JPH0777761B2 - 自動車用内装部品における装飾シートの圧着方法および圧着装置 - Google Patents

自動車用内装部品における装飾シートの圧着方法および圧着装置

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JPH0777761B2
JPH0777761B2 JP7532491A JP7532491A JPH0777761B2 JP H0777761 B2 JPH0777761 B2 JP H0777761B2 JP 7532491 A JP7532491 A JP 7532491A JP 7532491 A JP7532491 A JP 7532491A JP H0777761 B2 JPH0777761 B2 JP H0777761B2
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crimping
decorative sheet
die
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movable
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誠 小野寺
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用ドアトリム
等自動車用内装部品における装飾シートの圧着方法およ
び圧着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、自動車室内の居住性を高めるため
に、自動車用ドアトリム等の内装部品の材質をグレード
アップさせるか、あるいは、クロス等の装飾シートをド
アトリム表面の適宜箇所に装着する方法が試みられてい
る。
【0003】図9は、自動車用ドアトリムの構成の概要
を示すもので、図面において、自動車用ドアトリムは、
所要形状に成形された芯材1の表面に表皮材2を貼着一
体化して形成したドアトリム本体3と、このドアトリム
本体3の表面適宜箇所に装飾性をさらに付与するために
装着されるクロス等の装飾シート4とから構成されてい
る。
【0004】そして、ドアトリム本体3に対して装飾シ
ート4を装着する方法は、図10に示すように、圧着用
上型5にドアトリム本体3をセットするとともに、圧着
用下型6に装飾シート4を載置し、さらに装飾シート4
の周縁端末部をクランプ装置7により保持しておく。
【0005】なお、圧着用下型6の外周には装飾シート
4をドアトリム本体3に圧着した後、所要外形状に沿っ
て切断する熱刃8と、装飾シート4の切断端末4aをド
アトリム本体3の木目込み用溝部3a内に圧入する木目
込み用バー9が配設されている。
【0006】そして、圧着用上下型5,6にドアトリム
本体3および装飾シート4のセット作業が完了すれば、
図11に示すように、圧着用上型5が圧着用下型6に対
して下降し、圧着用上下型5,6によりドアトリム本体
3に対して装飾シート4が圧着される。
【0007】このとき、ドアトリム本体3の表面側に接
着剤が予めコーティングされており、接着剤を介して装
飾シート4がドアトリム本体3の表面側に接着一体化さ
れる。
【0008】その後、図12に示すように、熱刃8が昇
降装置8aの作動により、上昇し、装飾シート4を切断
し、トリムカット加工を行なった後、下降する。
【0009】次いで、圧着用下型6が下降して、これと
同期して圧着用上型5も下降し、木目込み用バー9の先
端9aがドアトリム本体3に形成された木目込み用溝部
3a内に入り込み、装飾シート4の切断端末4aを溝部
3a内に圧入する、いわゆる木目込みが行なわれ、ドア
トリム本体3に対する装飾シート4の圧着工程が完了す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の装
飾シート4の圧着方法においては、圧着用上下型5,6
の係合作用により、ドアトリム本体3の表面側に装飾シ
ート4を圧着するというものであり、例えば、装飾シー
ト4が装着される部位が単純な曲面形状の場合、あるい
は、装飾シート4が非常に伸び特性が良好な場合等は従
来の圧着方法を使用しても満足のいく製品が得られた
が、最近では内装部品も複雑な曲面形状に設定される場
合が多く、また、装飾シート4として、伸び特性の良く
ない廉価クロス等を使用する傾向が多くなっている。
【0011】しかしながら、従来の圧着方法を使用し
て、複雑な形状に設定されたドアトリム本体3あるいは
伸び特性の悪い装飾シート4を使用した場合、装飾シー
ト4がドアトリム本体3の曲面形状に追従することがで
きず、装飾シート4に剥がれやシワが発生する。
【0012】したがって、従来の圧着方法では、単純な
形状の製品しか適用できないなど造形自由度に大きな制
約を受けるとともに、伸び特性の良好な装飾シートに限
定される等、材料の選定自由度においても大きな制約を
受けるという不具合が指摘されている。
【0013】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、本発明の目的とするところは、トリム本体
に装飾シートを圧着する圧着方法において、伸び特性の
劣る装飾シートを使用しても、トリム本体の複雑な曲面
形状に剥がれやシワ等の不良を起こすことなく確実に圧
着できる装飾シートの圧着方法および圧着装置を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、所要の曲面形状に成形されたトリム本体
と、このトリム本体の表面側所定箇所に装着される装飾
シートとから自動車用内装部品が構成されるとともに、
上記装飾シートをトリム本体の曲面部に圧着する自動車
用内装部品における装飾シートの圧着方法において、ト
リム本体をセットした圧着用上型を、装飾シートをセッ
トした圧着用下型に対して下降させるとともに、圧着用
下型に設けたプラグアシストによりトリム本体の凹部に
装飾シートを先当たりさせるとともに、圧着用下型の外
周に設置し、装飾シート周縁を保持するクランプ装置を
上下方向に上下動作、及び前後方向に進退動作させるこ
とにより、トリム本体の曲面部に装飾シートを馴染ま
せ、トリム本体に対して装飾シートを圧着することを特
徴とする。
【0015】さらに、本発明に使用する圧着装置は、ド
アトリム本体をセットする昇降可能な圧着用上型と、装
飾シートをセットする上下動可能な圧着用型と、圧着
用下型の外周に配設され、装飾シートの周縁端末をクラ
ンプする上下方向,進退方向にそれぞれ可動する可動式
のクランプ装置と、圧着用下型内に挿入され、突出方向
にバネ付勢され、装飾シートを押し上げて、トリム本体
側に装飾シートを先当たりさせるプラグアシストとを備
えたことを特徴とする。
【0016】
【作用】以上の構成から明らかなように、圧着用上下型
の係合により、トリム本体表面に装飾シートを圧着する
際、圧着用下型に設けたプラグアシストによりトリム本
体の凹部に装飾シートを先当たりさせ、かつ、装飾シー
トの外周縁を上下方向,進退方向にそれぞれ可動する
動式クランプにより保持することにより、装飾シートの
展開率を小さく設定でき、過度のテンションを加えるこ
となく圧着することが可能となる。
【0017】さらに、トリム本体に対する装飾シートの
圧着を、段階的に圧着するようにしたから、トリム本体
の曲面形状に装飾シートが容易に追従し、過度のテンシ
ョンが加わらない状態で両者の圧着が可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明による装飾シートの圧着方法お
よび圧着装置の一実施例について、添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0019】図1,図2は本発明方法を適用して製作し
た自動車用ドアトリムを示す正面図および断面図、図3
は本発明に係る装飾シートの圧着装置の構成を示す断面
図、図4ないし図8は本発明方法の各工程を示す断面図
である。
【0020】図1,図2において、自動車用ドアトリム
10は、ドアトリム本体11と、このドアトリム本体1
1の表面側所定箇所に装着されるクロス等の装飾シート
12とから大略構成されている。
【0021】さらに詳しくは、上記ドアトリム本体11
は、所要形状に熱圧成形された木質繊維板等からなる芯
材13と、この芯材13の表面側に真空成形等により一
体貼着される表皮材14とからなり、この表皮材14は
ポリプロピレンフォーム,ポリエチレンフォーム等の発
泡層15をABS混入PVCシート等の表皮シート16
裏面にラミネートして構成されている。
【0022】そして、上記ドアトリム本体11には、装
飾シート12の側縁ならびに下縁に沿って、その周縁端
末12aを圧入する木目込み用溝部17が凹設されてお
り、この溝部17は芯材13のプレス成形時に同時に形
成される。
【0023】一方、装飾シート12は、ベルベット,ジ
ャージ,トリコット,モケット等のクロスから適宜選択
されてよく、この装飾シート12の周縁端末12aは、
上述したように木目込み用溝部17内に圧入されて、端
末処理が行なわれることにより、優れた外観意匠性を備
えている。
【0024】なお、芯材13として、熱可塑性複合樹脂
板等を使用してもよく、この場合はシート状の素材を予
熱軟化させた後、所要形状のコールドプレス成形用金型
によりプレス成形することにより、所望形状の芯材13
が得られる。
【0025】ところで、本発明はドアトリム本体11に
対して装飾シート12を圧着する方法に関するものであ
るが、圧着方法を説明する前に、それに使用する圧着装
置の構成について、図3を基に説明する。
【0026】この圧着装置は、ドアトリム本体11をセ
ットする圧着用上型20と、装飾シート12をセットす
る圧着用下型30と、圧着用下型30の周囲3辺に沿っ
てその外周に設置され、装飾シート12のトリムカット
加工を行なう熱刃40と、熱刃40と圧着用下型30と
の間に設置され、装飾シート12の切断端末(周縁端
末)12aをドアトリム本体11の木目込み用溝部17
内に圧入する木目込み用バー50と、さらにそれらの外
周に設置され、装飾シート12の周縁を保持するクラン
プ装置60とから大略構成されている。
【0027】さらに詳しくは、圧着用上型20は、上側
ベース21に取付けられており、この上側ベース21は
油圧あるいは空圧等の駆動用シリンダ22により昇降可
能に構成されている。
【0028】また、圧着用下型30は、下側ベース31
に対して油圧あるいは空圧等の駆動用シリンダ32を介
して上下動可能に取付けられている可動型33と、下側
ベース31に直接固定されている固定型34に2分割構
成されている。
【0029】さらに、可動型33内にプラグアシスト3
5がスプリング36により常時突出方向にバネ付勢され
た状態で可動型33の孔37内に挿入されている。
【0030】そして、熱刃40は、エアシリンダ41に
よりこれも上下動可能に構成されており、クランプ装置
60は、エアシリンダを使用した進退動作用シリンダ6
1と上下動作用シリンダ62とにより、上下方向、かつ
圧着用下型30に対する進退方向にそれぞれ可動できる
ように構成されているとともに、装飾シート12の周縁
を保持するロック手段とこのロックを解除するロック解
除手段が備わっている。
【0031】なお、熱刃40の上方位置には、この熱刃
40の刃先からトリム本体11を保護するプロテクタ2
3が設置されている。
【0032】次に、図3に示す圧着装置を使用して、ド
アトリム本体11に対して装飾シート12を圧着する方
法について、図4ないし図8を順次引用して説明する。
【0033】まず、図4に示すように、圧着用上型20
の型面に沿ってドアトリム本体11をセットするととも
に、装飾シート12の周縁をクランプ装置60で保持し
て装飾シート12を圧着用下型30の上方に位置させ
る。このとき、ドアトリム本体11には接着剤がコーテ
ィングされている。
【0034】このようにドアトリム本体11と装飾シー
ト12のセット工程が完了すれば、駆動用シリンダ22
が動作して、圧着用上型20が下降し、図5に示すよう
に、圧着用上型20にセットされたドアトリム本体11
は圧着用下型30に設けたプラグアシスト35の先端に
先当たりする。このとき、クランプ装置60は上下動作
用シリンダ62の作動により下降する。
【0035】このプラグアシスト35は、ドアトリム本
体11の凹部に位置するように設定されているため、ま
ず、ドアトリム本体11の凹部面に装飾シート12をプ
ラグアシスト35により圧着させ、装飾シート12の展
開率を小さく設定できる。このとき、クランプ装置60
は進退動作用シリンダ61により進退方向に可動できる
ため、装飾シート12に過度のテンションが加わること
なく、装飾シート12をドアトリム本体11の曲面形状
に容易に追従させることができる。
【0036】その後、圧着用上型20がなおも下降し、
圧着用上型20と圧着用下型30の可動型33とが係合
し、図6に示すように、ドアトリム本体11に対して装
飾シート12を圧着する。
【0037】このとき、装飾シート12の周縁部分を保
持しているクランプ装置60は、進退動作用シリンダ6
1により圧着用下型30に対する進退方向に可動できる
ため、装飾シート12に過度のテンションが加わること
なく、ドアトリム本体11の複雑な曲面形状に即して装
飾シート12を容易に追従させることができる。
【0038】その後、図7に示すように、熱刃40がエ
アシリンダ41の作動により上昇し、装飾シート12の
所要外形状に即してトリムカット加工を行なう。トリム
カット加工が完了すれば、熱刃40はエアシリンダ41
の作動により下降し、これにつれて圧着用下型30の可
動型33も駆動用シリンダ32の動作により下降を始
め、固定型34の型面と可動型33の型面とが一致した
地点で下降を停止する。
【0039】そして、可動型33と一体に、上型20が
駆動用シリンダ22の動作により下降し、圧着用下型3
0の固定型34と圧着用上型20との間でドアトリム本
体11と装飾シート12との圧着一体化を行なうととも
に、ドアトリム本体11の木目込み用溝部17内に木目
込み用バー50が入り込むことにより、装飾シート12
の切断端末を木目込み用溝部17内に圧入、いわゆる木
目込みを行なう(図8参照)。
【0040】これと同時に、固定型34側のクランプ装
置60は、上下動作用シリンダ62,進退動作用シリン
ダ61,双方の動作により可動し、ドアトリム本体11
のウエスト部に沿って装飾シート12が圧着される。
【0041】このように、本発明方法によれば、圧着用
下型30にプラグアシスト35を設け、かつ装飾シート
12の周縁を可動式のクランプ装置60で保持する構成
により、圧着用上型20と圧着用下型30の可動型33
が圧着する前に、まずプラグアシスト35により装飾シ
ート12をドアトリム本体11の凹部に先当てし、装飾
シート12がテント張り状態になることを極力避けて、
装飾シート12の展開率を小さく調整するとともに、過
度のテンションが加わることを防止して、ドアトリム本
体11の複雑な曲面に装飾シート12を容易に追従させ
ることが可能となる。
【0042】さらに、圧着用下型30を可動型33と固
定型34とに分割構成し、圧着用上型20と圧着用下型
30との圧着を2段階で行なうことにより、圧着面を平
面状態に近付けるようにして、装飾シート12にテンシ
ョンが加わることを極力避けるようにしたため、伸び特
性の劣る装飾シート12を使用しても、ドアトリム本体
11の複雑な曲面部に容易に圧着することができ、剥が
れ等の不良を確実に防止することができる。
【0043】また、別態様として、第1段階の圧着で、
圧着用上型と圧着用下型の固定型とを係合させ、その後
第2段階の圧着として圧着用下型の可動型を上昇させ、
圧着用上型に係合させるようにしても良い。
【0044】この場合、ドアウエスト部に可動型を配置
するのが良く、また木目込み用バーは、可動型の上昇
時、エアシリンダ等の駆動機構により上昇する構成とな
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、以
下に記載する格別の作用効果を有する。
【0046】(1)圧着用下型に設けたプラグアシスト
と、装飾シートの周縁を保持する可動式のクランプ装置
とにより、装飾シートをトリム本体に先当たりさせて、
装飾シートの展開率を低く調整して、かつ過度のテンシ
ョンを加えることなく圧着することができるため、トリ
ム本体の形状を複雑な立体形状に設定しても装飾シート
の剥がれやシワ等が発生しないことから、内装部品の品
質を著しく高めるとともに、内装部品の設計自由度を飛
躍的に向上させるという効果を有する。
【0047】(2)圧着用下型に設けたプラグアシスト
により、装飾シートをトリム本体面に先当たりさせ、装
飾シートの展開率を低くするとともに、装飾シートの周
縁を保持するクランプ装置を可動式にして、装飾シート
に過度のテンションが加わらないようにしたため、廉価
な伸び特性の悪い装飾シートを使用することができ、材
料の選定自由度を飛躍的に向上させることができるとと
もに、製品コストを引き下げることを可能にする等の効
果を有する。
【0048】(3)圧着用下型を可動型と固定型とに分
割し、圧着用上型と圧着用下型との係合を2段階で行な
うことにより、装飾シートの展開率をより小さく調整で
き、かつ、過度のテンションが加わることがないように
したため、(1)、(2)の作用効果を更に高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法により製作された自動車用ドアトリ
ムを示す正面図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本発明による装飾シートの圧着装置の構成を示
す断面図。
【図4】本発明方法の一工程を示すもので、圧着装置へ
の材料のセット工程を示す断面図。
【図5】本発明方法の一工程を示すもので、圧着用下型
と圧着用上型との先当たり状態を示す断面図。
【図6】本発明方法の一工程を示すもので、圧着用上型
と圧着用下型の可動型との係合状態を示す断面図。
【図7】本発明方法の一工程を示すもので、装飾シート
のトリムカット工程を示す断面図。
【図8】本発明方法の一工程を示すもので、木目込み工
程ならびに圧着用上型と固定型との係合状態を示す断面
図。
【図9】従来の自動車用ドアトリムを示す断面図。
【図10】装飾シートの圧着方法の従来例を示すもの
で、材料セット工程を示す断面図。
【図11】従来の圧着方法を示すもので、圧着用上下型
の係合状態を示す断面図。
【図12】従来の圧着方法を示すもので、トリムカット
工程を示す断面図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 11 ドアトリム本体 12 装飾シート 17 木目込み用溝部 20 圧着用上型 30 圧着用下型 31 ベース 32 駆動用シリンダ 33 可動型 34 固定型 35 プラグアシスト 40 熱刃 50 木目込み用バー 60 クランプ装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所要の曲面形状に成形されたトリム本体
    (11)と、このトリム本体(11)の表面側所定箇所
    に装着される装飾シート(12)とから自動車用内装部
    品(10)が構成されるとともに、上記装飾シート(1
    2)をトリム本体(11)の曲面部に圧着する自動車用
    内装部品における装飾シートの圧着方法において、 トリム本体(11)をセットした圧着用上型(20)
    を、装飾シート(12)をセットした圧着用下型(3
    0)に対して下降させるとともに、圧着用下型(30)
    に設けたプラグアシスト(35)によりトリム本体(1
    1)の凹部に装飾シート(12)を先当たりさせるとと
    もに、圧着用下型(30)の外周に設置し、装飾シート
    (12)周縁(12a)を保持するクランプ装置(6
    0)を上下方向に上下動作、及び前後方向に進退動作
    せることにより、トリム本体(11)の曲面部に装飾シ
    ート(12)を馴染ませ、トリム本体(11)に対して
    装飾シート(12)を圧着することを特徴とする自動車
    用内装部品における装飾シートの圧着方法。
  2. 【請求項2】圧着用下型(30)は、ベース(31)に
    対して固定された固定型(34)と、ベース(31)に
    対して上下動可能な可動型(33)とから構成され、上
    記可動型(33),固定型(34)のいずれか一方側の
    型と圧着用上型(20)とが係合し、装飾シート(1
    2)の一部をトリム本体(11)に圧着した後、上記可
    動型(33)が可動して、他方側の型と圧着用上型(2
    0)とが係合し、残る装飾シート(12)をトリム本体
    (11)に圧着し、トリム本体(11)に対して装飾シ
    ート(12)を2段階で圧着することを特徴とする請求
    項1記載の自動車用内装部品における装飾シートの圧着
    方法。
  3. 【請求項3】ドアトリム本体(11)をセットする昇降
    可能な圧着用上型(20)と、装飾シート(12)をセ
    ットする上下動可能な圧着用下型(30)と、圧着用下
    型(30)の外周に配設され、装飾シート(12)の周
    縁端末(12a)をクランプする上下方向,進退方向に
    それぞれ可動する可動式のクランプ装置(60)と、圧
    着用下型(30)内に挿入され、突出方向にバネ付勢さ
    れ、装飾シート(12)を押し上げて、トリム本体(1
    1)側に装飾シート(12)を先当たりさせるプラグア
    シスト(35)とを備えたことを特徴とする装飾シート
    の圧着装置。
  4. 【請求項4】圧着用下型(30)は、ベース(31)に
    対して、シリンダ(32)を介して上下動可能な可動型
    (33)と、ベース(31)に対して直接固定される固
    定型(34)とから構成されていることを特徴とする請
    求項3記載の装飾シートの圧着装置。
JP7532491A 1991-04-08 1991-04-08 自動車用内装部品における装飾シートの圧着方法および圧着装置 Expired - Lifetime JPH0777761B2 (ja)

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