JPH076967Y2 - 角型ビレット材用搬送ローラテーブル - Google Patents

角型ビレット材用搬送ローラテーブル

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Publication number
JPH076967Y2
JPH076967Y2 JP1560891U JP1560891U JPH076967Y2 JP H076967 Y2 JPH076967 Y2 JP H076967Y2 JP 1560891 U JP1560891 U JP 1560891U JP 1560891 U JP1560891 U JP 1560891U JP H076967 Y2 JPH076967 Y2 JP H076967Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
roller table
roller group
square billet
transport roller
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1560891U
Other languages
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Other versions
JPH04113104U (ja
Inventor
啓利 上島
進 高崎
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Chugai Ro Co Ltd
Original Assignee
Chugai Ro Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、角型ビレットを加熱炉
から圧延機に搬送するための角型ビレット材用搬送ロー
ラテーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、角型ビレット材である処理材の熱
間圧延は、加熱炉から抽出された処理材を複数のローラ
で搬送し、その搬送ライン上で、あるいは圧延機の入口
で処理材を45度回転させ、この45度回転させた状態
で圧延機に噛み込ませることにより行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記い
ずれの方法でも、処理材を45度回転させるために、一
時、搬送を停止しなければならず、搬送停止時間だけ搬
送時間が余分にかかり、処理材温度が低下するとともに
処理能力が低下する。したがって、前記処理材の温度低
下を考慮して炉内での加熱温度を高くししなければなら
ず、この結果、燃料の消費量が増大していた。
【0004】また、前記ローラには、処理材を45度回
転させた状態で搬送するため、処理材の角部が圧接する
ことになり、つまり、大なる接触面圧がローラ表面にか
かるため、ローラが損傷する等の問題が発生していた。
【0005】したがって、本考案は搬送を一時停止する
ことなく角型ビレットを45度回転し、しかもロールを
損傷することなく処理材を搬送できる角型ビレット材用
搬送ローラテーブルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するため、角型ビレット材用搬送ローラテーブルにおい
て、截頭円錐体を有するローラを、該截頭円錐体の小径
部が搬送ラインを挟んで千鳥状となるように配設して、
搬送ラインの左側ローラ群と右側ローラ群とに分割する
とともに、少なくとも一方側のローラ群を進退可能とし
たものである。
【0007】
【作用】本考案によれば、少なくとも一方側のローラ群
を回転させながら前進させることにより、対向する截頭
円錐体の円錐面でV字型搬送通路を形成し、前記処理材
の隣接する2面を各円錐面で支持して、処理材を45度
回転させつつ搬送することができる。
【0008】
【実施例】次に、本考案に係る角型ビレット材用搬送ロ
ーラテーブルの一実施例について添付図面を参照して説
明する。図1は熱間圧延設備を示し、大略、加熱炉1、
圧延機20および加熱炉1と圧延機20を連結する搬送
ローラテーブル3からなり、前記搬送ローラテーブル3
は、通常のローラからなる第1搬送ローラテーブル4
と、本考案に係る第2搬送ローラテーブル5とから構成
されている。前記加熱炉1の装入口6側には炉内装入ロ
ーラ群7が、抽出口8側には炉内抽出ローラ群9がそれ
ぞれ配設されるとともに、各ローラ群7,9にはそれぞ
れ駆動装置11,12が接続され、また、前記加熱炉1
内には図示しない固定ビームおよび移動ビームからなる
搬送機構が設けられている。なお、10はピンチローラ
である。
【0009】前記第2搬送ローラテーブル5の各ローラ
13は、図2および図3に示すように、回転軸14に回
転体15を取り付けたもので、この回転体15は、前記
第1搬送ローラテーブル4のローラと同径の円筒部16
と、前記回転軸14の軸方向に対して45度に傾斜する
截頭円錐体17とからなる。そして、前記第2搬送ロー
ラテーブル5は、図2において、搬送ライン(処理材
W)の右側に截頭円錐体17を有するローラ13a,1
3a…(ローラ群13A)と、搬送ラインの左側に截頭
円錐体17を有する13b,13b…(ローラ群13
B)とからなり、前記各截頭円錐体17の小径部は搬送
ラインに対向している。また、前記各ローラ13a,1
3a…、13b,13b…は、図示しない台車あるいは
スライドレール上を矢印A,A′方向(軸方向)に移動
可能となっており、かつ、前記各ローラ群13A,13
Bはローラ群13A,13B毎に共通チェーン18で回
転するようになっている。したがって、ローラ群13A
を矢印A′方向に、ローラ群13Bを矢印A方向に移動
すると、処理材Wの搬送路は各ローラ13の円筒部16
で構成され、前記とは反対方向に移動すると、図4,図
5で示すようにV字溝に形成される。
【0010】次に、前記熱間圧延設備の操業について説
明する。まず、搬送ローラテーブル4aにより搬送され
てきた処理材Wを装入口6から炉内装入ローラ群7によ
り炉内の所定位置に装入する。そして、前記処理材Wが
加熱されながら炉内搬送機構により、炉内抽出ローラ群
9に至り、炉内抽出ローラ群9により抽出口8を介して
炉外に抽出する。抽出された処理材Wは、第1搬送ロー
ラテーブル4によって第2搬送ローラテーブル5上に搬
送される。
【0011】第2搬送ローラテーブル5では、処理材W
はローラ13の円筒部16に載置され、各ローラ13の
回転により移動を続け、処理材Wが総て第2搬送ローラ
テーブル5に位置すると、ローラ群13Aを矢印A方向
に、ローラ群13Bを矢印A′方向にそれぞれ前進させ
る。このように各ローラ群13A,13Bを移動させる
と、図4,図5に示すように、処理材Wの2面が前記各
ローラ13の円錐部17に面接触して45度回転し、前
記処理材Wはこの状態で圧延機20に噛み込まれて熱間
圧延される。その後、この熱間圧延が終了すれば、前記
ローラ群13A,13Bを元の状態に後退させて次の処
理材Wに備え、以下同じ動作を繰り返す。
【0012】このように、前記処理材Wは、第2搬送ロ
ーラテーブル5によって搬送されながら圧延機20に到
達するまでに45度回転されるので、処理材Wの搬送を
停止させて45度回転させる必要がなく、圧延作業をス
ムーズに効率良く行うことができる。
【0013】なお、本実施例では、第2搬送ローラテー
ブル5を構成する各ローラ13を両端で支持するように
したが、一端側のみの支持としてもよい。また、ローラ
13の進退は、一方側に配設したローラ群13Aまたは
13Bのみで行うようにしてもよく、さらに各ローラ1
3の回転は、各ローラ13に取り付けたモータ等により
単独で駆動させるようにしても構わない。
【0014】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
に係る角型ビレット材用搬送ローラテーブルによれば、
ローラを回転させながら軸方向に前進させることによ
り、炉外に抽出した角型ビレット材である処理材を搬送
しながら45度回転させるようにしたので、従来のよう
に、搬送を停止して処理材を回転させる必要がなくな
り、抽出口から圧延機までの搬送時間を短縮でき、処理
能力が増大する。
【0015】このため、抽出された処理材の降下温度が
少なくなり、加熱炉内を必要以上に高温にしておかなく
てもよいので、燃料の消費量を抑制することができる。
【0016】また、前記処理材は圧延する際、45度回
転させたままの状態となるが、截頭円錐体に面接触状態
となっているため、円筒部に処理材Wの角部が圧接して
ローラに損傷を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 角型ビレット材用搬送ローラテーブルを適用
した圧延装置の概略図である。
【図2】 ローラテーブルの前進駆動前の平面図であ
る。
【図3】 ローラテーブルの前進駆動前の正面図であ
る。
【図4】 ローラテーブルの前進駆動後の平面図であ
る。
【図5】 ローラテーブルの前進駆動後の正面図であ
る。
【符号の説明】
5…角型ビレット材用搬送ローラテーブル、13(13
a,13b)…ローラ、13A,13B…ローラ群、1
7…截頭円錐体、W…処理材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角型ビレット材用搬送ローラテーブルに
    おいて、截頭円錐体を有するローラを、該截頭円錐体の
    小径部が搬送ラインを挟んで千鳥状となるように配設し
    て、搬送ラインの左側ローラ群と右側ローラ群とに分割
    するとともに、少なくとも一方側のローラ群を進退可能
    としたことを特徴とする角型ビレット材用搬送ローラテ
    ーブル。
JP1560891U 1991-03-18 1991-03-18 角型ビレット材用搬送ローラテーブル Expired - Lifetime JPH076967Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1560891U JPH076967Y2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 角型ビレット材用搬送ローラテーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1560891U JPH076967Y2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 角型ビレット材用搬送ローラテーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04113104U JPH04113104U (ja) 1992-10-02
JPH076967Y2 true JPH076967Y2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=31902768

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1560891U Expired - Lifetime JPH076967Y2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 角型ビレット材用搬送ローラテーブル

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