JPH0686247B2 - コンベヤにおける仕分装置 - Google Patents
コンベヤにおける仕分装置Info
- Publication number
- JPH0686247B2 JPH0686247B2 JP59229920A JP22992084A JPH0686247B2 JP H0686247 B2 JPH0686247 B2 JP H0686247B2 JP 59229920 A JP59229920 A JP 59229920A JP 22992084 A JP22992084 A JP 22992084A JP H0686247 B2 JPH0686247 B2 JP H0686247B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevating
- lowering
- lifting
- conveyor
- conveyor belt
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/52—Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices
- B65G47/53—Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices between conveyors which cross one another
- B65G47/54—Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices between conveyors which cross one another at least one of which is a roller-way
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、コンベヤで送られてきた被搬送物を適宜検出
器の仕分信号に応じて仕分けるために使用するコンベヤ
における仕分装置であって、特に上下多段のコンベヤに
おける仕分装置に関する。
器の仕分信号に応じて仕分けるために使用するコンベヤ
における仕分装置であって、特に上下多段のコンベヤに
おける仕分装置に関する。
（従来の技術） 従来、コンベヤで送られてきた被搬送物を適宜検出器の
仕分信号に応じて搬送ライン中の複数の位置へ仕分ける
ためのコンベヤにおける仕分装置としては種々のものが
あった。
仕分信号に応じて搬送ライン中の複数の位置へ仕分ける
ためのコンベヤにおける仕分装置としては種々のものが
あった。
ところで、近年、搬送物の種類が増大して数種の位置か
ら送られるため、搬送ラインを上下に多段にする必要が
生じている。そして、一応これに適用可能な仕分装置と
して特開昭58−183520号公報に示す如きものがあった。
ら送られるため、搬送ラインを上下に多段にする必要が
生じている。そして、一応これに適用可能な仕分装置と
して特開昭58−183520号公報に示す如きものがあった。
即ち、この仕分装置は、分割したベルトコンベヤ間に下
から随時昇降する方向変換用ローラ群を設けたものであ
る。そして、上記ローラ群を昇降させる昇降装置はロー
ラ群の下方に設けてあり、上下方向にかなりのスペース
を要した。
から随時昇降する方向変換用ローラ群を設けたものであ
る。そして、上記ローラ群を昇降させる昇降装置はロー
ラ群の下方に設けてあり、上下方向にかなりのスペース
を要した。
（発明が解決しようとする課題） しかし、上記従来のものは、方向変換用ローラ群をその
下方に設けた昇降シリンダにより上下運動させているた
め、一つの仕分装置が厚みの嵩高いものとなっている。
それ故、この仕分装置を上下に多段にすると、上段より
下降させるための傾斜部分を含む相当なスペースが必要
となっていた。
下方に設けた昇降シリンダにより上下運動させているた
め、一つの仕分装置が厚みの嵩高いものとなっている。
それ故、この仕分装置を上下に多段にすると、上段より
下降させるための傾斜部分を含む相当なスペースが必要
となっていた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、仕分
装置をコンベヤの厚み内に収まるよう扁平なものとする
ことにより、仕分装置を上下多段に設けてもさほどスペ
ースを必要としないものとすることにある。
装置をコンベヤの厚み内に収まるよう扁平なものとする
ことにより、仕分装置を上下多段に設けてもさほどスペ
ースを必要としないものとすることにある。
（課題を解決するための手段） 上記の課題を解決するため、本発明の解決手段は、上下
多段に配設されるコンベヤにおける仕分装置を前提とす
る。上記各コンベヤは、前後に配置され一方を駆動側と
する一対の回転ドラムに、該回転ドラムの軸方向に適宜
間隔をもって並行する複数のベルトが各ベルト上面にて
被搬送物を搬送するコンベヤベルト面を形成するように
張設されて構成されている。そして、上記各コンベヤの
下方にそのコンベヤベルト面と対面せしめて配設された
トレイ状の昇降架台と、該各昇降架台上に上方に対面す
るコンベヤベルト面におけるベルト間に対応位置して搭
載され、ローラ上面がコンベヤベルト面より上昇した際
に上記コンベヤの移送方向と交差する方向に被搬送物を
搬送せしめる多数の斜行ローラとを備える。また、上記
各昇降架台の一側方において該昇降架台の一側面と平行
に配置された前後方向に延びる回転自在な水平軸と、各
々基端部が該水平軸の前後端部に固定され各々先端部で
上記昇降架台の前後端部における左右方向中央部を回転
自在に支持する左右方向に延びる前後一対の揺動レバー
とからなり、該揺動レバーの水平姿勢を揺動中心として
上記昇降架台を上記斜行ローラのローラ上面がコンベヤ
ベルト面よりも下方となる下降位置とローラ上面がコン
ベヤベルト面よりも上方となる上昇位置とに昇降せしめ
るよう揺動可能な昇降支持機構とを備える。また、上記
各昇降架台の前後方の一方において該昇降架台の前後一
端面と平行に配置された左右方向に延びる回転自在な水
平軸と、各々基端部が該水平軸の左右端部に固定され先
端部が上記昇降架台の前後一端面における左右部に回動
自在に枢着された前後方向に延びる左右一対のレバーと
からなり、該レバーの水平姿勢を揺動中心として上記昇
降支持機構に昇降可能に支持された昇降架台の昇降動作
姿勢を左右水平状態に保持するよう揺動可能な水平保持
機構を備える。さらに、上記各昇降架台の他側方におい
て上記昇降支持機構の一方の揺動レバーに対向して設け
られた直立状態の短シリンダからなり、該短シリンダの
一端部が上記揺動レバーの先端部に連結され、被搬送物
の仕分信号に応じて該揺動レバーを上下方向に揺動せし
めるよう伸縮作動して上記昇降架台を上記下降位置と上
昇位置とに昇降せしめる昇降装置を備えたものとする。
多段に配設されるコンベヤにおける仕分装置を前提とす
る。上記各コンベヤは、前後に配置され一方を駆動側と
する一対の回転ドラムに、該回転ドラムの軸方向に適宜
間隔をもって並行する複数のベルトが各ベルト上面にて
被搬送物を搬送するコンベヤベルト面を形成するように
張設されて構成されている。そして、上記各コンベヤの
下方にそのコンベヤベルト面と対面せしめて配設された
トレイ状の昇降架台と、該各昇降架台上に上方に対面す
るコンベヤベルト面におけるベルト間に対応位置して搭
載され、ローラ上面がコンベヤベルト面より上昇した際
に上記コンベヤの移送方向と交差する方向に被搬送物を
搬送せしめる多数の斜行ローラとを備える。また、上記
各昇降架台の一側方において該昇降架台の一側面と平行
に配置された前後方向に延びる回転自在な水平軸と、各
々基端部が該水平軸の前後端部に固定され各々先端部で
上記昇降架台の前後端部における左右方向中央部を回転
自在に支持する左右方向に延びる前後一対の揺動レバー
とからなり、該揺動レバーの水平姿勢を揺動中心として
上記昇降架台を上記斜行ローラのローラ上面がコンベヤ
ベルト面よりも下方となる下降位置とローラ上面がコン
ベヤベルト面よりも上方となる上昇位置とに昇降せしめ
るよう揺動可能な昇降支持機構とを備える。また、上記
各昇降架台の前後方の一方において該昇降架台の前後一
端面と平行に配置された左右方向に延びる回転自在な水
平軸と、各々基端部が該水平軸の左右端部に固定され先
端部が上記昇降架台の前後一端面における左右部に回動
自在に枢着された前後方向に延びる左右一対のレバーと
からなり、該レバーの水平姿勢を揺動中心として上記昇
降支持機構に昇降可能に支持された昇降架台の昇降動作
姿勢を左右水平状態に保持するよう揺動可能な水平保持
機構を備える。さらに、上記各昇降架台の他側方におい
て上記昇降支持機構の一方の揺動レバーに対向して設け
られた直立状態の短シリンダからなり、該短シリンダの
一端部が上記揺動レバーの先端部に連結され、被搬送物
の仕分信号に応じて該揺動レバーを上下方向に揺動せし
めるよう伸縮作動して上記昇降架台を上記下降位置と上
昇位置とに昇降せしめる昇降装置を備えたものとする。
（作用） これにより、本発明では、斜行ローラ群を搭載支持する
昇降架台がコンベヤベルト面の下方にあって、その前後
方の一方にて水平保持機構で水平状態に保持されなが
ら、その一側方から昇降支持機構により昇降可能に支持
され、その他側方に設けた昇降装置による該昇降支持機
構の揺動運動によって下降位置と上昇位置とに昇降する
ため、コンベヤを含む各仕分装置全体が下降位置の昇降
架台の下端位置からコンベヤベルト面までの高さ巾に相
当する厚さの扁平なものとなり、各仕分装置をコンベヤ
厚み内に収めることが可能となる。したがって、仕分装
置を上下に多段に設けても、大きなスペースを必要とし
ないものとなる。
昇降架台がコンベヤベルト面の下方にあって、その前後
方の一方にて水平保持機構で水平状態に保持されなが
ら、その一側方から昇降支持機構により昇降可能に支持
され、その他側方に設けた昇降装置による該昇降支持機
構の揺動運動によって下降位置と上昇位置とに昇降する
ため、コンベヤを含む各仕分装置全体が下降位置の昇降
架台の下端位置からコンベヤベルト面までの高さ巾に相
当する厚さの扁平なものとなり、各仕分装置をコンベヤ
厚み内に収めることが可能となる。したがって、仕分装
置を上下に多段に設けても、大きなスペースを必要とし
ないものとなる。
（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳述する。第１図
及び第２図は本発明に係る仕分装置を備えたコンベヤ
（実線で示す部分）を搬送ライン中に組込んだものを上
下３段に配置した１例である。
及び第２図は本発明に係る仕分装置を備えたコンベヤ
（実線で示す部分）を搬送ライン中に組込んだものを上
下３段に配置した１例である。
第１図及び第２図において、1,1′,1″はそれぞれ仕分
装置付コンベヤで上下３段に配置されている。各コンベ
ヤ1,1′,1″の一側には搬出コンベヤ2,2′,2″が上段よ
り順次長尺となるように配置され、さらに上２段の搬出
コンベヤ2,2′には基端を軸にして上下揺動自在な揺動
シュート3,3′が連設されている。
装置付コンベヤで上下３段に配置されている。各コンベ
ヤ1,1′,1″の一側には搬出コンベヤ2,2′,2″が上段よ
り順次長尺となるように配置され、さらに上２段の搬出
コンベヤ2,2′には基端を軸にして上下揺動自在な揺動
シュート3,3′が連設されている。
前記仕分装置付コンベヤ1,1′,1″は全く同一構造であ
るので、以下コンベヤ１のみについて第３図以下の図面
により説明する。尚、説明の便宜上第３図において左方
・右方を前・後、また上・下を右・左と呼称する。
るので、以下コンベヤ１のみについて第３図以下の図面
により説明する。尚、説明の便宜上第３図において左方
・右方を前・後、また上・下を右・左と呼称する。
第３図において、4,4′は装置本体を構成する側部部材
であって、両側部部材4,4′の前・後部はそれぞれ棒材
５及びアングル材６により連結されている。棒材５の内
側にはさらにチャンネル材７が設けられている。また、
両側部部材4,4′間の前後端を除く装置本体の上端近傍
には所定間隔をあけて互いに平行に前後方向に延びる複
数の上板８が橋架されている。
であって、両側部部材4,4′の前・後部はそれぞれ棒材
５及びアングル材６により連結されている。棒材５の内
側にはさらにチャンネル材７が設けられている。また、
両側部部材4,4′間の前後端を除く装置本体の上端近傍
には所定間隔をあけて互いに平行に前後方向に延びる複
数の上板８が橋架されている。
9,10は両側部部材4,4′の前端部と後端部との各上部に
軸受により回転自在に支承された回転ドラムで、前側の
回転ドラム９には減速機付モータ11が連結されている。
軸受により回転自在に支承された回転ドラムで、前側の
回転ドラム９には減速機付モータ11が連結されている。
第４図において、12,13はガイドローラであって、それ
ぞれ上記前後の回転ドラム9,10の内側に配置されてい
る。14はテンションローラである。該テンションローラ
14は第11図に示すように支持部材15に回転可能に支承さ
れており、該支持部材15は、上記チャンネル材７上に固
定された２個のガイド部材16,16′間を前後移動可能に
案内されると共に、ボルト17によりチャンネル材７の長
穴（図示せず）を介して固定し得るようにしている。
ぞれ上記前後の回転ドラム9,10の内側に配置されてい
る。14はテンションローラである。該テンションローラ
14は第11図に示すように支持部材15に回転可能に支承さ
れており、該支持部材15は、上記チャンネル材７上に固
定された２個のガイド部材16,16′間を前後移動可能に
案内されると共に、ボルト17によりチャンネル材７の長
穴（図示せず）を介して固定し得るようにしている。
第３図において、18a,18b,18c,18dは上記回転ドラム9,1
0の軸方向に適宜間隔（上記上板８の幅分）をもって並
行する無端ベルトで、第４図の如く回転ドラム9,10及び
ガイドローラ12,13に巻掛けられ、かつ上記テンション
ローラ14により展張する如くしてある。各ベルト18a〜
ｄにはそれぞれ上板８との間に摺動ガイド19を介在させ
てある。
0の軸方向に適宜間隔（上記上板８の幅分）をもって並
行する無端ベルトで、第４図の如く回転ドラム9,10及び
ガイドローラ12,13に巻掛けられ、かつ上記テンション
ローラ14により展張する如くしてある。各ベルト18a〜
ｄにはそれぞれ上板８との間に摺動ガイド19を介在させ
てある。
上記無端ベルト18a〜ｄをもって直線コンベヤ20を構成
している。
している。
第４図に示すように、21はトレイ状の昇降架台であっ
て、その前・後端面中央にはそれぞれ軸21aが突設され
ている。
て、その前・後端面中央にはそれぞれ軸21aが突設され
ている。
第３図及び第５図に示すように、22は側部部材４′より
内側に向って突設された軸受23,23により回転自在に支
承された前後方向に延びる水平軸で、その前後端部には
揺動レバー24,24′がその基端部にて固定され、両揺動
レバー24,24′の先端部は前記昇降架台21の軸21a,21aと
回動自在に枢結されており、揺動レバー24,24′の上下
方向の揺動により昇降架台21を昇降可能に支持する昇降
支持機構を構成している。さらに、上記一方の揺動レバ
ー24′には、その先端より延長レバー24′ａが一体的に
延設されていて、該延長レバー24′ａの先端は、第９図
に示すように側部部材４より突設されたブラケット25に
より直立状に枢支された昇降装置としての短シリンダ26
のロッド先端と枢結されている。
内側に向って突設された軸受23,23により回転自在に支
承された前後方向に延びる水平軸で、その前後端部には
揺動レバー24,24′がその基端部にて固定され、両揺動
レバー24,24′の先端部は前記昇降架台21の軸21a,21aと
回動自在に枢結されており、揺動レバー24,24′の上下
方向の揺動により昇降架台21を昇降可能に支持する昇降
支持機構を構成している。さらに、上記一方の揺動レバ
ー24′には、その先端より延長レバー24′ａが一体的に
延設されていて、該延長レバー24′ａの先端は、第９図
に示すように側部部材４より突設されたブラケット25に
より直立状に枢支された昇降装置としての短シリンダ26
のロッド先端と枢結されている。
前記短シリンダ26は、図示しない被搬送物選択用のリミ
ットスイッチの信号により伸縮作動し、これにより昇降
架台21を上下動させる如くなっている。
ットスイッチの信号により伸縮作動し、これにより昇降
架台21を上下動させる如くなっている。
第５図及び第10図に示すように、27は昇降架台21の水平
保持機構である。該水平保持機構27は、チャンネル材７
より後方に向って突設された軸受28,28により左右方向
に延びる水平軸29が枢支され、該水平軸29に２本のレバ
ー30,30が一体的に固定されていて、該各レバー30,30の
先端部が前記昇降架台21の前端部に突設された２個の腕
板21b,21bの先端部とピン31により回動自在に連結され
てなる。したがって、昇降架台21は短シリンダ26の作動
に伴って昇降する際に、水平保持機構27により常時水平
状態に保持されるものである。
保持機構である。該水平保持機構27は、チャンネル材７
より後方に向って突設された軸受28,28により左右方向
に延びる水平軸29が枢支され、該水平軸29に２本のレバ
ー30,30が一体的に固定されていて、該各レバー30,30の
先端部が前記昇降架台21の前端部に突設された２個の腕
板21b,21bの先端部とピン31により回動自在に連結され
てなる。したがって、昇降架台21は短シリンダ26の作動
に伴って昇降する際に、水平保持機構27により常時水平
状態に保持されるものである。
第５図〜第８図に示すように、32は前記昇降架台21に搭
載配置された被搬送物の斜行機構で、以下の構成より成
る。
載配置された被搬送物の斜行機構で、以下の構成より成
る。
33は減速機付モータで、昇降架台21上に固定され、この
モータ33の軸と平行に配置された中間軸34に対して歯付
ベルト35をもって駆動力を伝達している。該中間軸34は
歯付ベルト36により、等間隔に互いに平行にかつ前後方
向に対して斜め方向に設けられた被動軸37,38,39,40,4
1,42,43を駆動可能としている。このうち被動軸43は、
該軸43と平行に設けられた被動軸44,45に対して歯付ベ
ルト46により駆動力を伝達し得るようにしている。
モータ33の軸と平行に配置された中間軸34に対して歯付
ベルト35をもって駆動力を伝達している。該中間軸34は
歯付ベルト36により、等間隔に互いに平行にかつ前後方
向に対して斜め方向に設けられた被動軸37,38,39,40,4
1,42,43を駆動可能としている。このうち被動軸43は、
該軸43と平行に設けられた被動軸44,45に対して歯付ベ
ルト46により駆動力を伝達し得るようにしている。
しかして、前記被動軸37〜45には、第３図に示すよう
に、無端ベルト18aの左側及び無端ベルト18a〜18d間に
おいて等間隔に整列配置する如く、それぞれ１個〜３個
の斜行ローラ47が固定されている。これら各斜行ローラ
47は短シリンダ26の収縮状態においてはその上面が上板
８よりも下方に位置する一方、短シリンダ26の伸長によ
り上板８に削設した切欠穴8aを介して上面が各無端ベル
ト18a〜18dのコンベヤベルト面よりも若干上方に突出し
得るようにしている。
に、無端ベルト18aの左側及び無端ベルト18a〜18d間に
おいて等間隔に整列配置する如く、それぞれ１個〜３個
の斜行ローラ47が固定されている。これら各斜行ローラ
47は短シリンダ26の収縮状態においてはその上面が上板
８よりも下方に位置する一方、短シリンダ26の伸長によ
り上板８に削設した切欠穴8aを介して上面が各無端ベル
ト18a〜18dのコンベヤベルト面よりも若干上方に突出し
得るようにしている。
尚、昇降架台21の昇降は揺動レバー24,24′の揺動運動
を用い、また水平保持に関しては水平保持機構27により
リンク結合としたため、昇降架台21の昇降時に若干左右
方向及び前後方向に移動するか、昇降ストロークが僅か
であること、及び揺動中心でレバーまたはリンクが水平
となる如くしたことで、前述移動量は最小とし得るもの
であり実質上問題となることはない。
を用い、また水平保持に関しては水平保持機構27により
リンク結合としたため、昇降架台21の昇降時に若干左右
方向及び前後方向に移動するか、昇降ストロークが僅か
であること、及び揺動中心でレバーまたはリンクが水平
となる如くしたことで、前述移動量は最小とし得るもの
であり実質上問題となることはない。
次に作用につき説明する。
第１図において、搬送ライン上を進む被搬送物が横方向
へ仕分けられるものでないときは、仕分装置付コンベヤ
１上の直線コンベヤ20（第３図）によりそのまま直進し
て第１図鎖線矢印の方向に進む。しかし被搬送物を搬出
コンベヤ２側へ仕分ける必要がある場合は、被搬送物が
斜行機構32（第５図）上に至った際に図示しない被搬送
物選択用のリミットスイッチが作動し、該スイッチによ
る発信によりモータ33の作動と同時に短シリンダ26が伸
長作動する。
へ仕分けられるものでないときは、仕分装置付コンベヤ
１上の直線コンベヤ20（第３図）によりそのまま直進し
て第１図鎖線矢印の方向に進む。しかし被搬送物を搬出
コンベヤ２側へ仕分ける必要がある場合は、被搬送物が
斜行機構32（第５図）上に至った際に図示しない被搬送
物選択用のリミットスイッチが作動し、該スイッチによ
る発信によりモータ33の作動と同時に短シリンダ26が伸
長作動する。
これにより延長レバー24′ａ及び揺動レバー24′が上方
に向って回動する。
に向って回動する。
これに伴い水平軸22を介し他方の揺動レバー24も上方に
回動するので、昇降架台21は上昇する。この上昇の際、
水平保持機構27の作用により昇降架台21は水平状態を保
持する。
回動するので、昇降架台21は上昇する。この上昇の際、
水平保持機構27の作用により昇降架台21は水平状態を保
持する。
同時に、モータ33の駆動により被動軸37〜45が駆動する
ため各斜行ローラ47が回転し、したがって斜行機構32上
に至った被搬送物は搬出コンベヤ２上へ斜めに移送さ
れ、該搬出コンベヤ２の駆動により揺動シュート3,3′
上を滑落しながら搬出コンベヤ２″上に移送され、所定
の仕分け位置に仕分けられるものである。
ため各斜行ローラ47が回転し、したがって斜行機構32上
に至った被搬送物は搬出コンベヤ２上へ斜めに移送さ
れ、該搬出コンベヤ２の駆動により揺動シュート3,3′
上を滑落しながら搬出コンベヤ２″上に移送され、所定
の仕分け位置に仕分けられるものである。
被搬送物が仕分装置付コンベヤ１上より移動を完了した
際は、図示しない別の信号によりモータ33の駆動停止と
短シリンダ26の収縮作動が行われて、各装置は元の状態
に復帰する。
際は、図示しない別の信号によりモータ33の駆動停止と
短シリンダ26の収縮作動が行われて、各装置は元の状態
に復帰する。
2,3段目の搬送ライン上を進む被搬送物の仕分けに対し
ては前述と同要領で行われるが、搬出コンベヤ２′また
は２″上を進む際は、被搬送物の自重が揺動シュート3,
3′の重量に打勝って自力で該シュート3,3′を押上げ、
次位置に進むものである。
ては前述と同要領で行われるが、搬出コンベヤ２′また
は２″上を進む際は、被搬送物の自重が揺動シュート3,
3′の重量に打勝って自力で該シュート3,3′を押上げ、
次位置に進むものである。
（発明の効果） 以上詳述せる如く、本発明においては、斜行ローラ群を
搭載した各昇降架台は、該昇降架台の一側方に設けた昇
降支持機構と上記昇降架台の前後方の一方に設けた水平
保持機構との併用により左右水平状態に保持されながら
昇降可能に支持され、かつ上記昇降架台の他側方に設け
た昇降装置により上記昇降支持機構を介して昇降するよ
うにしたため、各仕分装置はほぼ昇降架台の厚さ内に納
まる厚さとなり、各仕分装置をコンベヤ内に収まる扁平
なものとなし得た。したがって、搬送ラインを上下多段
とした場合でも、被搬送物の最大高さに僅かなコンベヤ
厚みを加えたものの段数倍ですみ、従来の如きコンベヤ
下方に昇降機構を備えたものに比し、所要スペースの大
巾な減少を図り得るものである。
搭載した各昇降架台は、該昇降架台の一側方に設けた昇
降支持機構と上記昇降架台の前後方の一方に設けた水平
保持機構との併用により左右水平状態に保持されながら
昇降可能に支持され、かつ上記昇降架台の他側方に設け
た昇降装置により上記昇降支持機構を介して昇降するよ
うにしたため、各仕分装置はほぼ昇降架台の厚さ内に納
まる厚さとなり、各仕分装置をコンベヤ内に収まる扁平
なものとなし得た。したがって、搬送ラインを上下多段
とした場合でも、被搬送物の最大高さに僅かなコンベヤ
厚みを加えたものの段数倍ですみ、従来の如きコンベヤ
下方に昇降機構を備えたものに比し、所要スペースの大
巾な減少を図り得るものである。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は本発明
装置を用いた搬送ラインの平面図、第２図は第１図にお
けるII−II矢視図、第３図は第２図におけるIII−III矢
視拡大詳細図、第４図は第３図におけるIV−IV矢視断面
図、第５図は第４図におけるＶ−Ｖ矢視断面図、第6,7,
8,9図はそれぞれ第５図におけるVI−VI,VII−VII,VIII
−VIII,IX−IX矢視断面図、第10図は第３図におけるＸ
−Ｘ矢視断面図、第11図は第４図におけるXI−XI矢視断
面図、第12図は第６図におけるXII−XII矢視断面図であ
る。 9,10……回転ドラム、18a〜ｄ……無端ベルト、21……
昇降架台、22……水平軸、24,24′……揺動レバー、26
……短シリンダ、27……水平保持機構、29……水平軸、
30……レバー、47……斜行ローラ。
装置を用いた搬送ラインの平面図、第２図は第１図にお
けるII−II矢視図、第３図は第２図におけるIII−III矢
視拡大詳細図、第４図は第３図におけるIV−IV矢視断面
図、第５図は第４図におけるＶ−Ｖ矢視断面図、第6,7,
8,9図はそれぞれ第５図におけるVI−VI,VII−VII,VIII
−VIII,IX−IX矢視断面図、第10図は第３図におけるＸ
−Ｘ矢視断面図、第11図は第４図におけるXI−XI矢視断
面図、第12図は第６図におけるXII−XII矢視断面図であ
る。 9,10……回転ドラム、18a〜ｄ……無端ベルト、21……
昇降架台、22……水平軸、24,24′……揺動レバー、26
……短シリンダ、27……水平保持機構、29……水平軸、
30……レバー、47……斜行ローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−183520（ＪＰ，Ａ) 特開 昭51−118282（ＪＰ，Ａ) 特公 昭50−14425（ＪＰ，Ｂ１) 実公 昭54−40610（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】上下多段に配設されるコンベヤにおける仕
分装置であって、 上記各コンベヤは、前後に配置され一方を駆動側とする
一対の回転ドラムに、該回転ドラムの軸方向に適宜間隔
をもって並行する複数のベルトが各ベルト上面にて被搬
送物を搬送するコンベヤベルト面を形成するように張設
されて構成されており、 上記各コンベヤの下方にそのコンベヤベルト面と対面せ
しめて配設されたトレイ状の昇降架台と、 該各昇降架台上に上方に対面するコンベヤベルト面にお
けるベルト間に対応位置して搭載され、ローラ上面がコ
ンベヤベルト面より上昇した際に上記コンベヤの移送方
向と交差する方向に被搬送物を搬送せしめる多数の斜行
ローラと、 上記各昇降架台の一側方において該昇降架台の一側面と
平行に配置された前後方向に延びる回転自在な水平軸
と、各々基端部が該水平軸の前後端部に固定され各々先
端部で上記昇降架台の前後端部における左右方向中央部
を回転自在に支持する左右方向に延びる前後一対の揺動
レバーとからなり、該揺動レバーの水平姿勢を揺動中心
として上記昇降架台を上記斜行ローラのローラ上面がコ
ンベヤベルト面よりも下方となる下降位置とローラ上面
がコンベヤベルト面よりも上方となる上昇位置とに昇降
せしめるよう揺動可能な昇降支持機構と、 上記各昇降架台の前後方の一方において該昇降架台の前
後一端面と平行に配置された左右方向に延びる回転自在
な水平軸と、各々基端部が該水平軸の左右端部に固定さ
れ先端部が上記昇降架台の前後一端面における左右部に
回動自在に枢着された前後方向に延びる左右一対のレバ
ーとからなり、該レバーの水平姿勢を揺動中心として上
記昇降支持機構に昇降可能に支持された昇降架台の昇降
動作姿勢を左右水平状態に保持するよう揺動可能な水平
保持機構と、 上記各昇降架台の他側方において上記昇降支持機構の一
方の揺動レバーに対向して設けられた直立状態の短シリ
ンダからなり、該短シリンダの上下一端部が上記揺動レ
バーの先端部に連結され、被搬送物の仕分信号に応じて
該揺動レバーを上下方向に揺動せしめるよう伸縮作動し
て上記昇降架台を上記下降位置と上昇位置とに昇降せし
める昇降装置と を備えたことを特徴とするコンベヤにおける仕分装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59229920A JPH0686247B2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | コンベヤにおける仕分装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59229920A JPH0686247B2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | コンベヤにおける仕分装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61106320A JPS61106320A (ja) | 1986-05-24 |
| JPH0686247B2 true JPH0686247B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=16899807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59229920A Expired - Lifetime JPH0686247B2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | コンベヤにおける仕分装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0686247B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01152921U (ja) * | 1988-04-09 | 1989-10-20 | ||
| KR100770197B1 (ko) * | 2001-09-28 | 2007-10-25 | 주식회사 포스코 | 피딩 테이블의 스트립 결함 발생 방지장치 |
| CN113460641B (zh) * | 2021-07-12 | 2022-12-09 | 江苏绸缪建设工程有限公司 | 一种建筑用脚手架扣件分拣方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58183520A (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-26 | Okura Yusoki Co Ltd | 搬送仕分け装置 |
-
1984
- 1984-10-30 JP JP59229920A patent/JPH0686247B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61106320A (ja) | 1986-05-24 |
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