JPH0767482A - 水耕栽培施設用収穫装置 - Google Patents

水耕栽培施設用収穫装置

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JPH0767482A
JPH0767482A JP5213839A JP21383993A JPH0767482A JP H0767482 A JPH0767482 A JP H0767482A JP 5213839 A JP5213839 A JP 5213839A JP 21383993 A JP21383993 A JP 21383993A JP H0767482 A JPH0767482 A JP H0767482A
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JP
Japan
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support belt
cultivation
trough
pot
harvesting
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Pending
Application number
JP5213839A
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English (en)
Inventor
Tetsutsugu Yamano
哲嗣 山野
Toru Uchida
徹 内田
Sadanori Okita
定則 大北
Tomio Yamamoto
登美雄 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITSUKOU DENKI KK
Shikoku Research Institute Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
ITSUKOU DENKI KK
Shikoku Research Institute Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この種の水耕栽培施設での収穫作業において
人手への依存を軽減するとともに、効率的に収穫作業を
行うことができる水耕栽培施設用収穫装置を提供する。 【構成】 栽培トラフ105の端部と接離可能に設けら
れ、栽培トラフ105の端部と接続される接続部206
と、支持ベルト109の端部を係止して、この支持ベル
ト109を巻き取る巻取装置209と、接続部206と
巻取装置209との間に配置され、栽培野菜300を支
持ベルト109から切り離すカッタ207とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、培養液が流れる栽培ト
ラフの上部に、支持ベルトを配置して、この支持ベルト
に栽培野菜を保持させた水耕栽培施設に適用される収穫
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】培養液が流れる栽培トラフの上部に支持
ベルトを配置して、この支持ベルトに栽培野菜を保持さ
せた水耕栽培施設が提案されており(例えば、特許第1
630442号)、既に実用化されている。
【0003】この水耕栽培施設における収穫作業は、栽
培トラフの一端側方で支持ベルトから栽培野菜を手作業
により収穫しながら、支持ベルトを巻き取ることにより
行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来は、栽
培トラフの一端部側に多数の人員を配置し、人手によっ
て野菜の収穫を行っていたため、作業効率が悪く、また
人件費が掛かるという問題があった。
【0005】本発明はこのような背景に基づいてなされ
たものであり、この種の水耕栽培施設での収穫作業にお
いて人手への依存を軽減するとともに、効率的に収穫作
業を行うことができる水耕栽培施設用収穫装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明においては、培養液が流れる栽
培トラフの上部に、栽培トラフの長手方向に移動自在な
支持ベルトを配置して、この支持ベルトに栽培野菜を保
持させた水耕栽培施設に適用される収穫装置において、
前記栽培トラフの端部と接離可能に設けられ、前記栽培
トラフの端部と接続される接続部と、前記支持ベルトの
端部を係止して、この支持ベルトを巻き取る巻取装置
と、前記接続部と前記巻取装置との間に配置され、栽培
野菜を前記支持ベルトから切り離すカッタとを備えたも
のである。
【0007】また、請求項2記載の発明においては、前
記栽培トラフの端部側方にあって、この栽培トラフの長
手方向と直交する方向に装置本体が移動可能に配置され
ているものである。
【0008】さらに、請求項3記載の発明においては、
栽培野菜を育成、保持するポットを前記支持ベルトに適
宜間隔で取り付けると共に、このポットを前記支持ベル
トから除去するポット除去装置を前記接続部と前記巻取
装置との間に配置したものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明においては、栽培トラフの
端部に接続部を接続し、支持ベルトを巻取装置により巻
き取ると、支持ベルトに支持された栽培野菜は順次カッ
タ位置に移送され、カッタにて支持ベルトから切り離さ
れる。
【0010】請求項2記載の発明においては、装置本体
は栽培トラフと直交する方向に移動できるので、収穫時
以外の栽培作業時にこの作業の邪魔にならない場所に移
動させることができる。
【0011】請求項3記載の発明においては、支持ベル
トに取り付けられたポット内に栽培野菜の種を入れ、こ
のポット内で育成する。栽培野菜はカッタで切り離す
が、ポットはポット除去装置により支持ベルトから除去
される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は実施例に係る水耕栽培、収穫システ
ム全体の概略平面図である。
【0014】この実施例においては、葉菜を栽培野菜と
して収穫するものであって、このシステムは水耕栽培施
設100と、この施設100で育成された栽培野菜を収
穫する収穫装置200とに大別される。
【0015】まず、水耕栽培施設については公知である
ので、簡単な説明に止める。培養液タンク101からポ
ンプ102により供給配管103に培養液を供給する
と、この培養液は3つに分岐され、バルブ104を介し
て栽培トラフ105の一端(入口側)に供給されるよう
になっている。バルブ104を設けた栽培トラフ105
は図から明らかなように、多数平行に配列された3つの
ブロックに分かれており、培養液はバルブ104を開け
ておく限り、3つのブロックの全栽培トラフ105に同
時に流れる。
【0016】長い樋状の栽培トラフ105はその長手方
向と直角に適宜間隔で設けられた架台106によって支
持されている。また、栽培トラフ105内を流れる培養
液は、栽培トラフ105の他端(出口)部側で合流し、
回収配管107によって培養液タンク101内に回収さ
れるようになっている。
【0017】図2は栽培トラフ105の縦断側面図であ
る。
【0018】栽培トラフ105の上部両側に形成したガ
イド溝108には、例えばテフロンテープからなる支持
ベルト109の両側縁が長手方向に摺動自在に係止され
ており、また、支持ベルト109の長手方向には適宜間
隔で開口が形成されており、この開口に、栽培野菜を育
成、保持するポット110が上方から嵌合されている。
【0019】再び、図1に戻り、栽培トラフ105の培
養液出口側端部近傍には栽培トラフ105の長手方向と
直角方向に回転するエンドレス状の搬送ベルト111が
配置されており、後述する収穫装置200により、収穫
された栽培野菜が最終的にこの搬送ベルト111上に乗
せられ、下流(図1中矢印方向)の工程位置、例えば箱
詰め工程位置に搬送される。
【0020】収穫装置200は、装置本体201と、装
置本体201と連設され、搬送ベルト111と平行な第
1コンベア202と、同じく装置本体201と一体的に
設けられ、第1コンベア202と搬送ベルト111間を
中継する第2コンベア203と、装置本体201を、各
栽培トラフ105の出口側端部と順次対向するように、
栽培トラフ105の長手方向と直角方向に移動案内する
一対のレール204とから構成されている。
【0021】次に主要部の装置本体201について詳細
に説明する。
【0022】図3は装置本体201の平面図、図4はそ
の正面図、図5はその右側面図である。
【0023】図3において、装置本体201は、枠体2
05の一端に、栽培トラフ105(の出口側端部)と接
続する接続部206を備え、また、枠体205の内部に
は、周縁に刃を有する2枚の回転円板207a,207
bの縁部同士を一部圧接させ、その圧接部に切断対象物
である栽培野菜の根部を移行挿入して切断する機構のロ
ータリカッタ207、ポット除去装置208、支持ベル
ト109の一端を係止して巻き取る巻取装置209が、
接続部206側から順に配置されている。
【0024】ポット除去装置208は支持ベルト109
の上方をその入口側と出口側で押さえる押さえローラ2
08a,208bと、両ローラ208a,208bの間
にあって支持ベルト109の下面に接する押し上げロー
ラ208cを有しており、この押し上げローラ208c
によりポット110を上方に押し上げて支持ベルト10
9から除去するようになっている。
【0025】210は接続部206からロータリカッタ
207の下流側(支持ベルト109の搬送方向から見
て)に亘って設けたガイド部材であり、支持ベルト10
9はこのガイド部材210で案内されるようになってい
る。また、210aは、ポット110内の栽培野菜を第
1コンベア202側に傾斜させるための傾斜部である。
【0026】211はロータリカッタ207により支持
ベルト109から切断された栽培野菜を第1コンベア2
02にスムーズに導くための誘導ブラシ、212はポッ
ト除去装置208の下流側にあって支持ベルト109に
付着しているごみなどを除去する洗浄ノズル、213は
同じくブラシ、214は支持ベルト109を案内するピ
ンチローラである。また、215は巻取装置209を構
成する巻取ドラムであり、図4に示すように、サーボモ
ータ216により駆動伝達ベルト217を介して駆動さ
れるようになっている。
【0027】図4に示すように、枠体205の内部に
は、ローリング支持台218に一端が支持され、他端が
取付板219に軸支された揺動ユニット220が設けら
れており、前記ロータリカッタ207、ポット除去装置
208、ピンチローラ214、巻取装置209などはこ
の揺動ユニット220に一体的に取り付けられており、
図5に示すように、取付板219に形成された一対の円
弧溝219aの範囲において前記支持ベルト109の断
面の中心を通る中心線まわりで揺動ユニット220は左
右に揺動し得るようになっている。これによって後述す
るように、傾斜部210aの作用により傾斜された栽培
野菜の傾きに合わせて、ロータリカッタ207を傾斜さ
せることができる。
【0028】次に接続部206の機構について詳細に説
明する。
【0029】図6は接続部206の平面図、図7は同、
正面図である。
【0030】接続部206は図6に示すように、両側部
にガイドレール221を設け、かつ、このガイドレール
221上を4個のキャリッジローラ222が転動するこ
とで、上流側と下流側に移動するキャリッジ223を設
けている。224はガイドレール221の前方(上流
側)と後方(下流側)とをそれぞれ連結するブラケット
である。
【0031】キャリッジ223の前方部には、栽培トラ
フ105の出口側端部に設けた略ボール状のトラフジョ
イント112と係合する、同じく略ボール状のキャリッ
ジジョイント225が設けてある。キャリッジジョイン
ト225のトラフジョイント112との対向面は、トラ
フジョイント112の外周の円弧部が嵌合するように、
円弧部225aとなっている。また、キャリッジジョイ
ント225の一側部には板ばねにより常に内側に付勢さ
れた係止爪226が設けられており、他側部には同じく
別の板ばねにより常に内側に付勢された接合ローラ22
7が設けられている。
【0032】一方、前記トラフジョイント112の一側
部には前記係止爪226と係止するための被係止部11
2aが形成されている。また、接合ローラ227はトラ
フジョイント112の外周面に当接するもので、後述す
る機構によりキャリッジジョイント225が前方、即ち
トラフジョイント112に接近する方向に移動する時、
トラフジョイント112の外周面を転動し、最大径のデ
ッドポイントを乗り越えた後は、その内方に向かう付勢
力によりキャリッジジョイント225をトラフジョイン
ト112に勢いよく引き込み、円弧部225aとトラフ
ジョイント112を当接させる。この時、係止爪226
もトラフジョイント112の外周面を乗り越えて被係止
部112aに係止される。これにより栽培トラフ105
と接続部206は接続される。
【0033】次に、このようなキャリッジ223を前後
に移動させる機構について説明する。
【0034】キャリッジ223の両側部間に軸支され
た、即ち、移動方向と直角に軸支された支軸228の中
央には、ピニオンギヤ229が設けてあり、このピニオ
ンギヤ229は、前後のブラケット224間に支持され
たラック230とかみ合っている。
【0035】そして、この支軸228にはコイルスプリ
ング228aが装着され、このコイルスプリング228
aの一端を支軸228に固定するとともに、他端をキャ
リッジ223の側部に設置した係止ピン223aに固定
させ、このコイルスプリング228aのばね力により、
キャリッジ223を通常後退位置に位置させるように付
勢している。
【0036】また、支軸228の一端には、操作レバー
231の一端が固定されている。
【0037】そのため、操作レバー231は通常は実線
位置にあり、栽培トラフ105と接続部206を接続さ
せようという時には、操作レバー231を図7の2点鎖
線位置まで反時計回り方向に回動操作する。
【0038】この操作レバー231の回転により、支軸
228は前記コイルスプリング228aを拡径するよう
に撓ませながら前記ばね力に抗して回動し、ピニオンギ
ヤ229は支軸228を介して反時計回り方向に回転す
る。
【0039】そして、ピニオンギヤ229はラック23
0とかみ合っているため、ピニオンギヤ229はラック
230に対して相対的に移動し、この結果、キャリッジ
223は前方に移動し、トラフジョイント112とキャ
リッジジョイント225は当接する。
【0040】なお、232は、ガイドレール221に対
してキャリッジローラ222と反対側から当接してキャ
リッジ223の脱落を防止するための補助ローラであ
る。
【0041】図8はロータリカッタ部における栽培野菜
の切断の様子を示す斜視図であり、ガイド部材210の
傾斜部210aにより、支持ベルト109も、ポット1
10、その内部の栽培野菜300ごとカッタ部において
第1コンベア202側に傾いている。このことにより、
重力が倒伏力として栽培野菜300に作用するようにな
っている。また、この傾きと同角度だけ、支持ベルト1
09の下方に配置されたロータリカッタ207も傾いて
いる。即ちロータリカッタ207の円板面と支持ベルト
109は平行になっているため、支持ベルト109の下
方でポット110を水平に切断する。
【0042】栽培野菜300は、前記傾斜部210aの
傾きにより倒伏され、第1コンベア202上に落下させ
ることができる。なお、ロータリカッタ207はモータ
ユニット240に取り付けられている。そして、ポット
110の移動速度に対応して、モータユニット240内
のギヤ列を変えることで回転円板207aと207bの
周速比を選択すれば、正確にかつ、瞬間的にこのロータ
リカッタ207によりポット110を切断することがで
きる。
【0043】図9はロータリカッタ部の傾きを無視した
状態の正面図であり、ロータリカッタ207により切断
されたポット110の上側部110aは切断後も依然と
して支持ベルト109に係止されているが、前述したよ
うに、搬送方向下流側でポット除去装置208により除
去されるようになっている。
【0044】また、図9に示すように、隣接する栽培野
菜300の根部300a同士は絡み合っているが、支持
ベルト109の下方でポット110ごとこの根部300
aを切断することで、栽培野菜300は各ポット110
毎に分離され、効率よく栽培野菜300を収穫すること
ができる。なお、切断した根部300aは互いに連続し
た状態で落下するので、それ以降の清掃作業は楽であ
る。
【0045】次に収穫装置200の動作について述べ
る。
【0046】まず、収穫しようとする栽培トラフ105
の位置に、装置本体201を移動させる。これは図示し
ないモータによってなされる。
【0047】次いで接続部206の中心位置をトラフジ
ョイント112の中心位置に合わせて操作レバー231
を前方に倒し、キャリッジ223を前方に移動させてト
ラフジョイント112とキャリッジジョイント225を
接続することで、接続部206を栽培トラフ105に接
続する。
【0048】その際、この実施例においては前記支持ベ
ルト109の先端部の所定の長さ部分だけにはポット1
10を設置せずに余らせてあるので、その部分の支持ベ
ルト109を収穫装置200に装着した状態として接続
を行い、その支持ベルト109の先端部を巻取装置20
9の巻取ドラム215に係止し、そのままサーボモータ
216により巻取ドラム215を回転させて支持ベルト
109を巻き取りながらの収穫作業を開始する。
【0049】この収穫作業において、支持ベルト109
に取り付けられたポット110は順次ロータリカッタ2
07位置に搬送され、ガイド部材210の傾斜部210
aにより傾斜された状態で(図8参照)、上側部110
aを残してロータリカッタ207で切断される(図9参
照)。
【0050】このようにして支持ベルト109から切り
離された栽培野菜300は図8に示すように、第1コン
ベア202上に落下し、あるいは誘導ブラシ211の作
用により第1コンベア202上に誘導され、さらにこの
第1コンベア202と直交する第2コンベア203上に
移送され、最終的に搬送ベルト111上に移送されて、
次工程位置に運ばれる。
【0051】一方、栽培野菜300が切り離された支持
ベルト109に残っているポット110の上側部110
aはポット除去装置208の押し上げローラ208cに
より支持ベルト109から押し上げられるようにして除
去される。支持ベルト109はその後、洗浄ノズル21
2、ブラシ213により、上下面を清掃された状態で巻
取ドラム215に巻き取られる。
【0052】したがって、この実施例による栽培野菜3
00の収穫作業においては、人手により行なうべき作業
がわずかであり、従来より人手への依存が少なく、効率
よく収穫作業を行なうことができる。
【0053】なお、このような収穫作業に際し、トラフ
105に装着されていた支持ベルト109の後端部に新
たな支持ベルト109を連結しておけば、収穫作業によ
る支持ベルト109の巻き取りによりそのトラフ105
に新たな支持ベルト109を装着することができる。
【0054】したがって、この新たな支持ベルト109
に苗の入った新たなポット110の装着作業を行いなが
らトラフ105内に進入させるようにすることによっ
て、先の支持ベルト109からの栽培野菜300の収穫
の完了後そのまま直ちに新たな支持ベルト109による
水耕栽培を開始することができる。
【0055】なお、本実施例では栽培野菜300をポッ
ト110内で育成したが、支持ベルト109上で直接育
成させてもよく、さらにはポット110以外の手段によ
り育成させてもよい。その場合は当然のことながら、ポ
ット除去装置208は不要となる。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、栽培野菜
を支持した支持ベルトを巻取装置により自動的に巻き取
りながら、カッタで栽培野菜を支持ベルトから切り離す
ようにしたので、人手によらず連続して効率的に収穫作
業を行うことができる。
【0057】請求項2記載の発明によれば、装置本体を
移動可能としたので、多数の栽培トラフの栽培野菜を順
次収穫することができ、さらに効率を上げることができ
ると共に、収穫時以外の栽培作業時に装置本体を邪魔に
ならない場所に移動させることができるので、栽培野菜
の育成時の作業の効率を上げることができる。
【0058】請求項3記載の発明によれば、ポットを用
いた栽培野菜の収穫後に、栽培野菜を切り離した後のポ
ットをポット除去装置により支持ベルトから除去するの
で、支持ベルトはそのまま再使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る水耕栽培、収穫システム
全体の概略平面図である。
【図2】栽培トラフの縦断側面図である。
【図3】本発明の実施例に係る収穫装置の装置本体の平
面図である。
【図4】本発明の実施例に係る収穫装置の装置本体の正
面図である。
【図5】本発明の実施例に係る収穫装置の装置本体の右
側面図である。
【図6】装置本体の接続部の平面図である。
【図7】装置本体の接続部の正面図である。
【図8】カッタ部における栽培野菜切断の様子を示す斜
視図である。
【図9】カッタ部の傾きを無視した状態の正面図であ
る。
【符号の説明】
105 栽培トラフ 109 支持ベルト 110 ポット 201 装置本体 204 レール 206 接続部 207 ロータリカッタ(カッタ) 208 ポット除去装置 209 巻取装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 徹 香川県坂出市笠指町5番37号 (72)発明者 大北 定則 香川県善通寺市善通寺町4345番地 (72)発明者 山本 登美雄 香川県高松市林町1343番地

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 培養液が流れる栽培トラフの上部に、栽
    培トラフの長手方向に移動自在な支持ベルトを配置し
    て、この支持ベルトに栽培野菜を保持させた水耕栽培施
    設に適用される収穫装置において、前記栽培トラフの端
    部と接離可能に設けられ、前記栽培トラフの端部と接続
    される接続部と、前記支持ベルトの端部を係止して、こ
    の支持ベルトを巻き取る巻取装置と、前記接続部と前記
    巻取装置との間に配置され、栽培野菜を前記支持ベルト
    から切り離すカッタとを備えたことを特徴とする水耕栽
    培施設用収穫装置。
  2. 【請求項2】 前記栽培トラフの端部側方にあって、こ
    の栽培トラフの長手方向と直交する方向に装置本体が移
    動可能に配置されていることを特徴とする請求項1記載
    の水耕栽培施設用収穫装置。
  3. 【請求項3】 栽培野菜を育成、保持するポットを前記
    支持ベルトに適宜間隔で取り付けると共に、このポット
    を前記支持ベルトから除去するポット除去装置を前記接
    続部と前記巻取装置との間に配置したことを特徴とする
    請求項1または2記載の水耕栽培施設用収穫装置。
JP5213839A 1993-08-30 1993-08-30 水耕栽培施設用収穫装置 Pending JPH0767482A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109319384A (zh) * 2018-11-19 2019-02-12 黄石鼎信机电有限公司 一种高效自动化水培菜种植输送系统
CN110301220A (zh) * 2019-08-06 2019-10-08 重庆市农业科学院 钵体叶菜机收系统及方法

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