JPH0315732Y2 - - Google Patents

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JPH0315732Y2
JPH0315732Y2 JP1984090990U JP9099084U JPH0315732Y2 JP H0315732 Y2 JPH0315732 Y2 JP H0315732Y2 JP 1984090990 U JP1984090990 U JP 1984090990U JP 9099084 U JP9099084 U JP 9099084U JP H0315732 Y2 JPH0315732 Y2 JP H0315732Y2
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JP
Japan
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magnetic
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JP1984090990U
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JPS615969U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば家具もしくは家庭用電気機
器等の扉を係止する係止手段として設けられるよ
うなマグネツトキヤツチに関する。
(ロ) 従来技術 従来、この種のマグネツトキヤツチは、オルタ
ネイト機構を介してケースの前面より磁気スライ
ダを進退して前後位置の一方に交互に位置固定す
るマグネツト本体を設け、このマグネツト本体を
例えば家具等の本体側に装着し、これと対向する
扉の内側に磁気吸着板を固定し、扉を閉じた際
に、上述のマグネツト本体と磁気吸着板が相対向
して吸着し、扉を係止する。
しかし、上述のオルタネイト機構においては、
ハート形の係合溝を備えたプレートを、磁気スラ
イダのスライド操作に応じて移動許容させながら
追従するための復帰ばねおよびその規制部材を必
要とするため、オルタネイト機構の構造が複雑
で、また復帰ばねの収納スペースに基づいてケー
ス全体が大型化するばかりでなく、部品点数およ
び組付け工数が大となる問題を有していた。
(ハ) 考案の目的 この考案は、構造の簡略化および小型コンパク
ト化を図ることができるうえ、部品点数および組
付け工数の大幅な削減を図ることができるマグネ
ツトキヤツチの提供を目的とする。
(ニ) 考案の構成 この考案は、上ケースと、下ケースとの前面よ
り磁気スライダを進退して前後位置の一方に交互
に位置固定するオルタネイト機構を備えたマグネ
ツトキヤツチであつて、上記磁気スライダは、上
下のヨーク間にマグネツトを挟持してホルダに取
付け、このホルダ背面にリターンスプリングのば
ね力を付勢する一方、上記磁気スライダの下面に
係合ピンを一体に突設し、この係合ピンを係合案
内するオルタネイト機構の係合溝を上面に刻設し
た扇形の揺動板を設け、この揺動板の下面扇形の
中心角部には枢支ピンを一体に突設し、この枢支
ピンを支点に上記揺動板を、当該係合溝の係合変
位量に対応する一定角度の揺動を許容して規制す
る凹部を、上記下ケース内面に形成したマグネツ
トキヤツチであることを特徴とする。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、オルタネイト機構の係合溝
が一体的に刻設された揺動板を、磁気スライダの
スライド操作に対応して一定角度揺動すべく下ケ
ース内に揺動自在に収納したので、この揺動板が
従来の復帰ばねに代替し得る復帰作用をなして移
動し、安定したオルタネイト動作を得ることがで
きる。
このため、現状のような復帰ばねが不要とな
り、部品点数の削減に基づいて構造の簡単化、小
形化および低コスト化を確実に図ることができ
る。
加えて、磁気スライダの下面に係合ピンを、揺
動板の所定部に枢支ピンをそれぞれ一体形成する
と共に、上述の凹部も下ケースに一体的に形成し
たので、総部品点数の大幅な削減を図つて、組付
け工数を低減することができる効果がある。
さらに、上述のマグネツト16は上下のヨーク
に挟持された状態で、ホルダと共に一体的に前後
動するので扉の吸着初期から確実な吸着力が作用
し、マグネツトキヤツチ時の良好な感触を得るこ
とができる。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面はマグネツトキヤツチを示し、第1図にお
いて、このマグネツトキヤツチ11は磁気スライ
ダ12と、揺動板13と、これらを収納保持する
上ケース14と、下ケース15とから構成され
る。
上述の磁気スライダ12は、マグネツト16
と、このマグネツト16を上下より保持する上・
下ヨーク17,18と、これら各要素16,1
7,18を前面に保持するホルダ19および該ホ
ルダ19を前方に付勢するリターンスプリング2
0とにより形成し、ホルダ19は前面を開放した
コ形状を有し、この開放部間内面の上下位置に係
合突起21…を両側より突設し、これらの係合突
起21…に上述の上・下ヨーク17…18の後端
部に形成した係合片22…を対応させて係合する
ことにより、上・下ヨーク17,18と一体のマ
グネツト16がホルダ19に一体に保持される。
そして、このホルダ16に後端面中央部にはば
ね座の一端が形成され、他端のばね座は上ケース
14の後部中央内面に形成され、この間にリター
ンスプリング20が圧縮された状態で介設され
て、マグネツト16側が上ケース14の前面中央
開口部23より前方に付勢されて進退自在に設け
られる。
さらに、ホルダ19の下面中央部には係合ピン
24を一体に突設し、この係合ピン24がオルタ
ネイト機構としての動作をする揺動板13に係合
案内される。
上述の揺動板13は、扇形状を有し、この上面
に上述の係合ピン24を係合案内するハート形の
環状のオルタネイト係合溝25を刻設し、この係
合溝25内に上述の係合ピン24を係合させて一
方向に周回させるもので、下面の扇形中心角部に
は枢支ピン26を一体に突設し、この枢支ピン2
6が下ケース15に枢支される。
上述の下ケース15は、上面に前述の揺動板1
3を遊嵌する扇形の凹部27を形成し、凹部27
は扇形中心角側を前面側に設定すると共に、前述
の磁気スライダ12の往復動に伴う係合ピン24
を係合溝25の環状路内に係合させて周回させた
際の揺動板13の係合位置量に対応する一定角度
この揺動板13を揺動許容すべく形成している。
さらに、この凹部27の扇形中心角部には上述
の枢支ピン26を枢支するための枢支孔40を穿
設し、これによつて揺動板13は枢支ピン26を
支点に周方向に揺動し、磁気スライダ12の直進
動作に追従して揺動板13は凹部27内で左右に
往復揺動する。
図中、28はリターンスプリング20の他端側
の下面を支持する突片、29は取付用の長孔で、
この長孔29内にビス(図外)を介して上下の各
ケース14,15を一体に連結すると共に、取付
本体30側に固定する。
このように構成したマグネツトキヤツチは、第
2図に示すように、扉31が開状態の時は、磁気
スライダ12ががリターンスプリング20で付勢
されて前方に突出した状態にあり、この時にオル
タネイト動作は第4図に示すように係合ピン24
が係合溝25の前端係止位置32にあつて、磁気
スライダ12の突出位置が規制されている。
次に、扉31を閉操作する時は、第3図に示す
ように、扉31を押して磁気スライダ12を後退
させると、磁気スライダ12側のマグネツト16
に扉31側の吸着板33が吸着して扉31は閉操
作される。
この時、オルタネイト動作は、第5図に示すよ
うに、係合ピン24が係合溝25の往路34側を
通つて後端往路側係止位置35に係止され、扉3
1の押圧力を解除することにより、係合ピン24
は第6図に示すように、中央係止位置36に係止
され、磁気スライダ12はケース内に収納された
後退位置で固定される。
そして、扉31を再び開操作する場合は、扉3
1を外方より押圧して磁気スライダ12の固定作
用を解除することによりリターンスプリング20
が勢いよく伸長する際の反発力で扉31は開状態
となる。
この時のオルタネイト動作は、第7図に示すよ
うに、係合ピン24が係合溝25に後端復路側係
止位置37に係止された後、係合溝25の復路3
8側を通つて元の前端係止位置32に戻る。
なお、上述の扉31の開閉操作に伴い磁気スラ
イダ12は前後の直進方向に往復動作し、この磁
気スライダ12の直進動作に追従して、揺動板1
3は凹部27内で枢支ピン26を支点に一定角度
往復揺動して安定したオルタネイト動作をする。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はマ
グネツトキヤツチを示す分解斜視図、第2図は扉
開放時の説明図、第3図は扉吸着時の説明図、第
4図乃至第7図はそのオルタネイト機構の動作説
明図である。 11…マグネツトキヤツチ、12…磁気スライ
ダ、13…揺動板、14…上ケース、15…下ケ
ース、16…マグネツト、17,18…ヨーク、
19…ホルダ、20…リターンスプリング、24
…係合ピン、25…係合溝、26…枢支ピン、2
7…凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上ケース14と、下ケース15との前面より磁
    気スライダ12を進退して前後位置の一方に交互
    に位置固定するオルタネイト機構を備えたマグネ
    ツトキヤツチであつて、 上記磁気スライダ12は、上下のヨーク17,
    18間にマグネツト16を挟持してホルダ19に
    取付け、このホルダ19背面にリターンスプリン
    グ20のばね力を付勢する一方、 上記磁気スライダ12の下面に係合ピン24を
    一体に突設し、この係合ピン24を係合案内する
    オルタネイト機構の係合溝25を上面に刻設した
    扇形の揺動板13を設け、この揺動板13の下面
    扇形の中心角部には枢支ピン26を一体に突設
    し、この枢支ピン26を支点に上記揺動板13
    を、当該係合溝25の係合変位量に対応する一定
    角度の揺動を許容して規制する凹部27を、上記
    下ケース15内面に形成したマグネツトキヤツ
    チ。
JP9099084U 1984-06-19 1984-06-19 マグネツトキヤツチ Granted JPS615969U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9099084U JPS615969U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 マグネツトキヤツチ

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JP9099084U JPS615969U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 マグネツトキヤツチ

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Publication Number Publication Date
JPS615969U JPS615969U (ja) 1986-01-14
JPH0315732Y2 true JPH0315732Y2 (ja) 1991-04-05

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JP9099084U Granted JPS615969U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 マグネツトキヤツチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6131581A (ja) * 1984-07-23 1986-02-14 株式会社 ニフコ ロツク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59124279U (ja) * 1983-02-09 1984-08-21 双葉金属工業株式会社 扉などの開閉装置

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JPS615969U (ja) 1986-01-14

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