JP3037176B2 - 携帯電話システム - Google Patents
携帯電話システムInfo
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- JP3037176B2 JP3037176B2 JP1527997A JP1527997A JP3037176B2 JP 3037176 B2 JP3037176 B2 JP 3037176B2 JP 1527997 A JP1527997 A JP 1527997A JP 1527997 A JP1527997 A JP 1527997A JP 3037176 B2 JP3037176 B2 JP 3037176B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話機、携
帯電話機などの移動体端末機を使用した携帯電話システ
ムに関するものである。
帯電話機などの移動体端末機を使用した携帯電話システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、航空機や病院などの精密機械のた
めに、携帯電話機の使用が禁止されているエリアがあ
る。このような禁止エリアでは、使用者が携帯電話機の
電源をオフして精密機械に影響を与えないようにしてい
る。また、特開平7−264671号公報で提案されて
いるように、送信機から特定周波数の電波を送り出し、
携帯電話機では着呼通知の電波を受信したときに送信機
からの特定周波数の電波を受信しているか否かを判断
し、特定周波数の電波を受信していたら呼出音を鳴らさ
ないようにするものがある。
めに、携帯電話機の使用が禁止されているエリアがあ
る。このような禁止エリアでは、使用者が携帯電話機の
電源をオフして精密機械に影響を与えないようにしてい
る。また、特開平7−264671号公報で提案されて
いるように、送信機から特定周波数の電波を送り出し、
携帯電話機では着呼通知の電波を受信したときに送信機
からの特定周波数の電波を受信しているか否かを判断
し、特定周波数の電波を受信していたら呼出音を鳴らさ
ないようにするものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、航空
機や病院などの禁止エリアで、使用者が携帯電話機の電
源をオフしているが、電源をいちいちオフすることは非
常に煩わしいばかりでなく、電源をオフすることを忘れ
てしまうと、人命に関わる問題になりかねなかった。ま
た、特開平7−264671号公報に記載されたもので
は、公共の場で呼出音の発生を禁止するだけで、航空機
や病院などの精密機械への影響を除去することはできな
かった。
機や病院などの禁止エリアで、使用者が携帯電話機の電
源をオフしているが、電源をいちいちオフすることは非
常に煩わしいばかりでなく、電源をオフすることを忘れ
てしまうと、人命に関わる問題になりかねなかった。ま
た、特開平7−264671号公報に記載されたもので
は、公共の場で呼出音の発生を禁止するだけで、航空機
や病院などの精密機械への影響を除去することはできな
かった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、禁止
エリアで電源をオフすることなく、確実に携帯電話機の
送信機能を停止させることができる携帯電話システムを
提供することを目的とする。
エリアで電源をオフすることなく、確実に携帯電話機の
送信機能を停止させることができる携帯電話システムを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、携帯電話機の使用が禁止されている禁止エ
リアで携帯電話機の送信機能を強制的に停止させるシス
テムであって、前記禁止エリア内に、所定周波数の電波
の発信規制が設定された報知情報を送信する手段と、前
記携帯電話機からの位置登録を受け付ける手段とを有
し、且つ、他の基地局とは回線が接続されていない禁止
エリア基地局を設置し、携帯電話機からの受信レベルが
所定レベル以上となった場合、前記位置登録受け付け手
段により該当する携帯電話機を前記禁止エリア基地局に
位置登録し、且つ、前記報知情報に設定されている発信
規制に基づいて該当する携帯電話機の送信部をオフする
ことにより、前記禁止エリアにおいて携帯電話機の送信
機能を停止させることを特徴としている。また、本発明
は、携帯電話機の使用が禁止されている禁止エリアで携
帯電話機の送信機能を強制的に停止させるシステムであ
って、前記禁止エリア内に、所定周波数の電波の発信規
制が設定された報知情報を送信する手段と、前記携帯電
話機からの位置登録を受け付ける手段とを有し、且つ、
他の基地局と回線が接続された禁止エリア基地局を設置
し、携帯電話機からの受信レベルが所定レベル以上とな
った場合、前記位置登録受け付け手段により該当する携
帯電話機を前記禁止エリア基地局に位置登録すると共
に、前記報知情報に設定されている発信規制に基づいて
該当する携帯電話機の送信部をオフすることにより、前
記禁止エリアにおいて携帯電話機の送信機能を停止さ
せ、且つ、前記禁止エリア基地局に位置登録されている
携帯電話機に着信があった場合、前記禁止エリア基地局
は着信処理を行わないことを特徴としている。 更に、本
発明は、携帯電話機の使用が禁止されている禁止エリア
で携帯電話機の送信機能を強制的に停止させるシステム
であって、前記禁止エリア内に、所定周波数の電波の発
信規制が設定された報知情報を送信する手段と、前記携
帯電話機からの位置登録を受け付ける手段とを有し、且
つ、他の基地局と回線が接続された禁止エリア基地局を
設置し、携帯電話機からの受信レベルが所定レベル以上
となった場合、前記位置登録受け付け手段により該当す
る携帯電話機を前記禁止 エリア基地局に位置登録すると
共に、前記報知情報に設定されている発信規制に基づい
て該当する携帯電話機の送信部をオフすることにより、
前記禁止エリアにおいて携帯電話機の送信機能を停止さ
せ、且つ、前記禁止エリア基地局に位置登録されている
携帯電話機に着信があった場合、前記禁止エリア基地局
は発信相手に対し禁止エリアにいて接続できないことを
アナウンスすることを特徴としている。 また、本発明
は、携帯電話機の使用が禁止されている禁止エリアで携
帯電話機の送信機能を強制的に停止させるシステムであ
って、前記禁止エリア内に、所定周波数の電波の発信規
制が設定された報知情報を送信する手段と、前記携帯電
話機からの位置登録を受け付ける手段とを有し、且つ、
他の基地局と回線が接続された禁止エリア基地局を設置
し、携帯電話機からの受信レベルが所定レベル以上とな
った場合、前記位置登録受け付け手段により該当する携
帯電話機を前記禁止エリア基地局に位置登録すると共
に、前記報知情報に設定されている発信規制に基づいて
該当する携帯電話機の送信部をオフすることにより、前
記禁止エリアにおいて携帯電話機の送信機能を停止さ
せ、且つ、前記禁止エリア基地局に位置登録されている
携帯電話機に着信があった場合、前記禁止エリア基地局
は着信処理を行わず、発信相手に対し禁止エリアにいて
接続できないことをアナウンスすることを特徴としてい
る。 更に、本発明は、携帯電話機の使用が禁止されてい
る禁止エリアで携帯電話機の送信機能を強制的に停止さ
せるシステムであって、前記禁止エリア内に、所定周波
数の電波の発信規制が設定された報知情報を送信する手
段と、前記携帯電話機からの位置登録を受け付ける手段
とを有する禁止エリア基地局を設置し、携帯電話機から
の受信レベルが所定レベル以上となった場合、前記位置
登録受け付け手段により該当する携帯電話機を前記禁止
エリア基地局に位置登録し、且つ、前記報知情報に設定
されている発信規制に基づいて該当する携帯電話機の送
信部をオフすることにより、前記禁止エリアにおいて携
帯電話機の送信機能を停止させ、且つ、前記所定レベル
を通常の基地局から前記禁止エリア基地局に位置登録す
る場合よりも、禁止エリア基地局から通常の基地局に位
置登録する場合の方を小さいレベルに設定したことを特
徴としている。
成するため、携帯電話機の使用が禁止されている禁止エ
リアで携帯電話機の送信機能を強制的に停止させるシス
テムであって、前記禁止エリア内に、所定周波数の電波
の発信規制が設定された報知情報を送信する手段と、前
記携帯電話機からの位置登録を受け付ける手段とを有
し、且つ、他の基地局とは回線が接続されていない禁止
エリア基地局を設置し、携帯電話機からの受信レベルが
所定レベル以上となった場合、前記位置登録受け付け手
段により該当する携帯電話機を前記禁止エリア基地局に
位置登録し、且つ、前記報知情報に設定されている発信
規制に基づいて該当する携帯電話機の送信部をオフする
ことにより、前記禁止エリアにおいて携帯電話機の送信
機能を停止させることを特徴としている。また、本発明
は、携帯電話機の使用が禁止されている禁止エリアで携
帯電話機の送信機能を強制的に停止させるシステムであ
って、前記禁止エリア内に、所定周波数の電波の発信規
制が設定された報知情報を送信する手段と、前記携帯電
話機からの位置登録を受け付ける手段とを有し、且つ、
他の基地局と回線が接続された禁止エリア基地局を設置
し、携帯電話機からの受信レベルが所定レベル以上とな
った場合、前記位置登録受け付け手段により該当する携
帯電話機を前記禁止エリア基地局に位置登録すると共
に、前記報知情報に設定されている発信規制に基づいて
該当する携帯電話機の送信部をオフすることにより、前
記禁止エリアにおいて携帯電話機の送信機能を停止さ
せ、且つ、前記禁止エリア基地局に位置登録されている
携帯電話機に着信があった場合、前記禁止エリア基地局
は着信処理を行わないことを特徴としている。 更に、本
発明は、携帯電話機の使用が禁止されている禁止エリア
で携帯電話機の送信機能を強制的に停止させるシステム
であって、前記禁止エリア内に、所定周波数の電波の発
信規制が設定された報知情報を送信する手段と、前記携
帯電話機からの位置登録を受け付ける手段とを有し、且
つ、他の基地局と回線が接続された禁止エリア基地局を
設置し、携帯電話機からの受信レベルが所定レベル以上
となった場合、前記位置登録受け付け手段により該当す
る携帯電話機を前記禁止 エリア基地局に位置登録すると
共に、前記報知情報に設定されている発信規制に基づい
て該当する携帯電話機の送信部をオフすることにより、
前記禁止エリアにおいて携帯電話機の送信機能を停止さ
せ、且つ、前記禁止エリア基地局に位置登録されている
携帯電話機に着信があった場合、前記禁止エリア基地局
は発信相手に対し禁止エリアにいて接続できないことを
アナウンスすることを特徴としている。 また、本発明
は、携帯電話機の使用が禁止されている禁止エリアで携
帯電話機の送信機能を強制的に停止させるシステムであ
って、前記禁止エリア内に、所定周波数の電波の発信規
制が設定された報知情報を送信する手段と、前記携帯電
話機からの位置登録を受け付ける手段とを有し、且つ、
他の基地局と回線が接続された禁止エリア基地局を設置
し、携帯電話機からの受信レベルが所定レベル以上とな
った場合、前記位置登録受け付け手段により該当する携
帯電話機を前記禁止エリア基地局に位置登録すると共
に、前記報知情報に設定されている発信規制に基づいて
該当する携帯電話機の送信部をオフすることにより、前
記禁止エリアにおいて携帯電話機の送信機能を停止さ
せ、且つ、前記禁止エリア基地局に位置登録されている
携帯電話機に着信があった場合、前記禁止エリア基地局
は着信処理を行わず、発信相手に対し禁止エリアにいて
接続できないことをアナウンスすることを特徴としてい
る。 更に、本発明は、携帯電話機の使用が禁止されてい
る禁止エリアで携帯電話機の送信機能を強制的に停止さ
せるシステムであって、前記禁止エリア内に、所定周波
数の電波の発信規制が設定された報知情報を送信する手
段と、前記携帯電話機からの位置登録を受け付ける手段
とを有する禁止エリア基地局を設置し、携帯電話機から
の受信レベルが所定レベル以上となった場合、前記位置
登録受け付け手段により該当する携帯電話機を前記禁止
エリア基地局に位置登録し、且つ、前記報知情報に設定
されている発信規制に基づいて該当する携帯電話機の送
信部をオフすることにより、前記禁止エリアにおいて携
帯電話機の送信機能を停止させ、且つ、前記所定レベル
を通常の基地局から前記禁止エリア基地局に位置登録す
る場合よりも、禁止エリア基地局から通常の基地局に位
置登録する場合の方を小さいレベルに設定したことを特
徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の携帯
電話システムの一実施形態の構成を示した図である。図
1において、1は禁止エリア基地局、2は携帯電話機
(移動機)である。禁止エリア基地局1は、例えば病
院、航空機などの携帯電話機の使用が禁止される禁止エ
リア内、または禁止エリアの進入口に設置されている。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の携帯
電話システムの一実施形態の構成を示した図である。図
1において、1は禁止エリア基地局、2は携帯電話機
(移動機)である。禁止エリア基地局1は、例えば病
院、航空機などの携帯電話機の使用が禁止される禁止エ
リア内、または禁止エリアの進入口に設置されている。
【0007】禁止エリア基地局1には、特定周波数の電
波を発信する送信部3、携帯電話機2からの位置登録の
ためのデータを受信する受信部4、送信部3と受信部4
を制御する制御部5、送受信用のアンテナ6が設けられ
ている。制御部5では、詳しく後述するように禁止エリ
アに入ってきた携帯電話機からの位置登録要求を受け付
けるなどの処理を行う。
波を発信する送信部3、携帯電話機2からの位置登録の
ためのデータを受信する受信部4、送信部3と受信部4
を制御する制御部5、送受信用のアンテナ6が設けられ
ている。制御部5では、詳しく後述するように禁止エリ
アに入ってきた携帯電話機からの位置登録要求を受け付
けるなどの処理を行う。
【0008】また、本実施形態では、禁止エリア基地局
1としては、他の通常の基地局と回線の接続はなされて
いないものとする。従って、いずれかの通常の基地局に
位置登録をして、その後に禁止エリア基地局1に位置登
録をした場合、その携帯電話機に着信があっても、通常
の基地局は自局のエリアに呼び出しをかけるため、携帯
電話機に回線が接続されることはない。つまり、禁止エ
リア基地局1に位置登録をすると、着信があっても、携
帯電話機は待ち受け状態となって送信機能は停止状態に
維持される。
1としては、他の通常の基地局と回線の接続はなされて
いないものとする。従って、いずれかの通常の基地局に
位置登録をして、その後に禁止エリア基地局1に位置登
録をした場合、その携帯電話機に着信があっても、通常
の基地局は自局のエリアに呼び出しをかけるため、携帯
電話機に回線が接続されることはない。つまり、禁止エ
リア基地局1に位置登録をすると、着信があっても、携
帯電話機は待ち受け状態となって送信機能は停止状態に
維持される。
【0009】送信部3では、止まり木チャンネルとし
て、特定周波数の電波の報知情報を各々の電気通信事業
者の事業者グループ番号すべてに対応してアンテナ6か
ら送信する。現在、携帯電話機の周波数は、800MH
z帯と1.5GHz帯があるので、この2種類の周波数
の電波で報知情報を送信する。この報知情報には、規制
情報として発信規制有りと設定されている。携帯電話機
では、詳しく後述するようにこの発信規制に基づいて送
信部をオフするようになっていて、禁止エリアで携帯電
話機の送信部の動作を禁止している。
て、特定周波数の電波の報知情報を各々の電気通信事業
者の事業者グループ番号すべてに対応してアンテナ6か
ら送信する。現在、携帯電話機の周波数は、800MH
z帯と1.5GHz帯があるので、この2種類の周波数
の電波で報知情報を送信する。この報知情報には、規制
情報として発信規制有りと設定されている。携帯電話機
では、詳しく後述するようにこの発信規制に基づいて送
信部をオフするようになっていて、禁止エリアで携帯電
話機の送信部の動作を禁止している。
【0010】即ち、本実施形態では禁止エリアにおい
て、着信があった場合も、送信する場合も、強制的に携
帯電話機の送信機能を停止している。なお、禁止エリア
基地局の送信部3から発信する電波のレベルは非常に小
さく、病院などの精密機械に影響を与えることはない。
つまり、通常、問題となるのは、移動機(携帯電話機)
が精密機械の近くにある場合で、移動機が何dBmとい
うようなレベルの電波を発信する場合である。一方、通
常の基地局や、本実施形態の禁止エリア基地局1は、見
晴らしの良い鉄塔などに設置され、移動機が受信するレ
ベルは何dBμという小さいレベルの電波で、基地局か
らの電波は精密機械に障害を与えるものではない。
て、着信があった場合も、送信する場合も、強制的に携
帯電話機の送信機能を停止している。なお、禁止エリア
基地局の送信部3から発信する電波のレベルは非常に小
さく、病院などの精密機械に影響を与えることはない。
つまり、通常、問題となるのは、移動機(携帯電話機)
が精密機械の近くにある場合で、移動機が何dBmとい
うようなレベルの電波を発信する場合である。一方、通
常の基地局や、本実施形態の禁止エリア基地局1は、見
晴らしの良い鉄塔などに設置され、移動機が受信するレ
ベルは何dBμという小さいレベルの電波で、基地局か
らの電波は精密機械に障害を与えるものではない。
【0011】また、12〜14は通常の基地局を示して
いる。携帯電話機2は、この通常の基地局12〜14と
の通信に必要な送信部9と受信部8、送信部9と受信部
8を制御する制御部10、送受信用のアンテナ7からな
っている。制御部10内にはROM11が設けられてい
て、このROM11に各電気通信事業者によって決めら
れた止まり木チャンネルの他に、禁止エリア基地局1の
止まり木チャンネルを記憶している。
いる。携帯電話機2は、この通常の基地局12〜14と
の通信に必要な送信部9と受信部8、送信部9と受信部
8を制御する制御部10、送受信用のアンテナ7からな
っている。制御部10内にはROM11が設けられてい
て、このROM11に各電気通信事業者によって決めら
れた止まり木チャンネルの他に、禁止エリア基地局1の
止まり木チャンネルを記憶している。
【0012】なお、図1においては、携帯電話機2をA
社製、通常の基地局12〜14をA社製としているが、
図1では携帯電話機15をB社製、通常の基地局16〜
17をB社製として示している。A社とB社では止まり
木チャンネルが異なっているが、本実施形態では、前述
のように禁止エリア基地局1の止まり木チャンネルは各
電気通信事業者に対応しているので、A社とB社の移動
機は、同じ禁止エリア基地局1に位置登録が可能とな
る。
社製、通常の基地局12〜14をA社製としているが、
図1では携帯電話機15をB社製、通常の基地局16〜
17をB社製として示している。A社とB社では止まり
木チャンネルが異なっているが、本実施形態では、前述
のように禁止エリア基地局1の止まり木チャンネルは各
電気通信事業者に対応しているので、A社とB社の移動
機は、同じ禁止エリア基地局1に位置登録が可能とな
る。
【0013】次に、本実施形態の具体的な動作について
説明する。図2は本実施形態の動作を説明するためのフ
ローチャートである。図2において、まず、A社製の携
帯電話機2は通常の基地局12に位置登録を行っている
ものとし、この携帯電話機2が禁止エリアに入ってきた
ものとする。通常、携帯電話機2では、制御部10がR
OM11に記憶している止まり木チャンネルを参照し、
各々の止まり木チャンネルの受信レベルを監視してい
る。
説明する。図2は本実施形態の動作を説明するためのフ
ローチャートである。図2において、まず、A社製の携
帯電話機2は通常の基地局12に位置登録を行っている
ものとし、この携帯電話機2が禁止エリアに入ってきた
ものとする。通常、携帯電話機2では、制御部10がR
OM11に記憶している止まり木チャンネルを参照し、
各々の止まり木チャンネルの受信レベルを監視してい
る。
【0014】ここで、携帯電話機2内の制御部10で
は、禁止エリア基地局1の受信レベルLx と携帯電話機
2に定義された所定レベルaを比較し(ステップ10
0)、受信レベルLx >所定レベルaになると、携帯電
話機2は位置登録を行う(ステップ101)。即ち、制
御部10では、送信部9を制御し、禁止エリア基地局1
に対し位置登録要求をして禁止エリア基地局1に位置登
録を行う。この位置登録は携帯電話機2から禁止エリア
基地局1に位置登録要求を送信し、禁止エリア基地局1
の受信部4でこの要求を受信し、禁止エリア基地局1か
ら認証要求を返し、携帯電話機2から認証応答を送信
し、禁止エリア基地局1から位置登録受け付けを返すと
いう手順で行う。
は、禁止エリア基地局1の受信レベルLx と携帯電話機
2に定義された所定レベルaを比較し(ステップ10
0)、受信レベルLx >所定レベルaになると、携帯電
話機2は位置登録を行う(ステップ101)。即ち、制
御部10では、送信部9を制御し、禁止エリア基地局1
に対し位置登録要求をして禁止エリア基地局1に位置登
録を行う。この位置登録は携帯電話機2から禁止エリア
基地局1に位置登録要求を送信し、禁止エリア基地局1
の受信部4でこの要求を受信し、禁止エリア基地局1か
ら認証要求を返し、携帯電話機2から認証応答を送信
し、禁止エリア基地局1から位置登録受け付けを返すと
いう手順で行う。
【0015】また、携帯電話機2では、禁止エリア基地
局1からの報知情報には、規制情報として発信規制有り
と設定されているので、この発信規制に従って待ち受け
状態に移行する(ステップ102)。具体的には、制御
部10においては、発信規制に基づいて送信部9の出力
をオフし、送信部9から電波発信できないように送信部
9の送信機能を停止させる。
局1からの報知情報には、規制情報として発信規制有り
と設定されているので、この発信規制に従って待ち受け
状態に移行する(ステップ102)。具体的には、制御
部10においては、発信規制に基づいて送信部9の出力
をオフし、送信部9から電波発信できないように送信部
9の送信機能を停止させる。
【0016】このようにして携帯電話機2は禁止エリア
基地局1に位置登録を行い、待ち受け状態となる。この
場合、前述のように携帯電話機2に着信があっても、位
置登録をしている通常の基地局では自局のエリアに呼び
出しをかけるため、禁止エリア基地局では着信処理を行
うことはなく、携帯電話機2は待ち受け状態のままとな
る。ここで、以上のように禁止エリア基地局1に位置登
録をして待ち受けしている場合、通常の基地局に位置登
録して待ち受けしている場合と違うところは、発信規制
がかかっているので、発信しようとしても送信部9は動
作しないことである。
基地局1に位置登録を行い、待ち受け状態となる。この
場合、前述のように携帯電話機2に着信があっても、位
置登録をしている通常の基地局では自局のエリアに呼び
出しをかけるため、禁止エリア基地局では着信処理を行
うことはなく、携帯電話機2は待ち受け状態のままとな
る。ここで、以上のように禁止エリア基地局1に位置登
録をして待ち受けしている場合、通常の基地局に位置登
録して待ち受けしている場合と違うところは、発信規制
がかかっているので、発信しようとしても送信部9は動
作しないことである。
【0017】また、携帯電話機2に着信があっても、禁
止エリア基地局1は着信の信号を送らないので、携帯電
話機2は待ち受けのままで、送信部9は動作しないこと
である。つまり、禁止エリア基地局1に位置登録をする
と、携帯電話機2は発信も着信もできなくなって、強制
的に携帯電話機2の送信機能を停止させることができ
る。なお、携帯電話機2と禁止エリア基地局1との間で
位置登録処理を行う場合は、何dBμというような微弱
なレベルの電波を用いて位置登録を行い、精密機械への
影響はないものとする。
止エリア基地局1は着信の信号を送らないので、携帯電
話機2は待ち受けのままで、送信部9は動作しないこと
である。つまり、禁止エリア基地局1に位置登録をする
と、携帯電話機2は発信も着信もできなくなって、強制
的に携帯電話機2の送信機能を停止させることができ
る。なお、携帯電話機2と禁止エリア基地局1との間で
位置登録処理を行う場合は、何dBμというような微弱
なレベルの電波を用いて位置登録を行い、精密機械への
影響はないものとする。
【0018】次に、ステップ100で、禁止エリア基地
局1の受信レベルLX が所定レベルaよりも小さい場合
の処理について説明する(ステップ100がN)。この
場合の処理は、通常の携帯電話機のゾーン移行処理に相
当している。まず、ステップ103で、自局(このとき
は、前述のように通常の基地局12に位置登録してい
る)の受信レベルLO が待ち受け劣化レベルLthよりも
小さいかどうかを判定する。もし、LO <Lthであった
場合(ステップ103がY)、ステップ104に進ん
で、周辺ゾーンの受信レベルで最も大きい受信レベルが
待ち受け許可レベルLtnよりも大きくなったきに、その
最も大きい受信レベルの基地局に位置登録を行い、ゾー
ン移行処理を行う。
局1の受信レベルLX が所定レベルaよりも小さい場合
の処理について説明する(ステップ100がN)。この
場合の処理は、通常の携帯電話機のゾーン移行処理に相
当している。まず、ステップ103で、自局(このとき
は、前述のように通常の基地局12に位置登録してい
る)の受信レベルLO が待ち受け劣化レベルLthよりも
小さいかどうかを判定する。もし、LO <Lthであった
場合(ステップ103がY)、ステップ104に進ん
で、周辺ゾーンの受信レベルで最も大きい受信レベルが
待ち受け許可レベルLtnよりも大きくなったきに、その
最も大きい受信レベルの基地局に位置登録を行い、ゾー
ン移行処理を行う。
【0019】例えば、通常の基地局13の受信レベルを
L1 、通常の基地局14の受信レベルをL2 とし、その
中で通常の基地局13の受信レベルが最も大きく、その
最大値max(Li )が待ち受け許可レベルLtnよりも
大きいと、通常の基地局13に対してゾーン移行処理を
行う。また、ステップ103で自局の受信レベルLOが
待ち受け劣化レベルLthよりも大きくても(ステップ1
03がN)、ステップ104において、周辺ゾーンの受
信レベルL1 、L2 …のうちその最大値max(Li )
が自局の受信レベルLO とゾーン移行レベル差ΔL(L
tn−Lth)との和(LO +ΔL)よりも大きいと、受信
レベルが最大の基地局に対してゾーン移行処理を行う。
L1 、通常の基地局14の受信レベルをL2 とし、その
中で通常の基地局13の受信レベルが最も大きく、その
最大値max(Li )が待ち受け許可レベルLtnよりも
大きいと、通常の基地局13に対してゾーン移行処理を
行う。また、ステップ103で自局の受信レベルLOが
待ち受け劣化レベルLthよりも大きくても(ステップ1
03がN)、ステップ104において、周辺ゾーンの受
信レベルL1 、L2 …のうちその最大値max(Li )
が自局の受信レベルLO とゾーン移行レベル差ΔL(L
tn−Lth)との和(LO +ΔL)よりも大きいと、受信
レベルが最大の基地局に対してゾーン移行処理を行う。
【0020】なお、以上の実施形態では、携帯電話機2
が待ち受け中のときに禁止エリア基地局1に位置登録を
行うと説明したが、待ち受け中、通話中に関係なく、ま
た、周辺ゾーンの受信レベルに関係なく、禁止エリア基
地局1の受信レベルLX が所定レベル以上になったら、
禁止エリア基地局1に位置登録を行うものとする。ま
た、携帯電話機2が禁止エリアの外に出て、携帯電話機
2が禁止エリア基地局1から、通常の基地局にゾーン移
行する場合、図2のステップ100でNとなってステッ
プ103、ステップ104の処理を行うことによって通
常の基地局へのゾーンの移行が可能となる。
が待ち受け中のときに禁止エリア基地局1に位置登録を
行うと説明したが、待ち受け中、通話中に関係なく、ま
た、周辺ゾーンの受信レベルに関係なく、禁止エリア基
地局1の受信レベルLX が所定レベル以上になったら、
禁止エリア基地局1に位置登録を行うものとする。ま
た、携帯電話機2が禁止エリアの外に出て、携帯電話機
2が禁止エリア基地局1から、通常の基地局にゾーン移
行する場合、図2のステップ100でNとなってステッ
プ103、ステップ104の処理を行うことによって通
常の基地局へのゾーンの移行が可能となる。
【0021】また、ゾーン移行処理に際し、通常の基地
局から禁止エリア基地局にゾーン移行する場合と、禁止
エリア基地局から通常の基地局にゾーン移行する場合
で、図2のステップ100の受信レベルを判定する所定
レベルaは、同じでもよいが、ヒステリシスを持たせ
て、禁止エリア基地局から通常の基地局にゾーン移行す
るときは所定レベルaを小さい値としてもよい。
局から禁止エリア基地局にゾーン移行する場合と、禁止
エリア基地局から通常の基地局にゾーン移行する場合
で、図2のステップ100の受信レベルを判定する所定
レベルaは、同じでもよいが、ヒステリシスを持たせ
て、禁止エリア基地局から通常の基地局にゾーン移行す
るときは所定レベルaを小さい値としてもよい。
【0022】即ち、禁止エリア基地局から通常の基地局
へゾーン移行するときの所定レベルaを小さな値とする
ことによって、図2のステップ100で通常の基地局へ
のゾーン移行をしににくする。こうすることによって、
携帯電話機2がより禁止エリアから遠くに離れるまで、
携帯電話機2を禁止エリア基地局1に位置登録したまま
とし、送信機能を停止したままとすることで、より安全
性を確保することができる。
へゾーン移行するときの所定レベルaを小さな値とする
ことによって、図2のステップ100で通常の基地局へ
のゾーン移行をしににくする。こうすることによって、
携帯電話機2がより禁止エリアから遠くに離れるまで、
携帯電話機2を禁止エリア基地局1に位置登録したまま
とし、送信機能を停止したままとすることで、より安全
性を確保することができる。
【0023】更に、禁止エリア基地局としては、スタン
ドアローンでも可能であるが、通常の回線と接続しても
よい。即ち、通常の基地局は各基地局とつながりを持っ
ているが、禁止エリア基地局は通常の基地局とつながり
を持っていても、持っていなくてもよい。以上の実施形
態で説明したように、通常の基地局とつながりを持たな
い場合、携帯電話機がいずれかの通常の基地局に位置登
録した後、禁止エリア基地局に位置登録したとすると、
着信があった場合、通常の基地局は自局に携帯電話機が
いるものと判断し、そのエリアに呼び出しをかける。こ
の場合、その携帯電話機は禁止エリア基地局に位置登録
されているので、呼び出しをかけてもチャンネルが違
い、携帯電話機に着信することはない。
ドアローンでも可能であるが、通常の回線と接続しても
よい。即ち、通常の基地局は各基地局とつながりを持っ
ているが、禁止エリア基地局は通常の基地局とつながり
を持っていても、持っていなくてもよい。以上の実施形
態で説明したように、通常の基地局とつながりを持たな
い場合、携帯電話機がいずれかの通常の基地局に位置登
録した後、禁止エリア基地局に位置登録したとすると、
着信があった場合、通常の基地局は自局に携帯電話機が
いるものと判断し、そのエリアに呼び出しをかける。こ
の場合、その携帯電話機は禁止エリア基地局に位置登録
されているので、呼び出しをかけてもチャンネルが違
い、携帯電話機に着信することはない。
【0024】一方、禁止エリア基地局を通常の基地局と
つながりを持たせた場合、着信があったときに、禁止エ
リア基地局は位置登録した携帯電話機に対し、着信処理
を行わないように制御し、着信があっても接続しないこ
とで、携帯電話機の送信機能を停止させるものとする。
また、このように禁止エリア基地局を他の基地局とつな
がりを持たせた場合、禁止エリア基地局では、着信時に
発信相手に対し、その発信相手の移動機は禁止エリアに
いるので、接続できない旨をアナウンスしてもよい。ま
た、留守番電話サービスなどを利用して、同様のメッセ
ージを発信相手に送ることも可能である。
つながりを持たせた場合、着信があったときに、禁止エ
リア基地局は位置登録した携帯電話機に対し、着信処理
を行わないように制御し、着信があっても接続しないこ
とで、携帯電話機の送信機能を停止させるものとする。
また、このように禁止エリア基地局を他の基地局とつな
がりを持たせた場合、禁止エリア基地局では、着信時に
発信相手に対し、その発信相手の移動機は禁止エリアに
いるので、接続できない旨をアナウンスしてもよい。ま
た、留守番電話サービスなどを利用して、同様のメッセ
ージを発信相手に送ることも可能である。
【0025】また、以上の実施形態では、A社製の携帯
電話機2が禁止エリア基地局1に位置登録を行う場合を
例として説明したが、B社製の携帯電話機15の場合も
全く同様に禁止エリアに入ったら、禁止エリア基地局1
に位置登録を行うことで送信機能を停止するものとす
る。
電話機2が禁止エリア基地局1に位置登録を行う場合を
例として説明したが、B社製の携帯電話機15の場合も
全く同様に禁止エリアに入ったら、禁止エリア基地局1
に位置登録を行うことで送信機能を停止するものとす
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、次の効果
がある。(1)携帯電話機からの受信レベルが所定レベル以上に
なった時に禁止エリア基地局に位置登録を行い、且つ、
報知情報に設定されている発信規制に基づいて携帯電話
機の送信部をオフすることにより、禁止エリアに入って
きた携帯電話機の送信機能を自動的、且つ、強制的に停
止させることができると共に、禁止エリア基地局を他の
基地局と接続しないことにより、禁止エリアに位置登録
された携帯電話機に着信することはないため、携帯電話
機の発信と着信を完全に停止させることができる。従っ
て、航空機や病院等の携帯電話機の使用が禁止されてい
る禁止エリアで、携帯電話機の電源をオフしないでも、
あるいは電源をオフすることを忘れてしまった場合で
も、確実に安全性を確保することができる 。(2)禁止エリア基地局と他の基地局を接続し、禁止エ
リア基地局に位置登録された携帯電話機に着信があった
時に着信処理を行わないことにより、同様に発信と着信
を完全に停止させることができ、禁止エリアにおける安
全性を確実に確保することができる 。(3)禁止エリア基地局と他の基地局を接続し、禁止エ
リア基地局に位置登録された携帯電話機に着信があった
時に発信相手に対し禁止エリアにいて接続できないこと
をアナウンスすることにより、発信相手が接続できない
理由がわかり、サービスの向上を図ることができる 。(4)禁止エリア基地局と他の基地局を接続し、禁止エ
リア基地局に位置登録された携帯電話機に着信があった
時に着信処理を行わず、且つ、発信相手に対し禁止エリ
アにいて接続できないことをアナウンスすることによ
り、発信と着信を完全に停止して安全性を確保できるば
かりでなく、発信相手が接続できない理由がわかるの
で、サービスの向上を図ることができる 。(5)位置登録する場合の所定レベルを、通常の基地局
から禁止エリア基地局に位置登録する場合よりも、禁止
エリア基地局から通常の基地局に位置登録する場合の方
を小さいレベルに設定することにより、携帯電話機がよ
り禁止エリアから遠くに離れるまで禁止エリア基地局に
位置登録したままとし、携帯電話機の送信 機能を停止し
たままとすることができるので、より禁止エリアでの安
全性を確保することができる 。
がある。(1)携帯電話機からの受信レベルが所定レベル以上に
なった時に禁止エリア基地局に位置登録を行い、且つ、
報知情報に設定されている発信規制に基づいて携帯電話
機の送信部をオフすることにより、禁止エリアに入って
きた携帯電話機の送信機能を自動的、且つ、強制的に停
止させることができると共に、禁止エリア基地局を他の
基地局と接続しないことにより、禁止エリアに位置登録
された携帯電話機に着信することはないため、携帯電話
機の発信と着信を完全に停止させることができる。従っ
て、航空機や病院等の携帯電話機の使用が禁止されてい
る禁止エリアで、携帯電話機の電源をオフしないでも、
あるいは電源をオフすることを忘れてしまった場合で
も、確実に安全性を確保することができる 。(2)禁止エリア基地局と他の基地局を接続し、禁止エ
リア基地局に位置登録された携帯電話機に着信があった
時に着信処理を行わないことにより、同様に発信と着信
を完全に停止させることができ、禁止エリアにおける安
全性を確実に確保することができる 。(3)禁止エリア基地局と他の基地局を接続し、禁止エ
リア基地局に位置登録された携帯電話機に着信があった
時に発信相手に対し禁止エリアにいて接続できないこと
をアナウンスすることにより、発信相手が接続できない
理由がわかり、サービスの向上を図ることができる 。(4)禁止エリア基地局と他の基地局を接続し、禁止エ
リア基地局に位置登録された携帯電話機に着信があった
時に着信処理を行わず、且つ、発信相手に対し禁止エリ
アにいて接続できないことをアナウンスすることによ
り、発信と着信を完全に停止して安全性を確保できるば
かりでなく、発信相手が接続できない理由がわかるの
で、サービスの向上を図ることができる 。(5)位置登録する場合の所定レベルを、通常の基地局
から禁止エリア基地局に位置登録する場合よりも、禁止
エリア基地局から通常の基地局に位置登録する場合の方
を小さいレベルに設定することにより、携帯電話機がよ
り禁止エリアから遠くに離れるまで禁止エリア基地局に
位置登録したままとし、携帯電話機の送信 機能を停止し
たままとすることができるので、より禁止エリアでの安
全性を確保することができる 。
【図1】本発明の携帯電話システムの一実施形態の構成
を示した図である。
を示した図である。
【図2】図1の実施形態の動作を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【符号の説明】 1 禁止エリア基地局 2、15 携帯電話機 3、9 送信部 4、8 受信部 5、10 制御部 6、7 アンテナ 11 ROM 12〜14 通常の基地局 16〜17 通常の基地局
Claims (5)
- 【請求項1】 携帯電話機の使用が禁止されている禁止
エリアで携帯電話機の送信機能を強制的に停止させるシ
ステムであって、前記禁止エリア内に、所定周波数の電
波の発信規制が設定された報知情報を送信する手段と、
前記携帯電話機からの位置登録を受け付ける手段とを有
し、且つ、他の基地局とは回線が接続されていない禁止
エリア基地局を設置し、携帯電話機からの受信レベルが
所定レベル以上となった場合、前記位置登録受け付け手
段により該当する携帯電話機を前記禁止エリア基地局に
位置登録し、且つ、前記報知情報に設定されている発信
規制に基づいて該当する携帯電話機の送信部をオフする
ことにより、前記禁止エリアにおいて携帯電話機の送信
機能を停止させることを特徴とする携帯電話システム。 - 【請求項2】 携帯電話機の使用が禁止されている禁止
エリアで携帯電話機の送信機能を強制的に停止させるシ
ステムであって、前記禁止エリア内に、所定周波数の電
波の発信規制が設定された報知情報を送信する手段と、
前記携帯電話機からの位置登録を受け付ける手段とを有
し、且つ、他の基地局と回線が接続された禁止エリア基
地局を設置し、携帯電話機からの受信レベルが所定レベ
ル以上となった場合、前記位置登録受け付け手段により
該当する携帯電話機を前記禁止エリア基地局に位置登録
すると共に、前記報知情報に設定されている発信規制に
基づいて該当する携帯電話機の送信部をオフすることに
より、前記禁止エリアにおいて携帯電話機の送信機能を
停止させ、且つ、前記禁止エリア基地局に位置登録され
ている携帯電話機に着信があった場合、前記禁止エリア
基地局は着信処理を行わないことを特徴とする携帯電話
システム。 - 【請求項3】 携帯電話機の使用が禁止されている禁止
エリアで携帯電話機の送信機能を強制的に停止させるシ
ステムであって、前記禁止エリア内に、所定周波数の電
波の発信規制が設定された報知情報を送信する手段と、
前記携帯電話機からの位置登録を受け付ける手段とを有
し、且つ、他の基地局と回線が接続された禁止エリア基
地局を設置し、携帯電話機からの受信レベルが所定レベ
ル以上となった場合、前記位置登録受け付け手段により
該当する携帯電話機を前記禁止エリア基地局に位置登録
すると共に、前記報知情報に設定されている発信規制に
基づいて該当する携帯電話機の送信部をオフすることに
より、前記禁止エリアにおいて携帯電話機の送信機能を
停止させ、且つ、前記禁止エリア基地局に位置登録され
ている携帯電話機に着信があった場合、前記禁止エリア
基地局は発信相手に対し禁止エリアにいて接続できない
ことをアナウンスすることを特徴とする携帯電話システ
ム。 - 【請求項4】 携帯電話機の使用が禁止されている禁止
エリアで携帯電話機の送信機能を強制的に停止させるシ
ステムであって、前記禁止エリア内に、所定周波数の電
波の発信規制が設定された報知情報を送信する手段と、
前記携帯電話機からの位置登録を受け付ける手段とを有
し、且つ、他の基地局と回線が接続された禁止エリア基
地局を設置し、携帯電話機からの受信レベルが所定レベ
ル以上となった場合、前記位置登録受け付け手段により
該当する携帯電話機を前記禁止エリア基地局に位置登録
すると共に、前記報知情報に設定されている発信規制に
基づいて該当する携帯電話機の送信部をオフすることに
より、前記禁止エリアにおいて携帯電話機の送信機能を
停止させ、且つ、前記禁止エリア基地局に位置登録され
ている携帯電話機に着信があった場合、前記禁止エリア
基地局は着信処理を行わず、発信相手に対し禁止エリア
にいて接続できないことをアナウンスすることを特徴と
する携帯電話システム。 - 【請求項5】 携帯電話機の使用が禁止されている禁止
エリアで携帯電話機の送信機能を強制的に停止させるシ
ステムであって、前記禁止エリア内に、所定周波数の電
波の発信規制が設定された報知情報を送信する手段と、
前記携帯電話機からの位置登録を受け付ける手段とを有
する禁止エリア基地局を設置し、携帯電話機からの受信
レベルが所定レベル以上となった場合、前記位置登録受
け付け手段により該当する携帯電話機を前記禁止エリア
基地局に位置登録し、且つ、前記報知情報に設定されて
いる発信規制に基づいて該当する携帯電話機の送信部を
オフすることにより、前記禁止エリアにおいて携帯電話
機の送信機能を停止させ、且つ、前記所定レベルを通常
の基地局から前記禁止エリア基地局に位置登録する場合
よりも、禁止エリア基地局から通常の基地局に位置登録
する場合の方を小さいレベルに設定したことを特徴とす
る携帯電話システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1527997A JP3037176B2 (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 携帯電話システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1527997A JP3037176B2 (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 携帯電話システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10215483A JPH10215483A (ja) | 1998-08-11 |
JP3037176B2 true JP3037176B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=11884428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1527997A Expired - Fee Related JP3037176B2 (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 携帯電話システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3037176B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE59813299D1 (de) * | 1997-09-09 | 2006-01-26 | Siemens Ag | Verfahren zum schutz eines beschränkten örtlichen bereiches vor durch mobilfunkendgeräte ausgesendeter elektromagneticsher strahlung, sowie entsprechende funkstation |
JP4493252B2 (ja) * | 2000-03-23 | 2010-06-30 | アルカテル−ルーセント | 移動電話の使用に対する一定ゾーンの電波保護方法 |
JP2002345007A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-29 | Kyocera Corp | 無線通信機及びゾーン移行方法 |
KR20030075341A (ko) * | 2002-03-18 | 2003-09-26 | 삼성전자주식회사 | 이동단말기에서 수신신호를 제한하는 방법 |
KR100523209B1 (ko) * | 2004-12-28 | 2005-10-20 | (주) 다이시스 | 휴대통신기기 감지장치 및 그 방법 |
JP4950853B2 (ja) * | 2007-11-13 | 2012-06-13 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 携帯端末の着信通知設定制御方法、携帯端末および移動通信システム |
-
1997
- 1997-01-29 JP JP1527997A patent/JP3037176B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10215483A (ja) | 1998-08-11 |
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