JPH0769901B2 - 表の編集処理方式 - Google Patents

表の編集処理方式

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JPH0769901B2
JPH0769901B2 JP1201438A JP20143889A JPH0769901B2 JP H0769901 B2 JPH0769901 B2 JP H0769901B2 JP 1201438 A JP1201438 A JP 1201438A JP 20143889 A JP20143889 A JP 20143889A JP H0769901 B2 JPH0769901 B2 JP H0769901B2
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準一 山崎
光明 掛水
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 計算機の支援で各種設計ドキュメント中の表を入力、編
集するための表の編集処理方式に関し、 項目の配置を任意に行える等、表形式の自由度を失わず
に、表の入力、編集を効率よく行えるようにすることを
目的とし、 複数の長方形領域からなる表形式のデータを入力、編集
する表の編集処理方式において、前記各長方形領域につ
いての図形的情報及び表の構成を示す関係情報を含む表
構成定義データを、前記図形的情報及び関係情報が共通
な項目毎にまとめて保持する表構成定義データ保持手段
と、前記各長方形領域毎に、該長方形領域の内容情報
と、該長方形領域に対応する前記表構成定義データ中の
項目を指示する項目指示情報と、該項目指示情報が指示
する前記表構成定義データ中の項目の前記関係情報に従
って得られる他の長方形領域とのリンク機構を含む表内
容データを保持する表内容データ保持手段と、編集コマ
ンドを入力・解析するコマンド入力手段と、編集を行う
べき位置を入力し、その位置に対応する長方形領域を決
定する位置入力手段と、前記コマンド入力手段からの前
記編集コマンドの解析結果に基づいて、前記位置入力手
段からの長方形領域に対応する前記表内容データ保持手
段内の表内容データを、前記表構成定義データ保持手段
内の対応する表構成定義データを用いならが編集する表
内容データ編集手段と、前記表構成定義データ保持手段
内の各表構成定義データ及び前記表内容データ保持手段
内の各表内容データに従って、前記各長方形領域で構成
される表を表示する表示手段とを有するように構成す
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、計算機の支援で各種設計ドキュメント中の表
を入力、編集するための表の編集処理方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、計算機を用いて表の入力、編集を行うものとし
て、表計算やワードプロセッサの機能がある。
表計算機能は、第14図(a)の如く、各行(同図a〜
d)と各列(同図A〜E)の各交差部分の項目毎に、そ
の項目が他のどの項目からどのような計算によって決定
されるかを表す計算式を設定でき、他の項目に数値を代
入するとそれに関連する項目の数値が自動的に計算され
るものである。
ワードプロセッサの機能は、罫線機能により表の罫線を
作成し、それにより囲まれた各項目に文字列等を書き込
んでゆくものである。
ところで、表を作成する場合においては、一般的に、単
に各項目の配置及び具体的な内容を決定するだけでな
く、既に作成されている表に新たな項目を挿入したり、
逆に、表中の特定の項目を削除したり、或いは表中の特
定の項目を移動又は複写したりといった編集処理が行わ
れる。
この場合、表全体の行数がいくつになるか決められない
場合や、大項目中の中項目、小項目の数が様々であると
いった場合がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前述の表計算機能においては、基本的に行と列
が揃っていることを前提とし、しかも数値を計算するこ
とを主目的としているため、項目が複雑に入りこみ各項
目で文字列を扱うようなものの編集は行うことができな
いという問題点を有する。
一方、前述のワードプロセッサの機能において、例えば
第14図(b)の如く小項目を1項目分挿入したいという
ような場合、挿入する位置で罫線を切断し、1行挿入し
てから、その部分を新たな罫線で接続する、というよう
な複雑な操作が必要となり、操作が煩雑で編集効率が良
くないという問題点を有している。
本発明は、項目の配置を任意に行える等、表形式の自由
度を失わずに、表の入力、編集を効率よく行えるように
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、複数の長方形領域からなる表形式のデータを
入力、編集する表の編集処理方式を前提とする。
第1図は、本発明のブロック図である。
表構成定義データ保持手段1は、表を構成する各長方形
領域についての図形的情報及び表の構成を示す関係情報
を含む表構成定義データ7を、図形的情報及び関係情報
が共通な項目毎にまとめて保持する手段である。図形的
情報は、例えば長方形領域の可変方向の座標位置等を示
すデータである。関係情報は、例えば項目と項目の親子
関係、グループ関係等を示すデータである。
表内容データ保持手段2は、各長方形領域毎に、該長方
形領域の内容情報と、該長方形領域に対応する表構成定
義データ7中の項目を指示する項目指示情報と、該項目
指示情報が指示する表構成定義データ7中の項目の関係
情報に従って得られる他の長方形領域とのリンク情報を
含む表内容データ8を保持する手段である。内容情報
は、例えば各長方形領域で表示される具体的な文字列又
は数値列等である。項目情報は、例えば対応する項目番
号である。リンク情報は、前記関係情報である親子関係
を実際の長方形領域間の関係として示したデータであ
る。
コマンド入力手段3は、編集コマンドを入力し、その編
集コマンドを解析する手段である。編集コマンドは、例
えば挿入コマンド、削除コマンド、移動コマンド、複写
コマンド等である。
位置入力手段4は、編集を行うべき位置を入力し、その
位置に対応する長方形領域を決定する手段である。この
指定は、例えばユーザが後述する表示手段6を見ながら
指定することにより行う。
表内容データ編集手段5は、コマンド入力手段3からの
編集コマンドの解析結果に基づいて、位置入力手段4か
らの長方形領域に対応する表内容データ保持手段2内の
表内容データ8を、表構成定義データ保持手段1内の対
応する表構成定義データ7を用いながら編集する手段で
ある。同手段は、表内容データ8の挿入、削除、移動、
複写等を行う。
表示手段は、表構成定義データ保持手段1内の各表構成
定義データ7及び表内容データ保持手段2内の各表内容
データ8に従って、各長方形領域で構成される表を表示
する手段である。
〔作用〕
編集を行おうとする表の構成は、予め表を構成する各長
方形領域についての図形的情報及び表の構成を示す関係
情報を含む表構成定義データ7として表現される。これ
に基づいて、表を構成する各長方形領域毎に、実際の内
容・他の長方形領域との関係等が表内容データ保持手段
2として表現される。そして、表示手段6は、表構成定
義データ7及び表内容データ8に従って、表を表示す
る。
このような構成により、表の各長方形領域の挿入、削
除、移動、複写等の編集は、表のイメージデータに対し
て行われるのではなく、表内容データ8を書き替えるこ
とにより行われるため、ある長方形領域を編集した場
合、それに関連する他の長方形領域も表内容データ8中
のリンク情報等に基づいて同時に編集される。従って、
従来のように、表のイメージ上で、ある長方形領域を挿
入等したら他の長方形領域もそれに合わせて変更しなけ
ればならない、というような煩雑な操作を行う必要がな
くなり、非常に効率のよい表編集を行うことができる。
この場合、表を構成する各長方形領域間の関係は、表構
成定義データ7として記述することができるため、表形
式の自由度を失うことなく、表編集が行える。
〔実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
第2図は、本発明の実施例の構成図である。
表構成定義データ保持部9は、後述する表構成定義デー
タを記憶するRAM等のメモリである。
表内容データ保持部10は、後述する表内容データを保持
するRAM等のメモリである。
表配置決定部15は、表を構成する個々の長方形領域の可
変方向の大きさ及び座標を決定する。
表データ挿入部16、表データ削除部17、表データ移動部
18及び表データ複写部19は、各々、表構成定義データ保
持部9に保持されている表構成定義データのリンク関係
(後述する)に従って、表内容データ保持部10内の表内
容データを挿入、削除、移動、複写する。
コマンド解析部12は、キーボード11から入力された編集
コマンドを解析する。
位置決定部14は、指示器13により指示された長方形領域
(後述する)を表内容データ保持部10内の表内容データ
中から決定する。
表示部21は、表の表示を行い、ユーザはこれに基づいて
表の作成・編集を行う。
第3図に、第2図の表示部20で表示される表の表示例を
示す。なお、項目〜と、位置を示す座標(0〜35)
及び破線は、説明のためのもので実際には表示されな
い。同図の例における表は、A〜Lの表示内容を有する
各長方形領域から構成されている。
第4図に、第3図の表示例に対応して、第2図の表構成
定義データ保持部9及び表内容データ保持部10に記憶さ
れる表構成定義データ22及び表内容データ23を示す。
表構成定義データ22は、同図の如く、各項目〜毎
に、表の固定方向及びその位置、表の構成を示す親子関
係及びグループ関係を定義するデータである。ここで、
「項目」とは、上記各情報が共通である表の長方形領域
のまとまりをいう。
「固定方向」が「横」とは、表の各項目が表の横方向に
一定のフォーマット(一定の位置)を有するいう意味で
ある。勿論、表の種類によっては「縦」にもなり得る。
「位置」は、各項目が存在する座標位置を示す。例えば
項目の位置は、第4図に示される如く、表の横方向の
座標0〜4の間に存在する。
また、第4図の表構成定義データ22の内、ある項目の1
つの内容に対して、他の項目で1つ以上の任意個の内容
が対応する場合、前者が「親」、後者が「子」という
「親子関係」がある。例えば、項目には、その「子」
として項目、及びが定義される。逆に、項目に
は、項目がその「親」として定義され、項目がの
「子」として定義される。
「グループ関係」とは、ある項目の1つの内容に対し
て、他の項目でも必ず1つの内容が対応する関係をい
う。例えば、項目の「グループ関係」としては項目
とが、同様に、項目にはとが、項目にはと
が定義される。
表の具体的な各内容は、表構成定義データ22の各項目
〜に対応して、表内容データ23中に設定される。表内
容データ23には、対応する表構成定義データ22中の「項
目」の名前、表の具体的な「内容」、表内容データ間で
の「親子関係」及び「グループ関係」が含まれる。
以上の表構成定義データ22及び表内容データ23によっ
て、第3図の例では、内容Aを有する長方形領域が表の
大項目であり、内容B、D、Fを有する各長方形領域は
中項目として同一のグループを形成し、内容H、I、J
を有する各長方形領域は各々小項目を形成することが記
述される。内容C、E、Gを有する各長方形領域も、内
容B、D、Fを有する各長方形領域と同様、中項目とし
て同一のグループを形成し、内容K、Lはそれらの小項
目を形成することが記述される。
第2図の表データ挿入部16、表データ削除部17、表デー
タ移動部18及び表データ複写部19は、各々、上述した第
4図の表構成定義データ22及び表内容データ23の「親子
関係」、「グループ関係」等を利用して、表の関連する
項目を単位とした編集処理を行う。以下に、その動作を
説明する。なお、以下の説明では適宜第2図を参照する
ものとする。
初めに、編集コマンドとして挿入コマンドが入力された
場合の処理を説明する。以下の説明では、第2図〜第4
図のほか、第5図及び第6図の動作フローチャートと、
第7図の動作説明図を用いる。なお、第5図は、表編集
処理の全体動作フローチャート、第6図は第5図S4の表
データ挿入処理の動作フローチャートである。
まず、ユーザ(操作者)は、キーボード11から挿入コマ
ンドを入力すると同時に、指示器13から挿入位置を入力
する。今、表示部20には例えば第7図(a)のような表
が表示されているとし、指示器13で例えば内容Bの長方
形領域の下に新たな長方形領域を挿入することが指示さ
れたとする。
キーボード11から挿入コマンドが入力されると、コマン
ド解析部12はコマンド入力処理を実行し、入力したコマ
ンドを解析する(第5図S1)。
これにより、コマンド解析部12は挿入コマンドが入力さ
れたことを判別し(第5図S2)、表データ挿入部16を起
動する。
これに続いて、位置決定部14が、指示器13で指示された
挿入位置に対応する内容Bを有する長方形領域の表内容
データ23の表内容データ保持部10内におけるアドレス情
報を決定し、表データ挿入部16に転送する(第5図S
3)。
これにより、表データ挿入部16は、表データ挿入処理を
実行する(第5図S4)。その詳細を第6図に示す。
まず、表データ挿入部16は、位置決定部14から送られて
きた前述の挿入位置に対応する長方形領域xを認識する
(第6図S15)。第7図(a)の例では内容Bの長方形
領域が認識される。
次に、上記長方形領域xに対応する表構成定義データ保
持部9内の表構成定義データ22(第4図)中の項目y0
認識し、それを基に、長方形領域xに記述されている
「親」の関係にある長方形領域(親リンクをたどって得
られる長方形領域)であるxPを認識する(第6図S1
6)。第7図(a)の例では、内容Bの長方形領域に対
応する項目y0は第4図の如く項目であり、また、長方
形領域xの親リンクをたどって得られる長方形領域x
Pは、内容Aの長方形領域である。
続いて、表データ挿入部16は、表構成定義データ保持部
9内の表構成定義データ22を参照し、項目y0から「子」
の関係(更に「子」の「子」の関係、すなわち「孫」の
関係も含む)にある項目(子リンクをたどって得られる
項目)と、「グループ関係」にある項目(グループリン
クをたどって得られる項目)の全てを、y1〜yhとして検
索する(第6図S17)。第7図(a)の例では、第4図
の表構成定義データ22からわかるように、内容Bの長方
形領域に対応する項目から子リンクをたどって得られ
る項目と、同じくグループリンクをたどって得られる
項目、が検索される。
そして、上記の項目y0〜yhの各々に対応して、長方形領
域x0〜xhを生成する(第6図S18)。第7図(a)の例
では、項目、、及びの各々に対応して、内容
O、P、Q、Rを有する長方形領域が生成されることに
なる。
更に、表データ挿入部16は、表構成定義データ保持部9
内の表構成定義データ22(第4図)を参照して、上記の
項目y0〜yh間に張られた子リンク及びグループリンクに
従って、上記生成された長方形領域x0〜xhの間にも同じ
関係のリンクを張る(第6図S19)。
最後に、表データ挿入部16は、長方形領域x0を、挿入す
る元となった長方形領域xの「親」の関係にある長方形
領域xPから、長方形領域xの次の「子」としてリンクし
て処理を終了する(第6図S20)。第7図(a)の例で
は、内容Oの長方形領域が、内容Bの「親」の関係にあ
る長方形領域Aから、Bの次の「子」としてリンクされ
る。
これにより、表構成定義データ保持部9内の表構成定義
データ22と表内容データ保持部10内の表内容データ23
は、第7図(b)に示されるような関係となり、内容
B、D、F、Hの各長方形領域と同様の関係を有する内
容O、P、Q、Rの各長方形領域が挿入される。
以上の動作により、第5図S4の表データ挿入処理を終了
する。
その後、コマンド解析部12は、表配置決定部15を起動
し、表内容データ保持部10内の表内容データ23(第7図
(b))中の各長方形領域の可変方向長さと、座標を決
定する(第5図S13)。
更に、表示部20は、表内容データ保持部10内の表内容デ
ータ23(第7図(b))で示される表の形を生成し、第
7図(c)の如くディスプレイ21上に表示する(第5図
S14)。これにより、ユーザは、挿入された表の空欄に
内容O、P、Q、Rとして具体的データを入力して処理
を終了する。
次に、編集コマンドとして削除コマンドが入力された場
合の処理を説明する。以下の説明では、第2図〜第4図
のほか、第5図及び第8図の動作フローチャートと、第
9図の動作説明図を用いる。なお、第8図は第5図S6の
表データ削除処理の動作フローチャートである。
まず、ユーザは、キーボード11から削除コマンドを入力
すると同時に、表示器13から削除位置を入力する。今、
表示部20には例えば第9図(a)のような表が表示され
ているとし、指示器13で例えば内容Bの長方形領域を削
除することが指示されたとする。これにより、内容Bの
長方形領域のほか、それに関連する内容D〜Jに対応す
る各長方形領域(第9図(a)のハッチ部分)が、以下
のようにして削除される。
キーボード11から削除コマンドが入力されると、コマン
ド解析部12はコマンド入力処理を実行し、入力したコマ
ンドを解析する(第5図S1)。
これにより、コマンド解析部12は削除コマンドが入力さ
れたことを判別し(第5図S2)、表データ削除部17を起
動する。
これに続いて、位置決定部14が、指示器13で指示された
削除位置に対応する内容B〜Jを有する長方形領域の表
内容データ23の表内容データ保持部10内におけるアドレ
ス情報を決定し、表データ削除部17に転送する(第5図
S5)。
これにより、表データ削除部17は、表データ削除処理を
実行する(第5図S6)。その詳細を第8図に示す。
まず、表データ削除部17は、位置決定部14から送られて
きた前述の削除位置に対応する長方形領域x0を認識する
(第8図S21)。第9図(a)の例では内容Bの長方形
領域が認識される。
次に、上記長方形領域x0に対応する表構成定義データ保
持部9内の表構成定義データ22(第4図)中の項目y0
認識し、それを基に、長方形領域x0に記述されている
「親」の関係にある長方形領域(親リンクをたどって得
られる長方形領域)であるxPを認識する(第8図S2
2)。第9図(a)の例では、内容Bの長方形領域に対
応する項目y0は第4図の如く項目であり、また、長方
形領域x0の親リンクをたどって得られる長方形領域x
Pは、内容Aの長方形領域である。
続いて、表データ削除部17は、表構成定義データ保持部
9内の表構成定義データ22を参照し、項目y0から子リン
ク及びグループリンクをたどることにより、長方形領域
x0から子リンクをたどって得られる長方形領域とグルー
プリンクをたどって得られる長方形領域の全てを、x1
xnとして検索する(第8図S23)。第9図(a)の例で
は、第4図の表内容データ23からわかるように、内容B
の長方形領域から子リンクをたどって得られる長方形領
域H、I、Jと、同じくグループリンクをたどって得ら
れる長方形領域D、Fが検索される。
最後に、表データ削除部17は、上記のようにして求まっ
た長方形領域x0〜xnを削除し、x0の「親」である長方形
領域xPからx0へのリンク(関係)を削除する(第8図S2
4)。
これにより、表構成定義データ保持部9内の表構成定義
データ22と表内容データ保持部10内の表内容データ23
は、第9図(b)に示されるような関係となり、内容B
〜Jに対応する長方形領域が削除される。
以上の動作により、第5図S6の表データ削除処理を終了
する。
その後は、前述の表データ挿入処理の場合と同様の表配
置決定部15及び表示部20の処理により(第5図S13、S1
4)、第9図(c)の如く削除後の表データが表示され
る。
続いて、編集コマンドとして移動コマンドが入力された
場合の処理を説明する。以下の説明では、第2図〜第4
図のほか、第5図及び第10図の動作フローチャートと、
第11図の動作説明図を用いる。なお、第10図は第5図S9
の表データ移動処理の動作フローチャートである。
まず、ユーザは、キーボード11から移動コマンドを入力
すると同時に、指示器13から移動前位置及び移動後位置
を入力する。今、表示部20には例えば第11図(a)のよ
うな表が表示されているとし、指示器13で例えば内容B
の長方形領域を内容Cの長方形領域の下に移動すること
が指示されたとする。これにより、内容Bの長方形領域
と共に、それに関連する内容D〜Jに対応する各長方形
領域が、以下のようにして内容Cの長方形領域の下に移
動される。
キーボード11から移動コマンドが入力されると、コマン
ド解析部12はコマンド入力処理を実行し、入力したコマ
ンドを解析する(第5図S1)。
これにより、コマンド解析部12は移動コマンドが入力さ
れたことを判別し(第5図S2)、表データ移動部18を起
動する。
これに続いて、位置決定部14が、指示器13で指示された
移動前位置及び移動後位置に対応する内容Bの長方形領
域及び内容Cの長方形領域の表内容データ23の表内容デ
ータ保持部10内における各アドレス情報を決定し、表デ
ータ移動部18に転送する(第5図S7、S8)。
これにより、表データ移動部18は、表データ移動処理を
実行する(第5図S9)。その詳細を第10図に示す。
まず、表データ移動部18は、位置決定部14から送られて
きた前述の移動前位置及び移動後位置に対応する各長方
形領域x0及びxDを認識する(第10図S25)。第11図
(a)の例では内容B及び内容Cの各長方形領域が認識
される。
次に、上記長方形領域x0及びxDに対応する表構成定義デ
ータ保持部9内の表構成定義データ22(第4図)中の各
項目を認識し、それを基に、長方形領域x0及びxDの各親
リンクをたどって得られる長方形領域をxP及びxPDとし
て認識する(第10図S26)。第11図(a)の例では、内
容B及び内容Cの各長方形領域に対応する項目は第4図
の如く項目であり、従って、長方形領域x0及びxDの各
親リンクをたどって得られる長方形領域xP及びxPDは、
共に内容Aの長方形領域である。
そして、表データ移動部18は、長方形領域xPとx0の間の
リンクを切り、xPDの子リンク中でxDの直後にx0をリン
クする(第10図S27)。
これにより、表構成定義データ保持部9内の表構成定義
データ22と表内容データ保持部10内の表内容データ23
は、第11図(b)に示されるような関係となり、内容A
の長方形領域と内容Bの長方形領域の間のリンク(第4
図参照)が切られ、同じく内容Aの長方形領域の子リン
ク中で内容Cの長方形領域の直後に内容Bの長方形領域
がリンクされる。
以上の動作により、第5図S9の表データ移動処理を終了
する。
その後は、前述の表データ挿入処理の場合と同様の表配
置決定部15及び表示部20の処理により(第5図S13、S1
4)、第11図(c)の如く移動後の表データが表示され
る。
最後に、編集コマンドとして複写コマンドが入力された
場合の処理を説明する。以下の説明では、第2図〜第4
図のほか、第5図及び第12図の動作フローチャートと、
第13図の動作説明図を用いる。なお、第12図は第5図S1
2の表データ複写処理の動作フローチャートである。
まず、ユーザは、キーボード11から複写コマンドを入力
すると同時に、指示器13から複写前位置及び複写後位置
を入力する。今、表示部20には例えば第13図(a)のよ
うな表が表示されているとし、指示器13で例えば内容B
の長方形領域を内容Cの長方形領域の下に複写すること
が指示されたとする。これにより、内容Bの長方形領域
と共に、それに関連する内容D〜Jに対応する各長方形
領域が、以下のようにして内容Cの長方形領域の下に複
写される。
キーボード11から複写コマンドが入力されると、コマン
ド解析部12はコマンド入力処理を実行し、入力したコマ
ンドを解析する(第5図S1)。
これにより、コマンド解析部12は複写コマンドが入力さ
れたことを判別し(第5図S2)、表データ複写部19を起
動する。
これに続いて、位置決定部14が、指示器13で指示された
複写前位置及び複写後位置に対応する内容Bの長方形領
域及び内容Cの長方形領域の表内容データ23の表内容デ
ータ保持部10内における各アドレス情報を決定し、表デ
ータ複写部19に転送する(第5図S10、S11)。
これにより、表データ複写部19は、表データ複写処理を
実行する(第5図S12)。その詳細を第12図に示す。
まず、表データ複写部19は、位置決定部14から送られて
きた前述の複写前位置及び複写後位置に対応する各長方
形領域x0及びxDを認識する(第12図S28)。第13図
(a)の例では内容B及び内容Cの各長方形領域が認識
される。
次に、上記長方形領域x0及びxDに対応する表構成定義デ
ータ保持部9内の表構成定義データ22(第4図)中の各
項目を認識し、それを基に、長方形領域x0及びxDの各親
リンクをたどって得られる長方形領域をxP及びxPDとし
て認識する(第12図S29)。第13図(a)の例では、内
容B及び内容Cの各長方形領域に対応する項目は第4図
の如く項目であり、従って、長方形領域x0及びxDの各
親リンクをたどって得られる長方形領域xP及びxPDは、
共に内容Aの長方形領域である。
続いて、表データ複写部19は、表構成定義データ保持部
9内の表構成定義データ22を参照し、長方形領域x0に対
応する項目から子リンク及びグループリンクをたどるこ
とにより、長方形領域x0から子リンクをたどって得られ
る長方形領域とグループリンクをたどって得られる長方
形領域の全てを、x1〜xnとして検索する(第12図S2
3)。第9図(a)の例では、第4図の表内容データ23
からわかるように、内容Bの長方形領域から子リンクを
たどって得られる長方形領域H、I、Jと、同じくグル
ープリンクをたどって得られる長方形領域D、Fが検索
される。
そして、上記の長方形領域x0〜xnの各々に対応して、長
方形領域xC0〜xCnを生成する(第12図S31)。
更に、表データ複写部19は、表構成定義データ保持部9
内の表構成定義データ22(第4図)を参照しながら、長
方形領域x0〜xnに張られた子リンク及びグループリンク
に従って、上記生成された長方形領域xC0〜xCnの間にも
同じ関係のリンクを張る。これと共に、長方形領域x0
xnの内容を長方形領域xC0〜xCnに複写する。(以上、第
12図S32)。
最後に、表データ複写部19は、xPDの子リンク中でxD
直後にxC0をリンクする(第12図S33)。
これにより、表構成定義データ保持部9内の表構成定義
データ22と表内容データ保持部10内の表内容データ23
は、第13図(b)に示されるような関係となり、内容B
〜内容Jの各長方形領域と同様の長方形領域群が、内容
Aの長方形領域の子リンク中で内容Cの長方形領域の直
後にリンクされる。
以上の動作により、第5図S12の表データ複写処理を終
了する。
その後は、前述の表データ挿入処理の場合と同様の表配
置決定部15及び表示部20の処理により(第5図S13、S1
4)、第13図(c)の如く複写後の表データが表示され
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、表の各長方形領域の挿入、削除、移
動、複写等の編集は、表のイメージデータに対して行わ
れるのではなく、表内容データを書き替えることにより
行われるため、ある長方形領域を編集した場合、それに
関連する他の長方形領域も表内容データ中のリンク情報
等に基づいて同時に編集される。従って、従来のよう
に、表のイメージ上で、ある長方形領域を挿入等したら
他の長方形領域もそれに合わせて変更しなければならな
い、というような煩雑な操作を行う必要がなくなり、非
常に効率のよい表編集を行うことが可能となる。
この場合、表を構成する各長方形領域間の関係は、表構
成定義データとして記述することができるため、表形式
の自由度を失うことなく、表編集を行うことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のブロック図、 第2図は、本発明の実施例の構成図、 第3図は、表の表示例を示した図、 第4図は、表構成定義データ、表内容データを示した
図、 第5図は、表編集処理の全体動作フローチャート、 第6図は、表データ挿入処理の動作フローチャート、 第7図(a)〜(c)は、表データ挿入処理の動作説明
図、 第8図は、表データ削除処理の動作フローチャート、 第9図(a)〜(c)は、表データ削除処理の動作説明
図、 第10図は、表データ移動処理の動作フローチャート、 第11図(a)〜(c)は、表データ移動処理の動作説明
図、 第12図は、表データ複写処理の動作フローチャート、 第13図(a)〜(c)は、表データ複写処理の動作説明
図、 第14図(a)、(b)は、従来例の問題点の説明図であ
る。 1……表構成定義データ保持手段、2……表内容データ
保持手段、3……コマンド入力手段、4……位置入力手
段、5……表内容データ編集手段、6……表示手段、7
……表構成定義データ、8……表内容データ.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 義治 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−138370(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の長方形領域からなる表形式のデータ
    を入力、編集する表の編集処理方式において、 前記各長方形領域についての図形的情報及び表の構成を
    示す関係情報を含む表構成定義データ(7)を、前記図
    形的情報及び関係情報が共通な項目毎にまとめて保持す
    る表構成定義データ保持手段(1)と、 前記各長方形領域毎に、該長方形領域の内容情報と、該
    長方形領域に対応する前記表構成定義データ(7)中の
    項目を指示する項目指示情報と、該項目指示情報が指示
    する前記表構成定義データ(7)中の項目の前記関係情
    報に従って得られる他の長方形領域とのリンク情報を含
    む表内容データ(8)を保持する表内容データ保持手段
    (2)と、 編集コマンドを入力・解析するコマンド入力手段(3)
    と、 編集を行うべき位置を入力し、その位置に対応する長方
    形領域を決定する位置入力手段(4)と、 前記コマンド入力手段(3)からの前記編集コマンドの
    解析結果に基づいて、前記位置入力手段(4)からの長
    方形領域に対応する前記表内容データ保持手段(2)内
    の表内容データ(8)を、前記表構成定義データ保持手
    段(1)内の対応する表構成定義データ(7)を用いな
    がら編集する表内容データ編集手段(5)と、 前記表構成定義データ保持手段(1)内の各表構成定義
    データ(7)及び前記表内容データ保持手段(2)内の
    各表内容データ(8)に従って、前記各長方形領域で構
    成される表を表示する表示手段(6)とを有することを
    特徴とする表の編集処理方式。
JP1201438A 1989-08-04 1989-08-04 表の編集処理方式 Expired - Lifetime JPH0769901B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5237679A (en) * 1990-05-24 1993-08-17 International Business Machines Corporation Method and system for automatic deletion of a folder having temporary document relationships within a data processing system
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JPS61138370A (ja) * 1984-12-10 1986-06-25 Casio Comput Co Ltd 表処理装置

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