JP4235927B2 - ペーパーカッター用丸刃の製造方法及び丸刃ユニット - Google Patents

ペーパーカッター用丸刃の製造方法及び丸刃ユニット Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置、複写機、プリンタなどのOA機器や家電品に組み込まれ、ロール状やシート状のペーパーを所望の長さに切断するペーパーカッターに係り、特に、ペーパーカッター用丸刃の製造方法及びペーパーカッター用丸刃ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
円盤状の丸刃と直線状の固定刃とを有し、丸刃を回転可能かつ固定刃の延在方向に移動可能に軸支し、固定刃の刃先の延在方向に対し丸刃の円盤面を傾斜させて丸刃の刃先を固定刃に当接し、丸刃を移動させてペーパーを切断するペーパーカッターが、特開平7−124892号公報などに記載されている。
これらの公報には、固定刃を鋼板からプレス抜きしたものをそのまま用いることにより、固定刃の刃付け研削加工を不要にして部品コストを低減することが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のペーパーカッターでは、丸刃の刃付け研削加工を必要としていた。それは、鋼板からプレス抜きにより成形したままの丸刃を用いた場合、プレス抜きによって丸刃の周縁部に生じたバリは、丸刃の回転を妨げ、固定刃の刃先を痛め、切れ味が悪いという問題があるからである。また、板厚の薄い鋼板をプレス抜きして丸刃を安く形成できても、これに刃付け研削加工を行うことは難しいため、丸刃の部品コストを低減することは難しいという問題がある。
【0004】
本発明の課題は、プレス抜き後に刃付け研削加工を行わなくても十分な切れ味を有するペーパーカッター用丸刃の製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のペーパーカッター用丸刃の製造方法は、円盤状の丸刃と直線状の固定刃とを有し、丸刃を回転可能かつ固定刃の延在方向に移動可能に軸支し、固定刃の刃先の延在方向に対し丸刃の円盤面を傾斜させて丸刃の刃先を固定刃に当接し、丸刃を移動させてペーパーを切断するペーパーカッター用丸刃の製造方法において、丸刃は、鋼板をプレスで型抜きして円盤状部材を形成し、この円盤状部材のバリが出た側の面の周縁部に鋼板よりも硬度の高い鋼材を当接し、この鋼材の当接面と円盤状部材の円盤面とのなす角度を固定刃と丸刃とを当接するときの固定刃の刃先の延在方向と円盤状部材の円盤面とがなす角度よりも大きい角度に保持し、円盤状部材と前記鋼材とを相対回転することにより、円盤状部材のバリを鋼材の当接面にほぼ平行な状態又は最初の突出方向と反対側にめくれた状態又は削り取られた状態に形成することを特徴とする。
【0006】
このように製造することにより、刃付け研削加工を行わなくても、丸刃の周縁部のバリが円盤面から後退されるため、その周縁部の面を刃先として用いることにより、バリによる丸刃の切れ味の低下を防ぐことができる。
【0007】
この場合において、所定の角度が、固定刃と丸刃とを当接するときの固定刃の刃先の延在方向と丸刃の円盤面とがなす角度よりも大きい角度にすることが、切れ味をさらに良くする点で好ましい。
【0008】
また、従来は、円盤状の丸刃とこの丸刃が取り付けられる軸受け部材からなる丸刃ユニットの組み立て時に、作業者が丸刃の表裏を目視により確認しなければならない。このため、丸刃の表裏の確認に手間がかかり、かつ、誤る場合があるため、作業効率が悪いという問題があった。特に、本発明に係る製造方法で製造された刃付け研削加工されていない丸刃では、丸刃の表裏を目視により確認することは難しく作業効率が悪いという問題がある。
【0009】
そこで、丸刃の中心部に形成した穴の形状が丸刃の回転中心を通る任意の線に対し非対称に形成されてなり、軸受け部材には、この軸受け部材に丸刃の表裏が正しく取り付けられたときの丸刃の穴の形状に対応する断面形状の取付部を形成する。このように、丸刃と軸受け部材を形成することにより、丸刃の表裏を逆に組み立てようとした場合、丸刃の穴に軸受け部材の取付部を挿入して丸刃と軸受け部材を取り付けることができない。つまり、丸刃の表裏が正しい場合にのみ丸刃と軸受け部材を組み立てることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1乃至図6を参照して説明する。
図1は、丸刃の製造方法を示す図である。図2は、ペーパーカッターの斜視図である。図3は、丸刃と固定刃との位置関係を示す図である。図4は、軸受け部材、図5は、丸刃を示す図である。図6は、バリを処理する前と処理中のバリの状態を示す図である。
最初に、図2乃至図5により本発明を適用してなるのペーパーカッター用丸刃を備えたペーパーカッターの一実施形態の構造と動作を説明する。
本実施形態のペーパーカッターは、円盤状の丸刃1と直線状の固定刃2の2つの刃を有する。丸刃1を内部に支持する丸刃支持台3は、カッターフレーム5に形成したL字状の走行ガイド7に、図示していない摺動移動部で係合している。固定刃2は、カッターフレーム5の走行ガイド7が形成された面と逆の面に固定されている。また、丸刃支持台3の摺動移動部には、ワイヤ9が取り付けられている。ワイヤ9は、カッターフレーム5の両端に滑動回転可能に軸支した2つのプーリ11に架け渡されている。2つのプーリ11の一方は、カッターフレーム5に固定したモータ13と図示していないピニオンを介し係合している。モータ13の回転は、ピニオンを介しプーリ11に伝わり、その回転により、ワイヤ9が、丸刃支持台3の摺動移動部を走行ガイド7に沿って移動させる。丸刃支持台3の摺動移動部の移動により、丸刃支持台3は、固定刃2の上のペーパー15を横切るように移動する。
【0011】
図3のように丸刃1と軸受け部材17とからなる丸刃ユニット16は、支軸21により丸刃支持台3内に滑動回転可能に軸支されている。丸刃1は、固定刃2の刃先の延在方向に対して傾斜角度θ傾斜して、ペーパー15切断時の丸刃1の進行方向23の前側で固定刃2と当接点25で接する。この当接点25で丸刃1と固定刃2は、ペーパーを切断する。また、丸刃1は、ペーパー15の切断時、丸刃支持台3の移動に伴い、固定刃2との摩擦などにより回転方向27方向に回転しながら移動する。
【0012】
軸受け部材17は、図4のように、取付部29とつば部31とを合成樹脂により一体成形したものである。取付部29は、略六角柱状であり、つば部31は、取付部29の一方の端部の周囲の側面からほぼ垂直につば状に延び、外周が円形状に形成されている。取付部29のつば部31に水平な方向の断面、すなわち、取付部29の横断面は、正六角形の1つの角部に凸状部33を形成した形状となっている。凸状部33は、正六角形の1つの角からその角に連なる1つの辺の1部分にかけて形成されている。また、取付部29の中心部には、支軸を挿通する軸穴35が形成されている。丸刃1は、図5のように、軸受け部材17の取付部29を挿入し、軸受け部材17を取り付けるための取付穴37を中央部に有する。取付穴37は、正六角形の穴の角部に、凸状部33に対応する切り欠き部39を形成した形状となっている。
【0013】
本実施形態において、丸刃1は、鋼板をプレスで型抜きした後、この型抜きによって生じたバリを以下に説明する製造方法により処理したものである。固定刃2は、鋼板をプレスで型抜きしたままのものである。このように、丸刃1及び固定刃2には、共に刃付け研削加工をしていない。
【0014】
このような構成のペーパーカッターの本発明の特徴部であるペーパーカッター用丸刃の製造方法の一実施形態について図1及び図6により説明する。
本実施形態では、丸刃1は、板厚0.1〜0.3mmの薄いステンレス鋼板を材料とする。このステンレス鋼板からプレス抜きした円盤状部材41を、丸刃ユニット16に組み立て、適当な回転手段に取り付ける。円盤状部材41のバリ43が出ている周縁部45に、丸刃1の材料であるステンレス鋼よりも硬度の高い鋼材47の当接面49を当接し、円盤状部材41を数秒間回転させる。このとき、円盤状部材41の処理面51を鋼材47の平滑な当接面49に対し、傾斜角度θ+α傾斜させて処理を行う。θは、ペーパーカッターにおいて丸刃1と固定刃2とを当接させるときの傾斜角度である。すなわち、ペーパーカッターで丸刃1と固定刃2とを当接させるときの傾斜角度θよりもαだけ大きな傾斜角度で円盤状部材41と鋼材47の当接面49とを当接させる。なお、本実施形態においては、α=0.1〜1.0°とした。
【0015】
このように丸刃を製造することで、図6に示すように、円盤状部材41の処理面51側に突出していたバリ43が処理され、処理面51の周縁部45を平滑にすることができる。
【0016】
プレスで型抜きしただけの丸刃を用いたペーパーカッターでは、丸刃の周縁部に突出したバリにより、ペーパー切断時に丸刃は回転が不安定であり、また、固定刃などを痛め、切れ味は極端に悪かった。しかし、本発明の方法で製造された丸刃を用いたパーパーカッターでは、ペーパー切断時に丸刃が円滑に回転し、固定刃を痛めることもなく、十分な切れ味が得られた。
【0017】
このように製造された丸刃1は、バリ43による回転ムラを防ぎ、十分な切れ味を得ることができる。すなわち、プレス抜き後に刃付け研削加工を行わなくても十分な切れ味を有するペーパーカッター用丸刃を製造することができる。このため、刃付け研削加工が不要となり、また、従来刃付け研削加工が困難であった安価な板厚の薄い材料から丸刃を製造することが可能になり、部品コストを抑えることができる。
【0018】
また、本実施形態では、丸刃1の材料として板厚0.1〜0.3mmの薄いステンレス鋼板を用いたが、本発明は、異なる素材や板厚の鋼板にも適用できる。
【0019】
また、本実施形態では、適当な回転手段により円盤状部材41を回転させてバリ処理加工を行ったが、適当な回転手段により鋼材47を回転させ、鋼材47に当接した円盤状部材41が、摩擦などにより回転することでバリ処理加工を行っても良い。さらに、円盤状部材41の周縁部45を鋼材47に当接させながら円盤状部材41を移動させ、摩擦などにより円盤状部材41が回転することでバリ処理加工を行うこともできる。
【0020】
また、本実施形態では、バリ処理加工に鋼材47を用いたが、バリ処理加工に用いる部材は、丸刃の材料となる鋼板よりも硬度の高い部材であれば、鋼材でなくても良い。
【0021】
また、本実施形態では、円盤状部材41の処理面51を鋼材47の平滑な当接面49に対し、傾斜角度θ+α傾斜させて処理を行ったが、本発明に係る製造方法は、この傾斜角度でなくても十分な切れ味を持つ丸刃を造ることができる。ただし、傾斜角度θ+α傾斜させて処理を行った場合、丸刃の切れ味がより良くなり好ましい。
【0022】
また、傾斜角度θ+αにおいて、本実施形態では、α=0.1〜1.0°としたが、αは、丸刃に加工する鋼板の材質や板厚などにより適宜決められるものである。
【0023】
また、図6(b)では、処理中のバリ43が、当接面49とほぼ平行な状態になっているが、処理後のバリは、このように当接面49にほぼ平行な状態でも良いし、最初の突出方向と反対側にめくれた状態や、削り取られた状態になっても良い。バリを処理する程度は、丸刃1をペーパーカッターに用いたときに、少なくとも、丸刃支持台3の移動により丸刃1が回転し、固定刃2などを痛めず、十分な切れ味が得られる程度に処理されていれば良い。
【0024】
また、本発明を適用して製造されたペーパーカッター用丸刃は、本実施形態の構成のペーパーカッターに限らず、回転しながら移動する円盤状の丸刃を有するペーパーカッターに用いることができる。
【0025】
さらに、本実施形態の丸刃ユニット16において、軸受け部材17の取付部29は、凸状部33により、軸受け部材17の回転中心を通る任意の線に対し非対称な形状となる。また、丸刃1の取付穴37も、丸刃の回転中心を通る任意の線に対し非対称な形状である。したがって、図4及び図5において、丸刃1に軸受け部材17を紙面の表側から挿入した場合、丸刃1の取付穴37に形成された切り欠き部39と、軸受け部材17の取付部29に形成された凸状部33とが嵌合せず、丸刃1と軸受け部材17を組み立てることはできない。しかし、丸刃1に軸受け部材17を紙面の裏側から挿入した場合、切り欠き部39と、凸状部33とが嵌合可能となり、丸刃1と軸受け部材17を組み立てることができる。
【0026】
このように、丸刃1の表裏を逆にした場合、丸刃1に軸受け部材17を組み立てることはできない。すなわち、丸刃1の表裏が正しい場合にのみ丸刃1と軸受け部材17を組み立てることができる。このため、丸刃ユニットを組み立てるとき、目視確認により表裏を判別する必要がなくなり、かつ、誤りを防ぐことができるので、丸刃ユニットの組み立て作業の効率を高めることができる。特に、刃付け研削加工されていない本実施形態の丸刃において、丸刃ユニットの組み立て作業の効率を高めることができる。
【0027】
また、本実施形態では、取付部29の横断面を正六角形に凸状部33が形成された形状としたが、本発明はこの形状に限らず、多角形に凸状部33が形成された断面形状や、星形に凸状部33が形成された断面形状としても良い。また、取付部29の横断面の形状を円形に凸状部を形成した形状にした場合には、取付部29の横断面において、この凸状部自体を丸刃の回転中心を通る任意の線に対して非対称な形状にすることで、同一の効果を得ることができる。
【0028】
また、本実施形態では、凸状部33を正六角形の1つの角からその角に連なる1つの辺の1部分にかけて形成したが、凸状部33の位置及び大きさは本実施形態に限らず、取付部29の断面形状が非対称な形状になる位置、形及び大きさであれば良い。
【0029】
また、本実施形態では、凸状部33を1つとしたが、複数形成しても良い。
【0030】
また、本実施形態では、切り欠き部39を1つとしたが、切り欠き部39は、少なくとも凸状部33の数だけ形成されていれば良い。例えば、取付穴37の6つの角部のそれぞれに、切り欠き部39を形成しても良い。この場合、丸刃1の表裏が正しければ、1つの凸状部33に対して6つの切り欠き部39が嵌合可能となる。このため、切り欠き部39が1つしか形成されていないものよりも嵌合の機会が多くなり、組付け時間が短縮され、より作業効率を高めることができる。
【0031】
また、本実施形態では、本発明の製造方法により製造された丸刃を備えるペーパーカッター用丸刃ユニットについて説明したが、本発明はこれに限らず、刃付け研削加工された丸刃やプレス抜きのみで製造された丸刃にも適用できる。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、刃付け研削加工を行わなくても十分な切れ味を持つペーパーカッター用丸刃を製造することができる。さらに、丸刃の表裏が正しい場合にのみ丸刃と軸受け部材を組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明を適用してなるペーパーカッター用丸刃の製造方法の一実施形態を示す図である。
【図2】第1の発明を適用してなるペーパーカッター用丸刃を備えたペーパーカッターの一実施形態の斜視図である。
【図3】第1の発明を適用してなるペーパーカッターの丸刃と固定刃関係を示し、(a)は、平面図、(b)は、正面図、(c)は、側面図である。
【図4】第2の発明を適用してなるペーパーカッター用丸刃ユニットの軸受け部材を示し、(a)は、側面図、(b)は、A側から見た平面図である。
【図5】第2の発明を適用してなるペーパーカッター用丸刃ユニットの丸刃の平面図である。
【図6】第1の発明を適用してなるペーパーカッター用丸刃の製造方法におけるバリの状態を示し、(a)は、バリを処理する前、(b)は、バリの処理中を示す図である。
【符号の説明】
1 丸刃
2 固定刃
3 丸刃支持台
5 カッターフレーム
7 走行ガイド
9 ワイヤ
11 プーリ
13 モータ
15 ペーパー
16 丸刃ユニット
17 軸受け部材
21 支軸
23 進行方向
25 当接点
27 回転方向
29 取付部
31 つば部
33 凸状部
35 軸穴
37 取付穴
39 切り欠き部
41 円盤状部材
43 バリ
45 周縁部
47 鋼材
49 当接面
51 処理面
θ, θ+α 傾斜角度

Claims (2)

  1. 円盤状の丸刃と直線状の固定刃とを有し、前記丸刃を回転可能かつ前記固定刃の延在方向に移動可能に軸支し、前記固定刃の刃先の延在方向に対し前記丸刃の円盤面を傾斜させて該丸刃の刃先を前記固定刃に当接し、前記丸刃を移動させてペーパーを切断するペーパーカッター用丸刃の製造方法において、
    前記丸刃は、鋼板をプレスで型抜きして円盤状部材を形成し、該円盤状部材のバリが出た側の面の周縁部に前記鋼板よりも硬度の高い鋼材を当接し、該鋼材の当接面と前記円盤状部材の円盤面とのなす角度を前記固定刃と前記円盤状部材とを当接するときの前記固定刃の刃先の延在方向と前記円盤状部材の円盤面とがなす角度よりも大きい角度に保持し、前記円盤状部材と前記鋼材とを相対回転することにより、前記円盤状部材のバリを前記鋼材の当接面にほぼ平行な状態又は最初の突出方向と反対側にめくれた状態又は削り取られた状態に形成することを特徴とするペーパーカッター用丸刃の製造方法。
  2. 請求項1に記載のペーパーカッター用丸刃の製造方法により製造された丸刃を用いてなるペーパーカッター用丸刃ユニットにおいて、
    前記丸刃が取り付けられる軸受け部材を有し、前記丸刃の中心部に形成した穴の形状が該丸刃の回転中心を通る任意の線に対し非対称に形成されてなり、前記軸受け部材には、該軸受け部材に前記丸刃の表裏が正しく取り付けられたときの前記丸刃の穴の形状に対応する断面形状の取付部が形成されてなることを特徴とするペーカーカッター用丸刃ユニット。
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