JPH0525344B2 - - Google Patents

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JPH0525344B2
JPH0525344B2 JP62043263A JP4326387A JPH0525344B2 JP H0525344 B2 JPH0525344 B2 JP H0525344B2 JP 62043263 A JP62043263 A JP 62043263A JP 4326387 A JP4326387 A JP 4326387A JP H0525344 B2 JPH0525344 B2 JP H0525344B2
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JP
Japan
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editing
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proofreader
edit
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Application number
JP62043263A
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JPS62267854A (ja
Inventor
An Baakaa Baabara
Herunandesu Herunandesu Airiin
Heren Machaato Bibarii
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPS62267854A publication Critical patent/JPS62267854A/ja
Publication of JPH0525344B2 publication Critical patent/JPH0525344B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
A 産業上の利用分野 本発明はオブジエクト(Object)の編集に関
するものであり、更に詳しくは、種々なタイプの
オブジエクトを混在させる時それらオブジエクト
の間の関係の処理に関するものである。 B 従来技術 以下の説明の主眼はテキスト文書の校正及び編
集に向けられる。その理由は本発明の明瞭な理解
を与えることができるからであり、最も関係深い
従来技術の多くがテキスト処理に関するものであ
るためである。しかし、本発明が他のタイプのデ
ータの校正及び編集にも同様に適用し得ることは
明らかである。 本願では、校正する(prorfoeading又は
proofing)という用語は校正者(proofreader又
はproofer)が文書を読みそしてその文書に変更
又は編集指示を施すことを含むものである。校正
された文書即ち、校正済み文書とは、既に校正さ
れている文書のことである。文書を編集するとい
うことは、編集指示に従つて変更を行う過程のこ
とである。同様に、編集された文書とは、編集指
示に従つて変更された文書のことである。文書と
は、任意の媒体上に与えられた1ページ又は複数
ベージのデータ又は情報の一部分に相当するもの
を含むことを意味する。本願では、説明の便宜
上、情報は鍵盤表示システムに含まれる表示装置
の表示面上に示される。編集指示は装置制御のも
とにオペレータにより表示面の表示された情報に
適用される。表示面上の任意の点に表示された情
報はスクリーンと呼ばれることが多い。装置と
は、キーボード、ライト・ペン、マウス、ジヨ
イ・ステイツク等のことである。好適な実施例で
は、キーボード及びマウスが利用された装置であ
る。テキストの実際の編集のためには、キーボー
ドは主要な装置である。テキストに編集指示を施
すためには、マウスは主要な装置である。いずれ
の装置も今日の市場ではよく知られている。 次に、オブジエクト・セツトの説明を行う。オ
ブジエクト・セツトとは、1つの定義された情報
セグメントであり、1つ又は複数のオブジエク
ト・タイプを含むことができる。例えば、1つの
テキスト・パラグラフは1つのオブジエクト・タ
イプであり且つ1つのオブジエクト・セツトでも
ある。1つの図形を組込んだ1つのテキスト・パ
ラグラフの1つのオブジエクト・セツトである
が、2つの相異なるオブジエクト・タイプから成
るものでもある。以下では、オブジエクト・タイ
プ及びオブジエクトは互換性をもつて使用され、
同義語として考えられるべきである。 1つのオブジエクト・セツト内に種々のオブジ
エクト・タイプを含有するということは混在する
ことを意味する。後述のような直接含有の例は1
つのテキスト・ワードに1つのグラフイツク線を
引くことである。この場合、オブジエクト・セツ
トのスペースは同じままである。含量は、種々の
オブジエクトを含有するよう複数のオブジエクト
を結合して1つのオブジエクト・セツトを再定義
する如き間接的なものでもよい。この場合、オブ
ジエクト・セツトのスペースは、拡大される。1
つの例としては、1つの再定義されたオブジエク
ト・セツト内にテキスト・パラグラフ及び付属の
表を含有するものもある。再定義する前は、その
パラグラフ及び表は別個に定義されたオブジエク
トセツトのスペースを占める別個のオブジエク
ト・セツトであつた。上記の点から、オブジエク
ト・セツトはオブジエクト・セツト・スペースの
境界を設定することによつて定義される。テキス
ト・ワードに関しては、境界はその両側における
「スペース」である。テキスト・パラグラフに関
しては、境界はそのパラグラフの始めにおける字
下りである。 文書の印刷された原稿を校正する場合、編集指
示は鉛筆及び消しゴムを伴うことが多い。編集を
必要とする指示を与える1つの例は削除されるべ
きワード上に鉛筆の線を引くことである。例え
ば、校正者はBack ground of the Inventionと
いう見出しからワード“the”を削除することを
欲することがある。これは校正者がそのワード上
に鉛筆で線を引くことによつて指示可能である。
しかし、不注意でワード“of”の上に線が引かれ
た場合、そのワード“of”に引かれた線を消して
ワード“the”に新しい線を引くことによつて訂
正を行うことができる。ここまでに説明したこと
はすべて手操作である。 本願の目的のためには、「オペレータ」及び
「ユーザ」という用語は別個に指定しない限り同
義語として扱われるべきものであり、鍵盤表示コ
ンピユータ・システムとアプリケーシヨン・プロ
グラフを利用するオペレータも含むことを意味す
る。オペレータは秘書でもあり、校正者は主人で
もある。 C 発明が解決しようとする問題点 今日、市場で人気のあるのは独立型の及びホス
ト接続型のコンピユータ・ワークステーシヨン又
はシステムである。これらのシステムによつて、
キー入力中のテキストのオペレータ編集が容易に
処理される。キー入力中に行われる編集動作の大
部分は基本的な挿入、削除及び置換動作である。
キー入力はキーボード上で行われ、その結果の表
示は表示装置上で行われる。キー入力中に編集を
行う場合、変更指示を加えることによつて校正を
しないのが一般的である。印刷されたテキストの
編集に続く手作業の校正もこれらのシステムによ
つて容易に処理される。オペレータは、単に表示
のためのジヨブを呼出しそしてキー入力中その表
示されたジヨブをキーボード操作を通して変更指
示に従つて編集するだけである。しかし、手作業
の校正の拡大の1つは、重ね打ちされたテキスト
が削除されるべきものであることを表わすための
スラツシユの重ね打ちのような簡単な校正者マー
クを入力するためにキーボードを使用することで
ある。ここでは、変更の指示は削除に限定され、
印刷されたエラーの訂正は事実上処理不能であ
る。1文字に施されたスラツシユを除去すること
はその文字を同じ状態で残すことにはならないだ
ろう。これは、その文字の部分も除去されるため
である。ここまでは、テキストのような1つのデ
ータ又はオブジエクト・タイプだけに対して述べ
た。テキスト及び図形のような異なるオブジエク
ト・タイプを混ぜることができることが望ましい
場合、表示されている文書を校正するためには、
現在利用可能なアプリケーシヨンは能力及びユー
ザの使い易さの点で、わずかに制限される。例え
ば、1つの表示されたワードに線を引くことがで
きるというタスクは作業を楽にするものではな
い。このタスクを完成する1つの方法は、今日の
ウインドウ・アプリケーシヨン・プログラム又は
システムを利用し、透明ウインドウをテキスト・
ウインドウに重ね、図形モードに入りそしてグラ
フイツク・ウインドウの背後にあるテキスト・ウ
インドウ内の所望のワード上に透明ウインドウで
線を引くことである。印刷されたコピーが望まし
い場合、デイスプレイ・スクリーンの内容が印刷
されてもよい。これらの動作は退屈なで且つ時間
浪費するものであり、そして最良の最終結果は校
正されたハード・コピーである。 最近、データの編集はイメージ・エデイタの使
用によつて簡単化された。伝統的なエデイタによ
る文書の作成の後、オペレータはその文書に校正
者のマークを付加するためにイメージ・エデイタ
を使用できそしてハード・コピーを得るためにそ
のイメージを印刷する。この項で参照するエデイ
タはアプリケーシヨン・プログラムである。校正
のためにイメージ・エデイタを使用する場合の問
題点はその結果が“死んだ”データであることで
ある。即ち、表示されたデータは印刷可能である
が、テキストとマーク・オブジエクトとの間の
別々の関係はその文書が再編集される場合には維
持され得ない。それらオブジエクト間の別々の関
係をエデイタが維持し得ない時、ユーザは元のデ
ータに行われた訂正によつて部分的に又は全体的
に消去されるいずれの校正者マークも書き直さな
ければならない。 以上の点によれば、オブジエクトの編集は古い
概念であり、上記従来技術は或る程度関連深いも
のである。しかし、この従来技術は本発明を示唆
したり或いは本発明を容易なものにするには不十
分である。本発明は、多数のワードから構成され
たパラグラフ(又は文書)のような1つのオブジ
エクトを表示することができ且つ種々のタイプの
オブジエクトであるグラフイツク線をそれらワー
ドのうちの1つに対し簡単に引くことができると
いう従来技術にない利点を与えるものである。も
う1つの利点は、種々なオブジエクトが簡単なモ
ード選択と共に或いはそれと別個に取扱われ或い
は処理され得ることである。結合モードが選択さ
れる場合、その線の除去はそのワードの除去を生
ずるであろう。分離モードが選択される場合、そ
のワードはその線の除去の際に残されるであろ
う。これらの利点は融通性及びユーザの使い易さ
を改善するものである。 D 問題点を解決するための手段 オブジエクトが混在しそしてそれが表示される
時、種々のタイプのオブジエクト相互間の関係を
処理するための方法が与えられる。処理は、結合
処理モード(結合モード)又は分離処理モード
(分離モード)の一方を選択することによつてそ
れらオブジエクトが混在している時の関係を設定
することによるものである。編集目的のための1
つのオブジエクト・セツトを形成する種々のオブ
ジエクト相互間の関係を設定する必要がない場
合、分離処理モードが選択される。オブジエクト
相互間の関係を設定することが必要である場合、
結合処理モードが選択される。動作が分離処理モ
ードである時、オブジエクト・セツト内の各オブ
ジエクトは個々に及び別個に作用可能である。動
作が結合処理モードである時、1つのオブジエク
ト・セツトにおける1つのオブジエトに関する如
何なる作用もすべてのオブジエクトに関して同様
に作用する。 E 実施例 まず始めに、オペレータはホスト・コンピユー
タに接続された鍵盤表示装置のワークステーシヨ
ン又はシステムを使用して1つの文書をキー入力
し、その文書を校正のために校正者のデスクにお
ける同様のシステムへ伝送するものと仮定する。
更に、両方のシステムとも装置制御のもとにテキ
スト・グラフイツクス等を処理し得る統合デー
タ・ストリームから作られたアプリケーシヨン・
プログラムを利用しているものと仮定する。統合
データ・ストリームの一例は1984年8月30日に出
願された米国特許第4723210号に開示されている。 テキスト・グラフイツクス及びオブジエクト・
セツトの詳細な説明は1985年2月発行のIBMテ
クニカル・デイスクロジヤ・ブリテイン第27巻、
第9号におけるB.A.バーカー及びI.H.ヘルナンデ
スの“種々のオブジエクト・タイプのための共通
の編集装置(Common Editing Arrangements
For Different Object Types)”に示されてい
る。 文書の校正中、そのシステムに含まれる表示装
置の表示面上に1ページが表示される。マウス及
びそのアプリケーシヨンのグラフイツクス作成機
能を使つてその表示されたページに校正者のマー
クが加えられる。この校正されたページが第1図
に示される。第1パラグラフの第1行には校正者
がワード“paragraph”全体に線を引いた。その
線を引くことはグラフイツクス作成機能を使つた
マウス制御の下に行われる。そのワードに線を引
くことはその線とワード“paragraph”の両方が
削除されるべきことを意味するので、校正者は結
合処理モードを選択することによつてその線とワ
ードとの間の結合関係を設定する。その結合処理
モードがシステム・デフオルトとして設定される
場合、それは既に選択されていたものとして考え
てもよい。同様に、分離処理モードがシステム・
デフオルトである場合、それは動作が分離処理モ
ードである時に選択されたものとして考えられ
る。オペレータによるその後の編集の際、その線
及びワード“paragraph”の両方ともその結合関
係のために削除される。第1パラグラフの第2行
において、校正者はワード“the”のつづりが間
違つていることを示す線を引いた。この場合、分
離処理モードが選択される。その理由は編集の際
にその線だけが削除される必要があるためであ
る。その後、そのワードのつづりは“h”の上に
“t”を打ち、“t”の上に“h”を打つことによ
つて訂正可能である。グラフイツク線の除去及び
つづり訂正の別の方法が以下で示される。 第2パラグラフの左端に隣接して、校正者は括
弧を書き、グラフイツク・ワード“move to
end of next page”(次のページの終へ移せ)を
付加した。そのパラグラフだけを移動する必要が
あるので、分離処理モードが選択される。オペレ
ータによるその後の編集の際に、このパラグラフ
は移され、最早このページには現われない。しか
し、括弧及びワードは明確に削除されない限り残
される。 第3パラグラフの第1行には、校正者がワード
“this”に線を引いて、そのワードがその後の編
集の際に削除されるべきことをオペレータに指示
する。又、そのワードに線を引くことは、その線
及びそのワード“this”の両方が削除されるべき
ことを意味するので、結合処理モードが選択され
る。第2行には、脱字記号及びワード“a”が校
正者により付加され、1つのワードが落ちていた
編集の際に加えられるべきことをオペレータに指
示する。ここでは、“a”及び脱字記号を含むオ
ブジエクト・セツトが定義され、結合処理モード
が選択される。削除に続いて、ワード“that”及
び“word”の間に挿入のために“a”がキーボ
ードでキー入力される。 第3パラグラフの第1行におけるワード
“this”に校正者が線を引くことは誤りであつた。
そしてその線の除去による訂正は校正者による編
集によるものとなろう。その線及びワードの両方
が結合処理モードで処理されているので、校正者
はそのモードを分離処理モードに変えなければな
らない。結合処理モードから分離処理モードへの
変更の結果、そのワードと線は別個に取扱われ
る。今や校正者はその線を選択しそしてそれを削
除することができる。その線の選択は、マウスを
使つて指示カーソルを取り出し、そのカーソルを
その線と一致させそしてマウス上のボタンを押す
ことによつて行うことができる。後でその線を削
除するために削除モードに入るにはキーボード上
のキーを押すことによつて或いはそのようなモー
ドを指示するに十分な回数だけマウス・ボタンを
押すことによつて行うことができる。削除モード
に入つた後、マウス・ボタンを押した時に削除を
行わせることができる。1つのオブジエクトを選
択すること、1つのモードに入ること及び1つの
オブジエクトを削除することは多くの任意の方法
で行うことができ、本発明の一部分を形成するも
のではない。 校正者による編集の後、そのページは第2図に
示されるように現われる。第2図のページは編集
のためにオペレータに送られる。オペレータによ
り行われるべき最初の編集の作業は第1パラグラ
フの第1行におけるワード“paragraph”及びそ
れに引かた線を削除することである。オペレータ
の作業は、そのワード又は線を選択すること、削
除モードに入ること及びそのワード又は線を削除
することである。そのワード及び線は結合処理モ
ードで処理されているので、削除のような編集作
成の結果は、オブジエクトのうちのどれかが選択
される時、すべての混合されたオブジエクトに影
響を与えるであろう。 オブジエクト・セツトの処理は、スペースが各
オブジエクト・セツトを定義又は一まとめにする
ようなデフオルトのシステム制御のもとで行うこ
とができる。スペースがオブジエクト・セツトを
定義する場合、各ワードが1つのオブジエクト・
セツトとなるであろう。1つのワードに線が引か
れる時、そのワード及び線がオブジエクト・セツ
トを形成する。オブジエクト及びオブジエクト・
セツトを定義しなければならない理由は何が選択
されそして削除されるべきかを制御するためであ
る。 第1パラグラフの第2行におけるつづりの誤つ
たワードを考察すると、同じオブジエクト・セツ
ト内にテキスト及びグラフイツクスが混合されて
いる。これは、たとえその引かれたグラフイツク
ス線がどの文字に接触していなくてもそのように
なる。訂正を処理することのできる種々の方法が
ある。その線及びワードを削除しそして正しくつ
づられたワードをキー入力することが好ましい。
2つの編集作成の必要を除くために、オペレータ
は処理モードを結合処理モードに変更するのを可
能にされる。モードが変更された後、オペレータ
は線又はワードのどちらでも選択でき、削除編集
作業を指示できそしてその線及びワードの両方が
削除される。しかし、分離処理モードが設定され
ているので、オペレータは線を選択してそれを削
除し、然る後正規の上書きテキスト編集動作によ
つて“h”の上に“t”をそしてその“t”の次
に“h”をキー入力することができる。 第2パラグラフの移動は正規のテキスト・パラ
グラフ移動動作によることができる。これは除去
されなければならない括弧及び“move to end
of next paragraph”というグラフイツク・ワー
ドをそのまま残してしまう。ここでは、オブジエ
クト・セツトを定義するためのデフオルト・シス
テム制御は十分ではない。この場合、その括弧及
びグラフイツク・ワードが定義されなければなら
ない。これはその括弧及びグラフイツク・ワード
の外縁のX及びY座標を指定することによつて行
われ、結合関係を設定する。然る後、その括弧及
びグラフイツク・ワードが選択されそして削除作
業が指定された場合、その括弧及びグラフイツ
ク・ワードの両方が削除される。 上記の機能を使用する利点は、多数の原稿を印
刷するに必要な時間及び努力が回避されること、
紙のコストが減少すること、校正者の実際の校正
時間及び努力が手作業によるものとほぼ同じであ
ること、印刷された原稿と表示装置上の変更との
相関を見る単調さが少なくなること及びオペレー
タによるエラーの変更及び省略が少なくなること
である。最大の利点は校正者が従来の方法で実質
的に操作できることである。設備が変るだけであ
る。鉛筆及び消しゴムに代つて、マウス又はライ
ト・ペン及びキーボードが使用される。更に、校
正書は同じ設備でオペレータの機能を容易に進め
そして実行することができる。 以下に述べることは、本発明に従つて文書の校
正及び編集を容易にするための校正書及びオペレ
ータのワーク・ステーシヨンにより作用可能なア
プリケーシヨン・プログラムの説明である。この
プログラムはプログラム設計言語のものであり、
この言語からソース・コード及びオブジエクト・
コードを得ることが可能である。 統合多重データ・エデイタを使つて文書がオペ
レータにより作られ、校正のために校正者デスク
における同様のシステムへ送られる準備ができて
いると仮定する。
【表】
【表】 挿入(Insert)、置換(Replace)、移動
(Move)、複写(Copy)等のコードは周知の編集
アプリケーシヨン・プログラムにおけるこれらル
ーチンのものと同じであり、ここでは説明されな
い。 オペレータが統合多重データ・エデイタを使つ
て1つの文書のキー入力を完了した後、制御フラ
ツグの各々を初期設定するためのルーチンが読出
される。即ち、CALL INIT FLAG(DOC
PROOFED);CALL INIT FLAG(DOC
EDITED)。これらフラツグは、文書が編集マー
クを挿入し得る校正者に送られるべきか(DOC
PROOFED)或いは編集マークにより指示さ
れた変更を行い得るオペレータに送られるべきか
(DOC EDITED)を決定するためにそのシステ
ムにより使用される。INIT FLAGルーチンは、
校正及び編集サイクルを始める前にそれら制御フ
ラツグの各々がオフにされることを保証するもの
である。 DOC PROROEDフラツグがオフであるので、
システムは文書を校正者に送る。校正者は任意の
順序で文書の内容を校正することができる。その
文書におけるオブジエクト・セツトは順次に又は
ランダムに調べることが可能である。校正者はま
ず視覚による検査を行う。1つのオブジエクト・
セツトにエラーがある場合、校正者はマウス又は
他の指示手段によつてそのオブジエクト・セツト
を指示し、そしてそのオブジエクト・セツトを選
択するためのルーチンが呼出される〔CALL
SELEC OB J(O SET)〕。そのオブジエツ
ト・セツト(O SET)が前に校正されていな
いか或いはオペレータによりグラフイツクスでコ
メントされていない場合、オブジエクト・セツト
校正(Proof Obj Set)サブルーチンが呼出さ
れる〔CALL PROOF OBJ SET(O
SET)〕。 そのサブルーチンはグラスイツクスの校正マー
ク・ツールを含むパネルを表示する〔CALL
DISPALY PANEL(E TOOLS)〕。それらツ
ールは図形表示の標準的な校正者マークである。
校正者は、そのオブジエクト・セツトに施される
べき訂正をオペレータに指示するために、これら
ツールの1つを選択することができる。パネルが
表示された後、システムは校正者の選択をモニタ
するためのルーチンを呼出す〔CALL GET
USER INPUT(I INPUT)〕。1つのツール
が選択されると、校正者が編集マークのため位置
を選択する時のマウス・カーソルの移動を追跡す
るためのサブルーチンが呼出される〔CALL
TRACK CURSOR(X POS、Y POS)〕。そ
のカーソル追跡(Track Cursor)サブルーチ
ンはカーソルの現在位置を連続的にポーリングす
る〔CALL GET CURSOR POS(X POS、
POS)〕。カーソルの移動が止まつた後、最
後のカーソル位置に編集マークを位置づけるため
のルーチンが呼出される〔CALL POSITION
OBJ(E IND、X POS、Y POS)〕。 校正者が編集指示(Edit Indication)キーを
選択する場合、オブジエクト・セツト校正サブル
ーチンは所望の位置に対話的に編集マークを引く
ために使用可能な手書きの校正マーク・ツールを
与える。このツールはグラフイツクスのテキスト
を入れるためにも使用可能である。校正者が手続
きツールを作動する時、システムは校正者の入力
を得る為のグラフイツクス入力ルーチンを呼出す
〔Call Get Graphics Input(G Data、Cur
Array)〕。そのグラフイツクス入力ルーチンは手
書きの線で発生されたデータ(G Data)を記
録するために多数の周知のグラフイツクス・アプ
リケーシヨン追跡ルーチンの任意のものを使うこ
とができる。データが記録されつつある時、カー
ソルのX、Y位置がアレーの形で配置される
(Cur Array)。手書きツールが解放された後、
システムは手書きによつて定義されたオブジエク
ト・セツトの外縁のX、Y位置を検索するための
ルーチンを呼出す〔Call Retrieve
Boundary(Cur Array X Posl、Y Posl、
Pos2、Y Pos2)〕。 校正終了(PROOF END)キーが押されてな
い限り校正者はもう1つの校正マークを選択して
挿入することができ或いは編集指示又はテキスト
をグラフイツクスで入れることができる。校正終
了キーが押された後、編集マークを含むようにそ
の校正されたオブジエクト・セツトを再定義する
ためのルーチンが呼出される〔Call Redef Obj
Set(O Set)〕。システムは校正されたオブジ
エクト・セツトを表わすために使用されたデータ
構造に編集マークを連結することによつてそのオ
ブジエクト・セツトを再定義する。そのデータ構
造では、編集マークは元のオブジエクト・セツト
に含まれるオブジエクト・セツトである。 特開昭61−62170号公報には上記のデータ構造
が開示されており、スーパー・ブロツクと呼ばれ
ている。スーパーブロツク構造内のオブジエク
ト・セツトは階層的にリンクにより処理され、そ
してシステムは各オブジエクト・セツトをスーパ
ー・ブロツク内の他のオブジエクト・セツトの
各々と同等のものとして扱う。本発明を実施する
ためには、前後処理モード・ポインタ及び処理モ
ード属性がオブジエクト・セツト構造に加えられ
なければならない。2つ以上のオブジエクト・セ
ツトが結合モードで処理されるべきことを校正者
が指示する時、システムはそれらオブジエクト・
セツトを処理モード・ポインタと連結し、処理モ
ード属性を結合モードにセツトする。別々に処理
されているオブジエクト・セツトにおける処理モ
ード・ポインタはゼロ値であり、処理モード属性
は分離モードにセツトされるであろう。 スーパーブロツクの編集及びスーパーブロツ
ク・データ構造の再定義は、データの簡単な挿入
及び削除に関する限り、前記特開昭61−62170号
公報に開示されている。 この時点で、校正者は、編集マークが分離して
処理されるべきか或いは選択されたオブジエク
ト・セツトと或る関係を持つて処理されるべきか
を決定しなければならない〔CALL SELECT
OBJ REL(O REL YES)〕。校正者が結合
(COMBINE)キーを押して結合処理モードを選
択する場合、オブジエクト関係パラメータ(O
REL YES)が真にセツトされ、処理モードを
結合処理モードにセツトする(例えば、処理モー
ド・ポインタを作動し、処理モード属性をセツト
する)ためのルーチンが呼出される〔CALL
SET MODE(O SET、COMBINED)〕。O
REL YESが誤りである場合、モード・セツト
(SET MODE)ルーチンが呼出されて処理モー
ドを分離処理モードにセツトする〔CALL SET
MODE(O SET、SEPARATE)〕。結合処理
モードにおけるオブジエクト・セツトが校正者又
はオペレータによりカーソル指定される時、シス
テムはそのオブジエクト・セツトのまわりに枠を
表示する。分離して処理されているオブジエク
ト・セツトは枠で囲まれない。 選択されたオブジエクト・セツトが前に校正さ
れていた場合、又はオペレータが編集マークに関
するコメントを挿入していた場合、その編集マー
クを訂正する必要があるか或いは完全に除去する
必要があるかを校正者は決定しなければならな
い。システムは、編集マーク(E MARKS)
が正しいかどうかを校正者に指示させるメツセー
ジ・パネルに表示するためのルーチンを呼出す
〔CALL DISPL AY PANEL(E
CORREC)〕。校正においてエラーが生じたこと
を校正者が指示する場合及び選択されたオブジエ
クト・セツトが結合関係で処理されている場合
〔CALL QUERY MODE(I MODE)〕、処理
モードを分離処理モードにセツトするためのルー
チンが呼出される〔CALL SET MODE(O
SET、SEPARATE)〕。次に校正者はマウス又は
他の指示装置によつて編集マーク・オブジエクト
を指示し、そして選択されたオブジエクト・セツ
トと関連した編集マークを選択するためのルーチ
ンを呼出す〔CALL SELECT OBJ(E
MARKS)〕。校正者が削除(DELETE)キーを
押すと、編集マークを削除するためのルーチンが
呼出される〔CALL DELETE OBJ(E
MARK)〕。コメントが存在する場合、編集マー
クが削除される時、オブジエクト削除
(DELETE OBJ)ルーチンはコメントを削除す
る。この作用は、オペレータがコメントを挿入し
た時にシステムが編集マーク及びコメントの間で
処理モード・ポインタを作動したために生ずる。 編集マークが正しいこと及び編集コメントが挿
入されことを校正者が表示する場合、校正者はマ
ウスによつて編集マークを指示し、編集マークを
選択するためのルーチンが呼出される〔CALL
SELECT OBJ(E COMMENT)〕。この時、
システムはそのコメントのための処理モード属性
を分離処理モードにセツトし、処理モード・ポイ
ンタをゼロにセツトする〔CALL SET MODE
(E COMMENT、SEPARATE)〕。校正者が
削除キーを押すと、編集コメントを削除するため
のオブジエクト削除ルーチンが呼出される。編集
マーク又は編集コメントを削除した後、編集マー
ク又は編集コメントを指示したデータ構造処理モ
ード・リンクを除去することによつてオブジエク
ト・セツトを再定義しそして悪影響を生じたオブ
ジエクト・セツトのための処理モード属性を分離
モードにセツトするためのルーチンが呼出される
〔CALL REDEF OBJ SET(O SET)〕。 上記の命令は、ドキユメントの校正が完了した
ことを表わす校正終了(PROOF END)キーが
押されるまで繰返される。校正が完了した時、ド
キユメント校正済(DOC PROOFED)フラツグ
をオンにするためのルーチンが呼出される
〔CALL SET FLAG(DOC PROOFED;
ON)〕。この時、ドキユメントは編集のためにオ
ペレータへ送られる。それはドキユメント編集済
(DOC EDITED)フラツクがオフのままである
ためである。編集サイクルを開始する前に、ドキ
ユメントが校正者に戻される必要があることを表
わすために使用される編集コメント・フラツグを
初期設定するためのルーチンが呼出される
〔CALL INIT FLAG(COM INSERTED)〕。 編集マーク位置づけ(LOCATE EDIT
MARK)キーが押されると、第1編集マーク・
オブジエクトを位置づけるためのルーチンが呼出
される〔CALLLOCATE OBJ(E MARK)〕。
システムは編集マークが正しいかどうかをオペレ
ータに指示させるメツセージ・パネルを表示する
ためのルーチンを呼出す。編集マークが正しい場
合、編集マーク・オブジエクト・セツトを選択す
るためのルーチンが呼出される〔CALL
SELECT OBJ(E MARK)〕。処理モードが
結合される場合、編集マーク・オブジエクトと結
合関係にあるオブジエクト・セツトも選択され
る。指示された編集作用が削除でない場合、即
ち、その作用が挿入、置換、移動、複写等である
場合、編集マークはそのオブジエクト・セツトが
編集される前に削除されなければならない。オペ
レータが削除(DELETE)キーを押すと、シス
テムは編集マークを削除するための実行作用ルー
チンを呼出す〔CALL EXECUTE ACTION
(DELETE、E MARKS)〕。次に、オペレータ
は編集されるべきオブジエクト・セツトを指示
し、そのオブジエクト・セツトを選択するための
ルーチンが呼出される〔CALL SELECT OBJ
(O SET)〕。この時点で、システムは指示され
た編集作用に割当てられた機能キーをオペレータ
が押すのを待たなければならない〔CALL GET
ESERU INPUT(I INPUT)〕。指示され
た編集作用に割当てられている機能キーが押され
ると、作用実行(EXECUTE ACTION)サブ
ルーチンがその指示された作用(I ACTION)
及びオブジエクト・セツト(O SET)と共に
入力パラメータとして呼出される。挿入、置換、
移動、複写のような作用は一般に知られた編集ア
プリケーシヨンで実施されたものと同様に機能
し、ここでは説明されない。編集作用が削除であ
る場合、作用実行サブルーチンがI ACTION
=DELETE及びO SET=E MARKSと共に
呼出される。処理モードが結合される場合
〔CALL LUERY MODE(I MODE)〕、オブ
ジエクト削除(DELETE OBJ)ルーチンが呼
出され、編集マークとそれら編集マークと結合さ
れたオブジエクトとを削除する。システムが編集
作用を実行した後、編集マークを指示し且つデー
タ・オブジエクトを削除したデータ構造を除去す
ることによつて及びオブジエクト・セツトに付さ
れたデータにリンクを加えることによつてそのオ
ブジエクト・セツトを再定義し、処理モード・ポ
インタをゼロに且つ処理モード属性を分離にセツ
トするためのルーチンが呼出される〔CALL
REDEF OBJ SET(O SET)〕。 オペレータが編集マークに同意しない場合、編
集コメント(EDIT COMMENT)キーが押さ
れる。オペレータが編集コメント・キーを押す
と、システムは図形式のテキスト・コメントを対
話的に入れるために使用可能な手書き図用ツール
を与える。システムはオペレータの入力を得るた
めのグラフイツク入力ルーチンを呼出す〔CALL
GET GRAPHICS INPUT(G Data、CUR
ARRAY)〕。前述のように、そのグラフイツク
入力ルーチンは図形式のテキスト・コメントで発
生されたデータを記録するための多くの周知のグ
ラフイツク・アプリケーシヨンを追跡ルーチンの
任意のものを使うことができる。システムはカー
ソルのX、Y位置をアレー内に置く(CUR
ARRAY)。オペレータが手書き図用ツールを解
除した後、システムは図形式のテキスト・コメン
トにより定義されたオブジエクト・セツトの外縁
のX、Y位置を取出すためのルーチンを呼出す
〔CALL RETRIEVE BOUDARY(CUR
APPAY、X POS1、Y POS2、X POS2、
POS2)〕。 次に、コメント挿入剤み(COM
INSERTED)フラツグをオンにするためのルー
チンが呼出され〔CALL SET FLAG(COM
INSERTED、ON)〕そしてオブジエクト・セツ
ト再定義(REDEF OBJ SET)ルーチンが呼出
されて編集マークと関連したオブジエクト・セツ
トにおけるコメント・オブジエクトにデータ構造
リンクを挿入することによつてそのオブジエク
ト・セツトを再定義し、コメントと編集マークと
の間の処理モード・ポインタを作動し、そのコメ
ントと編集マークとに対する処理モード属性を結
合モードにセツトする。 編集終了(EDIT END)キーを押すことによ
つて文書の編集が終了したことをオペレータが指
示するまで編集サイクルは続く。コメント挿入済
みフラツグがオフである場合、文書編集済み
(DOC EDITED)フラツグをオンにするための
ルーチンが呼出される〔CALL SET FLAG
(DOC EDITED、ON)〕。しかし、コメント挿
入済みフラツグがオンである場合、文書校正済み
フラツグをオフにするためのフラツグ・セツト
(SET FLAG)ルーチンが呼出される〔CALL
SET FLAG(DOC PROOFED、OFF)〕。その
文書校正済みフラツグがオフにされていた場合、
ドキユメントは校正者に戻される。文書校正済み
及び文書編集済みフラツグの両方がオンである
と、校正・編集アプリケーシヨンは終了する。 本発明を更に詳しく理解するために、第4図乃
至第7図を参照する。これら図面に示される流れ
図はオブジエクトの関係を処理するためのオペレ
ータ、校正者及びシステムの動作を説明するもの
である。これらの動作を支持するアプリケーシヨ
ンはWYSIWYG(What you see is what you
get)という編集方法で、テキスト及びグラフイ
ツクスを対話的に混合することができる。 アプリケーシヨンの開始時に、校正及び編集の
終了を表わすフラツグが初期設定され(オフにさ
れ)なければならない。ブロツク10はこれらフ
ラツグの初期設定を表わす。文書校正済みフラツ
グがオフであるので、制御の流れはブロツク11
からブロツク12へ進む。そこで校正者は校正さ
れるべきオブジエクト・セツト、間違つて校正さ
れたオブジエクト・セツト又はオペレータにより
コメントが挿入されたオブジエクト・セツトを選
択しなければならない。その選択されたオブジエ
クト・セツトが既に編集マークを含む場合又はそ
れがコメントを含む場合、制御はブロツク18又
は19へ進む。そのオブジエクト・セツトが編集
マーク又はコメントを含まない場合、それは校正
のために選択されたことになる。 そのオブジエクト・セツトが校正のために選択
される場合、制御はブロツク13を通つてブロツ
ク14へ進む。そこでオブジエクト・セツト校正
サブルーチンが呼出される。第5図のブロツク5
0はオブジエクト・セツト校正サブルーチンのス
タートを表わす。ブロツク51では図形式の校正
マークツールを含むパネルがオペレータに表示さ
れる。校正者は、ツールの1つを選択し(ブロツ
ク53)、編集指示キーを押し(ブロツク56)
又は校正に関係のないことを行う(ブロツク6
2)という選択を行う。システムはブロツク52
に示されるように、行われるべき選択を指示する
作用を校正者が行うのを待つ。 編集マーク・ツール(編集指示器)が選択され
た場合、制御はブロツク52からブロツク53を
通つてブロツク54へ進む。ツールが選択された
後、システムは校正者がそのツールを使つて編集
指示マークを挿入するとき、マウス・カーソルの
移動を追跡しなければならない。そのマウスはカ
ーソル移動が停止するまでカーソルの現在のX、
Y位置に関して連続的にポールされる。マウス・
カーソルの追跡は第6図のブロツク70乃至73
に示される。ブロツク73で制御は第5図のブロ
ツク55に戻る。そこで編集マークが最後のカー
ソル位置に位置づけられる。校正者が校正終了キ
ーを押す場合、オブジエクト・セツトの校正は終
了する。この作用発生に対するテストがブロツク
59に示される。校正終了キーが押されない場
合、制御はブロツク52へ戻り、そこでシステム
は校正者からの入力を待つ。 校正者が編集指示キーを押す場合、制御はブロ
ツク52からブロツク56を通つてブロツク57
へ進む。この時点で、システムは校正者が対話的
に編集マークを動かすために又はグラフイツク・
テキストを入れるために使用し得る手書き用ツー
ルを与える。校正者がそのツールを使う時、シス
テムは手書きモード中カーソルの各位置及びデー
タのビツト表示を記録する。手書き用ツールが解
除された後、システムは手書きの図を含むオブジ
エクト・セツトの外縁を定義するために使用され
る。x、yの位置を示す値を検索しなければなら
ない。上記の作用はブロツク57及び58に示さ
れる。 ブロツク59においてオブジエクト・セツトの
校正が終了する場合、制御はブロツク60へ進
み、そこでシステムは編集マークを含むようオブ
ジエクト・セツト・データ構成を再定義する。他
のオブジエクト・セツト・データ構造を含むよう
1つのオブジエクト・セツト・データ構造を再定
義するシステムの例は特開昭61−62170号公報に
示されている。ブロツク63に於て、制御は第4
図におけるブロツク15に戻り、そこで編集マー
クが校正されたオブジエクト・セツトとの関連に
おいて分離して処理されるべきか又は結合して処
理されるべきかを決定する為のテストが行われ
る。結合処理モードはブロツク16でセツトさ
れ、分離処理モードはブロツク17でセツトされ
る。 オブジエクト・セツトが校正のために選択され
たのではない場合、制御はブロツク18又は19
を通つてブロツク20へ進む。そこで、校正者は
編集マークが訂正されるべきか削除されるべきか
を決定しなければならない。 校正誤りがあることを校正者が指示する場合、
制御はブロツク21へ進み、そこで編集マークの
処理モードがテストされる。結合処理モードは制
御をブロツク22へ進ませ、そこで処理モードは
分離モードに変えられる。次に、ブロツク23に
示されるように、校正者は編集マーク・オブジエ
クトを選択するよう要請される。編集マークの訂
正はまず削除を行い、続いてオブジエクト・セツ
ト・データ構造の再定義及び校正のためのオブジ
エクト・セツトの再選択を行うことを含む。この
場合、制御はブロツク24及び25を通つてブロ
ツク28へ進み、そこで制御はブロツク12へ戻
される。ブロツク12において、オブジエクト・
セツトは再校正のため再選択されなければならな
い。削除はブロツク24に示されるように削除作
用の選択を行つて編集マークを表示装置から除去
させる。データ構造の再定義はブロツク25で生
ずる。再形成、オブジエクト・セツト及び処理モ
ードと編集マークとの連結はそのオブジエクト・
セツトから除去される。処理モード属性は分離モ
ードにセツトされる。 校正誤りが生じたことをオペレータが指示しな
かつた場合、制御はブロツク20からブロツク2
6へ進み、そこでシステムはコメントが挿入され
たかどうかを知るためのチエツクをする。コメン
トが挿入されていた場合、校正者はブロツク27
における削除のためのコメントを選択するよう要
請される。制御はブロツク24及び25へ進み、
コメントが削除されそしてオブジエクト・セツ
ト・データ構造の再定義が生ずる。コメントが挿
入されなかつた場合、制御はブロツク28へ進
む。 ブロツク28では校正終了キーが押されたかど
うかを決めるためのテストが行われる。校正終了
キーが押された場合、誤りを校正され又はチエツ
クされる必要のあるオブジエクト・セツトは最早
ないので、制御はブロツク29へ進み、文書校正
済みフラツグがオンにされる。校正終了キーが押
されてない場合、制御はブロツク12へ戻り、シ
ステムは校正者が他のオブジエクト・セツトを選
択するのを待つ。 文書校正済みフラツグがオンにされた後、ブロ
ツク30において文書が編集される必要があるか
どうかを知るためのテストが行われる。編集フラ
ツグがオフであるので、制御はブロツク11を通
つてブロツク31へ進む。そこで、コメントが挿
入されたことを示すフラツグが初期設定される。
ブロツク32で示されるように、オペレータは編
集マーク選定キーを押して編集プロセスをスター
トさせる。システムは第1の編集マークを見つけ
そして編集マークが正しいかどうかを指示するよ
うオペレータに要請するメツセージを表示する。
この作用はブロツク33によつて示される。編集
マークが正しい場合、ブロツク34においてオペ
レータは編集オブジエクトを選択するように要請
され、指示された編集作用に割当てられた機能キ
ーを押す。ブロツク35では、編集作用が削除で
あるかどうかを知るためのテストが行われる。そ
の作用が削除でない場合、制御はブロツク42及
び43へ進み、そこでシステムはブロツク80に
示された作用実行(Execute Action)サブルー
チンを呼出すことによつて編集マークを削除し、
編集されるべきオブジエクト・セツトを選択する
ようオペレータに要請する。制御はブロツク36
へ進み、第7図における作用実行サブルーチンの
ブロツク80へ進む。作用が削除である場合、制
御は直接にブロツク36へそしてブロツク80
(第7図)へ進む。 ブロツク80は作用実行サブルーチンのスター
トを指示する。実行されるべき作用が削除である
場合、制御はブロツク82へ進み、そこでオブジ
エクトの処理モードがテストされる。処理モード
が結合モードである場合、編集マーク及び結合オ
プジエクトがブロツク83に示されるように削除
される。分離処理モードはブロツク84に示され
るように編集マークだけが削除されることを意味
する。実行されるべき作用が削除でない場合、制
御はブロツク85へ進む。ブロツク86において
は、オブジエクト・セツト・データ構造を再定義
するために制御は第4図のブロツク37に戻され
る。再定義中、編集マーク・オブジエクト・セツ
トへの連結が除去され、そのオブジエクト・セツ
トに付属したデータへの連結が挿入される。処理
モード・ポインタはゼロにセツトされそして処理
モード属正は分離モードにセツトされる。 第4図のブロツク33において、編集マークが
正しくないことをオペレータが指示する場合、制
御はブロツク44へ進み、そこでオペレータはコ
メント編集キーを押すように要請される。コメン
ト編集キーが押された後、システムはオペレータ
がグラフイツク・テキスト・コメントを対話的に
入れるのに使用し得る手書き用ツールを与える。
オペレータがそのツールを使用する時、システム
は各カーソル位置及びオペレータが入れていると
いうデータのビツト表示を貯蔵しなければならな
い。テキストが入れられた後、システムはコメン
トを含むオブジエクト・セツトの外縁を定義する
ために使用されるX、Y位置の値を検索しなけれ
ばならない。上記の作用はブロツク45,46,
47に示される。ブロツク48において、システ
ムはコメントが挿入されたことを示すフラツグを
オンにする。制御はブロツク37に進み、そこで
オブジエクト・セツト・データ構造は編集コメン
トオブジエクトに対するリンクを含むように再定
義される。編集コメント及び編集マーク・オブジ
エクト・セツトが処理モード・ポインタを介して
リンクされそして編集コメント及び編集マーク・
オブジエクト・セツトの両方の処理モード属性が
結合モードにセツトされる。 オブジエクト・セツトの再定義が生じた後、編
集のためのそれ以上のオブジエクトがあるかどう
かを知るためのテストがブロツク38において行
われる。編集のためのそれ以上のオブジエクトが
ある場合、制御はブロツク32へ戻り、そこでシ
ステムは次の編集マーク・オブジエクトを見つけ
る。編集のためのそれ以上のオブジエクトがない
場合、制御はブロツク39へ進み、何らかのコメ
ントが挿入されたかどうかを知るためのテストが
行われる。ブロツク40に示されるように、コメ
ントが挿入された場合、文書校正済みフラツグが
オフにされるのでコメントを含むオブジエクト・
セツトが再校正される。文書校正済みフラツグが
オフであるので、制御はブロツク30におけるテ
ストの後でブロツク11へ戻る。コメントが挿入
されなかつた場合、文書編集済みフラツグはオン
にされる文書校正済みフラツグ及び文書編集済み
フラツグの両方がオンであるので、ブロツク30
におけるテストは真となり、アプリケーシヨンが
終了する。 要約すると、種々なタイプのオブジエクトが混
合されそして表示される時、それらオブジエクト
間の関係を処理するための独特な方法及びシステ
ムが与えられる。処理は、結合処理モード又は分
離処理モードのいずれかを選択することにより複
数のオブジエクトが混合される時の関係を設定す
ることによつて行われる。編集を目的として1つ
のオブジエクト・セツトを形成する種々のオブジ
エクト間の関係を設定する必要がない場合、分離
処理モードが選択される。それらオブジエクト間
の関係の設定が必要である場合、結合処理モード
が選択される。動作が分離処理モードである場
合、そのオブジエクト・セツト内の各オブジエク
トは個々にそして分離して作用可能てある。動作
が結合処理モードである場合、1つのオブジエク
トセツト内の1つのオブジエクトに関する如何な
る作用も、その結果としてすべてのオブジエクト
が同じ方法で作用されるということになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は校正者により校正された1ページの文
書を示す図、第2図は校正者による編集後の第1
図のページを示す図、第3図は校正者により与え
られた編集指示に従つてオペレータによる編集後
の第2図のページを示す図、第4図乃至第7図は
本発明を実施する場合に遂行されるオペレータ、
校正者及びシステムの動作を示す流れ図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各々が少なくとも1つのテキスト・オブジエ
    クトおよびグラフイツク・オブジエクトの混在よ
    り成る複数のオブジエクト・セツトで構成された
    校正済み文書をワード処理システムで編集する方
    法であつて、 該システムの動作モードを、分離モードと結合
    モードのどちらかに選択するステツプと、 該オブジエクト・セツトの1つにおけるテキス
    ト・オブジエクトおよびグラフイツク・オブジエ
    クトの間の物理的配列および順序に関係なく、該
    オブジエクト・セツトの1つから1つのグラフイ
    ツク・オブジエクトを選択するステツプと、 該分離モードが選択されている時、編集作業に
    応答して、該選択されたグラフイツク・オブジエ
    クトに混在したテキスト・オブジエクトを修正す
    ることなく、該選択されたグラフイツク・オブジ
    エクトのみを修正するステツプと、 該結合モードが選択されている時、該グラフイ
    ツク・オブジエクトにより定義された編集作業に
    応答して、該選択されたグラフイツク・オブジエ
    クトに混在したテキスト・オブジエクトを、該選
    択されたグラフイツク・オブジエクトと共に修正
    するステツプと、 より成る校正済み文書の編集方法。
JP62043263A 1986-04-04 1987-02-27 校正済み文書の編集方法 Granted JPS62267854A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US84810386A 1986-04-04 1986-04-04
US848103 1986-04-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62267854A JPS62267854A (ja) 1987-11-20
JPH0525344B2 true JPH0525344B2 (ja) 1993-04-12

Family

ID=25302348

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62043263A Granted JPS62267854A (ja) 1986-04-04 1987-02-27 校正済み文書の編集方法

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EP (1) EP0240920B1 (ja)
JP (1) JPS62267854A (ja)
CA (1) CA1281140C (ja)
DE (1) DE3788890T2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2751218B2 (ja) * 1988-06-30 1998-05-18 株式会社日立製作所 表示画面操作方法
JPH05225181A (ja) * 1991-03-14 1993-09-03 Nec Corp 編集装置
US5553227A (en) * 1994-08-26 1996-09-03 International Business Machines Corporation Method and system for visually programming state information using a visual switch

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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DE3788890D1 (de) 1994-03-10
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JPS62267854A (ja) 1987-11-20
EP0240920A2 (en) 1987-10-14
EP0240920A3 (en) 1989-11-29
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