JPH0775730B2 - 棒・条鋼材の切断処理装置 - Google Patents

棒・条鋼材の切断処理装置

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JPH0775730B2
JPH0775730B2 JP63241700A JP24170088A JPH0775730B2 JP H0775730 B2 JPH0775730 B2 JP H0775730B2 JP 63241700 A JP63241700 A JP 63241700A JP 24170088 A JP24170088 A JP 24170088A JP H0775730 B2 JPH0775730 B2 JP H0775730B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、棒・条鋼圧延設備において、ディバイディン
グシヤーで切断され、クーリングベッド(冷却床)で冷
却された棒・条鋼材における所定長さの定尺材と、これ
とその長さを長短相違する乱尺材との、選択的な切断処
理手段の改善に関する。
(従来の技術) 棒・条鋼圧延設備においては、最終仕上圧延機を出た棒
・条鋼圧延材を、ディバイディングシヤーによってクー
リングベッド(冷却床)に見合った長さに切断し、これ
を同冷却床に搬送して冷却を行うとともに、定尺切断機
であるコールドシヤーにより定寸に切断した定尺材を
得、これを仕分け、結束して製品化するのであるが、こ
の際、定尺材に対し長短寸法を相違した所謂乱尺材の発
生は不可避である。
このような定尺材に対する乱尺材の処理手段として、棒
・条鋼圧延設備に使用されるクーリングベッド(冷却
床)において、該クーリングベッドの中間部と終端部と
のいずれか一方の部分に、乱尺材を取出すための手段を
設け、該手段を乱尺材検出信号によって作動させ、上記
クーリングベッド(冷却床)から定尺材に混入して移送
される乱尺材を取出し、以降の工程ではすべて定尺材の
処理が行えるようにする手段が、特開昭53-30960号公
報、特開昭57-32818号公報に開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来の技術によれば、熱間フライングシャーとコー
ルドシャーの二つの切断装置しか有せず、且つ、冷却床
において定尺材と乱尺材とを仕分けている。このこと
は、仕上げ圧延機の出側に設けられた熱間フライングシ
ャー(ディバイディングシャー)において高精度に定尺
材を切断する必要があることを意味する。
しかし、熱間フライングシャーは材料が走行中に切断す
るので、切断精度が悪く、乱尺部分を正確に切断できな
いとという問題があった。
また、冷却床において定尺材と乱尺材とを仕分けために
は、仕分けの為のかなり複雑な分離装置が必要となる。
そこで、本発明は、熱間フライングシャーでの切断に高
精度を要求せず、また、装置が複雑にならないで、定尺
材と乱尺材とを分離処理できる棒・条鋼材の切断処理装
置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明は、次の手段を講じ
た。即ち、本発明の特徴とするところは、棒・条鋼圧延
機の下流側に設けられたディバイディングシャーと、該
シャーの下流側に設けられた冷却床設備と、該冷却床設
備の下流側に設けられたコールドシャーとを有した棒・
条鋼材の切断処理装置において、前記冷却床設備に、所
定の長さLより長い部分lを切断する切断機が設けら
れ、該切断機に、切断後の所定の長さLの棒・条鋼を前
記コールドシャーへ搬送する定尺切断ラインと、所定の
長さLより長い部分lの棒・条鋼を搬送する乱尺切断ラ
インとが接続されている点にある。
(作用) 本発明によれば、圧延機から出た棒・条鋼材はディバイ
ディングシャーによって略所定長さに切断され、冷却床
設備に搬送され、該冷却床設備に設けられた切断機によ
り正確に所定長さLの定尺材と、長さlの乱尺材とに切
断分離される。
そして、定尺材は定尺切断ラインを介してコールドシャ
ーへ搬送され、所定のオーダ長さに切断される。また、
乱尺材は乱尺切断ラインへ流されて処理される。
(実施例) 本発明方法の適切な実施例を、第1図および第2図につ
いて説示する。第1図は本発明における棒・条鋼材の切
断原則を例示したものであって、同図においてa、bは
冷却床上で冷却され、かつ一側の端部を揃えた状態の棒
・条鋼材であり、図示した各1本の横線が1本の棒・条
鋼材aまたはbを示しており、、はグループを示
す。
即ち圧延前に各々1本のビレットであったもののグルー
プ番号でaはグループに属する各棒・条鋼材、bはグ
ループに属する各棒・条鋼材である。
本発明においては、ディバイディングシヤーにより図示
Lの長さ(所定長さ)に切断するに当り、その終端はL
で切断せずに、図例のようにL+l1またはL+l2(lは
所定長さより長い部分であって、l1、l2のように大小可
変)の長さとした状態で冷却床に搬入し、同冷却床にお
いてL+l1またはL+l2の各棒・条鋼材を、冷却床内に
設置した切断機によってLとl1またはl2に点で切断分
離し、Lの長さとした棒・条鋼材はこれを定尺切断ライ
ンへ搬送し、これに対しl1またはl2の部分は乱尺材とし
て、乱尺切断ラインに別途搬送するのである。
そしてそれぞれ別位置にある定尺切断ラインまたは乱尺
切断ラインにおいて、各自定尺切断、仕分けまたは乱尺
切断、仕分けを行うことによって、定尺切断ライン側、
特に定尺切断機であるコールドシヤー51側に乱尺材が流
入することがないようにするのである。
このような方法を可能とするためには、従来の棒・条鋼
圧延設備における冷却床側にしかるべき設備を参入、付
加が必要である。
実施例においては第2図に例示するように、棒・条鋼圧
延設備における最終仕上圧延機1の出口に配設されるデ
ィバイディングシヤー2に続いて、ランイントラフまた
はランインローラテーブル31、アライニングローラテー
ブル32およびランアウトローラテーブル33等による冷却
床設備3を配設するとともに、矢印B方向のランアウト
ローラテーブル33の出口側にコールドシヤー(定尺切断
機)51および精整設備52による定尺切断ライン5を構成
するのである。また前記冷却床設備3におけるアライニ
ングローラテーブル32の、定尺切断ライン5と反対側
に、先に第1図に説示したLとl1またはl2の切断を行う
ための切断機4を配設し、矢印C方向のアライニングロ
ーラテーブル32の他側と連続して設けた搬送設備63を介
して乱尺切断機61、各長さ別の乱尺仕分設備62による乱
尺切断ライン6を構成するのである。
従ってこれによれば、最終仕上圧延機1を出て、第1図
に説示したようにL+l1またはL+l2の長さに、ディバ
イディングシヤー2により切断された棒・条鋼材は、第
2図で示す如く、冷却床設備3におけるランイントラフ
またはランインローラテーブル31より矢印Aで示すよう
にアライニングローラテーブル32側に送られ、冷却を受
けながら同テーブル32において、第1図で示したよう
に、棒・条鋼材は各一端が揃えられる。
次いで所定長さLより長いもの(L+l1またはL+l2
を第2図に示す切断機4によりLとl1、Lとl2のように
切断分離し、所定長さLのものはこれを定尺材としてラ
ンアウトローラテーブル33上を矢印B方向に移動させて
定尺切断ライン5側に送り込み、コールドシヤー(定尺
切断機)51によりオーダ長さに切断して後、精整設備52
において所要の仕分け、結束処理を行うのである。
また前記切断機4においてl1またはl2に切断されたもの
は、矢印C方向に搬送して乱尺切断ライン6側に搬送
し、乱尺切断機61により切断し、乱尺仕分設備62におい
て、それぞれ長さ毎に仕分け、結束処理を行うことにな
る。
即ちこれによって、定尺材に当初より定尺切断ライン5
へ搬送し、また乱尺材も当初より乱尺切断ライン6へ別
途搬送されるため、従来のように定尺材と乱尺材とが定
尺切断ライン側に混交状態で送られるものと相違し、乱
尺材を定尺切断ライン上において、定尺切断機の下流側
へ搬送して仕分けしないことが確実に実現し、定尺切断
ライン5における生産性を著しく向上させられ、棒・条
鋼圧延設備全体の生産性を低下させるおそれがない。第
2図では切断機4をアライニングローラテーブル32の延
長線上に配置しているが集積テーブル34、ランアウトロ
ーラテーブル33の延長線上に配置することも可能であ
る。
(発明の効果) 本発明によれば、ディバイディングシャーでの切断に高
精度が要求されず、また、装置が複雑にならないで、定
尺材と乱尺材とを分離処理できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における基本的な切断分離原則の説明
図、第2図は本発明方法実施例の全体説明図である。 1……最終仕上圧延機、2……ディバイディングシヤ
ー、3……冷却床設備、31……ランイントラフまたはラ
ンインローラテーブル、32……アライニングローラテー
ブル、33……ランアウトローラテーブル、4……切断
機、5……定尺切断ライン、51……コールドシヤー(定
尺切断機)、52……精整設備、6……乱尺切断ライン、
61……乱尺切断機、62……乱尺仕分設備。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒・条鋼圧延機(1)の下流側に設けられ
    たディバイディングシャー(2)と、該シャー(2)の
    下流側に設けられた冷却床設備(3)と、該冷却床設備
    (3)の下流側に設けられたコールドシャー(51)とを
    有した棒・条鋼材の切断処理装置において、 前記冷却床設備(3)に、所定の長さ(L)より長い部
    分(l)を切断する切断機(4)が設けられ、 該切断機(4)に、切断後の所定の長さ(L)の棒・条
    鋼を前記コールドシャー(51)へ搬送する定尺切断ライ
    ン(5)と、所定の長さ(L)より長い部分(l)の棒
    ・条鋼を搬送する乱尺切断ライン(6)とが接続されて
    いることを特徴とする棒・条鋼材の切断処理装置。
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