JPH0772049A - 液体用濁度計測装置 - Google Patents

液体用濁度計測装置

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JPH0772049A
JPH0772049A JP24373093A JP24373093A JPH0772049A JP H0772049 A JPH0772049 A JP H0772049A JP 24373093 A JP24373093 A JP 24373093A JP 24373093 A JP24373093 A JP 24373093A JP H0772049 A JPH0772049 A JP H0772049A
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JP
Japan
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oil
cylinder
liquid
turbidity
piston
Prior art date
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Pending
Application number
JP24373093A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Fukushima
茂 福島
Kuniyuki Fukuzawa
邦之 福沢
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体中の気泡を速やかに消滅させ、正確な濁
度の測定を短時間に行う。 【構成】 液体用濁度計測装置10では、ピストン37
がシリンダ38内を下部室38Aと上部室38Bに分割
している。ピストン37は、下部室38Aの空気圧が上
昇すると上方(矢印A方向)へ押し上げられ、油18を
入口管20からシリンダ24内へ送り込む。上部室38
Bの空気圧が上昇すると、ピストン37は下方(矢印B
方向)へ押し下げられ、ピストン36がシリンダ24内
の油18を押圧し気泡が除去される。排気弁40、42
及び給気弁44、46は、信号線48を介して制御装置
50と接続され、制御装置50で弁の開閉を操作し、シ
リンダ38内の空気圧を制御する。シリンダ24には、
光投射部30と、受光部32と、が設置され、気泡が除
去された油18の濁度を計測する。計測された油18
は、出口弁28を介して出口管26からタンク16へ排
出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体用濁度計測装置に係
り、特に光の透過の程度から液体の濁度を測定する液体
用濁度計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】配管を溶接接合した場合には、配管内部
に溶接により生じたスラグが溜まることがある。そのた
め、配管内部に油を流入しスラグを洗浄している。この
配管内部の汚れがひどい場合には、油を入れ換えてさら
に新しい油で洗浄する。ところで、配管内部の汚れが落
ちているか否かは、油の汚れ、すなわち濁度を計測しそ
の値を基準として判断される。そこで、洗浄に使用した
古い油を貯蔵用タンクに一旦貯蔵し、この古い油の濁度
を計測する。
【0003】しかし、この古い油の中には、気泡が入っ
ている。このような気泡が油の中に入った状態では、光
の透過に影響が生じる。従って、汚れた油の濁度を測定
するには、この油を所定の容器に移し替えて、一定時間
放置し油の中の気泡が抜けてから濁度の測定を行ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、油の性
質等によって差があるが、油の中から気泡が抜けるまで
に数時間必要である。また、気泡が抜ける一方で油の中
の微粒子も沈殿してしまうので、油の濁度を正確に計測
するのが困難であった。
【0005】本発明は上記事実を考慮して、気泡が混入
した液体から気泡を取り除き、その濁度を速やかに計測
することができる液体用濁度計測装置を提供することが
目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液体用濁度
計測装置は、被計測液体を収容する容器と、前記液体を
加圧してその内部から気泡を除去する加圧手段と、光の
透過の程度から前記液体の濁度を計測する計測手段と、
を有することを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明に係る液体用濁度計測装置によれば、容
器の内部に収容されている被計測液体を加圧してその内
部から気泡が除去される。この状態で、計測手段によっ
て液体を透過した光の量を計測し、液体の濁度を算定す
る。
【0008】これによって、液体中に発生した気泡を速
やかに消滅させ、正確な濁度の測定を短時間で行うこと
ができる。
【0009】
【実施例】図1には、第1実施例に係る液体用濁度計測
装置10が示されている。この液体用濁度計測装置10
は、噴出弁12が接続され、かつ、図示しないエア源か
ら供給されるエアを噴出する空気管14を有している。
この空気管14は、一端がタンク16内の油18に浸さ
れており、油18内に挿入された入口管20の開口部2
0Aと連通され、エアを噴出させて油18を入口管20
へ送り込むように構成されている。この入口管20は入
口弁22を介してシリンダ24と接続されている。
【0010】このシリンダ24の底面には、出口管26
の一端が連結されている。この出口管26の他端は、出
口弁28を介して油18内へ挿入され、シリンダ24内
の油18がタンク16へ排出されるように構成されてい
る。また、シリンダ24下部には、光を投射するための
光投射部30と、この光投射部30から投射された光を
受けるための受光部32と、がシリンダ24を挟んで対
向するように設置されている。このシリンダ24下部の
側面には、光投射部30から受光部32へ光を通過させ
るための透過窓34がそれぞれ設けられている。なお、
この受光部32には、図示しない電気信号変換部及び信
号処理部が接続され、光の透過量等の計測結果を電気信
号に変換し、その電気信号を処理し濁度表示を行うよう
に構成されている。
【0011】一方、シリンダ24の上面には、ピストン
シャフト35の下端部が貫通している。このピストンシ
ャフト35の下端部には、ピストン36が固着されシリ
ンダ24内を上下に往復可能に配置されている。また、
シリンダ24の上方に配置されるシリンダ38の下面に
は、ピストンシャフト35の上端部が貫通している。こ
のピストンシャフト35の上端部には、ピストン37が
固着され、シリンダ38内を下部室38Aと上部室38
Bに分割している。
【0012】この下部室38Aには排気弁42と給気弁
46が設けられ、また、上部室38Bには排気弁40と
給気弁44が設けられ、下部室38Aと上部室38Bの
空気圧が変動するように構成されている。従って、シリ
ンダ38内のピストン37は、下部室38Aの空気圧が
上昇すると上方(矢印A方向)へ押し上げられ、上部室
38Bの空気圧が上昇すると、下方(矢印B方向)へ押
し下げされるように構成されている。
【0013】また、噴出弁12、入口弁22、出口弁2
8、排気弁40、42及び給気弁44、46は、それぞ
れ信号線48を介して制御装置50と接続されており、
制御装置50で操作することによって弁の開閉を操作す
るように構成されている。
【0014】次に第1実施例の作用を説明する。なお、
図2には、噴出弁12、入口弁22、出口弁28、排気
弁40、42及び給気弁44、46の開閉状態が示され
ている。
【0015】(1)停止状態 全ての弁が閉状態で液体用濁度計測装置10は停止され
る。
【0016】(2)吸引状態 噴出弁12、入口弁22、排気弁40及び給気弁46
が、開状態のときは、空気管14からエアが噴出され、
油18はこのエアによって、入口管20の開口部20A
から入口管20内へ送り込まれる。このとき、排気弁4
0からエアがシリンダ38外へ排気され、給気弁46を
介してシリンダ38内へ給気される。これによって、シ
リンダ38の下部38A内の空気圧が上昇し、ピストン
36が上方(矢印A方向)へ持ち上げられ、油18が入
口管20からシリンダ24内へ吸引される。
【0017】(3)加圧状態 所定量の油18がシリンダ24内に達すると、噴出弁1
2、入口弁22及び給気弁46が閉じられ、排気弁42
及び給気弁44が開けられる。これによって、エアは排
気弁42からシリンダ38外へ排気され、給気弁44か
らシリンダ38内へ給気され、シリンダ38の上部38
B内の空気圧が上昇する。このとき、ピストン36が下
方(矢印B方向)へ降され、シリンダ24内のエアが加
圧されて空気圧が上昇し、油18が押圧される。このた
め、油18の内部に含まれている気泡が消滅する。
【0018】油18内の気泡が消滅してから、光投射部
30から光を投射し、受光部32でその光を受け、油1
8を透過した光の量を計測し、油18の濁度を算定す
る。計測後、出口弁28を開けて出口管26から油18
を排出する。
【0019】これによって、油18中の気泡を速やかに
消滅させ、正確な濁度の測定を短時間で行うことができ
る。なお、本実施例では、油18の濁度を計測した構成
を説明したが、これに限らず、気泡が発生すると濁度測
定に支障をきたすような液体全般に用いることができ
る。また、シリンダ24、38の形状は円柱状に特定し
ない。
【0020】また、上記実施例では、油18が入口管2
0からピストン36によって吸引され、シリンダ24内
へ送り込まれた構成を説明したが、これに限らず、例え
ば、油タンクが濁度計よりも下方に位置する場合には、
油自体を自重によりシリンダ内へ導き、計測後ポンプを
用いて油タンクへ還流させる構成としてもよい。本実施
例では、ピストン36の動力源として圧縮空気を用いた
構成にしたが、これに限らず、電力源を使用し電動アク
チュエータ(ソレノイド、モータ等)によって駆動させ
る構成でも構わない。
【0021】さらに、図3には、第2実施例に係る液体
用濁度計測装置60が示されている。なお、図3では図
1と基本的に同一の部材には同一の符号を付与して説明
を省略している。
【0022】液体用濁度計測装置60は、ピストン62
が内部に配置されたシリンダ64を有している。このシ
リンダ64の下部は、管66と接続されている。この管
66は調整弁68が設けられており、その開閉によって
油18がシリンダ64内へ吸入され、あるいは、シリン
ダ64外へ排出されるように構成されている。
【0023】第2実施例に係る液体用濁度計測装置60
によれば、調整弁68の開状態では、シリンダ64内の
ピストン62が上方へ引き上げられると、油18がシリ
ンダ64内へ吸入される。所定量の油18がシリンダ6
4内へ吸入されてから、調整弁68を閉状態にする。次
に、ピストン62を下方(矢印A方向)へ下げ、油18
を加圧しその内部に混入している気泡を消滅させる。そ
の他の構成、作用効果は、上記第1実施例と同様であ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る液体
用濁度計測装置は、液体内から気泡を除去する加圧手段
と、光の透過の程度から前記液体の濁度を計測する計測
手段と、を有する構成にしたので、液体中の気泡を速や
かに消滅させ、正確な濁度の測定が短時間でできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る液体用濁度計測装置を示す縦
断面図である。
【図2】噴出弁、入口弁、出口弁、排気弁及び給気弁の
開閉状態を示す図である。
【図3】第2実施例に係る液体用濁度計測装置を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
10 液体用濁度計測装置 24 シリンダ(容器) 30 光投射部(計測手段) 32 受光部(計測手段) 36 ピストン(加圧手段) 60 液体用濁度計測装置 62 ピストン(加圧手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計測液体を収容する容器と、前記液体
    を加圧してその内部から気泡を除去する加圧手段と、光
    の透過の程度から前記液体の濁度を計測する計測手段
    と、を有することを特徴とする液体用濁度計測装置。
JP24373093A 1993-09-03 1993-09-03 液体用濁度計測装置 Pending JPH0772049A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24373093A JPH0772049A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 液体用濁度計測装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP24373093A JPH0772049A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 液体用濁度計測装置

Publications (1)

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JPH0772049A true JPH0772049A (ja) 1995-03-17

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ID=17108143

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JP24373093A Pending JPH0772049A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 液体用濁度計測装置

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JP (1) JPH0772049A (ja)

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