JP2002125267A - 携帯電話の通信制限方法及び妨害装置 - Google Patents

携帯電話の通信制限方法及び妨害装置

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JP2002125267A
JP2002125267A JP2000316083A JP2000316083A JP2002125267A JP 2002125267 A JP2002125267 A JP 2002125267A JP 2000316083 A JP2000316083 A JP 2000316083A JP 2000316083 A JP2000316083 A JP 2000316083A JP 2002125267 A JP2002125267 A JP 2002125267A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は基地局と当該基地局と無線で接続が可
能な移動機とで構成される携帯電話システムにおける携
帯電話の通信制限方法及び妨害装置に関し,音声通話が
規制されるような特定のエリア内で,移動機を使用した
非電話通信を規制せず,音声通話だけを禁止することを
目的とする。 【解決手段】移動機の利用を制限したい特定エリア内に
妨害装置を設け,妨害装置に制御チャネル監視部と,該
制御チャネル監視部の制御により妨害電波を特定エリア
に出力する妨害電波発生部を備える。制御チャネル監視
部は特定エリア内の移動機と基地局間の制御チャネルを
監視し,音声通信の呼を表す信号を検出すると,通話用
の無線チャネルのみに妨害電波発生部を駆動して妨害電
波を発生するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線信号により指定
された通話チャンネルにより通信を開始する無線機の通
信の妨害を行う携帯電話の通信制限方法及び妨害装置に
関し,特に通話のみを効果的に妨害する,例えば,基地
局とこの基地局に無線で接続される移動機とからなる携
帯電話システムに適用すれば,特定の場所での通話によ
る問題を未然に防ぐことができる携帯電話の通信制限方
法及び妨害装置に関する。
【0002】近年,携帯(移動)電話が一般に広く普及
するようになり,通話音声が周囲に迷惑を及ぼすことが
問題となっている。なお,この時,データ通信は比較的
静かであるため,会話により生ずる音声による迷惑のみ
を効果的に防止したいという要望がある。
【0003】
【従来の技術】施設の空間内で携帯電話機が使用中また
は使用可能な状態になっていることを検出する手段を設
け,この検出手段からの検出信号に基づいて移動機の使
用を止めるように警告を発生させる手段を設けたり,移
動機が使用中または使用可能な状態になっていることの
検出手段からの検出信号に基づいて移動機による会話を
妨害するために信号を発生する手段を設けて強制的に移
動機による通信を禁止する技術がある(特開平10−4
2371号公報参照)。
【0004】一方,近年,携帯電話(移動機)単体での
パケット通信や,携帯電話にパーソナルコンピュータを
接続して行うデータ通信の利用が普及している。
【0005】各種の施設において,緊急に携帯電話を利
用してデータ通信を行いたい場合がある。例えば,図書
館,レストラン,電車等のように音声通話の利用は規制
したいが,データ通信のように非音声通信をスピーカか
ら出力しない通信についてはこれを制限しなくてよい場
合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術によれ
ば音声による周囲への迷惑だけ防止したいにもかかわら
ずデータ通信のような非音声通信までも禁止されてしま
うという問題があった。また,上記従来の技術によれ
ば,移動機による通信を妨害するための通話用に使用す
る周波数帯域全体に妨害電波を送信する必要があり,多
くの電力を消費するという問題がある。
【0007】本発明は通信(音声通信)開始前に妨害を
開始することができる携帯電話の通信制限方法及び妨害
装置を提供することを目的とする。
【0008】また,本発明は音声通話が規制されるよう
な特定のエリア内で,移動機を使用した非電話通信を規
制せず,音声通話だけを禁止することができる携帯電話
の通話制限方法及び妨害装置を提供することを他の目的
とし,また,妨害を行うための電波発生電力を節約する
ことを他の目的の一つとする。
【0009】更に,特定のエリア内の全ての移動機によ
る音声通信を完全に禁止すると不都合が生じる場合があ
り,特定のエリアにいても緊急な連絡を行うことが必要
な特定の利用者の移動機についてだけは音声通信を可能
にすることも他の目的の一つとする。また,基地局にま
ねて所定の制御信号を送信する機能を付加することな
く,より簡単な構成で妨害を実現することも他の目的の
一つとする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
を示す図である。図中,1は無線通信(ここでは特に携
帯電話の通信についての実施例を記載する)を制限した
い特定のエリアに設けられて通信を制限するための妨害
電波を送信する妨害装置,10は移動機と基地局間で通
信される制御チャネルを監視する制御チャネル監視部,
10aは制御チャネルの内容をチェックして,音声によ
る通話が行われる発信又は着信の検出をする音声通信検
出手段,10bは携帯電話に対する受信チャンネルの指
定信号を検出して指定に係る受信チャンネルを取得する
受信チャネル検出手段,11は指定された特定チャネル
(下り)に対する妨害電波を発生する妨害電波発生部,
2は当該特定のエリア内に位置する音声通信やデータ通
信の機能を備える移動機(携帯電話),2’は特定のエ
リアの外に位置する移動機(携帯電話),3は各エリア
毎に設けられてエリア内の移動機2との間で無線により
通信を行う基地局,4は通話制限が行われる特定のエリ
アを表し,5は基地局3がカバーするサービスエリアで
あり,特定エリア4はサービスエリア5の一部の領域で
ある。
【0011】移動機(携帯電話)2が基地局3との間で
制御信号の送受信を行うと,妨害装置1の制御チャネル
監視部10で制御チャネルを監視し,制御チャネルで受
信した制御信号の内容を音声通信検出手段10aに入力
することで基地局が移動機(携帯電話)に対して音声に
よる通信,即ち通話を開始するのを検出する。又制御信
号が携帯電話に対する受信チャンネルの指定信号であれ
ば,そのチャネルを受信チャネル検出手段10bで検出
する。制御チャネル監視部10はこの検出されたチャネ
ルの情報と共に駆動信号を妨害電波発生部11へ供給す
ることで,妨害電波発生部11から指定されたチャネル
(下り)のみに妨害電波を送出する。他のチャネルには
妨害電波を発生する必要がなく,音声通信用の全チャネ
ルに妨害電波を出力するよりも省電力を実現できる。な
お,制御チャネルの妨害は行わないため,移動機2と基
地局3間の制御信号の送受信は可能である。
【0012】図2は本発明の第2の原理構成である。こ
の第2の原理構成には,図1の符号2,2’,3〜5で
示す装置やエリアが図示省略されて妨害装置1の構成だ
け示す。この第2の原理構成は,図1と同様に基地局3
がカバーするサービスエリア5内の特定エリア4内の移
動機による通話を制限する点で第1の原理構成と共通す
るが,特定エリア4内の移動機の中の予め登録された移
動機だけ通話を許可(または禁止)するように制御でき
るようにするものである。図2中,1,10,10a,
10b,11は上記図1の同一符号の各部と同じであ
り,説明を省略する。妨害装置1内の12は移動機チェ
ック部,12aは移動機識別情報記憶部である。
【0013】特定エリア内での通信を許可(または禁
止)する移動機識別情報を基地局3と移動機2との間で
送受信する制御チャネルを用いるか又は妨害装置1への
直接入力により妨害装置1の移動機チェック部12の移
動機識別情報記憶部12aに登録する。その後,制御チ
ャネルを用いて発・着呼の制御信号が特定エリア4(図
1)内の移動機2(図1)と基地局3(図1)の間で送
受信されると,妨害装置1の制御チャネル監視部10で
制御チャネルにより送受信される信号中の移動機識別情
報と通信用(通話用)の指定チャネルとを検出し,移動
機チェック部12において移動機識別情報記憶部12a
に登録された移動機識別情報と検出された移動機識別情
報を比較して,一致が検出されると,妨害電波発生部1
1に対し妨害電波の発生をさせず当該移動機と基地局と
の間の通信を実行させ,一致が検出されないと,妨害電
波発生部11に対し通話用の指定チャネル(下り)での
妨害電波を発生させる。
【0014】この図2に示す第2の原理構成により,上
記したのとは反対に予め登録した特定の移動機識別情報
と一致した移動機に対して特定エリア内での音声通信を
制限するために妨害電波を発生させ,それ以外の移動機
(識別情報の一致がとれない移動機)には音声通信を許
可するように制御することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図3は妨害装置の実施例のブロッ
ク構成を示す。図中,1aは受信用アンテナ,1bは制
御チャネルの上り信号を受信する受信機,1cは制御チ
ャネルの下り信号を受信する受信機,1dは制御部,1
eは妨害電波送信機,1fは送信用アンテナを表す。
【0016】図4,図5は実施例1の妨害装置の動作を
説明する図であり,図4は携帯電話が発呼する時の基地
局,移動機(携帯電話),妨害装置間の信号のシーケン
ス,図5は実施例1の妨害装置の制御部(図3の1d)
の処理フローである。
【0017】一つの移動機(図1の2,携帯電話という
場合もある)が基地局(図1の3)のサービスエリア
(図1の5)内で,且つ通話制限を行う特定エリア(図
1の4)内に位置し,別の移動機(図1の2’,これも
携帯電話という場合がある)は特定のエリアの外に位置
している。サービスエリア内にある移動機は基地局と制
御チャネルを介した制御信号の送受信が可能である。図
3に示す妨害装置の受信機1c,1dはそれぞれ移動機
から基地局への上り制御信号と基地局から移動機への下
り制御信号を受信する。上り,下りの制御チャネルを複
数使用する場合は,その数に応じて受信機を設けても良
い。特定エリア内の移動機2が音声通信の発呼を行う場
合,図4に示すシーケンスにより移動機と基地局間で制
御信号が送受信される。
【0018】すなわち,移動機2と基地局3の間では無
線の制御チャネルによる通信が可能となっており(図4
のa),移動機2は,音声通信の表示を含む呼設定信号
を上りの制御チャネルにより基地局3へ送信する(図4
のb)。この時,移動機2の機器番号(MSI)が呼設
定の中に含まれ,発信無線状態報告も相乗りの形式で送
られる。基地局3はこの呼設定を受け取ると,従来のプ
ロトコル(ディジタル方式自動車電話システム標準規格
RCR-STD27H)に従い,ユーザの認証要求を下りの制御チ
ャネルにより移動機2に認証要求し(図4のc),移動
機2から上りの制御チャネルによりユーザの認証応答を
行う(同d)。
【0019】これを受け取ると,基地局3は下りの制御
チャネルにより発呼を行った移動機2に対して通話用に
割り当てる無線チャネル(通話チャネル)を指定する
(図4のe)。基地局3は移動機2との間の無線チャネ
ルを制御チャネルから指定した通話チャネルに移行し,
無線チャネルの指定を受け取った移動機2も通話チャネ
ルに移行する(図4のf)。ここで,後述する図5の処
理フローにより,妨害装置は妨害電波送信機からアンテ
ナを介して指定された通話チャネル(下り)に妨害電波
を送信する(図4のg)。
【0020】このときの妨害装置の動作は,図5に示す
詳しく示されている。妨害装置は常時図3に示す受信機
1b,1cで上り,下り制御チャネルを監視し(図5の
S1),移動機からの呼設定信号(図4の信号c)を受
信したか判別し(同S2),受信しないと監視を続ける
が,受信した場合は呼設定で要求した通信の種別が音声
通話か非音声通話(データ通信)かを判別する(同S
3)。この通信種別の表示は,従来のプロトコル(上記
標準規格RCR-STD27H記載のプロトコル)において規定さ
れている。非音声通信(データ通信)である場合は,何
もせず(妨害電波を発生することなく)S1に戻るが,
音声通信の場合は上記の受信信号レベルが一定値以上か
判別し(図5のS4),一定レベルに達してないとS1
に戻るが,一定値以上の場合は,受信された呼設定信号
に含まれた移動機の識別情報(例えば移動機番号)を記
憶する(同S5)。
【0021】この後,下りの制御チャネルの中からこの
記憶した識別情報(移動機番号)宛の通話チャネルを指
定する信号を受信し(図5のS6),指定された通話チ
ャネルを取得する(同S7)。取得した通話チャネル情
報を妨害電波送信機(図3の1e)へ入力して,妨害電
波送信機はその通話チャネル(下り)に対する妨害電波
のみを一定時間送信させる(図5のS8)。この場合,
移動機2は上記図4のeの信号により指定された通話チ
ャネル(下り)にて通信を開始しようとするが,妨害電
波送信機からの妨害電波により基地局からの信号を受信
することができず通話に移行することが不可能となる。
この結果,通話制限が行われる特定エリア(図1の4)
内の移動機は発信が不能となる。
【0022】対象となる移動電話(携帯電話)システム
がTDMA(Time Division Multiple Access)方式の場
合は,上記S7において基地局から通話用に指定された
チャネル,即ち指定された周波数及びタイムスロットを
検出して,S8において妨害電波を送信しているが,図
6はその場合の妨害電波送信機のタイミングチャートを
示している。
【0023】図6に示す例では,指示された周波数につ
いてa.に示すように基地局からあるチャネルについて
3つのスロット(slot1,slot2,slot3)を用いて移動機へ
下りの通話信号を送信している(移動機から基地局への
上りの通話信号は図示省略)。この時,妨害電波送信機
から図6のa.のチャネルのスロット2(slot2)に妨害
電波を発生すると,基地局から移動機へ通話信号(下
り)を送信するためのスロット2のタイミングに同期し
て,図6のb.に示すように妨害電波を送信する。これ
により,通話制限のエリアの移動機は図6のc.に示す
ようにスロット2による音声通話を受信することができ
なくなる。なお,妨害電波の到達範囲にある移動機は,
基地局の下り電波を妨害電波送信機とほぼ同じタイミン
グで受けているが,図6のd.に示すように妨害電波と
同一チャネルであるが別スロット(図6のスロット3)
で通信(例えば,データ通信)を行っている他の移動機
に影響を与えることはない。
【0024】なお,完全に(スロット全体にわたって)
妨害電波を送信しなくても,スロットの1部の区間でも
よい。また,チャネルの指定に対し設定すべき周波数タ
イムスロットに関する情報は移動機が有するものと同様
に有しておればよく,それを用いて妨害電波の送信を行
う。
【0025】図7,図8は移動機に音声通信の着信があ
った場合の妨害装置の動作を説明する図であり,図7は
着信時の基地局,移動機,妨害装置間の制御信号のシー
ケンス,図8は実施例1の着信時の妨害装置の制御部の
処理フローである。
【0026】移動機2と基地局間で制御チャネルの送受
信が可能な状態で(図7のa),特定エリア内の移動機
2に対する音声通信の発呼が発生すると,基地局3から
制御チャネルでページング(呼出しを通知する)信号を
移動機2に送信する(同b)。移動機2がこれに応じて
着信無線状態を報告すると(図7のc),基地局3から
認証要求を送信し(同d),移動機2から認証応答を返
すと(同e),基地局3から移動機2に対し通話用の無
線チャネルを指定する信号が送られる(同f)。この
後,移動機2と基地局3は通話チャネルに移行する(図
7のg)。このシーケンスのa〜fは全て制御チャネル
で送受信されるが,これらの制御チャネルの信号は妨害
装置1において受信され,後述する妨害装置1における
制御動作により妨害電波が基地局3で指定された通話用
の無線チャネル(下り)に一定時間送信され(図7の
h),移動機2による音声通信が妨害される。なお,通
常は通話チャネルの指定(図7のg)の後,指定された
無線チャネルに移行した上で基地局3から移動機2に呼
設定信号が送られるが(図7のi),指定された妨害電
波が送信されているため移動機2で受信することはでき
ない。
【0027】着信の場合の妨害装置の制御部の処理フロ
ーは,図8に示すように,制御チャネルの上り,下りを
受信し(図8のS1),ページング(図7のb)及び着
信無線状態報告(図7のc)を受信したか判別し(図8
のS2),受信しないとS1に戻るが,受信した場合は
音声通話か判別する(同S3)。この場合,音声通話で
あるか非音声通話であるかの判定をするために,基地局
は着信時の信号中に音声通信か非音声通信(データ通
信)のデータかを表す信号を付加したページング信号を
送信するとする(上記標準規格RCR-STD27Hのプロトコル
の着信時のページング信号中には種別を表す信号が含ま
れてないからである)。
【0028】音声通信でない場合は,S1に戻るが,音
声通信である場合は,移動機2から着信無線状態報告の
信号(図7のc)の受信レベルが一定値以上か判別し
(図8のS4),一定値以上の場合は,ページング信号
(図7のb)または着信無線状態報告(図7のc)に含
まれる移動機の識別情報(移動機番号)を記憶する(図
8のS5)。その後,記憶した識別情報(移動機番号)
宛の通話用の無線チャネル指定信号(図7のf)を受信
すると(図8のS6),指定された通話チャネルを検出
(特定)し(図8のS7),送信機から検出した通話チ
ャネル(下り)に対して妨害電波を一定時間送信する
(同S8)。
【0029】上記の実施例1では,発信,着信の何れの
場合にも特定エリア(通話を制限したいエリア)内の全
ての移動機により音声通信を制限(妨害)しているが,
予め登録された移動機については音声通信を制限せずに
救済し,それ以外の移動機については禁止するように制
御することができる。また,これとは逆に予め登録され
た移動機についてだけ音声通信を禁止して,それ以外は
音声通信を可能にするように制御することも可能であ
り,以下に説明する。
【0030】図9,図10は電話番号による特定移動機
のみの音声による通信を可能にする,実施例2の説明図
である。図9は実施例2による移動機識別情報(例えば
電話番号)の登録の処理フロー,図10は実施例2の発
呼時の妨害装置の制御部の処理フローである。この実施
例2の妨害装置も,上記図4に示す実施例1の携帯電話
が発呼する時の基地局,移動機,妨害装置間の信号のシ
ーケンスが適用される。
【0031】最初に妨害装置を登録モードにし(図9の
S1),音声通信(通話)の制限の対象外としたい移動
機の識別情報(電話番号)をユーザが入力装置(図示省
略)により入力することで,音声制限装置の制御部内の
メモリ(図示省略)に登録される(図9のS2)。
【0032】このように登録を行った後,図10に示す
処理フローが実行され,通話制限を行う特定エリア内の
移動機と基地局間の制御チャネルの上り下りを監視し
(図10のS1),呼設定信号(信号b)を受信したか
判別し(同S2),受信されないとS1に戻り,受信さ
れた場合は呼設定信号(信号b)中の「発番号」が制御
部内のメモリに登録された電話番号と一致するか判別す
る(同S3)。一致がとれると,S1に戻り,当該移動
機の通話を制限しないが,一致しない場合はこの制御信
号の受信レートが一定値以上か判別し(同S4),一定
値以上でないとS1に戻り,一定値以上の場合はこの移
動機の識別情報(移動機番号)を記憶する(同S5)。
この後,この識別情報(移動機番号)宛の無線チャネル
指定の制御信号(信号e)を受信すると(同S6),そ
の信号中の指定通話チャネル情報を取得し(同S7),
妨害電波送信機から取得した通話チャネル(下り)で妨
害電波を一定時間送信する(同S8)。これにより,登
録されている電話番号の移動機の通話は可能とし,登録
されていない移動機の通話のみ妨害できる。
【0033】図11は実施例3による移動機番号を登録
するための処理フロー,図12は移動機番号を利用した
移動機の発信時の妨害装置の制御部の処理フローであ
る。この実施例3の妨害装置も,上記図4に示す実施例
1の基地局と移動機間の制御信号のシーケンスが適用さ
れる。
【0034】図11において,最初に妨害装置を登録モ
ードにし(図11のS1),通話制限を行う特定エリア
内の移動機から発信のための制御チャネルを介する呼設
定信号(信号b)を受信したか判別する(同S2)。呼
設定信号を受信すると,その信号に含まれた発信した移
動機の移動機番号を妨害装置の制御部内のメモリ(図示
省略)に記憶し(図11のS3),一方,呼設定信号に
含まれる発番号を妨害装置の表示装置(図示省略)に表
示して,ユーザに確認を求める(同S4)。
【0035】ユーザが妨害装置を操作して移動機番号を
登録する旨設定すると,図12に示す処理フローが実行
される。この図12の処理フローは,上記実施例2の処
理フロー(図10)と同様のステップであり,妨害装置
は制御チャネルの上り下りを監視し(図10のS1),
呼設定信号を受信したか判別し(同S2),受信すると
その呼設定信号に設定されている移動機番号が上記図1
1で登録した移動機番号と一致するか判別する(同S
3)。一致するとS1に戻り,一致しない場合はS4に
進み,この後上記図10のS4〜S8と同様の処理が行
われ実行される。
【0036】図13は移動機への着信時の妨害装置の制
御部の処理フローであり,この実施例3では移動機番号
による特定移動機のみの音声による着信を可能とする。
この処理フローは,上記図7に示す着信時の基地局と移
動機間の制御信号のシーケンス図4に示す実施例1の基
地局と移動機間の制御信号のシーケンスが適用される。
【0037】この場合も,予め上記図11に示す処理フ
ローにより通話通信を許容する移動機番号を妨害装置に
登録しておき,その後制御チャネルにの上り下りを受信
し(図13のS1),ページング信号(図7のb)に対
する移動機からの着信無線状態報告(図7のc)の信号
を受信したか判別し(図13のS2),受信すると着信
無線状態報告信号に含まれる移動機番号が登録されてい
る移動機番号と一致するか判別する(同S3)。ここで
一致がとれないとS1に戻り,一致すると上記図8のS
4と同様の着信無線状態報告信号の受信レベルの判別を
行い,以下図8のS5〜S8と同様の処理が図13のS
5〜S8において実行される。
【0038】実施例3の場合も,予め登録した移動機番
号の移動機だけが通話通信を許容されるが,予め登録し
た移動機番号の移動機だけが通話通信を制限するように
変更してもよい。
【0039】上記実施例においては,通話だけ妨害する
構成をとることとしたが,図5のステップ3等の音声通
話か否かの判定をするステップを除外し,音声通信であ
るかないかにかかわらず全ての通信について妨害するこ
ともできる。その際,この実施例では基地局から移動機
に送信される通信チャンネルを指定する制御信号を妨害
装置が受信して,直ちに妨害電波を当該通信チャンネル
(下り)に対して送信することで,通信チャンネルを監
視して所定レベルを越える信号の受信すると,受信した
周波数に対する妨害電波を送信するよりも早く通話を妨
害することができる。なお,移動機は通話チャンネルに
移行して基地局からの同期信号を受信することとなる
が,すくなくともこの下り同期信号が送信されるよりも
前または同時または送信中に妨害電波の送信を開始する
ことにより移動機の同期処理を妨害し,音声通信開始は
完全に防ぐこともできる。
【0040】また,図5のステップ4のように呼設定信
号が一定値以上のときに次のステップに進み,妨害電波
の送信を可能としているが,このステップは他の実施例
も同様に省略可能である。但し,このステップを挿入す
ることで当該妨害装置からあまり遠い移動機の通信(発
信)を妨害してしまわないようにするためであり,妨害
装置により通信を妨害したいエリアの広さを狭めたけれ
ばこの値を大きく,広めたければ小さく設定するとよ
い。これは妨害装置が送信する妨害電波についてもいえ
ることであり,妨害したエリアを広くしたければ妨害電
波の送信電力を大きく,逆に狭くしたければ妨害電波の
送信電力を小さくするとよい。妨害電波の送信電力の設
定は特に移動機の着信に対する妨害の誤動作を防ぐのに
効果的である。
【0041】また,上記実施例は移動機に限らず無線信
号により通信チャンネルを指定される一般の無線機に対
しても適用可能である。
【0042】(付記1)基地局と当該基地局と無線で接
続が可能な移動機とで構成される携帯電話システムにお
いて,移動機の利用を制限したい特定エリア内に妨害装
置を設け,前記妨害装置に制御チャネル監視部と,該監
視部の制御により妨害電波を前記特定エリアに出力する
妨害電波発生部を備え,前記制御チャネル監視部は前記
特定エリア内の移動機と基地局間の制御チャネルを監視
し,音声通信の呼を表す信号を検出すると,通話用の無
線チャネルのみに前記妨害電波発生部を駆動して妨害電
波を発生することを特徴とする携帯電話の通信制限方
法。
【0043】(付記2)付記1において,前記制御チャ
ネル監視部は,移動機と基地局間の制御チャネルの内容
から呼の通信種別を識別する手段と,通信種別が音声通
信であることを検出する出力により駆動されてその後の
制御チャネルにより前記音声通信用に指定されるチャネ
ルを検出する手段とを備え,前記妨害電波発生部は前記
制御チャネル監視部で検出された前記チャネルのみに妨
害電波を出力することを特徴とする携帯電話の通信制限
方法。
【0044】(付記3)付記1において,前記制御チャ
ネル監視部は,移動機と基地局間の制御チャネルの内容
から呼の通信種別を識別する手段を備え,前記識別手段
により音声通信であることを検出すると前記妨害電波発
生部は,音声通信用に使用する各周波数帯域に妨害電波
を発生することを特徴とする携帯電話の通話制限方法。
【0045】(付記4)付記1乃至3において,前記特
定エリアを含むサービスエリアの基地局は,当該サービ
スエリアの移動機への着信時に,送信されるページング
または移動機のページングに対する応答を伝送する制御
チャネルの信号に音声通信かデータ通信かを表す識別情
報を付加し,前記制御チャネル監視部は,前記制御チャ
ネルの識別情報から音声通信かデータ通信かの識別を行
うことを特徴とする携帯電話の通話制限方法。
【0046】(付記5)付記1乃至3において,前記制
御チャネル監視部は,移動機と基地局間の制御チャネル
の内容から呼の通信種別が音声通信であることを検出す
ると,当該移動機の機器番号を記憶し,その後基地局か
ら前記記憶した機器番号の移動機への制御チャネルによ
る音声通信用に指定したチャネルを検出することを特徴
とする携帯電話の通話制限方法。
【0047】(付記6)基地局と当該基地局と無線で接
続が可能な移動機とで構成される携帯電話システムにお
いて使用される移動機の通話を妨害する妨害装置におい
て,前記基地局と前記移動機間の制御チャネルを監視す
る制御チャネル監視部と,音声通信を許可する移動機の
識別情報を予め登録して,登録した移動機であるかをチ
ェックする移動機チェック部と,妨害電波を送信する妨
害電波発生部を備え,前記制御チャネル監視部は音声通
信を要求する信号を検出すると,当該移動機の識別情報
を検出し,前記移動機チェック部は,前記検出した移動
機の識別情報が前記予め登録した識別情報と一致するか
判別し,一致すると前記妨害電波発生部を駆動して音声
通信用の下りチャネルに妨害電波を発生し,一致しない
と妨害電波の発生を抑止することを特徴とする妨害装
置。
【0048】(付記7)付記5において,前記移動機の
識別情報として電話番号を用い,前記妨害装置へ入力に
より登録を行い,呼設定情報に含まれた電話番号を用い
て一致を判別することを特徴とする携帯電話の通話制限
方法。
【0049】(付記8)付記5において,前記移動機の
識別情報として移動機番号を用い,前記妨害装置を登録
モードの状態で特定エリアの移動機から発生する制御チ
ャネルの信号から移動機番号を検出すると,該移動機番
号を登録することを特徴とする携帯電話の通話制限方
法。
【0050】(付記9)付記5において,前記制御チャ
ネル監視部が前記特定エリア内の移動機の識別情報を検
出し,前記移動機チェック部が,前記検出した移動機の
識別情報と前記予め登録した識別情報との一致を判別し
て,一致しないと妨害電波の発生を抑止し,一致すると
前記妨害電波発生部を駆動して音声通信用のチャネルに
妨害電波を発生することを特徴とする携帯電話の通話制
限方法。
【0051】(付記10)受信したチャネル指定情報に
より指定されたチャネルの受信を開始して,通信を可能
とする無線機の通信を妨害する妨害装置において,該チ
ャネル指定情報を受信する受信手段と,該受信手段によ
り該チャネル指定情報を受信すると,該チャネル指定情
報により指定されたチャネルについて妨害電波の送信を
開始する妨害電波送信手段と,を備えることを特徴とす
る妨害装置。
【0052】(付記11)発呼時に音声通信要求か否か
識別可能な種別情報を自機の識別情報を含めて基地局に
対して送信し,該基地局からの自機の識別情報を含むチ
ャネル指定情報を受信して,該指定されたチャネルの順
を開始して,通話を可能とする無線機の通話を妨害する
妨害装置において,前記種別情報,前記チャネル指定情
報を受信する受信手段と,前記種別情報が音声通信要求
である場合に該種別情報に含まれる前記識別情報を含む
前記チャネル指定情報により指定された下りチャネルに
対してのみ妨害電波を送信する妨害電波送信手段と,を
備えたことを特徴とする妨害装置。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば特定のエリアにおける移
動機(携帯電話)による通話通信を強制的に禁止するこ
とが可能となる。また,通話通信の禁止を行うために全
ての無線チャネルに妨害電波を発生する必要がないた
め,妨害電波発生のための電力を節約することができ
る。また,特定のエリアの中で予め登録した特定の移動
機(携帯電話)だけに通話通信を許容(または禁止)す
るように通話制限をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の原理構成を示す図である。
【図3】妨害装置の実施例のブロック構成を示す図であ
る。
【図4】携帯電話が発呼する時の基地局,移動機,妨害
装置間の信号のシーケンスを示す図である。
【図5】実施例1の妨害装置の制御部の処理フローを示
す図である。
【図6】妨害電波送信機のタイミングチャートを示す図
である。
【図7】着信時の基地局,移動機,妨害装置間の制御信
号のシーケンスを示す図である。
【図8】実施例1の着信時の妨害装置の制御部の処理フ
ローを示す図である。
【図9】実施例2による移動機識別情報の登録の処理フ
ローを示す図である。
【図10】実施例2の発呼時の妨害装置の制御部の処理
フローを示す図である。
【図11】実施例3による移動機番号を登録するための
処理フローを示す図である。
【図12】移動機番号を利用した移動機の発信時の妨害
装置の制御部の処理フローを示す図である。
【図13】移動機への着信時の妨害装置の制御部の処理
フローを示す図である。
【符号の説明】
1 妨害装置 10 制御チャネル監視部 10a 音声通信検出手段 10b 受信チャネル検出手段 11 妨害電波発生部 2 特定エリア内の移動機 2’ 特定エリア外の移動機 3 基地局 4 特定エリア 5 サービスエリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K042 AA06 BA05 CA11 CA12 DA16 EA14 FA11 FA15 GA02 JA01 LA04 5K067 AA21 BB04 DD17 DD34 DD51 EE02 EE10 EE12 EE56 FF02 HH12 HH22 HH23 KK15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と当該基地局と無線で接続が可能
    な移動機とで構成される携帯電話システムにおいて,移
    動機の利用を制限したい特定エリア内に妨害装置を設
    け,前記妨害装置に制御チャネル監視部と,該監視部の
    制御により妨害電波を前記特定エリアに出力する妨害電
    波発生部を備え,前記制御チャネル監視部は前記特定エ
    リア内の移動機と基地局間の制御チャネルを監視し,音
    声通信の呼を表す信号を検出すると,通話用の無線チャ
    ネルのみに前記妨害電波発生部を駆動して妨害電波を発
    生することを特徴とする携帯電話の通信制限方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,前記制御チャネル監
    視部は,移動機と基地局間の制御チャネルの内容から呼
    の通信種別を識別する手段と,通信種別が音声通信であ
    ることを検出する出力により駆動されてその後の制御チ
    ャネルにより前記音声通信用に指定されるチャネルを検
    出する手段とを備え,前記妨害電波発生部は前記制御チ
    ャネル監視部で検出された前記チャネルのみに妨害電波
    を出力することを特徴とする携帯電話の通信制限方法。
  3. 【請求項3】 基地局と当該基地局と無線で接続が可能
    な移動機とで構成される携帯電話システムにおいて使用
    される移動機の通話を妨害する妨害装置において,前記
    基地局と前記移動機間の制御チャネルを監視する制御チ
    ャネル監視部と,音声通信を許可する移動機の識別情報
    を予め登録して,登録した移動機であるかをチェックす
    る移動機チェック部と,妨害電波を送信する妨害電波発
    生部を備え,前記制御チャネル監視部は音声通信を要求
    する信号を検出すると,当該移動機の識別情報を検出
    し,前記移動機チェック部は,前記検出した移動機の識
    別情報が前記予め登録した識別情報と一致するか判別
    し,一致すると前記妨害電波発生部を駆動して音声通信
    用の下りチャネルに妨害電波を発生し,一致しないと妨
    害電波の発生を抑止することを特徴とする妨害装置。
  4. 【請求項4】 受信したチャネル指定情報により指定さ
    れたチャネルの受信を開始して,通信を可能とする無線
    機の通信を妨害する妨害装置において,該チャネル指定
    情報を受信する受信手段と,該受信手段により該チャネ
    ル指定情報を受信すると,該チャネル指定情報により指
    定されたチャネルについて妨害電波の送信を開始する妨
    害電波送信手段と,を備えることを特徴とする妨害装
    置。
  5. 【請求項5】 発呼時に音声通信要求か否か識別可能な
    種別情報を自機の識別情報を含めて基地局に対して送信
    し,該基地局からの自機の識別情報を含むチャネル指定
    情報を受信して,該指定されたチャネルの受信を開始し
    て,通話を可能とする無線機の通話を妨害する妨害装置
    において,前記種別情報,前記チャネル指定情報を受信
    する受信手段と,前記種別情報が音声通信要求である場
    合に該種別情報に含まれる前記識別情報を含む前記チャ
    ネル指定情報により指定された下りチャネルに対しての
    み妨害電波を送信する妨害電波送信手段と,を備えるこ
    とを特徴とする妨害装置。
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