JPH0770847B2 - 蓋のロック構造 - Google Patents

蓋のロック構造

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JPH0770847B2
JPH0770847B2 JP1151212A JP15121289A JPH0770847B2 JP H0770847 B2 JPH0770847 B2 JP H0770847B2 JP 1151212 A JP1151212 A JP 1151212A JP 15121289 A JP15121289 A JP 15121289A JP H0770847 B2 JPH0770847 B2 JP H0770847B2
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lid
piece
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bent
bent piece
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JP1151212A
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知之 本郷
卓 菅野
宏 山地
尚 佐藤
利一 馬込
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 筐体の開口部を閉じる蓋のロック構造に関し、蓋の開閉
及びロック操作が容易であり、筐体及び蓋には特別な加
工を必要とせず、しかもロック構造を構成する部品の製
作及び取付け,取外しが容易であるようなロック構造を
目的とし、 筐体2の開口部の開閉のため筐体開口部の1側で回転自
在に軸支される蓋1は、軸支側と反対側端部表面に設け
られた角孔1a−2と、ロック用ハンドル4と、固定部材
5とを備え、 ロック用ハンドル4は、一方の折曲片4aと、他方の折曲
片4bと、折曲片4aと4b間の略U字状に弾性的に変形可能
な弾性部と、折曲片4aの中間上部の係合爪4a−1とが帯
状で一体化された合成樹脂から構成され、 帯状で略L字形の固定部材5は折曲片5aと折曲片5bとか
らなり、 ロック用ハンドル4は、折曲片4bが角孔1a−2の下方で
蓋の裏面に位置し、折曲片4aがその係合爪4a−1と筐体
上面の係合孔(1a−4)とが係合した状態で略U字状に
曲げられた弾性部の弾性に抗して折曲片4bに対し直角と
なるようにされて蓋の角孔1a−2から表面に突出する様
に配置され、 蓋の表面では固定部材(5)は、折曲片5aの上面が折曲
片4aに対面し、折曲片5bが折曲片4bと略対向する位置に
配置され、 折曲片5bと折曲片4bとが蓋面を介在して互いに結合さ
れ、 折曲片4aの静止状態では、その係合爪4a−1が筐体2の
係合孔1a−4に係合され、 折曲片4aを折曲片5a方向に回動させることによって係合
爪4a−1と係合孔1a−4との係合が外れ、蓋が回転可能
となる様に蓋と筐体とは組合わされるようにする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は筐体の開口部を閉じる蓋のロック構造に関す
る。
電子・通信機器は筐体にプリント配線板ユニットを収納
してなり、このプリント配線板ユニットを挿抜出し入れ
するための開口部を一面に有し、その開口部を蓋で閉
じ、必要に応じて開閉するようにしている。この蓋の開
閉及びロック操作を容易にすることが要望されている。
〔従来の技術〕
従来は第5図の要部斜視図に示すように、筐体12の開口
部(図示略)を閉じる蓋11は金属板を四辺を筐体12の側
壁12a外側に嵌めるように枠形に折曲げ四隅を筐体12に
つまみねじ14でねじ締めし、ロックしている。
筐体12に収納されているプリント配線板ユニット(図示
略)を抜去する際は4個のつまみねじ14を緩め、蓋11を
外して行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような上記ロック構造によれば、4
個のつまみねじを着脱して蓋を開閉ロックするは極めて
煩わしく面倒であるという問題と、蓋が筐体から外され
てしまうため、蓋を再び取り付ける時、誤って別の筐体
の蓋を取り付けてしまうといった問題があった。
上記問題点に鑑み、本発明は蓋の開閉及びロック操作が
容易で、筐体及び蓋には特別な加工を必要とせず、しか
もロック構造を構成する部品の製作と取付け,取外しが
容易であるような蓋のロック構造を抵抗することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は本発明により、 筐体2の開口部の開閉のため筐体開口部の1側で回転自
在に軸支される蓋1は、軸支側と反対側端部表面に設け
られた角孔1a−2と、ロック用ハンドル4と、固定部材
5とを備え、 ロック用ハンドル4は、一方の折曲片4aと、他方の折曲
片4bと、折曲片4aと4b間の略U字状に弾性的に変形可能
な弾性部と、折曲片4aの中間上部の係合爪4a−1とが帯
状で一体化された合成樹脂から構成され、 帯状で略L字形の固定部材5は折曲片5aと折曲片5bとか
らなり、 ロック用ハンドル4は、折曲片4bが角孔1a−2の下方で
蓋の裏面に位置し、折曲片4aがその係合爪4a−1と筐体
上面の係合孔(1a−4)とが係合した状態で略U字状に
曲げられた弾性部の弾性に抗して折曲片4bに対し直角と
なるようにされて蓋の角孔1a−2から表面に突出する様
に配置され、 蓋の表面では固定部材(5)は、折曲片5aの上面が折曲
片4aに対面し、折曲片5bが折曲片4bと略対向する位置に
配置され、 折曲片5bと折曲片4bとが蓋面を介在して互いに結合さ
れ、 折曲片4aの静止状態では、その係合爪4a−1が筐体2の
係合孔1a−4に係合され、 折曲片4aを折曲片5a方向に回動させることによって係合
爪4a−1と係合孔1a−4との係合が外れ、蓋が回転可能
となる様に蓋と筐体とは組合わされることを特徴とする
蓋のロック構造によって達成される。
〔作用〕
蓋は筐体の1側で回転可能となっており、筐体には係合
孔1a−4を、また蓋には角孔1a−2を設けるのみで、ロ
ック用ハンドル及び固定部材は別個の部品となってお
り、蓋への取付け,取外しは容易であり、特にロック用
ハンドルが破損した場合は、その取換えが安価にして容
易に行なうことが出来ることになり、弾性を有するU字
形のロック用ハンドルを蓋に設けることにより、ロック
用ハンドルに備えた係合爪と筐体側壁に穿設した係合孔
とをロック用ハンドルのつまみ操作によるU字形の弾性
変位により反発係、離合して蓋を閉じた状態に容易にロ
ックすることができる。
〔実施例〕 以下図面に示した実施例に基づいて本発明の要旨を詳細
に説明する。
蓋のロック構造は第1図の要部斜視図に示すように、蓋
1は金属板を四辺を筐体2の側壁2a外側に嵌めるように
枠形に折曲げてなり、蓋1と筐体2間に蓋1を矢印方向
に片開き可能に軸支する回動ヒンジ3を設け、蓋1は回
動ヒンジ3を中心に回動し筐体2の開口部(図示略)を
閉じる。蓋1には蓋1を閉じた状態にロックするロック
用ハンドル4を設ける。
回動ヒンジ3は第2図の要部側断面図に示すように、筐
体2の上、下側壁2aの一側端上下(図は左側端上下)に
ねじ孔2a−1を開け、このねじ孔2a−1に外側からねじ
(なべ小ねじ)3aを螺着し回動ヒンジ3の回動軸の役目
を果たすねじ3aの頭部3a−1と、頭部3a−1に遊嵌係合
するように蓋1の枠部1aに穿設したヒンジ用孔1a−1と
から構成される。
一方、閉じた蓋1をロックするために、第3図及び第4
図の要部側断面図(第3図は閉じた蓋のロック状態、第
4図は蓋のロックを解除した状態を示す)に示すように
蓋1の他側端上下(図は右前面側端上下)に穿設した角
孔1a−2にロック用ハンドル4を上下対称に挿設する。
このロック用ハンドル4は合成樹脂製で弾性を有してU
字形に曲がる帯板状のモールド成形品からなり、一方の
折曲片4aの中間部外側に係合爪4a−1を突出し且つ当該
折曲片4aの先端部をつかみ部4a−2とし、他方の折曲片
4bは蓋1の角孔1a−2に挿入して蓋1の前面裏側に当接
して取着できるようにさらにL形直角に折り曲げて取付
手段4b−1、即ち取付孔を2個設け成形する。
ロック用ハンドル4は第3図に示したように、つまみ部
4a−2を角孔1a−2から蓋1の前方に突き出し固定部材
5を用いて共締め取着するが、ロック用ハンドル4を挿
入する蓋1の角孔1a−2の近くに共締めするためのばか
孔1a−3を穿設する。
固定部材5は合成樹脂材のモールド成形品からなり、直
角L形の曲がり、一方の折曲片5aを指の掛かり部5a−1
として用い、他方の折曲片5bには割り5b−2の入った首
付き球状突起5b−1を2個所、外側に突出して成形す
る。
この2個所の首付き球状突起5b−1の間隔はロック用ハ
ンドル4の取付孔4b−1に一致させ、首付き部の長さL
と球径D寸法は蓋1の前面板厚とをロック用ハンドル4
の他方の折曲部4b板厚を挟んで取付孔4b−1の孔縁に係
合するように決定する。
(なお、本実施例ではロック用ハンドル4をこのように
固定部材5を用いて取着しているが、固定部材5を用い
ずにねじとナットを用いてねじ止めしてもよい) そして、第3図のように蓋1を閉じた時、ロック用ハン
ドル4の係合爪4a−1が弾性により反発し嵌入係止する
ように係合孔1a−4を筐体2の側壁2a上下に穿設する。
蓋は回動ヒンジにより片開き可能に支持されているた
め、蓋は筐体から外すことはなく開閉することができ、
蓋はロック用ハンドルのつまみ部と固定部材間に指を掛
け、ロック用ハンドルのU字形を矢印方向に絞り曲げる
ことにより係合爪を係合孔から外して開けることができ
る。
また、蓋を閉じると、ロック用ハンドルの係合爪は弾性
により係合孔に自動的に係合して蓋を閉じた状態にロッ
ク保持することができる。
これらの開閉操作は極めて容易、円滑に行うことがで
き、従来のねじ締めによる煩わしさや蓋の取り違えをな
くすことができる。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように本発明によれば、蓋に軸支する回
動ヒンジとロック用ハンドルを付設することにより、筐
体から分離することなく一体的に開閉することができ、
しかも開閉ロック操作がワンタッチで行うことができ
て、プリント配線板ユニットの挿抜出し入れに際し、作
業性がよくなるといった実用上極めて有用な効果を発揮
する。
しかも本発明では、筐体には係合孔、蓋には角孔を設け
るのみで特別な加工を必要とせず、ロック用ハンドル及
び固定部材は合成樹脂よりなる成形部品とすることがで
きるため容易に、安価に多量生産が可能であり、蓋への
取付け,取外しも容易となり、ロック用ハンドルの破損
の場合の交換も簡単に可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例の要部斜視図、 第2図は第1図の回動ヒンジの要部側断面図、 第3図は第1図の閉じた蓋のロック状態を示す側断面
図、 第4図は第1図の蓋のロックを解除した状態を示す側断
面図、 第5図は従来技術による要部斜視図である。 図において、 1は蓋、3aはねじ、 1aは枠部、3a−1は頭部、 1a−1はヒンジ用孔、4はロック用ハンドル、 1a−4は係合孔、4aは一方の折曲片、 2は筐体、4a−1は係合爪、 2aは側壁、4bは他方の折曲片、 3は回動ヒンジ、4b−1は取付手段(取付孔)、 を示す。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 尚 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 馬込 利一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−160072(JP,U) 実開 平1−61805(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体2の開口部の開閉のため筐体開口部の
    1側で回転自在に軸支される蓋1は、軸支側と反対側端
    部表面に設けられた角孔1a−2と、ロック用ハンドル4
    と、固定部材5とを備え、 ロック用ハンドル4は、一方の折曲片4aと、他方の折曲
    片4bと、折曲片4aと4b間の略U字状に弾性的に変形可能
    な弾性部と、折曲片4aの中間上部の係合爪4a−1とが帯
    状で一体化された合成樹脂から構成され、 帯状で略L字形の固定部材5は折曲片5aと折曲片5bとか
    らなり、 ロック用ハンドル4は、折曲片4bが角孔1a−2の下方で
    蓋の裏面に位置し、折曲片4aがその係合爪4a−1と筐体
    上面の係合孔(1a−4)とが係合した状態で略U字状に
    曲げられた弾性部の弾性に抗して折曲片4bに対し直角と
    なるようにされて蓋の角孔1a−2から表面に突出する様
    に配置され、 蓋の表面では固定部材(5)は、折曲片5aの上面が折曲
    片4aに対面し、折曲片5bが折曲片4bと略対向する位置に
    配置され、 折曲片5bと折曲片4bとが蓋面を介在して互いに結合さ
    れ、 折曲片4aの静止状態では、その係合爪4a−1が筐体2の
    係合孔1a−4に係合され、 折曲片4aを折曲片5a方向に回動させることによって係合
    爪4a−1と係合孔1a−4との係合が外れ、蓋が回転可能
    となる様に蓋と筐体とは組合わされることを特徴とする
    蓋のロック構造。
JP1151212A 1989-06-13 1989-06-13 蓋のロック構造 Expired - Lifetime JPH0770847B2 (ja)

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JP1151212A JPH0770847B2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 蓋のロック構造

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Publication Number Publication Date
JPH0314296A JPH0314296A (ja) 1991-01-22
JPH0770847B2 true JPH0770847B2 (ja) 1995-07-31

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ID=15513687

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3403560B2 (ja) * 1995-11-29 2003-05-06 矢崎総業株式会社 筒状体の端面へのカバー固定構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH049834Y2 (ja) * 1986-03-17 1992-03-11
JPH0635605Y2 (ja) * 1987-10-09 1994-09-14 松下電工株式会社 分電盤

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JPH0314296A (ja) 1991-01-22

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