JPH077827U - ワーク保持装置 - Google Patents

ワーク保持装置

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Publication number
JPH077827U
JPH077827U JP4176393U JP4176393U JPH077827U JP H077827 U JPH077827 U JP H077827U JP 4176393 U JP4176393 U JP 4176393U JP 4176393 U JP4176393 U JP 4176393U JP H077827 U JPH077827 U JP H077827U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamper
guide rod
guide sleeve
spring
rocker arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP4176393U
Other languages
English (en)
Inventor
忍 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUISEIKI KOGYO KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUISEIKI KOGYO KABUSHIKI KAISHA
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Publication date
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Publication of JPH077827U publication Critical patent/JPH077827U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さなストロークでクランパに大きな動きが
得られるようにした、ワーク保持装置を提供する。 【構成】 ロッカアームによりガイドスリーブ内を摺動
するガイドロッドと、このガイドロッドにピン及びアン
クランプ側に付勢するバネを介して回動可能に取り付け
られたクランパと、ガイドスリーブに取り付けられたス
トッパとを備える。ロッカアームによりガイドロッドを
ガイドスリーブ内に引き込むと、クランパがバネに抗し
て直立すると共に、ストッパに受止されてクランプ状態
になり、ロッカアームによりガイドロッドを押し出す
と、クランパがストッパから外れてバネによりピンまわ
りに回動してアンクランプ状態になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パレットの上にワークを保持固定するためのワーク保持装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
工作機械におけるパレットは通常ワーク保持装置を有し、例えば図6に示すよ うにクランプアームaが支軸bを介して回転可能に設けられ、このクランプアー ムaの基端部にはカムレバーcが固定され、このカムレバーcはエアシリンダe の先端に取り付けられたスライドカムdと係合しており、このスライドカムdが 前進した時にはカムレバーcを介してクランプアームaが時計方向に回転してワ ークfをクランプ出来るようにしてある。 一方、スライドカムdが後退した時には、カムレバーcを介してクランプアー ムaが反時計方向に回転し、ワークfから離れてアンクランプ状態になるように してある。尚、gはクランプアームaをアンクランプ方向に付勢しているバネで ある(実開平1−10614号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のワーク保持装置によると、クランプアームaがほぼ垂直状態から水 平状態まで90度近く回転するので、アンクランプ時にはクランプアームaがワ ークfから完全に離れてワークの出し入れはし易いが、クランプアームaを動か すスライドカムのストロークが大きくなって邪魔になり、パレットに組み込むに は多少難点がある。その難点はスライドカムのストロークを小さくすれば解消す るが、クランプアームaの動きが小さくなるためワークの出し入れがし難くなっ てしまう。
【0004】 本考案は、このような従来の問題点を解決するためになされ、小さなストロー クでクランパに大きな動きを付与できるようにした、ワーク保持装置を提供する ことを課題としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を技術的に解決するための手段として、本考案は、ロッカアームによ りガイドスリーブ内を摺動するガイドロッドと、このガイドロッドにピン及びア ンクランプ側に付勢するバネを介して回動可能に取り付けられたクランパと、前 記ガイドスリーブに取り付けられたストッパとを備え、前記ロッカアームにより ガイドロッドをガイドスリーブ内に引き込むと前記クランパが前記バネに抗して 直立すると共に、前記ストッパに受止されてクランプ状態になり、前記ロッカア ームによりガイドロッドを押し出すと、前記クランパが前記ストッパから外れて 前記バネにより前記ピン回りに回動してアンクランプ状態になることを要旨とす るものである。
【0006】
【作 用】
ロッカアームによるガイドロッドの僅かなストロークの上げ下げによりクラン パのクランプ動作又はアンクランプ動作が得られ、しかもクランパには大きな回 転運動が付与される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて詳説する。 図1において、1はパレット本体であり、その上部の両側にクランプ機構2が対 設されている。
【0008】 このクランプ機構2は、パレット本体1の上板1aに固定されたガイドスリー ブ21と、このガイドスリーブ21に摺動自在に嵌合されたガイドロッド22と 、図2に示すようにガイドロッド22の上部の切欠部にピン23及びバネ24を 介して回動可能に取り付けられたほぼ鉤型のクランパ25を備え、前記ガイドロ ッド22の下部にはテーパ状の角孔22aが横に形成されてその角孔にロッカア ーム26の先端部が挿入されており、更に前記ガイドスリーブ21の馬蹄型切欠 部の端部には内側に傾斜面27aを有するストッパ27が取り付けられている。
【0009】 前記ロッカアーム26は、パレット本体1の空間部1b内に位置し、図4に示 すようにその基部が支軸28で枢支されており、更にロッカアーム26に固定さ れた連結アーム29を介してスイングアーム3に固定されている。
【0010】 スイングアーム3は、図5に示すように先端部3aが支持片4の係合孔4aに 嵌入されると共に後端部3bは駆動用ロッド5の先端部の係合孔5aに摺動可能 に嵌入され、その駆動用ロッド5はスリーブ6を介して前記パレット本体1の下 部に取り付けられ、更にスリーブ6との間に設けたコイルバネ7によって下向き に付勢されている。
【0011】 本考案に係るワーク保持装置は上記のように構成され、前記駆動用ロッド5に よりクランプ機構2を操作することが出来る。即ち、先ずパレット本体1上に運 ばれたワークWをクランプするには、駆動用ロッド5をコイルバネ7に抗して押 し上げると、スイングアーム3の後端部が持ち上げられて先端部3aを支点とし て上向きに回転し、この回転に伴ってロッカアーム26が支軸28回りに回転し てガイドロッド22を押し下げる。
【0012】 ガイドロッド22が押し下げられると、クランパ25をガイドスリーブ21内 に引き込みストッパ27の傾斜面27aに受止された傾斜状態からバネ24に抗 して垂直状態に立ち上げられ、且つ側面の下部がストッパ27の内側面に受止さ れて垂直状態が保持される。このクランパ25によって図5に示すようにワーク Wをクランプすることができ、この場合前記スイングアーム3を介して両側のク ランパ25が同時に立ち上げられ、ワークWの両側部をクランプすることができ る。
【0013】 次に、ワークWをアンクランプするには、前記駆動用ロッド5の押上力を解除 すると、コイルバネ7の復元力によって駆動用ロッド5が下降し、この下降によ りスイングアーム3の後端部が引き下げられて先端部3aを支点として下向きに 回転し、この回転に伴ってロッカアーム26が支軸28回りに回転してガイドロ ッド22を押し上げる。
【0014】 このようにしてガイドロッド22が押し上げられると、クランパ25をガイド スリーブ21から押し出し、クランパ25の側面の下部がストッパ27の内側面 から外れ、バネ24の復元力によってクランパ25は垂直状態から横方向に押し 倒され、図1に仮想線で示すようにストッパ27の傾斜面27aに受止されて傾 斜状態となる。これにより、ワークWのクランプを解除(アンクランプ)するこ とができ、この場合も前記スイングアーム3を介して両側のクランパ25が同時 に外側に倒されてワークWを完全にアンクランプ状態にする。前記バネ24はク ランパ25をアンクランプ方向に付勢する作用をなす。
【0015】 アンクランプ状態から再びクランプ状態にするには、前記のようにロッカアー ム26によりガイドロッド22を押し下げてクランパ25をガイドスリーブ21 内に引き込めば良い。つまり、ガイドロッド22を僅かなストロークで上下動さ せるだけで、クランパ25をアンクランプ状態又はクランプ状態に切り換えるこ とができ、しかもクランパ25は垂直状態からストッパ27の傾斜面27aによ りほぼ35°〜45°の傾斜状態まで比較的大きく変化するのでワークWの出し 入れが簡単にできる。
【0016】 更に、クランパ25はほぼ鉤型に形成されその水平部でワークWをクランプす るので、従来のように長い棒状の形態にする必要がなく、クランプの動きが邪魔 にならずパレット等に組み込むのに最適である。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のワーク保持装置は、ロッカアームによりガイド ロッドを僅かなストロークで上げ下げすることによりクランパのクランプ動作又 はアンクランプ動作を得ることができ、かつクランパに大きな回転運動を付与で きるので、パレット等にコンパクトに装備できて邪魔になることはなく、しかも ワークの出し入れを阻害しない等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】 その主要部の分解斜視図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 図1のB−B線断面図である。
【図5】 図1のC−C線断面図である。
【図6】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
1…パレット本体 1a…上板 1b…空間部 2…クランプ機構 21…ガイドスリーブ 22…ガイドロッド 22
a…角孔 23…ピン 24…バネ 25…クランパ 26
…ロッカアーム 27…ストッパ 27a…傾斜面 28…支軸
29…連結アーム 3…スイングアーム 4…支持片 4a…係合孔 5…駆動用ロッド 5a…係合孔 6…スリーブ 7…コイルバネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッカアームによりガイドスリーブ内を
    摺動するガイドロッドと、このガイドロッドにピン及び
    アンクランプ側に付勢するバネを介して回動可能に取り
    付けられたクランパと、前記ガイドスリーブに取り付け
    られたストッパとを備え、前記ロッカアームによりガイ
    ドロッドをガイドスリーブ内に引き込むと前記クランパ
    が前記バネに抗して直立すると共に、前記ストッパに受
    止されてクランプ状態になり、前記ロッカアームにより
    ガイドロッドを押し出すと、前記クランパが前記ストッ
    パから外れて前記バネにより前記ピン回りに回動してア
    ンクランプ状態になることを特徴とするワーク保持装
    置。
JP4176393U 1993-07-02 1993-07-02 ワーク保持装置 Pending JPH077827U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4176393U JPH077827U (ja) 1993-07-02 1993-07-02 ワーク保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4176393U JPH077827U (ja) 1993-07-02 1993-07-02 ワーク保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH077827U true JPH077827U (ja) 1995-02-03

Family

ID=12617449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4176393U Pending JPH077827U (ja) 1993-07-02 1993-07-02 ワーク保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH077827U (ja)

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