JPH06305552A - 傷つき易い小片製品を導入する方法とその装置 - Google Patents
傷つき易い小片製品を導入する方法とその装置Info
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- JPH06305552A JPH06305552A JP807794A JP807794A JPH06305552A JP H06305552 A JPH06305552 A JP H06305552A JP 807794 A JP807794 A JP 807794A JP 807794 A JP807794 A JP 807794A JP H06305552 A JPH06305552 A JP H06305552A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/22—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors
- B65G47/26—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors arranging the articles, e.g. varying spacing between individual articles
- B65G47/30—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors arranging the articles, e.g. varying spacing between individual articles during transit by a series of conveyors
- B65G47/31—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors arranging the articles, e.g. varying spacing between individual articles during transit by a series of conveyors by varying the relative speeds of the conveyors forming the series
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- Special Conveying (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 費用および所要場所が極端に増大することな
しに、小片（製品）が受ける動的荷重が極めて小さくさ
れ、高い加工速度において傷つき易い小片製品を位置を
正確にして導入する方法とその装置を開発する。 【構成】 小片が供給ベルト２上および差出しベルト３
上において少なくとも小片の受渡し範囲において負圧に
よって保持され、差出しベルト３の上において連動コン
ベヤの連動体９が小片間の隙間にはまり込み、小片が後
続の逆送ベルト７の通過後にその都度後ろの連動体９に
接触し、案内レール１０に付属されている下側連動歯付
きベルト１１への受渡しが連動体９の支援によって行わ
れる。本発明の方法および装置は高出力の加工機械特に
包装機械に小片を単線状に導入するために利用される。
しに、小片（製品）が受ける動的荷重が極めて小さくさ
れ、高い加工速度において傷つき易い小片製品を位置を
正確にして導入する方法とその装置を開発する。 【構成】 小片が供給ベルト２上および差出しベルト３
上において少なくとも小片の受渡し範囲において負圧に
よって保持され、差出しベルト３の上において連動コン
ベヤの連動体９が小片間の隙間にはまり込み、小片が後
続の逆送ベルト７の通過後にその都度後ろの連動体９に
接触し、案内レール１０に付属されている下側連動歯付
きベルト１１への受渡しが連動体９の支援によって行わ
れる。本発明の方法および装置は高出力の加工機械特に
包装機械に小片を単線状に導入するために利用される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、小片（製品）が整列さ
れ単線状に装置に導かれ、供給ベルト上にせき止めら
れ、高速回転する差出しベルトによってばらばらに分離
され、供給ベルトの循環速度が機械サイクルに合わさ
れ、小片が案内レール上でその下側に配置されている連
動コンベヤの連動体によって加工機械に導かれるような
傷つき易い小片製品を導入する方法に関する。
れ単線状に装置に導かれ、供給ベルト上にせき止めら
れ、高速回転する差出しベルトによってばらばらに分離
され、供給ベルトの循環速度が機械サイクルに合わさ
れ、小片が案内レール上でその下側に配置されている連
動コンベヤの連動体によって加工機械に導かれるような
傷つき易い小片製品を導入する方法に関する。
【０００２】本発明は更に、せき止めベルト、供給ベル
ト、差出しベルト、供給ベルトの循環速度を変更するた
めのサーボモータおよび下側連動コンベヤに付属されて
いる案内レールから成り、供給ベルト上において小片が
隙間無しに互いに接触して搬送され、差出しベルト上に
おいて小片間に中間室が存在しているような傷つき易い
小片製品を導入するための装置に関する。
ト、差出しベルト、供給ベルトの循環速度を変更するた
めのサーボモータおよび下側連動コンベヤに付属されて
いる案内レールから成り、供給ベルト上において小片が
隙間無しに互いに接触して搬送され、差出しベルト上に
おいて小片間に中間室が存在しているような傷つき易い
小片製品を導入するための装置に関する。
【０００３】
【従来の技術】この種の装置はドイツ連邦共和国特許出
願公開第３３３９７９３号明細書に記載されている。こ
れは相前後して配置された複数のコンベヤから成ってい
る。検査ベルト上においてその長手軸線が整列されてい
る小片が供給ベルトに導入される。供給ベルトは検査ベ
ルトの循環速度に比べて小さな循環速度で回転する。こ
れによって小片はせき止められる。これらの両コンベヤ
の循環速度は、小片が検査ベルト上に留まってせき止め
られるように調整され機械サイクルに合わせられ、その
せき止め長さが監視される。
願公開第３３３９７９３号明細書に記載されている。こ
れは相前後して配置された複数のコンベヤから成ってい
る。検査ベルト上においてその長手軸線が整列されてい
る小片が供給ベルトに導入される。供給ベルトは検査ベ
ルトの循環速度に比べて小さな循環速度で回転する。こ
れによって小片はせき止められる。これらの両コンベヤ
の循環速度は、小片が検査ベルト上に留まってせき止め
られるように調整され機械サイクルに合わせられ、その
せき止め長さが監視される。
【０００４】後続の加速ベルト上において小片は再びば
らばらに分離される。加速ベルトは互いに平行に並べて
配置された同じ循環速度の二つのベルトから成ってい
る。それらのベルト間に、それらの下側に配置されてい
る連動チェーンの連動体がはまり込む自由空間が設けら
れている。
らばらに分離される。加速ベルトは互いに平行に並べて
配置された同じ循環速度の二つのベルトから成ってい
る。それらのベルト間に、それらの下側に配置されてい
る連動チェーンの連動体がはまり込む自由空間が設けら
れている。
【０００５】加速ベルトは供給ベルトよりも速く回転す
る。これによってまた連動体がはまり込む中間室が生ず
る。
る。これによってまた連動体がはまり込む中間室が生ず
る。
【０００６】連動体は機械サイクルにおいて回転し、加
速ベルトに比べて僅かに大きな循環速度を有している。
これによって連動体は小片の後縁に接触し、加速ベルト
への僅かな押圧運動を生ずる。
速ベルトに比べて僅かに大きな循環速度を有している。
これによって連動体は小片の後縁に接触し、加速ベルト
への僅かな押圧運動を生ずる。
【０００７】後続の装填コンベヤへの受渡しの際、連動
体は小片の後縁に接触している。小片は装填コンベヤ上
において連動体によって機械サイクルにおいて包装機械
の作業機構に導かれる。
体は小片の後縁に接触している。小片は装填コンベヤ上
において連動体によって機械サイクルにおいて包装機械
の作業機構に導かれる。
【０００８】系統の制御は、供給ベルトの循環速度を制
御するサーボモータを介して行われる。常に機械サイク
ルを保っている供給ベルトの基本速度が調整されてい
る。そのために供給ベルトから加速ベルトへの受渡しの
際に小片の瞬間的な位置がセンサによって求められ、基
本サイクルが一時的に、連動体に対する正確な位置が得
られるように移動される。
御するサーボモータを介して行われる。常に機械サイク
ルを保っている供給ベルトの基本速度が調整されてい
る。そのために供給ベルトから加速ベルトへの受渡しの
際に小片の瞬間的な位置がセンサによって求められ、基
本サイクルが一時的に、連動体に対する正確な位置が得
られるように移動される。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上述の装置は、非常に
大きな機械サイクル数で運転する高出力の包装機械に対
して適用できないという欠点を有している。
大きな機械サイクル数で運転する高出力の包装機械に対
して適用できないという欠点を有している。
【００１０】その理由は、供給ベルトと加速ベルトとの
間に大きな速度差が存在することにある。小片は加速に
よって動的な荷重を受け、その連続が包装機械への受渡
し時点まで完全に分解できなくなる。更に、加速ベルト
上で摩擦を生じ、従って他の動的影響および破片を生じ
てしまい、この破片は加速ベルトを汚してしまう。
間に大きな速度差が存在することにある。小片は加速に
よって動的な荷重を受け、その連続が包装機械への受渡
し時点まで完全に分解できなくなる。更に、加速ベルト
上で摩擦を生じ、従って他の動的影響および破片を生じ
てしまい、この破片は加速ベルトを汚してしまう。
【００１１】本発明の目的は、費用および所要場所が極
端に増大することなしに、小片が受ける動的荷重が極め
て小さくされ、高い加工速度において傷つき易い小片製
品を位置を正確にして導入する方法とその装置を開発す
ることにある。
端に増大することなしに、小片が受ける動的荷重が極め
て小さくされ、高い加工速度において傷つき易い小片製
品を位置を正確にして導入する方法とその装置を開発す
ることにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
を解決するために、小片が整列され単線状に装置に導か
れ、供給ベルト上にせき止められ、高速回転する差出し
ベルトによってばらばらに分離されるような傷つき易い
小片製品を導入する方法を開発した。供給ベルトの循環
速度は機械サイクルに合わされている。小片は案内レー
ル上でその下側に配置されている連動コンベヤの連動体
によって加工機械に導かれる。本発明に基づいて小片は
供給ベルト上および差出しベルト上において少なくとも
小片の受渡し範囲において負圧によって保持されてい
る。差出しベルトの上において連動コンベヤの連動体は
小片間の隙間にはまり込む。小片は後続の逆送ベルトの
通過後にその都度後ろの連動体に接触し、案内レールに
付属されている下側連動歯付きベルトへの受渡しが連動
体の支援によって行われる。
を解決するために、小片が整列され単線状に装置に導か
れ、供給ベルト上にせき止められ、高速回転する差出し
ベルトによってばらばらに分離されるような傷つき易い
小片製品を導入する方法を開発した。供給ベルトの循環
速度は機械サイクルに合わされている。小片は案内レー
ル上でその下側に配置されている連動コンベヤの連動体
によって加工機械に導かれる。本発明に基づいて小片は
供給ベルト上および差出しベルト上において少なくとも
小片の受渡し範囲において負圧によって保持されてい
る。差出しベルトの上において連動コンベヤの連動体は
小片間の隙間にはまり込む。小片は後続の逆送ベルトの
通過後にその都度後ろの連動体に接触し、案内レールに
付属されている下側連動歯付きベルトへの受渡しが連動
体の支援によって行われる。
【００１３】
【実施例】以下図に示した実施例を参照して本発明を詳
細に説明する。ここでは加工製品（小片製品）として長
さが約２６ｍｍの非常に柔らかい物質の菓子片が利用さ
れている。
細に説明する。ここでは加工製品（小片製品）として長
さが約２６ｍｍの非常に柔らかい物質の菓子片が利用さ
れている。
【００１４】図示してない手段によって小片は単線状に
整列され、せき止めベルト２を介して供給ベルト２に導
入される。供給ベルト２にはサーボモータＭが付属され
ている。サーボモータＭは供給ベルト２の循環速度Ｖ2
を制御するために使用する。この速度はせき止めベルト
１のそれより小さい。両循環速度は、小片が供給ベルト
２上に隙間無しに互いに接触して位置するように相互に
調和されている。この位置は図１に概略的に示されてい
る負圧によって安定されている。
整列され、せき止めベルト２を介して供給ベルト２に導
入される。供給ベルト２にはサーボモータＭが付属され
ている。サーボモータＭは供給ベルト２の循環速度Ｖ2
を制御するために使用する。この速度はせき止めベルト
１のそれより小さい。両循環速度は、小片が供給ベルト
２上に隙間無しに互いに接触して位置するように相互に
調和されている。この位置は図１に概略的に示されてい
る負圧によって安定されている。
【００１５】小片は供給ベルト２から差出しベルト３に
到達する。供給ベルト２および差出しベルト３に付属さ
れている案内ローラいわゆるナイフエッジは、両案内ロ
ーラの曲率半径の始まりをできるだけ近づけるようにす
るために、構造的に極めて小さな直径を有している。従
って小片は供給ベルト２から差出しベルト３に受け渡す
際に搬送方向がほんの僅かしかずれないで受渡し箇所を
越えて案内される。
到達する。供給ベルト２および差出しベルト３に付属さ
れている案内ローラいわゆるナイフエッジは、両案内ロ
ーラの曲率半径の始まりをできるだけ近づけるようにす
るために、構造的に極めて小さな直径を有している。従
って小片は供給ベルト２から差出しベルト３に受け渡す
際に搬送方向がほんの僅かしかずれないで受渡し箇所を
越えて案内される。
【００１６】差出しベルト３の循環速度Ｖ3 は供給ベル
ト２の循環速度Ｖ2 の約２倍の大きさをしている。これ
によって小片は受渡し箇所４においてばらばらに分離さ
れる。機械サイクルに対して規定された位置が得られる
ようにされねばならない。循環速度Ｖ2 とＶ3 とが異な
っているためおよび受渡し箇所４における隙間に条件づ
けられて、小片が機械的衝撃を受け、機械サイクルに関
して供給ベルト２上でずれた位置をとるという危険があ
る。
ト２の循環速度Ｖ2 の約２倍の大きさをしている。これ
によって小片は受渡し箇所４においてばらばらに分離さ
れる。機械サイクルに対して規定された位置が得られる
ようにされねばならない。循環速度Ｖ2 とＶ3 とが異な
っているためおよび受渡し箇所４における隙間に条件づ
けられて、小片が機械的衝撃を受け、機械サイクルに関
して供給ベルト２上でずれた位置をとるという危険があ
る。
【００１７】この理由から差出しベルト３上においても
位置を安定するために負圧が利用されている。この負圧
は、供給ベルト２上における負圧と異なって、差出しベ
ルト３の長さにわたってその負圧高さが段階づけられて
いる。この段階づけは図１において矢印で示されてい
る。
位置を安定するために負圧が利用されている。この負圧
は、供給ベルト２上における負圧と異なって、差出しベ
ルト３の長さにわたってその負圧高さが段階づけられて
いる。この段階づけは図１において矢印で示されてい
る。
【００１８】受渡し箇所４の範囲における非常に高い負
圧によって、正確な位置の受渡しが達成される。差出し
ベルト３の中央範囲における低い負圧によって小片の位
置が安定されている。ベルトの終点では、そこに配置さ
れているエゼクタが作用できるようにするために負圧は
かかっていない。
圧によって、正確な位置の受渡しが達成される。差出し
ベルト３の中央範囲における低い負圧によって小片の位
置が安定されている。ベルトの終点では、そこに配置さ
れているエゼクタが作用できるようにするために負圧は
かかっていない。
【００１９】空気の案内およびその構造的な変換は図２
から明らかである。供給ベルト２の下側並びに差出しベ
ルト３の下側にはそれぞれ、空気を案内するための通気
開口６を有するプレート５が配置されている。その場
合、受渡し箇所４に最も近くに位置する通気開口 １な
いし ２はそこにできるだけ接近されている。通気開口
６の分布および内のり幅によって負圧の所望の段階づけ
が達成されている。供給ベルト２並びに差出しベルト３
は規則的な間隔を隔てて配置されている通気を可能にす
る多数の開口（ここでは図示せず）を有している。
から明らかである。供給ベルト２の下側並びに差出しベ
ルト３の下側にはそれぞれ、空気を案内するための通気
開口６を有するプレート５が配置されている。その場
合、受渡し箇所４に最も近くに位置する通気開口 １な
いし ２はそこにできるだけ接近されている。通気開口
６の分布および内のり幅によって負圧の所望の段階づけ
が達成されている。供給ベルト２並びに差出しベルト３
は規則的な間隔を隔てて配置されている通気を可能にす
る多数の開口（ここでは図示せず）を有している。
【００２０】いろいろの箇所に存在する滑りに条件づけ
られて、差出しベルト３に受け渡す際に所望の設定・位
置からのずれが生ずることがある。従って差出しベルト
３において小片が検出され、求められた値は普通の方法
で設定値と比較される。小片が許容範囲外にあるときこ
れは突き出し除外される。必要な場合、供給ベルト２の
循環速度がサーボモータＭによって、小片が再び許容範
囲内に位置するまで変更される。これは特に装置の始動
過程において生ずる。
られて、差出しベルト３に受け渡す際に所望の設定・位
置からのずれが生ずることがある。従って差出しベルト
３において小片が検出され、求められた値は普通の方法
で設定値と比較される。小片が許容範囲外にあるときこ
れは突き出し除外される。必要な場合、供給ベルト２の
循環速度がサーボモータＭによって、小片が再び許容範
囲内に位置するまで変更される。これは特に装置の始動
過程において生ずる。
【００２１】供給ベルト２の循環速度Ｖ2 は小片をばら
ばらに分解することに関係した唯一の調整可能な循環速
度Ｖである。
ばらに分解することに関係した唯一の調整可能な循環速
度Ｖである。
【００２２】図１および図３から、（搬送方向に見て）
差出しベルト３の後ろに本発明に基づいて逆送ベルト７
が配置されている。差出しベルト３および逆送ベルト７
の上側に、上側連動歯付きベルト８として形成された上
側コンベヤが配置されている。
差出しベルト３の後ろに本発明に基づいて逆送ベルト７
が配置されている。差出しベルト３および逆送ベルト７
の上側に、上側連動歯付きベルト８として形成された上
側コンベヤが配置されている。
【００２３】差出しベルト３および逆送ベルト７は普通
の方法で図に概略的に示されているローラ機構を介して
駆動される。ここでも、小片が差出しベルト３から逆送
ベルト７への受渡しの際ないし逆送ベルト７から案内レ
ール１０への受渡しの際に搬送方向がほんの僅かしかず
れずに受渡し箇所を越えて導くことができるように、回
転ナイフエッジが利用されている。
の方法で図に概略的に示されているローラ機構を介して
駆動される。ここでも、小片が差出しベルト３から逆送
ベルト７への受渡しの際ないし逆送ベルト７から案内レ
ール１０への受渡しの際に搬送方向がほんの僅かしかず
れずに受渡し箇所を越えて導くことができるように、回
転ナイフエッジが利用されている。
【００２４】上側連動歯付きベルト８の案内は、その連
動体９が非常に小さな直径の円弧において小片間におけ
る隙間の中に到達し徐々に小片の範囲から遠ざけられる
ように設計されている。上側連動歯付きベルト８は部分
的に差出しベルト３と後続の案内レール１０とを覆って
おり、即ち連動体９の作用は逆送ベルト７への受渡しの
前で数サイクル開始し、案内レール１０への受渡しの範
囲の後ろで終了する。
動体９が非常に小さな直径の円弧において小片間におけ
る隙間の中に到達し徐々に小片の範囲から遠ざけられる
ように設計されている。上側連動歯付きベルト８は部分
的に差出しベルト３と後続の案内レール１０とを覆って
おり、即ち連動体９の作用は逆送ベルト７への受渡しの
前で数サイクル開始し、案内レール１０への受渡しの範
囲の後ろで終了する。
【００２５】連動体９間の間隔は構造的に条件づけら
れ、加工すべき小片の大きさおよび性質によって決定さ
れている。実施例の場合、連動体間の内のり幅は４６ｍ
ｍである。
れ、加工すべき小片の大きさおよび性質によって決定さ
れている。実施例の場合、連動体間の内のり幅は４６ｍ
ｍである。
【００２６】差出しベルト３上における小片の位置に関
する許容範囲は、上側連動歯付きベルト８の連動体９間
の内のり幅が、小片を二つの連動体９間に確実に置くこ
とができるのに十分であるように選択されている。
する許容範囲は、上側連動歯付きベルト８の連動体９間
の内のり幅が、小片を二つの連動体９間に確実に置くこ
とができるのに十分であるように選択されている。
【００２７】小片間の中間室の中に連動体９が入り込
み、即ち小片が二つの連動体９の間ごとに到達する。こ
の位置において小片は逆送ベルト７に搬送される。逆送
ベルト７の循環速度Ｖ7 は上側連動歯付きベルト８の循
環速度Ｖ8 より小さい。両方の循環速度Ｖ7 ，Ｖ8 は、
小片が連動体９の位置に関して相対移動され、これが案
内レール１０への受渡しの際に後部連動体９に接触して
いるように相互に調和されている（連動体はここではベ
ルトの移動方向に関して前部ないし後部連動体と呼んで
いる）。
み、即ち小片が二つの連動体９の間ごとに到達する。こ
の位置において小片は逆送ベルト７に搬送される。逆送
ベルト７の循環速度Ｖ7 は上側連動歯付きベルト８の循
環速度Ｖ8 より小さい。両方の循環速度Ｖ7 ，Ｖ8 は、
小片が連動体９の位置に関して相対移動され、これが案
内レール１０への受渡しの際に後部連動体９に接触して
いるように相互に調和されている（連動体はここではベ
ルトの移動方向に関して前部ないし後部連動体と呼んで
いる）。
【００２８】この経過の継続時間は構造的に所定の条件
によって決定されている。その場合重要な基準は小片の
大きさおよび性質並びに加工速度である。目標は、でき
るだけ僅かな機械サイクル内でこの過程を実現すること
にある。ここで説明されている実施例の場合、この経過
は４つの機械サイクル内で完了する。
によって決定されている。その場合重要な基準は小片の
大きさおよび性質並びに加工速度である。目標は、でき
るだけ僅かな機械サイクル内でこの過程を実現すること
にある。ここで説明されている実施例の場合、この経過
は４つの機械サイクル内で完了する。
【００２９】案内レール１０には下側連動歯付きベルト
１１が付属されている。案内レール１０は互いに平行に
配置された二つのレールから成っている。下側連動歯付
きベルト１１の連動体１２はレール間の自由空間を案内
されている。レールの材料として、小片が容易に滑るこ
とができるようにする耐摩耗性の極めて滑り易い合成樹
脂が利用されている。
１１が付属されている。案内レール１０は互いに平行に
配置された二つのレールから成っている。下側連動歯付
きベルト１１の連動体１２はレール間の自由空間を案内
されている。レールの材料として、小片が容易に滑るこ
とができるようにする耐摩耗性の極めて滑り易い合成樹
脂が利用されている。
【００３０】下側連動歯付きベルト１１に付属された同
期ベルトプーリー１３は構造的に条件づけられて案内ロ
ーラに比べて大きな直径を有している。従って小片の支
障のない受渡しを保証するために、逆送ベルト７から案
内レール１０への受渡し箇所に橋１４が配置されてい
る。橋１４は中央に連動体１２の通過を可能にする切欠
き開口（図示せず）を有している。
期ベルトプーリー１３は構造的に条件づけられて案内ロ
ーラに比べて大きな直径を有している。従って小片の支
障のない受渡しを保証するために、逆送ベルト７から案
内レール１０への受渡し箇所に橋１４が配置されてい
る。橋１４は中央に連動体１２の通過を可能にする切欠
き開口（図示せず）を有している。
【００３１】逆送ベルト７から下側連動歯付きベルト１
１への受渡しは橋１４を介して行われる。小片は橋１４
上を搬送される。橋における切欠き開口を通って連動体
１２が小片をつかみ、これを包装機械に搬送する。
１への受渡しは橋１４を介して行われる。小片は橋１４
上を搬送される。橋における切欠き開口を通って連動体
１２が小片をつかみ、これを包装機械に搬送する。
【００３２】包装機械の作業速度が低い場合上側連動歯
付きベルト８は、小片を橋１４の上を移動し、これによ
って下側連動歯付きベルト１１の連動体１２への正確な
受渡しを保証する機能を補助的に有している。
付きベルト８は、小片を橋１４の上を移動し、これによ
って下側連動歯付きベルト１１の連動体１２への正確な
受渡しを保証する機能を補助的に有している。
【００３３】この経過の時点において下側連動体１２お
よび上側連動体９は互いに上下に位置する。上側連動歯
付きベルト８の循環速度Ｖ8 および下側連動歯付きベル
ト１１の循環速度Ｖ11は同じであり、これによって大抵
機械のサイクルに対する正確な位置が達成される。
よび上側連動体９は互いに上下に位置する。上側連動歯
付きベルト８の循環速度Ｖ8 および下側連動歯付きベル
ト１１の循環速度Ｖ11は同じであり、これによって大抵
機械のサイクルに対する正確な位置が達成される。
【００３４】上側連動体９の作用範囲から遠ざかる運動
は、小片の位置がもはや乱されないように行われる。
は、小片の位置がもはや乱されないように行われる。
【００３５】小片は下側連動歯付きベルト１１によって
案内レール１０上において加工機械（図示せず）に導か
れる。その場合、特別な場合にまだ後部連動体１２に接
触していない幾つかの小片も、摩擦のために短い距離を
克服して、そこに接触する。従って受渡し箇所において
小片の正確に規定された位置が与えられる。
案内レール１０上において加工機械（図示せず）に導か
れる。その場合、特別な場合にまだ後部連動体１２に接
触していない幾つかの小片も、摩擦のために短い距離を
克服して、そこに接触する。従って受渡し箇所において
小片の正確に規定された位置が与えられる。
【００３６】
【発明の効果】本発明によれば、小片に作用する動的荷
重が非常に小さいという利点が得られる。本発明は高出
力機械に対する新規で有効な方式となる。今までのとこ
ろ、この高い速度において単線状で正確な位置で加工物
を用意できる方式は存在していない。
重が非常に小さいという利点が得られる。本発明は高出
力機械に対する新規で有効な方式となる。今までのとこ
ろ、この高い速度において単線状で正確な位置で加工物
を用意できる方式は存在していない。
【図１】搬送ベルトの全体配置の概略図。
【図２】供給ベルトから差出しベルトへの受渡し箇所の
断面図。
断面図。
【図３】本発明に基づく装置の概略図。
【符号の説明】 １ せき止めベルト ２ 供給ベルト ３ 差出しベルト ７ 逆送ベルト ８ 連動歯付きベルト ９ 連動体 １０ 案内レール １１ 下側連動歯付きベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｇ 47/86 Ｆ 8010−3Ｆ 47/88 Ａ 8010−3Ｆ (72)発明者 ユルゲン、ヘルツォーク ドイツ連邦共和国ドレスデン、ツィーゲル シュトラーセ、２ (72)発明者 シュテファン、ペルナー ドイツ連邦共和国ドレスデン、エンダーシ ュトラーセ、66 (72)発明者 ホルガー、フォーゲル ドイツ連邦共和国ドレスデン、ポストシュ トラーセ、10 (72)発明者 エベルハルト、シュテファン ドイツ連邦共和国ドレスデン、エンダーシ ュトラーセ、２
Claims (9)
- 【請求項１】小片（製品）が整列され単線状に装置に導
かれ、供給ベルト上にせき止められ、高速回転する差出
しベルトによってばらばらに分離され、供給ベルトの循
環速度が機械サイクルに合わされ、小片が案内レール上
でその下側に配置されている連動コンベヤの連動体によ
って加工機械に導かれるような傷つき易い小片製品を導
入する方法において、 小片が供給ベルト（２）上および差出しベルト（３）上
において少なくとも小片の受渡し範囲において負圧によ
って保持され、差出しベルト（３）の上において連動コ
ンベヤの連動体（９）が小片間の隙間にはまり込み、小
片が後続の逆送ベルト（７）の通過後にその都度後ろの
連動体（９）に接触し、案内レール（１０）に付属され
ている下側連動歯付きベルト（１１）への受渡しが連動
体（９）の支援によって行われることを特徴とする傷つ
き易い小片製品を導入する方法。 - 【請求項２】供給ベルト（２）の負圧がその長さにわた
って一定しており、差出しベルト（３）に付属された負
圧が受渡し範囲において最大であり、そのベルトの終点
まで段階的に零まで減少されていることを特徴とする請
求項１記載の傷つき易い小片製品を導入する方法。 - 【請求項３】連動コンベヤの連動体（９）が差出しベル
ト（３）の終端範囲において逆送ベルト（７）への小片
の受渡し前に作用することを特徴とする請求項１記載の
傷つき易い小片製品を導入する方法。 - 【請求項４】小片がその逆送ベルト（７）上における搬
送経路の経過においてその連動体（９）に対する位置を
その都度後ろの連動体（９）の方向に、逆送ベルト
（７）の循環速度が連動コンベヤに比べて僅かに小さい
ことにより変化することを特徴とする請求項１記載の傷
つき易い小片製品を導入する方法。 - 【請求項５】連動コンベヤの連動体（９）が案内レール
（１０）に付属されている連動コンベヤ（１１）への小
片の受渡しが行われた後でかみ合いを外されることを特
徴とする請求項１記載の傷つき易い小片製品を導入する
方法。 - 【請求項６】せき止めベルト、供給ベルト、差出しベル
ト、供給ベルトの循環速度を変更するためのサーボモー
タおよび下側連動コンベヤに付属されている案内レール
から成り、供給ベルト上において小片が隙間無しに互い
に接触して搬送され、差出しベルト上において小片間に
中間室が存在しているような傷つき易い小片製品を導入
するための装置において、 上側連動コンベヤが付属されている逆送ベルト（７）が
差出しベルト（３）と案内レール（１０）との間に配置
され、逆送ベルト（７）の循環速度が上側連動コンベヤ
の循環速度よりも僅かに小さくされ、少なくとも供給ベ
ルト（２）から差出しベルト（３）への受渡し範囲にお
いて小片が負圧によってベルト上に保持されていること
を特徴とする傷つき易い小片製品を導入するための装
置。 - 【請求項７】上側連動コンベヤが連動歯付きベルト
（８）として形成されていることを特徴とする請求項６
記載の傷つき易い小片製品を導入するための装置。 - 【請求項８】上側連動歯付きベルト（８）が逆送ベルト
（７）の上側に配置され、上側連動歯付きベルト（８）
が差出しベルト（３）も部分的に覆っており、その覆い
範囲が逆送ベルト（７）から下側連動歯付きベルト（１
１）への受渡し範囲まで延びていることを特徴とする請
求項６又は７記載の傷つき易い小片製品を導入するため
の装置。 - 【請求項９】逆送ベルト（７）の循環速度が上側連動歯
付きベルト（８）の循環速度に比べて、上側連動歯付き
ベルト（８）の先行を生じさせ、逆送ベルト（７）の下
側連動歯付きベルト（１１）への受渡しの際にほぼすべ
ての小片が上側連動歯付きベルト（８）の後部連動体
（９）に接触させられるような大きさだけ小さいことを
特徴とする請求項６記載の傷つき易い小片製品を導入す
るための装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4302575.7 | 1993-01-29 | ||
| DE19934302575 DE4302575A1 (de) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | Einrichtung zum Zuführen kleiner empfindlicher Stückgüter |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06305552A true JPH06305552A (ja) | 1994-11-01 |
Family
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Family Applications (1)
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| JP (1) | JPH06305552A (ja) |
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-
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- 1994-01-28 BR BR9400240A patent/BR9400240A/pt not_active Application Discontinuation
- 1994-01-28 JP JP807794A patent/JPH06305552A/ja active Pending
- 1994-06-11 TW TW83105339A patent/TW263483B/zh active
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| TW263483B (ja) | 1995-11-21 |
| BR9400240A (pt) | 1994-11-29 |
| DE4302575A1 (de) | 1994-08-04 |
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