JP3040898B2 - デジタル・コードレス電話装置の移動局 - Google Patents

デジタル・コードレス電話装置の移動局

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JP3040898B2
JP3040898B2 JP23923793A JP23923793A JP3040898B2 JP 3040898 B2 JP3040898 B2 JP 3040898B2 JP 23923793 A JP23923793 A JP 23923793A JP 23923793 A JP23923793 A JP 23923793A JP 3040898 B2 JP3040898 B2 JP 3040898B2
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lcch
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岳幸 徳田
昌英 両角
正 大森
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル・コードレス
電話装置の移動局に関し、特に、複数の基地局との接続
を可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル・コードレス電話装置では、基
地局と移動局との間で時分割多重アクセス、且つ、時分
割双方向伝送の方式(TDMA/TDD方式)による無
線通信が行なわれている。
【0003】この移動局は、屋内基地局との間で無線接
続して、コードレス電話として機能すると共に、切替え
た場合には、携帯電話のように屋外に設置された基地局
と無線接続し、そこを中継基地として発着呼を行なうこ
ともできる。
【0004】屋内または屋外基地局は、論理制御チャネ
ル(LCCH)を通じて、時分割した信号の送出間隔や
基地局ID等、移動局が基地局にアクセスするために必
要な情報を常時無線出力する。一方、移動局は、このL
CCHを捕捉し、基地局IDが移動局の記憶する基地局
ID(呼出符号)と一致するかどうかを確かめた後、基
地局に内線番号等を位置登録する。位置登録の済んだ移
動局は、その基地局を通じて発呼を行ない、また着呼を
待ち受ける。
【0005】図5には、移動局の有するメモリを示して
おり、無線接続する屋内基地局の呼出符号やこの移動局
の内線番号等が格納されている。
【0006】移動局が移動して、基地局のLCCHの到
達エリアから外れた場合には、移動局におけるLCCH
の受信強度が一定レベル以下となり、移動局では、表示
部に絵文字(ピクト)を表示したり警報音を鳴らして、
ユーザにLCCHの圏外に出たことを知らせる。
【0007】図6には、このときの動作フローを示して
おり、ステップ40;移動局が、メモリに記憶された呼
出符号の屋内用基地局より出力されたLCCHを捕捉
し、位置登録して待受け状態にあるとき、ステップ4
1;移動局が移動して、基地局のLCCHのエリアから
外れた場合には、移動局の表示部にピクトが表示され、
また警報音が鳴ってユーザにLCCHの圏外に出たこと
が通知される。
【0008】ステップ42;移動局は、バッテリの消費
を抑えるため、動作期間の間に休止期間を挟むバッテリ
ーセービングを行ないながら、継続してLCCHの捕捉
を試みる。
【0009】移動局が再度移動して、基地局からのLC
CHの捕捉に成功した場合は、待ち受け状態に移行し、
発着呼が可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のデジタ
ル・コードレス電話機の移動局は、屋内基地局に関して
は、メモリに呼出番号を記憶した1つの基地局との間で
しか無線接続することができない。そのため、例えば自
営業を営む家の一階の商店と同じ建物の2階の自宅にコ
ードレス基地局が設置されている場合でも、1つの移動
局は、いずれか一方の基地局を通じてしか発着呼ができ
なかった。また、システム・コードレス電話機の場合で
も、移動局は、メモリにそのシステム・コードを記憶す
る事業所内でのみ発着呼が可能で、その移動局を他の事
業所や自宅で使用することは不可能であった。
【0011】本発明は、こうした点を改善するものであ
り、複数の基地局との間で無線接続することが可能であ
り、そのために移動した先においても効率的に発着呼を
行なうことができるデジタル・コードレス電話装置の移
動局を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、屋
内基地局および屋外基地局の両方と接続することができ
るデジタル・コードレス電話装置の移動局において、複
数の屋内基地局および/または複数の屋外基地局の呼出
符号を登録する記憶手段と、登録された複数の呼出符号
の中から特定の呼出符号を選択する選択手段と、選択さ
れた呼出符号の基地局から出力される論理制御チャネル
を捕捉するように制御する制御手段と、選択された呼出
符号を電源OFF時に記憶する一時記憶手段とを設け、
制御手段が、電源投入時に一時記憶手段に記憶された呼
出符号の基地局から出力される論理制御チャネルの捕捉
を行ない、捕捉できないとき、記憶手段に登録された他
の呼出符号の基地局から出力される論理制御チャネルの
捕捉を行なうように制御している
【0013】
【0014】
【作用】そのため、1台の移動局は、選択を切替えるこ
とにより、複数の屋内基地局および屋外基地局と接続す
ることができ、それらの基地局を通じて発呼または着呼
を行なうことができる。
【0015】また、電源投入時には、電源OFF時に接
続していた基地局との接続が試みられ、それに失敗した
ときは、論理制御チャネルの捕捉が成功するまで、記憶
手段に記憶された他の呼出符号の基地局への接続が自動
的に繰返される。
【0016】
【実施例】本発明の実施例におけるデジタル・コードレ
ス電話装置の移動局は、図1に示すように、音声信号を
音声に変えて出力するレシーバ1と、入力音声を音声信
号に変換するマイク2と、音声信号のアナログ処理を行
なう通話制御部3と、音声信号のデジタル符号/復号化
を行なうチャネル・コーデック部5と、無線周波数の信
号に変調/復調する無線回路部6と、無線信号を送出/
受信するアンテナ7と、無線信号の送受信を制御する無
線制御部9と、複数の基地局の呼出符号を登録するメモ
リ部4と、ユーザが基地局を選択する選択キー10と、選
択された基地局の呼出符号を一時記憶する一時記憶メモ
リ8と、移動局がLCCHの圏外に出た場合にそれを表
示する表示部11と、移動局全体の動作を制御する制御部
12とを備えている。
【0017】このメモリ部4には、図2に示すように、
複数の基地局の呼出符号と、屋内基地局の場合にはその
基地局の下での内線番号と、屋内または屋外を表わすモ
ード名と、モード番号とが予め登録される。
【0018】この移動局の動作を図3のフロー図を用い
て説明する。
【0019】ステップ1;移動局のメモリ部4には、複
数の屋内用基地局および複数の屋外用基地局の呼出符号
が記憶されており、現在、移動局は、呼出符号1の基地
局に位置登録し、待ち受け状態にあるものとする。
【0020】ステップ2;ここで移動局が移動し、呼出
符号1の基地局の論理制御チャネル(LCCH)のエリ
アの圏外に出た場合には、表示部11は、そのことをピク
ト表示し、警報音を発してユーザに知らせる。
【0021】ステップ3;ユーザが選択キー10を押下げ
ると、ステップ4;制御部12は、予め設定された優先順
位に従って呼出符号2の基地局からのLCCHの捕捉の
開始を指令する。
【0022】ステップ5;この捕捉に成功した場合は、
ステップ6;呼出符号2の基地局に位置登録し、待ち受
け状態に移行する。
【0023】ステップ8;また、一定レベル以上の強度
のLCCHの捕捉が、内部タイマの監視する一定時間内
にできなかった場合は、捕捉に失敗したものと判断し、
表示部11は、LCCHの圏外を知らせるピクトを表示
し、警報音を発する。この場合には、移動中の移動局が
再びLCCHの圏内に戻ることを想定して、呼出符号2
の基地局からのLCCHの捕捉をバッテリー・セービン
グしながら継続する。
【0024】ステップ9(ステップ7);再度、選択キ
ーを押下げた場合には、ステップ10;制御部12の制御
により呼出符号3の基地局からのLCCHの捕捉が開始
される。
【0025】ステップ11;以後、同様の手順により、
呼出符号を選択してLCCHの捕捉を行なう。捕捉に成
功した場合は、その呼出符号の基地局に位置登録し、そ
の基地局を通じての発着呼が可能となる。
【0026】次に、電源投入時の呼出符号の自動選択に
ついて説明する。
【0027】ステップ21;移動局の一時記憶メモリ8
には、前回電源OFF時の呼出符号が記憶されており、
電源再投入時には最初にこの呼出符号でLCCHの捕捉
を行なう。
【0028】ステップ22;このLCCHの捕捉が成功
した場合は、ステップ23;前回電源OFF時に接続し
ていた基地局に再び位置登録して、前回モードによる着
信の待受けを実施する。
【0029】ステップ24;LCCHの捕捉が成功しな
かった場合には、屋内1モードとして登録されている呼
出符号のLCCHの捕捉を一定時間行ない、ステップ2
5;それに成功すれば、ステップ26;屋内1モードで
の待受けを実施する。
【0030】ステップ27;以下、同様に、登録してあ
る全てのモードでLCCHの捕捉を行ない、ステップ2
8;どの呼出符号のLCCHも捕捉できなかった場合に
は、ステップ30;前回電源OFF時のモードによって
バッテリーセービングをしながらLCCHの捕捉を継続
する。
【0031】このように、移動局の電源投入時には、L
CCHの捕捉ができない場合に、自動的に呼出符号が切
替わり、LCCHが捕捉できた時点で、そのモードによ
る待ち受けが開始される。登録した全ての呼出符号のL
CCHが捕捉できなかった場合には、前回モードによる
LCCHの捕捉がバッテリー・セービングの状態で継続
される。
【0032】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のデジタル・コードレス電話装置の移動局
は、移動局のキー操作により、また、電源投入時には自
動的に、捕捉する論理制御チャネルの呼出符号を切替え
ることができるため、1台の移動局は、予め登録された
複数の屋内および屋外の基地局との接続が可能となる。
そのため、移動局は、移動先において、これらの基地局
を通じて効率的に発着呼を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるデジタル・コードレス
電話装置の移動局の構成を示すブロック図、
【図2】前記移動局のメモリ部に記憶されたデータ構成
を示す図、
【図3】前記移動局の動作フロー(キーによる呼出符号
切替の場合)を示す図、
【図4】前記移動局の動作フロー(電源投入時の呼出符
号自動切替え)を示す図、
【図5】従来のデジタル・コードレス電話装置の移動局
のメモリに記憶されたデータ構成を示す図、
【図6】従来の前記移動局の動作フローを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 レシーバ 2 マイク 3 通話制御部 4 メモリ部 5 チャネルコーデック部 6 無線回路部 7 アンテナ 8 一時記憶メモリ 9 無線制御部 10 基地局選択キー 11 表示部 12 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−239025(JP,A) 特開 昭63−232636(JP,A) 特開 平3−1621(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 H04M 1/00 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内基地局および屋外基地局の両方と接
    続することができるデジタル・コードレス電話装置の移
    動局において、 複数の屋内基地局および/または複数の屋外基地局の呼
    出符号を登録する記憶手段と、登録された前記複数の呼
    出符号の中から特定の呼出符号を選択する選択手段と、
    選択された前記呼出符号の基地局から出力される論理制
    御チャネルを捕捉するように制御する制御手段と 選択された前記呼出符号を電源OFF時に記憶する一時
    記憶手段とを設け、前記制御手段が、電源投入時に前記
    一時記憶手段に記憶された呼出符号の基地局から出力さ
    れる論理制御チャネルの捕捉を行ない、捕捉できないと
    き、前記記憶手段に登録された他の呼出符号の基地局か
    ら出力される論理制御チャネルの捕捉を行なうように制
    御する ことを特徴とするデジタル・コードレス電話装置
    の移動局。
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