JPH0773829B2 - 折り畳み移動作業台 - Google Patents
折り畳み移動作業台Info
- Publication number
- JPH0773829B2 JPH0773829B2 JP4265480A JP26548092A JPH0773829B2 JP H0773829 B2 JPH0773829 B2 JP H0773829B2 JP 4265480 A JP4265480 A JP 4265480A JP 26548092 A JP26548092 A JP 26548092A JP H0773829 B2 JPH0773829 B2 JP H0773829B2
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- JP
- Japan
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- scaffolding plate
- rods
- horizontal rod
- rod
- frame
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- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築現場等に使用す
る移動作業台に関する。
る移動作業台に関する。
【0002】
【従来の技術】移動作業台は、ビル等の屋内建築現場で
使用され、主に人手で押して移動させ、壁や天井の工事
に使用されている。
使用され、主に人手で押して移動させ、壁や天井の工事
に使用されている。
【0003】そして、その構造は下部にキャスターを有
し、高さの調節できる足場板支持部と、足場板の上の手
摺り枠部から成っていた。
し、高さの調節できる足場板支持部と、足場板の上の手
摺り枠部から成っていた。
【0004】
【この発明が解決しようとする課題】しかし移動作業台
は、一度組み上げるとビル内等の狭い作業用現場では、
通れない場所があり、その度に解体しなければならず、
非常に手間と時間が掛かるという問題点があった。
は、一度組み上げるとビル内等の狭い作業用現場では、
通れない場所があり、その度に解体しなければならず、
非常に手間と時間が掛かるという問題点があった。
【0005】また、移動作業台を現場で解体する場合
も、枠体が夫々幅をもって固定されているので、簡単に
は小さく解体できず狭い場所を移動、運搬させにくいと
いう問題点があった。
も、枠体が夫々幅をもって固定されているので、簡単に
は小さく解体できず狭い場所を移動、運搬させにくいと
いう問題点があった。
【0006】さらに、移動作業台を解体して、保管する
場合も、場所を取りすぎてしまう問題点があった。
場合も、場所を取りすぎてしまう問題点があった。
【0007】この発明は、簡単に折り畳んでキャスター
移動できる折り畳み移動作業台を得ることを目的とす
る。また、折り畳みによって、積み重ねでストックでき
る折り畳み移動作業台を得ることを目的とする。
移動できる折り畳み移動作業台を得ることを目的とす
る。また、折り畳みによって、積み重ねでストックでき
る折り畳み移動作業台を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】この目的を達成する為に、
この発明は、折り畳み移動作業台の構成を、上段の手摺
り枠部と、中段の足場板支持部と、下段のキャスター部
とから成り、互いに着脱自在であり、手摺り枠部は、1
対の縦杆に掛け渡される固定横杆と回動自在な回動横杆
とを有する枠体2組から成り、1組の枠体の固定横杆に
対向する枠体の回動横杆が着脱自在であり、足場板支持
部は、2本の縦杆間に横杆を掛け渡して固定した枠体を
2組対向させ、夫々の組の1側の縦杆間に、両端部で回
動自在に連結し中央部にヒンジを有する折り曲げ横杆を
設けるとともに、ヒンジは半円が突出した板状体を二段
互い違いに組み合わせ上面に凹部を設け、半円突出部に
設けた回動孔に一方が長い逆U字形ピンの長い方の直棒
部分を逆U字形状で回動自在に挿入し、端部に設けた止
め部との間にスプリングを設け、他方のU字端部を固定
溝および凹部に着脱自在に取り付けて成り、かつ着脱自
在な足場板を取り付けることにより平面コ字形に形成さ
れ、キャスター部は、下部にキャスターを有する2組の
枠体から成るとともに、上下伸縮自在に足場板支持部に
連結し、足場板支持部に装着したまま折り畳める。
この発明は、折り畳み移動作業台の構成を、上段の手摺
り枠部と、中段の足場板支持部と、下段のキャスター部
とから成り、互いに着脱自在であり、手摺り枠部は、1
対の縦杆に掛け渡される固定横杆と回動自在な回動横杆
とを有する枠体2組から成り、1組の枠体の固定横杆に
対向する枠体の回動横杆が着脱自在であり、足場板支持
部は、2本の縦杆間に横杆を掛け渡して固定した枠体を
2組対向させ、夫々の組の1側の縦杆間に、両端部で回
動自在に連結し中央部にヒンジを有する折り曲げ横杆を
設けるとともに、ヒンジは半円が突出した板状体を二段
互い違いに組み合わせ上面に凹部を設け、半円突出部に
設けた回動孔に一方が長い逆U字形ピンの長い方の直棒
部分を逆U字形状で回動自在に挿入し、端部に設けた止
め部との間にスプリングを設け、他方のU字端部を固定
溝および凹部に着脱自在に取り付けて成り、かつ着脱自
在な足場板を取り付けることにより平面コ字形に形成さ
れ、キャスター部は、下部にキャスターを有する2組の
枠体から成るとともに、上下伸縮自在に足場板支持部に
連結し、足場板支持部に装着したまま折り畳める。
【0009】
【作用】組み上がった折り畳み移動作業台は、これを折
り畳んで移動する場合は、まず手摺り枠部の回動横杆を
対向する固定横杆から外し、同一の枠体の固定横杆に固
定する。これにより手摺り枠部は、2組の枠体に分かれ
る。次に、足場板支持部から外す。
り畳んで移動する場合は、まず手摺り枠部の回動横杆を
対向する固定横杆から外し、同一の枠体の固定横杆に固
定する。これにより手摺り枠部は、2組の枠体に分かれ
る。次に、足場板支持部から外す。
【0010】次に、足場板支持部の固定されている横杆
のヒンジを解除する。ヒンジの解除は逆U字形ピンをス
プリングの付勢力に抗して上に上げ、固定溝に係合して
いる短い直棒部分を上へ抜き、回動させて上面の凹部に
入れる。逆U字ピンは全体がスプリングの付勢力で下方
へ押されているので凹部の位置で離すとそのまま端部が
凹部に入る。
のヒンジを解除する。ヒンジの解除は逆U字形ピンをス
プリングの付勢力に抗して上に上げ、固定溝に係合して
いる短い直棒部分を上へ抜き、回動させて上面の凹部に
入れる。逆U字ピンは全体がスプリングの付勢力で下方
へ押されているので凹部の位置で離すとそのまま端部が
凹部に入る。
【0011】次に足場板を外し内側に曲げると、ヒンジ
のある横杆は逆に折曲され平面視M字形に折り畳む。
のある横杆は逆に折曲され平面視M字形に折り畳む。
【0012】足場板支持部を折り曲げるとき、キャスタ
ー部は2組の枠体に分かれているので、キャスター部を
足場板支持部に付したまま折り曲げることができる。キ
ャスター部により、折り畳んだ状態で押して移動でき
る。
ー部は2組の枠体に分かれているので、キャスター部を
足場板支持部に付したまま折り曲げることができる。キ
ャスター部により、折り畳んだ状態で押して移動でき
る。
【0013】
この発明を、実施例を示す図面に基づいて説明する。折
り畳み移動作業台の正面を示す図1、図1のAA線断面
を示す図2、図2の折り畳たんだ状態の平面を示す図
3、ヒンジの正面拡大を示す図4、図4のBB線断面を
示す図5、同じく平面を示す図6、同じく図6のCC線
断面を示す図7、手摺り枠部の1組の枠体の正面を示す
図8、同じく平面を示す図9、手摺り枠部の回動横杆の
先端部の拡大断面図である図10、図11に基づいて説
明する。
り畳み移動作業台の正面を示す図1、図1のAA線断面
を示す図2、図2の折り畳たんだ状態の平面を示す図
3、ヒンジの正面拡大を示す図4、図4のBB線断面を
示す図5、同じく平面を示す図6、同じく図6のCC線
断面を示す図7、手摺り枠部の1組の枠体の正面を示す
図8、同じく平面を示す図9、手摺り枠部の回動横杆の
先端部の拡大断面図である図10、図11に基づいて説
明する。
【0014】1は手摺り枠部、2は足場板支持部、3は
キャスター部である。
キャスター部である。
【0015】手摺り枠部1は、2本の縦杆4と、2本の
縦杆4間に固定される上下2本の固定横杆5と、縦杆4
との固定箇所に近い部分の固定横杆5に回動自在に取り
付ける上下2本の回動横杆6とから成る枠体1組を、2
組対向させて成る。
縦杆4間に固定される上下2本の固定横杆5と、縦杆4
との固定箇所に近い部分の固定横杆5に回動自在に取り
付ける上下2本の回動横杆6とから成る枠体1組を、2
組対向させて成る。
【0016】回動横杆6は、固定横杆5の縦杆4との固
定箇所に近い部分に、ピン7によって回動自在に取付
け、先端部に取付けピン8を設ける。取付けピン8は、
先端下部を上方に曲げてあり、上部にスプリング9を設
ける。回動横杆6の長さは、固定横杆5より短く構成す
る。固定横杆5には、回動横杆6の長さ部分に当たる所
に固定用長孔10と、縦杆4に近い部分に連結用長孔3
0を設ける。固定用長孔10は、同一枠体の回動横杆6
の取付けピン8と嵌合し、連結用長孔30は、対向する
枠体の回動横杆6の取付けピン8と嵌合する。
定箇所に近い部分に、ピン7によって回動自在に取付
け、先端部に取付けピン8を設ける。取付けピン8は、
先端下部を上方に曲げてあり、上部にスプリング9を設
ける。回動横杆6の長さは、固定横杆5より短く構成す
る。固定横杆5には、回動横杆6の長さ部分に当たる所
に固定用長孔10と、縦杆4に近い部分に連結用長孔3
0を設ける。固定用長孔10は、同一枠体の回動横杆6
の取付けピン8と嵌合し、連結用長孔30は、対向する
枠体の回動横杆6の取付けピン8と嵌合する。
【0017】個々の縦杆4は、下部で足場板支持部2の
縦杆11と夫々ピン孔12とピンによって着脱自在であ
る。
縦杆11と夫々ピン孔12とピンによって着脱自在であ
る。
【0018】足場板支持部2は、2本の縦杆11間に横
杆13を掛け渡して固定した枠体を2組対向させ、夫々
の1側の縦杆11間に両端部で回動自在に連結し長手方
向中央部にヒンジ14を有する折り曲げ横杆15とによ
って平面コ字形に形成する。
杆13を掛け渡して固定した枠体を2組対向させ、夫々
の1側の縦杆11間に両端部で回動自在に連結し長手方
向中央部にヒンジ14を有する折り曲げ横杆15とによ
って平面コ字形に形成する。
【0019】この2本の横杆13と、1本の折り曲げ横
杆15を上下に縦杆11によって固定し1つの箱状枠体
に形成する。
杆15を上下に縦杆11によって固定し1つの箱状枠体
に形成する。
【0020】上下の折り曲げ横杆15は、夫々長手方向
中央部にヒンジ14を設けるとともに、両端部で縦杆1
1の折曲部16にボルトナットにより回動自在に接続す
る。折曲部16は、折り曲げ横杆15が外方には曲がら
ないようにストッパーを有している。
中央部にヒンジ14を設けるとともに、両端部で縦杆1
1の折曲部16にボルトナットにより回動自在に接続す
る。折曲部16は、折り曲げ横杆15が外方には曲がら
ないようにストッパーを有している。
【0021】ヒンジ14は、平面視で一方に半円が突出
した形状の板状体17を2段互い違いに形成して組み合
わせる。板状体17には、折り曲げ横杆15の軸中心よ
り外れた半円突出部分に回動孔18を設け、回動孔18
とは折り曲げ横杆15の軸中心より逆側位置に固定溝1
9を垂直方向に設ける。
した形状の板状体17を2段互い違いに形成して組み合
わせる。板状体17には、折り曲げ横杆15の軸中心よ
り外れた半円突出部分に回動孔18を設け、回動孔18
とは折り曲げ横杆15の軸中心より逆側位置に固定溝1
9を垂直方向に設ける。
【0022】回動孔18と固定溝19には逆U字形ピン
20をスプリング21を付して取付ける。
20をスプリング21を付して取付ける。
【0023】逆U字形ピン20は、一方の直棒部分が長
く、他方の直棒部分は短い変則U字形であり、逆U字状
態でヒンジ14に取り付ける。回動孔18には逆U字形
ピン20の長い直棒部分が挿入され、その端部を径大な
止め部22とし、止め部22と板状体17下面間にスプ
リング21を設ける。
く、他方の直棒部分は短い変則U字形であり、逆U字状
態でヒンジ14に取り付ける。回動孔18には逆U字形
ピン20の長い直棒部分が挿入され、その端部を径大な
止め部22とし、止め部22と板状体17下面間にスプ
リング21を設ける。
【0024】逆U字形ピン20の短い直棒部分は固定溝
19に嵌合する。このとき、逆U字形ピン20は、スプ
リング21の付勢力によって逆U字形ピン20は、全体
が下方へ押される為、短い直棒部分も下方に付勢され
る。
19に嵌合する。このとき、逆U字形ピン20は、スプ
リング21の付勢力によって逆U字形ピン20は、全体
が下方へ押される為、短い直棒部分も下方に付勢され
る。
【0025】板状体17の上面には、凹部23を設け
る。凹部23は、ピン20の径とほぼ同様の径であり、
逆U字形ピン20を回動孔18で回動させた場合、回動
する線上にあればよい。逆U字形ピン20を指等でスプ
リング21の付勢力に抗して上方に持ち上げ、それを少
し回動させ固定溝19より外れた短い直棒部分の先端部
を凹部23に嵌合する。
る。凹部23は、ピン20の径とほぼ同様の径であり、
逆U字形ピン20を回動孔18で回動させた場合、回動
する線上にあればよい。逆U字形ピン20を指等でスプ
リング21の付勢力に抗して上方に持ち上げ、それを少
し回動させ固定溝19より外れた短い直棒部分の先端部
を凹部23に嵌合する。
【0026】足場板支持部2の上部の横杆上に足場板2
4を着脱自在に設ける。足場板24の載置により、折曲
部16は直角に保たれ、内側へは曲がらず、対向する横
杆13は平行状態になる。
4を着脱自在に設ける。足場板24の載置により、折曲
部16は直角に保たれ、内側へは曲がらず、対向する横
杆13は平行状態になる。
【0027】足場板支持部2の縦杆11下部には接続孔
25を設けは、キャスター部3の縦杆26上部にスライ
ド自在に嵌合する。
25を設けは、キャスター部3の縦杆26上部にスライ
ド自在に嵌合する。
【0028】キャスター部3は、1対の平行な縦杆26
間に固定横杆27を固定した枠体1組を、別個に2組対
向させて成る。1対の縦杆26は、足場板支持部2の横
杆13の両側に固定された1対の縦杆11の下部に上下
スライド自在に連結する。28は接続孔であり、縦杆2
6に縦方向に適当な間隔をもって複数個設け、足場板支
持部2の接続孔25とピン等によって固定する。
間に固定横杆27を固定した枠体1組を、別個に2組対
向させて成る。1対の縦杆26は、足場板支持部2の横
杆13の両側に固定された1対の縦杆11の下部に上下
スライド自在に連結する。28は接続孔であり、縦杆2
6に縦方向に適当な間隔をもって複数個設け、足場板支
持部2の接続孔25とピン等によって固定する。
【0029】各々の縦杆26の下部には軸芯に対して回
転自在のキャスター29を設ける。
転自在のキャスター29を設ける。
【0030】次に、この発明の折り畳み移動作業台の組
み立て、折り畳み、移動について説明する。
み立て、折り畳み、移動について説明する。
【0031】折り畳み移動作業台は、手摺り枠部1の縦
杆4と、足場板支持部2の縦杆11、キャスター部3の
縦杆26を夫々を嵌合して上下に組み立てる。これらの
縦杆同士はピン孔12、接続孔25、接続孔28によっ
てピン等で固定する。この場合、足場板支持部2とキャ
スター部3は、上下の高さを調節して接続する。
杆4と、足場板支持部2の縦杆11、キャスター部3の
縦杆26を夫々を嵌合して上下に組み立てる。これらの
縦杆同士はピン孔12、接続孔25、接続孔28によっ
てピン等で固定する。この場合、足場板支持部2とキャ
スター部3は、上下の高さを調節して接続する。
【0032】足場板支持部2の縦杆11下部にキャスタ
ー部3の縦杆26を嵌合させ、接続孔25と、キャスタ
ー部3の適当な接続孔28を合わせて、高さを調節して
固定する。このとき、キャスター部3の1組の枠体は、
足場板支持部2の固定横杆13の両側の縦杆11に接続
する。
ー部3の縦杆26を嵌合させ、接続孔25と、キャスタ
ー部3の適当な接続孔28を合わせて、高さを調節して
固定する。このとき、キャスター部3の1組の枠体は、
足場板支持部2の固定横杆13の両側の縦杆11に接続
する。
【0033】足場板支持部2は、上下の折り曲げ横杆1
5のヒンジ14を直線状に固定し、足場板24を載置さ
せて、折曲部16を直角にし平面視コ字形にする。ヒン
ジ14は、折り曲げ横棒15が直線状の場合は、固定溝
19に短い直棒部分が嵌合してスプリング21で付勢さ
れているので、折れ曲がることがない。
5のヒンジ14を直線状に固定し、足場板24を載置さ
せて、折曲部16を直角にし平面視コ字形にする。ヒン
ジ14は、折り曲げ横棒15が直線状の場合は、固定溝
19に短い直棒部分が嵌合してスプリング21で付勢さ
れているので、折れ曲がることがない。
【0034】手摺り枠部1の枠体1組は、足場板支持部
2を形成する横杆の長い方の横杆の両端部の縦杆11に
立設する。この実施例では、折り曲げ横杆15の両端部
の縦杆11に1組の枠体の縦杆4を立設する。同様に対
向辺側の縦杆11間に、もう1組の枠体の縦杆4を立設
する。このとき、手摺り枠部1の回動横杆6は、同一枠
体の固定横杆5の固定用長孔10に取付けピン8によっ
て固定されている。
2を形成する横杆の長い方の横杆の両端部の縦杆11に
立設する。この実施例では、折り曲げ横杆15の両端部
の縦杆11に1組の枠体の縦杆4を立設する。同様に対
向辺側の縦杆11間に、もう1組の枠体の縦杆4を立設
する。このとき、手摺り枠部1の回動横杆6は、同一枠
体の固定横杆5の固定用長孔10に取付けピン8によっ
て固定されている。
【0035】次に、取付けピン8のスプリング9を押し
ながら、取付けピン8を捻り、固定用長孔10から抜
き、ピン7を中心に回動横杆6を回動させて対向する他
の枠体の連結用長孔30に挿入固定する。このとき取付
けピン8は、同様に長孔に挿入後、捻ってピン先端部を
固定横杆5下面に引っ掛ける。すると取付けピン8のス
プリング9の付勢力は、取付けピン8の全体を上方に押
しあげるので、取付けピン8は連結用長孔30より外れ
ない。
ながら、取付けピン8を捻り、固定用長孔10から抜
き、ピン7を中心に回動横杆6を回動させて対向する他
の枠体の連結用長孔30に挿入固定する。このとき取付
けピン8は、同様に長孔に挿入後、捻ってピン先端部を
固定横杆5下面に引っ掛ける。すると取付けピン8のス
プリング9の付勢力は、取付けピン8の全体を上方に押
しあげるので、取付けピン8は連結用長孔30より外れ
ない。
【0036】このように、折り曲げ移動作業台を組み立
てる。
てる。
【0037】次に、この折り曲げ移動作業台を折り曲げ
て、移動あるいは保管する場合について説明する。
て、移動あるいは保管する場合について説明する。
【0038】まず、手摺り枠部1を足場板支持部2か
ら、組み立て作業の逆順序で取り外す。次に、足場板2
4を足場板支持部2より取り外す。
ら、組み立て作業の逆順序で取り外す。次に、足場板2
4を足場板支持部2より取り外す。
【0039】足場板支持部2のヒンジ14の逆U字形ピ
ン20を、スプリング21の付勢力に抗し上方に引っ張
り、短い直棒部分を固定溝19から外し、少し回転させ
先端を凹部23に位置させる。固定溝19から直棒部分
が抜けると、ヒンジ14の2段が組み合っている板状体
17部分は、回動孔18を中心に足場板支持部2の内側
に曲げることのできる状態になる。
ン20を、スプリング21の付勢力に抗し上方に引っ張
り、短い直棒部分を固定溝19から外し、少し回転させ
先端を凹部23に位置させる。固定溝19から直棒部分
が抜けると、ヒンジ14の2段が組み合っている板状体
17部分は、回動孔18を中心に足場板支持部2の内側
に曲げることのできる状態になる。
【0040】折り曲げ横杆15の両側の折曲部16は、
常時折曲自在であり、足場板24がなくなると、ヒンジ
14とは逆方向に曲げることができ、足場板支持部2の
全体を平面視M字形に折り畳む。
常時折曲自在であり、足場板24がなくなると、ヒンジ
14とは逆方向に曲げることができ、足場板支持部2の
全体を平面視M字形に折り畳む。
【0041】このとき、キャスター部3は、2組に分か
れているので、足場板支持部2に接続したまま、折り畳
むことができる。
れているので、足場板支持部2に接続したまま、折り畳
むことができる。
【0042】したがって、このまま全体を立てて、キャ
スター29によって移動することができる。
スター29によって移動することができる。
【0043】また、逆の作業によって折り畳んだ折り畳
み移動作業台を、広げることができる。
み移動作業台を、広げることができる。
【0044】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、ビル内
等の狭い作業用現場でも、非常に簡単に折り畳むことが
でき、その折り畳んだ状態でキャスターを使用して押し
て、移動できるという効果がある。
等の狭い作業用現場でも、非常に簡単に折り畳むことが
でき、その折り畳んだ状態でキャスターを使用して押し
て、移動できるという効果がある。
【0045】また、キャスターを着けたまま折り畳み、
そのまま積み重ねストックができるので、保管に広い場
所を取らないで済むという効果がある。
そのまま積み重ねストックができるので、保管に広い場
所を取らないで済むという効果がある。
【0046】逆に、保管状態からの、運搬、組み立て作
業が非常に簡単、安全かつ迅速に行えるという効果があ
る。
業が非常に簡単、安全かつ迅速に行えるという効果があ
る。
【図1】この発明の実施例を示す折り畳み移動作業台の
組み立て正面図、
組み立て正面図、
【図2】図1のAA線断面図、
【図3】図2より折り畳たんだ状態のAA線断面図、
【図4】ヒンジの正面拡大図、
【図5】図4のBB線断面図、
【図6】ヒンジの平面拡大図、
【図7】ヒンジの一部断面側面図、
【図8】手摺り枠部の1組の正面図、
【図9】同じく平面説明図、
【図10】手摺り枠部の回動横杆の先端部の縦断面図、
【図11】手摺り枠部の回動横杆の先端部の横断面図。
1 手摺り枠部 2 足場板支持部 3 キャスター部 4 手摺り枠部の縦杆 5 固定横杆 6 回動横杆 11 足場板支持部の縦杆 13 横杆 14 ヒンジ 15 折り曲げ横杆 16 折曲部 18 回動孔 19 固定溝 20 逆U字形ピン 21 スプリング 24 足場板 26 キャスター部の縦杆 29 キャスター
Claims (1)
- 【請求項1】上段の手摺り枠部と、中段の足場板支持部
と、下段のキャスター部とから成り、互いに着脱自在で
あり、手摺り枠部は、1対の縦杆に掛け渡される固定横
杆と回動自在な回動横杆とを有する枠体2組から成り、
1組の枠体の固定横杆に対向する枠体の回動横杆が着脱
自在であり、足場板支持部は、2本の縦杆間に横杆を掛
け渡して固定した枠体を2組対向させ、夫々の組の1側
の縦杆間に、両端部で回動自在に連結し中央部にヒンジ
を有する折り曲げ横杆を設けるとともに、ヒンジは半円
が突出した板状体を二段互い違いに組み合わせ上面に凹
部を設け、半円突出部に設けた回動孔に一方が長い逆U
字形ピンの長い方の直棒部分を逆U字形状で回動自在に
挿入し、端部に設けた止め部との間にスプリングを設
け、他方のU字端部を固定溝および凹部に着脱自在に取
り付けて成り、かつ着脱自在な足場板を取り付けること
により平面コ字形に形成され、キャスター部は、下部に
キャスターを有する2組の枠体から成るとともに、上下
伸縮自在に足場板支持部に連結し、足場板支持部に装着
したまま折り畳めることを特徴とする折り畳み移動作業
台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4265480A JPH0773829B2 (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 折り畳み移動作業台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4265480A JPH0773829B2 (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 折り畳み移動作業台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0691561A JPH0691561A (ja) | 1994-04-05 |
JPH0773829B2 true JPH0773829B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=17417764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4265480A Expired - Lifetime JPH0773829B2 (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 折り畳み移動作業台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773829B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5033496B2 (ja) * | 2007-06-13 | 2012-09-26 | 株式会社日立製作所 | エレベータのかご上手摺り装置 |
CN105253835A (zh) * | 2015-09-30 | 2016-01-20 | 扬中中科维康智能科技有限公司 | 一种大型模具模芯检修用翻转平台 |
CN105171702A (zh) * | 2015-10-08 | 2015-12-23 | 扬中中科维康智能科技有限公司 | 一种大型模具模芯检修平台 |
CN105170789A (zh) * | 2015-10-08 | 2015-12-23 | 扬中中科维康智能科技有限公司 | 一种大型模具模芯顶出装置 |
KR102232395B1 (ko) * | 2020-08-18 | 2021-03-25 | 신왕현 | 접이식 작업대 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3126579U (ja) * | 2006-08-21 | 2006-11-02 | 劉 保坊 | 気圧油圧ブラインドナット−リベットマシン |
-
1992
- 1992-09-08 JP JP4265480A patent/JPH0773829B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0691561A (ja) | 1994-04-05 |
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