JP2001069574A - 移動機端末の発着信規制装置及び移動機端末の発着信規制方法 - Google Patents

移動機端末の発着信規制装置及び移動機端末の発着信規制方法

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JP2001069574A
JP2001069574A JP24614199A JP24614199A JP2001069574A JP 2001069574 A JP2001069574 A JP 2001069574A JP 24614199 A JP24614199 A JP 24614199A JP 24614199 A JP24614199 A JP 24614199A JP 2001069574 A JP2001069574 A JP 2001069574A
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external noise
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JP24614199A
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Kenji Shidara
堅次 設楽
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NEC Mobile Communications Ltd
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NEC Mobile Communications Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動機端末において発着信規制を行うことが
できる移動機端末の発着信規制装置を提供する。 【解決手段】 事前にメモリ部6に検出した着信規制地
域及び準着信規制地域での雑音に対する複数のパターン
情報を記憶しておき、外部雑音検出部7により検出した
外部雑音が、メモリ部6に記憶した着信規制地域の雑音
パターンと一致したしたことを制御部4の比較により検
出した際には、移動機端末が着信規制地域に在圏すると
判断し、電源回路8から供給される電源をオフにして通
話制御を行う。従って、携帯者が移動機端末の電源を着
信規制地域でオフに切り替えるのを忘れたとしても、外
部からの着信、及び発信の規制を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所在位置に応じた
無線基地局を介して相手端末と通信する移動機端末の発
着信規制装置、及び前記移動機端末の発着信規制方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信システム、例えば、セルラー
電話システムは、図3に示されるように、公衆回線網に
接続された移動交換局22と、複数の無線基地局21
と、移動機端末20とにより構成される。移動交換局2
2には、この移動交換局22の管理する無線基地局21
に関する情報を管理するホームメモリ部23と、無線基
地局を管理し、回線の制限や、移動体通信システムが正
しく動作するか否かを試すための試験信号を発生させる
保守端末部24とを有する。
【0003】次に、図4を参照しながら、移動通信シス
テムにおける呼接続方法について説明する。図4におい
て、移動機端末20がある無線基地局21Aのサービス
エリア内に位置しており、今、公衆回線網を介して、移
動交換局22に移動機端末の呼び出し(着信)指示があ
ったものとする。この時、移動交換局22は、登録され
ている複数の無線基地局21に対して、移動機端末20
の呼び出しを指示する。
【0004】今、無線基地局21Aも移動機端末20の
呼び出しを指示されたものとすると、無線基地局21A
は、移動機端末20の呼び出しメッセージを無線基地局
21Aのサービスエリア内に送信する。無線基地局21
Aのサービスエリア内にいる移動機端末20は、無線基
地局21Aの呼び出しメッセージに応じて受信確認メッ
セージを無線基地局21Aに送信し、呼び出し音を鳴ら
してユーザに着信があることを知らせ、ユーザが着信に
応じると、着信受け入れのメッセージを無線基地局21
Aに送信する。これを無線基地局21Aが受信すると、
回線接続を移動機交換局22に連絡・指示し、移動機端
末は、割り当てチャネルやタイミング等を示す回線接続
指示メッセージを送出する。これにより、移動機端末2
0は、無線基地局21A及び移動機交換局22を介し
て、通信回線を確立し、公衆回線上の電話と通信するこ
とができる。
【0005】また、図4において、移動機端末20を所
有するユーザが、無線基地局21Aへ呼び出し先の電話
番号を含む発信要求メッセージを送信すると、無線基地
局21Aは、そのメッセージの受信確認及びチャネル割
り当てやタイミング等を移動機端末20へ送信すると共
に、移動機交換局22へ発信要求メッセージを引き渡
す。移動機交換局22は、呼び出し先の呼び出し動作を
開始し、無線基地局21Aを介して移動機端末20と呼
び出し先との通信回線を確立する。呼び出し先ユーザが
呼び出しに応じると、移動機交換局22は、無線基地局
21Aを介して移動機端末20へ回線接続を指示し、通
話を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な移動通信システムにおいては、移動機端末への着信
は、移動機端末がどのような場所にいようとも、物理的
に通信が可能であれば必ず行われるようになっている。
したがって、病院、図書館、映画館等の着信規制地域、
また、バス、電車等の車内、レストランなどの準規制地
域においても通信は可能であり、特に病院等において通
話を行った場合の、ペースメーカを付けた患者への影響
が懸念されている。この場合、うっかり通話モードの設
定の変更をしなかったでは済まされない問題が起きる可
能性がある。また、図書館や電車の車内において、通話
モードの設定を変更しておかないと、周囲の人に迷惑を
かけることになる。
【0007】このような不具合を防止するために、図3
に示された移動通信システムでは、移動交換局22に備
えられた保守端末24により、着信規制地域、準着信規
制地域にある無線基地局21に対して、発信規制信号を
送出し、移動機への着信を規制している。また、無線基
地局の周辺に、妨害波を出力する装置を配置して、基地
局への着信を規制する方法も提案されている。
【0008】しかしながら、発信規制信号により通話を
規制する方法は、着信規制地域外においても通話ができ
ない可能性がある。また、妨害波を出力する装置を配置
する方法は、この妨害波の他の地域への影響が懸念され
ている。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、移動機端末において発着信規制を行うことができ
る移動機端末の発着信規制装置及びその発着信規制方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の移動機端末の発着信規制装置は、所在位置
に応じた無線基地局を介して相手端末と通信する移動機
端末の発着信規制装置であって、着信規制地域及び準着
信規制地域における雑音パターンを記憶した記憶手段
と、外部雑音を検出する外部雑音検出手段と、外部雑音
検出手段により検出した雑音と記憶手段に記憶された雑
音パターンとを比較し、雑音パターンと一致した外部雑
音を検出した際に、所定の動作を行うように移動機端末
を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、制御手段は、記憶手段に記憶された雑音パ
ターンと一致した外部雑音を検出した際に、移動機端末
の電源をオフに切り替える制御を行うことを特徴とす
る。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、制御手段は、記憶手段に記憶された雑音パ
ターンと一致した外部雑音を検出した際に、移動機端末
の着信時の動作設定を、移動機端末を振動させる振動モ
ード、または留守番電話モードに切り替えることを特徴
とする。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、移動機端末は、表示手段を有し、制御手段
は、記憶手段に記憶された雑音パターンと一致した外部
雑音を検出した際に、表示手段に所定の表示を表示させ
るよう制御することを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1又は4記
載の発明において、制御手段は、雑音パターンと一致し
た外部雑音を検出した際に、移動機端末を振動させ、携
帯者に外部雑音の一致を検出したことを通知することを
特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項4又は5記
載の発明において、移動機端末は、時間を計時する計時
手段と、携帯者からの操作設定を入力する操作入力手段
とを有し、制御手段は、計時手段により、表示手段に表
示した所定の表示の表示時間、及び/または移動機端末
の振動時間を計時し、所定の時間を経過しても操作入力
手段からの所定の操作入力がなかった場合に、移動機端
末の電源をオフに切り替える制御を行うことを特徴とす
る。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項4又は5記
載の発明において、移動機端末は、時間を計時する計時
手段と、携帯者からの操作設定を入力する操作入力手段
とを有し、制御手段は、計時手段により、表示手段に表
示した所定の表示の表示時間、及び/または移動機端末
の振動時間を計時し、所定の時間を経過しても操作入力
手段からの所定の操作入力がなかった場合に、移動機端
末の着信時の動作設定を、着信を振動により通知する振
動モード、又は留守番電話モードに変更するように制御
することを特徴とする。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項2又は6記
載の発明において、外部雑音と一致した雑音パターン
は、着信規制地域における雑音パターンとして登録され
たものであることを特徴とする。
【0018】請求項9記載の発明は、請求項3又は7記
載の発明において、外部雑音と一致した雑音パターン
は、準着信規制地域における雑音パターンとして登録さ
れたものであることを特徴とする。
【0019】請求項10記載の発明は、請求項1から9
の何れかに記載の発明において、記憶手段に登録された
雑音パターンは、外部雑音検出手段により検出した、着
信規制地域又は準着信規制地域の雑音を、制御手段によ
りパターン化して、着信規制地域、準着信規制地域毎に
記憶したものであることを特徴とする。
【0020】請求項11記載の発明の移動機端末の発着
信規制方法は、所在位置に応じた無線基地局を介して相
手端末と通信する移動機端末の発着信規制方法であっ
て、着信規制地域又は準着信規制地域の雑音を検出して
パターン化し、着信規制地域、準着信規制地域毎に記憶
手段に記憶する記憶工程と、外部雑音を検出する外部雑
音検出工程と、外部雑音検出工程により検出された外部
雑音を、記憶手段に記憶された着信規制地域及び準着信
規制地域における雑音パターンと比較する比較工程と、
比較工程により雑音パターンと一致した外部雑音を検出
した際に、所定の動作を行うように移動機端末を制御す
る制御工程とを有することを特徴とする。
【0021】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の発明において、制御工程は、記憶手段に記憶された雑
音パターンと一致した外部雑音を検出した際に、移動機
端末の電源をオフに切り替える工程であることを特徴と
する。
【0022】請求項13記載の発明は、請求項11記載
の発明において、制御工程は、記憶手段に記憶された雑
音パターンと一致した外部雑音を検出した際に、移動機
端末の着信時の動作設定を、移動機端末を振動させる振
動モード、または留守番電話モードに切り替える工程で
あることを特徴とする。
【0023】請求項14記載の発明は、請求項11記載
の発明において、制御工程は、記憶手段に記憶された雑
音パターンと一致した外部雑音を検出した際に、表示手
段に所定の表示を表示させる工程であることを特徴とす
る。
【0024】請求項11記載の発明は、請求項11又は
14記載の発明において、制御工程は、雑音パターンと
一致した外部雑音を検出した際に、移動機端末を振動さ
せ、携帯者に外部雑音の一致を検出したことを通知する
工程であることを特徴とする。
【0025】請求項16記載の発明は、請求項14又は
15記載の発明において、制御工程は、表示手段に表示
した所定の表示の表示時間、及び/または移動機端末の
振動時間を計時し、所定の時間を経過しても操作入力手
段からの所定の操作入力がなかった場合に、移動機端末
の電源をオフに切り替える工程であることを特徴とす
る。
【0026】請求項17記載の発明は、請求項14又は
15記載の発明において、制御工程は、表示手段に表示
した所定の表示の表示時間、及び/または移動機端末の
振動時間を計時し、所定の時間を経過しても操作入力手
段からの所定の操作入力がなかった場合に、移動機端末
の着信時の動作設定を、着信を振動により通知する振動
モード、又は留守番電話モードに変更する工程であるこ
とを特徴とする。
【0027】請求項18記載の発明は、請求項12又は
16記載の発明において、外部雑音と一致した雑音パタ
ーンは、着信規制地域における雑音パターンとして登録
されたものであることを特徴とする。
【0028】請求項19記載の発明は、請求項13又は
17記載の発明において、外部雑音と一致した雑音パタ
ーンは、準着信規制地域における雑音パターンとして登
録されたものであることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照しながら本発
明の移動機端末の発着信規制装置及び移動機端末の発着
信規制方法に係る実施の形態を詳細に説明する。図1及
び図2を参照すると本発明の移動機端末の発着信規制装
置及び移動機端末の発着信規制方法に係る実施の形態が
示されている。
【0030】まず、図1を参照しながら、本発明の移動
機端末の発着信規制装置及びその発着信規制方法に係る
実施の形態を詳細に説明する。図1には、本発明の移動
機端末の着信規制装置及び方法を適用した移動機端末の
構成が示されている。
【0031】図1に示されるように、本実施形態の移動
機端末1は、アンテナ部2と、送受信部3と、制御部4
と、入出力部5と、メモリ部6と、外部雑音検出部7と
を有して構成される。
【0032】アンテナ部2は、無線基地局から送信され
る無線電波を受信する。送受信部3は、アンテナ部2で
受信した受信データを復調して入出力部5に転送、ま
た、入出力部5から送られた送信データ、及び制御部4
から送られた制御信号を変調して、アンテナ部2を介し
て出力する。
【0033】入出力部5は、送受信部3により復調され
た、アナログの受信データをデジタルに変換する。ま
た、制御部4より転送されたデジタルの送信データをア
ナログ形式に変換し、送受信部3に転送する。
【0034】外部雑音検出部7は、病院、図書館、映画
館等の着信規制地域、及びバスや電車の車内、レストラ
ン等の準着信規制地域において、携帯者の操作によりそ
の規制地域の雑音を入力する。
【0035】制御部4は、外部雑音検出部7により検出
され、入出力部5によりデジタル化された外部雑音をパ
ターン化する。メモリ部6は、制御部4によりパターン
化された外部雑音を情報として記憶する。なお、制御部
4から入出力部4に、入出力部5から外部雑音検出部7
に出力される信号は、信号の入力先を制御する制御信号
である。
【0036】また、移動機端末1には、制御部4により
制御される電源回路8、モード制御部9、表示部10等
を有している。
【0037】また、図2には、移動機端末による通話を
可能とするための移動通信システムの構成が示されてい
る。
【0038】公衆回線網に接続された移動交換局12に
は、無線基地局11が接続され、例えば、電話機より所
定の呼び出し番号を入力すると、移動交換局12を介し
て無線基地局より、呼び出し番号に相当する移動機端末
1に呼び出しが成されるようになっている。
【0039】移動交換局12は、その配下にある複数の
無線基地局11を管理するもので、複数の無線基地局か
らの発信信号を公衆回線網、または各無線基地局へ振り
分け接続を実施する。また、公衆回線網又は各無線基地
局からの着信信号を該当する無線基地局に振り分ける。
各無線基地局11は、所定のサービスエリア内に配置さ
れ、サービスエリア内の移動機端末と移動交換局12と
の通信を中継する。これにより、サービスエリア内にお
ける移動機端末間の通信、公衆回線上の電話機との通話
を実現する。
【0040】上記構成の本実施形態は、着信規制地域に
ある移動機端末への着信を規制することを第1の目的と
している。また、着信規制地域及び準着信規制地域にあ
る移動機端末の着信音を鳴らさないように制御すること
を第2の目的としている。病院等の着信規制地域におい
て、移動機端末の携帯者が電源のスイッチを切り忘れる
と、例えば、患者に付けられたペースメーカに対して悪
影響を及ぼす可能性が懸念される。また、バスや電車等
の車内などの準着信規制地域において、移動機端末の着
信モードを鳴音に設定したままであると、周囲の人に迷
惑をかけることになる。
【0041】このような不具合を防止するために、本実
施形態は、着信規制地域、または準着信規制地域におけ
る外部雑音を、外部雑音検出部7で検出し、検出した雑
音を入出力部5でデジタル化し、制御部4でパターン化
してメモリ部6に保存しておく。
【0042】このような処理を数回着信規制地域、及び
準着信規制地域において実施し、着信規制地域、及び準
着信規制地域における雑音パターンをメモリ部6に登録
する。なお、メモリ部6に登録される雑音パターンは、
着信規制地域と準着信規制地域とに分類されて記憶され
ている。
【0043】このような処理を実施した移動機端末は、
移動機端末の電源がオンになっている際には、外部雑音
検出部7により、外部雑音を常時検出する。そして、制
御部4は、検出した外部雑音がメモリ部4に記憶された
着信規制地域の雑音パターンであると認識すると、移動
機端末の電源をオフに切り替える。また、外部雑音検出
部7により検出した雑音が、メモリ部6に記憶された準
着信規制地域における雑音パターンであると認識し、移
動機端末の着信モードが鳴音に設定されていると認識し
た場合、移動機端末の着信モードを鳴音から留守番電話
モードに変更する、移動機端末を振動させ携帯者に通知
するバイブレーションモードに変更する等の処理を行
う。
【0044】また、検出した雑音が、規制地域の雑音パ
ターンと一致した場合に、直ちに電源をオフに切り替え
たり、動作モードを変更したりするのではなく、表示部
10に移動機端末が規制地域にある旨を表示したり、バ
イブレーション機能を用いて携帯者に移動機端末が規制
地域にあることを通知してもよい。そして、所定の時間
を経過しても携帯者からの応答を得ることができなかっ
た場合には、外部雑音が着信規制地域の雑音パターンと
一致している時には、制御部4が電源回路8を制御して
移動機端末1の電源をオフにする。また、外部雑音が準
着信規制地域の雑音パターンと一致した時には、制御部
4が、モード制御部9を制御して移動機端末の動作モー
ドを留守番電話モード、またはバイブレーションモード
に変更する。
【0045】また、もし一致する雑音パターンが検出さ
れなかった場合には、その移動機端末は、着信規制地域
及び準着信規制地域にはないものとして、通常の着信呼
び出しを実施する。
【0046】また、上述した第2の目的である、着信規
制地域及び準着信規制地域にある移動機端末の着信音を
鳴らさないように制御するためには、着信があった際
に、外部雑音検出部7で、外部雑音を検出し、制御部4
で、メモリ部に記憶された雑音パターンとの比較を行え
ばよい。そして、検出した外部雑音とメモリ部6に記憶
された雑音パターンとが一致した場合に、その移動機端
末1は、着信規制地域または準着信規制地域に在圏する
と判断して着信の呼び出しを行わず、モード制御部9に
より移動機端末の動作モードを留守番電話モードやバブ
レーションモードに変更する。また、表示部10に、着
信規制地域又は準着信規制地域にある旨を表示する。こ
の動作により、 携帯者が着信規制地域又は準着信規制地
域に入った際に、移動機端末の動作モードを変更するこ
とを忘れたとしも、鳴音が鳴ることがなく、周囲の人に
迷惑をかけることがなくなる。
【0047】上述した実施形態は、本発明の好適な実施
の形態である。但し、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実
施が可能である。
【0048】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明
は、事前に移動機端末に着信規制地域及び準着信規制地
域での雑音に対する複数のパターン情報を記憶してお
き、外部雑音検出手段により検出した外部雑音が、記憶
した着信規制地域の雑音パターンと一致した場合には、
移動機端末が着信規制地域に在圏すると判断し、電源を
オフにして通話制御を行うことができる。従って、携帯
者が移動機端末の電源を着信規制地域でオフに切り替え
るのを忘れたとしても、外部からの着信、及び発信の規
制を行うことができる。
【0049】また、検出した外部雑音が、記憶手段に記
憶された着信規制地域及び準着信規制地域の雑音パター
ンと一致した場合に、移動機端末が、着信規制地域及び
準着信規制地域に在圏すると判断し、着信音を鳴らさな
いように制御することにより、鳴音により周囲に迷惑を
かけることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を表すブロック図である。
【図2】本発明のシステム構成図である。
【図3】従来の移動通信システムのシステム構成を表す
ブロック図である。
【図4】従来の移動通信システムのシステム構成を表す
図である。
【符号の説明】
1 移動機端末 2 アンテナ部 3 送受信部 4 制御部 5 入出力部 6 メモリ部 7 外部雑音検出部 8 電源回路 9 モード制御部 10 表示部 11 無線基地局 12 移動交換局

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所在位置に応じた無線基地局を介して相
    手端末と通信する移動機端末の発着信規制装置であっ
    て、 着信規制地域及び準着信規制地域における雑音パターン
    を記憶した記憶手段と、 外部雑音を検出する外部雑音検出手段と、 前記外部雑音検出手段により検出した雑音と前記記憶手
    段に記憶された雑音パターンとを比較し、前記雑音パタ
    ーンと一致した外部雑音を検出した際に、所定の動作を
    行うように移動機端末を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする移動機端末の発着信規制装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 前記記憶手段に記憶された雑音パターンと一致した外部
    雑音を検出した際に、前記移動機端末の電源をオフに切
    り替える制御を行うことを特徴とする請求項1記載の移
    動機端末の発着信規制装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記記憶手段に記憶された雑音パターンと一致した外部
    雑音を検出した際に、前記移動機端末の着信時の動作設
    定を、該移動機端末を振動させる振動モード、または留
    守番電話モードに切り替えることを特徴とする請求項1
    記載の移動機端末の発着信規制装置。
  4. 【請求項4】 前記移動機端末は、表示手段を有し、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された雑音パター
    ンと一致した外部雑音を検出した際に、前記表示手段に
    所定の表示を表示させるよう制御することを特徴とする
    請求項1記載の移動機端末の発着信規制装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、 前記雑音パターンと一致した外部雑音を検出した際に、
    前記移動機端末を振動させ、携帯者に外部雑音の一致を
    検出したことを通知することを特徴とする請求項1又は
    4記載の移動機端末の発着信規制装置。
  6. 【請求項6】 前記移動機端末は、 時間を計時する計時手段と、 携帯者からの操作設定を入力する操作入力手段とを有
    し、 前記制御手段は、前記計時手段により、前記表示手段に
    表示した前記所定の表示の表示時間、及び/または前記
    移動機端末の振動時間を計時し、 所定の時間を経過しても前記操作入力手段からの所定の
    操作入力がなかった場合に、前記移動機端末の電源をオ
    フに切り替える制御を行うことを特徴とする請求項4又
    は5記載の移動機端末の発着信規制装置。
  7. 【請求項7】 前記移動機端末は、 時間を計時する計時手段と、 携帯者からの操作設定を入力する操作入力手段とを有
    し、 前記制御手段は、前記計時手段により、前記表示手段に
    表示した前記所定の表示の表示時間、及び/または前記
    移動機端末の振動時間を計時し、 所定の時間を経過しても前記操作入力手段からの所定の
    操作入力がなかった場合に、前記移動機端末の着信時の
    動作設定を、着信を振動により通知する振動モード、又
    は留守番電話モードに変更するように制御することを特
    徴とする請求項4又は5記載の移動機端末の発着信規制
    装置。
  8. 【請求項8】 前記外部雑音と一致した雑音パターン
    は、着信規制地域における雑音パターンとして登録され
    たものであることを特徴とする請求項2又は6記載の移
    動機端末の発着信規制装置。
  9. 【請求項9】 前記外部雑音と一致した雑音パターン
    は、準着信規制地域における雑音パターンとして登録さ
    れたものであることを特徴とする請求項3又は7記載の
    移動機端末の発着信規制装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段に登録された雑音パター
    ンは、 前記外部雑音検出手段により検出した、前記着信規制地
    域又は準着信規制地域の雑音を、前記制御手段によりパ
    ターン化して、前記着信規制地域、準着信規制地域毎に
    記憶したものであることを特徴とする請求項1から9の
    何れか一項に記載の移動機端末の発着信規制装置。
  11. 【請求項11】 所在位置に応じた無線基地局を介して
    相手端末と通信する移動機端末の発着信規制方法であっ
    て、 着信規制地域又は準着信規制地域の雑音を検出してパタ
    ーン化し、前記着信規制地域、準着信規制地域毎に記憶
    手段に記憶する記憶工程と、 外部雑音を検出する外部雑音検出工程と、 前記外部雑音検出工程により検出された外部雑音を、記
    憶手段に記憶された着信規制地域及び準着信規制地域に
    おける雑音パターンと比較する比較工程と、 前記比較工程により前記雑音パターンと一致した外部雑
    音を検出した際に、所定の動作を行うように移動機端末
    を制御する制御工程と、 を有することを特徴とする移動機端末の発着信規制方
    法。
  12. 【請求項12】 前記制御工程は、 前記記憶手段に記憶された雑音パターンと一致した外部
    雑音を検出した際に、前記移動機端末の電源をオフに切
    り替える工程であることを特徴とする請求項11記載の
    移動機端末の発着信規制方法。
  13. 【請求項13】 前記制御工程は、 前記記憶手段に記憶された雑音パターンと一致した外部
    雑音を検出した際に、前記移動機端末の着信時の動作設
    定を、該移動機端末を振動させる振動モード、または留
    守番電話モードに切り替える工程であることを特徴とす
    る請求項11記載の移動機端末の発着信規制方法。
  14. 【請求項14】 前記制御工程は、前記記憶手段に記憶
    された雑音パターンと一致した外部雑音を検出した際
    に、表示手段に所定の表示を表示させる工程であること
    を特徴とする請求項11記載の移動機端末の発着信規制
    方法。
  15. 【請求項15】 前記制御工程は、 前記雑音パターンと一致した外部雑音を検出した際に、
    前記移動機端末を振動させ、携帯者に外部雑音の一致を
    検出したことを通知する工程であることを特徴とする請
    求項11又は14記載の移動機端末の発着信規制方法。
  16. 【請求項16】 前記制御工程は、 前記表示手段に表示した前記所定の表示の表示時間、及
    び/または前記移動機端末の振動時間を計時し、所定の
    時間を経過しても操作入力手段からの所定の操作入力が
    なかった場合に、前記移動機端末の電源をオフに切り替
    える工程であることを特徴とする請求項14又は15記
    載の移動機端末の発着信規制方法。
  17. 【請求項17】 前記制御工程は、 前記表示手段に表示した前記所定の表示の表示時間、及
    び/または前記移動機端末の振動時間を計時し、所定の
    時間を経過しても前記操作入力手段からの所定の操作入
    力がなかった場合に、前記移動機端末の着信時の動作設
    定を、着信を振動により通知する振動モード、又は留守
    番電話モードに変更する工程であることを特徴とする請
    求項14又は15記載の移動機端末の発着信規制方法。
  18. 【請求項18】 前記外部雑音と一致した雑音パターン
    は、着信規制地域における雑音パターンとして登録され
    たものであることを特徴とする請求項12又は16記載
    の移動機端末の発着信規制方法。
  19. 【請求項19】 前記外部雑音と一致した雑音パターン
    は、準着信規制地域における雑音パターンとして登録さ
    れたものであることを特徴とする請求項13又は17記
    載の移動機端末の発着信規制方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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