JP2003152349A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2003152349A
JP2003152349A JP2001344582A JP2001344582A JP2003152349A JP 2003152349 A JP2003152349 A JP 2003152349A JP 2001344582 A JP2001344582 A JP 2001344582A JP 2001344582 A JP2001344582 A JP 2001344582A JP 2003152349 A JP2003152349 A JP 2003152349A
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JP2001344582A
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Fumio Negishi
文雄 根岸
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器において、蓋体の開閉検出に用いる
被検出部の破損を防止する。 【解決手段】 本体ケースの一部である下ケース4に開
閉自在に設けられた蓋体であるカバー10を開くことに
よって、カードが挿入されるカード挿入口18の操作部
を露出させるようにした電子機器であるPOS端末にお
いて、カバー10に突出して設けられ、カバー10が開
放された状態で、カード挿入口18に対する操作に干渉
しない位置であって、下ケース4外に突出しない位置に
位置付けられた被検出部15と、カバー10が閉じられ
た状態のときに被検出部15を検出する検出部21とを
具備する。これにより、カバー10が開放された場合に
は、被検出部15が下ケース4外に突出せず、衝撃を受
け難い場所に位置することになるので、被検出部15に
手等がぶつかり難く、被検出部15の破損を防止するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体ケースに開閉
自在に設けられた蓋体を開くことによって、操作部を露
出させるようにした電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、様々な電子機器には、例えば、記
録媒体であるメモリカード等のカードの盗難防止やカー
ドが挿入されるカード挿入口からのゴミの侵入防止等を
目的として、カード挿入口を覆い隠すための蓋体である
カバーが設けられていることが多い。また、電源スイッ
チ等の各種スイッチが誤って押されることを防止する場
合にも、各種スイッチを覆い隠すためにカバーが設けら
れている。このようなカバーは、電子機器の筐体状の本
体ケースに開閉自在に設けられているのが一般的であ
る。そして、カバーを備えた電子機器は、オペレータに
よりカバーが開放されて、カードの出し入れや電源投入
等の操作が行われる操作部が露出するものである。
【0003】ここで、カバーを備えた従来の電子機器の
一例として、商品の売上処理を実行する商品販売処理装
置であるPOS端末について図5ないし図7に基づいて
説明する。
【0004】図5に示すように、POS端末100の本
体ケース101は、筐体状の上ケース102と下ケース
103とが組み合わされて形成されている。下ケース1
03の前面左側には、略長方形に形成された開口部10
4を開閉する蓋体であるカバー105が設けられてい
る。また、POS端末100の右側上方には、オペレー
タ側の表示手段として機能するディスプレイ106が配
置されている。
【0005】図6に示すように、開口部104を有する
凹部107が下ケース103内に形成されており、カバ
ー105は、この凹部107の左右の内側壁108(1
08a、108b)に軸支されて回動自在に取り付けら
れている。そして、カバー105には、下ケース103
内へ突出する被検出部109が形成されている。この被
検出部109は、カバー105が開放された状態で、カ
バー105右端の手前付近に配設されている。また、凹
部107の奥壁110には、カードが挿入されるカード
挿入口111が操作部として設けられており、さらに、
被検出部109が挿入される被検出部挿入口112が配
設されている。
【0006】図7に示すように、カード挿入口111を
有するカードケース113は、その内部にカードを装着
するカードスロット(図示せず)を内蔵しており、カー
ド挿入口111から挿入されたカードをカードスロット
に導くように構成されている。このカードケース113
はプリント基板114上に設けられている。このプリン
ト基板上113には、被検出部109の有無を検出する
ことによりカバー105の開閉を検出する検出部115
も設けられている。そして、プリント基板114は、カ
ードケース113及び検出部115が設けられた面を上
にして、下ケース103の内部に取り外し可能に設置さ
れている。
【0007】ここで、検出部115は、透過型のフォト
インタラプタであり、カバー105を閉めた時に被検出
部109によって遮光されるように配設されている。そ
して、検出部115は、被検出部109によって遮光さ
れると、OFF状態になり(被検出部109が有る状
態)、遮光されないと、ON状態(被検出部109が無
い状態)になる。
【0008】このような構成において、カードをPOS
端末100内のカードスロットに装着する場合には、オ
ペレータがカバー105を開放して、カード挿入口11
1を露出させる。この時、検出部115は、被検出部1
09によって遮光されなくなり、ON状態になる。これ
により、POS端末100は、カバー105が開いてい
ることを検知して、ディスプレイ106にエラーメッセ
ージを表示して、オペレータに知らせる。ここで、カバ
ー105は開放されており、被検出部109は下ケース
103外に完全に露出している(図6及び図7(c)参
照)。
【0009】次に、オペレータは、カードをカード挿入
口111から挿入してカードスロットに装着し、カバー
105を閉める。この時、検出部115は、被検出部1
09によって遮光されて、OFF状態になる。これによ
り、POS端末100は、カバー105が閉まっている
ことを検知して、ディスプレイ106に表示されたエラ
ーメッセージを消去する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようにカバー10
5の開閉を検知するPOS端末100には、被検出部1
09が必要である。したがって、この被検出部109が
何らかの衝撃を受けて破損した、例えば、折れた場合に
は、カバー105が閉じられても、検出部115が遮光
されなくなってしまい、POS端末100のディスプレ
イ106にエラーメッセージが表示されたままになって
しまう。
【0011】そこで、被検出部109を折れ難くするた
めに太く形成して丈夫にすることが考えられるが、成型
時のヒケの問題から、太く形成することには限度があ
る。そして、ある程度被検出部109を太く形成して丈
夫にしたとしても、カバー105が開放された場合に
は、被検出部109が本体ケース101外に完全に露出
してしまうので(図6及び図7(c)参照)、衝撃を受
けやすく破損しやすい。特に、カードの出し入れや電源
投入等の操作が行われる際には、オペレータの手が被検
出部109にぶつかり、被検出部109が破損してしま
うことがある。
【0012】また、メンテナンスや故障時の交換等のた
めにプリント基板114を上方へ取り外す場合には、カ
バー105が閉じていると、被検出部109がプリント
基板114の上方に位置するので(図7(b)参照)、
この状態でプリント基板114を上方へ取り外すことが
不可能である。したがって、オペレータはカバー105
を開放してから(図7(c)参照)、プリント基板11
4を取り外す必要があるので、作業効率が悪くなる。
【0013】本発明の目的は、蓋体の開閉検出に用いる
被検出部の破損を防止することができる電子機器を提供
することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体ケースに
開閉自在に設けられた蓋体を開くことによって、操作部
を露出させるようにした電子機器において、蓋体に突出
して設けられ、蓋体が開放された状態で、操作部に対す
る操作に干渉しない位置であって、本体ケース外に突出
しない位置に位置付けられた被検出部と、蓋体が開放さ
れた状態、あるいは、蓋体が閉じられた状態のどちらか
一方の状態のときに被検出部を検出する検出部とを具備
する。
【0015】したがって、蓋体が開放された時には、被
検出部が本体ケース外に突出せず、衝撃を受け難い場所
に位置することになる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の電子機器に
ついて説明する。本実施の形態の電子機器の一例とし
て、商品の売上処理を実行する商品販売処理装置である
POS端末について図1ないし図5に基づいて説明す
る。
【0017】図1は、POS端末1を概略的に示す外観
斜視図である。図1に示すように、POS端末1の本体
ケース2は、筐体状の上ケース3と下ケース4とが組み
合わされて形成されている。上ケース3には、各種のキ
ーが集合するキーボード5、図示しない鍵によって各種
業務モードを選択するモードスイッチ6、印字されたレ
シートを発行するレシート発行口7が配設されている。
【0018】POS端末1の右側上方には、オペレータ
側の表示手段として機能するディスプレイ8aが配置さ
れ、このディスプレイ8aの近傍には、例えば商品の売
価や合計金額等を表示する補助表示手段として機能する
客側ディスプレイ8bが設置されている。そして、下ケ
ース4の前面左側には、略長方形に形成された開口部9
を開閉する蓋体であるカバー10が設けられている。
【0019】図2は、POS端末1におけるカバー10
の取り付け状態を示す分解斜視図である。図2に示すよ
うに、開口部9を有する凹部11が下ケース4内に形成
されている。この凹部11の内側壁12は、開口部9か
ら下ケース4内へ開口面に対して略垂直に形成されてい
る。ここで、凹部11の下の内側壁12は形成されてい
ない。凹部11の左右の内側壁12a、12bの下部に
は、一対の軸受13a、13bが形成されている。
【0020】また、カバー10は、開口部9と略同一の
面積を有して形成され、カバー10の左右の端面には、
一対の回転軸14a、14bが突出形成されている。こ
れらの回転軸14a、14bは、水平にしたカバー10
の奥側の端部にそれぞれ配設されている。
【0021】そして、カバー10の一対の回転軸14
a、14bを左右の内側壁12a、12bの一対の軸受
13a、13bに嵌合することによって、カバー10が
回動自在に取り付けられている。ここで、回転軸14
a、14bは、軸受13a、13bと所定の抵抗力を有
して摺動するように形成されている。また、カバー10
を閉じた状態で、カバー10の上端付近には、図示しな
いが、カバー10の開放を容易にするために、指や爪を
引っ掛ける取っ手が設けられている。
【0022】カバー10は、その端部に下ケース4内へ
突出する板状の被検出部15が形成されている。この被
検出部15は、カバー10の右の回転軸14b近傍に配
設され、その側面は、カバー10の側面の一部を形成し
ている。ここで、被検出部15は、カバー10が開放さ
れた状態で、凹部の右の内側壁12bに平行に接するよ
うに構成されている。これにより、凹部の右の内側壁1
2bが、被検出部15に沿う剛体面として機能してい
る。
【0023】また、被検出部15は、カバー10が開放
された状態で、回転軸14bの上方に位置するように鉛
直方向に伸びて形成されている。そして、カバー10が
開放された状態では、カバー10の下端10aが凹部1
1の奥壁16と当接することによって、カバー10が水
平状態で保持されるように構成されている。これによ
り、被検出部15は、下ケース4外に突出しないように
形成されている。さらに、被検出部15は、回転軸14
bと一体に形成されている。
【0024】また、凹部11の奥壁16の右端には、被
検出部15が挿入される被検出部挿入口17が設けられ
ている。さらに、奥壁16には、メモリカード(以下、
カードとする)が挿入されるカード挿入口18(請求項
1でいう操作部)が配設されている。ここで、このカー
ド挿入口18は、カード取出口も兼ねており、カード挿
入口18に挿入されたカードは、オペレータによりカー
ド挿入口18から取り出される。
【0025】図3は、POS端末1におけるカバー10
周辺部の内部構造を概略的に示し、(a)はカバー10
を閉じた状態での斜視図、(b)はカバー10を閉じた
状態での側面図、(c)はカバー10を開放した状態で
の側面図である。
【0026】図3に示すように、カード挿入口18を有
するカードケース19は、その内部にカードを装着する
カードスロット26(後述する)を内蔵しており、カー
ド挿入口18から挿入されたカードをカードスロット2
6に導くように構成されている。このカードケース19
はプリント基板20上に設けられている。このプリント
基板20上には、被検出部15の有無を検出することに
よってカバー10の開閉を検出する検出部21も設けら
れている。そして、プリント基板20は、カードケース
19及び検出部21が設けられた面を下にして、下ケー
ス4の内部に取り外し可能に設置されている。
【0027】ここで、検出部21は、透過型のフォトイ
ンタラプタであり、カバー10を閉めた時に被検出部1
5によって遮光されるように配設されている。そして、
検出部21は、被検出部15によって遮光されると、O
FF状態になり(被検出部15が有る状態)、遮光され
ないと、ON状態(被検出部15が無い状態)になる。
【0028】図4は、POS端末1に備えられた各部の
電気的接続を示すブロック図である。図4に示すよう
に、POS端末1には、各種入力及び格納データを演算
処理し各部の動作を制御するCPU(Central Processi
ng Unit)22が設けられており、このCPU22に
は、バスライン23を介して、制御プログラム等の固定
的データを予め格納する記憶媒体であるROM(Read O
nly Memory)24と、各種データを書き換え自在に格納
するRAM(Random Access Memory)25とが接続され
ている。
【0029】また、CPU22には、バスライン23を
介して、検出部21、カードスロット26が接続され、
さらに、ディスプレイ8、キーボート5、レシートプリ
ンタ27等が図示しない各種制御回路を介して接続され
ている。
【0030】このような構成において、オペレータがカ
ードをPOS端末1に装着する場合について説明する。
オペレータは、カバー10を開放して、カード挿入口1
8を露出させる。この時、検出部21は、被検出部15
によって遮光されなくなり、ON状態になる。これによ
り、POS端末1のCPU22は、カバー10が開いて
いることを検知し、ディスプレイ8にエラーメッセージ
を表示して、オペレータに知らせる。
【0031】オペレータは、カードをカード挿入口18
から挿入してカードスロット26に装着し、カバー10
を閉める。この時、検出部21は、被検出部15によっ
て遮光されて、OFF状態になる。これにより、POS
端末1のCPU22は、カバー10が閉まっていること
を検知して、ディスプレイ8に表示されたエラーメッセ
ージを消去する。
【0032】ここで、カバー10が開放された場合に
は、被検出部15が下ケース4外に突出せず、凹部11
の右の内側壁12bに接している。これにより、被検出
部15は、一方からの衝撃を受けなくなり、さらに、も
う一方からの衝撃に対しても強くなり、衝撃を受け難い
場所に位置するので(図2及び図3(c)参照)、被検
出部15にオペレータの手等がぶつかり難く、被検出部
15の破損を防ぐことができる。また、凹部11の右の
内側壁12bを剛体面として使用することにより、剛体
面を新たに設ける必要がなく、部品点数が減り、コスト
を抑えることができる。さらに、カバー10が水平状態
で保持されることから、オペレータによる操作を妨げな
い十分なカバー10の開放度が得られた上で、被検出部
15の設計や検出部21の配設等が容易になり、POS
端末1等の電子機器の設計を簡略化することができる。
【0033】次に、メンテナンスや故障時の交換等のた
めにオペレータがプリント基板20を上方へ取り外す場
合について説明する。オペレータは、POS端末1の上
ケース3を取り外して、プリント基板20を上方へ取り
外す。ここで、プリント基板20がカバー10を閉じた
状態で被検出部15の上方に位置付けられているので
(図3(b)参照)、オペレータは、カバー10を開放
してからプリント基板20を取り外す必要は無く、カバ
ー10を閉じた状態のままで上方へ取り外すことが可能
になる。したがって、カバー10の開閉状態に関係なく
プリント基板20を上方へ取り外すことができ、作業効
率を向上させることができる。
【0034】なお、本実施の形態においては、電子機器
としてPOS端末1について説明したが、これに限るも
のではない。
【0035】また、本実施の形態においては、操作部と
して、凹部11の奥壁16にカード挿入口18を設けて
いるが、これに限るものではなく、例えば、POS端末
1の動作設定を行う各種スイッチ等を設けても良い。
【0036】また、本実施の形態においては、検出部2
1として、フォトインタラプタを使用しているが、これ
に限るものではなく、例えば、被検出部15により押圧
されてON/OFFするボタンスイッチ等を使用しても
良い。
【0037】さらに、本実施の形態においては、検出部
21によって、カバー10が閉じられた状態のときに被
検出部15を検出するようにしたが、これに限るもので
はなく、例えば、カバー10が開放された状態のときに
被検出部15を検出するようにしても良い。
【0038】また、本実施の形態においては、剛体面と
して、凹部11の右の内側壁12bを使用したが、これ
に限るものではない。ここで、剛体面は、例えば、人の
手の力により変形しない程度の剛性を有するものであ
る。
【0039】また、本実施の形態においては、カバー1
0が開放された状態をカバー10が水平になる状態とし
たが、これに限るものではない。ここで、カバー10が
開放された状態では、例えば、カードの出し入れや電源
投入等の操作を行うことができるカバー開放度を必要と
する。
【0040】さらに、本実施の形態においては、カバー
10が開放された状態で、カバー10の下端10aを下
ケース4に当接させることによって、カバー10を保持
しているが、これに限るものではなく、例えば、金銭を
収納するドロワ上にPOS端末1を設置して、カバー1
0が開放された状態で、カバー10をドロワに当接させ
ることによって、カバー10を保持しても良い。
【0041】また、本実施の形態においては、カバー1
0が開放された状態で、被検出部15を鉛直方向に伸ば
して形成しているが、これに限るものではなく、例え
ば、カバー10が開放された状態で、被検出部15を下
ケース4内へ傾斜させて形成しても良い。
【0042】最後に、本実施の形態においては、凹部1
1の内側壁12a、12bの一対の軸受13a、13b
にカバー10の一対の回転軸14a、14bを嵌合する
ことによって、カバー10を回動自在に設けているが、
これに限るものではなく、例えば、カバー10の一端を
内側壁12に軸支することによってカバー10を回動自
在に設けても良く、また、内側壁12に一対の溝レール
を形成して、この溝レールにカバー10の端部を嵌合す
ることによってカバー10をスライド自在に設けても良
い。
【0043】以上説明したように、本実施の形態におい
て、蓋体であるカバー10が開放された状態で被検出部
15に沿う剛体面を設けることから、被検出部15の破
損を防止することができる。
【0044】さらに、剛体面は、本体ケース2に形成さ
れて操作部であるカード挿入口18を奥壁16に備える
凹部11の内側壁12であることから、コストを抑える
ことができる。
【0045】また、内側壁12には、カバー10が端部
に形成された回転軸14a、14bによって回動自在に
保持され、被検出部15は、回転軸14a、14bの近
傍に位置付けられることから、被検出部15の破損を防
止することができる。
【0046】さらに、被検出部15は、回転軸14a、
14bと一体に形成されていることから、成型時のヒケ
の問題を軽減することができる。
【0047】また、被検出部15は、カバー10が開放
された状態で、回転軸14bの上方に位置付けられるこ
とから、被検出部15の破損を防止することができる。
【0048】また、検出部21はプリント基板20上に
設けられ、プリント基板20は、カバー10が閉じられ
た状態で、被検出部15の上方に位置付けられることか
ら、カバー10の開閉状態に関係なくプリント基板20
を上方へ取り外すことができ、作業効率を向上させるこ
とができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、蓋体の開閉検出に用い
る被検出部の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電子機器の一例であるP
OS端末を概略的に示す外観斜視図である。
【図2】POS端末におけるカバーの取り付け状態を示
す分解斜視図である。
【図3】POS端末におけるカバー周辺部の内部構造を
概略的に示し、(a)はカバーを閉じた状態での斜視
図、(b)はカバーを閉じた状態での側面図、(c)は
カバーを開放した状態での側面図である。
【図4】POS端末に備えられた各部の電気的接続を示
すブロック図である。
【図5】従来の電子機器の一例であるPOS端末を概略
的に示す外観斜視図である。
【図6】従来のPOS端末におけるカバーの取り付け状
態を示す分解斜視図である。
【図7】従来のPOS端末におけるカバー周辺部の内部
構造を概略的に示し、(a)はカバーを閉じた状態での
斜視図、(b)はカバーを閉じた状態での側面図、
(c)はカバーを開放した状態での側面図である。
【符号の説明】 2…本体ケース、15…被検出部、21…検出部、16
…奥壁、11…凹部、12…内側壁、14…回転軸、2
0…プリント基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースに開閉自在に設けられた蓋体
    を開くことによって、操作部を露出させるようにした電
    子機器において、 前記蓋体に突出して設けられ、前記蓋体が開放された状
    態で、前記操作部に対して行う操作に干渉しない位置で
    あって、前記本体ケース外に突出しない位置に位置付け
    られた被検出部と、 前記蓋体が開放された状態、あるいは、前記蓋体が閉じ
    られた状態のどちらか一方の状態のときに前記被検出部
    を検出する検出部と、を具備することを特徴とする電子
    機器。
  2. 【請求項2】 前記蓋体が開放された状態で前記被検出
    部に沿う剛体面を設けることを特徴とする請求項1記載
    の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記剛体面は、前記本体ケースに形成さ
    れて前記操作部を奥壁に備える凹部の内側壁であること
    を特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記内側壁には、前記蓋体が端部に形成
    された回転軸によって回動自在に保持され、前記被検出
    部は前記回転軸の近傍に位置付けられることを特徴とす
    る請求項3記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記被検出部は前記回転軸と一体に形成
    されていることを特徴とする請求項4記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 前記被検出部は、前記蓋体が開放された
    状態で、前記回転軸の上方に位置付けられることを特徴
    とする請求項4又は5記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 前記検出部はプリント基板上に設けら
    れ、 前記プリント基板は、前記蓋体が閉じられた状態で、前
    記被検出部の上方に位置付けられることを特徴とする請
    求項1ないし6のいずれか一記載の電子機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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