JP2001204399A - 電子レンジ加熱調理用包装食品セット - Google Patents

電子レンジ加熱調理用包装食品セット

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JP2001204399A
JP2001204399A JP2000018510A JP2000018510A JP2001204399A JP 2001204399 A JP2001204399 A JP 2001204399A JP 2000018510 A JP2000018510 A JP 2000018510A JP 2000018510 A JP2000018510 A JP 2000018510A JP 2001204399 A JP2001204399 A JP 2001204399A
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cooking
microwave
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vegetables
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Tadashi Munehira
唯 宗平
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NISSHIN HAM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 未調理の肉類、野菜類、魚介類等の生鮮食品
を用いて短時間に簡単に調理することのできる料理用製
品の提供。 【解決手段】 未調理の肉類、野菜類及び魚介類から選
ばれる1種以上の生鮮食品を少なくとも含む、1人分又
は複数人分の所定の料理品用の食材及び調味料を、該料
理品の電子レンジによる調理方法を記載した書面と共に
1セットにして包装した、電子レンジ加熱調理用包装食
品セット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジ加熱調理
用包装食品セットに関する。より詳細には、本発明は、
栄養バランスに優れた美味しい所定の料理品を、ガスコ
ンロや電気コンロなどを使用することなく、電子レンジ
加熱により、短時間に簡単につくることのできる電子レ
ンジ加熱調理用包装食品セットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、単身所帯、二人所帯などの小人数
所帯がますます増加する傾向にある。小人数所帯では、
複数の食材を料理に必要な分だけ少量ずつ買い求めるこ
とが困難なことが多く、特に野菜類は、例えばキャベツ
や白菜などを丸ごと1個買ったり、ゴボウを1本買った
り、キノコ類を1パック買ったりしなければならないこ
とが多い。そのため、購入した野菜類やその他の食材を
完全に使い切れないで、古くしたり、腐らせたりして、
無駄にすることが多く、極めて不経済である。しかも、
小人数所帯では、つくる料理の量が少ないにも拘わら
ず、一つの料理をつくるのに複数種類の食材を買い揃え
る必要があるため、経済的な負担が大きい。その結果、
料理に使用する食材の数を減らしたり、料理の品数を減
らしたり、料理の種類を限ったりすることになり、食生
活を貧しいものにしがちである。しかも、小人数所帯
は、料理に手間や時間をかけることが困難であったり望
まない独身者や高年齢者によって構成されていることが
多い。さらに、近年、女性の社会進出が進んでおり、そ
れに伴って、時間や手間をかけずに、簡単に喫食できる
食品に対する需要がますます大きくなっている。
【0003】上記のような状況下に、完全に調理された
各種の総菜を小分けに包装したもの、水や湯を注いで加
熱するだけで簡単に喫食できるインスタント食品、その
まま加熱するだけで良い各種の調理済みレトルト食品、
冷凍食品などが広く販売されるようになっている。しか
しながら、これらの総菜や食品は、手間をかけずに簡単
に喫食できるが、生の肉類、野菜類、魚介類などの生鮮
食品を用いて家庭で調理して得られる料理に比べて、味
気なく、充分な満足感が得られないことが多い。
【0004】上記の点から、例えば、フグちりセット、
すき焼きセットなどのような、野菜類、肉類、魚介類な
どの生鮮食品を一つの料理に必要な種類および必要な量
で取り揃えて包装した料理用セットが、スーパーなどで
販売されたり、宅配販売されるようになっている。しか
しながら、従来のそのような料理用セットは、通常、な
べやフライパンなどの調理器具を使用してガスレンジな
どを用いて加熱調理するようになっており、そのため、
料理に必要な食材を一々取り揃えるという手間は省ける
が、加熱調理にはそれ相応の時間がかかり、それほど調
理が簡単ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、短時
間で極めて簡単に調理でき、それにも拘わらず、栄養バ
ランスに優れ、美味しく、家庭料理の味を充分に堪能で
きて、高い満足感を消費者に与えることのできる、未調
理の野菜類、肉類、魚介類などの生鮮食品をベースにし
た調理用製品を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべ
く、本発明者は鋭意検討を重ねてきた。その結果、肉
類、野菜類、魚介類などの生鮮食品のうちから所定の料
理品ごとに特定の食材を選択して組み合わせ、その食材
を電子レンジによる加熱調理に適し且つ喫食可能な適当
なサイズにしておき、そのような食材材に各料理品に必
要な種類の調味料を必要な分量で組み合わせ、それと一
緒にその料理品を電子レンジを用いて調理する際の料理
手順を説明した書面を添付して1セットにして、電子レ
ンジ加熱調理用包装食品セットにすると、該食品セット
を購入した消費者は、該セットに含まれる食材を用いて
該セットに添付されている料理手順の説明書にしたがっ
て電子レンジ調理を行うだけで、栄養バランスに優れ、
おいしく、家庭料理の味を充分に堪能できて、高い満足
感のある料理品が得られることに見出した。さらに、本
発明者らは、前記した電子レンジ加熱調理用包装食品セ
ットが、生鮮食品として肉類および魚介類の少なくとも
1種と、野菜類の少なくとも1種、好ましくは野菜類の
2種以上を含むと、栄養バランスに一層優れ且つ美味な
料理品が得られること、その際に肉類および/または魚
介類と、野菜類とを特定の割合にしておくとよいこと、
料理品の種類などに応じて肉類、野菜類、魚介類などの
生鮮食品と共に他の食材を用い得ることなどを見出し、
それらの知見に基づいて本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、 (1) 未調理の肉類、野菜類および魚介類から選ばれ
る1種以上の生鮮食品を少なくとも含む、1人分または
複数人分の所定の料理品用の食材および調味料を、該料
理品の電子レンジによる調理方法を記載した書面と共に
1セットにして包装したことを特徴とする、電子レンジ
にて料理品を製造するための電子レンジ加熱調理用包装
食品セットである。
【0008】そして、本発明は、 (2) 前記食材として、未調理の肉類および野菜類を
少なくとも含んでいる請求項1に記載の電子レンジ加熱
調理用包装食品セット; (3) 前記食材として、未調理の肉類および魚介類の
少なくとも1種と、野菜類の2種以上を含んでいる前記
(1)の電子レンジ加熱調理用包装食品セット; (4) 前記食材として、未調理の肉類および野菜類、
並びに未調理または調理済みの魚介類、豆製品、牛乳、
乳製品、卵および卵製品の1種または2種以上を含んで
いる前記(1)の電子レンジ加熱調理用包装食品セッ
ト; (5) 前記食材として、未調理の肉類および/または
魚介類と、野菜類を、[肉類および/または魚介類]:
[野菜類]=1:1〜1:5の重量比で含んでいる前記
(1)〜(4)のいずれかの電子レンジ加熱調理用包装
食品セット; (6) 食材が、電子レンジ加熱および喫食に適した大
きさである前記した(1)〜(5)のいずれかの電子レ
ンジ加熱調理用包装食品セット; (7) 食材が、電子レンジによる加熱調理にそのまま
直接使用できるように、清浄化されている前記(1)〜
(6)のいずれかの電子レンジ加熱調理用包装食品セッ
ト;および、 (8) シチュー類、スープ類、鍋物、汁物、煮物、チ
ャーハン、ホットサラダ、焼きそば、グラタンまたはド
リアからなる料理品用である前記(1)〜(7)のいず
れかの電子レンジ加熱調理用包装食品セット; を包含する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。本明細書における「未調理の生鮮食品」とは、加
熱調理を全く施してない生鮮食品、または多少の加熱処
理が施されているが加熱の程度が不充分であり更に加熱
調理する必要のある生鮮食品をいう。本発明の電子レン
ジ加熱調理用包装食品セットは、未調理の肉類、野菜類
および魚介類から選ばれる1種以上の生鮮食品を、該セ
ットを用いて製造される料理品の種類に応じて、少なく
とも含んでいる。
【0010】本発明の電子レンジ加熱調理用包装食品セ
ットで用いる未調理の野菜類としては、電子レンジ加熱
によって調理が可能な野菜類であればいずれでもよく、
例えば、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、里芋、サツ
マイモ、大根、長芋、ゴボウ、レンコン、カブ、カボチ
ャ、インゲン、絹サヤ、コーン、グリンピース、枝豆、
ソラマメ、タケノコ、白菜、キャベツ、レタス、小松
菜、ホウレン草、水菜、ブロッコリー、セロリ、ニラ、
ネギ、キュウリ、トマト、ピーマン、アスパラガス、カ
リフラワー、ズッキーニ、オクラ、クレソン、ナス、シ
イタケ、シメジ、ヒラタケ、マイタケ、エノキダケ、マ
ッシュルームなどのキノコ類などを挙げることができ
る。電子レンジ加熱調理用包装食品セットで製造する料
理品の種類に応じて、前記したような野菜類のうちの1
種または2種以上を用いる。野菜類は、電子レンジによ
って短い時間で加熱調理できる大きさおよび形態になる
ようにしながら、電子レンジ加熱調理用包装食品セット
で製造する料理品の種類に応じて、例えば、拍子切り、
イチョウ切り、千切り、乱切り、ざく切り、スティック
状、ササガケ、みじん切り、おろし、塊状などにする。
【0011】本発明の電子レンジ加熱調理用包装食品セ
ットで用いる未調理の肉類の種類は特に制限されず、食
し得る肉類であればいずれでもよく、例えば、豚、牛、
馬、猪、鹿、ウサギ、羊、鶏、七面鳥、アイガモなどの
動物の肉、内臓、舌、脚などを挙げることができる。ま
た、前記した動物の肉の形態も特に制限されず、例え
ば、薄切り肉、細切れ肉、厚切り肉、ひき肉、塊状肉、
肉団子などのいずれであってもよい。電子レンジ加熱調
理用包装食品セットで製造する料理品の種類に応じて、
前記したような肉類のうちの1種または2種以上を用い
る。
【0012】本発明ので電子レンジ加熱調理用包装食品
セットで用いる魚介類の種類は特に制限されず、食し得
る魚介類であればいずれでもよく、例えば、タイ、タ
ラ、ヒラメ、カレイ、サケ、マス、サバ、アジ、イワ
シ、マグロ、ハマチ、ブリ、カツオ、トビウオ、タチウ
オ、カマス、キンメダイ、サメ、ウナギ、アナゴ、イ
カ、タコ、エビ、カニ、ウニ、アサリ、ハマグリ、シジ
ミ、ミルガイ、カキ、ホタテガイ、アカガイなどを挙げ
ることができる。電子レンジ加熱調理用包装食品セット
で製造する料理品の種類に応じて、前記したような魚介
類のうちの1種または2種以上を用いる。
【0013】本発明の電子レンジ加熱調理用包装食品セ
ットは、未調理の肉類、野菜類および魚介類から選ばれ
る1種以上の生鮮食品を、該セットを用いて製造される
料理品の種類に応じて少なくとも含んでいればよい。そ
のうちでも、未調理の肉類および魚介類の少なくとも1
種と、野菜類の少なくとも1種含んでいることが好まし
い。特に、未調理の肉類および魚介類の少なくとも1種
と、野菜類の2種以上、すなわち合計3種以上を含んで
いることがより好ましい。未調理の肉類および/または
魚介類と野菜類を含む本発明の電子レンジ加熱調理用包
装食品セットを用いて電子レンジで加熱調理することに
よって、充分に堪能でき、高い満足感を与える、栄養バ
ランスに優れる美味しい家庭料理を電子レンジでつくる
ことができる。その際の肉類および/または魚介類と野
菜類の割合は、料理および/または魚介類の種類によっ
て調整し得るが、一般的には、[肉類および/または魚
介類]:[野菜類]=1:1〜1:5の重量比で用いる
ことが、栄養バランスが一層良くなり、しかも美味しい
料理が得られる点から好ましい。
【0014】本発明の電子レンジ加熱調理用包装食品セ
ットは、未調理の肉類、野菜類および魚介類から選ばれ
る1種以上の生鮮食品と共に、該セットを用いて得られ
る料理品の種類などに応じて、他の食材を含んでいても
よい。他の食材は、未調理のものであっても、缶詰、水
煮品、ボイル品、その他の加工食品であっても、乾燥食
品であっても、またはその他の形態の食品であってもい
ずれでもよい。何ら限定されるものではないが、他の食
材としては、例えば、豆製品、牛乳、乳製品、卵、卵製
品、乾物などを挙げることができ、具体例としては、豆
腐、焼き豆腐、油揚げ、ガンモドキ、厚揚げ、凍り豆
腐、麸、ユバ、牛乳、チーズ、バター、卵、卵焼き、ゴ
マ、コンニャク、シラタキ、海藻類、茹でうどん、茹で
パスタ、焼きそば用麺などの麺類、パン類、干しぶど
う、干しシイタケ、昆布、食用油、ベニショウガ、福神
漬け、高菜などを挙げることができる。
【0015】本発明の電子レンジ加熱調理用包装食品セ
ットで用いる調味料は、該セットでつくる料理の種類に
応じて、従来から既知の調味料であればいずれでもよ
い。限定されるものではないが、例えば、味噌、醤油、
砂糖、酒類、味醂、酢、オリーブオイル、ウスターソー
ス、コショウ、トウガラシ、ポン酢醤油、固形スープの
素、デミグラスソース、焼きそばソース、各種タレ類、
ドレッシング類、豆板醤、ケチャップ、カレールウ、ハ
ヤシライスルー、出し汁、和風固形ダシ、ホワイトソー
スなどを挙げることができる。
【0016】電子レンジ加熱調理用包装食品セットにお
ける上記した食材の量は、1人分から複数人分にするこ
とができる。そのうちでも、本発明の電子レンジ加熱調
理用包装食品セットは、各種食材を取り揃えて料理をす
るのが面倒であったり、不経済であったり、困難である
小人数所帯での使用に適しており、そのため1〜3人
分、特に1または2人分の量にして包装することが好ま
しい。その場合には、電子レンジによる加熱調理時間が
一般に15分以下、多くの場合に10分以下で済むよう
な電子レンジ加熱調理用包装食品セットを得ることがで
き、そのセットを用いてセットに添付されている調理手
順の説明書にしたがって電子レンジを用いて調理をする
と、極めて短い調理時間で、生鮮食品をベースにした、
栄養価が高くて、美味しい、満足感のある家庭料理を簡
単につくることができる。
【0017】電子レンジ加熱調理用包装食品セットに添
付する調理手順を記載した説明書は、該セットによって
つくる料理品の種類、該セットに含まれている食材の量
などに応じて、個々の料理品に適した調理手順および電
子レンジによる加熱時間などを予め十分に検討した上で
作成されている。そのため、電子レンジ加熱調理用包装
食品セットを購入した消費者は、その説明書に記載され
ている手順にしたがって電子レンジを用いて調理を行う
ことによって、ガスレンジなどの他の加熱手段などを用
いることなく、電子レンジ加熱のみで、十分に堪能でき
る、栄養バランスに優れ、美味しい家庭料理を短時間で
製造することができる。説明書には、その電子レンジ加
熱調理用包装食品セットを用いてつくられる料理品の完
成写真などを記載しておくことが好ましく、それによっ
て消費者は、料理品のできあがり状態をイメージするこ
とができる。
【0018】また、電子レンジ加熱調理用包装食品セッ
トに用いる野菜類、肉類、魚介類などの生鮮食品やその
他の食材を、予め所定の大きさにカットし、且つ洗浄な
どによって衛生状態を保って包装しておくようにする。
それによって、各家庭ではセットに含まれる食材を洗っ
たり、カットするなどの手間を要することなく、該セッ
トに添付されている説明書にしたがって食材を順次耐熱
容器に入れて電子レンジで加熱して調理すればよく、一
つの料理を、極めて簡単に且つ短時間でつくることがで
きる。
【0019】食材を包装するための包装容器の種類や形
状および包装方法は特に制限されず、生鮮食品などの包
装に通常用いられている包装容器や包装方法を使用する
ことができる。例えば、生鮮食品を含む食材を、食品毎
に予めプラスチックフィルムやプラスチック袋で個別包
装しておくかまたは包装せずにそのままで、射出成形
や、塩化ビニル樹脂シート、ポリエチレンシート、ポリ
プロピレンシートなどのプラスチックシートのプレス成
形や真空成形などによって製造される浅いプラスチック
トレーに並べて入れ、そこに調味料を充填包装した小袋
を入れ、調理手順を記載した説明書を添付して、全体を
プラスチックフィルムでラップ包装する方法などが採用
される。その際に、上記したように、説明書にそのセッ
トを用いて得られる調理品の完成写真を同時に記載して
おき、その説明書を一番上にして透明なプラスチックフ
ィルムでラップ包装すると、そのセットによってつくら
れる料理品の種類や内容が一目で分かるので、消費者が
該セットを購入する際に便利であり、しかも宣伝効果も
向上する。
【0020】本発明の電子レンジ加熱調理用包装食品セ
ットが対象とする料理品の種類は特に制限されず、電子
レンジを用いて加熱調理ができる料理品であればいずれ
でもよく、例えば、ビーフシチュー、クリームシチュ
ー、ポトフ、カレーシチュー、ボルシチ、ポタージュ、
ビーフストロガノフなどのスープ・シチュー類、すき焼
き、寄せ鍋、ちゃんこ鍋、常夜鍋、はりはり鍋、湯豆
腐、キムチ鍋、うどんすきなどの鍋物、豚汁、さつま
汁、つくね汁、肉入りけんちん汁、潮汁、雑煮などの汁
物、煮豚、豚肉おろし煮、肉ジャガ、筑前煮などの煮
物、チャーハン、ホットサラダ、やきそば、肉入り炒め
物、ドリア、グラタンなどを挙げることができる。
【0021】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明は以下の実施例により何ら限定されない。
【0022】《実施例1》[豚肉入りけんちん汁用セッ
ト(2人分)] (1)食材:豚バラ肉薄切り60g(約3cmにカッ
ト)、生里芋80g(4個)、小松菜100g(約3c
mにざく切り)、ニンジン10g(約3mm×3mm×
50mmスティック状にカット)、大根10g(約3m
m×3mm×50mmのスティック状にカット)、干し
シイタケ10g(4枚)および昆布1枚(約5cm) (2)調味料:酒40cc(小袋に個別包装)および醤
油20cc(小袋に個別包装)。 (3)調理手順の説明書の内容: (i) 耐熱ボウルに、昆布、上記(2)の酒および醤
油並びに水400ccを入れ、そこに上記(1)の残り
の全材料を入れ、ラップをし、電子レンジで約10分間
加熱する。 (ii) 次いで、上記(i)の加熱で生じたアクを除
き、シイタケは取り出して石つきを取り除く。昆布を取
り出して、調理したけんちん汁を個々のお椀に盛り、そ
こに石つきを取ったシイタケも入れる。(なお、説明書
には上記した調理手順と共に調理により得られるけんち
ん汁のカラー写真が記載されている。) (4) 上記(1)の食材のうち、豚バラ肉は小さなポ
リエチレンシート製トレーに入れ、それを上記(1)の
他の食材および上記(2)の調味料と共にポリエチレン
シート製トレーに並べて入れ、それを透明な包装用フィ
ルムでラップした後、その上に上記(3)の説明書を載
せ、それを透明な包装用フィルムでもう一回包装して、
電子レンジ加熱調理豚肉入りけんちん汁用包装セットを
製造する。 (5) 上記(4)で得られた豚肉入りけんちん汁用包
装セットを用いて、上記した(3)の調理手順の説明書
の記載にしたがって電子レンジにより加熱調理したとこ
ろ、ホームメードな、つくり立ての美味しい豚肉入りけ
んちん汁が得られた。
【0023】《実施例2》[つくね汁用セット(2人
分)] (1)食材:鶏つくね80g(20g×4個)、白菜8
0g(約40mm×40mmにカット)、生シイタケ1
5g(1/4×4個)、ニンジン15g(半月切り×4
個)、インゲン15g(半分×6個)および万能ネギ1
0g(3mmの小口切り) (2)調味料:味噌35g(小袋に個別包装) (3)調理手順の説明書の内容: (i) 耐熱ボウルに、味噌を入れ、熱湯500ccを
入れて溶かす。 (ii) 次いで、上記(1)の食材の全部を入れてラッ
プをし、電子レンジで約10分間加熱する。(なお、説
明書には上記した調理手順と共に調理により得られるつ
くね汁のカラー写真が記載されている。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記(3)
の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムでもう一
回包装して、電子レンジ加熱調理つくね汁用包装セット
を製造する。 (5) 上記(4)で得られたつくね汁用包装セットを
用いて、上記した(3)の調理手順の説明書の記載にし
たがって電子レンジにより加熱調理したところ、ホーム
メードなつくり立ての美味しいつくね汁が得られた。
【0024】《実施例3》[さつま汁用セット(2人
分)] (1)食材:鶏手羽中肉約100g(6本)、サツマイ
モ60g(丸スライス2枚)、ゴボウ25g(厚さ約5
mmの斜め切り×6枚)、ニンジン15g(半月切り×
8枚)、インゲン15g(半分×8個)、生シイタケ1
5g(1/4×4個)、コンニャク20g(短冊切り)
および油揚げ10g(細切り) (2)調味料:味噌35g(小袋に個別包装) (3)調理手順の説明書の内容: (i) 耐熱ボウルに、味噌を入れ、熱湯500ccを
入れて溶かす。 (ii) 次いで、上記(1)の食材の全部を入れてラッ
プをし、電子レンジで約10分間加熱する。(なお、説
明書には上記した調理手順と共に調理により得られるさ
つま汁のカラー写真が記載されている。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記(3)
の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムでもう一
回包装して、電子レンジ加熱調理さつま汁用包装セット
を製造する。 (5) 上記(4)で得られたさつま汁用包装セットを
用いて、上記した(3)の調理手順の説明書の記載にし
たがって電子レンジにより加熱調理したところ、ホーム
メードなつくり立ての美味しいさつま汁が得られた。
【0025】《実施例4》[すき焼き用セット(2人
分)] (1)食材:牛肩ロース薄切り肉100g、長ネギ30
g(長さ約3cmに斜め切り)、白菜150g(約40
mm×40mmの大きさにカット)、エノキダケ50g
(石づきをとってほぐしてある)、ニラ40g(約40
mm長さにざく切り)、シラタキ100g、豆腐半丁 (2)調味料:すき焼きのタレ100g(プラスチック
製小ビン入り)、おろしにんにく6g(小袋の個別包
装)、赤トウガラシ1本(乾燥物) (3)調理手順の説明書の内容:耐熱ボウルに、すき焼
きのタレを入れ、食べ易い大きさに切った牛肉を広げて
入れ、一口大に切った豆腐およびシラタキ並びに上記
(1)の食材を順に載せ、最後におろしにんにくおよび
赤トウガラシを載せ、ラップをして、電子レンジで約1
0分間加熱する。(なお、説明書には上記した調理手順
と共に調理により得られるさつま汁のカラー写真が記載
されている。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記(3)
の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムでもう一
回包装して、電子レンジ加熱調理すき焼き用包装セット
を製造する。 (5) 上記(4)で得られたすき焼き用包装セットを
用いて、上記した(3)の調理手順の説明書の記載にし
たがって電子レンジにより加熱調理したところ、美味し
いすき焼きが得られた。
【0026】《実施例5》[常夜鍋用セット(2人
分)] (1)食材:豚ロース肉しゃぶしゃぶ用80g、ホウレ
ン草100g(約5cmの長さにざく切り)、ショウガ
10g(千切り)、昆布1枚(約5cm) (2)調味料:生ショウガタレ100g(小袋に個別包
装)、酒50cc(小袋に個別包装)(3)調理手順の
説明書の内容: (i) 耐熱ボウルに、昆布、酒、水(300cc)を
入れ、電子レンジで約3分間加熱する。 (ii) 上記の(i)に豚肉およびホウレン草を入れ、
ラップし電子レンジで約7分間加熱する。 (iii) アクを取り除いた後、千切りショウガを載
せ、生ショウガタレにつけて食べる。(なお、説明書に
は上記した調理手順と共に調理により得られる常夜鍋の
カラー写真が記載されている。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記 (3)の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムで
もう一回包装して、電子レンジ加熱調理常夜鍋包装セッ
トを製造する。 (5) 上記(4)で得られた常夜鍋用包装セットを用
いて、上記した(3)の調理手順の説明書の記載にした
がって電子レンジにより加熱調理したところ、つくり立
ての熱々の美味しい常夜鍋料理が得られた。
【0027】《実施例6》[豚と鶏の寄せ鍋用セット
(2人分)] (1)食材:豚バラ肉薄切り50g(約3cm長さにカ
ット)、鶏もも肉50g(一口大にカット)、白菜15
0g(約4cm×4cmにカット)、長ネギ20g(厚
さ約1cmに斜め切り)、ニンジン15g(約3mm×
3mm×50mmの短冊状にカット)、エノキダケ15
g(石づきをとってほぐしてある)、生シイタケ15g
(1/4×4個) (2)調味料:寄せ鍋用つゆ100g(プラスチック製
小ビン入り) (3)調理手順の説明書の内容:耐熱ボウルに、寄せ鍋
用つゆと熱湯(500cc)を入れ、そこに上記(1)
の食材の全部を入れ、ラップをして電子レンジで約10
分間加熱する。(なお、説明書には上記した調理手順と
共に調理により得られる寄せ鍋料理のカラー写真が記載
されている。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記(3)
の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムでもう一
回包装して、電子レンジ加熱調理寄せ鍋用包装セットを
製造する。 (5) 上記(4)で得られた寄せ鍋用包装セットを用
いて、上記した(3)の調理手順の説明書の記載にした
がって電子レンジにより加熱調理したところ、美味し
い、豚および鶏入りの寄せ鍋料理が得られた。
【0028】《実施例7》[合鴨と水菜のはりはり鍋用
セット(2人分)] (1)食材:合鴨シャブシャブ用肉(シャブシャブ用薄
切りスライス)80g、水菜100g(約5cmのざく
切り)、エノキダケ20g(石づきをとってほぐしてあ
る)、長ネギ10g(厚さ約1cmに斜め切り) (2)調味料:鍋用つゆ100g(プラスチック製小ビ
ン入り) (3)調理手順の説明書の内容:耐熱ボウルに、寄せ鍋
用つゆと熱湯(500cc)を入れ、そこに上記(1)
の食材の全部を入れ、ラップをして電子レンジで約10
分間加熱する。(なお、説明書には上記した調理手順と
共に調理により得られるはりはり鍋料理のカラー写真が
記載されている。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記した
(3)の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムで
もう一回包装して、電子レンジ加熱調理寄せ鍋用包装セ
ットを製造する。 (5) 上記(4)で得られた寄せ鍋用包装セットを用
いて、上記した(3)の調理手順の説明書の記載にした
がって電子レンジにより加熱調理したところ、美味し
い、合鴨と水菜のはりはり鍋料理が得られた。
【0029】《実施例8》[豚肉とみぞれの湯豆腐用セ
ット(2人分)] (1)食材:豚バラ肉薄切り50g(約3cmの大きさ
にカット)、大根おろし200g(袋に個別包装)、豆
腐50g(1/4にカット)、白菜50g(約3cmに
カット)、万能ネギ10g(約3cmにカット)、昆布
約5cm (2)調味料:ポン酢醤油100g(小袋に個別包
装)、七味唐辛子5g(小袋に個別包装) (3)調理手順の説明書の内容:耐熱ボウルに、昆布、
大根おろしおよび豆腐を順に入れ、白菜、万能ネギ、豚
肉を交互にのせ、水300ccを入れ、ラップをかけて
電子レンジで約10分間加熱する。好みで、ポン酢醤
油、七味唐辛子をかけて食べる。(なお、説明書には上
記した調理手順と共に調理により得られる湯豆腐のカラ
ー写真が記載されている。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記(3)
の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムでもう一
回包装して、電子レンジ加熱調理湯豆腐用包装セットを
製造する。 (5) 上記(4)で得られた湯豆腐用包装セットを用
いて、上記した(3)の調理手順の説明書の記載にした
がって電子レンジにより加熱調理したところ、美味しい
湯豆腐が得られた。
【0030】《実施例9》[ビーフシチュー用セット
(2人分)] (1)食材:牛肉切り落とし80g、タマネギ30g
(約2mmの厚さにスライス)、ニンジン15g(約3
mm×3mm×50mmのスティック状にカット)、ジ
ャガイモ15g(約1cmの大きさにカット)、マッシ
ュルーム15g、インゲン15g(半分にカット) (2)調味料:デミグラスソース200g(袋に個別包
装)、固形スープの素1個 (3)調理手順の説明書の内容: (i) 耐熱ボウルに、固形スープの素を入れ、熱湯1
00ccを入れて溶かした後、デミグラスソースを入れ
てよくあわせる。 (ii) 上記(i)に上記(1)の食材の全部を入れ、
ラップをかけて電子レンジで約10分間加熱し、塩およ
びコショウで味を調える。(なお、説明書には上記した
調理手順と共に調理により得られるビーフシチューのカ
ラー写真が記載されている。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記(3)
の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムでもう一
回包装して、電子レンジ加熱調理湯豆腐用包装セットを
製造する。 (5) 上記(4)で得られたビーフシチュー用包装セ
ットを用いて、上記した(3)の調理手順の説明書の記
載にしたがって電子レンジにより加熱調理したところ、
美味しいビーフシチューが得られた。
【0031】《実施例10》[チキンクリームシチュー
用セット(2人分)] (1)食材:鶏もも肉80g(一口大にカット)、タマ
ネギ20g(約2mmの厚さにスライス)、ニンジン1
5g(約3mm×3mm×50mmのスティック状にカ
ット)、ジャガイモ20g(約1cmの大きさにカッ
ト)、コーン40g、マッシュルーム30g(缶詰ホー
ル)、ブロッコリー30g(一口大にカット) (2)調味料:ホワイトソース150g(袋に個別包
装) (3)調理手順の説明書の内容:耐熱ボウルに、ホワイ
トソースと別に用意した牛乳100ccを入れた後、上
記した(1)の食材の全部を入れ、ラップをかけて電子
レンジで約8分間加熱し、塩およびコショウで味を調え
る。(なお、説明書には上記した調理手順と共に調理に
より得られるチキンクリームシチューのカラー写真が記
載されている。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記(3)
の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムでもう一
回包装して、電子レンジ加熱調理チキンクリームシチュ
ー用包装セットを製造する。 (5) 上記(4)で得られたチキンクリームシチュー
用包装セットを用いて、上記した(3)の調理手順の説
明書の記載にしたがって電子レンジにより加熱調理した
ところ、美味しいチキンクリームシチューが得られた。
【0032】《実施例11》[ポトフ用セット(2人
分)] (1)食材:鶏手羽中肉100g、ベーコン30g(約
2cm長さにカット)、タマネギ20g(約2mmの厚
さにスライス)、ニンジン20g(約3mm×3mm×
50mmのスティック状にカット)、セロリ15g(約
2mm厚さにスライス)、ジャガイモ30g(約1cm
の大きさにカット)、大根20g(約4cm長さの短冊
切り)、シメジ20g(石づきをとってほぐし)、ブロ
ッコリー30g(一口大にカット) (2)調味料:固形スープの素1個、ローリエ1枚、ブ
ラックペッパー2g(小袋に個別包装)、ホワイトペッ
パー2g(小袋に個別包装)、 (3)調理手順の説明書の内容:耐熱ボウルに、熱湯5
00ccを入れ、それに固形スープの素を入れて溶かし
た後、上記(1)の食材の全部を入れ、その上にローリ
エを載せ、ラップをかけて電子レンジで約10分間加熱
し、塩およびペッパーで味を調える。(なお、説明書に
は上記した調理手順と共に調理により得られるポトフの
カラー写真が記載されている。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記(3)
の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムでもう一
回包装して、電子レンジ加熱調理ポトフ用包装セットを
製造する。 (5) 上記(4)で得られたポトフ用包装セットを用
いて、上記した(3)の調理手順の説明書の記載にした
がって電子レンジにより加熱調理したところ、美味しい
ポトフが得られた。
【0033】《実施例12》[具入り煮豚用セット(2
人分)] (1)食材:豚肩ロース肉200g(糸巻きブロッ
ク)、ジャガイモ(メークイン)60g(約15gの大
きさに乱切り)、長ネギ40g(約2mm厚さに小口き
り)、小松菜75g(約4cmの長さにざく切り)、生
シイタケ25g(半割×6個)、水煮ヤングコーン30
g(缶詰品) (2)調味料:煮豚用タレ300g(袋に個別包装) (3)調理手順の説明書の内容: (i) 耐熱ボウルに、煮豚用タレ、長ネギ、シイタ
ケ、ジャガイモおよび豚肉を入れてラップをかけて電子
レンジで約8分間加熱する。 (ii) 上記(i)の豚肉を裏返し、ヤングコーンを入
れて更に電子レンジで4分間加熱する。 (iii) 好みにより別に用意しておいた茹で卵を殻を
剥いて上記(ii)に入れてタレにつけておく。 (iv) 小松菜をラップに包んで約2分間電子レンジで
加熱する。 (v) 皿に、上記(ii)〜(iv)で得られたものを盛
り付ける。(なお、説明書には上記した調理手順と共に
調理により得られる具入り煮豚のカラー写真が記載され
ている。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記(3)
の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムでもう一
回包装して、電子レンジ加熱調理具入り煮豚用包装セッ
トを製造する。 (5) 上記(4)で得られた具入り煮豚用包装セット
を用いて、上記した(3)の調理手順の説明書の記載に
したがって電子レンジにより加熱調理したところ、美味
しい具入り煮豚が得られた。
【0034】《実施例13》[豚肉のおろし煮用セット
(2人分)] (1)食材:豚もも肉薄切り100g(約5cm長さに
カット)、大根おろし200g(袋に個別包装)、長ネ
ギ60g(約2mm厚さに小口きり) (2)調味料:ポン酢醤油100g(袋に個別包装) (3)調理手順の説明書の内容:耐熱ボウルに、上記
(1)および(2)の全部の材料を入れ、ラップをかけ
て電子レンジで約8分間加熱した後、全体を混ぜ合わせ
る。(なお、説明書には上記した調理手順と共に調理に
より得られる豚肉おろし煮のカラー写真が記載されてい
る。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記(3)
の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムでもう一
回包装して、電子レンジ加熱調理豚肉おろし煮用包装セ
ットを製造する。 (5) 上記(4)で得られた豚肉おろし煮用包装セッ
トを用いて、上記した(3)の調理手順の説明書の記載
にしたがって電子レンジにより加熱調理したところ、美
味しい豚肉おろし煮が得られた。
【0035】《実施例14》[豚肉と白菜のキムチ風味
用セット(2人分)] (1)食材:豚ロース肉しゃぶしゃぶ用80g(約3c
m長さにカット)、白菜100g(約40mm×40c
mにカット)、長ネギ50g(約3mm厚さに斜めスラ
イス) (2)調味料:キムチ風味タレ40g(袋に個別包装) (3)調理手順の説明書の内容:耐熱皿に、豚肉の半
量、白菜、長ネギおよび残りの豚肉を順に重ね、キムチ
風味タレをかけ、ラップをして電子レンジで約5分間加
熱した後、全体を混ぜ合わせる。(なお、説明書には上
記した調理手順と共に調理により得られる豚肉と白菜の
キムチ風味料理のカラー写真が記載されている。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記(3)
の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムでもう一
回包装して、電子レンジ加熱調理豚肉と白菜のキムチ風
味料理用包装セットを製造する。 (5) 上記(4)で得られた豚肉と白菜のキムチ風味
料理用包装セットを用いて、上記した(3)の調理手順
の説明書の記載にしたがって電子レンジにより加熱調理
したところ、美味しいキムチ風味料理が得られた。
【0036】《実施例15》[焼きそば用セット(2人
分)] (1)食材:豚バラ肉薄切り80g(約2cm長さにカ
ット)、ニンジン20g(約3mm×3mm×50mm
のスティック状にカット)、ピーマン20g(横約3m
m厚にスライス)、キャベツ70g(約10mm幅にス
ライス)、タマネギ30g(約7mm厚にスライス)、
焼きそば300g(150gを2袋)、ベニショウガ1
0g(小袋に個別包装) (2)調味料:焼きそばソース75g(小袋に25gず
つ個別包装)、豆板醤5g(小袋に個別包装) (3)調理手順の説明書の内容: (i) 耐熱ボウルに、豚肉、野菜、焼きそばソースお
よび豆板醤を入れ、ラップをかけて電子レンジで約5分
間加熱した後、全体をよく混ぜ合わせる。 (ii) 耐熱皿に、焼きそば、別に用意したサラダ油大
サジ1、酒大サジ1、塩、コショウ(適量)を入れて混
ぜ合わせ、電子レンジで約2分30秒過熱する。 (iii) 好みにより、フライパンで目玉焼きをつくっ
ておく。 (iv) 上記(i)〜(iii)を皿に盛り、ベニショウ
ガを添える。(なお、説明書には上記した調理手順と共
に調理により得られる焼きそばのカラー写真が記載され
ている。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記(3)
の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムでもう一
回包装して、電子レンジ加熱調理焼きそば用包装セット
を製造する。 (5) 上記(4)で得られた焼きそば用包装セットを
用いて、上記した(3)の調理手順の説明書の記載にし
たがって電子レンジにより加熱調理したところ、美味し
い焼きそばが得られた。
【0037】《実施例16》[牛肉とキノコのホットサ
ラダ用セット(2人分)] (1)食材:牛もも肉切り落とし80g(約3m長さに
カット)、シメジ60g(石づきを取り、ほぐす)、エ
ノキ茸30g(石づきを取り、ほぐす)、生シイタケ3
0g(1/4にカット)、万能ネギ10g(約3mm厚
さに長さ方向にスライス)、タマネギ30g(約3mm
厚にスライス)、ニンジン20g(約3mm×3mm×
50mmのスティック状にカット)、キュウリ15g
(約3mm×3mm×50mmのスティック状にカッ
ト)、レタス50g(約10mm幅にスライス) (2)調味料:焼き肉のタレ40g(小袋に個別包装) (3)調理手順の説明書の内容: (i) 耐熱ボウルに、きのこ類、タマネギ、ニンジ
ン、牛肉、焼き肉のタレを入れて混ぜ合わせ、ラップを
かけて電子レンジで約5分間加熱する。 (ii) 皿にレタスとキュウリを盛り、その上に上記
(i)を載せ、最後にネギを散らす。(なお、説明書に
は上記した調理手順と共に調理により得られるホットサ
ラダのカラー写真が記載されている。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記(3)
の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムでもう一
回包装して、電子レンジ加熱調理ホットサラダ用包装セ
ットを製造する。 (5) 上記(4)で得られたホットサラダ用包装セッ
トを用いて、上記した(3)の調理手順の説明書の記載
にしたがって電子レンジにより加熱調理したところ、美
味しいホットサラダが得られた。
【0038】《実施例17》[ショウガ焼きサラダチャ
ーハン用セット(2人分)] (1)食材:豚もも肉薄切り100g(約3m長さにカ
ット)、レタス100g(約7mm厚にスライス)、万
能ネギ10g(約2mm厚に小口切り)、生シイタケ2
0g(約3mm厚にスライス)、ニンジン20g(約3
mm×3mm×50mmのスティック状にカット)、ピ
ーマン25g(約3mm厚にスライス)、白ゴマ5g
(小袋に個別包装) (2)調味料:ショウガ焼きのタレ40g(小袋に個別
包装) (3)調理手順の説明書の内容: (i) 耐熱ボウルに、別に用意したごはん300g、
ピーマン、ニンジン、生シイタケ、白ゴマおよび別に用
意したサラダ油大匙1を入れて混ぜ合わせ、ラップをか
けて電子レンジで約4分間加熱した後、塩、コショウで
味を調える。 (ii) 豚肉とショウガ焼きのタレを合わせ、耐熱皿に
広げてラップをし、電子レンジで約3分間加熱する。 (iii) 皿に、レタスを敷き、その上に上記(i)お
よび(ii)を順に盛り、ネギを散らす。(なお、説明書
には、上記した調理手順と共に、ごはん、塩、コショウ
およびサラダ油を別途用意すること、および調理により
得られるサラダチャーハンのカラー写真が記載されてい
る。) (4) 上記(1)の食材および上記(2)の調味料を
ポリエチレンシート製トレーに並べて入れ、それを透明
な包装用フィルムでラップした後、その上に上記(3)
の説明書を載せ、それを透明な包装用フィルムでもう一
回包装して、電子レンジ加熱調理サラダチャーハン用包
装セットを製造する。 (5) 上記(4)で得られたサラダチャーハン用包装
セットを用いて、上記した(3)の調理手順の説明書の
記載にしたがって電子レンジにより加熱調理したとこ
ろ、美味しいサラダチャーハンが得られた。
【0039】
【発明の効果】本発明による場合は、短時間の電子レン
ジ加熱によって極めて簡単に調理でき、それにも拘わら
ず、栄養バランスに優れ、美味しく、家庭料理の味を充
分に堪能できて、満足度の高い料理品をつくることので
きる、野菜類、肉類および/または魚介類などの生鮮食
品をベースにした料理用材料が提供される。本発明の電
子レンジ加熱調理用包装食品セットは、各種食材を取り
揃えて料理をするのが面倒であったり、不経済であった
り、困難である小人数所帯での使用に適しており、小人
数所帯では本発明の電子レンジ加熱調理用包装食品セッ
トを購入して電子レンジを用いて加熱調理することによ
って、生鮮食品をベースとする、栄養バランスに優れる
美味しい各種の調理品を、生鮮食品の買い過ぎによる無
駄などを生ずることなく、短時間で簡単につくることが
できる。本発明の電子レンジ加熱調理用包装食品セット
では、セットに含まれる食材が、予め清浄にされ且つ電
子レンジ加熱および喫食に適する大きさになっているの
で、野菜類などの食材を洗ったり、切ったりするなどの
手間を要することなく、各種の料理品を簡単に製造する
ことができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未調理の肉類、野菜類および魚介類から
    選ばれる1種以上の生鮮食品を少なくとも含む、1人分
    または複数人分の所定の料理品用の食材および調味料
    を、該料理品の電子レンジによる調理方法を記載した書
    面と共に1セットにして包装したことを特徴とする、電
    子レンジにて料理品を製造するための電子レンジ加熱調
    理用包装食品セット。
  2. 【請求項2】 前記食材として、未調理の肉類および野
    菜類を少なくとも含んでいる請求項1に記載の電子レン
    ジ加熱調理用包装食品セット。
  3. 【請求項3】 前記食材として、未調理の肉類および魚
    介類の少なくとも1種と、野菜類の2種以上を含んでい
    る請求項1に記載の電子レンジ加熱調理用包装食品セッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記食材として、未調理の肉類および野
    菜類、並びに未調理または調理済みの魚介類、豆製品、
    牛乳、乳製品、卵および卵製品の1種または2種以上を
    含んでいる請求項1に記載の電子レンジ加熱調理用包装
    食品セット。
  5. 【請求項5】 前記食材として、未調理の肉類および/
    または魚介類と、野菜類を、[肉類および/または魚介
    類]:[野菜類]=1:1〜1:5の重量比で含んでい
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子レンジ加熱
    調理用包装食品セット。
  6. 【請求項6】 食材が、電子レンジ加熱および喫食に適
    した大きさである請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    電子レンジ加熱調理用包装食品セット。
  7. 【請求項7】 食材が、電子レンジによる加熱調理にそ
    のまま直接使用できるように、清浄化されている請求項
    1〜6のいずれか1項に記載の電子レンジ加熱調理用包
    装食品セット。
  8. 【請求項8】 シチュー類、スープ類、鍋物、汁物、煮
    物、チャーハン、ホットサラダ、焼きそば、グラタンま
    たはドリアからなる料理品用である請求項1〜7のいず
    れか1項に記載の電子レンジ加熱調理用包装食品セッ
    ト。
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