JP2523046Y2 - 電気装置のrom取りつけ構造 - Google Patents

電気装置のrom取りつけ構造

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JP2523046Y2
JP2523046Y2 JP1989090404U JP9040489U JP2523046Y2 JP 2523046 Y2 JP2523046 Y2 JP 2523046Y2 JP 1989090404 U JP1989090404 U JP 1989090404U JP 9040489 U JP9040489 U JP 9040489U JP 2523046 Y2 JP2523046 Y2 JP 2523046Y2
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rom
housing
socket
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unit
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Inventor
修 山内
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富士通テン 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 一般通信機器等の電気装置において、ROMユニットを
交換可能に取りつける要求がある。この要求に対処する
ために、本考案においては、筐体の一面に開口部を設
け、ROMソケットを該開口部から外側に突出するように
該筐体に配置した。従って、ROMユニットの交換作業を
該筐体の外側で行うことができる。
〔産業上の利用分野〕 本考案は電気装置のROM取りつけ構造に関する。
〔従来の技術〕
一般通信機器等においては、近年多様化するユーザー
のニーズに合わせて現場でソフト使用の変更を行うこと
が多い。例えば運送車両にデータ伝送装置を取りつける
ことが多くなっているが、例えばA支店とB支店とでは
配送システムが異なると、車両の向先に応じてソフト仕
様の変更、即ちROMユニットの交換を行うことが必要に
なる。この場合には、車両内のROMユニットの交換を行
う。現場の運送会社員がROMユニットの交換を行うこと
ができるようにするために、従来は筐体を第4図又は第
5図に示すような構造にしていた。第4図においては、
筐体10の上部全体を開放型にし、この筐体10の内部に配
置した基板12にROMユニット14を交換可能に取りつけ、
最後に箱状のカバー16を筐体10に被せ、ねじ18等によっ
て止めていた。第5図においては、同様に筐体10の内部
に配置した基板12にROMユニット14を交換可能に取りつ
けているが、筐体10の上面10aに開口部10bを設け、この
開口部10bを覆うカバー16を被せ、ねじ18等によって止
めていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
第4図及び第5図のいずれの従来技術の場合にも、ね
じ18を緩めてカバー16を外すことによって筐体10の内部
のROMユニット14を交換することができる。しかし、第
4図に示す従来技術の場合には、ROMユニット14を交換
するときにほとんど筐体10全体を分解するように箱状の
カバー16を外すようになり、狭い場所では分解作業がし
難い。また、筐体10全体が開放されるので、作業中に異
物が混入する可能性が高くなるという問題点があった。
第5図に示す従来技術の場合には、開口部10bが筐体10
の上面10aに部分的に形成されているので、カバー16を
外しても異物が混入する可能性は低下する。しかし、RO
Mユニット14が筐体10の上面10aよりも低い位置にあるの
で、ROMユニット14の交換のために作業者が指を開口部1
0bの中に差し込んで、ROMユニット14をつかまなくては
ならない。このときに、開口部10bの面積が狭いと指を
負傷したり、ROMユニット14を目視できないためにROMユ
ニット14を傷つけたりする可能性があった。
本考案は上記問題点を解決するためになされたもので
ROMユニットの交換作業の容易な電気装置のROM取りつけ
構造を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による電気装置のROM取りつけ構造は、筐体の
表面の一部に開口部を設け、該筐体内に基板を配置する
とともに、該基板に取りつけられたROMソケットを該開
口部から外側に突出するように配置し、該ROMソケット
に交換可能にROMユニットを取りつけ、該ROMソケット及
び該ROMユニットが該筐体から突出した状態で該ROMユニ
ットを覆うように該筐体に該開口部を閉塞するカバーを
取りつけたことを特徴とするものである。
さらに、本考案は、基板の一方の面にROMソケット
を、他方の面に他の部品を搭載し、筐体の表面の一部に
開口部を設け、該筐体内に該基板を配置するとともに、
該基板に取りつけられた該ROMソケットを該開口部から
外側に突出するように配置し、該ROMソケットに交換可
能にROMユニットを取りつけ、該ROMソケット及び該ROM
ユニットが該筐体から突出した状態で該ROMユニットを
覆うように該筐体に該開口部を閉塞するカバーを取りつ
けた電気装置のROM取りつけ構造を提供するものであ
る。
〔作用〕
上記構成においては、ROMユニット及びROMソケットの
上面部分が筐体の表面から突出して取りつけられてお
り、ROMユニットの交換時にカバーを外すとROMユニット
を確実に目視しつつ容易に取り外すことができる。ROM
ユニットを取り外した後で別のROMユニットを取りつけ
るときには、ROMソケットの上面を目視できるので別のR
OMユニットのプラグイン式の取りつけも容易である。こ
のように、指を開口部に差し込む必要がないのでROMソ
ケットを探したり、指を負傷したりすることなく、ROM
ユニットの取り外し及び再取りつけを素早く行うことが
でき、開口部はROMソケットの断面積よりもわずかに大
きいものでよいので、異物が混入する可能性は低い。そ
して、基板の一方の面にROMソケットを、他方の面に他
の部品を搭載した構成においては、基板と筐体の開口部
のある壁面との間に他の部品を収めるためのスペースを
考慮する必要がなく、基板と筐体との間隔を狭くできる
ので、特別に高さのあるROMソケットでなくても普通のR
OMソケットを用いて、ROMソケットを筐体の開口部から
外側に突出するように配置することができる。
〔実施例〕
第1図から第3図を参照すると、本考案の実施例の電
気装置の筐体21はほぼ直方体形状に形成され、図面に見
えている表面22が使用時に裏側に配置される。従って、
表面22の反対側の表面23が使用時に表側に配置され、そ
の表面23にディスプレイや操作ボタン等(図示せず)が
配置される。筐体21は例えば支持軸24によって車両やそ
の他の設備等に取りつけられ、表面22と表面23とを容易
に反転させることができる。筐体21の表面22の中心部に
は、開口部25が設けられている。
平坦な基板26が筐体21の内部にボルト27等によって固
定される。ROMソケット28が基板26の第1図及び第2図
で上面側に取りつける。ROMユニット29がROMソケット28
にプラグイン式で取りつけられる。基板26の第1図及び
第2図で下面側にはその他の電気部品及び電子部品30,3
1,32,33等が取りつけられる。通常、ROMユニット29とRO
Mソケット28との合計の高さは約11mmくらいであり、そ
の他の電気部品及び電子部品30,31,32,33の高さは約20m
mくらいあるので、基板26は中間位置よりも表面22寄り
の高さの位置にある。しかも、ROMソケット28が開口部2
5から外側に突出するように配置されているので、基板2
6はさらに表面22寄りの高さの位置になる。ROMソケット
28の表面は筐体21の表面22よりもdで示された距離だけ
上方に突出している。
さらに、筐体21にはカバー34が取りつけられる。カバ
ー34は中央部が上方に膨らみ、周辺部がフランジ状の平
面部になっている。従って、カバー34の中央膨らみ部分
がROMユニット29を覆い、フランジ状の平面部を筐体21
の表面22に取りつけることができる。このフランジ状の
平面部には穴36が設けられ、ねじ37がこの穴36を通って
筐体21の表面22のねじ穴38に螺着されるようになってい
る。
この電気装置を使用するときには表面23を使用者の方
に向けて配置する。ROMユニット29の交換を行うときに
は、表面22を使用者の方に向け、ねじ37を緩めてカバー
34を外し、ROMユニット29をROMソケット28から引き抜
く。そして、直ぐに別のROMユニット29をROMソケット28
に差し込むことができる。それから、カバー34を付けて
ねじ37を締める。表面23を使用者の方に向けると、使用
可能な状態になる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、筐体の表面の
一部に開口部を設け、ROMソケットを該開口部から外側
に突出するように該筐体に配置し、該ROMソケットに交
換可能にROMユニットを取りつけ、該ROMユニットを覆う
ように該筐体にカバーを取りつけたので、従来のように
ROMユニットを傷つけたり、指を負傷したりすることな
く、容易に且つ確実にROMユニットの交換を行うことが
できる。そして、基板の一方の面にROMソケットを、他
方の面に他の部品を搭載してあると、特別に高さのある
ROMソケットでなくても普通のROMソケットを用いて、RO
Mソケットを筐体の開口部から外側に突出するように配
置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第3図の拡大破断斜視図、第2図は第3図の拡
大横断面図、第3図は本考案による実施例の電気装置の
筐体を示す斜視図、第4図は従来技術を説明する図、第
5図は別の従来技術を説明する図である。 21……筐体、22……表面、25……開口部、28……ROMソ
ケット、29……ROMユニット、34……カバー。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体の表面の一部に開口部を設け、 該筐体内に基板を配置するとともに、該基板に取りつけ
    られたROMソケットを該開口部から外側に突出するよう
    に配置し、 該ROMソケットに交換可能にROMユニットを取りつけ、 該ROMソケット及び該ROMユニットが該筐体から突出した
    状態で該ROMユニットを覆うように該筐体に該開口部を
    閉塞するカバーを取りつけた電気装置のROM取りつけ構
    造。
  2. 【請求項2】基板の一方の面にROMソケットを、他方の
    面に他の部品を搭載し、 筐体の表面の一部に開口部を設け、 該筐体内に該基板を配置するとともに、該基板に取りつ
    けられた該ROMソケットを該開口部から外側に突出する
    ように配置し、 該ROMソケットに交換可能にROMユニットを取りつけ、 該ROMソケット及び該ROMユニットが該筐体から突出した
    状態で該ROMユニットを覆うように該筐体に該開口部を
    閉塞するカバーを取りつけた電気装置のROM取りつけ構
    造。
JP1989090404U 1989-08-02 1989-08-02 電気装置のrom取りつけ構造 Expired - Lifetime JP2523046Y2 (ja)

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JPH0330466U JPH0330466U (ja) 1991-03-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5852709Y2 (ja) * 1978-09-08 1983-12-01 ソニー株式会社 電気部品の絶縁カバ−
JPS60133796A (ja) * 1983-12-21 1985-07-16 松下電器産業株式会社 集積回路部品の保管ケ−ス

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JPH0330466U (ja) 1991-03-26

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