における着信呼び出しの吹鳴音
レベルの情報を予め記憶する設置状態記憶手段と、複数
のコードレス子機のそれぞれが異なる着信呼び出し音質
で吹鳴するための情報を記憶する着信音情報記憶手段
と、コードレス子機が移動した際に自己位置の登録を行
う送信電波を受信した無線接続手段からの受信信号に基
づいて、コードレス子機の現在の移動場所を記憶する位
置管理登録手段と、無線接続手段、設置状態記憶手段、
位置管理登録手段、着信音情報記憶手段と接続されると
ともに、コードレス子機へ着信呼び出しを行う際に、記
憶したコードレス子機の現在の移動場所における着信呼
び出しの吹鳴音レベル、及び着信呼び出し音を決定した
着信呼び出し音レベル情報を無線接続手段から送信する
制御を行う交換機とを備える構成としている。
段からの無線回線を通じて受信した着信呼び出し音レベ
ル情報に基づいたレベル及び音質で吹鳴する複数のコー
ドレス子機と、無線接続手段と無線回線で接続されるコ
ードレス子機の移動場所における着信呼び出しの吹鳴音
レベルの情報を予め記憶する設置状態記憶手段と、複数
のコードレス子機のそれぞれが異なる着信呼び出し音質
で吹鳴するための情報を記憶する着信音情報記憶手段
と、コードレス子機が移動した際に自己位置の登録を行
う送信電波を受信した無線接続手段からの受信信号に基
づいて、コードレス子機の現在の移動場所を記憶する位
置管理登録手段と、無線接続手段、設置状態記憶手段、
位置管理登録手段、着信音情報記憶手段と接続されると
ともに、コードレス子機へ着信呼び出しを行う際に、記
憶したコードレス子機の現在の移動場所における着信呼
び出しの吹鳴音レベル、及び着信呼び出し音を決定した
着信呼び出し音レベル情報を無線接続手段から送信する
制御を行う交換機とを備える構成としている。
【0010】これらの構成にあって、コードレス子機は
無線接続手段からの無線回線を通じて受信した着信呼
び出し音レベル情報に基づいたレベル及び音質で吹鳴す
るための着信吹鳴音設定手段を備える構成である。
無線接続手段からの無線回線を通じて受信した着信呼
び出し音レベル情報に基づいたレベル及び音質で吹鳴す
るための着信吹鳴音設定手段を備える構成である。
【0011】
【作用】このような構成により、本発明のマルチゾーン
コードレス電話装置は、コードレス子機の移動ともに登
録したコードレス子機の現在の移動場所における着信呼
び出しの吹鳴音レベル及び個々のコードレス子機の吹鳴
音質を決定した着信呼び出し音レベル情報に基づいて、
コードレス子機が着信呼び出し音レベル及び音質で吹鳴
する。したがって、コードレス子機を移動して使用する
際に、使用者が着信呼び出しの吹鳴音レベルを再設定す
ることなく、コードレス子機の使用場所の環境に適切に
対応した着信呼び出し音レベルとともに、個々のコード
レス子機が異なる音質で自動的に吹鳴する。
コードレス電話装置は、コードレス子機の移動ともに登
録したコードレス子機の現在の移動場所における着信呼
び出しの吹鳴音レベル及び個々のコードレス子機の吹鳴
音質を決定した着信呼び出し音レベル情報に基づいて、
コードレス子機が着信呼び出し音レベル及び音質で吹鳴
する。したがって、コードレス子機を移動して使用する
際に、使用者が着信呼び出しの吹鳴音レベルを再設定す
ることなく、コードレス子機の使用場所の環境に適切に
対応した着信呼び出し音レベルとともに、個々のコード
レス子機が異なる音質で自動的に吹鳴する。
【0012】
【実施例】以下、本発明のマルチゾーンコードレス電話
装置の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
装置の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明のマルチゾーンコードレス電
話装置の第1の実施例における構成を示すブロック図で
ある。図1において、このマルチゾーンコードレス電話
装置は局線La,Lb,Lcが接続され、この装置全体
の動作を制御する交換機11と、この交換機11に接続
される無線接続装置の位置、環境などの設置状態を記憶
する設置状態記憶部12とを有している。さらに交換機
11に位置登録されたコードレス子機の位置を管理する
ための位置管理部13と、交換機11に接続された有線
電話機14と、交換機11に接続されるとともに会議室
に配置される無線接続装置15aと、交換機11に接続
されるとともに事務室に配置される無線接続装置15b
とを有している。また、このマルチゾーンコードレス電
話装置には、交換機11に接続されるとともに食堂に配
置される無線接続装置15cと、無線接続装置15a〜
15cと無線回線で接続され、交換機11を通じて内線
通話及び局線La〜Lcでの外線通話を行う複数のコー
ドレス子機16とを有している。コードレス子機16
は、それぞれ無線接続装置15a〜15cと無線回線、
交換機11を通じて内線通話及び局線La〜Lcでの外
線通話の送受信処理を行うコードレス送受信処理部16
aと、着信呼び出し音を発生するための吹鳴音発生回路
16bと、着信呼び出しの吹鳴音レベルを設定するため
の着信吹鳴音設定スイッチ(SW)16cと、スピーカ
16dとを有している。
話装置の第1の実施例における構成を示すブロック図で
ある。図1において、このマルチゾーンコードレス電話
装置は局線La,Lb,Lcが接続され、この装置全体
の動作を制御する交換機11と、この交換機11に接続
される無線接続装置の位置、環境などの設置状態を記憶
する設置状態記憶部12とを有している。さらに交換機
11に位置登録されたコードレス子機の位置を管理する
ための位置管理部13と、交換機11に接続された有線
電話機14と、交換機11に接続されるとともに会議室
に配置される無線接続装置15aと、交換機11に接続
されるとともに事務室に配置される無線接続装置15b
とを有している。また、このマルチゾーンコードレス電
話装置には、交換機11に接続されるとともに食堂に配
置される無線接続装置15cと、無線接続装置15a〜
15cと無線回線で接続され、交換機11を通じて内線
通話及び局線La〜Lcでの外線通話を行う複数のコー
ドレス子機16とを有している。コードレス子機16
は、それぞれ無線接続装置15a〜15cと無線回線、
交換機11を通じて内線通話及び局線La〜Lcでの外
線通話の送受信処理を行うコードレス送受信処理部16
aと、着信呼び出し音を発生するための吹鳴音発生回路
16bと、着信呼び出しの吹鳴音レベルを設定するため
の着信吹鳴音設定スイッチ(SW)16cと、スピーカ
16dとを有している。
【0014】次に、この第1の実施例における動作につ
いて説明する。コードレス子機16の使用者が、このコ
ードレス子機16を会議室、事務室、食堂に移動して使
用する。この際、会議室、事務室、食堂にそれぞれ移動
した都度、この移動場所すなわち、会議室、事務室、食
堂を交換機11を通じて位置管理部13に記憶して登録
する。この登録はコードレス子機16の使用者が図示し
ないダイヤルキーなどを操作し、コードレス送受信処理
部16aから無線回線を通じて送信すると、この送信電
波は会議室、事務室、食堂のそれぞれに配置された無線
接続装置15a〜15cで個別に受信される。この無線
接続装置15a〜15cからのそれぞれの受信信号を交
換機11が識別し、コードレス子機16の現在の移動場
所(会議室、事務室、食堂)を位置管理部13に記憶し
て登録する。この登録とともに、位置登録の際の通信を
行った無線接続装置15a〜15cの環境情報、すなわ
ちコードレス子機16の使用場所の環境を設置状況記憶
部12から読み出して位置管理部13に記憶する。この
環境情報は予め、コードレス子機16の使用者が移動す
る範囲、すなわち会議室、事務室、食堂におけるコード
レス子機16の使用場所の環境を考慮した情報である。
例えば会議室ではコードレス子機16に対する着信呼び
出しの吹鳴音レベルを低くし、また事務室では、コード
レス子機16に対する着信呼び出しの吹鳴音レベルを中
程度に設定するとともに、食堂では着信呼び出しの吹鳴
音レベルを最大に設定するものである。
いて説明する。コードレス子機16の使用者が、このコ
ードレス子機16を会議室、事務室、食堂に移動して使
用する。この際、会議室、事務室、食堂にそれぞれ移動
した都度、この移動場所すなわち、会議室、事務室、食
堂を交換機11を通じて位置管理部13に記憶して登録
する。この登録はコードレス子機16の使用者が図示し
ないダイヤルキーなどを操作し、コードレス送受信処理
部16aから無線回線を通じて送信すると、この送信電
波は会議室、事務室、食堂のそれぞれに配置された無線
接続装置15a〜15cで個別に受信される。この無線
接続装置15a〜15cからのそれぞれの受信信号を交
換機11が識別し、コードレス子機16の現在の移動場
所(会議室、事務室、食堂)を位置管理部13に記憶し
て登録する。この登録とともに、位置登録の際の通信を
行った無線接続装置15a〜15cの環境情報、すなわ
ちコードレス子機16の使用場所の環境を設置状況記憶
部12から読み出して位置管理部13に記憶する。この
環境情報は予め、コードレス子機16の使用者が移動す
る範囲、すなわち会議室、事務室、食堂におけるコード
レス子機16の使用場所の環境を考慮した情報である。
例えば会議室ではコードレス子機16に対する着信呼び
出しの吹鳴音レベルを低くし、また事務室では、コード
レス子機16に対する着信呼び出しの吹鳴音レベルを中
程度に設定するとともに、食堂では着信呼び出しの吹鳴
音レベルを最大に設定するものである。
【0015】この登録の後、例えばコードレス子機16
を会議室に移動し、この会議室での使用をコードレス子
機16の使用者が交換機11を通じて位置管理部13に
記憶して登録する。この登録とともに、位置登録の際の
通信を行った無線接続装置15a、すなわち会議室の環
境情報を設置状況記憶部12から読み出して位置管理部
13に記憶する。この後のコードレス子機16に対する
着信呼び出しを行う際に、吹鳴音レベルを低く設定させ
るための情報を同時に送信する。例えばコードレス子機
16が、食堂で登録設定が行われ、その食堂から会議室
に移動した場合は、会議室でコードレス子機16を使用
する際の環境情報を設置状況記憶部12から読み出して
位置管理部13に記憶する。コードレス子機16が着信
呼び出し音の吹鳴を行う際に、記憶した会議室の環境情
報に基づいて、その着信呼び出しの吹鳴音レベルを低下
させる情報を着信呼び出しとともに、無線接続装置15
a、無線回線を通じてコードレス子機16に送信する。
コードレス子機16は、現在の着信呼び出しの吹鳴音レ
ベルが、着信吹鳴音設定スイッチ16cによって、高く
設定されている場合は、その着信呼び出しの吹鳴音レベ
ルを低下させるように、コードレス送受信処理部16a
が吹鳴音発生回路16bを駆動して、スピーカ16dか
ら吹鳴させる。
を会議室に移動し、この会議室での使用をコードレス子
機16の使用者が交換機11を通じて位置管理部13に
記憶して登録する。この登録とともに、位置登録の際の
通信を行った無線接続装置15a、すなわち会議室の環
境情報を設置状況記憶部12から読み出して位置管理部
13に記憶する。この後のコードレス子機16に対する
着信呼び出しを行う際に、吹鳴音レベルを低く設定させ
るための情報を同時に送信する。例えばコードレス子機
16が、食堂で登録設定が行われ、その食堂から会議室
に移動した場合は、会議室でコードレス子機16を使用
する際の環境情報を設置状況記憶部12から読み出して
位置管理部13に記憶する。コードレス子機16が着信
呼び出し音の吹鳴を行う際に、記憶した会議室の環境情
報に基づいて、その着信呼び出しの吹鳴音レベルを低下
させる情報を着信呼び出しとともに、無線接続装置15
a、無線回線を通じてコードレス子機16に送信する。
コードレス子機16は、現在の着信呼び出しの吹鳴音レ
ベルが、着信吹鳴音設定スイッチ16cによって、高く
設定されている場合は、その着信呼び出しの吹鳴音レベ
ルを低下させるように、コードレス送受信処理部16a
が吹鳴音発生回路16bを駆動して、スピーカ16dか
ら吹鳴させる。
【0016】このように、この第1の実施例ではコード
レス子機16を会議室、事務室、食堂間で移動し、その
移動場合での位置登録によって、自動的に交換機11か
ら指示され、コードレス子機16の移動場所における環
境に最適な着信呼び出し音レベルで吹鳴できる。
レス子機16を会議室、事務室、食堂間で移動し、その
移動場合での位置登録によって、自動的に交換機11か
ら指示され、コードレス子機16の移動場所における環
境に最適な着信呼び出し音レベルで吹鳴できる。
【0017】次に第2の実施例について説明する。この
第2の実施例では、交換機11の信号処理規模が増大せ
ず、多用な処理が追加できるようにしている。図2は第
2の実施例における構成を示すブロック図である。図2
において、このマルチゾーンコードレス電話装置は第1
の実施例と同様に局線La,Lb,Lcが接続される交
換機11、位置管理部13、会議室に配置される無線接
続装置15a、事務室に配置される無線接続装置15
b、食堂に配置される無線接続装置15c、複数のコー
ドレス子機16が設けられている。コードレス子機16
も同様に、コードレス送受信処理部16a、着信吹鳴音
設定スイッチ(SW)16c、吹鳴音発生回路16b、
スピーカ16dが設けられている。また無線接続装置1
5a〜15cにはそれぞれ、自己無線接続装置15a〜
15cの設置状態を記憶するための設置状態記憶部21
a,21b,21cが設けられている。
第2の実施例では、交換機11の信号処理規模が増大せ
ず、多用な処理が追加できるようにしている。図2は第
2の実施例における構成を示すブロック図である。図2
において、このマルチゾーンコードレス電話装置は第1
の実施例と同様に局線La,Lb,Lcが接続される交
換機11、位置管理部13、会議室に配置される無線接
続装置15a、事務室に配置される無線接続装置15
b、食堂に配置される無線接続装置15c、複数のコー
ドレス子機16が設けられている。コードレス子機16
も同様に、コードレス送受信処理部16a、着信吹鳴音
設定スイッチ(SW)16c、吹鳴音発生回路16b、
スピーカ16dが設けられている。また無線接続装置1
5a〜15cにはそれぞれ、自己無線接続装置15a〜
15cの設置状態を記憶するための設置状態記憶部21
a,21b,21cが設けられている。
【0018】次に、この第2の実施例の動作について説
明する。コードレス子機16の使用者が、このコードレ
ス子機16を会議室、事務室、食堂に移動して使用し、
この際、会議室、事務室、食堂にそれぞれ移動した都
度、この移動場所(会議室、事務室、食堂)を交換機1
1を通じて位置管理部13に記憶して登録する。この登
録はコードレス子機16の使用者が図示しないダイヤル
キーなどを操作し、コードレス送受信処理部16aから
無線回線を通じて送信すると、この送信電波は、会議
室、事務室、食堂のそれぞれに配置された無線接続装置
15a〜15cで個別に受信される。この無線接続装置
15a〜15cからの、それぞれの受信信号を交換機1
1が識別し、コードレス子機16の現在の移動場所(会
議室、事務室、食堂)を位置管理部13に記憶して登録
する。また設置状態記憶部21a〜21cには、配置さ
れるコードレス子機16の使用場所の環境に対応した着
信呼び出しの吹鳴音レベルに予め設定される。すなわち
会議室、事務室、食堂でコードレス子機16を使用する
際の、それぞれの着信呼び出しの吹鳴音レベル情報が設
定される。
明する。コードレス子機16の使用者が、このコードレ
ス子機16を会議室、事務室、食堂に移動して使用し、
この際、会議室、事務室、食堂にそれぞれ移動した都
度、この移動場所(会議室、事務室、食堂)を交換機1
1を通じて位置管理部13に記憶して登録する。この登
録はコードレス子機16の使用者が図示しないダイヤル
キーなどを操作し、コードレス送受信処理部16aから
無線回線を通じて送信すると、この送信電波は、会議
室、事務室、食堂のそれぞれに配置された無線接続装置
15a〜15cで個別に受信される。この無線接続装置
15a〜15cからの、それぞれの受信信号を交換機1
1が識別し、コードレス子機16の現在の移動場所(会
議室、事務室、食堂)を位置管理部13に記憶して登録
する。また設置状態記憶部21a〜21cには、配置さ
れるコードレス子機16の使用場所の環境に対応した着
信呼び出しの吹鳴音レベルに予め設定される。すなわち
会議室、事務室、食堂でコードレス子機16を使用する
際の、それぞれの着信呼び出しの吹鳴音レベル情報が設
定される。
【0019】ここでコードレス子機16に対し着信があ
る場合には、交換機11は無線接続装置15aに対し
て、コードレス子機16に着信呼び出しを、無線回線を
通じて行うように制御する。この交換機11からの制御
によって無線接続装置15aは、自己無線接続装置15
aが配置される環境、すなわち会議室における低い着信
呼び出しの吹鳴音レベルの情報を設置状態記憶部21a
から読み出す。この読み出した着信呼び出しの吹鳴音レ
ベルの情報を、無線接続装置15aが交換機11からの
着信呼び出し信号に付加し、その電波を無線回線を通じ
てコードレス子機16に送信する。
る場合には、交換機11は無線接続装置15aに対し
て、コードレス子機16に着信呼び出しを、無線回線を
通じて行うように制御する。この交換機11からの制御
によって無線接続装置15aは、自己無線接続装置15
aが配置される環境、すなわち会議室における低い着信
呼び出しの吹鳴音レベルの情報を設置状態記憶部21a
から読み出す。この読み出した着信呼び出しの吹鳴音レ
ベルの情報を、無線接続装置15aが交換機11からの
着信呼び出し信号に付加し、その電波を無線回線を通じ
てコードレス子機16に送信する。
【0020】この電波を受信したコードレス子機16で
は、コードレス送受信処理部16aが、現在着信吹鳴音
設定スイッチ16cで設定されている着信呼び出しの吹
鳴音レベルを、受信した着信呼び出しの吹鳴音レベルに
変更する処理を行う。この変更した着信呼び出しの吹鳴
音レベルで吹鳴音発生回路16bを駆動し、その着信呼
び出し音がスピーカ16dから吹鳴する。この場合、現
在のコードレス子機16が会議室で使用されていること
から、その着信呼び出し音は低いレベルで吹鳴する。同
様に処理されてコードレス子機16が、例えば事務室で
使用される際には、コードレス子機16に対する着信呼
び出し音は中程度のレベルで吹鳴し、また食堂では着信
呼び出し音は最大レベルで吹鳴することになる。
は、コードレス送受信処理部16aが、現在着信吹鳴音
設定スイッチ16cで設定されている着信呼び出しの吹
鳴音レベルを、受信した着信呼び出しの吹鳴音レベルに
変更する処理を行う。この変更した着信呼び出しの吹鳴
音レベルで吹鳴音発生回路16bを駆動し、その着信呼
び出し音がスピーカ16dから吹鳴する。この場合、現
在のコードレス子機16が会議室で使用されていること
から、その着信呼び出し音は低いレベルで吹鳴する。同
様に処理されてコードレス子機16が、例えば事務室で
使用される際には、コードレス子機16に対する着信呼
び出し音は中程度のレベルで吹鳴し、また食堂では着信
呼び出し音は最大レベルで吹鳴することになる。
【0021】このように、この第2の実施例でもコード
レス子機16をコードレス子機16を会議室、事務室、
食堂間で移動し、その移動場合での位置登録によって、
自動的に交換機11から自己無線接続装置15a〜15
c、設置状態記憶部21a〜21cに指示され、コード
レス子機16の移動場所の環境に最適な着信呼び出し音
のレベルで吹鳴できる。この場合、交換機11には位置
管理部13のみが接続されており、第1の実施例に比較
して、交換機11の信号処理規模が増大せず、多用な処
理が追加できることになる。
レス子機16をコードレス子機16を会議室、事務室、
食堂間で移動し、その移動場合での位置登録によって、
自動的に交換機11から自己無線接続装置15a〜15
c、設置状態記憶部21a〜21cに指示され、コード
レス子機16の移動場所の環境に最適な着信呼び出し音
のレベルで吹鳴できる。この場合、交換機11には位置
管理部13のみが接続されており、第1の実施例に比較
して、交換機11の信号処理規模が増大せず、多用な処
理が追加できることになる。
【0022】次に第3の実施例について説明する。この
第3の実施例ではコードレス子機16の着信呼び出し音
質が個々に相違して、その呼び出しのコードレス子機1
6が容易に判明できるようにしている。図3は第3の実
施例における構成を示すブロック図である。図3におい
て、このマルチゾーンコードレス電話装置は第1の実施
例と同様に局線La,Lb,Lcが接続される交換機1
1、設置状態記憶部12、位置管理部13、会議室に配
置される無線接続装置15a、事務室に配置される無線
接続装置15b、食堂に配置される無線接続装置15
c、複数のコードレス子機16が設けられている。コー
ドレス子機16も同様に、コードレス送受信処理部16
a、着信吹鳴音設定スイッチ(SW)16c、吹鳴音発
生回路16b、スピーカ16dが設けられている。また
このマルチゾーンコードレス電話装置には、個々のコー
ドレス子機16の着信呼び出しを行う際に、その吹鳴音
質を変更できるように個々のコードレス子機16に対す
る音質データを記憶する着信音データ記憶部29が設け
られている。
第3の実施例ではコードレス子機16の着信呼び出し音
質が個々に相違して、その呼び出しのコードレス子機1
6が容易に判明できるようにしている。図3は第3の実
施例における構成を示すブロック図である。図3におい
て、このマルチゾーンコードレス電話装置は第1の実施
例と同様に局線La,Lb,Lcが接続される交換機1
1、設置状態記憶部12、位置管理部13、会議室に配
置される無線接続装置15a、事務室に配置される無線
接続装置15b、食堂に配置される無線接続装置15
c、複数のコードレス子機16が設けられている。コー
ドレス子機16も同様に、コードレス送受信処理部16
a、着信吹鳴音設定スイッチ(SW)16c、吹鳴音発
生回路16b、スピーカ16dが設けられている。また
このマルチゾーンコードレス電話装置には、個々のコー
ドレス子機16の着信呼び出しを行う際に、その吹鳴音
質を変更できるように個々のコードレス子機16に対す
る音質データを記憶する着信音データ記憶部29が設け
られている。
【0023】次に、この第3の実施例の動作について説
明する。この第3の実施例の動作では、第1の実施例と
同様にコードレス子機16を会議室、事務室、食堂に移
動して使用する際の個々の場所に対応した環境情報を登
録している。すなわち会議室で使用する場合はコードレ
ス子機16に対する着信呼び出しの吹鳴音レベルを低く
設定し、また事務室では、コードレス子機16に対する
着信呼び出しの吹鳴音レベルを中程度に設定するととも
に、食堂では着信呼び出しの吹鳴音レベルを最大に設定
している。さらに、この第3の実施例では、個々のコー
ドレス子機16の着信呼び出しを行う際に、その吹鳴音
質を変更している。
明する。この第3の実施例の動作では、第1の実施例と
同様にコードレス子機16を会議室、事務室、食堂に移
動して使用する際の個々の場所に対応した環境情報を登
録している。すなわち会議室で使用する場合はコードレ
ス子機16に対する着信呼び出しの吹鳴音レベルを低く
設定し、また事務室では、コードレス子機16に対する
着信呼び出しの吹鳴音レベルを中程度に設定するととも
に、食堂では着信呼び出しの吹鳴音レベルを最大に設定
している。さらに、この第3の実施例では、個々のコー
ドレス子機16の着信呼び出しを行う際に、その吹鳴音
質を変更している。
【0024】この登録の後、例えばコードレス子機16
を会議室に移動し、この会議室での使用をコードレス子
機16の使用者が交換機11を通じて位置管理部13に
記憶して登録する。この登録とともに、位置登録の際の
通信を行った無線接続装置15aが設置された会議室の
環境情報を、設置状況記憶部12から読み出して位置管
理部13に記憶する。さらにコードレス子機16に対す
る着信呼び出しを行う際に吹鳴音レベルを低く設定させ
るための情報を同時に送信する。例えばコードレス子機
16から食堂での使用の設定登録が行われ、この後食堂
から会議室に移動して使用の設定登録が行われた場合
は、会議室の使用環境の情報を設置状況記憶部12から
読み出して位置管理部13に記憶する。この会議室の環
境情報に基づいてコードレス子機16が着信呼び出し音
の吹鳴を行う際に、その着信呼び出しの吹鳴音レベルを
低下させる情報に基づいて着信呼び出しを行う。この呼
び出しとともに、着信音データ記憶部29からコードレ
ス子機16に対して設定されている着信呼び出し音質の
データを読み出して、無線接続装置15a、無線回線を
通じてコードレス子機16に送信する。コードレス子機
16は、現在の着信呼び出しの吹鳴音レベルが、着信吹
鳴音設定スイッチ16cによって、高く設定されている
場合は、その着信呼び出しの吹鳴音レベルを低下させる
ように、コードレス送受信処理部16aが吹鳴音発生回
路16bを駆動して、スピーカ16dから吹鳴させる。
この吹鳴はコードレス子機16の固有の着信呼び出し音
質であり、複数のコードレス子機16を同一場所で使用
した際の着信呼び出し音質が相違するため、その呼び出
しのコードレス子機16が容易に判明することになる。
を会議室に移動し、この会議室での使用をコードレス子
機16の使用者が交換機11を通じて位置管理部13に
記憶して登録する。この登録とともに、位置登録の際の
通信を行った無線接続装置15aが設置された会議室の
環境情報を、設置状況記憶部12から読み出して位置管
理部13に記憶する。さらにコードレス子機16に対す
る着信呼び出しを行う際に吹鳴音レベルを低く設定させ
るための情報を同時に送信する。例えばコードレス子機
16から食堂での使用の設定登録が行われ、この後食堂
から会議室に移動して使用の設定登録が行われた場合
は、会議室の使用環境の情報を設置状況記憶部12から
読み出して位置管理部13に記憶する。この会議室の環
境情報に基づいてコードレス子機16が着信呼び出し音
の吹鳴を行う際に、その着信呼び出しの吹鳴音レベルを
低下させる情報に基づいて着信呼び出しを行う。この呼
び出しとともに、着信音データ記憶部29からコードレ
ス子機16に対して設定されている着信呼び出し音質の
データを読み出して、無線接続装置15a、無線回線を
通じてコードレス子機16に送信する。コードレス子機
16は、現在の着信呼び出しの吹鳴音レベルが、着信吹
鳴音設定スイッチ16cによって、高く設定されている
場合は、その着信呼び出しの吹鳴音レベルを低下させる
ように、コードレス送受信処理部16aが吹鳴音発生回
路16bを駆動して、スピーカ16dから吹鳴させる。
この吹鳴はコードレス子機16の固有の着信呼び出し音
質であり、複数のコードレス子機16を同一場所で使用
した際の着信呼び出し音質が相違するため、その呼び出
しのコードレス子機16が容易に判明することになる。
【0025】このように、この第3の実施例でもコード
レス子機16を会議室、事務室、食堂間で移動し、その
移動場合での位置登録によって、自動的に交換機11か
ら自己無線接続装置15a〜15c、設置状態記憶部2
1a〜21cに指示して、コードレス子機16の、その
移動場所の環境に最適な着信呼び出し音のレベルで吹鳴
できるとともに、コードレス子機16を同一場所で使用
した際の着信呼び出し音質が相違するため、その呼び出
しのコードレス子機16が容易に判明することになる。
レス子機16を会議室、事務室、食堂間で移動し、その
移動場合での位置登録によって、自動的に交換機11か
ら自己無線接続装置15a〜15c、設置状態記憶部2
1a〜21cに指示して、コードレス子機16の、その
移動場所の環境に最適な着信呼び出し音のレベルで吹鳴
できるとともに、コードレス子機16を同一場所で使用
した際の着信呼び出し音質が相違するため、その呼び出
しのコードレス子機16が容易に判明することになる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のマルチゾーンコードレス電話装置は、コードレス子機
の移動ともに登録したコードレス子機の現在の移動場所
における着信呼び出しの吹鳴音レベル及び個々のコード
レス子機の吹鳴音質を決定した着信呼び出し音レベル情
報に基づいて、コードレス子機が着信呼び出し音レベル
及び音質で吹鳴するため、コードレス子機を移動して使
用する際に、使用者が着信呼び出しの吹鳴音レベルを再
設定することなく、コードレス子機の使用場所の環境に
適切に対応した着信呼び出し音レベルとともに、個々の
コードレス子機が異なる音質で自動的に吹鳴できるとい
う効果を有する。
のマルチゾーンコードレス電話装置は、コードレス子機
の移動ともに登録したコードレス子機の現在の移動場所
における着信呼び出しの吹鳴音レベル及び個々のコード
レス子機の吹鳴音質を決定した着信呼び出し音レベル情
報に基づいて、コードレス子機が着信呼び出し音レベル
及び音質で吹鳴するため、コードレス子機を移動して使
用する際に、使用者が着信呼び出しの吹鳴音レベルを再
設定することなく、コードレス子機の使用場所の環境に
適切に対応した着信呼び出し音レベルとともに、個々の
コードレス子機が異なる音質で自動的に吹鳴できるとい
う効果を有する。
【図1】本発明のマルチゾーンコードレス電話装置の第
1の実施例における構成を示すブロック図
1の実施例における構成を示すブロック図
【図2】第2の実施例における構成を示すブロック図
【図3】第3の実施例における構成を示すブロック図
【図4】従来のマルチゾーンコードレス電話装置の構成
を示すブロック図
を示すブロック図
11 交換機 12,21 設置状態記憶部 13 位置管理部 14 有線電話機 15 無線接続装置 16 コードレス子機 16a コードレス送受信処理部 16b 吹鳴音発生回路 16c 着信吹鳴音設定スイッチ 16d スピーカ 29 着信音データ記憶部
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の無線接続手段と、この無線接続手
段からの無線回線を通じて受信した着信呼び出し音レベ
ル情報に基づいたレベルで吹鳴するコードレス子機と、
上記無線接続手段と無線回線で接続される上記コードレ
ス子機の移動場所における着信呼び出しの吹鳴音レベル
の情報を予め記憶する設置状態記憶手段と、上記コード
レス子機が移動した際に自己位置の登録を行う送信電波
を受信した上記無線接続手段からの受信信号に基づい
て、上記コードレス子機の現在の移動場所を記憶する位
置管理登録手段と、上記無線接続手段、設置状態記憶手
段、位置管理登録手段と接続されるとともに、上記コー
ドレス子機へ着信呼び出しを行う際に、上記記憶したコ
ードレス子機の現在の移動場所における上記着信呼び出
しの吹鳴音レベルを決定した上記着信呼び出し音レベル
情報を上記無線接続手段から送信する制御を行う交換機
とを備えるマルチゾーンコードレス電話装置。 - 【請求項2】 複数の無線接続手段と、上記無線接続手
段からの無線回線を通じて受信した着信呼び出し音レベ
ル情報に基づいたレベルで吹鳴するコードレス子機と、
上記複数の無線接続手段とそれぞれ接続され、上記コー
ドレス子機の移動場所における着信呼び出しの吹鳴音レ
ベルの情報を予め記憶する複数の設置状態記憶手段と、
上記コードレス子機が移動した際に自己位置の登録を行
う送信電波を受信した上記無線接続手段からの受信信号
に基づいて、上記コードレス子機の現在の移動場所を記
憶する位置管理登録手段と、上記無線接続手段、位置管
理登録手段と接続されるとともに、上記コードレス子機
へ着信呼び出しを行う際に、上記記憶したコードレス子
機の現在の移動場所における上記着信呼び出しの吹鳴音
レベルを決定した上記着信呼び出し音レベル情報を上記
無線接続手段から送信する制御を行う交換機とを備える
マルチゾーンコードレス電話装置。 - 【請求項3】 複数の無線接続手段と、上記無線接続手
段からの無線回線を通じて受信した着信呼び出し音レベ
ル情報に基づいたレベル及び音質で吹鳴する複数のコー
ドレス子機と、上記無線接続手段と無線回線で接続され
る上記コードレス子機の移動場所における着信呼び出し
の吹鳴音レベルの情報を予め記憶する設置状態記憶手段
と、上記複数のコードレス子機のそれぞれが異なる着信
呼び出し音質で吹鳴するための情報を記憶する着信音情
報記憶手段と、上記コードレス子機が移動した際に自己
位置の登録を行う送信電波を受信した上記無線接続手段
からの受信信号に基づいて、上記コードレス子機の現在
の移動場所を記憶する位置管理登録手段と、上記無線接
続手段、設置状態記憶手段、位置管理登録手段、着信音
情報記憶手段と接続されるとともに、上記コードレス子
機へ着信呼び出しを行う際に、上記記憶したコードレス
子機の現在の移動場所における上記着信呼び出しの吹鳴
音レベル、及び着信呼び出し音を決定した上記着信呼び
出し音レベル情報を上記無線接続手段から送信する制御
を行う交換機とを備えるマルチゾーンコードレス電話装
置。 - 【請求項4】 コードレス子機は 無線接続手段からの
無線回線を通じて受信した着信呼び出し音レベル情報に
基づいたレベル及び音質で吹鳴するための着信吹鳴音設
定手段を備えることを特徴とする請求項1,2又は3記
載のマルチゾーンコードレス電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5223244A JPH0779482A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | マルチゾーンコードレス電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5223244A JPH0779482A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | マルチゾーンコードレス電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0779482A true JPH0779482A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16795060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5223244A Pending JPH0779482A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | マルチゾーンコードレス電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0779482A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000014985A1 (es) * | 1998-09-02 | 2000-03-16 | Pousada Carballo Jose Maria | Sistema de localizacion e identificacion de terminales moviles en recintos cerrados |
-
1993
- 1993-09-08 JP JP5223244A patent/JPH0779482A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000014985A1 (es) * | 1998-09-02 | 2000-03-16 | Pousada Carballo Jose Maria | Sistema de localizacion e identificacion de terminales moviles en recintos cerrados |
ES2143431A1 (es) * | 1998-09-02 | 2000-05-01 | Carballo Jose Maria Pousada | Sistema de localizacion e identificacion de terminales moviles en recintos cerrados. |
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