JP2001095060A - 携帯電話システム - Google Patents

携帯電話システム

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JP2001095060A
JP2001095060A JP27206599A JP27206599A JP2001095060A JP 2001095060 A JP2001095060 A JP 2001095060A JP 27206599 A JP27206599 A JP 27206599A JP 27206599 A JP27206599 A JP 27206599A JP 2001095060 A JP2001095060 A JP 2001095060A
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signal
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mobile phone
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Takeshi Sato
健 佐藤
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯電話サービスエリアの中の利用制限あるい
は利用禁止区域40に入る移動局5を外部から強制的に
利用制限状態にするとともに、禁止区域40を出る移動
局5に対して外部から制限状態を解除する。 【解決手段】利用禁止区域40の入口41に利用制限無
線局4を配置し、出口42に利用制限解除無線局6を配
置する。いずれも入口,出口近傍のみを無線ゾーンとす
る微弱電波により制限信号/解除信号を送出する。微弱
電波を受信復調する機能を付加した移動局5は、入口4
1で制限信号を検出すると位置登録/通話の発着信が不
能の状態となり、出口42で解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆網に接続され
分散配置された複数の基地局と、この基地局に無線で接
続される移動局(携帯電話機)とで構成された携帯電話
システムに関し、特に、使用禁止エリアに入った移動局
の利用を禁止または制限する携帯電話システム及びその
携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話システムのネットワー
クにおいて、サービス制御局と共通線信号網と交換局か
らなる公衆網に接続される複数の基地局は、地形や電波
伝搬特性,トラフィック量の大小,通信品質等の各要素
を総合的に考慮した上でサービスエリアが決定され、こ
のサービスエリアを十分カバーするように分散配置され
ている。1つの基地局がカバーできる範囲(ゾーン)を
「セル」と呼び、複数のセルからなるサービスエリア内
であればどこでも移動局(携帯電話機)から最寄りの基
地局へ発信、および基地局から携帯電話機への着信が可
能となるような回線設計がなされている。
【0003】基地局無線設備および携帯電話機は、各ゾ
ーンの屋外はもちろん建物内や自動車,列車内等でも相
互に無線回線接続できるように、数ワットの送信出力を
有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の携
帯電話システムでは、通話中の数ワットの送信出力ばか
りでなく、非通話中でも発信している位置登録信号の電
波により他の電子機器が誤動作して問題となっている。
例えば、病院内で携帯電話機を使用したり、電源スイッ
チがオンになっていて電子医療機器が誤動作した例があ
り、医療事故につながる恐れがある。このため、病院で
は、病院内での携帯電話機の使用を禁止するため電源を
切ったり、病院内への携帯電話機の持込みを禁止してい
る。
【0005】また、公共の場所、例えば、図書館や美術
館あるいはコンサートホール等では、館内での携帯電話
の着呼鳴音を止めるサイレントモードに切替え、さらに
電源を切って使用を自粛するように要請しているが、そ
のような場所でも大声で電話をかける行為が目に付き、
公衆マナーや利用者のモラルという面でも問題が大きく
なっている。
【0006】さらに、航空機の中で携帯電話機を使用し
たり、電源を切り忘れていると、通信装置への雑音,自
動操縦装置への異常,警報システム誤動作,高度計や速
度計の異常などが発生し、墜落事故につながる恐れのあ
ることが報告されている。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
に行ったものであり、携帯電話機の通話中の高出力の電
波はもとより、非通話中の発信電波により他の電子機器
が誤動作することを、特定の範囲(使用禁止エリア)内
で確実に防止するとともに、公共の場所等での携帯電話
機の使用を強制的に制限することができる携帯電話シス
テムおよび携帯電話機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の携帯電話システムは、サービス制御局
に共通線信号網を介して接続された交換局に接続され分
散配置された複数の基地局と、該複数の基地局のうち最
寄りの基地局に無線接続される移動局とで構成された携
帯電話システムにおいて、前記基地局のサービスゾーン
の内側または他の基地局のサービスゾーンにまたがって
存在する前記移動局の使用禁止エリアの入口近傍に配置
され該入口近傍を無線ゾーンとする微弱電波による利用
制限信号を送出する利用制限無線局と、前記使用禁止エ
リアの出口近傍に配置され該出口近傍を無線ゾーンとす
る微弱電波による利用制限解除信号を送出する利用制限
解除無線局とが備えられ、前記移動局が前記入口近傍の
無線ゾーンを通過して前記利用制限信号を検出したとき
位置登録および通話の発着信が不能の利用制限状態にな
り、前記出口近傍の無線ゾーンを通過して前記利用制限
解除信号を検出したとき前記利用制限状態が解除されて
位置登録および通話の発着信が正常動作に戻るようにし
たことを特徴とするものである。
【0009】また、前記移動局は、前記利用制限無線局
からの微弱電波を受信したとき利用制限信号を検出し、
前記利用制限解除無線局からの微弱電波を受信したとき
利用制限解除信号を検出する無線部と、該無線部から前
記利用制限信号が検出されたとき当該移動局の位置登録
および通話の発着信機能を停止させて微弱電波のみ受信
できる状態とし、前記利用制限解除信号が検出されたと
き当該移動局の位置登録および通話の発着信機能を正常
状態に復帰させる制御部とが備えられた携帯電話機であ
ることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施例
を示す携帯電話システムの概要図である。図1におい
て、1は基地局A、10は基地局Aがカバーするゾー
ン、2は基地局B、20は基地局Bがカバーするゾー
ン、3は基地局C、30は基地局Cがカバーするゾーン
である。40はゾーン10の内側にある建物であり、こ
の建物40の内側が利用制限エリアであり、41はその
エリアの入口、42はそのエリアの出口である。4は利
用制限無線局、6は利用制限解除無線局、5は携帯電話
機である。また、7は各ゾーンをカバーする基地局1,
2,3からの情報や他の回線網を統括し携帯電話機5の
位置を確認する交換局、8は交換局7を制御し、ネット
ワークサービスや位置情報、課金情報などを蓄積,制御
するサービス制御局である。
【0011】利用制限エリア40は、航空機や病院のよ
うな使用禁止エリアと、着信音が鳴らないようにする使
用制限エリアが対象となる。後者の場合、例えば、劇場
や映画館,美術館,図書館,コンサートホール,ホテル
のロビー等、公共の場所で静かさを保つ、または、音響
的雰囲気を乱さないようにする場所が利用制限エリアと
なる。着信音を鳴らさないようにして、バイブレータで
着信を認知したら、場所を移して通話するなり、留守番
電話サービスを受けることができる。
【0012】以下、図1の第1の実施例について説明す
る。例えば、ゾーン10内の携帯電話機5は建物(利用
制限エリア)40の外側にいて、基地局A1と通話可能
の状態にあるものとする。この携帯電話機5が、建物4
0の内側に入るため入口41を通ると、利用制限無線局
4から送出される利用制限信号を受信し、位置登録及び
新たな通話の発着信ができない利用制限状態に自動的に
設定される。
【0013】利用制限無線局4から送出される利用制限
信号の電波は、ある限られた狭い範囲、この場合入口4
1付近のみをカバーすればよいので、送信出力は、基地
局A1および携帯電話機5が通信に利用する電波よりは
るかに小さい微弱な電力に設定されている。例えば、8
00MHz帯を利用している携帯電話機と基地局との間
では、基地局の送信出力が1〜5ワット(W)程度で、
半径約750mから半径約10kmのゾーンをカバーし
ているのに対し、利用制限信号は微弱電波を用いるの
で、数ミリワット(W)程度の出力で、半径数メートル
のゾーンをカバーする。
【0014】次に、携帯電話機5が建物40の内側から
出口42を通って外側へ移動する場合、利用制限解除無
線局6から送出される利用制限解除信号を受信すると、
位置登録及び通話の発着信の制限が解除される。
【0015】出口の利用制限解除無線局6から送出され
る利用制限解除信号は、入口の利用制限無線局4から送
出される利用制限信号と同様に数ミリワット(W)程度
の出力である。なお、交換局7は、ゾーン10内での携
帯電話機5の位置登録を把握しており、携帯電話機5が
どこで位置検出ができなくなったのか、またどこから位
置検出できるようになったのかの、位置検出機能を備え
ている。
【0016】図2は本発明の第2の実施例を示す概要図
であり、航空機内のように、利用制限エリア(使用禁止
エリア)が2つの基地局のゾーンにまたがって存在する
とみなされる場合である。図において、8はサービス制
御局、7−1,7−2は交換局、10は基地局A1のサ
ービスゾーン、20は基地局B2のサービスゾーン、4
は利用制限無線局、5は携帯電話機(移動局)、6は利
用制限解除無線局である。43,45は利用禁止エリア
の一部であり、航空機内を利用禁止エリアとするエリア
の入口44の近傍と出口46の近傍の部分である。例え
ば、千歳発羽田着のフライトの場合、利用禁止エリア4
3の入口44は千歳空港の出発ロビーと航空機との間の
搭乗口であり、出口46は羽田空港の到着ロビーへの出
口である。すなわち、移動局5は千歳空港の搭乗口44
を通過するとき利用制限無線局4からの電波により利用
禁止状態になり、フライトの後、羽田空港の到着ロビー
への出口46で利用禁止状態が解除される。
【0017】図3は、図1及び図2の本発明のシステム
に用いられる本発明の携帯電話機5の構成例を示すブロ
ック図である。図3において、51,52はアンテナ、
53は無線部、54は無線部A、55は無線部B、56
は制御部、57は音声処理部、58はスピーカ、59は
マイクロホン、60はキー入力表示部である。
【0018】図3に示した本発明の携帯電話機5の通話
機能に関わる構成として、アンテナ51、無線部A5
4、制御部56、音声処理部57、スピーカ58、マイ
クロホン59およびキー入力表示部60が備えられてい
る。そして、本発明による利用制限信号と利用制限解除
信号を受信する構成として、アンテナ52及び無線部B
55が備えられている。無線部A54は送受信と変復調
機能を有し、無線部B55は受信復調機能のみを有して
いる。53はこの両方を含む無線部である。
【0019】通常の通話、例えば、受信の場合には、ア
ンテナ51で受信した信号が無線部A54にて復調さ
れ、制御部56で制御信号と音声信号に分離され、制御
信号はキー入力表示部6に入力され相手の電話番号等が
表示される。音声信号は音声処理部57に入力され信号
変換され、スピーカ58により音に変換される。
【0020】利用制限無線局4から送出される微弱電波
による利用制限信号は、微弱電波用のアンテナ52で受
信され、無線部B55により制御信号aすなわち利用制
限信号aに復調される。制御部56は、この制御信号a
を常時モニターすることにより、携帯電話機(移動局)
が利用制限エリアの内側に入ろうとしているかどうかを
判断し、利用制限エリアの入口を通過して利用制限信号
aを検出したとき当該移動局を位置登録及び通話の発着
信ができない状態にする。
【0021】無線部Bで利用制限信号aが検出されたと
き、制御部56は、例えば、通話用の無線部Aの送受信
の局発部の周波数シンセサイザの出力を断にするか、ま
たは、送信増幅器と受信増幅器の電源供給を断にして、
位置登録、番号登録および通話の発着信ができない利用
制限(使用禁止)状態にする。このとき、電源はオンの
ままであり、表示部60には利用制限状態であることを
示す表示がなされ、無線部B,制御部は解除用の微弱電
波の待受状態となる。さらに、交換局7及びサービス制
御局8は、当該移動局からの位置登録,番号登録情報が
途絶えるため電源オフと判断し、その間の相手には電源
が切れている旨のアナウンスをする。しかし、移動局が
予め、留守番電話サービスを受ける手続きをしている場
合は、その間の着信メッセージを後で聞くことができ
る。
【0022】利用制限解除無線局6から送出される利用
制限解除信号は、アンテナ52で受信され、無線部B5
5により制御信号(利用制限解除信号b)に復調され
る。制御部56は、発着信制限状態のとき制御信号(利
用制限解除信号b)をモニターし、携帯電話機(移動
局)が利用制限エリアの外側へ出ようとしているかどう
かを判断し、利用制限エリアの出口を通過して利用制限
解除信号bを検出したとき、位置登録及び通話の発着信
制限を解除して正常動作に戻す。
【0023】次に、図3,図4を参照して本発明の携帯
電話機5の動作を説明する。図4は、本発明の携帯電話
機5の動作を示すフローチャートである。図の61〜7
1はステップ番号である。
【0024】まず電源オン(ステップ61)にすると、
電話番号と位置登録を発信する(ステップ62)。最寄
りの基地局がこれを受信して交換局7を通してサービス
制御局8へ情報が通知され、携帯電話機5の位置登録処
理が正常終了する。利用制限信号の確認処理に移ったス
テップ63では、無線部B55が利用制限信号aを受信
検出したか否かを監視し、携帯電話機5が利用制限を受
けたかどうかを判断する。
【0025】ステップ63において、「利用制限信号受
信なし」と判断された場合は、本来の携帯電話機とし
て、待ち受け受信処理に移行し(ステップ64)、発着
信があるかどうかを判断する(ステップ65)。「発着
信がある」場合は、通話接続処理を経て通話状態に入る
(ステップ66)。終話処理(ステップ67)の後、ま
たは、ステップ65で「発着信がない」場合は、ステッ
プ62に戻る。
【0026】ステップ63において、携帯電話機5が利
用制限エリアに入って利用制限無線局4からの微弱電波
を受けて利用制限信号aを検出し、「利用制限信号受信
あり」と判断された場合は、制御部56は当該移動局5
を、位置登録および通話の発着信が不能の利用制限状態
にする(ステップ68)。位置登録の送信が断となるの
で当該ゾーンの基地局A1は、携帯電話機が電源オフに
なったと認知する。そして携帯電話機5のキー入力表示
部60には利用制限状態であることが表示される(ステ
ップ69)。
【0027】利用制限エリア内の携帯電話機5は、微弱
電波の待受け動作となり、利用制限解除信号bの監視処
理に移る(ステップ70)。ステップ70では、無線部
B55が利用制限解除信号bを受信検出したか否かを監
視し、携帯電話機5の利用制限を解除するかどうかを判
断する。
【0028】ステップ70において、携帯電話機5が利
用制限エリアから出て利用制限解除無線局6からの微弱
電波により利用制限解除信号bを検出し、「利用制限解
除信号を受信した」と判断された場合は、利用制限状態
が解除され正常動作に戻るとともに、キー入力表示部6
0の利用制限状態表示を消去し(ステップ71)、位置
登録処理(ステップ62)に移る。当該ゾーンの基地局
A1は移動局5の位置を確認する。
【0029】ステップ70において、「利用制限解除信
号受信せず」と判断された場合には、利用制限解除信号
を受信するまで利用制限状態が継続される。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、移動局が利用制限エリアの入口/出口を通過す
るとき利用制限無線局または利用制限解除無線局から、
微弱電波による利用制限信号または利用制限解除信号を
受信することにより、利用制限エリア内での送信電波の
発信を抑えることができるため、他の電子機器への影響
を確実に防止することができる。
【0031】また、本発明によると、他の移動局(携帯
電話機などの端末)より呼び出しがあった場合に、サー
ビス制御局に問い合わせが通知され、留守番電話装置
(特に図示せず)を制御することでメッセージを預か
り、携帯電話機が利用制限エリア外に移動した後に、基
地局を通して携帯電話機へ呼び出しがあったことを通知
することもできる。
【0032】また、本発明によれば、移動局(携帯電話
機)の利用を制限したいエリアに限って自動的に利用制
限を行うことができるため、不心得な利用者による周囲
への迷惑を防ぐことができ、また携帯電話機の表示部に
利用制限エリアであることを表示することで、利用者の
便を損なうことなく利用制限を行うことができる。
【0033】さらに、留守番電話サービスを利用するこ
とで、携帯電話機利用者は携帯電話機の使用を制限され
ていた間に呼び出しがあった情報を得ることができるの
で、電話をかけてきた相手に迷惑をかけないようにする
ことができる。
【0034】さらに、本発明では、利用制限エリアの入
口近傍と出口近傍のみを無線ゾーンとする制限/解除動
作のため、出入口が決まっていれば、対象とする利用制
限エリアの構造,形状の如何にかかわらず適用できると
いう実用上極めて大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す携帯電話システム
の概要図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す携帯電話システム
の概要図である。
【図3】本発明のシステムに用いられる携帯電話機の構
成例を示すブロック図である。
【図4】本発明の携帯電話機の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 基地局A 2 基地局B 3 基地局C 4 利用制限無線局 5 移動局(携帯電話機) 6 利用制限解除無線局 7,7−1,7−2 交換局 8 サービス制御局 10 サービスゾーン 20 サービスゾーン 30 サービスゾーン 40,43,45 利用制限エリア 41,44 入口 42,46 出口 51,52 アンテナ 53 無線部 54 無線部A 55 無線部B a 制御信号(利用制限信号) b 制御信号(利用制限解除信号) 56 制御部 57 音声処理部 58 スピーカ 59 マイクロホン 60 キー入力表示部 61〜71 ステップ番号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービス制御局に共通線信号網を介して
    接続された交換局に接続され分散配置された複数の基地
    局と、該複数の基地局のうち最寄りの基地局に無線接続
    される移動局とで構成された携帯電話システムにおい
    て、 前記基地局のサービスゾーンの内側または他の基地局の
    サービスゾーンにまたがって存在する前記移動局の使用
    禁止エリアの入口近傍に配置され該入口近傍を無線ゾー
    ンとする微弱電波による利用制限信号を送出する利用制
    限無線局と、前記使用禁止エリアの出口近傍に配置され
    該出口近傍を無線ゾーンとする微弱電波による利用制限
    解除信号を送出する利用制限解除無線局とが備えられ、 前記移動局が前記入口近傍の無線ゾーンを通過して前記
    利用制限信号を検出したとき位置登録および通話の発着
    信が不能の利用制限状態になり、前記出口近傍の無線ゾ
    ーンを通過して前記利用制限解除信号を検出したとき前
    記利用制限状態が解除されて位置登録および通話の発着
    信が正常動作に戻るようにしたことを特徴とする携帯電
    話システム。
  2. 【請求項2】 前記移動局は、前記利用制限無線局から
    の微弱電波を受信したとき利用制限信号を検出し、前記
    利用制限解除無線局からの微弱電波を受信したとき利用
    制限解除信号を検出する無線部と、 該無線部から前記利用制限信号が検出されたとき当該移
    動局の位置登録および通話の発着信機能を停止させて微
    弱電波のみ受信できる状態とし、前記利用制限解除信号
    が検出されたとき当該移動局の位置登録および通話の発
    着信機能を正常状態に復帰させる制御部とが備えられた
    携帯電話機であることを特徴とする請求項1記載の携帯
    電話システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015522960A (ja) * 2012-04-24 2015-08-06 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 短距離ワイヤレスブロードキャストを使用したワイヤレス送信機デバイスおよびシステムのための機内モード
WO2017149681A1 (ja) * 2016-03-01 2017-09-08 日立マクセル株式会社 携帯端末、携帯端末制御システム、携帯端末制御方法、及び携帯端末制御プログラム
US10360593B2 (en) 2012-04-24 2019-07-23 Qualcomm Incorporated Retail proximity marketing
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