JPH0765186A - 図形編集装置 - Google Patents
図形編集装置Info
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- JPH0765186A JPH0765186A JP21552493A JP21552493A JPH0765186A JP H0765186 A JPH0765186 A JP H0765186A JP 21552493 A JP21552493 A JP 21552493A JP 21552493 A JP21552493 A JP 21552493A JP H0765186 A JPH0765186 A JP H0765186A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 図形編集装置において部分的なundoで図
形編集作業の手間を省き、図形編集作業の効率を上げる
ことのできる図形編集装置を提供する。 【構成】 編集位置を有する図形編集の履歴情報を作成
する履歴作成部3と、履歴情報を図形情報と共に格納す
る図形および履歴格納部4と、表示画面上で指定した範
囲に含まれる履歴情報を検索する範囲内履歴検索部5
と、検索で得た履歴情報を元に図形を編集する図形編集
部2とを備え、画面上で範囲を指定してundo操作が
行われた時に、範囲内履歴検索部5が指定された範囲に
含まれる履歴情報を検索し、図形編集部2が履歴情報を
元に図形を編集し部分的なundoを行う。
形編集作業の手間を省き、図形編集作業の効率を上げる
ことのできる図形編集装置を提供する。 【構成】 編集位置を有する図形編集の履歴情報を作成
する履歴作成部3と、履歴情報を図形情報と共に格納す
る図形および履歴格納部4と、表示画面上で指定した範
囲に含まれる履歴情報を検索する範囲内履歴検索部5
と、検索で得た履歴情報を元に図形を編集する図形編集
部2とを備え、画面上で範囲を指定してundo操作が
行われた時に、範囲内履歴検索部5が指定された範囲に
含まれる履歴情報を検索し、図形編集部2が履歴情報を
元に図形を編集し部分的なundoを行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ上で図形
を編集するための図形編集装置において、編集作業の訂
正・回復を行う時のundo方式に関するものである。
を編集するための図形編集装置において、編集作業の訂
正・回復を行う時のundo方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ上で図面や文章を編
集するために図形作成装置や文書作成装置などが多く利
用されるようになってきた。図形や文書はCRTの画面
上に表示され、利用者はキーボードやマウスなどの入力
装置で対話的に編集作業を行うことにより図形や文書を
編集する。対話的な編集作業では変更・削除が頻繁に行
われるが、誤った編集の手戻りを行うために編集前の状
態に戻るundo方式が提供されている。図形・文書編
集装置のundo方式では、編集作業を履歴情報として
記憶しておき、履歴情報を逆に一つ一つたどる逐次的な
undo方式が用いられている。しかし、編集作業上で
は途中の編集作業のみを部分的にundoが行えれば便
利である。
集するために図形作成装置や文書作成装置などが多く利
用されるようになってきた。図形や文書はCRTの画面
上に表示され、利用者はキーボードやマウスなどの入力
装置で対話的に編集作業を行うことにより図形や文書を
編集する。対話的な編集作業では変更・削除が頻繁に行
われるが、誤った編集の手戻りを行うために編集前の状
態に戻るundo方式が提供されている。図形・文書編
集装置のundo方式では、編集作業を履歴情報として
記憶しておき、履歴情報を逆に一つ一つたどる逐次的な
undo方式が用いられている。しかし、編集作業上で
は途中の編集作業のみを部分的にundoが行えれば便
利である。
【0003】このような、文書編集装置に関する部分的
なundo方式が特開昭63−68965号公報に記載
されている。このundo方式を用いた文書編集装置
は、図11のように、入力部7と、文書編集部8と、履
歴作成部9と、文書および履歴格納部10と、カーソル
位置履歴検索部11と、出力部12とを持つ。入力部1
は、出力部12で表示された文書に対するカーソル移動
操作や文字の挿入削除などの文書編集操作やundo操
作の指示を受け取る。文書編集部8は、入力部7から入
力された文書編集操作やカーソル位置履歴検索部11か
らの履歴情報により文書および履歴格納部10の文書を
編集する。履歴作成部9は文書編集部8における文書編
集に伴い、編集箇所であるカーソル位置と変更結果であ
る履歴情報を作成し、文書および履歴格納部10へ格納
する。文書および履歴格納部6は、文書と履歴情報を格
納する。カーソル位置履歴検索部11は、入力部7から
undo操作が入力された時に、undo操作が行われ
たカーソル位置で文書および履歴格納部10から履歴情
報を検索する。出力部12は、文書編集部8で編集され
た文書を表示する。
なundo方式が特開昭63−68965号公報に記載
されている。このundo方式を用いた文書編集装置
は、図11のように、入力部7と、文書編集部8と、履
歴作成部9と、文書および履歴格納部10と、カーソル
位置履歴検索部11と、出力部12とを持つ。入力部1
は、出力部12で表示された文書に対するカーソル移動
操作や文字の挿入削除などの文書編集操作やundo操
作の指示を受け取る。文書編集部8は、入力部7から入
力された文書編集操作やカーソル位置履歴検索部11か
らの履歴情報により文書および履歴格納部10の文書を
編集する。履歴作成部9は文書編集部8における文書編
集に伴い、編集箇所であるカーソル位置と変更結果であ
る履歴情報を作成し、文書および履歴格納部10へ格納
する。文書および履歴格納部6は、文書と履歴情報を格
納する。カーソル位置履歴検索部11は、入力部7から
undo操作が入力された時に、undo操作が行われ
たカーソル位置で文書および履歴格納部10から履歴情
報を検索する。出力部12は、文書編集部8で編集され
た文書を表示する。
【0004】このような文書編集装置のundo方式に
おいては、文書および履歴格納部10が編集位置を有す
る履歴情報を格納しており、カーソル位置でundoを
行いたい箇所を指定してundo操作を行うと、カーソ
ル位置履歴検索部11がカーソル位置に対応する履歴情
報を文書および履歴格納部10から検索し、文書編集部
8が履歴情報に基づいて検索した部分のみのundoを
行うため、他の関係のない編集操作が無駄にならず、編
集操作の手間を省いてくれる。
おいては、文書および履歴格納部10が編集位置を有す
る履歴情報を格納しており、カーソル位置でundoを
行いたい箇所を指定してundo操作を行うと、カーソ
ル位置履歴検索部11がカーソル位置に対応する履歴情
報を文書および履歴格納部10から検索し、文書編集部
8が履歴情報に基づいて検索した部分のみのundoを
行うため、他の関係のない編集操作が無駄にならず、編
集操作の手間を省いてくれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文書編
集装置の編集対象である文書は一次元的な構造であるた
めカーソル位置でundoを行う箇所を一意に指定でき
ていたが、図形編集装置の編集対象である図形は二次元
上に配置され、かつ重なりの上下関係があるため、カー
ソルの位置だけではundoを行う箇所を一意に指定で
きないことがあり、文書編集装置の部分的なundo方
式はそのままでは図形編集装置に適用できないという問
題点があった。
集装置の編集対象である文書は一次元的な構造であるた
めカーソル位置でundoを行う箇所を一意に指定でき
ていたが、図形編集装置の編集対象である図形は二次元
上に配置され、かつ重なりの上下関係があるため、カー
ソルの位置だけではundoを行う箇所を一意に指定で
きないことがあり、文書編集装置の部分的なundo方
式はそのままでは図形編集装置に適用できないという問
題点があった。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解消
し、図形編集装置において部分的なundoで図形編集
作業の手間を省き、図形編集作業の効率を上げることの
できる図形編集装置を提供することを目的としたもので
ある。
し、図形編集装置において部分的なundoで図形編集
作業の手間を省き、図形編集作業の効率を上げることの
できる図形編集装置を提供することを目的としたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、図形
編集装置の部分的なundo方式であって、編集操作に
伴い編集位置を有する図形編集の履歴情報を作成する履
歴作成部と、履歴情報を図形情報と共に格納する図形お
よび履歴格納部と、表示画面上で指定した範囲に含まれ
る履歴情報を検索する範囲内履歴検索部と、検索で得た
履歴情報を元に図形を編集する図形編集部と、を備えた
ことを特徴としている。
編集装置の部分的なundo方式であって、編集操作に
伴い編集位置を有する図形編集の履歴情報を作成する履
歴作成部と、履歴情報を図形情報と共に格納する図形お
よび履歴格納部と、表示画面上で指定した範囲に含まれ
る履歴情報を検索する範囲内履歴検索部と、検索で得た
履歴情報を元に図形を編集する図形編集部と、を備えた
ことを特徴としている。
【0008】請求項2の発明は、図形編集装置の部分的
なundo方式であって、編集操作に伴い編集位置と編
集操作の種類を有する図形編集の履歴情報を作成する履
歴作成部と、履歴情報を図形情報と共に格納する図形お
よび履歴格納部と、表示画面上で指定した範囲に含ま
れ、指定した種類の編集操作の履歴情報を検索する範囲
内操作種類履歴検索部と、検索で得た履歴情報を元に図
形を編集する図形編集部と、を備えたことを特徴として
いる。
なundo方式であって、編集操作に伴い編集位置と編
集操作の種類を有する図形編集の履歴情報を作成する履
歴作成部と、履歴情報を図形情報と共に格納する図形お
よび履歴格納部と、表示画面上で指定した範囲に含ま
れ、指定した種類の編集操作の履歴情報を検索する範囲
内操作種類履歴検索部と、検索で得た履歴情報を元に図
形を編集する図形編集部と、を備えたことを特徴として
いる。
【0009】
【作用】請求項1の発明において、図形編集操作が行わ
れた時に、履歴作成部は編集操作が行われた位置情報を
有する履歴情報を作成し、図形および履歴格納部は履歴
情報を格納し、画面上で範囲を指定してundo操作が
行われた時に、範囲内履歴検索部が指定された範囲に含
まれる履歴情報を検索し、図形編集部が履歴情報を元に
図形を編集し部分的なundoを行う。
れた時に、履歴作成部は編集操作が行われた位置情報を
有する履歴情報を作成し、図形および履歴格納部は履歴
情報を格納し、画面上で範囲を指定してundo操作が
行われた時に、範囲内履歴検索部が指定された範囲に含
まれる履歴情報を検索し、図形編集部が履歴情報を元に
図形を編集し部分的なundoを行う。
【0010】請求項2の発明において、図形編集操作が
行われた時に、履歴作成部は編集操作が行われた位置情
報と編集操作の種類を有する履歴情報を作成し、図形お
よび履歴格納部は履歴情報を格納し、画面上での範囲と
編集操作の種類を指定してundo操作が行われた時
に、範囲内操作種類履歴検索部が指定された範囲に含ま
れ、指定された種類の編集操作の履歴情報を検索し、図
形編集部が履歴情報を元に図形を編集し部分的なund
oを行う。
行われた時に、履歴作成部は編集操作が行われた位置情
報と編集操作の種類を有する履歴情報を作成し、図形お
よび履歴格納部は履歴情報を格納し、画面上での範囲と
編集操作の種類を指定してundo操作が行われた時
に、範囲内操作種類履歴検索部が指定された範囲に含ま
れ、指定された種類の編集操作の履歴情報を検索し、図
形編集部が履歴情報を元に図形を編集し部分的なund
oを行う。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例の図形編集装置の部
分的なundo方式について図面を参照して説明する。
分的なundo方式について図面を参照して説明する。
【0012】図1は本発明の実施例の図形編集装置の構
成図で、この図形編集装置は、入力部1と、図形編集部
2と、履歴作成部3と、図形および履歴格納部4と、範
囲内操作種類履歴検索部5と、出力部6とを備えてい
る。図形および履歴格納部4は、内部に編集対象となる
図形と、履歴作成部3で作成された編集位置と編集操作
種類とを有する履歴情報を格納している。履歴情報は履
歴作成部3で作成された順に順番が付けられている。本
実施例において、編集位置は例えば(20,4)−(4
0,35)のように矩形のXY座標の範囲で示されると
する。編集操作の種類としては、削除(delet
e),追加(add),移動(move),色変更(c
olor),サイズ変更(size),線種変更(li
ne)などがある。
成図で、この図形編集装置は、入力部1と、図形編集部
2と、履歴作成部3と、図形および履歴格納部4と、範
囲内操作種類履歴検索部5と、出力部6とを備えてい
る。図形および履歴格納部4は、内部に編集対象となる
図形と、履歴作成部3で作成された編集位置と編集操作
種類とを有する履歴情報を格納している。履歴情報は履
歴作成部3で作成された順に順番が付けられている。本
実施例において、編集位置は例えば(20,4)−(4
0,35)のように矩形のXY座標の範囲で示されると
する。編集操作の種類としては、削除(delet
e),追加(add),移動(move),色変更(c
olor),サイズ変更(size),線種変更(li
ne)などがある。
【0013】入力部1は、図形の編集操作、undo操
作を入力として受け取る。入力部1における入力が図形
の編集操作の場合、図形編集部2は図形および履歴格納
部4に格納されている図形を編集し、履歴作成部3が図
形編集の履歴情報を作成し、図形および履歴格納部4に
格納する。図形編集部2が編集した図形は、出力部6で
画面表示される。入力部1における入力がundo操作
の場合、範囲内操作種類履歴検索部5が入力部1におい
て加えて入力される範囲または編集操作に合致する履歴
情報を図形および履歴格納部4から検索し、図形編集部
2が履歴情報を元に図形および履歴格納部4の図形を編
集し、編集後出力部6へ出力される。
作を入力として受け取る。入力部1における入力が図形
の編集操作の場合、図形編集部2は図形および履歴格納
部4に格納されている図形を編集し、履歴作成部3が図
形編集の履歴情報を作成し、図形および履歴格納部4に
格納する。図形編集部2が編集した図形は、出力部6で
画面表示される。入力部1における入力がundo操作
の場合、範囲内操作種類履歴検索部5が入力部1におい
て加えて入力される範囲または編集操作に合致する履歴
情報を図形および履歴格納部4から検索し、図形編集部
2が履歴情報を元に図形および履歴格納部4の図形を編
集し、編集後出力部6へ出力される。
【0014】次に、上記図形編集装置のundo方式に
ついて、図2のフローチャートを参照しながら説明す
る。
ついて、図2のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0015】(履歴作成の処理)上記図形編集装置の履
歴作成の処理について、図2のフローチャートを参照し
ながら説明する。上記図形編集装置において、図3の図
形の状態が図形および履歴格納部4に格納されていると
する。この状態では、4つの矩形の図形(rect)
と、3つの線分の図形(line)があり、履歴情報は
ない。図形にはそれぞれ識別子(id)が付けられてい
るとする。入力部1で、図4のように、idが7の線分
(種類:line)図形とidが4の矩形(種類:re
ct)図形の削除(操作:delete)の編集操作が
入力された時(ステップS1)、undo操作ではなく
編集操作であるので(ステップS2)、図形編集部3が
削除の編集操作を実行して図形および履歴格納部4に格
納されているidが7の図形とidが4の図形を削除さ
れる(ステップS3)。そして、履歴作成部3が、削除
された図形の位置:(17,8)−(27,19)と、
操作:deleteと、一つ目の図形[1]であるi
d:7、種類:line(22,8)−(22,13)
と、二つ目の図形[2]であるid:4、種類:rec
t(17,13)−(27,19)からなる履歴情報
(1)を作成して図形および履歴格納部4へ格納する
(ステップS4)。変更後の図形は出力部6で表示され
る(ステップS5)。
歴作成の処理について、図2のフローチャートを参照し
ながら説明する。上記図形編集装置において、図3の図
形の状態が図形および履歴格納部4に格納されていると
する。この状態では、4つの矩形の図形(rect)
と、3つの線分の図形(line)があり、履歴情報は
ない。図形にはそれぞれ識別子(id)が付けられてい
るとする。入力部1で、図4のように、idが7の線分
(種類:line)図形とidが4の矩形(種類:re
ct)図形の削除(操作:delete)の編集操作が
入力された時(ステップS1)、undo操作ではなく
編集操作であるので(ステップS2)、図形編集部3が
削除の編集操作を実行して図形および履歴格納部4に格
納されているidが7の図形とidが4の図形を削除さ
れる(ステップS3)。そして、履歴作成部3が、削除
された図形の位置:(17,8)−(27,19)と、
操作:deleteと、一つ目の図形[1]であるi
d:7、種類:line(22,8)−(22,13)
と、二つ目の図形[2]であるid:4、種類:rec
t(17,13)−(27,19)からなる履歴情報
(1)を作成して図形および履歴格納部4へ格納する
(ステップS4)。変更後の図形は出力部6で表示され
る(ステップS5)。
【0016】同様に、図5のような図形の移動(操作:
move)と、図6のような図形の色変更(操作:co
lor)が行われ、図7のように図形と、履歴情報
(2)と、履歴情報(3)が図形および履歴格納部4に
格納されたとする。
move)と、図6のような図形の色変更(操作:co
lor)が行われ、図7のように図形と、履歴情報
(2)と、履歴情報(3)が図形および履歴格納部4に
格納されたとする。
【0017】(範囲を指定した削除図形のundoの処
理)引続き、範囲を指定してundo操作を行った場合
の処理について、同じく図2のフローチャートを参照し
ながら説明する。入力部1で、図8のように範囲:(1
5,8)−(30,21)を指定してundo操作が行
われた時(ステップS1)、編集操作ではなくundo
操作であるので(ステップS2)、範囲内操作種類履歴
検索部5が範囲:(15,8)−(30,21)の内部
と、操作の種類が指定されていないので全ての操作に合
致する履歴情報を図形および履歴格納部4から検索を行
い履歴情報(1)が取り出される(ステップS6)。図
形編集部2はステップS6で検索された履歴情報(1)
に基づき、削除された図形2つの復元を行って図形およ
び履歴格納部4を変更し(ステップS7)、ステップS
4へ移る。変更後は図9の図形情報のようになる。
理)引続き、範囲を指定してundo操作を行った場合
の処理について、同じく図2のフローチャートを参照し
ながら説明する。入力部1で、図8のように範囲:(1
5,8)−(30,21)を指定してundo操作が行
われた時(ステップS1)、編集操作ではなくundo
操作であるので(ステップS2)、範囲内操作種類履歴
検索部5が範囲:(15,8)−(30,21)の内部
と、操作の種類が指定されていないので全ての操作に合
致する履歴情報を図形および履歴格納部4から検索を行
い履歴情報(1)が取り出される(ステップS6)。図
形編集部2はステップS6で検索された履歴情報(1)
に基づき、削除された図形2つの復元を行って図形およ
び履歴格納部4を変更し(ステップS7)、ステップS
4へ移る。変更後は図9の図形情報のようになる。
【0018】(範囲と移動操作を指定したundoの処
理)更に、範囲と操作を指定してundo操作を行った
場合の処理について、同じく図2のフローチャートを参
照しながら説明する。入力部1で、図9のように範囲:
(0,0)−(29,31)と、操作:moveを指定
してundo操作が行われた時(ステップS1)、編集
操作ではなくundo操作であるので(ステップS
2)、範囲内操作種類履歴検索部5が範囲:(0,0)
−(29,31)の内部と、moveの操作に合致する
履歴情報を図形および履歴格納部4から検索を行い履歴
情報(2)が取り出される(ステップS6)。図形編集
部2はステップS6で検索された履歴情報(2)に基づ
き、id:1の図形の位置を(2,2)に復元して図形
および履歴格納部4を変更し(ステップS7)、ステッ
プS4へ移る。変更後は図10の図形情報のようにな
る。
理)更に、範囲と操作を指定してundo操作を行った
場合の処理について、同じく図2のフローチャートを参
照しながら説明する。入力部1で、図9のように範囲:
(0,0)−(29,31)と、操作:moveを指定
してundo操作が行われた時(ステップS1)、編集
操作ではなくundo操作であるので(ステップS
2)、範囲内操作種類履歴検索部5が範囲:(0,0)
−(29,31)の内部と、moveの操作に合致する
履歴情報を図形および履歴格納部4から検索を行い履歴
情報(2)が取り出される(ステップS6)。図形編集
部2はステップS6で検索された履歴情報(2)に基づ
き、id:1の図形の位置を(2,2)に復元して図形
および履歴格納部4を変更し(ステップS7)、ステッ
プS4へ移る。変更後は図10の図形情報のようにな
る。
【0019】このように、範囲を指定してundoを行
えるため、削除された図形や重なった図形の下で直接指
定できない図形をundoの対象とし、他の有効な変更
部分をundoせずに目的の図形だけをundoするこ
とができ、図形編集を効率的に行える。また、編集操作
を指定してundo行えるため、指定した範囲内に多く
のundoの対象となる図形の履歴情報が含まれていた
時に、選択的に目的のundoを行うことができる。
えるため、削除された図形や重なった図形の下で直接指
定できない図形をundoの対象とし、他の有効な変更
部分をundoせずに目的の図形だけをundoするこ
とができ、図形編集を効率的に行える。また、編集操作
を指定してundo行えるため、指定した範囲内に多く
のundoの対象となる図形の履歴情報が含まれていた
時に、選択的に目的のundoを行うことができる。
【0020】なお、本実施例では、範囲内操作種類履歴
検索部4で矩形内の範囲に全てが含まれる図形の履歴情
報を検索対象としているが、矩形以外の多角形や曲線で
範囲を指定しても良い。また、本実施例では、指定した
範囲内に完全に含まれる図形の履歴情報を検索対象とし
ているが、指定した範囲内と一部分が重なる図形や複数
の図形を直接指定すると考えても、本発明の範囲を越え
るものではない。
検索部4で矩形内の範囲に全てが含まれる図形の履歴情
報を検索対象としているが、矩形以外の多角形や曲線で
範囲を指定しても良い。また、本実施例では、指定した
範囲内に完全に含まれる図形の履歴情報を検索対象とし
ているが、指定した範囲内と一部分が重なる図形や複数
の図形を直接指定すると考えても、本発明の範囲を越え
るものではない。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
図形編集操作が行われた時に、履歴作成部は編集操作が
行われた位置情報を有する履歴情報を作成し、図形およ
び履歴格納部は履歴情報を格納し、画面上で範囲を指定
してundo操作が行われた時に、範囲内履歴検索部が
指定された範囲に含まれる履歴情報を検索し、図形編集
部が履歴情報を元に図形を編集し部分的なundoを行
うため、undoを行う対象の図形を間接的に指定する
幅が広がり、図形編集の操作回数の大幅な減少が図れ
る。
図形編集操作が行われた時に、履歴作成部は編集操作が
行われた位置情報を有する履歴情報を作成し、図形およ
び履歴格納部は履歴情報を格納し、画面上で範囲を指定
してundo操作が行われた時に、範囲内履歴検索部が
指定された範囲に含まれる履歴情報を検索し、図形編集
部が履歴情報を元に図形を編集し部分的なundoを行
うため、undoを行う対象の図形を間接的に指定する
幅が広がり、図形編集の操作回数の大幅な減少が図れ
る。
【0022】以上のように請求項2の発明によれば、図
形編集操作が行われた時に、履歴作成部は編集操作が行
われた位置情報と編集操作の種類を有する履歴情報を作
成し、図形および履歴格納部は履歴情報を格納し、画面
上での範囲と編集操作の種類を指定してundo操作が
行われた時に、範囲内操作種類履歴検索部が指定された
範囲に含まれ、指定された種類の編集操作の履歴情報を
検索し、図形編集部が履歴情報を元に図形を編集し部分
的なundoを行うため、undoを行う対象の図形を
間接的に指定する幅が広がり、図形編集の操作回数の大
幅な減少が図れる。
形編集操作が行われた時に、履歴作成部は編集操作が行
われた位置情報と編集操作の種類を有する履歴情報を作
成し、図形および履歴格納部は履歴情報を格納し、画面
上での範囲と編集操作の種類を指定してundo操作が
行われた時に、範囲内操作種類履歴検索部が指定された
範囲に含まれ、指定された種類の編集操作の履歴情報を
検索し、図形編集部が履歴情報を元に図形を編集し部分
的なundoを行うため、undoを行う対象の図形を
間接的に指定する幅が広がり、図形編集の操作回数の大
幅な減少が図れる。
【図1】本発明の実施例における部分的なundo方式
を持つ図形編集装置の構成図
を持つ図形編集装置の構成図
【図2】本発明の実施例における図形編集装置の部分的
なundo方式の動作を説明するフローチャート
なundo方式の動作を説明するフローチャート
【図3】本発明の実施例における図形および履歴格納部
で格納されている図形と履歴情報の第1の例を示す図
で格納されている図形と履歴情報の第1の例を示す図
【図4】本発明の実施例における図形および履歴格納部
で格納されている図形と履歴情報の第2の例を示す図
で格納されている図形と履歴情報の第2の例を示す図
【図5】本発明の実施例における図形および履歴格納部
で格納されている図形と履歴情報の第3の例を示す図
で格納されている図形と履歴情報の第3の例を示す図
【図6】本発明の実施例における図形および履歴格納部
で格納されている図形と履歴情報の第4の例を示す図
で格納されている図形と履歴情報の第4の例を示す図
【図7】本発明の実施例における図形および履歴格納部
で格納されている図形と履歴情報の第5の例を示す図
で格納されている図形と履歴情報の第5の例を示す図
【図8】本発明の実施例における図形および履歴格納部
で格納されている図形と履歴情報の第6の例を示す図
で格納されている図形と履歴情報の第6の例を示す図
【図9】本発明の実施例における図形および履歴格納部
で格納されている図形と履歴情報の第7の例を示す図
で格納されている図形と履歴情報の第7の例を示す図
【図10】本発明の実施例における図形および履歴格納
部で格納されている図形と履歴情報の第8の例を示す図
部で格納されている図形と履歴情報の第8の例を示す図
【図11】従来の部分的なundo方式を持つ文書編集
装置の構成図
装置の構成図
1 入力部 2 図形編集部 3 履歴作成部 4 図形および履歴格納部 5 範囲内操作種類履歴検索部 6 出力部
Claims (2)
- 【請求項1】編集操作と画面上に表示された編集対象の
図形の位置を有する履歴情報を格納する図形および履歴
格納部と、画面に表示された図形に対して指示した範囲
内で編集履歴情報を前記図形および履歴格納部から検索
する範囲内履歴検索部と、前記範囲内履歴検索部で検索
された履歴情報を用いて編集操作前の状態へ回復を行う
図形編集部を具備することを特徴とする図形編集装置。 - 【請求項2】編集操作と画面上に表示された編集対象の
図形の位置を有する履歴情報を格納する図形および履歴
格納部と、画面に表示された図形に対して指示した範囲
内で、指示した編集操作により編集履歴情報を前記図形
および履歴格納部から検索する範囲内操作種類履歴検索
部と、前記範囲内操作種類履歴検索部で検索された履歴
情報を用いて編集操作前の状態へ回復を行う図形編集部
を具備することを特徴とする図形編集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21552493A JPH0765186A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 図形編集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21552493A JPH0765186A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 図形編集装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0765186A true JPH0765186A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16673851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21552493A Pending JPH0765186A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 図形編集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0765186A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010113539A (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Konica Minolta Holdings Inc | 情報処理方法、情報処理装置およびプログラム |
JP2015055953A (ja) * | 2013-09-11 | 2015-03-23 | コニカミノルタ株式会社 | オブジェクト操作システム及び制御プログラム並びに制御方法 |
JP2019219935A (ja) * | 2018-06-20 | 2019-12-26 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP21552493A patent/JPH0765186A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010113539A (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Konica Minolta Holdings Inc | 情報処理方法、情報処理装置およびプログラム |
JP2015055953A (ja) * | 2013-09-11 | 2015-03-23 | コニカミノルタ株式会社 | オブジェクト操作システム及び制御プログラム並びに制御方法 |
JP2019219935A (ja) * | 2018-06-20 | 2019-12-26 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
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