JPH0774035A - 内燃機関の点火コイルのための2次巻ボビン - Google Patents

内燃機関の点火コイルのための2次巻ボビン

Info

Publication number
JPH0774035A
JPH0774035A JP6008073A JP807394A JPH0774035A JP H0774035 A JPH0774035 A JP H0774035A JP 6008073 A JP6008073 A JP 6008073A JP 807394 A JP807394 A JP 807394A JP H0774035 A JPH0774035 A JP H0774035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fin
winding
core body
section
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6008073A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3513201B2 (ja
Inventor
Pierre Heritier-Best
エリティエ・ベスト ピエール
Laurent Coste
コスト ローラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
S EE G II M ARIMAAJIYU
Sagem SA
Original Assignee
S EE G II M ARIMAAJIYU
Sagem Allumage SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by S EE G II M ARIMAAJIYU, Sagem Allumage SA filed Critical S EE G II M ARIMAAJIYU
Publication of JPH0774035A publication Critical patent/JPH0774035A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3513201B2 publication Critical patent/JP3513201B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/12Ignition, e.g. for IC engines
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/02Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/02Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers
    • H01F2005/022Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers wound on formers with several winding chambers separated by flanges, e.g. for high voltage applications

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 点火コイルのための2次巻ボビンの巻線区画
間において、火花の発生を防ぐ。 【構成】 芯体2の軸3に垂直に複数のひれ5,5,…
が形成されている。複数のひれにより、これらの間に、
2次巻線が巻かれる巻線区画6,6,…が定められてい
る。ひれ5nには、ひれ5nの上流区画6nに巻かれた2
次巻線20を、ひれ5nの下流区画6n+1に通す通路9n
が形成されている。通路9nの近傍において、その上流
区画6nに巻かれた2次巻線の最外周部分が下流区画6n
+1に巻かれる2次巻線の最内周部分と芯体の軸3からの
距離が同じく、電位差のない両者がひれ5nを中心とし
て向かい合う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の点火コイル
のための2次巻ボビンに関するものであり、さらに詳し
くは、芯体と、この芯体の軸に実質上垂直な複数のひれ
を有し、これらのひれが互いの間に2次巻線が巻かれる
巻線区間を形成するものである。
【0002】
【従来の技術】このような2次ボビンとしては、例え
ば、欧州出願EP-A0375 502から既知である。
【0003】点火の制御できる内燃機関では、シリンダ
内の気体混合物の燃焼は点火プラグの電極間で作られた
火花によって誘導される。
【0004】この火花を作るため、点火コイルのよう
に、点火プラグの端子が変圧器の2次(高電圧)巻線の
端に接続されており、トランジスタのように、その一次
巻線がスイッチによって電圧源に接続されている。
【0005】このスイッチが切の状態で、電流が一次巻
線を循環する。もし、ある与えられえた状態でスイッチ
が開になったならば、一次巻線において突然の過電圧が
生じ、その誘導によって2次巻線内に電圧スパイクが生
じる。この電圧がいったん十分な値に達すると、火花が
作られ、可燃性混合物の点火を引き起こす。
【0006】2次巻線の端子における電圧は数幾万ボル
トにも達する。前述のひれは、別々の巻線区画を定める
ことによって、この巻線の二つの巻きの間において火花
を発生させる危険を制限することができる。実際、区画
の数がほぼ10くらいになっている特有の場合に、同区
画内の巻きの始めと終わりの間の電圧は数千ボルトに制
限されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ひれの両側に
隣接する両区画において、互いに向かい合う位置に有す
る二つの巻線の間の電位差は、約数千ボルトであり、火
花が生じ得る危険が完全に防がれてはいない。
【0008】前述の文献は、この不利益をなくすため、
二つの連続する巻線区画の巻きの間の距離を長くするよ
う、巻線区画の間に絶縁区画を設けることを提案してい
る。
【0009】しかし、このような配置は2次ボビンの軸
方向の大きさを増大させるという不利益があり、その結
果、それを含む点火コイルにも同じ不利益をもたらす。
【0010】そこで、本発明は、ボビンの軸方向の大き
さを増大させることなく、巻線区画相互間において火花
が生じるのを防ぐことができる2次巻線ボビンを提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の2次巻線ボビンは、芯体の軸に垂直に設けられている
複数のひれが、互いの間に、2次巻線が巻かれる環状の
巻線区画を定め、複数の該ひれには、該ひれの上流側に
設けられた巻線区画に巻かれた2次巻線を、該ひれの下
流側に設けられた巻線区画に通す通路が形成され、前記
ひれに形成された前記通路は、該ひれに隣接した下流側
の前記巻線区画における芯体の表面(以下、底とす
る。)まで形成され、前記ひれに隣接した上流側の前記
巻線区画の底のうちで、該ひれに形成されている通路の
近傍の部分(以下、通路近傍底部とする。)は、該通路
近傍底部から該通路において最も該底に近い部分までの
距離が、該上流側の巻線区画における前記2次巻線の厚
さと同じ距離になるよう形成されていることを特徴とす
るものである。
【0012】ここで、前記通路は、前記ひれの外周縁か
ら切り欠かれたスロットによって形成してもよい。
【0013】また、具体的に、前記芯体は、該芯体の前
記軸に対して垂直な方向の断面形状がほぼ長方形を成
し、該ひれに形成されている前記通路は、前記芯体の一
角近傍に形成され、前記一定距離は、前記ひれに形成さ
れている該通路近傍の前記芯体の角が削られていること
により、確保されるようにしてもよい。
【0014】前記芯体の形状としては、芯体の軸方向か
らの投影形状として、一のひれに隣接した上流側の巻線
区画の底形状が、一のひれに隣接した下流側の巻線区画
の底形状と、完全に重なり合わないことが重要である。
従って、芯体は、芯体の軸に対して垂直な方向の断面形
状が円形を成し、且つ隣接する巻線区画におけるそれぞ
れの円の中心が該軸に対して垂直な方向に互いにズレて
いるものであってもよい。また、芯体は、芯体の記軸に
対して垂直な方向の断面形状が楕円形を成し、且つ隣接
する巻線区画におけるそれぞれの楕円の長軸の方向が角
度的に互いに異なっているものであってもよい。さら
に、前記芯体は、該芯体の前記軸に対して垂直な方向の
断面形状が長方形(正方形も含む。)を成し、且つ隣接
する巻線区画におけるそれぞれの長方形が互いに平行移
動した位置関係にあるものであってもよい。
【0015】また、巻線区画に対して上流側に隣接した
ひれに形成されている通路と、該巻線区画に対して下流
側に隣接したひれに形成されている前記通路とは、前記
芯体の前記軸を中心として角度的に互いに異なっている
位置に形成してもよい。特に、二つの通路が芯体の軸を
中心として反対側の位置に形成してもよい。
【0016】
【作用】一つのひれに対して上流側の巻線区画に2次巻
線を巻き終わると、その巻線の端部をひれの通路を通し
て、下流側の巻線区画に2次巻線を巻き始める。ここ
で、重要なことは、この通路は、この通路が形成されて
いるひれに隣接した下流側の巻線区画の底まで形成され
ている一方で、このひれに隣接した上流側の巻線区画の
底のうちで、このひれに形成されている通路の近傍の部
分は、ここから通路までの距離が、上流側の巻線区画に
おける前記2次巻線の厚さと同じ距離であることであ
る。このため、通路近傍において、上流側の巻線区画の
2次巻線の最後の部分(最外周部分)と、下流側の巻線
区画の2次巻線の最初の部分(最内周部分)とは、芯体
の軸からの距離が等くなる。ところで、ひれを中心とし
て、上流側の巻線区画の2次巻線の最外周部分の電位
と、下流側の巻線区画の2次巻線の最外周部分の電位
は、両者の部分が通路を介してつながっている関係上、
同じである。従って、ひれを中心として、上流側の巻線
区画の巻線と下流側の巻線区画の巻線とが向かい合う部
分において、両者の間に電位差がない。従って、隣合う
巻線区画において、火花が生じない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の詳細な実施例を、付随した図
面に基づき、例を制限せずに説明する。
【0018】図1は、軸3をもった管状の芯体2で形づ
くられ、プラスチック絶縁体の既知の方法によってつく
られた内燃機関の点火コイルのための2次巻ボビン1で
ある。ボビン1の搭載接続装置4は芯体2と一体になる
ようにつくられている。
【0019】さらに、芯体2の軸3に垂直な複数のひれ
5,5,…は、その間に複数の巻線区画6,6,…を定
めている。各区画6,6,6,…は、この区画を定めて
いる二つのひれによって測面壁7がつくられ、芯体2に
よって底8がつくられていることを特徴とする狭い通路
をそれに応じて形成している。
【0020】ボビン1に巻かれる巻線の巻方向は、ある
一区画から次の区画へ、図1では右から左に遂行され
る。図1のひれ5bは、その右に設けられた上流区画6
aをその左に設けられた下流区画6bから離す。
【0021】図2にみられるように、ボビン1、とりわ
けその芯体2は実質上長方形をしている。
【0022】この図は、また、ある一区画から次の区画
への巻線の通路が、芯体2の表面に対して実質上タンジ
ェント方向にひれ5の端から延びたスロット9により、
どのようにつくられているのかを示す。さらに詳しく
は、この図は、巻線が区画6aに入れるようにするため
にひれ5aに設けられたスロット9aと、区画6aから区
画6bに巻線の通路を可能にするためにひれ5bに設け
られたスロット9bを示している。スロット9aは、区
画6aの底8aに対してタンジェントな方向に伸びてお
り、この底8aのレベル近傍迄形成されている。スロッ
ト9bは、区画6bの底8bに対してタンジェントな方
向に伸びており、この底8bのレベル近傍迄形成されて
いる。
【0023】図2及び図3にもみられるように、スロッ
ト9bの底のレベルは、区画6aから区画6bへの通路
のため、スロット9bの底が区画6aの底8aからある一
定距離eだけ確保されるように、区画6aの底8aの角1
0が切られている。また、他のスロット9の底のレベル
も、そのスロットの上流側の区画6の底8から一定距離
eだけ確保されるように、その区画の底の角が切られて
いる。
【0024】図4は、区画6aと区画6bの底8aと底8
b、区画6aのスロット9a、スロット9bおよび巻線1
1aと、区画6bの最初の巻線ターン12だけを示して
いる。この図からは、距離eが巻線11aの厚さに等しい
ことも知ることができる。従って、区画6bの最初の巻
線ターン12は、スロット9bの底のレベルの所で区画
6aの最後の巻線層と向かい合っており、このスロット
9bの底のレベルの所にある二つの区画6a,6bの巻
線の間において何ら電位に差が出ない。このため、二つ
の区画6a,6b間において、火花が散るようなことは
ない。
【0025】図5〜図8は、図2のv−v線断面の要部
を簡単に表したものである。また、巻線の直径が区画6
の厚さに等しくなるようにした、線20の巻きを示して
いる。なお、この線20は、実際には、幾つかの巻線層
を表す。
【0026】図5は、区画6nをいっぱいにし、ひれ5n
に設けられたスロット9nを通り、区画6n+1に伸びる線
20を示す。
【0027】区画6n+1は、図6に示されるように線2
0によっていっぱいにされる。この図は、スロット9n
の底のレベルの所で、区画6nの最後の巻線と区画6n+1
の最初の巻線とが向かい合っており、区画6nと区画6n
+1の巻線の間では、電位に何らの差異もないことを示し
ている。
【0028】図7に示されているように、ひれ5n+1の
スロット9n+1における角の区域での区画6n+1の巻線
は、区画6n+2の底8n+2と同じレベルの所に到達する
と、線20がこのスロット9n+1を通り、区画6n+2に伸
びる。
【0029】図6は、次の区画6n+3における巻きを示
している。以上のように、巻線は、一区画巻かれた後、
隣接する次に区画に順次巻かれて行く。
【0030】図9〜図3は、他の実施例を示しており、
区画の底だけが示されていることを除けば図2に類似し
ている。区画から区画への通路は矢印によって図解され
ている。なお、これらの図は、芯体をその軸方向から投
影した場合の形状を示している。
【0031】図9では、区画の底は円形であり、上流と
下流の区画のそれぞれの底61と62はそれらの平面に
おいてくい違っている。上流の区画から下流の区画への
通路は矢印63の所にあり、次に続く区画への通路はま
ったく反対の所にある。
【0032】図10では、区画の底形状が楕円であり、
隣合う区画の楕円の長軸軸が直角に交わっている。上流
区画の底71と下流区画の底72において、上流区画か
ら下流区画への通路は、矢印73か83'のいずれかの
所に設けられている。次に続く区画への通路は、前の通
路から90°分かれて形成されている。
【0033】図11については、上流および下流区画の
底81と82は正方形であり、それらは互いに平行移動
した位置関係にあり、上流区画の底81の一辺と、これ
に対応する下流区画の底82の一辺と一定距離をおいて
ズレている。上流区画から下流区画への通路は、くい違
っている辺84の真ん中の区域において、矢印83の所
に設けられている。次に続く通路は、辺84の反対側に
ある辺85の区域に設けられている。
【0034】図12も、また、上流および下流の区画の
底91および92が正方形である実施例を示している。
しかし、ここでは、それらは、芯体の軸の回りに、区画
の底の形状をねじったもので、上流区画の底91の一辺
と下流区画の底92の一辺とが角度的にズレている。上
流区画から下流区画への通路は、矢印93,93',9
3"および93"'のいずれかの所に設けられており、次
に続く区画への通路は、94,94',94"および9
4"'のいずれかの所に設けられている。
【0035】最後に、図13の実施例では、上流および
下流の区画のそれぞれの底101と102は正方形のま
まであるが、それらの対角線のどちらかの方向に平行移
動したもので、上流区画の底101の一辺と、これに対
応する下流区画の底102の一辺と一定距離をおいてズ
レている。上流から下流の区画への通路は矢印103の
所に設けられており、次に続く区画への通路は180°
だけ分かれでている。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、ひれに形成した通路近
傍において、ひれの上流側の巻線区画の巻線の最外周部
分と、この部分と電位差のない下流側の巻線区画の巻線
の最内周部分とが、ひれを中心として向かい合うので、
隣合う両巻線区画において、火花は生じない。また、隣
合う巻線区画の間に、両者間の距離が大きくなるような
絶縁区画を設けなくとも、火花の発生を防いでいるの
で、ボビンの軸方向の大きさを増大させる必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の関わる2次巻ボビンの
側面図である。
【図2】図1および図3におけるIIa-IIa線断面とIIb-I
Ib線断面と重ね合わせた説明図である。
【図3】図2におけるIII-III線断面図である。
【図4】本発明に係る一実施例のある巻線区画内の巻線
とこれに隣接する巻線区画内の巻線との位置関係を示す
説明図である。
【図5】図2におけるV-V線要部断面図でる。
【図6】図2におけるV-V線要部断面図である。
【図7】図2におけるV-V線要部断面図である。
【図8】図2におけるV-V線要部断面図である。
【図9】本発明に係る他の実施例の芯体の軸方向からの
投影図である。
【図10】本発明に係るさらに他の実施例の芯体の軸方
向からの投影図である。
【図11】本発明に係るさらに他の実施例の芯体の軸方
向からの投影図である。
【図12】本発明に係るさらに他の実施例の芯体の軸方
向からの投影図である。
【図13】本発明に係るさらに他の実施例の芯体の軸方
向からの投影図である。
【符号の説明】
1…2次巻ボビン、2…芯体、3…軸、5…ひれ、6…
巻線区画、8…底、9…スロット、10…角、11,2
0…巻線。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯体とこの芯体の軸に実質上垂直な複数の
    ひれとを含むタイプの、内燃機関の点火コイルのための
    2次巻ボビンにおいて、 複数の前記ひれが、互いの間に、2次巻線が巻かれる環
    状の巻線区画を定め、 複数の前記ひれには、該ひれの上流側に設けられた巻線
    区画に巻かれた2次巻線を、該ひれの下流側に設けられ
    た巻線区画に通す通路が形成され、 前記ひれに形成された前記通路は、該ひれに隣接した下
    流側の前記巻線区画における芯体の表面(以下、底とす
    る。)まで形成され、 前記ひれに隣接した上流側の前記巻線区画の底のうち
    で、該ひれに形成されている通路の近傍の部分(以下、
    通路近傍底部とする。)は、該通路近傍底部から該通路
    までの距離が、一定距離になるよう形成されていること
    を特徴とする内燃機関の点火コイルのための2次巻ボビ
    ン。
  2. 【請求項2】前記通路は、前記ひれの外周縁から切り欠
    かれたスロットによって形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の内燃機関の点火コイルのための2次巻
    ボビン。
  3. 【請求項3】前記一定距離は、前記ひれに隣接した上流
    側の前記巻線区画における前記2次巻線の厚さと同じ距
    離であることを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機
    関の点火コイルのための2次巻ボビン。
  4. 【請求項4】前記芯体は、該芯体の前記軸に対して垂直
    な方向の断面形状がほぼ長方形を成し、 前記ひれに形成されている前記通路は、前記芯体の一角
    近傍に形成され、 前記通路近傍底部は、前記ひれに形成されている該通路
    近傍の前記芯体の角が削られていることにより、形成さ
    れていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の内
    燃機関の点火コイルのための2次巻ボビン。
  5. 【請求項5】前記芯体は、該芯体の前記軸に対して垂直
    な方向の断面形状が円形を成し、且つ隣接する巻線区画
    におけるそれぞれの円の中心が該軸に対して垂直な方向
    に互いにズレていることを特徴とする請求項1、2又は
    3記載の内燃機関の点火コイルのための2次巻ボビン。
  6. 【請求項6】前記芯体は、該芯体の前記軸に対して垂直
    な方向の断面形状が楕円形を成し、且つ隣接する巻線区
    画におけるそれぞれの楕円の長軸の方向が該軸を中心と
    して角度的に互いに異なっていることを特徴とする請求
    項1、2又は3記載の内燃機関の点火コイルのための2
    次巻ボビン。
  7. 【請求項7】前記芯体は、該芯体の前記軸に対して垂直
    な方向の断面形状が長方形(正方形も含む。)を成し、
    且つ隣接する巻線区画におけるそれぞれの長方形が該長
    方形の一辺に沿って互いに平行移動した位置関係にある
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の内燃機関の
    点火コイルのための2次巻ボビン。
  8. 【請求項8】前記芯体は、該芯体の前記軸に対して垂直
    な方向の断面形状が長方形(正方形も含む。)を成し、
    且つ隣接する巻線区画におけるそれぞれの長方形が該長
    方形の対角線に沿って互いに平行移動した位置関係にあ
    ることを特徴とする請求項1、2又は3記載の内燃機関
    の点火コイルのための2次巻ボビン。
  9. 【請求項9】前記巻線区画に対して上流側に隣接した前
    記ひれに形成されている前記通路と、該巻線区画に対し
    て下流側に隣接した前記ひれに形成されている前記通路
    とは、前記芯体の前記軸を中心として角度的に互いに異
    なっている位置に形成されていることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の内燃機関の
    点火コイルのための2次巻ボビン。
  10. 【請求項10】前記巻線区画に対して上流側に隣接した
    前記ひれに形成されている前記通路と、該巻線区画に対
    して下流側に隣接した前記ひれに形成されている前記通
    路とは、前記芯体の前記軸を中心として反対側の位置に
    形成されていることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7又は8記載の内燃機関の点火コイルのた
    めの2次巻ボビン。
JP00807394A 1993-01-28 1994-01-28 内燃機関の点火コイルのための2次巻ボビン Expired - Fee Related JP3513201B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9300857 1993-01-28
FR9300857A FR2700884B1 (fr) 1993-01-28 1993-01-28 Bobinot d'enroulement secondaire de bobine d'allumage pour moteur à combustion interne.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0774035A true JPH0774035A (ja) 1995-03-17
JP3513201B2 JP3513201B2 (ja) 2004-03-31

Family

ID=9443439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00807394A Expired - Fee Related JP3513201B2 (ja) 1993-01-28 1994-01-28 内燃機関の点火コイルのための2次巻ボビン

Country Status (12)

Country Link
US (1) US5523733A (ja)
EP (1) EP0609109B1 (ja)
JP (1) JP3513201B2 (ja)
CN (1) CN1041765C (ja)
AT (1) ATE171007T1 (ja)
BR (1) BR9400336A (ja)
CA (1) CA2114370A1 (ja)
DE (1) DE69413081T2 (ja)
ES (1) ES2124855T3 (ja)
FR (1) FR2700884B1 (ja)
RU (1) RU2121597C1 (ja)
SI (1) SI9400043A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2725590B1 (en) * 2012-10-26 2015-01-28 Tyco Electronics Belgium EC BVBA Coil wire support element, manufacturing method thereof, and inductive power transfer coupler incorporating same
JP6264269B2 (ja) * 2014-12-01 2018-01-24 株式会社デンソー 巻線装置
FR3140705A1 (fr) * 2022-10-07 2024-04-12 Supergrid Institute Bobine multicouche isolée électriquement pour transformateur électrique.

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB278842A (en) * 1926-08-13 1927-10-20 Charles Oliver Improvements in or relating to radio or high frequency choke coils for wireless telephony
US3461414A (en) * 1968-05-13 1969-08-12 Western Electric Co Inductive coil and method of making the same
US3661342A (en) * 1970-08-19 1972-05-09 Jackson Controls Co Inc Operative winding separator
DE2754221A1 (de) * 1977-12-06 1979-06-07 Philips Patentverwaltung Hochspannungsspule fuer einen hochspannungstransformator
US4274136A (en) * 1978-09-01 1981-06-16 Sony Corporation Bobbin structure for high voltage transformers
US4387863A (en) * 1981-12-17 1983-06-14 Western Electric Company, Inc. Spool assembly
JPS592572A (ja) * 1982-06-28 1984-01-09 Denki Onkyo Co Ltd 高圧発生装置
JPS5941814A (ja) * 1982-09-01 1984-03-08 Hitachi Ltd 分割巻形モ−ルド点火コイル
DE3504298A1 (de) * 1985-02-08 1986-08-14 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Fuer eine hochspannungswicklung, insbesondere fuer die sekundaerwicklung einer kraftfahrzeug-zuendspule bestimmter spulenkoerper
DE3546371A1 (de) * 1985-12-31 1987-07-02 Basf Ag Pyrethroide, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung zur bekaempfung von schaedlingen sowie vorprodukte fuer die herstellung der pyrethroide
US4862130A (en) * 1987-07-16 1989-08-29 United Technologies Automotive, Inc. Wire cross-over arrangement for angular coil assembly
DE3741796A1 (de) * 1987-12-10 1989-06-22 Vogt Electronic Ag Nichtlineare schwingdrossel fuer elektronische vorschaltgeraete von leuchtstofflampen

Also Published As

Publication number Publication date
CN1041765C (zh) 1999-01-20
CN1094792A (zh) 1994-11-09
FR2700884B1 (fr) 1995-04-21
CA2114370A1 (fr) 1994-07-29
SI9400043A (en) 1994-09-30
DE69413081T2 (de) 1999-05-20
US5523733A (en) 1996-06-04
JP3513201B2 (ja) 2004-03-31
ES2124855T3 (es) 1999-02-16
EP0609109A1 (fr) 1994-08-03
EP0609109B1 (fr) 1998-09-09
ATE171007T1 (de) 1998-09-15
RU2121597C1 (ru) 1998-11-10
DE69413081D1 (de) 1998-10-15
FR2700884A1 (fr) 1994-07-29
BR9400336A (pt) 1994-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970011383A (ko) 경사권선 전자 코일 및 이를 이용한 내연기관용 점화 코일
US4551700A (en) Toroidal power transformer
JP3513201B2 (ja) 内燃機関の点火コイルのための2次巻ボビン
JPH02156513A (ja) 電気巻線部品とその巻線方法
JP2001355557A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP2019009162A (ja) 巻線用ボビンおよび巻線部品
JP2008041799A (ja) 内燃機関用点火コイル
JPH05258940A (ja) コイル
JP3627594B2 (ja) 点火コイル
JP3178593B2 (ja) 電磁コイルおよびそれを用いた内燃機関用点火コイル
JP2021044366A (ja) 内燃機関用点火装置
JP7505382B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JPS6050906A (ja) 内燃機関用点火コイル
JPH08335523A (ja) 点火コイル
JPH104019A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP3989073B2 (ja) 内燃機関の点火コイル
JP2820034B2 (ja) 点火コイル
JP3472381B2 (ja) イグニッションコイル
JP2611713B2 (ja) 内燃機関の点火装置
JP3055934U (ja) 内燃機関用点火コイル
JP2022034580A (ja) 内燃機関用点火コイル
KR920006422Y1 (ko) 고압 발생용 권선 보빈
US20050212645A1 (en) Ignition coil core assembly having C-shaped laminations
JPH11297551A (ja) 内燃機関の点火コイル用2次コイル
JPH08316072A (ja) フライバックトランス

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040109

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees