JPH0767374B2 - 容器入り即席冷凍▲麺▼ - Google Patents

容器入り即席冷凍▲麺▼

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JPH0767374B2
JPH0767374B2 JP2078459A JP7845990A JPH0767374B2 JP H0767374 B2 JPH0767374 B2 JP H0767374B2 JP 2078459 A JP2078459 A JP 2078459A JP 7845990 A JP7845990 A JP 7845990A JP H0767374 B2 JPH0767374 B2 JP H0767374B2
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noodles
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隆博 稲熊
義也 古田
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Kagome Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は容器入り即席冷凍麺に関する。
麺類は、これを食するときに、調味汁を別に食するもの
と、調味油脂を絡めて食するものとに大別される。
本発明は、これらの麺類のうちで、スパゲティー、マカ
ロニ、焼そば、焼うどん等、調理油脂を絡めて食する麺
類に関し、特に電子レンジで加熱することによりそのま
ま直ちに調味油脂を絡めて食することができる容器入り
即席冷凍麺に関するものである。
<従来の技術> 従来、調味油脂を絡めて食する即席麺として、茹で麺や
揚げ麺等の乾燥物に袋詰めの調味油脂を別に添え、これ
らを容器に収納し及び/又はフィルムで包装したものが
ある。また油脂を混練した麺それ自体としては、スプレ
ードライによる粉末油脂又はマイクロカプセル化した油
脂を小麦粉、そば粉又は米粉等と共に混練したものも提
案されている(特開昭59−154951、特開昭60−11025
7)。
<発明が解決しようとする課題> ところが、袋詰めの調味油脂を別に添える即席麺にはこ
れを実際に食するときに、手間がかかるという課題があ
る。また油脂を混練した麺には、該油脂をスプレードラ
イやマイクロカプセル化するときにその変質を避けられ
ず、該油脂が仮りに調味油脂であっても、それを実際に
食するときに、麺に調味油脂を絡めて食する本来の外観
や食感がないという課題がある。
本発明は叙上の如き従来の課題を解決する容器入り即席
冷凍麺を提供するものである。
<課題を解決するための手段> しかして本発明は、 電子レンジで解凍加熱した麺に同時に電子レンジで解凍
加熱した調味油脂を絡めて食する即席冷凍麺であって、
耐熱性及び自立性の容器に茹で麺の冷凍品及び調味油脂
のブロック状冷凍品が収納されており、該茹で麺の冷凍
品の上部に該調味油脂のブロック状冷凍品が載置されて
いて、該調味油脂のブロック状冷凍品が、溶解したバタ
ー又はマーガリンと食用油及び調味資材とを混合乳化
し、冷却固化して、捏和した後、ブロック状に裁断して
冷凍したものであることを特徴とする容器入り即席冷凍
麺に係る。
本発明の対象となる即席冷凍麺は、電子レンジで解凍加
熱することにより、麺に調味油脂を絡めて食するものと
なる即席冷凍麺である。このような麺としては、スパゲ
ティー、マカロニ、焼そば、焼うどん等がある。
本発明では、耐熱性及び自立性の容器に茹で麺の冷凍品
及び調味油脂のブロック状冷凍品が収納されており、該
茹で麺の冷凍品の上部に該調味油脂のブロック状冷凍品
が載置されている。
そして上記の調味油脂のブロック状冷凍品は、溶解した
バター又はマーガリンと、食用油及び調味資料とを混合
乳化し、冷却固化して、捏和した後、ブロック状に裁断
して、冷凍したものである。
本発明では、容器に更にトッピング資材の冷凍品を収納
し、茹で麺の冷凍品の上部に、調味油脂のブロック状冷
凍品と共に該トッピング資材の冷凍品を載置することも
できる。また容器には取外し可能な蓋を被せることがで
き、容器又は容器とこれに被せた蓋とをフィルム包装す
ることもできる。
<作用> 容器に収納されている茹で麺の冷凍品及び調味油脂のブ
ロック状冷凍品を電子レンジで解凍加熱すると、下部の
茹で麺に上部の調味油脂が溶解して絡み付いた状態にな
る。したがって、電子レンジで加熱するだけで、そのま
ま直ちに本来の外観や食感を有する麺を食することがで
きる。
とりわけ調味油脂のブロック状冷凍品は、前述したよう
に、溶解したバター又はマーガリンと、食用油及び調味
資材とを混合乳化し、冷却固化して、捏和した後、ブロ
ック状に裁断して、冷凍したものであるため、貯蔵時、
運搬時、更には電子レンジによる解凍加熱時において油
分の分離を防止する。またかかる調味油脂のブロック状
冷凍品は、電子レンジによく解凍加熱時においてフレー
バーの飛散を抑え、しかも解凍加熱した調味油脂が舌触
りの軽いものとなる。
電子レンジによる解凍加熱時にフレーバーの飛散を充分
に抑え、しかも解凍加熱した調味油脂を舌触りの軽いも
のとするためには、上記の捏和を調味油脂の水相油脂の
水相平均粒径が1〜10μmの範囲に調製されるよう行な
うのが好ましい。捏話度合いを弱くして、調味油脂の水
相平均粒径を10μm超にすると、電子レンジによる解凍
加熱時にフレーバーが次第に飛散するようになり、逆に
捏話度合いを強くして、調味油脂の水相平均粒径を1μ
m未満にすると、解凍加熱した調味油脂の舌触りが次第
に重くなる。
溶解したバター又はマーガリンと、食用油及び調味資材
とを混合したもの、或は更に乳化したものを冷凍するこ
とも考えられるが、このような調味油脂の冷凍品では、
貯蔵時、運搬時、更には電子レンジによく解凍加熱時に
油分が分離し、また電子レンジによる解凍加熱時にフレ
ーバーが飛散して、しかも解凍加熱した調味油脂が舌触
りの重いものとなる。
<実施例> 第1図は本発明の一実施例示す縦断面図である。傾斜周
側面12を有する容器11の広口の上部開口に蓋21が被せら
れており、蓋21はその短尺な周側面22が容器11の傾斜周
側面12の端部外周に嵌め込まれた状態になっていて、し
たがって蓋21は取外し可能になっている。容器11の傾斜
周側面12の上部には、蓋21の周側面22で被せられる位置
に、複数の小孔13,14が形成されており、小孔13,14を介
して容器11の内部と外部とは連通するようになってい
る。容器11及び蓋21は耐熱性の例えばポリプロピレン製
のもので、容器11は蓋21よりもやや肉厚の自立性を有す
るものに成形されている。
貯蔵や運搬の便宜に供するために、蓋と共に容器フィル
ム包装するのが好ましいがい、フィルム包装する場合に
は蓋や前述したような小孔を省略して容器だけを包装す
ることもできる。
容器11には茹で麺の冷凍品31及び調味油脂のブロック状
冷凍品41並びにトッピング資材の冷凍品51が収納されて
おり、調味油脂のブロック状冷凍品41及びトッピング資
材の冷凍品51は茹で麺の冷凍品31の上部に載置され、冷
凍により結果的に固結されていて、図面の場合、トッピ
ング資材の冷凍品51は調味油脂のブロック状冷凍品41の
両側に載置されている。
茹で麺の冷凍品は、小麦粉、そば粉又は米粉等を公知の
方法で製麺し、好ましくはやや堅めに茹でて、冷凍した
ものである。
調味油脂のブロック状冷凍品は、加温溶解したバター又
はマーガリンと、食用油及び調味資材とを混合乳化し、
冷却固化して、捏和した後、ブロック状に裁断して、冷
凍したものである。溶解したバター又はマーガリンと混
合する調味資材には特に制限はないが、これには例え
ば、鮭肉、たら子、梅肉、しそ、バジリコ及びマスター
ドから選ばれる1種又は2種以上並びに食塩やその他の
調味料類がある。
トッピング資材の冷凍品は、各種の食材を公知の方法で
味付けして、冷凍したものである。かかる食材としては
例えば、魚介類、肉類、きの子類等がある。
通常容器には、200g程度の茹で麺の冷凍品及び20〜30g
程度の調味油脂のブロック状冷凍品並びに要すれば10〜
40g程度のトッピング資材の冷凍品が収納される。
<発明の効果> 既に明らかなように、以上説明した本発明には、電子レ
ンジで解凍加熱するだけで、そのまま直ちに本来の外観
や食感を有する麺を食することができるという効果があ
る。とりわけ本発明には、貯蔵時、運搬時、更には電子
レンジによる解凍加熱時に、容器に収納した調味油脂の
ブロック状冷凍品若しくは解凍加熱した調味油脂から油
分が分離するのを防止でき、また電子レンジによる解凍
加熱時に、フレーバーの飛散を抑え、しかも解凍加熱し
た調味油脂を舌触りの軽いものにすることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図である。 11……容器、21……蓋 31……茹で麺の冷凍品 41……調味油脂のブロック状冷凍品 51……トッピング資材の冷凍品

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子レンジで解凍加熱した麺に同時に電子
    レンジで解凍加熱した調味油脂を絡めて食する即席冷凍
    麺であって、耐熱性及び自立性の容器に茹で麺の冷凍品
    及び調味油脂のブロック状冷凍品が収納されており、該
    茹で麺の冷凍品の上部に該調味油脂のブロック状冷凍品
    が載置されていて、該調味油脂のブロック状冷凍品が、
    溶解したバター又はマーガリンと食用油及び調味資材と
    を混合乳化し、冷却固化して、捏和した後、ブロック状
    に裁断して冷凍したものであることを特徴とする容器入
    り即席冷凍麺。
  2. 【請求項2】調味油脂の水相平均粒径が1〜10μmの範
    囲となるように捏話する請求項1記載の容器入り即席冷
    凍麺。
  3. 【請求項3】更にトッピング資材の冷凍品が収納されて
    おり、茹で麺の冷凍品の上部に該トッピング資材の冷凍
    品が載置された請求項1又は2記載の容器入り即席冷凍
    麺。
  4. 【請求項4】容器に取外し可能な蓋が被せられた請求項
    1、2又は3記載の容器入り即席冷凍麺。
  5. 【請求項5】容器又は蓋と共に容器がフィルム包装され
    た請求項1、2、3又は4記載の容器入り即席冷凍麺。
JP2078459A 1990-03-27 1990-03-27 容器入り即席冷凍▲麺▼ Expired - Fee Related JPH0767374B2 (ja)

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GB2333222A (en) * 1998-01-19 1999-07-21 Nestle Sa Frozen meal
JP5154618B2 (ja) * 2010-08-27 2013-02-27 日清食品冷凍株式会社 電子レンジ調理用冷凍麺

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