JPH0767080B2 - キャリーアウト信号発生回路 - Google Patents

キャリーアウト信号発生回路

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JPH0767080B2
JPH0767080B2 JP32274488A JP32274488A JPH0767080B2 JP H0767080 B2 JPH0767080 B2 JP H0767080B2 JP 32274488 A JP32274488 A JP 32274488A JP 32274488 A JP32274488 A JP 32274488A JP H0767080 B2 JPH0767080 B2 JP H0767080B2
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JP
Japan
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carry
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signal
counter
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JP32274488A
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JPH02166917A (ja
Inventor
泰三 木下
優徳 丸山
Original Assignee
株式会社グラフィックス・コミュニケーション・テクノロジーズ
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  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、同期式カウンタのキャリーアウト信号発生回
路に係り、特に数10MHz以上で動作する高速のカウンタ
(例えばECL10136)に用いて好適なキャリーアウト信号
発生回路に関する。
「従来の技術」 ECL(エミッタ結合ロジック)等の高速デバイスによる
スタンダードIC(集積回路)において、同期式カウンタ
は、キャリーアウト信号がターミナルカウント時および
プリセット信号入力時に出力されるように設計されてい
る(例えば、ECL10136)。
さて、この種のカウンタは、入力データに対応した時間
が経過した時点でタイミングパルスを発生するような用
途(例えばタイマ)に用いられることがある。すなわ
ち、ターミナルカウント値から所望のカウント数を差引
いたプリセット値をカウンタに与えておき、プリセット
信号によってこのプリセット値をカウンタにロードする
ようにしておく。そして、カウントが行われると、ター
ミナルカウント値となった時点でキャリーアウト信号が
所望のタイミングパルスとして得られるものである。
しかしながら、この種の方式には以下説明するような問
題がある。第3図は4ビットの同期式カウンタECL10136
の動作を示すタイムチャートである。所望のカウント数
が「7」の場合、プリセット値として「9」がカウンタ
に与えられる。この図に示すように、キャリーアウト信
号COは、 (i)プリセット信号P入力時、(パルスA) (ii)プリセット信号P入力後7カウントされて、ター
ミナルカウント値「16」に到達した時、(パルスB) (iii)(ii)の後プリセット信号Pが入力されず、カ
ウンタがフリーカウント状態に入り、16カウントして再
びターミナルカウント値「16」に到達した時、(パルス
C) の3つの時点で各々出力される。これらの内、(i),
(iii)の場合におけるキャリーアウト信号CO、すなわ
ちパルスA、C(図中斜線部)については不要である。
このように、この種のカウンタは、ターミナルカウント
時以外のプリセット信号入力時においてもキャリーアウ
ト信号が出力されるので、このキャリーアウト信号がタ
イミングパルスとして他の回路に入力されてしまい、該
回路において所望の動作が得られなくなるという問題が
あった。
この問題を解決する手段として、カウンタのキャリーア
ウト信号を使用しない方法が考えられる。すなわち、カ
ウンタは零からカウントアップしていって、所望のカウ
ント数をゲート回路で検出し、この検出信号を以てタイ
ミングパルスとして利用するという方法である。第4図
はその回路例を示したものである。カウンタ1はプリセ
ット信号Pの入力時にプリセット値PD=「0」がロード
され、クロックCKに同期してカウントアップする。カウ
ンタ1が所定のカウント値になると、カウント値検出回
路2から検出信号DETが所望のタイミングパルスとして
得られる。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来のタイミングパルス発生方法
(第4図)は、カウンタのビット数が多くなると、それ
につれて、カウント値検出回路2の規模が大きくなる。
また、クロック周波数が数10MHz以上になると、カウン
ト値検出回路2の遅延による影響を防止するため、カウ
ント値検出回路2の途中段にラッチを挿入して、クロッ
クとの同期化処理を行う必要があり、例えば8ビットカ
ウンタを構成する場合には、タイミングパルス発生のた
めに8個ものICが必要になるという問題があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、
カウンタから出力されるキャリーアウト信号を利用し、
少ないハード量で、ターミナルカウント時のキャリーア
ウト信号のみを出力することができるキャリーアウト信
号発生回路を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記課題を解決するため、この発明は、クロックをカウ
ントすると共に、プリセット信号によってデータがプリ
セットされた場合およびカウント値がターミナルカウン
ト値となった場合にキャリーアウト信号を出力する同期
式カウンタに接続され、前記プリセットが行われた後、
カウント値が最初にターミナルカウント値になったこと
により前記同期式カウンタからキャリーアウト信号が出
力された場合にその旨を表すパルスを出力する回路であ
って、 前記プリセット信号によって第1の値が書き込まれ、前
記プリセット信号が出力されていないときに前記キャリ
ーアウト信号が出力されることにより前記第1の値を反
転した第2の値が書き込まれるフリップフロップと、 前記フリップフロップの保持内容が第1の値から第2の
値に変化することにより前記パルスを出力する微分回路
と を具備することを特徴としている。
「作用」 上記発明によれば、カウント値が最初にターミナルカウ
ント値になったことにより同期式カウンタからキャリー
アウト信号が出力された場合にのみフリップフロップの
保持内容が第1の値から第2の値に書き換えられ、この
結果、微分回路からパルスが出力される。
「実施例」 以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
第1図はこの発明の一実施例によるキャリーアウト信号
発生回路の構成を示す回路図である。同図において、プ
リセット信号Pが入力されると、あらかじめ計算された
プリセット値PDがカウンタ1にロードされる。カウンタ
1はプリセット値からカウントアップし、ターミナルカ
ウントになった時、キャリーアウト信号COを出力する。
ここで、キャリーアウト信号発生回路3を通すことによ
り、ターミナルカウント時のみのキャリーアウト信号CO
が抽出されて信号COBとして出力される。
次にキャリーアウト信号発生回路3の具体的回路構成を
説明する。31はDタイプマスタースレーブフリップフロ
ップ回路(ECL10131)である。カウンタ1のキャリーア
ウト信号COはフリップフロップ31のクロック端子CKに入
力される。また、フリップフロップのセット端子SはLo
レベルに設定され、リセット端子Rにはプリセット信号
Pが入力される。また、フリップフロップ31のデータ端
子DはHiレベルに設定され、出力端子Qは、カウンタ31
のキャリーイン信号端子CI(カウントアップするか、カ
ウントホールドするかのセレクト端子)に接続される。
また、フリップフロップ31の出力Qは、ANDゲート33の
一方の入力端に入力されると共に、ラッチ回路32(例え
ばECL10176)を介し、その反転出力がANDゲート33の他
方の入力端に入力される。これらのラッチ回路32および
ANDゲート33によって微分回路が構成されている。
そして、ANDゲート33から信号COBが所望のタイミングパ
ルスとして出力される。
第2図は第1図の回路の動作を示すタイムチャートであ
る。所望のカウント数が「7」の場合、プリセット値PD
として「9」がカウンタ1に与えられる。このプリセッ
ト値はプリセット信号Pの入力により、カウンタ1にロ
ードされる(時刻t0)。この時、プリセット信号Pによ
って、フリップフロップ31がリセットされ、キャリーア
ウト信号発生回路3はイネーブル状態となる。
カウンタ1は、クロックCKに同期してカウントアップ
し、ターミナルカウント値「16」になるとキャリーアウ
ト信号COが立ち上がる。この結果、フリップフロップ31
はセットされて出力QがHiとなり、キャリーアウト信号
発生回路3はディゼーブル状態とされる。また、カウン
タ1はフリップフロップ31の出力信号COA、すなわち、
キャリーイン信号がHiとなるので、カウント動作は停止
される。そして、信号COAが立ち上がると、これによっ
てANDゲート33の出力信号COBが立ち上がる(時刻t1)。
そして、その後のクロックCKの立ち上がりによってラッ
チ回路32の出力がLoとなり、信号COBは立ち下がる
(時刻t2)。このように、カウンタ1プリセット後の最
初のターミナルカウント時に信号COBが所望のタイミン
グパルスとして得られる。プリセット信号Pが再び入力
されると、カウンタ1がプリセットされると共に、フリ
ップフロップ31がリセットされてキャリーアウト信号発
生回路3がイネーブル状態となり、上述と同様、ターミ
ナルカウント時に信号COBが所望のタイミングパルスと
して得られる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、カウンタのキャ
リーアウト信号をそのまま利用することにより、少ない
ハード量で、ターミナルカウント時のキャリーアウト信
号のみを抽出して出力することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるキャリーアウト信号発
生回路の構成を示す回路図、第2図は同施例の動作を示
すタイムチャート、第3図は従来より用いられている一
般的な同期式カウンタの動作を示すタイムチャート、第
4図は従来のタイミングパルス発生方法を説明するブロ
ック図である。 1……カウンタ、3……キャリーアウト信号発生回路、
31……フリップフロップ、32……ラッチ回路、33……AN
Dゲート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロックをカウントすると共に、プリセッ
    ト信号によってデータがプリセットされた場合およびカ
    ウント値がターミナルカウント値となった場合にキャリ
    ーアウト信号を出力する同期式カウンタに接続され、前
    記プリセットが行われた後、カウント値が最初にターミ
    ナルカウント値になったことにより前記同期式カウンタ
    からキャリーアウト信号が出力された場合にその旨を表
    すパルスを出力する回路であって、 前記プリセット信号によって第1の値が書き込まれ、前
    記プリセット信号が出力されていないときに前記キャリ
    ーアウト信号が出力されることにより前記第1の値を反
    転した第2の値が書き込まれるフリップフロップと、 前記フリップフロップの保持内容が第1の値から第2の
    値に変化することにより前記パルスを出力する微分回路
    と を具備することを特徴とするキャリーアウト信号発生回
    路。
JP32274488A 1988-12-21 1988-12-21 キャリーアウト信号発生回路 Expired - Lifetime JPH0767080B2 (ja)

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JPH02166917A JPH02166917A (ja) 1990-06-27
JPH0767080B2 true JPH0767080B2 (ja) 1995-07-19

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