JP3317659B2 - 積層成形体の端末処理方法並びに端末処理装置 - Google Patents

積層成形体の端末処理方法並びに端末処理装置

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JP3317659B2 JP18003697A JP18003697A JP3317659B2 JP 3317659 B2 JP3317659 B2 JP 3317659B2 JP 18003697 A JP18003697 A JP 18003697A JP 18003697 A JP18003697 A JP 18003697A JP 3317659 B2 JP3317659 B2 JP 3317659B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、芯材表面に表皮
材を一体貼着した積層成形体の端末処理方法並びに端末
処理装置に関するもので、特に、積層成形体の周縁部分
に縦壁部が形成された場合や、積層成形体の周縁端末が
三次元形状に設定された場合においても、表皮材の折返
し端末を精度良く巻込み処理することを可能した積層成
形体の端末処理方法並びに端末処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用内装部品の代表的なも
のに自動車用ドアトリムがある。図10,図11は自動
車用ドアトリムの正面図並びに要部断面図を示すもの
で、自動車用ドアトリム1は所要形状に成形された芯材
2の表面に表皮材3を貼着して構成されており、芯材2
の外形よりも表皮材3の外形を大きめにトリムしてお
き、表皮材3の周縁部を折返し端末3aとして芯材2の
裏面側に巻き込んで接着止め,クリップ止め,超音波溶
着固定,熱溶着固定等による端末処理を施している。
【0003】表皮材3の折返し端末3aの処理方法につ
いて図12において説明すると、芯材2と表皮材3とを
一体成形した成形品を受け治具4上にセットするが、こ
のとき、表皮材3の折返し端末3aが起立した状態でセ
ットされ、表皮材3の折返し端末3aの内面は接着剤が
塗布されるか、ヒーター装置により加熱溶融されてい
る。
【0004】そして、受け治具4の外周に設置された端
末処理装置5の圧着用バー(金属材料やナイロン等の硬
質樹脂を素材としている)6が受け治具4側に前進し
て、この圧着用バー6により表皮材3の折返し端末3a
を芯材2の裏面側に巻込み接着して表皮材3の端末処理
を行なっている。
【0005】また、最近の傾向として、ドアトリム1に
立体感を付与して意匠性を高めるために、図13に示す
ように、ドアトリム1の周縁部に縦壁部7を形成するこ
とが多く、そうした場合、縦壁部7の内面に表皮材3の
折返し端末3aを追従させて巻込み処理しなければなら
ず、そのために、圧着用バー6を下降動作させる必要が
あり、縦壁部7の傾斜角度により、圧着用バー6の形状
をその都度変更させるという煩わしい作業を強いられて
いるのが実情である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の自
動車用ドアトリム1に代表される積層成形体の端末処理
方法によれば、金属材料や硬質の樹脂材料(ナイロン
等)からなる圧着用バー6のスライド動作により、表皮
材3の折返し端末3aを巻込み処理しているため、例え
ば、積層成形体の成形時のバラツキや、受け治具4に成
形体をセットする際のバラツキにより、表皮材の折返し
端末3aを折り返す際のテンション力に差が生じ、均一
な接着強度が得られず、接着不良が発生するか、あるい
はシワや切れ等の不具合が生じるという問題点が指摘さ
れている。
【0007】更に、ドアトリム1の周縁部に縦壁部7を
設けたものにおいては、圧着用バー6をスライド操作し
た後、下降操作して縦壁部7の内面に折返し端末3aを
巻込み処理しているが、圧着用バー6の面形状と縦壁部
内面形状とを同一面に加工するのが難しく、そのため、
表皮材3の折返し端末3aに適度のテンションを加え、
精度の良い巻込み処理ができないという不具合が指摘さ
れていた。
【0008】更に、積層成形体における表皮材3の折返
し端末3aの基部(成形体の周縁部端末)の形状が三次
元形状に設定された場合においても同様にその形状に対
応して圧着用バー6を加工するのが極めて難しく、表皮
材3の折返し端末3aを精度良く巻込み処理することが
急務とされていた。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、芯材表面に表皮材を貼着してなる積層成形
体において、表皮材の折返し端末を巻込み処理する積層
成形体の端末処理方法並びに端末処理装置において、積
層成形体の周縁部端末に凹凸がある場合や成形体の寸法
バラツキ,セットバラツキがある場合においても、良好
な接着強度が確保でき、また、折返し端末の基部にシワ
や切れ等の発生がない精度の良い端末処理が可能になる
とともに、積層成形体の周縁部に縦壁部を設定した場合
や、周縁部端末を三次元形状に変化をもたせた場合にお
いても表皮材の折返し端末を精度良く巻込み処理するこ
とが可能な積層成形体の端末処理方法並びに端末処理装
置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、所要形状に成形された芯材の表面に表皮
材を貼着して積層成形体が構成されるとともに、芯材の
外形よりも大きめにトリムされた表皮材の周縁部分の折
返し端末を芯材裏面に折返し接着する積層成形体の端末
処理方法において、受け治具上に積層成形体の表皮材を
下側に向けてセットするセット工程と、受け治具の外周
に沿って、表皮材の巻込み処理を必要とする辺に沿って
設置される端末処理装置を使用し、圧着用バーを受け治
具側に前進させ、上下端縁部を支持した弾性体のほぼ中
央部に積層成形体の周縁部端末を当接させ、この当接部
を中心として表皮材の折返し端末を弾性体により面接触
状態で折曲させる折返し端末の折曲工程と、圧着用バー
の先端縁に設けた下向きフランジが、圧着用バーの下降
動作により芯材の内面側に侵入するとともに、この下向
きフランジにより弾性体が引き込まれ、芯材の内面に表
皮材の折返し端末を適度のクッション圧で押圧固定する
折返し端末の押圧工程とからなることを特徴とする。
【0011】ここで、積層成形体としては、芯材の表面
に表皮材を貼着した積層成形体であって、表皮材が芯材
の外周よりも大きめにトリムされ、表皮材の折返し端末
を側に巻込み処理してなる構成であれば、ドアトリム,
リヤコーナートリム,各種ピラートリムのような自動車
用内装部品の他に建材やインテリア材料等に適用でき
る。
【0012】また、積層成形体の成形方法及び成形素材
としては、モールドプレス成形工法を使用する場合に
は、ポリプロピレン(以下PPという)樹脂に所望なら
ばタルク,炭カル等のフィラーを混入した樹脂材料を芯
材として、モールドプレス成形するとともに、予めモー
ルドプレス金型内に塩ビシート裏面にポリエチレンフォ
ームを裏打ちした積層シート材料からなる表皮材を金型
内にセットしておき、金型にPP樹脂を射出充填するこ
とにより芯材と表皮材とを一体にモールドプレス成形す
れば良く、また、コールドプレス成形を使用するときに
は、PP樹脂に木粉フィラー等を混入したものをTダイ
押出成形機によりシート状に押し出し、芯材の素材と
し、このシート状原反をヒーターにより予熱軟化させた
後、メリヤス布等の基布を裏面にラミネートしたPVC
シートからなる表皮材を予熱軟化し、それぞれの素材を
コールドプレス金型内にセットして、プレス金型を型締
めすることにより、芯材と表皮材とを一体プレス成形し
ても良く、更に、芯材として木質系マットを使用する場
合には、フェノール樹脂等を含浸した木質系繊維マット
をホットプレス成形により所要形状に成形して芯材を得
るとともに、この芯材の表面側にポリエチレンフォーム
を裏打ちしたPVCシートを接着剤を介して真空成形に
より一体貼着して積層成形体が得られる。
【0013】このように、本発明に係る端末処理方法を
適用する積層成形体としては、用途は勿論、成形工法並
びに成形素材は特に限定するものではない。
【0014】次に、本発明方法におけるセット工程とし
ては、受け治具上に積層成形体を表皮材を下側にしてか
つ表皮材の巻き込みが必要となる部位においては受け治
具周縁部を傾斜状に設け、表皮材の折返し端末部が起立
する状態でセットする。
【0015】また、表皮材の折返し端末を巻込み固定す
るには、接着固定や超音波溶着固定、熱溶着等が考えら
れるが、接着剤を使用する場合には受け治具に積層成形
体をセットした後、接着剤をコーティング処理すれば良
く、また熱溶着を施すには、昇降用シリンダを動作さ
せ、受け治具を上昇させて表皮材の折返し端末内面をヒ
ーター装置に近付けて所定温度に加熱溶融させれば良
く、表皮材としてポリエチレンフォームを裏打ちしたP
VCシートを使用する場合には、ポリエチレンフォーム
を溶融する所定温度に加熱すれば良い。
【0016】次いで、本発明方法における表皮材の折り
返し端末の処理工程は、上述した受け治具への積層成形
体のセット工程と、表皮材の折返し端末の折曲工程と、
折返し端末の押圧工程とから構成されている。
【0017】すなわち、表皮材の折返し端末の折曲工程
は、先端縁に下向きフランジを備えた圧着用バーと上端
縁を圧着用バー下端縁を固定テーブルに固定して上下端
縁を除いた部位がフリー状態であるプレート状の弾性体
とを備えた端末処理装置を使用して行なわれる。
【0018】まず、圧着用バーが受け治具側に前進した
際、弾性体の中央部分に積層成形体の周縁部端末(折返
し端末の基部)が当接し、この基部を基に表皮材の折返
し端末が芯材裏面側に巻込み処理されるが、弾性体はこ
の基部を適度のクッション圧で押さえ付け、更に基部よ
り上方の弾性体が圧着用バーの前進動作により基部を中
心として上方側が圧着用バーにより受け治具側に引き寄
せられ、このことにより表皮材の折返し端末が弾性体と
面接触した状態で折曲操作される。
【0019】そして、圧着用バーの進退動作が停止し、
その後、圧着用バーが下降動作を行ない、圧着用バーの
先端縁に設けた下向きフランジが芯材内面に沿って進入
するとともに、弾性体を下向きフランジにより下側に引
き込み、この弾性体のクッション圧により表皮材の折返
し端末を芯材内面側に押圧固定できる。
【0020】また、本発明は、所要形状に成形してなる
芯材の表面に表皮材を貼着して積層成形体を形成すると
ともに、表皮材の外形を芯材の外形よりも大きめにトリ
ムして、表皮材の折返し端末を芯材裏面側に折返し接着
してなる積層成形体の端末処理装置において、前記端末
処理装置は積層成形体をセットする受け治具の周囲にお
いて、表皮材の巻込み処理が必要となる辺に沿って設け
られるとともに、この端末処理装置は、進退動作及び上
下動作可能で、かつ先端縁に下向きフランジを設けた圧
着用バーと、圧着用バーの先端縁と、固定テーブルの先
端縁にその上下端縁を固定され、中央部はフリー状態と
したプレート状の弾性体とを備え、圧着用バーの受け治
具側に対する前進動作により表皮材の折返し端末の基部
を弾性体により弾性的に押さえ付け、この基部より上方
の表皮材の折返し端末を弾性体により面接触状に折曲す
るとともに、圧着用バーを下降操作して、下向きフラン
ジを芯材内面に沿って進入させ、弾性体を引き込み、こ
の弾性体の弾性力により芯材内面に折返し端末を押圧固
定することを特徴とする。
【0021】ここで、端末処理装置は、受け治具の外周
に沿って、表皮材の巻込み処理が必要な辺に設定されて
おり、この端末処理装置は、受け治具の外周に所定間隔
をおいて固定される固定テーブルと、固定テーブルに取
り付けられたスライド用シリンダに連結されたスライド
プレートが固定テーブルにガイド機構を介してスライド
可能に取り付けられており、このスライドテーブルは受
け治具側に前進後退する。
【0022】そして、このスライドプレート上に上下動
可能な圧着用シリンダが設置されており、この圧着用シ
リンダのピストンロッド先端に圧着用バーが取り付けら
れており、圧着用バーの先端には下向きフランジが設け
られている。
【0023】また、プレート状の弾性体はその上端縁が
圧着用バーの先端縁の上面に、また、その下端縁は固定
用テーブルの先端縁にそれぞれ固定されており、上下端
縁を固定され中央部がフリー状態で支持されている。圧
着用バーの上下動作を円滑に行なうために、圧着用バー
にはガイド用ボスが下方向に突設形成され、このガイド
用ボスを受けるガイドポストがスライドテーブルに形成
されている。尚、圧着用バーの進退動作及び上下動作は
それぞれスライド用シリンダと圧着用シリンダを使用し
たが、カム機構等で代替しても良い。
【0024】更に、圧着用バー及びその先端に形成され
る下向きフランジの双方の形状は、積層成形体の周縁形
状に対応して設定されるのが良く、周縁部分が三次元形
状に変化していれば、圧着用バー及び下向きフランジも
三次元形状に変化させて形成すれば良い。上記プレート
状の弾性体としては厚み10mm程度で耐熱性及び接着
剤の剥離特性に優れたシリコーン発泡体が好ましいが、
そのほかにウレタン発泡体やゴム発泡体等の弾性体を使
用することも可能である。
【0025】従って、積層成形体を受け治具上にセット
して、端末処理装置の圧着用バーを前進動作させれば、
弾性体のほぼ中央部が表皮材の折返し端末の基部に当接
し、この基部を中心として表皮材の折返し端末が弾性体
と面接触した状態で弾性体に押圧されて折曲される。
【0026】このとき、積層成形体のセット位置のバラ
ツキや積層成形体の寸法バラツキ、あるいは積層成形体
の周縁部端末に凹凸があった場合でも、弾性体のクッシ
ョン性によりこれらのバラツキを吸収できるため、弾性
体により適度なテンションを加えて折返し端末を折曲操
作でき、シワや切れ等が発生することがない。
【0027】更に、圧着用バーを下降操作して下向きフ
ランジを芯材内面側に沿って進入させれば、弾性体が下
向きフランジにより引き込まれ、例えば、縦壁部にきつ
い傾斜角度が設定された場合においても芯材内面に表皮
材の折返し端末を弾性体のクッション性により押圧する
ことができ、接着不良等が生じることがない。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車用ドアトリ
ムに適用した実施形態について、添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0029】図1は本発明方法を適用して端末処理を行
なった自動車用ドアトリムを示す正面図、図2は同自動
車用ドアトリムの周縁部分の構成を示す断面図、図3は
本発明方法に適用する端末処理装置の配置を示す平面
図、図4は本発明方法に使用する端末処理装置の構成を
示す断面図、図5乃至図9は本発明に係る端末処理方法
の各工程を示す断面図である。
【0030】図1,図2において本発明方法を適用して
製作した自動車用ドアトリム10の概略構成について簡
単に説明すると、自動車用ドアトリム10は、トリムア
ッパー20とトリムロア30との上下二分割体から構成
されており、トリムアッパー20は、芯材21表面に表
皮材22を貼着して構成されており、トリムアッパー2
0の上縁20a並びに両側縁20b,20cは表皮材2
2の折り返し端末23が芯材21の裏面側に巻込み処理
されているとともに、造形上、各周縁部には縦壁部24
が形成され、トリムアッパー20に立体感を付与してい
る。
【0031】更に詳しくは、芯材21としては、タルク
を混入したPP樹脂が使用され、表皮材22としてはポ
リエチレンフォームを裏打ちしたPVCシートが使用さ
れ、図示しないモールドプレス成形金型内に表皮材22
を予めセットしておき、タルクを混入したPP樹脂を金
型内に射出充填して芯材21と表皮材22とを一体成形
する。また、トリムロア30はPP樹脂の射出成形体か
ら構成されており、トリムアッパー20とトリムロア3
0とは図示はしないがトリムロア30裏面に設けた超音
波用ペグをトリムアッパー20に設けた取付孔内に差し
込んだ後、超音波用ペグ先端を超音波溶着カシメするこ
とにより、トリムアッパー20とトリムロア30とが接
合固定されている。
【0032】ところで、本発明は、トリムアッパー20
のように芯材21と表皮材22とから構成される積層成
形体の表皮材22の折返し端末23の処理を精度良く行
なえる積層成形体の端末処理方法並びに端末処理装置を
提供することを特徴としている。端末処理方法を説明す
る前にそれに使用する端末処理装置の構成について図
3,図4に示すように、ドアトリム10のトリムアッパ
ー20に適用した場合について説明すると、トリムアッ
パー20の上縁20a、両側縁20b,20cにそれぞ
れ表皮材22の折返し端末23を巻込み処理するため、
トリムアッパー20をセットする受け治具40の周囲4
辺のうち3辺40a,40b,40cに端末処理装置5
0が配置されている。
【0033】そして、図4に示すように、トリムアッパ
ー20をセットする受け治具40は、トリムアッパー2
0の製品面形状に合致する型面40aを備えているとと
もに、昇降用シリンダ41に連結され、所定ストローク
上下動可能に構成されている。この昇降用シリンダ41
により受け治具40が所定ストローク上下動し、受け治
具40が最上方位置に来たとき、ヒーター装置42によ
り表皮材22の折返し端末部23の裏面を加熱溶融させ
る。
【0034】そして、受け治具40の周囲3辺40a,
40b,40cのうち1辺40bに配置される端末処理
装置50についての構成を説明すると、端末処理装置5
0は、受け治具40の外周から所定距離離れた位置に固
定テーブル51が設置されており、この固定テーブル5
1の上面にスライドテーブル52が図中矢印方向、すな
わち、受け治具40と進退する方向にガイド機構(図示
せず)を介して設けられており、このスライドテーブル
52の駆動は固定テーブル51の下面に固定されている
進退用シリンダ53のピストンロッド53aを連結部材
53bを介してスライドテーブル52に固定することに
より、スライドテーブル52は所定ストローク矢印方
向、すなわち、治具40側に前進後退動作を行なう。
【0035】また、このスライドテーブル52の上面に
圧着用シリンダ54が固定されており、この圧着用シリ
ンダ54のピストンロッド54aに圧着用バー55が固
定されており、この圧着用バー55の治具40側の端縁
には下向きフランジ56が設けられている。上記圧着用
シリンダ54の上下動作により圧着用バー55は所定ス
トローク上下動可能である。更に、圧着用バー55の先
端縁の上面及び固定テーブル51の先端縁にシリコーン
発泡体からなるプレート状の弾性体57(厚み10mm
程度のもの)の上下端縁が固定されている。尚、図中5
8は圧着用シリンダ54が上下動作する際に圧着用バー
55を支持するガイド用ボスであり、このガイド用ボス
58はスライドテーブル52上に突設されたガイドポス
ト59内に嵌合している。
【0036】本発明に係る端末処理装置50は、以上の
ように構成されており、進退用シリンダ53及び圧着用
シリンダ54の動作により先端縁にした向きフランジ5
6を備えた圧着用バー55が受け治具40に対して進退
動作可能で、かつ上下動作可能である。
【0037】次いで、図5乃至図9に基づいて、トリム
アッパー20の表皮材22の折返し端末23の端末処理
方法について説明する。尚、図5,図6は表皮材22の
折返し端末23の溶着工程であり、図7乃至図9が端末
処理工程をそれぞれ示す。まず、図5に示すように、受
け治具40上にトリムアッパー20の表皮材22を下側
に向けて適正位置にトリムアッパー20をセットする。
そして、トリムアッパー20をセットした後、押え部材
43を下降させて受け治具40上にトリムアッパー20
を支持する。このとき、受け治具40の型面周縁部が傾
斜状に形成され、表皮材22の折返し端末23が起立状
態となるように設定されている。その後、図6に示すよ
うに、昇降用シリンダ41を動作させて、所定ストロー
ク治具40を上昇させ、トリムアッパー20の表皮材2
2の折返し端末23内面をヒーター装置42により加熱
溶融させる。
【0038】次に、昇降用シリンダ41が動作して受け
治具40が下降して図5に示す基位置に戻り、まず、図
7に示すように進退用シリンダ53が収縮して固定テー
ブル51に対してスライドテーブル52を治具40側に
前進させる。従って、スライドテーブル52の前進動作
に呼応して、圧着用バー55が受け治具40側に移動す
るため、圧着用バー55の先端縁と固定テーブル51の
先端縁の間に橋渡し状に取り付けられているプレート状
の弾性体57のほぼ中間部分がトリムアッパー20の周
縁部端末、すなわち表皮材22の折返し端末23の基部
23aを適度のクッション圧で押さえ付け、更に、圧着
用バー55の前進動作によりこの基部23aを基に上方
部分の弾性体57が圧着用バー55に引っ張られ、図8
に示すように、表皮材22の折返し端末23を折曲操作
する。
【0039】このとき、表皮材22の折返し端末23の
基部23aを弾性体57により適度やクッション圧で押
え付け、弾性体57と表皮材22の折返し端末23が面
接触状態を保ちつつ、折返し端末23の折曲操作が行な
われるため、表皮材22の折返し端末23に適度のテン
ションが加わることになり、例えば、トリムアッパー2
0の周縁部端末に凹凸が形成されていたり、また、受け
治具40上へのトリムアッパー20に多少のセットズレ
等があった場合においても、これらのバラツキを弾性体
57の弾性により吸収でき、トリムアッパー20の周縁
部端末にシワ,切れ等が生じることなく、美麗な外観を
確保できる。
【0040】その後、圧着用シリンダ54が収縮動作を
行ない、図9に示すように、圧着用バー55の先端縁に
設けられた下向きフランジ56が芯材21の内面に沿っ
て進入し、それに伴ない弾性体57内に下向きフランジ
56が食い込んで、弾性体57を引き下げることによ
り、トリムアッパー20の縦壁部24の内面に沿って表
皮材22の折返し端末23を弾性体57により良好なク
ッション性で押圧することにより、溶融状態にある表皮
材22の折返し端末23は芯材21裏面側に固着され
る。
【0041】そして、端末処理が完了すれば、圧着用シ
リンダ54の伸張動作により、圧着用バー55が上昇
し、更に進退用シリンダ52の伸張動作により圧着用バ
ー55が受け治具40側から離間する方向に後退動作し
て圧着用バー55が図4に示す基位置に復帰して端末処
理が完了する。
【0042】このように、本発明方法によれば、弾性体
57により表皮材22の折返し端末23の基部23aを
適度のクッション圧で押し付けた状態で折返し端末23
を弾性体57により折曲操作するとともに、その後、芯
材21の内面に沿って圧着用バー55の下向きフランジ
56が進入し、弾性体57を同時に引き下げ、表皮材2
2の折返し端末23を芯材21裏面側に精度良く押圧固
定できるものであるから、従来のように硬質材料の圧着
用バーを使用するものに比べ、表皮材22の処理につい
ては弾性体57を当接させて行なうため、トリムアッパ
ー20の周縁部端末の凹凸や、あるいはトリムアッパー
20のセットバラツキ,寸法バラツキ等を弾性体57に
より有効に吸収することができ、接着不良のない、ま
た、シワ,切れ等が生じない良好な端末処理が行なえ
る。
【0043】更に、トリムアッパー20の周縁部に縦壁
部24を設定した場合においても、圧着用バー55の先
端縁に設けた下向きフランジ56が縦壁部24の内面側
に深く進入し、下向きフランジ56からの押圧力を弾性
体57を介して表皮材22の折返し端末23に加えて巻
込み処理を行なうため、縦壁部24内面にも表皮材22
の折返し端末23を精度良く接着固定することができ
る。
【0044】また、圧着用バー55、並びに下向きフラ
ンジ56の形状は、例えばトリムアッパー50の周縁部
端末の形状を三次元形状に造形した場合、それに対応す
るように圧着用バー55,下向きフランジ56の形状を
変更すれば、複雑な形状の周縁部端末にあっても表皮材
22の折返し端末23を精度良く巻き込み処理できる。
尚、弾性体57としては、厚み10mmのプレート状の
もので、耐油性,接着剤の剥離特性が良好なことからシ
リコーン発泡体を使用するのが好ましい。
【0045】尚、上述した本発明方法の一実施形態にお
いては、表皮材22の折返し端末23の内面をヒーター
装置42により加熱溶融させて表皮材22の折返し端末
23の端末処理を行なったが、接着剤を塗布して行なっ
ても良く、また、積層成形体としてドアトリム10のト
リムアッパー20を例にとり説明したが、芯材と表皮材
とからなる積層成形体であって、表皮材の周縁部分を芯
材裏面側に巻込み処理する構造のものであれば、ドアト
リム以外のリヤコーナートリム,各種ピラーガーニッシ
ュ等の自動車用内装部品の他に建材やインテリア部品
等、各種用途に適用できる。
【0046】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る積層成
形体の端末処理方法並びに端末処理装置は、以下に記載
する格別の作用効果を有する。
【0047】(1)請求項1記載の本発明方法並びに請
求項3,4記載の本発明装置によれば、端末処理装置と
して、先端縁に下向きフランジを備えた上下動かつ進退
可能な圧着用バーと、圧着用バーの動作に追従して表皮
材の折返し端末に弾性力を付与するプレート状の弾性体
とを備え、圧着用バーの受け治具側への前進動作、下降
動作により表皮材の折返し端末を芯材裏面側に巻込み処
理する際、積層成形体の周縁部端末に凹凸があっても、
また、積層成形体を受け治具上にセットする際のセット
バラツキや積層成形体の寸法精度にバラツキがあって
も、弾性体のクッション性によりこれらのバラツキを有
効に吸収できるため、表皮材の折返し端末を芯材裏面側
に精度良く巻込み処理でき、接着不良やシワ,切れの発
生がない精度の良い端末処理が行なえるという効果を有
する。
【0048】(2)請求項1記載の本発明方法並びに請
求項3,4記載の本発明装置によれば、端末処理装置と
して、先端縁に下向きフランジを備えた上下動かつ進退
可能な圧着用バーと、圧着用バーの動作に追従して表皮
材の折返し端末に弾性力を付与するプレート状の弾性体
とを備え、圧着用バーの受け治具側への前進動作、下降
動作により表皮材の折返し端末を芯材裏面側に巻込み処
理するというものであるから、例えば、積層成形体の周
縁部分に縦壁部を設定した場合においても、圧着用バー
を下降動作した際、圧着用バー先端縁に設けた下向きフ
ランジが縦壁部の内面に沿って深く進入し、同時に弾性
体を引き下げ、縦壁部の内面に沿って弾性体のクッショ
ン力により表皮材の折返し端末を精度良く接着固定する
ことができ、積層成形体の周縁部に縦壁部を設定するな
ど、造形自由度を大幅に向上させることができるという
効果を有する。
【0049】(3)請求項2記載の本発明方法によれ
ば、受け治具にセットした積層成形体をヒーター装置に
より表皮材の折返し端末内面を加熱溶融させた後、圧着
用バーとプレート状の弾性体を備えた端末処理装置によ
り表皮材の折返し端末を芯材内面側に巻込み処理すると
いうものであるから、表皮材の折返し端末が軟化状態に
あっても弾性体により支持した状態で巻込み処理するた
め、シワ等が発生することがなく、精度の良い端末処理
が行なえるという効果を有する。
【0050】(4)請求項5記載の発明装置によれば、
圧着用バーの形状を積層成形体の周縁端末形状に追従す
るように形状設定をするというものであるから、圧着用
バーの前進動作、下降動作を行なった場合、芯材内面と
圧着用バーとのクリアランスをほぼ一定間隔に維持で
き、表皮材の折返し端末を弾性体により弾接する際、ほ
ぼ一定の押圧力をかけることができるため、製品形状が
段差を含んだり、成形体の周縁部が三次元状に設定され
ている場合においても良好な表皮材の巻込み処理が行な
えるという効果を有する。
【0051】(5)請求項6記載の発明装置によれば、
プレート状の弾性体としてシリコーン発泡体を使用する
ことにより、加熱された表皮材に当接しても耐熱性を備
えているため容易に劣化することがなく、かつ接着剤が
付着しても接着剤が剥がれ易く、装置の耐久性を向上さ
せることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法による端末処理方法を適用して製作
した自動車用ドアトリムの正面図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本発明方法に使用する端末処理装置の配置構成
を示す説明図。
【図4】本発明方法に使用する端末処理装置の一実施形
態を示す断面図。
【図5】本発明方法における積層成形体のセット工程を
示す断面図。
【図6】本発明方法における表皮材端末部分の加熱溶融
工程を示す断面図。
【図7】本発明方法における端末処理方法における圧着
用バーの前進動作を示す説明図。
【図8】本発明方法における表皮材の折返し端末部の折
曲工程を示す説明図。
【図9】本発明方法における表皮材の折返し端末の押圧
工程を示す説明図。
【図10】従来の自動車用ドアトリムを示す正面図。
【図11】図10中XI−XI線断面図。
【図12】積層成形体における従来の端末処理方法を示
す説明図。
【図13】縦壁部を設けた従来のドアトリムを示す部分
断面図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 20 トリムアッパー 21 芯材 22 表皮材 23 折返し端末 23a 基部 30 トリムロア 40 受け治具 41 昇降用シリンダ 42 ヒーター装置 43 押圧部材 50 端末処理装置 51 固定テーブル 52 スライドテーブル 53 進退用シリンダ 54 圧着用シリンダ 55 圧着用バー 56 下向きフランジ 57 弾性体 58 ガイド用ボス 59 ガイドポスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B29L 9:00 B29L 9:00 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 51/26 B29C 51/14 B29C 53/04 B29C 63/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要形状に成形された芯材(21)の表
    面に表皮材(22)を貼着して積層成形体(20)が構
    成されるとともに、芯材(21)の外形よりも大きめに
    トリムされた表皮材(22)の周縁部分の折返し端末
    (23)を芯材(21)裏面に折返し接着する積層成形
    体の端末処理方法において、 受け治具(40)上に積層成形体(20)の表皮材(2
    2)を下側に向けてセットするセット工程と、 受け治具(40)の外周に沿って、表皮材(22)の巻
    込み処理を必要とする辺に沿って設置される端末処理装
    置(50)を使用し、圧着用バー(55)を受け治具
    (40)側に前進させ、上下端縁部を支持した弾性体
    (57)のほぼ中央部に積層成形体(20)の周縁部端
    末を当接させ、この当接部を中心として表皮材(22)
    の折返し端末(23)を弾性体(57)により面接触状
    態で折曲させる折返し端末の折曲工程と、 圧着用バー(55)の先端縁に設けた下向きフランジ
    (56)が、圧着用バー(55)の下降動作により芯材
    (21)の内面側に侵入するとともに、この下向きフラ
    ンジ(56)により弾性体(57)が引き込まれ、芯材
    (21)の内面に表皮材(22)の折返し端末(23)
    を適度のクッション圧で押圧固定する折返し端末の押圧
    工程と、 からなることを特徴とする積層成形体の端末処理方法。
  2. 【請求項2】 積層成形体(20)を受け治具(40)
    にセットした後、受け治具(40)を上昇させ、表皮材
    (22)の折返し端末(23)の内面をヒーター装置
    (42)により加熱溶融させる表皮材の溶着工程を端末
    処理工程前に付加することを特徴とする請求項1記載の
    積層成形体の端末処理方法。
  3. 【請求項3】 所要形状に成形してなる芯材(21)の
    表面に表皮材(22)を貼着して積層成形体(20)を
    構成するとともに、表皮材(22)の外形を芯材(2
    1)の外形よりも大きめにトリムして、表皮材(22)
    の折返し端末(23)を芯材(21)裏面側に折返し接
    着してなる積層成形体の端末処理装置において、 前記端末処理装置(50)は積層成形体(20)をセッ
    トする受け治具(40)の周囲において、表皮材(2
    2)の巻込み処理が必要となる辺に沿って設けられると
    ともに、この端末処理装置(50)は、進退動作及び上
    下動作可能で、かつ先端縁に下向きフランジ(56)を
    設けた圧着用バー(55)と、圧着用バー(55)の先
    端縁と、固定テーブル(51)の先端縁にその上下端縁
    を固定され、中央部はフリー状態としたプレート状の弾
    性体(57)とを備え、圧着用バー(55)の受け治具
    (40)側に対する前進動作により表皮材(22)の折
    返し端末(23)の基部(23a)を弾性体(57)に
    より弾性的に押さえ付け、この基部(23a)より上方
    の表皮材の折返し端末(23)を弾性体(57)により
    面接触状に折曲するとともに、圧着用バー(55)を下
    降操作して、下向きフランジ(56)を芯材(21)内
    面に沿って侵入させ、弾性体(57)を引き込み、この
    弾性体(57)の弾性力により芯材(21)内面に折返
    し端末(23)を押圧固定することを特徴とする積層成
    形体の端末処理装置。
  4. 【請求項4】 前記端末処理装置(50)は、固定テー
    ブル(51)に固定された進退用シリンダ(53)によ
    りスライドテーブル(52)が受け治具(40)側に向
    けて進退可能に装着され、このスライドテーブル(5
    2)に上下動作可能な圧着用シリンダ(54)が取り付
    けられ、この圧着用シリンダ(54)に圧着用バー(5
    5)が取り付けられていることを特徴とする請求項3記
    載の積層成形体の端末処理装置。
  5. 【請求項5】 前記圧着用バー(55)並びに下向きフ
    ランジ(56)の形状は、積層成形体(20)の周縁部
    の形状に対応して形成されていることを特徴とする請求
    項3,4記載の積層成形体の端末処理装置。
  6. 【請求項6】 前記端末処理装置(50)の弾性体(5
    7)は耐熱性に富み、かつ接着剤の剥離性に富んだシリ
    コーン発泡体により構成されていることを特徴とする請
    求項3乃至5記載の積層成形体の端末処理装置。
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