JPH0626728B2 - 圧延材の精整装置 - Google Patents

圧延材の精整装置

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JPH0626728B2
JPH0626728B2 JP61270380A JP27038086A JPH0626728B2 JP H0626728 B2 JPH0626728 B2 JP H0626728B2 JP 61270380 A JP61270380 A JP 61270380A JP 27038086 A JP27038086 A JP 27038086A JP H0626728 B2 JPH0626728 B2 JP H0626728B2
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和夫 落合
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Kobe Steel Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、棒鋼圧延設備における精整装置に関する。
(従来の技術) 棒鋼圧延設備の精整装置として、例えば、実公昭60-197
66号公報、特公昭54-28838号公報に記載のものが公知で
ある。
この従来のものにおいては、仕上圧延機等の圧延機群を
出た仕上圧延済みの棒鋼材は、フライングシャー等の高
温切断装置により、冷却床長よりも短い所定長さの長尺
材に切断され、その後、ランインテーブルから冷却床を
経てランアウトテーブルに搬送され、冷却後の長尺材
は、コールドシャー等の低温切断装置で複数本が同時に
定寸材に切断され、製品として出荷される。
前記従来の精整装置は、低温切断装置における切断温度
が300℃以下の軟鋼、肌焼鋼等の一般鋼材に適用され
る。
一方、高炭素鋼や軸受鋼等の特殊鋼材では、400℃以上
で切断しないと、切断面の形状悪化、時効割れの発生ト
ラブルがあるので、前記従来の低温切断装置で切断する
ことができなかった。
そこで従来は、高温切断しなければならない場合は、ラ
ンインテーブルの上流側にホットソーテーブルを設け、
そして、該ホットソーテーブルにホットソーを設け、該
ホットソーで棒条材を一本宛切断していた。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来技術において高温切断をする場合、棒条材はホ
ットソーテーブルに1本宛が搬送され、これを1本宛ホ
ットソーで切断するため、処理時間が掛ると言う欠点が
あった。
特に圧延長の長くなる細径の棒鋼材の場合は、その切断
回数が多くなって、切断処理能力が圧延能力を大幅に下
まわることになり、設備ネックを生じるのである。
例えばその圧延長がφ80mmの棒鋼材では43.8mとなり、
これを5m宛の定尺切断するには9カット動作が必要で
あり、これに対しその圧延長がφ30mmの棒鋼材では312
mとなり、同じく5m定尺切断では63カット動作が必要
とされる。この際、1カット10secとすれば、φ80mmの
ものでは90sec、φ30mmのものでは実に630secを必要と
して、細物であるφ30mmの棒鋼材切断処理には、太物で
あるφ80mmの棒鋼材の7倍の時間が必要とされ、圧延機
側の圧延能力を大幅に下まわってしまうのであり、円滑
な流れ作業は不可能である。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の問題点を解決するために、次の手段を講
じた。
即ち、本発明の特徴とするとことは、圧延機からの棒条
材をその長手方向に搬送するランインテーブルと、該ラ
ンインテーブルの棒条材をその径方向の横方向に搬送す
る冷却床と、該冷却床の棒条材をその長手方向に搬送す
るランアウトテーブルとを備えた圧延材の精整装置にお
いて、前記ランインテーブルとランアウトテーブル間
に、複数本の棒条材をその長手方向に搬送する搬送ライ
ンが設けられ、該搬送ラインに、前記複数本の棒条材を
同時に切断する高温切断装置が設けられ、前記ランイン
テーブルから前記切断装置の上流側の搬送テーブルに棒
条材を横送りする第一横送り装置と、該切断装置の下流
側の搬送テーブルから前記ランアウトテーブルに棒条材
を横送りする第二横送り装置が設けられ、前記第一また
は第二横送り装置の何れか一方は、前記冷却床と共用さ
れている点にある。
(作用) 本発明によれば、圧延機を出た棒条材は、ランインテー
ブルから第一横送り装置を介して搬送ラインに送られ、
その複数本が同時に高温切断装置で所定の定寸に切断さ
れる。その後、切断された棒条材は、第二横送り装置を
介してランアウトテーブルに搬送される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図に示すものは、本発明の第1実施例である。図示
省略してあるが固定レイクおよび移動レイクによるレイ
ク装置を有する既知の冷却床2において、その入口側に
圧延棒鋼材等の棒条材のランインテーブル1を設けると
ともに、出口側にランアウトテーブル3を設け、同冷却
床2の前記入口側に近接する床内位置から、同床を横転
しかつランインテーブル1、更にはランアウトテーブル
3と平行する延長部8を有する高温切断用棒条材のため
の搬送ライン11を、例えばローラテーブル型式のもとに
設置する。
この搬送ライン11の延長部8上に定寸機10とともにホッ
トソー、砥石切断機等による高温切断装置9を設ける。
また前記ランアウトテーブル3の冷却床2外における位
置に同じく定寸機5とともに低温切断装置4aを設ける。
前記ランインテーブル1は回動ローラを単列に配置した
もので、従来と同様1本の棒条材を冷却床2に順次連続
的に搬入させるものである。ランアウトテーブル3は従
来と同じく複数本の棒条材を一括して1グループとして
搬送するものである。
前記延長部8と一連に形成される高温切断用棒条材の搬
送ライン11は、例えばその周面に複数本の搬送材支承溝
を列設したローラ群を直線的に間隔を置いて列設したも
の等を用い、複数本の搬送材を一括して1グループとし
て搬送処理するものである。
前記搬送ライン11の位置は可及的冷却床2の入口および
ランインテーブル1と近接するのが高温条件を満たす上
で有利である。
前記ランインテーブル1から前記切断装置9の上流側の
搬送テーブル11に棒条材を横送りする第一横送り装置
と、該切断装置9の下流側の搬送テーブル11から前記ラ
ンアウトテーブル3に棒条材を横送りする第二横送り装
置が設けられている。
即ち、前記第一横送り装置は、ランインテーブル1の側
部に設けられた棒条材取出装置12とホッベッド7とから
なる。
前記取出装置12は、リフタその他を用いることができ、
1本の搬送材のみの取出し移動であるため任意に選定で
きる。ホットベッド7は取出した搬送材を搬送ライン11
の延長部8上に移動させるためのベッドであり、昇降移
動トラバーサ等を用いて、同時に複数本をまとめて、あ
るいは1本毎に運ぶようにし、複数本の搬送材を搬送ラ
イン11上に移動した後、該ライン11を駆動させる。そし
て、切断を終了した高温切断済み搬送材を冷却床2内に
搬送する。
前記第二横送り装置は、前記冷却床2により構成されて
いる。搬送ライン11から第二横送り装置である冷却床2
に棒条材を移載するには、搬送ラインのテーブル11を昇
降することにより容易に行なうことができる。
前記第1実施例によれば、前記搬送ライン11の延長部8
とこれと対面するランインテーブル1との間に、ランイ
ンテーブル1によって搬送される高温切断用棒条材の取
出装置12と、同装置12によって取出した1本の前記搬送
材を延長部8上に移送するホットベッド7を設けること
により、高温切断用棒条材を取出装置12よりホットベッ
ド7を介して延長部8上に移送し、複数本の同搬送材を
延長部8に一括して1グループとして集積し、これを同
延長部8に設けた高温切断装置9、定寸機10によって定
尺切断する。そして、切断されたものを搬送ライン11よ
り冷却床2に送り、冷却床2よりランアウトテーブル3
をへて低温切断装置4a、定寸機5を経由して、同テーブ
ル3端より既知の精整設備6に送ることにより、圧延機
を出た直後の高温棒条材を高温下に切断することができ
るのである。即ち、高温切断用棒条材は矢印H→H
→H→H→H→Hのごとく進行することにな
る。
一方低温切断用棒条材は、ランインテーブル1より冷却
床2の全長を渡り、ランアウトテーブル3、低温切断装
置4a、定寸機5を介して切断され、同じく精整設備6に
送られることになり、同図矢印C→C→C→C
のごとく進行する。
第2図に示すものは本発明の第2実施例であり、前記ラ
ンインテーブル1から前記切断装置9の上流側の搬送テ
ーブル11に棒条材を横送りする第一横送り装置は、前記
冷却床2により構成されている。また、搬送ライン11の
延長部8の搬送端とランアウトテーブル3の搬送端との
間に、第二横送り装置が設けられている。
この第二横送り装置は、切断装置9、定寸機10によって
延長部8上で切断された高温切断済み棒条材を、ランア
ウトテーブル3の搬送端側の送出テーブル8aに移送する
第二冷却床7aにより構成されている。
この第二冷却床7aは前記冷却床2と同様に自然冷却方式
のレイク装置を用いて、精整設備における取扱いに支障
を来さないようにすることが好ましい。
またランアウトテーブル3と送出テーブル8aは、同構造
のローラテーブル型式とし、搬送方向を相反関係とす
る。
前記構成の第2実施例によれば、ランインテーブル1を
へて冷却床2内に送り込まれた高温切断用棒条材は搬送
ライン11、延長部8、高温切断装置9、定寸機10をへ
て、第1図と同様に複数本が一括して1グループとして
定寸切断され、延長部8より冷却床7a,送出テーブル8a
を経由して精整設備6に送られ、矢印H→H→H
→H→H→Hのごとく進行する。
一方低温切断用棒条材は矢印C→C→C→C
ように第1図と同様である。即ち本発明によれば、同一
の冷却床2を利用して、高温切断および低温切断が円滑
かつ容易に得られるのである。
(発明の効果) 本発明によれば、高温の棒条材を複数本一括して切断す
ることができるので、高温切断の時間が短縮できる。
また、第一または第二横送り装置の何れか一方を冷却床
と共用しているので、設備の簡素化になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す平面配置図、第2図
は本発明の第2実施例を示す平面配置図である。 1……ランインテーブル、2……冷却床、3……ランア
ウトテーブル、7……ホットベッド、7a……第二冷却
床、9……高温切断装置、11……高温切断用棒条材搬送
ライン、12……取出装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧延機からの棒条材をその長手方向に搬送
    するランインテーブル(1)と、該ランインテーブル(1)の
    棒条材をその径方向の横方向に搬送する冷却床(2)と、
    該冷却床(2)の棒条材をその長手方向に搬送するランア
    ウトテーブル(3)とを備えた圧延材の精整装置におい
    て、 前記ランインテーブル(1)とランアウトテーブル(3)間
    に、複数本の棒条材をその長手方向に搬送する搬送ライ
    ン(11)が設けられ、 該搬送ライン(11)に、前記複数本の棒条材を同時に切断
    する高温切断装置(9)が設けられ、 前記ランインテーブル(1)から前記切断装置(9)の上流側
    の搬送テーブル(11)に棒条材を横送りする第一横送り装
    置と、該切断装置(9)の下流側の搬送テーブル(11)から
    前記ランアウトテーブル(3)に棒条材を横送りする第二
    横送り装置が設けられ、 前記第一または第二横送り装置の何れか一方は、前記冷
    却床(2)と共用されていることを特徴とする圧延材の精
    整装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の圧延材の精
    整装置において、 前記第一横送り装置は、前記冷却床(2)よりも上流側の
    ランインテーブル(1)と搬送ライン(11)との間に設けら
    れたホットテーブル(7)から構成され、 該ホットテーブル(7)と前記冷却床(2)との間の搬送ライ
    ン(11)に前記高温切断装置(9)が設けられ、 前記第二横送り装置は、前記冷却床(2)により構成され
    ていることを特徴とする圧延材の精整装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載の圧延材の精
    整装置において、 前記第一横送り装置は、前記冷却床(2)により構成さ
    れ、 前記搬送ライン(11)は前記冷却床(2)から外方に延設さ
    れ、該延設部に前記高温切断装置(9)が設けられ、 前記第二横送り装置は、前記切断装置(9)の下流側の搬
    送ライン(11)と前記ランアウトテーブル(3)との間に設
    けられた第二冷却床(7a)により構成されていることを特
    徴とする圧延材の精整装置。
JP61270380A 1986-11-13 1986-11-13 圧延材の精整装置 Expired - Lifetime JPH0626728B2 (ja)

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CN113460409B (zh) * 2021-07-28 2023-08-08 广东嘉煜机械科技有限公司 用于切割袋体的装置以及套袋封口一体机

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JPS6019766U (ja) * 1983-07-18 1985-02-09 日産自動車株式会社 燃料噴射ポンプの噴射率制御装置

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