JPH0777099B2 - スイツチ位置保持装置 - Google Patents

スイツチ位置保持装置

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JPH0777099B2
JPH0777099B2 JP8019987A JP8019987A JPH0777099B2 JP H0777099 B2 JPH0777099 B2 JP H0777099B2 JP 8019987 A JP8019987 A JP 8019987A JP 8019987 A JP8019987 A JP 8019987A JP H0777099 B2 JPH0777099 B2 JP H0777099B2
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switch
yoke
holding device
slider
suction
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邦生 永田
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Omron Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 発明の分野 この発明は、例えば、自動車のドライバ側のウィンドガ
ラスを開閉操作するスイッチを開位置または閉位置で保
持するようなスイッチ位置保持装置に関する。
(ロ) 発明の背景 当出願人は車載用スイッチのオート出力機構をすでに開
発している(特願昭61-260908号)。
この先行技術は第8図、第9図に示すように、コの字形
ヨーク100の両突辺101,102は内側に折曲されて、スイッ
チボタン103の操作杆104にコの字形の吸着部材105が固
定され、スイッチボタン103が引上げられて(第9図参
照)例えば、開方向に操作されると、吸着部材105の一
方の突辺106がヨーク100の対向突辺101と吸着し、他方
の突辺107がコイル108を巻回した電磁石の鉄心109と吸
着することで、スイッチボタン103の開方向の操作位置
(操作状態)が保持される構造である。
この先行技術の場合、吸着部材105はスイッチボタン103
の操作杆104に取付けられており、またヨーク100は中間
ケース110に固定されるので、これらの取付け位置がず
れると、突辺101と106との間に不要なギャップが生じ
て、確実な動作が得られないので、部品の加工および組
立に精度が要求される問題点が発見された。
(ハ) 発明の目的 この発明は、上述の問題点に鑑がみ、吸着部分の組立精
度や部品の加工が簡単化されるスイッチ位置保持装置の
提供を目的とする。
(ニ) 発明の構成 この発明は、コの字形ヨークの内部にコイルを巻回した
鉄心を配置して電磁回路を形成し、上記ヨークの開放側
に、該ヨークより大きいコの字形に形成した磁性体から
なる吸着スライダをその開口側を対向させると共に、該
吸着スライダとヨークとの各突辺が接離可能にスライド
すべく吸着スライダを電磁回路側に保持させ、上記吸着
スライダに、該吸着スライダのスライド方向の正逆方向
で2位置に切換えられるスイッチ操作片を連結し、前記
ヨークと吸着スライダとの対向する突辺が吸着された位
置をスイッチ操作片で操作されるスイッチの切換え位置
に対応させたスイッチ位置保持装置であることを特徴と
する。
(ホ) 発明の作用 この発明のスイッチ位置保持装置は、スイッチ操作片が
一方の位置に操作されると、この操作に基づいて吸着ス
ライダがスライドして、ヨーク間の対応突辺が吸着さ
れ、これで磁気閉ループを形成して、スイッチ操作片の
操作位置を保持する。
(ヘ) 発明の効果 この発明によれば、ヨークおよび吸着スライダの形状が
コの字形で済むので、加工が簡単である。
さらに吸着スライダは磁気回路側、例えば、コイルを巻
回したスプールにスライド可能に保持させることで、ヨ
ークと吸着スライダとの組立精度が簡単に得られ、常に
一定のギャップを維持し、確実な保持動作が得られる。
さらに、スイッチ操作片が連結されてなくても、単独で
吸着性能を確認することができるので、スイッチに組込
む前段で不良品の発見ができ、組込みロスがなくなる等
の効果を有する。
(ト) 発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はスイッチ位置保持装置を示し、第1図、第2図に
おいて、上述のスイッチ位置保持装置10は磁気回路11と
吸着スライダ12とによって構成されている。
上述の磁気回路11は磁性体でコの字形に形成されたヨー
ク13の内部に、スプール14に巻回したコイル15と、この
コイル15の中心部に挿入した鉄心16とを配置して形成し
ており、鉄心16の後端はヨーク13にカシメ等で連結固定
されている。
また合成樹脂で形成された前述のスプール14の開放側の
外側面であって、かつ四隅にはガイド爪17…を連設し、
このガイド爪17…は前述の吸着スライダ12をスライド可
能に保持する。
前述の吸着スライダ12は磁性体でコの字形に形成した吸
着部材18と、この吸着部材18を固定し、合成樹脂等の絶
縁材でL字形に形成したホルダ19とで形成され、上述の
コの字形の吸着部材18はその両突辺20,20の間隔が、前
述のヨーク13の両突辺21,21の間隔より大きく形成す
る。
また中間部の内側には膨出部22を形成し、この膨出部22
は前述の鉄心16と対向させられる。
前述のL字形のホルダ19は平面部23の中央部に窓24を形
成し、また該窓24の両側には切欠き部25を形成し、これ
らに前述の吸着部材18の突辺20,20および膨出部22を嵌
合し、適宜の固定手段で一体的になるように固定してい
る。
さらにホルダ19の平面部23の両側縁部には、4個の切欠
き部26…が形成され、さらに立上り片27側には摺動溝28
が形成されている。
上述の切欠き部26…は平面部23の中心位置より一側方に
ずれた位置に形成され、この切欠き部26…には前述のス
プール14に形成されたガイド爪17…が挿通されると共
に、このスプール14と平面部23とを相対的な中心位置部
に摺動させ、かつ中心位置での所定の範囲相対移動させ
ても、ガイド爪17…は平面部23の裏面側の縁部を係止し
て、該平面部23の摺動、すなわち、ホルダ19の摺動を許
容するように構成している。
このように吸着スライダ12が磁気回路11側に摺動可能に
装着されたとき、鉄心16の端面は吸着部材18の膨出部22
と、摺動可能なわずかな隙間を形成して対向し、さらに
吸着スライダ12が一方または他方にスライドされると、
ヨーク13の突辺21と吸着部材18の突辺20との対応するも
の同士が接触して磁気閉ループを形成し、吸着部材18の
対応突辺20は吸着される。
前述のホルダ19の立上り片27の上端には凹状の係合部29
が形成され、これにスイッチボタン30で操作されるスイ
ッチ操作片31の突起32が係合して、このスイッチ操作片
31がスライド方向に正逆移動することで、立上り片27を
介してホルダ19がスライド操作される。
上述のように構成したスイッチ位置保持装置10は、自動
車のパワーウィンドスイッチユニットを構成する内部の
中間ケース33に、ビス34,34によってヨーク13の上面が
固定される。
なお、このビス止めはスイッチ位置保持装置10の向きを
180度回転させた状態でも取付けられるように取付け部
は形成されている。
前述の中間ケース33は上面ケース35と底板36とに介在さ
れた状態で三者が固定され、前述のスイッチボタン30は
スイッチ位置保持装置10の立上り片27を備えた側に位置
し、支軸37に枢着されて、上下動操作され、さらに前述
のスイッチ操作片31は上述のスイッチボタン30に圧入な
どの固定手段によって一体的に固定される。
そのため、スイッチボタン30の上下操作が左右の揺動操
作に変換されて、この操作で吸着スライダ12がスライド
操作される。
前述のスイッチボタン30は自動車のパワーウィンドスイ
ッチユニットにおいて、ドライバ側のウィンドガラスを
昇降させるための操作スイッチであって、一旦引上げま
たは押下操作した場合、操作の指を外ずしても、その操
作状態を保持するようにスイッチの位置が保持される。
第3図(ロ)の状態はスイッチボタン30が中立のOFF状
態を示し、スイッチ位置保持装置10の吸着スライダ12は
中間位置であって、吸着部材18の両突辺20,20はヨーク1
3に吸着されていない。
例えば、第3図(イ)に示すように、スイッチボタン30
を引上げ操作してウィンドガラスを上昇させるべく操作
すると、スイッチボタン30の操作に連動して磁気回路11
のコイル15は通電され、さらに、スイッチ操作片31が傾
動して吸着スライダ12をスライド操作する。
その結果、吸着部材18の一方の突辺(第3図(イ)図中
の左側)20はヨーク13の対向突辺21に吸着され、スイッ
チボタン30の引上げ操作位置が保持される。
なお、スイッチボタン30を中立の位置に戻すと、その初
期では吸着に抗して吸着部材18の突辺20はヨーク13より
外れるが、同時にコイル15に対する通電も停止されるの
で、ヨーク13の吸引もなくなり、吸着スライダ12は中立
の位置に戻され、スイッチボタン30も中立のOFF位置に
復帰する。
なお、第3図(ハ)はスイッチボタン30を押下操作して
ウィンドガラスを下降させる操作を示すが、磁気回路11
および吸着スライダ12の動作は前述のウィンドガラスの
上昇操作と逆動作であるだけであるため、その詳細を省
略する。
第4図は自動車のウィンドガラスを開閉駆動するパワー
ウィンドスイッチユニット41を示し、このスイッチユニ
ット41は、例えば、右ハンドルのドライバ側のドア肘当
て部分に装着され、前部右側のスイッチ42がドライバ側
のウィンドガラスを昇降操作するスイッチであって、そ
のスイッチボタン30に前述のスイッチ位置保持装置10が
構成される。
また前部左側のスイッチ43は助手席側のウィンドガラス
を昇降操作するスイッチであって、このスイッチ43のス
イッチボタン44には前述のスイッチ位置保持装置10は構
成されない。
なお、後部の左右のスイッチ45,46は後部座席の左右の
ウィンドガラスを昇降操作するスイッチであり、またス
イッチ47は前述のドライバ側スイッチ42を除く他のスイ
ッチ43,45,46の操作をロックして不測の危険な操作を防
止する。
第5図、第6図に示すように、前述の前部左右のスイッ
チ42,43の中間位置に前述したスイッチ位置保持装置10
が配置され、この装置10は自動車のハンドルが左ハンド
ル、すなわち、左側がドライバ側に設定されたとき、ス
イッチ位置保持装置10を180度回転して取付けること
で、助手席側のスイッチ43がスイッチの操作位置が保持
できるように構成されている。
図においては右ハンドルを設定して前部右側のスイッチ
42がドライバ側に設定しており、このスイッチ42のスイ
ッチボタン30のスイッチ操作片31に吸着スライダ12を操
作する突起32が連設され、他方のスイッチ43のスイッチ
操作片31aには突起は付設されていない。
さらに、前部左右の各スイッチ42,43の下部には2極切
換えスイッチ48,49が配設され、これらスイッチ48,49の
操作側は相互に対向させて底板36に取付け、前述のスイ
ッチ位置保持装置10がいずれの方向に180度回転して、
取付けらても、それぞれの2極切換えスイッチ48,49が
対応するように設けられている。
上述の2極切換えスイッチ48,49は同一構造であって、
一方のスイッチ48を説明する。
第7図において、下部ケース51の中央部には隔壁52が連
設され、この隔壁52の左右に摺動子53,54が左右方向に
摺動可能に嵌挿し、それぞれの外側と外壁55との間に復
帰用スプリング56,57を介装することで各摺動子53,54を
隔壁52側に付勢している。
各摺動子53,54の下面には接触子58,59を嵌着し、該接触
子58,59は下部ケース51の底部にインサート形成された
接点パターン60,61と2位置で切換え接触され、これら
接点パターン60,61は接触子58,59(摺動子53,54)が隔
壁52側にあるとき、OFF状態に設定され、また接触子58,
59(摺動子53,54)が外側に摺動操作されることで、ON
状態となるように設定され、しかも一方の接触子58また
は59が正極側にONであれば、他方の接触子59または58が
負極側にONになるように設定され、その結果、一方の接
触子53はOFFの位置から例えば正極ONに操作されると、
他方の摺動子54はOFFの位置から負極ONに操作されるこ
とになり、各接点パターン60,61がウィンドレギュレー
タのDCモータ(図示省略)の正逆の極性を切換えるよう
に接続されることで、ウィンドガラスの昇降が操作され
る。
さらに前述の摺動子53,54の外側には操作軸62,63が連設
されて、これらは上部カバー64より外方に突出し、これ
ら操作軸62,63の間に前述のスイッチボタン30のスイッ
チ操作片31の下端部65が介装され、この下端部65がスイ
ッチボタン30の引上げ、押下の操作に基づく左右の移動
によって操作軸62,63の単一を摺動させて、2極切換え
スイッチ48を正、負、OFFの位置に切換える。
このように構成したパワーウィンドスイッチユニット41
はドライバ側のスイッチ42のスイッチボタン30を引上
げ、または押下操作すると、その操作したスイッチ位置
がスイッチ位置保持装置10によって保持されるので、操
作後スイッチ42より操作して指を離しても、自動的にウ
ィンドガラスの上昇、または下降の操作が継続される。
またスイッチ42を中立の位置に復帰することで、上述の
昇降操作はOFFにされる。
さらに、自動車のハンドルが左ハンドルになってパワー
ウィンドスイッチユニット41のドライバ側がスイッチ43
側になった場合は、スイッチ位置保持装置10の吸着スラ
イダ12の立上り片27が2極切換えスイッチ49側になるよ
うに180度回転して取付け、さらにスイッチボタン44に
固定するスイッチ操作片31を突起32付きに変更すると共
に、助手席側に対応するスイッチ42のスイッチ操作片31
a(第5図参照)は突起なしにして取付けることで、簡
単に対応することができる。
なお、この発明は実施例の構成に限定されるものではな
く、例えば、実施例のパワーウィンドスイッチユニット
41は4ドア用であるが、2ドア用にも適用し得る。
【図面の簡単な説明】 図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図はスイッチ位置保持装置の断面側面図、 第2図は第1図の要部の分解斜視図、 第3図イ、ロ、ハはスイッチ位置保持装置の動作状態を
示す断面側面図、 第4図はパワーウィンドスイッチユニットの斜視図、 第5図は第4図A−A線断面図、 第6図はスイッチ部分の分解斜視図、 第7図は2極切換えスイッチの断面図、 第8図はスイッチのオート出力機構の先行技術を示す断
面側面図、 第9図は第8図の動作状態を示す説明図である。 10……スイッチ位置保持装置 11……磁気回路、12……吸着スライダ 13……ヨーク、14……スプール 15……コイル、16……鉄心 18……吸着部材、19……ホルダ 20,21……突辺、29……係合部 30……スイッチボタン、31……スイッチ操作片 32……突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コの字形ヨークの内部にコイルを巻回した
    鉄心を配置して電磁回路を形成し、 上記ヨークの開放側に、該ヨークより大きいコの字形に
    形成した磁性体からなる吸着スライダをその開口側を対
    向させると共に、該吸着スライダとヨークとの各突辺が
    接離可能にスライドすべく吸着スライダを電磁回路側に
    保持させ、 上記吸着スライダに、該吸着スライダのスライド方向の
    正逆方向で2位置に切換えられるスイッチ操作片を連結
    し、 前記ヨークと吸着スライダとの対向する突辺が吸着され
    た位置をスイッチ操作片で操作されるスイッチの切換え
    位置に対応させた スイッチ位置保持装置。
JP8019987A 1987-03-31 1987-03-31 スイツチ位置保持装置 Expired - Lifetime JPH0777099B2 (ja)

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