JPH089050B2 - 金属スラブの精整装置列 - Google Patents
金属スラブの精整装置列Info
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- JPH089050B2 JPH089050B2 JP3193570A JP19357091A JPH089050B2 JP H089050 B2 JPH089050 B2 JP H089050B2 JP 3193570 A JP3193570 A JP 3193570A JP 19357091 A JP19357091 A JP 19357091A JP H089050 B2 JPH089050 B2 JP H089050B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、連続鋳造機で金属スラ
ブを鋳造する場合、金属スラブの表面に発生する欠陥を
熱間で検査し、表面欠陥を溶削や研削して除去する場合
の精整装置列に関するものである。
ブを鋳造する場合、金属スラブの表面に発生する欠陥を
熱間で検査し、表面欠陥を溶削や研削して除去する場合
の精整装置列に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】連続鋳造機の特徴である低コスト大量生
産能力を充分に発揮させるため、スラブサイズ集約や圧
延工程との直結による省エネルギープロセスの確立が図
られているが、連続鋳造工程から鋼板圧延工程へ連鋳ス
ラブを供給する方法としては、各種のものが提案されて
いる。
産能力を充分に発揮させるため、スラブサイズ集約や圧
延工程との直結による省エネルギープロセスの確立が図
られているが、連続鋳造工程から鋼板圧延工程へ連鋳ス
ラブを供給する方法としては、各種のものが提案されて
いる。
【０００３】例えば、特開昭５５−１９４６５号公報に
示される様に、連続鋳造工程で幅寸法一定の金属スラブ
を製造し、該スラブを加熱後、幅圧下圧延を実施し、こ
れを鋼板圧延工程に供給する方法がある。この金属スラ
ブの幅方向圧延は、孔型を有する竪型圧延機でなされる
が、幅方向圧下量を大きくとって幅変更量を大きくする
と、鋳片断面にはドッグボーンと呼ばれる局部的板厚増
大部が発生する。この局部的板厚増大部が大きくなる
と、孔型からの噛出しによる表面疵の発生や、幅方向圧
延における圧延動力の増大を招く。
示される様に、連続鋳造工程で幅寸法一定の金属スラブ
を製造し、該スラブを加熱後、幅圧下圧延を実施し、こ
れを鋼板圧延工程に供給する方法がある。この金属スラ
ブの幅方向圧延は、孔型を有する竪型圧延機でなされる
が、幅方向圧下量を大きくとって幅変更量を大きくする
と、鋳片断面にはドッグボーンと呼ばれる局部的板厚増
大部が発生する。この局部的板厚増大部が大きくなる
と、孔型からの噛出しによる表面疵の発生や、幅方向圧
延における圧延動力の増大を招く。
【０００４】このため、熱間幅圧下圧延法として、例え
ば特開昭５５−１１７５０１号公報に示されるように、
幅圧延によって生じた板厚の局部的増大部のみを水平圧
下し、供給された金属スラブ厚と同じ厚さにし、再度孔
型ロールによる幅圧延を繰返し行う金属スラブの幅圧延
方法がある。
ば特開昭５５−１１７５０１号公報に示されるように、
幅圧延によって生じた板厚の局部的増大部のみを水平圧
下し、供給された金属スラブ厚と同じ厚さにし、再度孔
型ロールによる幅圧延を繰返し行う金属スラブの幅圧延
方法がある。
【０００５】また、連続鋳造工程と鋼板圧延工程へ金属
スラブを直結し供給する装置列としては、例えば特公昭
５３−７３７３号公報に記載されている様に、連続鋳造
ラインに連続冷却装置を直結し、鋳片を切断した後、該
連続冷却装置の出側を側部に接続した横行搬送装置で２
次冷却装置へ送り、側部に接続している手入コンベア上
で表面疵を手入し、鋼板工程へ送り込む金属スラブの製
造装置列がある。
スラブを直結し供給する装置列としては、例えば特公昭
５３−７３７３号公報に記載されている様に、連続鋳造
ラインに連続冷却装置を直結し、鋳片を切断した後、該
連続冷却装置の出側を側部に接続した横行搬送装置で２
次冷却装置へ送り、側部に接続している手入コンベア上
で表面疵を手入し、鋼板工程へ送り込む金属スラブの製
造装置列がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記金属スラブの熱間
幅圧延方法の特徴は、従来の鋼塊を対象としていた分塊
圧延法と異なり、連続鋳造スラブを対象としており、圧
延時のロール接触弧長と平均板幅の比、即ちロール間隙
形状比が０．１〜０．２と小さいこと、一回当たりの繰
返し幅圧下量が２００〜３００ｍｍと大きいことであ
る。このため、幅圧延時の竪ロールによる幅圧下力が幅
中央部まで伝播せず、板幅両側端部に局部的な板厚増大
部が生じる。従来のように板厚増大部を金属スラブの元
厚まで水平圧延するいわゆるドッグボーンならし圧延を
実施すると、ならし圧延時にドッグボーン部のたおれこ
みや皺等に起因する微小な縦割れ状の表面欠陥が発生し
たり、また板幅両側端部の板厚増大部位が長手方向に延
伸する際に、幅方向の中央部位も長手方向に引張られる
肉分け現象により、幅中央部に１０〜２０ｍｍ深さのく
ぼみが発生する。このくぼみ部位は、圧延による圧縮応
力は作用せず、単なる引張現象であるため、内部品質は
板幅両側端部の局部的な変形部位とは異なり、内部凝固
組織は圧延による塑性加工を受けることなく材質的に劣
ったものとなり、また鋳造時に起因している割れ疵が引
張りによって顕在化されるなど表面疵の発生も多い。
幅圧延方法の特徴は、従来の鋼塊を対象としていた分塊
圧延法と異なり、連続鋳造スラブを対象としており、圧
延時のロール接触弧長と平均板幅の比、即ちロール間隙
形状比が０．１〜０．２と小さいこと、一回当たりの繰
返し幅圧下量が２００〜３００ｍｍと大きいことであ
る。このため、幅圧延時の竪ロールによる幅圧下力が幅
中央部まで伝播せず、板幅両側端部に局部的な板厚増大
部が生じる。従来のように板厚増大部を金属スラブの元
厚まで水平圧延するいわゆるドッグボーンならし圧延を
実施すると、ならし圧延時にドッグボーン部のたおれこ
みや皺等に起因する微小な縦割れ状の表面欠陥が発生し
たり、また板幅両側端部の板厚増大部位が長手方向に延
伸する際に、幅方向の中央部位も長手方向に引張られる
肉分け現象により、幅中央部に１０〜２０ｍｍ深さのく
ぼみが発生する。このくぼみ部位は、圧延による圧縮応
力は作用せず、単なる引張現象であるため、内部品質は
板幅両側端部の局部的な変形部位とは異なり、内部凝固
組織は圧延による塑性加工を受けることなく材質的に劣
ったものとなり、また鋳造時に起因している割れ疵が引
張りによって顕在化されるなど表面疵の発生も多い。
【０００７】従来の装置列は、冷却装置を具備して金属
スラブの表面手入れを実施したり、全面溶削設備を製造
ラインに配設していた。このため、従来より連続鋳造工
程と熱間圧延工程を直結している幅圧延工程に於いて
は、圧延能率を阻害しないで熱間スラブの表面欠陥を検
出し、除去する熱間精整装置列が強く望まれていた。本
発明は、上記問題を解決する効果的な金属スラブの熱間
精整装置列を提供するものである。
スラブの表面手入れを実施したり、全面溶削設備を製造
ラインに配設していた。このため、従来より連続鋳造工
程と熱間圧延工程を直結している幅圧延工程に於いて
は、圧延能率を阻害しないで熱間スラブの表面欠陥を検
出し、除去する熱間精整装置列が強く望まれていた。本
発明は、上記問題を解決する効果的な金属スラブの熱間
精整装置列を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、金属ス
ラブの製造装置列に於いて、金属スラブの表面を熱間で
検査する装置を具備する第一搬送装置列の出側の側部に
横行搬送装置を接続し、該第一搬送装置列に平行に搬送
可能な第二搬送装置列に、金属スラブの表面を熱間で全
面溶削可能な装置、及び溶削後の金属スラブの表面を検
査する装置を具備し、第二搬送装置列の出側の側方に横
行搬送装置を接続し、更に該第二搬送装置列に平行に搬
送可能な第三搬送装置列に、金属スラブの表面を熱間で
部分研削可能な装置を具備し、第一搬送装置列、第二搬
送装置列、第三搬送装置列間で金属スラブの移動を可能
にした金属スラブの精整装置列である。
ラブの製造装置列に於いて、金属スラブの表面を熱間で
検査する装置を具備する第一搬送装置列の出側の側部に
横行搬送装置を接続し、該第一搬送装置列に平行に搬送
可能な第二搬送装置列に、金属スラブの表面を熱間で全
面溶削可能な装置、及び溶削後の金属スラブの表面を検
査する装置を具備し、第二搬送装置列の出側の側方に横
行搬送装置を接続し、更に該第二搬送装置列に平行に搬
送可能な第三搬送装置列に、金属スラブの表面を熱間で
部分研削可能な装置を具備し、第一搬送装置列、第二搬
送装置列、第三搬送装置列間で金属スラブの移動を可能
にした金属スラブの精整装置列である。
【０００９】
【作用】本発明は、連続鋳造工程と鋼板圧延工程とを直
結する金属スラブの製造装置列に於いて、金属スラブの
表面疵検査装置を設け（第一搬送装置列）、該装置列の
出側の側方に全面溶削装置及び金属スラブの表面欠陥検
査装置を設け（第二搬送装置列）、更に該装置列の出側
の側方に部分研削可能な表面欠陥除去装置を設けた（第
三搬送装置列）。即ち、本発明は製造装置列に金属スラ
ブの表面欠陥除去装置を設けず、表面検査装置のみを設
け、別の搬送装置列に各種の表面欠陥を除去する装置を
配設することによって、前後の物流を阻害することなく
効率的に製造可能としたものである。また、製造装置
列、搬送装置列間を横行搬送装置によって金属スラブを
移動することにより、金属スラブを必要枚数保有する距
離が装置上に確保可能となり、作業の中断が回避され、
連続して以降の処理ができる。
結する金属スラブの製造装置列に於いて、金属スラブの
表面疵検査装置を設け（第一搬送装置列）、該装置列の
出側の側方に全面溶削装置及び金属スラブの表面欠陥検
査装置を設け（第二搬送装置列）、更に該装置列の出側
の側方に部分研削可能な表面欠陥除去装置を設けた（第
三搬送装置列）。即ち、本発明は製造装置列に金属スラ
ブの表面欠陥除去装置を設けず、表面検査装置のみを設
け、別の搬送装置列に各種の表面欠陥を除去する装置を
配設することによって、前後の物流を阻害することなく
効率的に製造可能としたものである。また、製造装置
列、搬送装置列間を横行搬送装置によって金属スラブを
移動することにより、金属スラブを必要枚数保有する距
離が装置上に確保可能となり、作業の中断が回避され、
連続して以降の処理ができる。
【００１０】また、製造機列の側方の第二搬送装置列に
は表面欠陥除去装置として全面溶削装置を、次いで第三
搬送装置列には部分研削装置を設ける。第一搬送装置列
の熱間表面検査装置により検出された軽微或いは全面に
散発する表面欠陥、表層下介在物又は金属スラブの表層
のスケールを除去し表面検査をする対象材は、第二搬送
装置列の全面溶削装置で金属スラブの全表面を所定量除
去され、該装置列に設けられた表面欠陥検出装置で検査
される。更に、残留する表面欠陥については、第三搬送
装置列の部分研削装置により除去される。第一搬送装置
列に配設された熱間表面検査装置により検出される疵
は、第二搬送装置列を回避して直接に第三搬送装置列に
供給することも可能である。
は表面欠陥除去装置として全面溶削装置を、次いで第三
搬送装置列には部分研削装置を設ける。第一搬送装置列
の熱間表面検査装置により検出された軽微或いは全面に
散発する表面欠陥、表層下介在物又は金属スラブの表層
のスケールを除去し表面検査をする対象材は、第二搬送
装置列の全面溶削装置で金属スラブの全表面を所定量除
去され、該装置列に設けられた表面欠陥検出装置で検査
される。更に、残留する表面欠陥については、第三搬送
装置列の部分研削装置により除去される。第一搬送装置
列に配設された熱間表面検査装置により検出される疵
は、第二搬送装置列を回避して直接に第三搬送装置列に
供給することも可能である。
【００１１】本装置列の構成は、連続鋳造工程と鋼材圧
延工程を直結する装置列において、表面欠陥の除去を熱
間のまま前後工程の物流を阻害することなく可能とな
り、製造される金属スラブが全量熱間のまま次工程に供
給できる。
延工程を直結する装置列において、表面欠陥の除去を熱
間のまま前後工程の物流を阻害することなく可能とな
り、製造される金属スラブが全量熱間のまま次工程に供
給できる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１３】複数基からなる連続鋳造機列１より製造さ
れる幅寸法１８３０ｍｍ一定の金属スラブは、冷却され
ることなく高温で８００〜１０５０℃で復熱炉２に導入
される。復熱炉２で金属スラブのスラブ内温度分布を均
一処理した後、幅大圧下圧延機３で鋼材圧延工程が要求
するスラブ寸法幅７５０〜１８３０ｍｍに圧延する。圧
延機３は水平圧延機の前後に竪型圧延機を配設し、連続
鋳造機の鋳造、供給能力に等価もしくはそれ以上の生産
能力を有している。圧延された金属スラブの表面は、熱
間表面検査装置４により表面欠陥を検査する。切断機５
にて金属スラブ鋼板圧延工程が要求する所定の長さ寸法
に切断分割した後、表面欠陥の許容値以下の金属スラブ
は、搬送テーブル６より高速搬送台車７を経て鋼板圧延
工程８に熱間搬送される。金属スラブ表面の表面欠陥が
許容値を越える金属スラブは、第一搬送装置列３、４、
５の出側の側方に設けられた横行搬送装置９ａにより第
一搬送装置列から外され、第二搬送装置列に搬送され
る。第二搬送装置列には、金属スラブの片面側１〜３ｍ
ｍを溶削可能な全面溶削機１０、全面溶削後の表面検査
装置１１、搬送テーブル１２ａが設けてある。第二搬送
装置列１０，１１の出側に設けられた横行搬送装置９
ｂ、金属スラブの反転機１３、金属スラブ片面３〜１５
ｍｍを研削可能な部分研削装置１４、搬送テーブル１２
ｂ、第三搬送装置列と第二搬送装置列を継ぐ横行搬送装
置９ｃ、搬送テーブル１２ａ、１２ｂと搬送テーブル６
の間の金属スラブの移送機１５が設けてある。
れる幅寸法１８３０ｍｍ一定の金属スラブは、冷却され
ることなく高温で８００〜１０５０℃で復熱炉２に導入
される。復熱炉２で金属スラブのスラブ内温度分布を均
一処理した後、幅大圧下圧延機３で鋼材圧延工程が要求
するスラブ寸法幅７５０〜１８３０ｍｍに圧延する。圧
延機３は水平圧延機の前後に竪型圧延機を配設し、連続
鋳造機の鋳造、供給能力に等価もしくはそれ以上の生産
能力を有している。圧延された金属スラブの表面は、熱
間表面検査装置４により表面欠陥を検査する。切断機５
にて金属スラブ鋼板圧延工程が要求する所定の長さ寸法
に切断分割した後、表面欠陥の許容値以下の金属スラブ
は、搬送テーブル６より高速搬送台車７を経て鋼板圧延
工程８に熱間搬送される。金属スラブ表面の表面欠陥が
許容値を越える金属スラブは、第一搬送装置列３、４、
５の出側の側方に設けられた横行搬送装置９ａにより第
一搬送装置列から外され、第二搬送装置列に搬送され
る。第二搬送装置列には、金属スラブの片面側１〜３ｍ
ｍを溶削可能な全面溶削機１０、全面溶削後の表面検査
装置１１、搬送テーブル１２ａが設けてある。第二搬送
装置列１０，１１の出側に設けられた横行搬送装置９
ｂ、金属スラブの反転機１３、金属スラブ片面３〜１５
ｍｍを研削可能な部分研削装置１４、搬送テーブル１２
ｂ、第三搬送装置列と第二搬送装置列を継ぐ横行搬送装
置９ｃ、搬送テーブル１２ａ、１２ｂと搬送テーブル６
の間の金属スラブの移送機１５が設けてある。
【００１４】横行搬送装置９ａで供給される金属スラブ
は、熱間表面検査装置４によって全面溶削機１０により
表面欠陥の除去が必要と判断された対象材、或いは表層
介在物の除去が必要な対象材、表面スケールを除去し検
査する必要がある対象材等である。対象金属スラブは全
面溶削機１０により表面溶削がおこなわれ、その後、表
面検査装置１１により表面検査され、表面欠陥の無い金
属スラブは搬送テーブル１２ａ、移送機１５により第一
搬送装置列の搬送テーブル６に搬送され、鋼板圧延工程
８に熱間のまま供給される。
は、熱間表面検査装置４によって全面溶削機１０により
表面欠陥の除去が必要と判断された対象材、或いは表層
介在物の除去が必要な対象材、表面スケールを除去し検
査する必要がある対象材等である。対象金属スラブは全
面溶削機１０により表面溶削がおこなわれ、その後、表
面検査装置１１により表面検査され、表面欠陥の無い金
属スラブは搬送テーブル１２ａ、移送機１５により第一
搬送装置列の搬送テーブル６に搬送され、鋼板圧延工程
８に熱間のまま供給される。
【００１５】第一搬送装置列に配設さた表面検査装置４
により部分表面研削が必要とされた金属スラブは、搬送
装置９ａ、１２ａ、９ｂを介して、或いは搬送テーブル
６より移送機１５を介して搬送テーブル１２ｂに供給さ
れる。更に、第二搬送装置列の表面検査装置１１により
更に表面の部分欠陥の除去が必要と判断された金属スラ
ブは、横行搬送装置９ｂにより第三搬送装置列に供給さ
れ、反転機１３、部分研削装置１４により必要箇所の表
面欠陥を除去し、搬送テーブル１２ｂ、又は１２ｂ、９
ｃ、１２ａを経て移送機１５により第一搬送装置列の搬
送テーブル６に搬送され、鋼板圧延工程８に熱間のまま
供給される。
により部分表面研削が必要とされた金属スラブは、搬送
装置９ａ、１２ａ、９ｂを介して、或いは搬送テーブル
６より移送機１５を介して搬送テーブル１２ｂに供給さ
れる。更に、第二搬送装置列の表面検査装置１１により
更に表面の部分欠陥の除去が必要と判断された金属スラ
ブは、横行搬送装置９ｂにより第三搬送装置列に供給さ
れ、反転機１３、部分研削装置１４により必要箇所の表
面欠陥を除去し、搬送テーブル１２ｂ、又は１２ｂ、９
ｃ、１２ａを経て移送機１５により第一搬送装置列の搬
送テーブル６に搬送され、鋼板圧延工程８に熱間のまま
供給される。
【００１６】各搬送装置列の側片に設けられた横行搬送
装置９ａ、９ｂ、９ｃは、第二、第三搬送装置列に供給
される金属スラブ或いは表面部分研削手入完了スラブの
置場としての機能を有しており、全て連続的に作業がで
き、全量金属スラブを熱間のまま次工程である鋼板圧延
工程に供給できる。
装置９ａ、９ｂ、９ｃは、第二、第三搬送装置列に供給
される金属スラブ或いは表面部分研削手入完了スラブの
置場としての機能を有しており、全て連続的に作業がで
き、全量金属スラブを熱間のまま次工程である鋼板圧延
工程に供給できる。
【００１７】
【発明の効果】本発明によると、金属スラブの表面欠陥
の除去は生産能力を阻害することなく搬送装置列上で連
続的に熱間で全量処理出来るため、省設備、省エネルギ
ーなど多大の効果がもたらされる。
の除去は生産能力を阻害することなく搬送装置列上で連
続的に熱間で全量処理出来るため、省設備、省エネルギ
ーなど多大の効果がもたらされる。
【図１】本発明の実施例を示す平面説明図である。
１ 連続鋳造機列 ２ 復熱炉 ３ 幅大圧下圧延機 ４ 熱間表面検査装置 ５ 切断機 ６ 搬送テーブル ７ 高速搬送台車 ８ 鋼板圧延工程 ９ａ、９ｂ、９ｃ 横行搬送装置 １０ 全面溶削機 １１ 表面検査装置 １２ａ、１２ｂ 搬送テーブル １３ 反転機 １４ 部分研削装置 １５ 移送機
Claims (1)
- 【請求項１】 金属スラブの製造装置列に於いて、金属
スラブの表面を熱間で検査する装置を具備する第一搬送
装置列の出側の側部に横行搬送装置を接続し、該第一搬
送装置列に平行に搬送可能な第二搬送装置列に、金属ス
ラブの表面を熱間で全面溶削可能な装置、及び溶削後の
金属スラブの表面を検査する装置を具備し、第二搬送装
置列の出側の側方に横行搬送装置を接続し、更に該第二
搬送装置列に平行に搬送可能な第三搬送装置列に、金属
スラブの表面を熱間で部分研削可能な装置を具備し、第
一搬送装置列、第二搬送装置列、第三搬送装置列間で金
属スラブの移動を可能にした金属スラブの精整装置列。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3193570A JPH089050B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 金属スラブの精整装置列 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3193570A JPH089050B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 金属スラブの精整装置列 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0515923A JPH0515923A (ja) | 1993-01-26 |
| JPH089050B2 true JPH089050B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=16310214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3193570A Expired - Lifetime JPH089050B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 金属スラブの精整装置列 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089050B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19621259A1 (de) * | 1996-05-25 | 1997-11-27 | Schloemann Siemag Ag | Verfahren und Anlage zur Herstellung von Edelstahl- oder Kohlenstoffstahlblech aus durch Strangguß erzeugten Dünnbrammen |
| JP5042690B2 (ja) * | 2007-04-05 | 2012-10-03 | 新日本製鐵株式会社 | 鋳片の幅圧下設備 |
| JP5042691B2 (ja) * | 2007-04-06 | 2012-10-03 | 新日本製鐵株式会社 | 鋳片の幅圧下設備の操業方法 |
| JP6954188B2 (ja) * | 2018-03-08 | 2021-10-27 | 日本製鉄株式会社 | 連続鋳造鋳片の精整装置列 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01157770A (ja) * | 1987-12-16 | 1989-06-21 | Nkk Corp | 素材の表面欠陥除去方法 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP3193570A patent/JPH089050B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0515923A (ja) | 1993-01-26 |
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