JPS59129726A - ビレツトヒ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコイルの内部を移動するビレットを電磁誘導作
用によシ加熱する加熱装置、加熱装置のビレット入口側
に配置され加熱装置内にビレットを送シ込むビレット搬
入装置、加熱装置のビレット出自側に配置され加熱され
たビレットを羨の加工工程に送シ出すビレット搬出装置
などの主要装置からなるビレットヒータに関する。

この種のビレットヒータにおいては前記加熱装置、ビレ
ット搬入装置、ビレット搬出装置彦との主要装置の他に
１前記加熱装置に給電し咬た前記ビレット搬入装置並び
にビレット搬出装置を駆動するために設けられるトラン
ス、コンデンサ、開閉制御装置などからなる電力設備が
必要であるが、ビレットヒータを設置するに際しては前
記各装置が機能的に協調がとれていてしかも可及的に一
体化されておシ、その占有するスペースが可能な限シ節
減されていることが要件となる。

在来のこの種ビレットヒータにおいてはその占有するス
ペースを節減するために第１図並びに第２図に示す如く
、通常ビレット搬入装置９、加熱装置８、ビレット搬出
装置１１並びに前記諸装置の附属装置が配置されるビレ
ットヒータ架台１の下部に、トランス３．コンデンサ２
．開閉制御装置４などからなる電力設備を収納配置する
構成がとられている。このような配置の行なわれるビレ
ットヒータにおいては、複数個の未加熱ビレットが置か
れる傾斜面を備えた搬入シーート５からキラ力装置６に
よりビレット受は台７上に１個づつ送り出されたビレッ
トはブツシャ装置９によシ加熱装置８の内部に送り込ま
れる。加熱装置８の内部に送り込まれたビレットは加熱
装置８の出口附近に配置されたストッパ装置１０によシ
加熱装置８の内部の所定の位置に保持され加熱される。

その際通常加熱装置８内には常時２個以上のビレットが
滞留するようにされる。加熱の終ったビレットはストッ
パ装置１０がビレットの搬出に支障のない位置に移動し
た後に、ブツシャ装置９によって順次送り込まれる未加
熱ビレットヒータに押し出されてビレット搬出装置１１
土に移動し、ブレーキ付ギヤドモータ１２に駆動される
ビレット搬出装着１１に乗って次の加工工程に向は搬送
される。

しかし前記の如くにして順次連続して加熱されるビレッ
トにおいても、例えばビレットヒータ始　　ト動時にお
けるが如く加熱時間が通常のビレットの場合よりも短か
くなる最初に加熱されるビレットであるとか、あるいは
加熱装置の温度制御の不良から来る偶発的な低温の場合
のビレットとかの如く所定通シ加熱されていないために
そのまま次の加工工程に送シ出すには不適油なものが生
ずる。

このような場合在来のビレットヒータにおいては、加熱
装置のビレット出口附近などの適宜の個所において例え
ばサーモカッグルの如く通常使用される温度検出手段に
ょシ加熱不良のビレットを検出し、次の加工工程に至る
前に′：）イン外に排除回収するという方法がとられて
いる。、その際加熱不良であるビレットの排除回収手段
はビレットヒータと次の加工工程のための設備例えばプ
レス装置との間に設置されるのが通例であ尿がら、ビレ
ット加工設備としてビレットヒータ、加熱不良とレット
排除回収手段、プレス装置などが配置される加工ライン
が長くなり、したがって設備の設置スベウ ースが著しく増大しまた工場のレイアｙトが複Ｗになる
などの経済的、技術的欠点が生ずる。

本発明は在来のビレット加工ラインにおける加熱不良ビ
レット排除回収手段の配置から来る前記の如き欠点に鑑
み、ビレット加熱機構と不良ビレット排除回収手段とが
機能的にも構成的にも一体化され、したがって設備の占
有するスペースが著しく節減できるビレットヒータを提
供すると七を目的とする。

前記の目的は本発明によると首記のビレットヒータにお
いて、加熱不良検出装置にょシ検出きれたビレットを排
除する排除手段を前記ビレット搬出装置に接続し、前記
不良ビレットを前記排除手段から前記加熱装置のビレッ
ト入口方向に搬送する回収装置を前記加熱装置とほぼ平
行に設け、前記不良ビレットを前記回収装置の終端から
受けとって貯留する貯留場を前記ビレット搬入装置付近
に設けることにｒシ、回収すべきビレットを加熱装置の
出口側から入口側へ排除回収貯留されるようＫすること
によって達成される。

次に図面に表わされた実施例にもとづいて本発明の詳細
な説明する。

第３図及び第４図に示すビレットヒータにおいて、コイ
ルの内部を移動するビレットを加熱する加熱装置８°、
加熱装置のビレット入口側に配置され加熱装置８に対し
てビレットを送シ込むビレット搬入装置９、加熱コイル
のビレット出口側に配置され加熱されたビレットを次の
加工工程に送り出すビレット搬出装置１１並びに前記諸
装置の附属装置の配置されたビレットヒータ架台ｌの下
部にトランス３．コンデンサ２．開閉制御装置４などか
らなる電力装置を収納配置し、搬入シュート５からキッ
カ装買６によってビレット受は台７上に運び込まれたビ
レットがブツシャ装置９により加熱装置８内に送シ込ま
れ、ストッパ装置１０によって加熱装置の所定の位置に
保持されて加熱され、所定の温度に加熱された後、ブツ
シャ装置９により加熱装置内に順次送シ込まれて来る未
加熱のビレットによってところてん式に押し出されて搬
出装置１１上に移動し、搬出装置１１によって次の加工
工程に送シ出されることは第１図、第２図において説明
した在来のビレットヒータの場合と全く同様である。

しかし第３図、及び第４図においてはビレット搬入装置
９、加熱装置８及びビレット搬出装置１１に平行して通
常のビレットと進行方向に対して逆方向にビレットを搬
送するビレット回収装置１５を設け、ビレット搬出装置
１１からビレット回収装置１５の方にビレットを排除す
る手段としての前方ビレット転移装置１４が、またビレ
ット回収装置１５とビレット搬入装置９の後方のビレッ
トヒータ架台上に設けられる回収ビレット貯留場１９と
の間には回収ビレットをビレット回収装置１５から貯留
場１９に排除する手段としての後方ビレット転移装置１
８が配置されている。

前記の如き構成のビレットヒータにおいて加熱装置８か
ら送り出されるビレットが加熱不良である場合には、通
常のビレットヒータに装置される例えばサーモカップル
などからなる加熱不良ビレット検出機構（図示せず）か
らの信号を受けた後、ビレット搬出装置１１の側方に配
置された光電スイッチ１３の如き検出装置により当該不
良ビレットの到達が確認されるとビレット搬出装置駆動
用のブレーキ付ギヤドモータ１２が停止はれ、ビレット
搬出装置１１とビレット回収装置１５との間に配置され
た前方ビレット転移装置１４が働らいて当該ビレットが
ビレット回収装置１５上に転移される。続いてビレット
回収装置１５の駆動用ブレーキ付ギ十ドモータ１６が運
転され当該ビレットを正規のビレットの進行方向に対し
て反対方向にヒータ架台１上を後方に搬送する。ビレッ
ト回収装置１５の進行方向忙先端近くの側方に配置され
九光電スイッチ１７の如き検出装置により当該ビレット
の到達が確認されると運転中のブレーキ付ギヤドモータ
１６が停止し、ビレット回収装置１５と回収ビレット貯
留場１９との間に配置された後方ビレット転移装置が働
らき当該ビレットが貯留場１９に転移される。このよう
Ｋして回収されたビレットは貯留場１９において自然冷
却された後ホークリフトなどによって所定の場所に運搬
される。前記の如くにして本発明のビレットヒータにお
いては加熱不良のビレットの排除手段、回収装置並びに
一時的貯留場がビレットヒータそのものと同一台架に配
置され設備全体としての設置面積の縮減に大いに効果が
ある。

第５図は本発明のビレット回収装置１５の覧−ラ機構の
詳細を示すもので本質的に在来のビレットヒータのビレ
ット搬出装置のローラ機構と同一である。即ち両側に配
置された溝形枠２２の間にピローブロック２５などによ
り枢持されたローラ２６の一端にはスプロケット２３が
結合され、各ローラ２６のスプロケット２３をチェーン
で連結しギヤドモータで駆動してローラ上のビレット２
１を搬送する。

第６図は不良ビレットをビレット搬出装置１１かも排除
しビレット回収装置１５に転移させるために前記装置１
１及び１５の間に設けられるビレット転移装置１４と前
記装置１１及び１５との関係を示す概略図で、軸受３３
によって両端を支持された軸３１に配置された転移子３
２が、ビレット搬送装置１１のローラ２６を両側から支
持する溝形枠２２のうちスプロケット２３が存在しない
側の溝形枠２２に設けられたスリットによりて上方から
ロー２２６の上面よりも下方Ｋまで入シ込むことができ
るよりにされる。一方ビレット転移装置１４とビレット
回収装置１５との間にはビレット回収装置１５に向って
ビレットが転がシ易いように斜面を備えた渡り台３５が
配置される。

前記の如き構成においては、正規のビレットはビレット
搬出装置１１のローラ上を転移子３２に接触すると２な
く搬出されるが、不良ビレットがビレット搬出装置１１
の所定の位置に到達すると既に説明した如く検出信号に
応じて転移装置１４の軸３１の一端に結合された空気シ
リンダ３４が動作し、軸３１が回転して転移子３２がビ
レット搬出装置１１上のビレットをすくい上げ所定の角
度だけ持ち上げる。持ち上げられたビレット２１は第７
図に示す如く転移子３２及び渡シ台３５の表面を転動し
てビレット回収装置１５のロー５２６上に乗る。ビレッ
ト回収装置１５のローラ上に乗った回収ビレット２１は
、ビレット架台１上を後方の回収ビレット貯留場１９に
向ってビレット回収装置１５によって搬送される。貯留
場１９に到達したビレット２１が充電スイッチ２１によ
って確認されるとビレット回収装置１５の駆動用ブレー
キ付ギヤドモータが停止する。その際その構成と機能が
前方転移装置と全く同様の後方転移装置１８の転移子３
２が第８図に示す如くビレット回収装置１５上の回収ビ
レットを軸３３の回転に伴なってすくい上げ、所定の角
度持ち上げた後斜面を備え走回収ビレット貯留場を転動
させる。貯留場１９に移された回収ビレット２１は自然
冷却するまで貯留される。こうして不良ビレットはビレ
ットヒータ架台１を離れることなく完全に回収処理され
る。

本発明は以上に説明した如く、構成することによって、
ビレット加熱設備全体として設懺面積が著しく縮減でき
るとともに不良ビレットを処理するための工程が簡単に
なり、貯留場でビレットが自然冷却された後に所定の場
所に運搬されるから高温物体を取扱う危険作業が除かれ
るなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は在来のビレットヒータの各装置の配
置の概要を示す上面図及び側面図、第３図及び第４図は
本発明の不良ビレット排除回収手段を備えたビレットヒ
ータの各装置の配置の概要を示す上面図及び側面図、第
５図は本発明のビレットヒータにおける不良ビレット回
収装置のローラ機構の詳細を示す正面図、第６図は本発
明のビレットヒータにおいてビレット搬出装置、ビレッ
ト回収装置と前記装置の間に配置されるビレット転移装
置との位置並びに機能の関係を示す概略図、第７図及び
第８図はそれぞれ本発明のビレット転移製置の転移子の
機能を説明する概略図を表わす。 １・・・ビレットヒータ架台、２・・・コンデンサ、３
・・・トランス、４・・・開閉制御装置、５・・・搬入
シュート、６・・・キッカ装置、７・・・ビレット受は
台、８・・・加熱装置、９・・・グツシャ装置、１０・
・・ストッパ装置１１・・・ビレット搬出装置、１２．
１５・・・ブレーキ刊ギヤトモ−１，１３・・・充電ス
イッチ、１４．１８・・・ビレット転移装置、１５・・
・ビレット回収装！、１９川ビレツト貯留場、２６・・
・ローラ、３１・・・ビレット転移装置の軸３２・・・
転移子、３３・・・軸受、３４・・・空気シリンダ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）コイルの内部を移動するビレットを電磁誘導作用に
   よシ加熱する加熱装置、加熱装置のビレット入口側に配
   置され加熱装置内にビレットを送り込むビレット搬入装
   置、加熱装置のビレット出口側に配置され加熱されたビ
   レットを次の加工工程に送シ出すビレット搬出装置など
   の主要装置からなるビレットヒータにおいて、加熱不良
   検出装置によシ検出されたビレットを排除する排除手段
   を前記ビレット搬出装置に接続し、前記不良ビレットを
   前記排除手段から前記加熱装置のビレット入口方向に搬
   送する回収装置を前記加熱装置とほぼ平行に設け、前記
   不良ビレットを前記回収装置の終端から受けとって貯留
   する貯留場を前記ビレット搬入装置付近に設けることに
   よシ、回収すべきビレットを加熱装置の出口側から入口
   側へ排除回収貯留されるようにしてなることを特徴とす
   るビレットヒータ。 ２、特許請求の範囲第１項に記載のビレットヒータにお
   いて、両端を軸受によって枢持された軸にその一端が結
   合され、その他端が前記ビレット搬出装置あるいは前記
   ビレット回収装置のローラ間を該ローラの上面よシも下
   に入シ込むことが可能な転移子を備え、適洛な動力装置
   によって前記軸を回転させることによシ前記転移子を所
   定の位置まで持ち上げて適宜の斜面上を前記軸に関して
   前記ローラと反対側にビレットを転移させるビレット転
   移装置を前記ビレット排除手段とし、かつ前記ビレット
   搬出装置と前記ビレット回収装置との間並びに前記ビレ
   ット回収装置と前記ビレット貯留装置との間に前記転移
   装置を配置してなることを特徴、とするビレットヒータ
   。