JPH0775387A - 定電流チョッパー駆動回路 - Google Patents

定電流チョッパー駆動回路

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JPH0775387A
JPH0775387A JP24222393A JP24222393A JPH0775387A JP H0775387 A JPH0775387 A JP H0775387A JP 24222393 A JP24222393 A JP 24222393A JP 24222393 A JP24222393 A JP 24222393A JP H0775387 A JPH0775387 A JP H0775387A
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JP
Japan
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current
signal
chopper
circuit
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP24222393A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Tomizuka
達也 冨塚
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステップモータを駆動する時に、チョッパー
オフ時間をソフトウェアにより任意に設定変更するよう
にし、モータ駆動条件に合わせた定電流制御を容易にす
る。 【構成】 モータコイル6に流れる電流を検出し、モー
タコイル6に流れる電流が設定ピーク電流値に達した時
に電流オフ信号を出力する電流ピーク検出回路2と、オ
フ時間がソフトウェアより任意に設定可能であるととも
に、電流ピーク検出回路2よりの電流オフ信号により起
動し、設定されたオフ時間が経過した時に電流オン信号
を出力して動作を停止するチョッパーオフ時間設定回路
3と、チョッパーオフ時間設定回路3よりの電流オン信
号により励磁オン信号を出力する一方、電流ピーク検出
回路2よりの電流オフ信号により、励磁オフ信号を出力
する励磁信号制御回路4とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルスモータを駆動す
る定電流チョッパー駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ステップモータを駆動制御する定電流チ
ョッパー駆動回路においては、従来、チョッパーオフ時
間を決定するチョッパーオフ時間を決定する回路が、例
えば、図3に示すように、比較器12、コンデンサC1
及び抵抗R4と抵抗R5及びR6よりなるアナログ回路
により構成されていた。
【0003】図3において、励磁信号制御回路13より
励磁オン信号がトランジスタ5に出力されて、モータコ
イル6が通電される。モータコイル6に流れる電流は、
モータコイル6,トランジスタ5,検出抵抗Rfを経由
して接地P.G流れ、該電流の値は、検出抵抗Rfの電
圧aとして比較器11の−端子に入力される。
【0004】一方、比較器11の+端子には、抵抗R1
及び抵抗2によって分圧されるモータコイル6の駆動ピ
ーク電流に対応した基準電圧bが入力されており、比較
器11によって基準電圧aと検出抵抗Rfの電圧bが比
較される。比較器11の出力側には、抵抗R4及びコン
デンサC1の間に接続され、さらに、抵抗R4及びコン
デンサC1の間に、比較器12の−端子が接続されてい
る。また、比較器12の+端子には、抵抗R5及び抵抗
R6により分圧された基準電圧dが印加され、抵抗R4
及びコンデンサC1の間の電位cと抵抗R5及び抵抗R
6により分圧された基準電圧dが比較される。
【0005】コンデンサC1の一端は接地され、コンデ
ンサC1の他端は抵抗R4を介して+5Vが印加されて
コンデンサC1は常時には充電状態にあり、比較器11
の出力によりコンデンサC1は放電する。なお、比較器
12の出力側と並列に接続される抵抗R7は、比較器1
2の出力レベルをロジック電圧にするためのものであ
る。
【0006】図3及び図4に示すように、最初、コンデ
ンサC1は充電状態にあるので、比較器12に入力され
る電位cが基準電圧dを上回っているため、比較器12
の出力は0であり、励磁信号制御回路13の出力によっ
てトランジスタ5がオンされ、モータコイル6に電流が
流れている。
【0007】モータコイル6に流れる電流は、時間の経
過とともに増加し、モータコイル6に流れる電流が増加
して駆動電流ピーク値に達すると、検出抵抗Rfの電圧
bが基準電圧aを超えて比較器11が動作する。比較器
11の出力があると、コンデンサC1が放電されること
により電位cが0Vとなって基準電圧dを下回り、比較
機12の出力が1となり、この信号が励磁信号制御回路
10に入力されて、励磁信号制御回路13より励磁オン
信号がオフされ、トランジスタ5がオフされてモータコ
イル6の通電がオフされる。
【0008】モータコイル6の通電がオフされると、比
較器11の出力により抵抗R4とコンデンサC1の充電
特性によってが電位cは0Vよりなだらかに上昇する。
電位cが基準電圧dに達した時、比較器12の出力が1
から0になり、再び励磁信号制御回路13の出力によっ
てトランジスタ5がオンされ、モータコイル6が通電さ
れる。なお、電位cは、電位cが基準電圧dに達した後
も、コンデンサC1が充電状態に達するまで上昇する。
図3に示す従来の定電流チョッパー駆動制御回路におい
ては、チョッパーオフ時間はコンデンサC1の充電時間
によって決定される。
【0009】このように、従来の定電流チョッパー駆動
制御においては、チョッパーオフ時間の設定が、比較器
12の一方に入力される抵抗R5,R6によって決定さ
れる基準電圧dと、比較器12の他方に入力されるコン
デンサC1及び抵抗R4の値で決まるため、チョッパー
オフ時間が固定的に設定されてしまうものであった。
【0010】このため、一度チョッパーオフ時間を設定
してしまうと、チョッパーオフ時間を変更することはで
きないため、モータを数通りの回転速度で安定して制御
する場合、抵抗R5,R6の値を変化させて基準電圧を
変えることで理論上は可能ではあるが、基準電圧の設定
が非常に困難であった。このため、高速回転時と低速回
転時ともに同じチョッパーオフ時間でモータを定電流チ
ョッパー駆動制御していた。
【0011】また、ステップモータの特性として、低速
回転させる場合、負荷トルクが大きいので、モータコイ
ルに流す電流は小さい値でよいが、高速で回転する場合
には、モータに加えられる負荷トルクが小さくなるた
め、高速回転時にはモータコイルに流す電流を大きくし
てやらなければならず、このため、高速回転時に合わせ
てモータコイルに流す電流のチョッパーオフ時間を決定
するため、低速回転時において、モータの駆動条件、即
ち、負荷トルクやモータコイルの発熱の適正化を図るこ
とができなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ステ
ップモータを駆動する時に、チョッパーオフ時間をソフ
トウェアにより任意に設定変更するようにし、モータ駆
動条件に合わせた定電流制御を容易にすることが可能と
なる定電流チョッパー駆動回路を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の定電流チョッパ
ー回路は、上記課題を解決するために、モータコイルに
流れる電流を検出し、該モータコイルに流れる電流が設
定ピーク電流値に達した時に電流オフ信号を出力する電
流ピーク検出回路と、オフ時間がソフトウェアより任意
に設定可能であるとともに、前記電流ピーク検出回路よ
りの電流オフ信号により起動し、設定されたオフ時間が
経過した時に電流オン信号を出力して動作を停止するチ
ョッパーオフ時間設定回路と、前記チョッパーオフ時間
設定回路よりの電流オン信号により励磁オン信号を出力
する一方、前記電流ピーク検出回路よりの電流オフ信号
により、励磁オフ信号を出力する励磁信号制御回路とよ
りなることを特徴とする。
【0014】
【作用】チョッパーオフ時間設定回路におけるチョッパ
ーオフ時間をソフトウェアにより外部から設定する。励
磁信号制御回路は、電流オン信号を出力することによ
り、モータコイルを通電する。電流ピーク検出回路は、
モータコイルに流れる電流を検出抵抗の電圧により検出
し、モータコイルに流れる電流が設定ピーク電流値に達
した時に電流オフ信号を出力し、該電流オフ信号は、チ
ョッパーオフ時間設定回路および励磁信号制御回路に入
力される。励磁信号制御回路は、電流オフ信号が入力さ
れると、励磁オフ信号を出力してモータコイルの通電を
オフする。これと同期して、チョッパーオフ時間設定回
路は電流オフ信号が入力されると起動し、設定されたチ
ョッパーオフ時間が経過した時点で電流オン信号を出力
して動作を停止する。チョッパーオフ時間設定回路より
出力された電流オン信号は、励磁信号制御回路に入力さ
れ、励磁信号制御回路は電流オン信号が入力されると、
励磁オン信号を出力してモータコイルを通電する。この
サイクルを繰り返すことにより、定電流チョッパー制御
を行う。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、実施例における定電流チョッパー駆動回
路の要部ブロック図である。定電流チョッパー駆動回路
1は、概略として、モータコイル6に流れる電流Iを検
出し、モータコイル6に流れる電流Iが設定ピーク電流
値に達した時に電流オフ信号を出力する電流ピーク検出
回路2と、オフ時間が外部のCPU10より任意にオフ
時間が設定可能であるとともに、電流ピーク検出回路2
よりの電流オフ信号により起動し、設定されたオフ時間
が経過した時に電流オン信号を出力して動作を停止する
チョッパーオフ時間設定回路3と、チョッパーオフ時間
設定回路3よりの電流オン信号により励磁オン信号を出
力する一方、電流ピーク検出回路3よりの電流オフ信号
により、励磁オフ信号を出力する励磁信号制御回路4
と、励磁信号制御回路4よりの励磁オン信号によりオン
してモータコイル6を通電し、励磁信号制御回路4より
の励磁オフ信号によりオフしてモータコイル6の通電を
オフするトランジスタ5とにより構成される。
【0016】チョッパーオフ時間設定回路3は、オフ時
間をCPU10により設定するタイマを内蔵すると共
に、入力側を電流ピーク回路2の出力側に接続され、出
力側を励磁信号制御回路4に接続されている。
【0017】励磁信号制御回路4は、2つの入力を備
え、一方の入力側をチョッパーオフ時間設定回路3の出
力側とに接続されると共に他方の入力側は電流ピーク回
路2の出力側に接続され、出力側をトランジスタ5に接
続されている。
【0018】トランジスタ5は、ベースを励磁信号制御
回路4の出力側に接続されると共に、コレクタをモータ
コイル6に接続され、該モータコイル6には、正電圧2
7Vが印加され、また、エミッタは検出抵抗Rfを介し
て接地されると共に、電流ピーク検出回路2に接続され
ている。
【0019】電流ピーク検出回路2は、比較器7の−端
子は、抵抗R1と抵抗R2との間に接続され、抵抗R1
と抵抗R2とによる分圧電位、即ち、モータコイル6の
駆動電流ピーク値に対応する比較電圧V1が入力される
一方、比較器7の+端子はトランジスタ5のエミッタに
接続され、モータコイル6に電流Iが流れた時に検出抵
抗Rfによって分圧される電圧が入力され、比較器7の
出力側は、チョッパーオフ時間設定回路3及び励磁信号
制御回路4の入力側に接続されている。
【0020】なお、比較器7の出力側と並列に接続され
る抵抗R3は、比較器7の出力レベルをロジック電圧に
するためのものである。
【0021】次に、図2のモータコイル6に流れる電流
Iと電流オフ信号と電流オン信号及び励磁信号との関係
を示す動作タイミングチャートを参照し、定電流チョッ
パー駆動回路1の動作について説明する。
【0022】ステップモータ起動時、励磁信号制御回路
4に対して、CPU10より最初にステップモータ立ち
上げのための電流オン指令が入力される。励磁信号制御
回路4は、これを受け、励磁信号制御回路4が励磁オン
信号を出力すると、トランジスタ5がオンとなり、モー
タコイル6が通電される。
【0023】モータコイル6に流れる電流Iは、モータ
コイル6,トランジスタ5及び検出抵抗Rfを経由して
接地P.Gへ流れ、該電流Iは、図2に示すように、時
間の経過につれて次第に増加する。
【0024】電流ピーク検出回路2は、モータコイル6
に流れる電流Iを検出抵抗Rfにおける電圧として検出
し、比較器7の+端子に入力される検出抵抗Rfの電圧
と比較器7の−端子に入力される駆動電流ピーク値に対
応する比較電圧V1とを比較する。モータコイル6に流
れる電流Iが増加して駆動電流ピーク値に達すると、検
出抵抗Rfの電圧が比較電圧V1を超えて比較器7が動
作し、電流オフ信号を出力する。電流ピーク検出回路2
より出力された電流オフ信号は、チョッパーオフ時間設
定回路2と励磁信号制御回路4とにそれぞれ入力され
る。
【0025】励磁信号制御回路4は、電流オフ信号が入
力されると励磁信号をオフし、モータコイル6への通電
をオフする。これと同期してチョッパーオフ時間設定回
路2は、電流オフ信号が入力されると起動し、CPU1
0により設定されたオフ時間が経過した時に電流オン信
号を出力して動作を停止する。
【0026】励磁信号制御回路4は、電流オン信号が入
力されると、再び、励磁オン信号を出力してトランジス
タ5をオンし、モータコイル6を通電する。定電流チョ
ッパー駆動回路1は、以上の動作を繰り返し、チョッパ
ーオフ時間設定回路2に設定されたオフ時間毎にモータ
コイル6を通電し、ステップモータの定電流チョッパー
制御を行う。
【0027】チョッパーオフ時間設定回路2に設定され
るオフ時間は、CPU10により設定変更可能であるた
め、回転速度に応じたステップモータの定電流チョッパ
ー制御を行うことができ、モータの負荷や回転速度に対
応したモータの駆動条件、即ち、負荷トルク及びモータ
コイルの発熱の最適化を図ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の定電流チョッパー駆動回路は、
モータコイルに流れる電流を検出し、モータコイルに流
れる電流が設定ピーク電流値に達した時に電流オフ信号
を出力する電流ピーク検出回路と、オフ時間がソフトウ
ェアより任意に設定可能であるとともに、電流ピーク検
出回路よりの電流オフ信号により起動し、設定されたオ
フ時間が経過した時に電流オン信号を出力して動作を停
止するチョッパーオフ時間設定回路と、チョッパーオフ
時間設定回路よりの電流オン信号により励磁オン信号を
出力する一方、電流ピーク検出回路よりの電流オフ信号
により、励磁オフ信号を出力する励磁信号制御回路とよ
りなり、チョッパーオフ時間がソフトウェアにより任意
に設定変更できるため、ステップモータの回転速度が複
数通りある場合には、回転速度の別に応じたチョッパー
オフ時間を設定することにより、モータの回転速度に応
じた定電流チョッパー制御を行うことができる。
【0029】また、モータの負荷や回転速度に対応した
モータの駆動条件、即ち、トルク、発熱に合わせた定電
流制御が容易に行えるため、モータの駆動条件の最適化
を図ることができる。さらに、回路構成が簡単なため、
部品点数の削減をすることができ、装置における実装ス
ペースを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る定電流チョッパー駆動回
路の要部ブロック図
【図2】モータコイルに流れる電流Iと電流オフ信号と
電流オン信号及び励磁信号との関係を示す動作タイミン
グチャート
【図3】従来の定電流チョッパー駆動回路を示す要部ブ
ロック図
【図4】従来の定電流チョッパー駆動回路におけるモー
タコイルの通電状態と電流オフ信号との関係を示す動作
タイミングチャート
【符号の説明】
1 定電流チョッパー駆動回路 2 電流ピーク検出回路 3 チョッパーオフ時間設定回路 4 励磁信号制御回路 5 トランジスタ 6 モータコイル 7 比較器 10 CPU 11 比較器 12 比較器 13 励磁信号制御回路 Rf 検出抵抗 R1 抵抗 R2 抵抗 R3 抵抗 R4 抵抗 R5 抵抗 R6 抵抗 R7 抵抗 C1 コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータコイルに流れる電流を検出し、該
    モータコイルに流れる電流が設定ピーク電流値に達した
    時に電流オフ信号を出力する電流ピーク検出回路と、オ
    フ時間がソフトウェアより任意に設定可能であるととも
    に、前記電流ピーク検出回路よりの電流オフ信号により
    起動し、設定されたオフ時間が経過した時に電流オン信
    号を出力して動作を停止するチョッパーオフ時間設定回
    路と、前記チョッパーオフ時間設定回路よりの電流オン
    信号により励磁オン信号を出力する一方、前記電流ピー
    ク検出回路よりの電流オフ信号により、励磁オフ信号を
    出力する励磁信号制御回路とよりなることを特徴とする
    定電流チョッパー駆動回路。
JP24222393A 1993-09-03 1993-09-03 定電流チョッパー駆動回路 Pending JPH0775387A (ja)

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