JP2019139580A - 商品読取装置 - Google Patents

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信介 矢嶋
Shinsuke Yajima
信介 矢嶋
收 渡邉
Osamu Watanabe
收 渡邉
慎太郎 原田
Shintaro Harada
慎太郎 原田
孝弘 小越
Takahiro Ogoshi
孝弘 小越
泰弘 小野
Yasuhiro Ono
泰弘 小野
剛 五反田
Go Gotanda
剛 五反田
菊池 淳
Atsushi Kikuchi
淳 菊池
潤 吉富
Jun Yoshitomi
潤 吉富
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Abstract

【課題】前面側および背面側に十分なスペースを確保することができる商品読取装置を提供することを課題とする。【解決手段】商品読取装置は、読み取り対象となる商品を取り扱う作業スペースに対向した鉛直方向に沿った平らな前面を有する筐体と、筐体の作業スペースと反対の背面側に着脱可能に設けられ、上方に向けて前面に近付く方向に傾斜した背面を有する背面カバーと、筐体の前面に配置した読取部を有して筐体内に設けた読取ユニットと、読取ユニットの下方で筐体内に設けた、読取ユニットより前後方向の寸法が大きい機能ユニットと、機能ユニットの前面を筐体の前面と面一に配置するように機能ユニットを筐体内に着脱可能に収容する収容部と、を有する。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、例えば、商品のバーコードを読み取るスキャナを備えた商品読取装置に関する。
商品を購入する客自身が操作するセルフPOS(point of sales)システムの端末は、商品のバーコードを読み取るスキャナを有する。端末を操作する客が複数の商品をカゴから出してスキャナにかざすため、セルフPOSの前面側には、商品を取り扱うための比較的広いスペースが必要となる。
また、商品を販売する店の店員が商品をスキャナにかざしてバーコードを読み取る端末でも、前面側に比較的広い作業スペースが必要となる。また、この場合、端末を間に挟んで反対側に客が通るための通路が必要であり、端末の背面側にもある程度のスペースが必要となる。
特開2014−38649号公報
しかし、上述したPOSシステムの端末は、商品のバーコードを読み取るスキャナに加えて、レシートを発行するプリンタやカードを読み取るカードリーダなどの各種装置を備えている。このため、これらの装置のレイアウトを工夫しないと、端末の周辺(前面側や背面側)に十分なスペースを確保することが難しい。
よって、前面側および背面側に十分なスペースを確保することができる商品読取装置の開発が望まれている。
実施形態に係る商品読取装置は、読み取り対象となる商品を取り扱う作業スペースに対向した鉛直方向に沿った平らな前面を有する筐体と、筐体の作業スペースと反対の背面側に着脱可能に設けられ、上方に向けて前面に近付く方向に傾斜した背面を有する背面カバーと、筐体の前面に配置した読取部を有して筐体内に設けた読取ユニットと、読取ユニットの下方で筐体内に設けた、読取ユニットより前後方向の寸法が大きい機能ユニットと、機能ユニットの前面を筐体の前面と面一に配置するように機能ユニットを筐体内に着脱可能に収容する収容部と、を有する。
図1は、実施形態に係る商品読取装置を前面側から見た外観斜視図である。 図2は、図1の商品読取装置を斜め後ろから見た背面側外観斜視図である。 図3は、図1の商品読取装置の背面カバーを筐体のフレームから取り外した状態を斜め後方から見た背面側斜視図である。 図4は、図3の背面カバーとフレームを斜め前方から見た斜視図である。 図5は、図4の背面カバーからブラケットを取り外した状態を示す斜視図である。 図6は、図5のブラケットをサブフレームに取り付けた状態を示す斜視図である。 図7は、図6のブラケットをサブフレームから取り外す動作を説明するための斜視図である。 図8は、図6のブラケットをサブフレームから取り外した状態を示す斜視図である。 図9は、図1の商品読取装置の背面カバーをフラットカバーに付け替えた状態を斜め前方から見た外観斜視図である。 図10は、図9のフラットカバーを有する商品読取装置を斜め後方から見た背面側斜視図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳細に説明する。
図1に示すように、実施形態に係る商品読取装置100は、商品を販売する店の店員(図示せず)が対向する前面11を有する筐体10を有する。また、図2に示すように、商品読取装置100は、商品を購入する客(図示せず)が通る通路に対向する背面21を有する背面カバー20を有する。背面カバー20は、後述するように、筐体10の背面側に着脱可能に取り付けられる。
筐体10の前面11側には、読み取り対象となる商品を店員が取り扱うための比較的広い作業スペースSを確保する必要がある。筐体10の前面11は、作業スペースSをできるだけ広くするため、鉛直方向に沿った平らな(突起物の無い)平面に形成されている。筐体10の前面11を平らな垂直面にすると、後述するスキャナユニット30の読取窓32(読取部)に商品をかざす際に、商品が突起物にぶつかることがなく、作業性を向上させることができる。
作業スペースSと筐体10の間には、商品を入れたカゴが商品読取装置100に衝突することを防止するための保護ガイド110が取り付けられている。保護ガイド110は、カゴを置く台120の上面121から上方に突出して設けられている。保護ガイド110の形状は図示のものに限らずいかなる形状のものであってもよい。また、保護ガイド110は必須の構成ではない。
背面カバー20の背面21は、上方に向けて筐体10の前面11に近付く方向に傾斜している。背面21は、傾斜した平らな面であってもよく、本実施形態のように、通路側に突出してわずかに湾曲した形状であってもよい。いずれにしても、背面カバー20の背面21をその上端が前面11に近付く方向に傾斜させることで、その分、商品読取装置100の背面側の空間を広くすることができ、且つ、背面21を客から見易い角度に配置することができる。
つまり、背面21は、客に対する各種情報、例えば、商品に関する情報やレジ袋に関する案内などを表示する情報表示部として機能する。具体的には、背面21には、例えば、情報を印刷した紙を入れる透明な樹脂ポケットを設けたり、レジ袋が不要な場合にカゴに入れるカードを収納したケースを取り付けたりすることができる。背面21に磁性体の板を設けて磁石を取り付け可能としてもよい。或いは、背面カバー20に表示パネルを組み込んで背面21に動画などの各種情報を表示するようにしてもよい。
背面側を背面カバー20で覆った筐体10内には、例えば、スキャナユニット30(読取ユニット)、およびプリンタユニット40(機能ユニット)が設けられている。本実施形態では、スキャナユニット30とプリンタユニット40を上下に並べて筐体10内に収容配置した。このため、商品読取装置100の上述した筐体10および背面カバー20は、比較的縦長の構造を有する。
スキャナユニット30は、筐体10の前面11と面一に配置可能な前面31を有する。スキャナユニット30は、筐体10内の上方に配置されている。スキャナユニット30の前面31には、商品のバーコードを読み取るための読取窓32が設けられている。読取窓32は、図1に示すように筐体10の前面11と略平行になる姿勢に配置可能であるとともに、図9に示すように筐体10の前面11に対して下方に傾斜した姿勢に配置可能である。つまり、スキャナユニット30は、読取窓32を任意の角度に傾斜させる図示しないチルト機構を備えている。
プリンタユニット40は、筐体10の下方に設けた収容部12(図1、図9)に対して挿抜可能(着脱可能)に収容配置されている。つまり、スキャナユニット30の下方に、プリンタユニット40の筐体45を着脱可能に収容配置するための矩形箱状の収容部12を設けた。収容部12の前面側は、筐体10の前面11に開放している。プリンタユニット40は、例えば、図9および図10に示すように、収容部12から抜き出して単体で設置可能なように、装置の外殻をなす矩形箱状の筐体45を有する。
収容部12は、プリンタユニット40の前面41を筐体10の前面11と略面一に配置するように、プリンタユニット40を受け入れる。つまり、収容部12は、筐体45を上記のように位置決めして収納可能な構造および大きさを有する。プリンタユニット40内には、レシートの基材となるロール紙(図示せず)が収容配置されている。プリンタユニット40の前面41には、レシートを排出するための排出口42が設けられている。
プリンタユニット40を収容する収容部12は、筐体10の下端より上方に離間した位置に設けられている。これにより、プリンタユニット40にロール紙を給紙する際に、プリンタユニット40を収容部12から前方に大きく引き出すことができる。つまり、筐体10の前面11側には、上述した保護ガイド110が設けられているため、保護ガイド110が台120の上面から上方に突出した高さより高い位置に収容部12を設け、収容部12から引き出したプリンタユニット40が保護ガイド110に干渉しないようにしている。
ロール紙は、交換回数を少なくするため、比較的大径のものが使用される。このため、レシートの排出口42を前面41に有するプリンタユニット40の筐体45は、ロール紙の径方向、すなわちプリンタユニット40の上下方向および前後方向に所定の大きさを有する。このため、本実施形態では、プリンタユニット40を筐体10の下方に配置し、プリンタユニット40の筐体45の背面側を背面カバー20の内面に向けて突出させた。
つまり、本実施形態では、スキャナユニット30より前後方向の寸法が大きいプリンタユニット40を筐体10の下方に配置して、その上にスキャナユニット30を配置し、且つ、スキャナユニット30の前面31およびプリンタユニット40の前面41を筐体10の前面11と略面一に配置したため、筐体10の背面側を覆う背面カバー20を上述した形状(くさび型)にした。
このように、比較的大きなプリンタユニット40を下方に配置し、比較的小さいスキャナユニット30を上方に配置することで、筐体10を安定して設置することができる。本実施形態では、収容部12にプリンタユニット40を収容配置したが、暗証番号の入力キー端末、サインインのための指紋認証端末、ドロワー、カードリーダなどをプリンタユニット40の代りに収容部12に収容配置することもできる。
また、商品読取装置100は、図示しない制御基板を内蔵した操作パネル50を有する。この他に、商品読取装置100は、オプションとして、操作パネル50の側面に取り付けたキーボード60、およびサブパネル70を備えている。
操作パネル50は、前面側(店員側)に操作面51を有し、筐体10の上端に支持フレーム90(図3、4)を介して回動可能に取り付けられている。つまり、操作パネル50は、スキャナユニット30のさらに上方に配置されている。操作パネル50は、画像を表示可能な操作面51にタッチセンサを備え、操作面51に表示されている各種ボタンに店員が指で触れることで各種入力操作が可能となっている。
キーボード60は、カードリーダ61を備えている。キーボード60は、乗算キー、小計キーなどを有する。カードリーダ61は、クレジットカードやポイントカードに記録されたデータを読み取る。図1では、磁気カードを読み取り可能なカードリーダを示してあるが、接触式ICカードや非接触式ICカードを読み取り可能なものであってもよい。
サブパネル70は、アーム72を介して筐体10の側方に突出して取り付けられている。アーム72は、サブパネル70の操作面71を客に向けた図示の姿勢や操作面71を店員に向けた姿勢にサブパネル70を回動可能に支持している。サブパネル70は、客が操作する端末として使用可能であるとともに、店員が操作する補助端末としても使用可能である。
以下、背面カバー20の取り付け構造および着脱方法について、図3乃至図8を参照して説明する。背面カバー20は、商品読取装置100の筐体10のフレーム200に対し、2本のブラケット210を介して着脱可能に取り付けられる。2本のブラケット210は、背面カバー20側に固定される。
図3および図4に示すように、筐体10のフレーム200は、縦長の略矩形枠状に形成されている。フレーム200は、内部にスキャナユニット30およびプリンタユニット40をそれぞれ配置可能な空間を有する。フレーム200の上端には、操作パネル50を取り付けるための支持フレーム90が取り付けられている。
また、フレーム200は、その左右両側面に、縦長の2本のサブフレーム201を固定している。サブフレーム201は、1枚の金属板を断面ハット形に折り曲げた形状を有することでパイプ状に形成され、曲げやねじれに対する剛性が高められている。サブフレーム201は、かしめ留め、ネジ留め、溶接などにより、フレーム200の側面にそれぞれ取り付けられる。
各サブフレーム201は、それぞれ、図3に示すように、後述するブラケット210の複数のフック212をそれぞれ係合させるための複数(本実施形態では4つ)の係合孔202を有する。複数の係合孔202は、背面カバー20に向けて開口し、鉛直上下方向に互いに離間して並べて設けられている。2本のサブフレーム201は、左右対称な向きでフレーム200に取り付けられる。
図4および図5に示すように、2本のブラケット210は、背面カバー20の左右の側板22、22の内面にそれぞれ対向して取り付けられる。このとき、各ブラケット210は、複数のフック212を有する端辺が前方(フレーム200側)を向く姿勢で背面カバー20に取り付けられる。2本のブラケット210は、左右対称な向きで背面カバー20に取り付けられる。
背面カバー20の左右の側板22の内側には、図5に示すように、ブラケット210を締結固定するための複数(本実施形態では3つ)のネジ穴23aを有する上下方向に延びた段部23が設けられている。各ネジ穴23aは、それぞれ前後方向に延びるとともに、上下方向に互いに離間して段部23に設けられている。
一方、各ブラケット210は、背面カバー20のネジ穴23aに重なる複数(本実施形態では3つ)の挿通孔213を有する。2本のブラケット210は、複数本(本実施形態では3本)のネジ211を挿通孔213に挿通して背面カバー20のネジ穴23aに螺合することで、背面カバー20にそれぞれ締結固定される。
各ブラケット210の長手方向の両端、すなわち図示上端および下端には、背面カバー20の側板22から内側に向けて突出した2つの内側係合片214が設けられている。内側係合片214は、ブラケット210の内側に配置されるサブフレーム201の一部に当接し、ブラケット210とサブフレーム201との間に隙間を形成する。また、各ブラケット210は、背面カバー20の側板22に向けて外側に突出した2つの外側突出片215を有する。
ブラケット210の複数のフック212は、図4および図5に示すように、ブラケット210の前方の縁に沿って上下方向に互いに離間して設けられている。フック212は、下方に向けてかぎ状に突出した形状を有する。なお、ブラケット210は、略矩形の縦長の金属板を長手方向に沿った線で折り曲げた形状の断面L字状に形成されている。
図6は、商品読取装置100を前方から見て背面カバー20の左側に取り付けたブラケット210を筐体10のサブフレーム201に取り付けた状態を示す斜視図である。図7は、図6の状態からブラケット210をサブフレーム201に対して上方にわずかにスライドさせた状態を示す斜視図である。図8は、図7の状態からブラケット210の複数のフック212をサブフレーム201の複数の係合孔202から抜いた状態を示す斜視図である。
背面カバー20を筐体10から取り外す場合、まず、背面カバー20を筐体10に対して上方にわずかに持ち上げる。これにより、図6に示す係合状態にあったブラケット210の複数のフック212がサブフレーム201の係合孔202に係合した状態が解除され、図7に示す状態になる。この後、背面カバー20を筐体10から離れる方向(背面側)に移動することで、ブラケット210の複数のフック212がサブフレーム201の対応する係合孔202から抜き取られ、図8に示す状態に分離される。
逆に、背面カバー20を筐体10に取り付ける場合、図8に示す状態からブラケット210の複数のフック212をサブフレーム201の対応する係合孔202にそれぞれ挿通し(図7の状態)、背面カバー20を筐体10に対して相対的に下方に押し下げる。これにより、ブラケット210の複数のフック212がサブフレーム201の係合孔202にそれぞれ係合し、背面カバー20が筐体10のフレーム200に取り付けられる。
背面カバー20は、上述したフック212の係合孔202に対する係合により、筐体10のフレーム200に取り付けることができる。ここでは図示を省略したが、背面カバー20は、上述したフック212の係合に加えて、ネジを用いて筐体10のフレーム200に締結固定する構造を有してもよい。
以上のように、本実施形態の商品読取装置100は、客に向けて上方に傾斜した背面21を有する背面カバー20を有するため、商品読取装置100の前面側の作業スペースSを十分に確保した上で、背面側のスペースも広くすることができる。その理由を以下に述べる。
第1に、筐体10の前面11を鉛直方向に沿った平らな面にすることで、店員による商品取り扱い時の作業性を向上させることができる。本実施形態では、スキャナユニット30より前後方向の寸法が大きいプリンタユニット40をスキャナユニット30の下方に並べて筐体10内に配置した。このため、スキャナユニット30の前面31を筐体10の前面11に面一に配置し、且つ、プリンタユニット40の前面41を筐体10の前面11と面一に配置すると、プリンタユニット40の背面側がスキャナユニット30より必然的に背面側に突出する。
第2に、背面カバー20の背面21を下方から上方に向けて前方へ傾斜させることで、商品読取装置100の背面側のスペースを広くすることができる。上述したように、本実施形態では、プリンタユニット40の背面側がスキャナユニット30より後方に突出する。このため、プリンタユニット40の前後方向のサイズに合わせて背面カバーを設けると、背面カバーの背面が鉛直方向に沿ったフラットな背面である場合、スキャナユニット30の背面と背面カバーとの間に不要な空間が設けられてしまう。このような不要な空間は、客が通る通路を狭める存在になる。よって、本実施形態のように、背面カバー20の背面21を傾斜させることで、スキャナユニット30の背面側の不要な空間を略無くすことができ、その分、商品読取装置100の背面側のスペースを広くすることができる。
また、本実施形態によると、背面カバー20の背面21を上方に向けて傾斜させたため、背面21を客から見易い角度に配置することができ、広告や案内表示を見易くすることができる。本実施形態の商品読取装置100は、スキャナユニット30の下にプリンタユニット40を配置した比較的縦長の構造を有する。このため、背面カバー20の背面21の下の方が見え難い場合がある。これに対し、本実施形態のように、背面カバー20の背面21を上方に向けて傾斜させることで、背面21の全体を見易くすることができる。
ところで、上述した商品読取装置100の背面カバー20は、図9および図10に示すように、背面がフラットなフラットカバー300(別の背面カバー)に付け替えることができる。このフラットカバー300は、筐体10の背面側に取り付けた状態(図9および図10に示す状態)で、鉛直方向に沿った平らな面となる背面301を有する。背面301以外の構造は、上述した背面カバー20と略同じである。つまり、このフラットカバー300も、上述した背面カバー20と同様に、2本のブラケット210を介して筐体10のフレーム200に着脱可能に取り付けることができる。
このフラットカバー300は、鉛直方向に沿った傾斜していない背面301を有するため、上述した背面カバー20とは異なり、プリンタユニット40の突出した背面を覆うことができない。その分、このフラットカバー300を取り付けた場合、商品読取装置100の前後方向の寸法をより薄くすることができ、商品読取装置100の前後のスペースをより大きくすることができる。
このフラットカバー300は、図9および図10に示すように、プリンタユニット40を筐体10の収容部12から抜き出して別体として設置した場合に使用可能となる。この場合、筐体10の収容部12の前面が開放されるため、収容部12内の空間を有効利用することができる。例えば、収容部12内に、店員がサインインする指紋認証端末などを配置することができ、利便性を向上させることができる。つまり、本実施形態の商品読取装置100は、背面カバー20、300を付け替えることで、少なくとも2種類の使い方が可能となり、装置レイアウトの自由度を高めることができる。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、上述した実施形態では、2種類の背面カバー20、300を付け替え可能なことを説明したが、これに限らず、3種類以上の背面カバーを用意することもできる。この場合、背面カバーの取り付け構造、すなわちブラケット210を用いて背面カバーを筐体10に取り付ける構造を採用すれば、背面カバーの形状は任意に変更することができる。
10…筐体、11…前面、12…収容部、20…背面カバー、21…背面、30…スキャナユニット、31…前面、40…プリンタユニット、41…前面、45…筐体、100…商品読取装置、200…フレーム、201…サブフレーム、210…ブラケット、300…フラットカバー、S…作業スペース。

Claims (5)

  1. 読み取り対象となる商品を取り扱う作業スペースに対向した鉛直方向に沿った平らな前面を有する筐体と、
    前記筐体の前記作業スペースと反対の背面側に着脱可能に設けられ、上方に向けて前記前面に近付く方向に傾斜した背面を有する背面カバーと、
    前記筐体の前記前面に配置した読取部を有して前記筐体内に設けた読取ユニットと、
    前記読取ユニットの下方で前記筐体内に設けた、前記読取ユニットより前後方向の寸法が大きい機能ユニットと、
    前記機能ユニットの前面を前記筐体の前記前面と面一に配置するように前記機能ユニットを前記筐体内に着脱可能に収容する収容部と、
    を有する商品読取装置。
  2. 前記背面カバーの前記背面に設けた情報表示部をさらに有する、
    請求項1の商品読取装置。
  3. 前記読取ユニットの前記読取部は、前記筐体の前記前面と面一に配置される読取窓を有する、
    請求項1の商品読取装置。
  4. 前記機能ユニットは、外殻をなす筐体を有し、レシートの基材となるロール紙を当該筐体内に有するプリンタであり、
    前記プリンタの前記筐体が前記収容部に対して着脱可能である、
    請求項1の商品読取装置。
  5. 前記収容部から前記プリンタの前記筐体を取り外した状態で、前記背面カバーの代りに前記商品読取装置の前記筐体の前記背面側に着脱可能に取り付ける、鉛直方向に沿った平らな背面を有する別の背面カバーをさらに有する、
    請求項4の商品読取装置。
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