JPH0767968B2 - 物品移載装置 - Google Patents

物品移載装置

Info

Publication number
JPH0767968B2
JPH0767968B2 JP63024798A JP2479888A JPH0767968B2 JP H0767968 B2 JPH0767968 B2 JP H0767968B2 JP 63024798 A JP63024798 A JP 63024798A JP 2479888 A JP2479888 A JP 2479888A JP H0767968 B2 JPH0767968 B2 JP H0767968B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
conveyor chain
attachment
conveyor
article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63024798A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01203120A (ja
Inventor
健二郎 谷口
宗弘 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daido Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Kogyo Co Ltd filed Critical Daido Kogyo Co Ltd
Priority to JP63024798A priority Critical patent/JPH0767968B2/ja
Publication of JPH01203120A publication Critical patent/JPH01203120A/ja
Publication of JPH0767968B2 publication Critical patent/JPH0767968B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、コンベヤチェーンによって搬送された電子部
品等の物品を他のコンベヤチェーンに移し替える物品移
載装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、電子部品を載置して搬送する電子部品搬送用のコ
ンベヤチェーンがある。該コンベヤチェーン2,3は、第
7図及び第8図に示すように、櫛歯状の電子部品載置部
5が設けられたリンクプレート6を有する外リンクと、
凹状の電子部品載置部5が設けられたリンクプレート7
を有する内リンクとを交互に所定のピッチで連結して屈
曲自在に構成されていて、2条並行してスプロケット10
に噛合し、略々水平に配置されているコンベヤチェーン
ガイド14上を移動して、電子部品載置部5に掛け渡され
た電子部品4を順次搬送するようになっている。これに
より、リングプレート6の櫛歯状の載置部5及びリンク
プレート7の凹状の載置部5により、電子部品は、所定
ピッチで連続して搬送される。
一方、上流側と下流側とにそれぞれ配置された上述電子
部品搬送用のコンベヤチェーン2,3の間に介在して、上
流側コンベヤチェーン2から下流側コンベヤチェーン3
に電子部品4を移し替える回転ドラム11を用いた電子部
品移載装置1′が案出されている。
該電子部品移載装置1′は、駆動用チェーン13によって
連結されて同一速度で回転するようになっている上流側
コンベヤチェーン2と下流側コンベヤチェーン3との間
に回転ドラム11を備え、該回転ドラム11を下流側コンベ
ヤチェーン3に駆動用チェーン15を介して連結し、上流
側コンベヤチェーン2と下流側コンベヤチェーン3とに
連動するように回転して、上流側コンベヤチェーン2の
電子部品載置部5に載置されて搬送されてきた電子部品
4を回転ドラム11のフランジに並列に設けられた受け溝
11aに受け、該回転ドラム11から下流側コンベヤチェー
ン3の電子部品載置部5へ順次1個ずつ移し替えるよう
になっている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、上述電子部品移載装置1′にあっては、電子
部品4が上流側コンベヤチェーン2の電子部品載置部5
から回転ドラム11の受け溝11aに乗り替わるとき、或は
回転ドラム11の受け溝11aから下流側コンベヤチェーン
3の電子部品載置部5に乗り替わるときのタイミングが
微妙で、このタイミングがずれると、電子部品4が回転
ドラム11の受け溝11aから外れて落ちたり、または上流
側或は下流側コンベヤチェーン2,3の電子部品載置部5
に引っ掛かって折れ曲がったりする問題点がある。
また、コンベヤチェーン2,3の電子部品載置部5…に多
数載置されている電子部品を1個づつ回転ドラム11の受
け溝11aに受け渡すため、コンベヤチェーン2,3の移送速
度を速くするには、回転ドラム11を高速回転する必要が
あるが、回転ドラム11を速くすると、遠心力により電子
部品が飛出す虞れがあり、コンベヤチェーン2,3の移送
速度を高めて効率化を図る上でのネックとなっている。
そこで、本発明は、1個のアタッチメントにコンベンヤ
チェーンと同様に多数の物品を載置し得るように構成す
ると共に、該アタッチメントの間で1個の物品用の間載
置手段を構成し、所定ピッチで連続して載置された電子
部品等の物品が乗り替わる際のタイミングのずれのない
構成を提供し、もって上述問題点を解消することを目的
とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図ないし第3図を参照して示すと、それぞれ櫛歯
状の載置部(5)を有する第1のリンクプレート(6)
と、該第1のリンクプレートの間にて載置部(5)を有
する第2のリンクプレート(7)とを交互に連結し、か
つ同一の所定速度で搬送されてなる上流側及び下流側コ
ンベヤチェーン(2)(3)との間に介在し、前記第1
及び第2のリンクプレートの載置部(5)に所定ピッチ
で連続して載置される物品(6)を、前記上流側コンベ
ヤチェーン(2)から前記下流側コンベヤチェーン
(3)に移載する物品移載装置(1)において、前記上
流側コンベヤチェーン(2)と前記下流側コンベヤチェ
ーン(3)との間に、前記上流側コンベヤチェーン
(2)の物品移載部(X)において該コンベヤチェーン
(2)に該コンベヤチェーン(2)の下方から所定の交
叉角(α)にて交叉する上り傾斜部Aと、前記下流側コ
ンベヤチェーン(3)の物品移載部(Y)において該コ
ンベヤチェーン(3)に該コンベヤチェーン(3)の上
方から前記所定の交叉角(α)にて交叉する下り傾斜部
Bと、これら両傾斜部を結び略々水平に延びる連結部C
とを有するチェーン(17)を介設し、更に該チェーン
(17)を前記コンベヤチェーン(2,3)の前記所定速度
の前記所定の交叉角(α)における正割倍の速度にて移
動するように構成し、前記チェーン(17)に、上部に櫛
歯状の物品載置部(27)を有するアタッチメント(29)
をその一端部にて揺動自在に連結し、かつ該アタッチメ
ント(29)の先端部にガイド部(31)を設け、更に前記
チェーン(17)に沿って、前記ガイド部(31)と係合
し、前記チェーン(17)が前記コンベヤチェーン(2,
3)に交叉して移動する際に、前記アタッチメント(2
9)が前記コンベヤチェーン(2,3)の搬送姿勢と一致す
る姿勢を維持するように該アタッチメント(29)の変位
を規制する案内部材(33)を配置し、そして前記アタッ
チメント(29)の間に、該アタッチメントにて押されて
移動する1個の物品用の間載置手段(27′)を設けて、
該間載置手段(27′)と前記アタッチメントの物品載置
部(27)にて、前記上流側及び下流側コンベヤチェーン
における所定ピッチで連続する載置部(5)に対応して
なる、ことを特徴とするものである。
また、上流側コンベヤチェーン(2)と下流側コンベヤ
チェーン(3)との間に介設するチェーン(17)のピッ
チを上記コンベヤチェーン(2,3)のピッチの物品移載
部(X,Y)における該チェーン(17)とコンベヤチェー
ン(2,3)の所定の交叉角(α)の正割倍にすると良好
に移載できる。
(ホ)作用 上述構成に基づき、上流側コンベヤチェーン(2)に所
定ピッチで連続して配列される載置部(5)に載置され
た物品(4)が物品移載部(X)に搬送されると、該物
品移載部(X)にて上流側コンベヤチェーン(2)と交
叉するチェーン(17)に該上流側コンベヤチェーン
(2)の物品搬送姿勢と一致する姿勢を維持するように
連結されたアタッチメント(29)及びその間に形成され
る間載置手段(27′)は該チェーン(17)の移動に従っ
て、上流側コンベヤチェーン(2)の物品搬送方向にお
いて該上流側コンベヤチェーン(2)の速度と同一速度
で該コンベヤチェーン(2)の下方から上方へ移動しな
がら該コンベヤチェーン(2)に載置された物品(4)
をそのままの状態で掬い上げるようにして載置し、該物
品(4)を下流側コンベヤチェーン(3)の物品移載部
(Y)へ搬送する。
そして、該アタッチメント(29)が下流側コンベヤチェ
ーン(3)の物品移載部(Y)に到達すると、該アタッ
チメント(29)は、下流側コンベヤチェーン(3)の物
品搬送姿勢と一致する姿勢を維持して、下流側コンベヤ
チェーン(3)の物品搬送方向において該下流側コンベ
ヤチェーン(3)の速度と同一速度度で該コンベヤチェ
ーン(3)の上方から下方へ移動し、該アタッチメント
(29)の物品載置部(27)及び間載置部(27′)に載置
された物品(4)を該下流側コンベヤチェーン(3)の
載置部(5)に乗せ替える。そして、該下流側コンベヤ
チェーン(3)の載置部(5)に乗せ替えられた物品
(4)が該下流側コンベヤチェーン(3)にて搬送され
る。
そして、前記チェーン(17)の上り及び下り傾斜部(A,
B)においては、アタッチメント(29)の櫛歯状の物品
載置部(27)と、両アタッチメントの間の1個の物品用
の間載置手段(27′)とで、上流側及び下流側コンベヤ
チェーン(2,3)における所定ピッチで連結する載置部
(5)と同一ピッチとなり、前述した同一搬送方向速度
からなることと相俟って、電子部品等の物品を連続して
滑らかに移載すると共に、チェーン(17)の連結部
(C)にあっては、チェーン(17)は略々水平方向に延
びるため、コンベヤチェーン(2,3)に対して速度が速
くなるが、該連結部分では、間載置手段(27′)が拡く
なることにより前記速度差を吸収すると共に、1個の物
品は後続するアタッチメント(29)に押されて確実に搬
送され、これらが相俟って、所定ピッチで連続して配列
された物品を、そのままの状態で連続して、上流側コン
ベヤチェーン(2)から下流側コンベヤチェーン(3)
に移載する。
また、上流側コンベヤチェーン(2)と下流側コンベヤ
チェーン(3)との間に介設するチェーン(17)のピッ
チを上記コンベヤチェーン(2,3)のピッチの物品移載
部(X,Y)における該チェーン(17)とコンベヤチェー
ン(2,3)の所定の交叉角(α)の正割倍にすると、物
品移載部(X,Y)においてアタッチメント(29)の櫛歯
状物品載置部(27)及び間載置手段(27′)がそれぞれ
上流側コンベヤチェーン(2)と下流側コンベヤチェー
ン(3)の載置部(5)を有する各リングプレート
(6、7)に個々に対向して移動する。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本発明による実施例について説明
する。
なお、上述従来の上流側及び下流側コンベヤチェーン2,
3と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
本実施例に係る電子部品移載装置1は、第1図及び第2
図に示すように、左右をそれぞれ駆動側スプロケット16
a及び従動側スプロケット16bに噛合して回転する2条の
無端状ホローピンチェーン17を有すると共に、該ホロー
ピンチェーン17を上流側コンベヤチェーン2の部品移載
部Xにおいて、該上流側コンベヤチェーン2に該チェー
ン2の下方から上方へ所定の交叉角α(本実施例におい
ては30゜)にて交叉し、また下流側コンベヤチェーン3
の部品移載部Yにおいて、該下流側コンベヤチェーン3
の上方から下方へ上述所定の交叉角αにて交叉するよう
にガイドするチェーンガイド19を備えている。従って、
該チェーン17は、上り傾斜部A、下り傾斜部B、これら
両傾斜部の上端部分を結ぶ略々水平に延びる上連結部C
及び両傾斜部の下端部分を結ぶ下連結部Dを有する。
上記ホローピンチェーン17は、第3図ないし第5図に詳
示するように、2枚のリンクプレート20に前後2個の小
径ブッシュ21a,21bを圧入した外リンク22と、2枚のリ
ンクプレート23に2個の大径ブッシュ25を圧入した内リ
ンク26とを交互に連結して屈曲自在に構成されており、
上記外リンク22には複数の保持溝27…を有する櫛歯状の
物品載置部をその上部に備えたアタッチメント29がその
後端部を該リンク22の後側小径ブッス21bに嵌入するピ
ン30に支持されて揺動自在に配設されている。また、該
アタッチメント29の先端部にはガイドローラ31が回転自
在に取り付けられている。また、第1図及び第4図に示
すように、各アタッチメント29の間は、1個の電子部品
4を受け入れる間載置部(27′)を構成している。
なお、該ホローピンチェーン17の連結ピッチは、上述上
流側及び下流側コンベヤチェーン2,3の連結ピッチに対
して上述所定の交叉角αにおける正割(secα)倍にな
るように構成されており、またアタッチメント29に取り
付けられたガイドローラ31とピン30のピッチは上流側及
び下流側コンベヤチェーン2,3の連結ピッチと同じにな
るように構成されている。
更に、該ホローピンチェーン17は、第1図に示すよう
に、駆動用チェーン32を介して下流側コンベヤチェーン
3に連結し、上流側及び下流側コンベヤチェーン2,3に
対して所定の交叉角αにおける正割(secα)倍の速度
にて移動するように構成されている。
また、上記チェーンガイド19に沿った所定位置に、ロー
ラガイドレール33が配置されており、該ローラガイドレ
ール33は、上記アタッチメント29のガイドローラ31に係
合し、該アタッチメント29の変位を規制して、ホローピ
ンチェーン17が上流側または下流側コンベヤチェーン2,
3の部品移載部X,Yにおいて該上流側または下流側コンベ
ヤチェーン2,3と交叉する際に、アタッチメント29がそ
れぞれ上流側及び下流側コンベヤチェーン2,3の電子部
品4を搬送する際の姿勢と一致するような垂直姿勢を維
持しながら移動するようになっている(第6図参照)。
本実施例は以上のような構成からなるので、ホローピン
チェーン17は、上流側及び下流側コンベヤチェーン2,3
の回転に対して正割(sec)α倍の速度で回転し、上流
側コンベヤチェーン2の部品移載部Xにおいて該上流側
コンベヤチェーン2と交叉角αにて交叉し、また下流側
コンベヤチェーン3の部品移載部Yにおいて下流側コン
ベヤチェーン3と交叉角αにて交叉する。この際、ホロ
ーピンチェーン17に取り付けられたアタッチメント29
は、垂直姿勢を維持しながら上流側または下流側コンベ
ヤチェーン2,3の移動と同じ速度の水平分速で移動する
と共に、上流側または下流側コンベヤチェーン2,3の電
子部品載置部5を有するリンクプレート6にそれぞれ1
対1の対になって移動する。
そして、上流側コンベヤチェーン2におけるリンクプレ
ート6の櫛歯状電子部品載置部5及び該プレート6の間
におけるリンクプレート7上の載置部5に掛け渡され
て、所定ピッチで連続して部品移載部Xに搬送されてき
た電子部品4は、上流側コンベヤチェーン2の搬送速度
と同じ水平分速で下方から上方へと交叉するように移動
するホローピンチェーン17のアタッチメント29にタイミ
ングのずれなく確実に掬われて順次下流側コンベヤチェ
ーン3へと搬送されると共に、リンクプレート6の間に
位置するリンクプレート7上の1個の電子部品4は、ア
タッチメント29の間の間載置部27′にて掬われる。な
お、コンベヤチェーン3には、所定ピッチで連続して電
子部品4が載置されているため、必ずしもリンクプレー
ト7の電子部品4の間載置部27′とを対応させる必要は
ない。また、下流側コンベヤチェーン3の部品移載部Y
に搬送された電子部品4は、下流側コンベヤチェー3の
搬送速度と同じ水平分速で上方から下方へと交叉するよ
うに移動するアタッチメント29から下流側コンベヤチェ
ーン3の電子部品載置部5へタイミングのずれを生じる
ことなく確実に乗せ替えられる。
この際、チェーン17の上り及び下り傾斜部A,Bにおいて
は、アタッチメント29の櫛歯状の物品載置部27と、両ア
タッチメントの間の1個の物品用の間載置手段27′と
で、上流側及び下流側コンベヤチェーン2,3における所
定ピッチで連結する載置部5と同一ピッチとなり、前述
した同一搬送方向速度からなることと相俟って、電子部
品を連続して滑らかに移載すると共に、チェーン17の連
結部Cにあっては、チェーン17は略々水平方向に延びる
ため、コンベヤチェーン2,3に対して速度が速くなる
が、該連結部分では、間載置手段27′が拡くなることに
より前記速度差を吸収すると共に、1個の物品は後続す
るアタッチメント29に押されて確実に搬送され、これら
が相俟って、所定ピッチで連続して配列された物品は、
そのままの状態で連続して、上流側コンベヤチェーン2
から下流側コンベヤチェーン3に移載される。
なお、並行する2条の上流側コンベヤチェーン2、或は
下流側コンベヤチェーン3の間に位置ずれが生じると、
電子部品4がこぼれたりして電子部品4の乗り替えの確
実性が損なわれるが、この場合には2条に並設したホロ
ーピンチェーン17のそれぞれを対向するコンベヤチェー
ン2,3と位置合せして対応することができる。
また、上流側コンベヤチェーン2と下流側コンベヤチェ
ーン3との間で、熱変化等に起因する伸びにより位置ず
れが生じた場合には、上流側コンベヤチェーン2と下流
側コンベヤチェーン3との間でホローピンチェーン17を
ローラ、或はテイクアップスロケット等により押圧し、
位置ずれを調整して対応することができる。
なお、上述実施例においてホローピンチェーンを用いた
電子部品移載装置について説明したが、これに限らず、
ホローピンチェーンに代えて、フッシュドチェーン或は
ブッシュタイプローラチェーンを用いてもよい。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、上流側コンベヤ
チェーンと下流側コンベヤチェーンとの間に、これらコ
ンベヤチェーンにそれぞれ所定の交叉角にて交叉し、か
つコンベヤチェーンの移動速度に対して該交叉角におけ
る正割倍(sec倍)の速度にて移動するチェーンを配置
し、また該チェーンに先端部にガイド部を備えたアタッ
チメントを揺動自在に連結し、更に上流側及び下流側コ
ンベヤチェーンにチェーンが交叉する際に、アタッチメ
ントが上流側及び下流側コンベヤチェーンの物品搬送姿
勢と一致する姿勢を維持するように該アタッチメントの
変位を規制する案内部材を配置したので、上流側及び下
流側コンベヤチェーンの物品搬送姿勢と同一の姿勢を維
持したアタッチメントを上流側及び下流側コンベヤチェ
ーンに、これらコンベヤチェーンの物品搬送方向におけ
る速度と同じ速度の分野で交叉することができ、電子部
品等の物品を上流側コンベヤチェーンから下流側コンベ
ヤチェーンへ外れ落ちたりすることなく確実に、かつス
ムーズに移し替えることができる。また、アタッチメン
ト及び各アタッチメントの間にて構成される間載置手段
は、コンベヤチェーンと同様に多数の物品を所定ピッチ
で連続して載置し得るので、チェーンの上り及び下り傾
斜部では、コンベヤチェーンの載置部と同じピッチで滑
らかに物品を移載し、かつ略水平方向に延びる連結部で
は、コンベヤチェーンに比して搬送速度が速くなるにも
拘らず、間載置手段が拡がることにより該速度を吸収し
て、所定ピッチで連続して配列された物品を滑らかにか
つ確実に移載でき、またコンベヤチェーンの速度に対応
してチェーンの速度を高めても、チェーン速度が極度に
高くなることはなく、物品移載装置がコンベヤチェーン
の高速化の妨げになることはない。
また、物品移載装置のチェーンの連結ピッチを上流側及
び下流側コンベヤチェーンの連結ピッチの交叉角におけ
る正割倍にすると、アタッチメントを上流側及び下流側
コンベヤチェーンの電子部品載置部を有するリンクプレ
ート毎に対向させることができ、各リンクプレートの所
定部に載置された物品をリンクプレート単位にて移し替
えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る電子部品移載装置の正面
図、第2図は第1図のII−II矢視図、第3図ないし第5
図はホローピンチェーンを示し、第3図は斜視図、第4
図は正面図、第5図は一部破断した平面図である。第6
図はアタッチメントの姿勢を規制するローラガイドレー
ルを示す図、第7図は従来の回転ドラムを用いた電子部
品移載装置の正面図、第8図は第7図のVIII−VIII矢視
図である。 1……物品移載装置(電子部品移載装置)、2……上流
側コンベヤチェーン、3……下流側コンベヤチェーン、
4……物品(電子部品)、5……(電子部品)載置部、
6,7……リンクプレート、17……チェーン(ホローピン
チェーン)、22……外リンク、26……内リンク、27……
物品載置部(保持溝)、27′……間載置手段、29……ア
タッチメント、31……ガイド部(ガイドローラ)、33…
…案内部材(ローラガイドレール)、α……所定の交叉
角、A……上り傾斜部、B……下り傾斜部、C……
(上)連結部、X……上流側コンベヤチェーンの物品移
載部(上流側コンベヤチェーンの部品移載部)、Y……
下流側コンベヤチェーンの物品移載部(下流側コンベヤ
チェーンの部品移載部)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ櫛歯状の載置部を有する第1のリ
    ンクプレートと、該第1のリンクプレートの間にて載置
    部を有する第2のリングプレートとを交互に連結し、か
    つ同一の所定速度で搬送されてなる上流側及び下流側コ
    ンベヤチェーンとの間に介在し、前記第1及び第2のリ
    ンクプレートの載置部に所定ピッチで連続して載置され
    る物品を、前記上流側コンベヤチェーンから前記下流側
    コンベヤチェーンに移載する物品移載装置において、 前記上流側コンベヤチェーンと前記下流側コンベヤチェ
    ーンとの間に、前記上流側コンベヤチェーンの物品移載
    部において該コンベヤチェーンに該コンベヤチェーンの
    下方から所定の交叉角にて交叉する上り傾斜部と、前記
    下流側コンベヤチェーンの物品移載部において該コンベ
    ヤチェーンに該コンベヤチェーンの上方から前記所定の
    交叉角にて交叉する下り傾斜部と、これら両傾斜部を結
    び略々水平に延びる連結部とを有するチェーンを介設
    し、 該チェーンを前記コンベヤチェーンの前記所定速度の前
    記所定の交叉角における正割倍の速度にて移動するよう
    に構成し、 前記チェーンに、上部に櫛歯状の物品載置部を有するア
    タッチメントをその一端部にて揺動自在に連結し、かつ
    該アタッチメントの先端部にガイド部を設け、 前記チェーンに沿って、前記ガイド部と係合し、前記チ
    ェーンが前記コンベヤチェーンに交叉して移動する際
    に、前記アタッチメントが前記コンベヤチェーンの搬送
    姿勢と一致する姿勢を維持するように該アタッチメント
    の変位を規制する案内部材を配置し、 前記アタッチメントの間に、該アタッチメントにて押さ
    れて移動する1個の物品用の間載置手段を設けて、該間
    載置手段と前記アタッチメントの物品載置部にて、前記
    上流側及び下流側コンベヤチェーンにおける所定ピッチ
    で連続する載置部に対応してなる、 ことを特徴とする物品移載装置。
  2. 【請求項2】前記チェーンのピッチが前記コンベヤチェ
    ーンのピッチの前記所定の交叉角における正割倍であ
    る、請求項1記載の物品移載装置。
JP63024798A 1988-02-03 1988-02-03 物品移載装置 Expired - Fee Related JPH0767968B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63024798A JPH0767968B2 (ja) 1988-02-03 1988-02-03 物品移載装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63024798A JPH0767968B2 (ja) 1988-02-03 1988-02-03 物品移載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01203120A JPH01203120A (ja) 1989-08-15
JPH0767968B2 true JPH0767968B2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=12148213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63024798A Expired - Fee Related JPH0767968B2 (ja) 1988-02-03 1988-02-03 物品移載装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0767968B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5088827B2 (ja) * 2008-08-22 2012-12-05 椿本メイフラン株式会社 サイドウイングリンクチェーン

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2013599B (en) * 1978-01-27 1982-06-09 Langen H J & Sons Ltd Spacer escalator for spacing loads in carton loading machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01203120A (ja) 1989-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109720894A (zh) 一种装车机头和自动装车设备
JP6861432B2 (ja) 搬送装置及びコンベヤユニット
US4793465A (en) Bottle conveying system
DK165588C (da) Indretning til selektiv overfoering af artikler fra en til flere transportoerer
GB2241216A (en) Stacking apparatus
JPH0767968B2 (ja) 物品移載装置
EP0845414A1 (en) Apparatus for transferring substantially round, fragile articles, such as eggs
GB2093422A (en) Vertical conveyor
JPS6071421A (ja) 物品受渡し装置
JPH08277026A (ja) 物品搬送用チェーン
JPH072345A (ja) 板状部材の移載装置
JPH09142639A (ja) 鶏卵の向きを揃える装置
JPH0542972Y2 (ja)
JPH0432344Y2 (ja)
JPS61192613A (ja) 物品搬送装置
JPH0734016Y2 (ja) 農産物の選別装置
SU1542880A1 (ru) Устройство для перегрузки штуч* ж грузов
JPH0452188Y2 (ja)
JP3032201B1 (ja) 容器の搬送装置
US3693778A (en) Assembly for use with conveyor system for separating and diverting objects
JP2562078Y2 (ja) ワーク搬送装置
JPH0316808Y2 (ja)
CA1196039A (en) Method and an arrangement for the feeding of objects
JPH0686247B2 (ja) コンベヤにおける仕分装置
JPH0211371Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees