JPH07691U - 記録紙のカッタ装置 - Google Patents

記録紙のカッタ装置

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Publication number
JPH07691U
JPH07691U JP3561393U JP3561393U JPH07691U JP H07691 U JPH07691 U JP H07691U JP 3561393 U JP3561393 U JP 3561393U JP 3561393 U JP3561393 U JP 3561393U JP H07691 U JPH07691 U JP H07691U
Authority
JP
Japan
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support shaft
cutter
blade
support
recording paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP3561393U
Other languages
English (en)
Inventor
徹 渡辺
佐知夫 柴田
信夫 保坂
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Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Publication date
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Publication of JPH07691U publication Critical patent/JPH07691U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転刃の押圧を適正にできるカッタ装置を提
供する。 【構成】 円盤状のカッタ刃を取り付けた支軸について
は突部を設けず、板バネ側に突部を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、長尺状の記録紙をその幅方向に切断するいわゆるカッタ装置に関す るものであり、特に円盤状刃を有するカッタの支持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記カッタ装置は、ファクシミリ、複写機あるいはプロッタ等の記録装置に広 く用いられ、その用途に応じ種々の形態のものが提案されている。図5及び図6 は従来のカッタ装置の要部構成を例示した図である。
【0003】 図5に示すカッタユニット4は、支持ブロック41と、円盤状のカッタ刃42 と、このカッタ刃42を支持する支軸43と、上記支持ブロック41に取り付け られ上記支軸43を押圧付勢する押圧バネ44とから構成されている。 上記カッタ刃42は上記支軸43の一端側に接合され、また上記支軸43の他 端側は上記ブロック41に設けられた支持孔411に回転自在に挿入されている 。これによりカッタ刃42及び支軸43は一体化され、上記支持ブロックに回転 自在に取り付けられている。 さらに上記支軸43の一端面には円筒状の凹部431が設けられ、この凹部4 31の内部に鋼球46が挿入されている。 上記支持ブロック41の一端側には上記押圧バネ44がネジ45により取り付 けられている。この押圧バネ44には切り欠きにより押圧部441が形成されて いる。 カッタユニット組付時においてこの押圧部441は、上記鋼球46を介して上 記支軸43を他端側に押圧付勢し、上記カッタ刃42及び上記支軸43の支持を 行っている。
【0004】 また、図6に示したカッタユニット5では、支軸53の一端面531が円錐状 に加工されている点で前述のカッタユニット4と相違している。それ以外の構成 は先に述べたカッタ装置と同等であるので、ここではその説明を省略する。
【0005】 これらのカッタ装置において、上記カッタ刃42(カッタ刃52)の縁側部を 図示省略した下刃に当接させた状態でカッタ刃(カッタユニット4,5)を移動 させる。この移動によりカッタ刃は記録紙との摩擦により回転しながら記録紙を 切断する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来装置は支軸(44,54)の頂部が円錐状に突出してい るので、その当接部分において、図7(a)に矢印Aにて示す方向の力が作用し 、不要な摩擦が発生してカッタ刃の寿命を損なうといった問題点があった。 本考案はこの問題点に対してなされたものであり、その目的は回転刃の押圧を 適正にできるカッタ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため本考案のカッタ装置は、円盤状のカッタ刃を取り付けた支軸について は突部を設けず、板バネ側に突部を設けたものである。
【0008】
【作用】
図7(b)に示すように、記録紙の切断時に上記カッタ刃が回転している際に おいては、上記板バネの突部の一点が上記支軸の平面部に当接しているので、板 バネ341からの押圧力は当接点を介して矢印B方向、すなわち支軸方向のもの となる。従って、回転刃52は正規の位置に位置付けられる。
【0009】
【実施例】
図1及び図2は本考案の一実施例を説明する図であり、図1は構成を説明する 分解図、図2は組み付けた状態における断面図である。以下、これらの図面を参 照し本考案のカッタ装置を説明する。なお、この実施例装置においては、回転刃 をより安定に支持するために、上記構成に加えて、支軸の板バネ当接部に凹部を 設けている。板バネの突部と支軸の凹部とが係合し、より安定した回転刃支持が 可能となる。
【0010】 さて、図1におけるフレーム部材1は、記録幅に対応して延長され、断面視略 ワ字状のブロック支持部11とこのブロック支持部11の上方側に配された断面 視略T字状のワイヤ保持部12とから構成された柱状部材である。 上記ブロック支持部11は、カッタユニット3(後述)を保持する部分で、上 側面に設けられた上側支持レール111と、下側面に設けられた下側支持レール 112により上記カッタユニット3を記録幅方向に移動自在に保持している。 上記ワイヤ保持部12は信号線等の線状部材aが収納される。この線状部材a はワイヤ保持部12により形成された断面視略U字状の溝に保持されている。
【0011】 下刃ユニット2は、上記フレーム部材1の下方位置に配置されており、平板状 の鋼板からなる下刃21と、この下刃21を下方から支持する下刃台22とを有 している。 上記下刃21は、図2中符号bにて示す一端側側面部が切断刃として作用する ように構成されており、この側面部に上記カッタユニット3のカッタ刃32(後 述)の縁側部が当接している。 なお、この下刃ユニット2も上記フレーム部材1と同様に記録幅に対応して延 長されている。
【0012】 カッタユニット3は、円盤状のカッタ刃32と、その一端部で上記カッタ刃3 2を支持する支軸33と、上記支軸33の他端部を回転自在に保持すると共に上 記ブロック支持部11に保持される支持ブロック31と、その一端部が上記支持 ブロック31に固定されると共に他端部が上記支軸33を上記支持ブロック31 側に押圧付勢する押圧板34とから構成されている。
【0013】 上記支軸33の一端面には円形状の底面331と傾斜側面332とから構成さ れる凹部333が形成されている。この凹部331には後述する弾性部材34の 突部341が嵌合される。 また、上記支軸33は上記支持ブロック31に対し傾斜して取り付けられてい る。すなわち、上記支軸33は上記支持ブロック31に設けられた支持孔311 に挿入支持され、この支持孔311は支持ブロック31の平面(図1中符号cに て示す)に垂直な軸xに対し、上記支持ブロック31の進行方向側(フレーム部 材1延長方向)に所定角θ傾斜した軸y方向の孔として形成される。上記支軸3 3を上記支持孔311に挿入することにより、上記支軸33は上記支持ブロック 31に対し所定角θだけ傾斜して取り付けられ、上記カッタ刃32は上記下刃2 1(側面b)に対し斜め方向に当接する。これにより記録紙の切断を良好なもの としている。
【0014】 上記押圧板34の一端部には取付用の孔342が設けられ、他端部には支軸押 圧部としての突部341が設けられている。この押圧板34は上記孔341及び ネジ35により上記支持ブロック31に取り付けられている。取り付け時におい て、上記突部341は上記支軸33の凹部333に、その頂部と凹部333の底 面331とが接するように取り付けられ、上記支軸33を上記支持ブロック31 側に押圧付勢する。
【0015】 図3は押圧板34の構成を示す図で、(a)及び(b)図は、それぞれ異なる 構成を有する押圧板を示している。 図3(a)において、押圧板34aは方形状の板バネとして形成されている。 この押圧板34aの一端部には半球状に形成された突部341aが形成されてい る。また押圧板34aの他端部にはネジが貫通するための孔342aが設けられ ている。この押圧板34aの上記支軸33に対する押圧力は100〜300g程 度に調整されている。
【0016】 図3(b)において、押圧板34bは、上記支持ブロック31の正面部にあわ せた方形状の板材に2本のスリット343bが施された板バネとして構成されて いる。この押圧板34bの押圧部、すなわち上記スリット343bにより揺動可 能とされた中央部分には円錐形状の突部341bが形成されており、またこの押 圧板34bの各頂部には、それぞれ固定ネジ35が貫通する孔342bが設けら れている。従って、この押圧板34bは、上記支持ブロック31に対して固定ネ ジ35により取り付けられている。また、取り付け状態において、上記突部34 1bは上記突部341aと同様に支軸33の凹部333と嵌合状態で配設され、 上記支軸33を押圧付勢している。 これらの押圧板34a,34bは、いずれも板金のプレス加工等の簡単な加工 方法により形成することができるので、装置を安価に製造することが可能となる 。
【0017】 上記実施例装置の動作を図4を参照して説明する。 図4(a)は安定な状態、すなわち上記支軸33の回転軸が所定範囲内にある 状態における押圧板34と支軸33との関係を示した図である。この状態におい て、上記突部341は上記凹部333の底面部331と接触している。両者の接 点位置は上記支軸の回転軸d上にあり、上記支軸33の回転を妨げない。従って 、上記カッタ刃32及び支軸33が回転した際においても、その回転は円滑な状 態に保たれる。また、上記板バネ34からの押圧力は、上記突部341を介して 上記支軸33に作用するが、このとき、板バネ34の押圧力は上記底面331に 対して垂直方向、すなわち上記支軸33の延長方向に作用している。これにより 、上記回転刃32と上記下刃21との当接状態は良好な状態に維持される。 一方、図4(b)は不安定な状態、すなわち上記支軸33の回転軸dがずれ、 上記突部341が上記凹部333の傾斜側面332に乗り上がった状態における 押圧板34と支軸33との関係を示した図である。この状態において、上記押圧 板34の突部341は上記傾斜側面332に乗り上げているので、上記押圧板3 4は湾曲して上記支軸33をより強く押圧している。これにより上記支軸33は 上記押圧板34から受けた力を逃がす方向に移動する。図4(b)に例示した支 軸33が上方向にずれた状態においては、上記支軸33は下方向に向けて、上記 突部341が上記底面331に当接するまで移動する。同様に支軸33が下ある いは左右方向にずれた場合には、それを修正する方向すなわち上記支軸33の中 心方向に移動する。 従って、上記押圧板34と上記支軸33とは常に所定の位置関係が保たれ、上 記安定状態が維持される。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の記録紙のカッタ装置によれば、その一端部に円盤 状のカッタ刃が取り付けられた支軸の一端面を、板バネに形成された半球状ある いは円錐状の突部により当接押圧し、上記支軸を支持する構成としたので、回転 刃の押圧を適正にできるカッタ装置が提供できるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例装置を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例装置を示す断面図である。
【図3】本考案における押圧板の構成を示す説明図であ
る。
【図4】本考案動作を示す説明図である。
【図5】従来装置を示す説明図である。
【図6】従来装置を示す説明図である。
【図7】本考案装置と従来装置との作用を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 フレーム部材 2 下刃ユニット 3 カッタユニット 31 支持ブロック 32 カッタ刃 33 支軸 331 底面 332 傾斜側面 333 凹部 34 押圧板(板バネ) 341 突部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙の幅方向に架設されたフレーム部
    材、上記フレーム部材に沿った左右方向に移動自在な状
    態で配設されたカッタユニット、及び上記カッタユニッ
    トに配された回転刃と当接する下刃ユニットから構成さ
    れ、上記回転刃と上記下刃との協働により長尺の記録紙
    を記録紙の幅方向に切断する記録紙のカッタ機構におい
    て、 上記カッタユニットを円盤状のカッタ刃と、このカッタ
    刃がその一端側に固着された支軸と、この支軸の他端側
    を回転自在に支持する支持ブロックと、この支持ブロッ
    クに取り付けられ、その押圧部が上記支軸の一端部に当
    接するように構成された板バネとから構成し、 上記板バネの上記支軸の一端部に当接押圧する押圧部分
    には球面状あるいは円錐面状の突部を形成し、上記板バ
    ネの突部を上記支軸の一端部に係合させて押圧付勢させ
    ることを特徴とする記録紙のカッタ装置。
JP3561393U 1993-06-04 1993-06-04 記録紙のカッタ装置 Pending JPH07691U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3561393U JPH07691U (ja) 1993-06-04 1993-06-04 記録紙のカッタ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3561393U JPH07691U (ja) 1993-06-04 1993-06-04 記録紙のカッタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07691U true JPH07691U (ja) 1995-01-06

Family

ID=12446701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3561393U Pending JPH07691U (ja) 1993-06-04 1993-06-04 記録紙のカッタ装置

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JP (1) JPH07691U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432500B1 (ko) * 2002-02-15 2004-05-20 코리아프린팅시스템 주식회사 미니 프린터용 절단장치

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