JPH0766952A - 光走査記録装置 - Google Patents

光走査記録装置

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JPH0766952A
JPH0766952A JP5212642A JP21264293A JPH0766952A JP H0766952 A JPH0766952 A JP H0766952A JP 5212642 A JP5212642 A JP 5212642A JP 21264293 A JP21264293 A JP 21264293A JP H0766952 A JPH0766952 A JP H0766952A
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Yutaka Nakamura
豊 中村
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Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、光走査記録装置に係り、特に印字
ヘッドの構造を変えることなく段差aをスムージングす
ることを可能とした光走査記録装置を提供することを目
的とする。 【構成】 本発明は、シフトレジスタ11に1ライン目
の画像データを格納し、次の2ライン目の画像データを
シフトレジスタ11に入力する時、1ライン目の画像デ
ータをレーザ発振器から露光すると共に、1ライン目の
画像データと2ライン目の画像データから補正データを
作成し、この補正データに基づく露光をレーザ発振器に
より行うものである。この為、従来に比べて2倍の速度
でポリゴンミラーを回転させ、上下の画像データの間に
補正データに基づく露光を行い文字の段差をなくし、ス
ムージングされた印字品質の優れた画像を形成するもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ等の光
走査記録装置に係り、特に印字品質を向上する光走査記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータ等のホスト機器から
出力される印字情報に基づき、画像を記録する光走査記
録装置として、例えばレーザプリンタが知られている。
このレーザプリンタは、ホストコンピュータから出力さ
れる印字情報に含まれる文字コードをビットマップデー
タ(パターンデータ(画像データ))に変換し、例えば
フレームメモリに記憶した後、シリアルデータとしてレ
ーザ発振器へ出力し、ポリゴンミラー及び感光体を介し
て、例えば用紙に印字するものである。
【0003】上述のようなレーザプリンタにおいて、ホ
ストコンピュータから出力される印字情報に基づいてレ
ーザ発振器へ画像データを出力する際、図10(a)に
示す垂直同期信号(VSYNC)及び水平同期信号(H
SYNC)が使用され、また同図(b)に示すクロック
信号(VCLK)が使用される。すなわち、用紙1頁に
対応する垂直同期信号(VSYNC)が出力されると、
その間用紙1頁への印字ライン数分の水平同期信号(H
SYNC)が出力され、この水平同期信号(HSYN
C)が出力されている間、クロック信号(VCLK)に
同期して上述の画像データがシリアルにシフトレジスタ
へ出力される。同図(b)は、上述の水平同期信号(H
SYNC)が1回出力される間、クロック信号(VCL
K)に同期して画像データ(VIDEO)がシフトレジ
スタに転送される時のタイムチャートを特に示してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の処理により、あ
る画像パターンを印字した時の例を示す図が図11であ
る。同図に示す様に、所謂ビットマップ形式のパターン
データに基づいて印字処理を行うと、例えば斜め線に対
応する部分に段差aが生じる。この為、特に拡大処理等
を行った時この段差aが著しく強調され、好ましくない
画像となる。
【0005】そこで、従来この様な不具合を解消する
為、フォントデータとしてアウトラインフォントデータ
を用い、画像データをスムージングする装置が提案され
ている。しかし、この場合アウトラインデータからパタ
ーンデータを生成する演算処理に時間を要し、高速印字
に支障をきたす。
【0006】また、上述の様な段差aは印字ヘッドの解
像力を上げることにより改善されるが、かかる場合印字
ヘッドの解像力を上げれば上げるほど、印字ヘッドは複
雑化し、コストもアップする。
【0007】本発明は上述のような従来の問題に鑑み、
印字ヘッドの構造を変えることなく段差aをスムージン
グすることを可能とした光走査記録装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタル画像
データ発生手段から出力される画像データを1ライン毎
に記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された1ライ
ンのデータと次の1ラインのデータから補正データを生
成する補正データ生成手段と、1水平同期信号期間に前
記1ラインのデータに基づく走査と前記補正データに基
づく走査とを走査開始点をずらして行う光走査制御手段
とで構成される。
【0009】
【作用】本発明は、記憶手段に1ライン目の画像データ
を格納し、次の2ライン目の画像データを上記記憶手段
に格納する際、補正データ生成手段により1ライン目の
画像データと2ライン目の画像データから補正データを
作成し、この補正データに基づく露光をレーザ発振器に
より行い、文字の段差をなくし、スムージングされた印
字品質の優れた画像を形成するものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って具体
的に説明する。本実施例は、光走査記録装置としてレー
ザプリンタの例を説明するものであり、図2にレーザプ
リンタの一例を示す。同図において、露光制御部1はレ
ーザ発振器への画像データを出力し、またポリゴンミラ
ーの回転数を制御する制御信号を出力する。この露光制
御部1は、プロセス制御部2から出力される制御信号に
基づいて上述の制御を行う。尚、プロセス制御部2は本
実施例のレーザプリンタのシステム全体を制御する中央
制御装置(CPU)であり、感光体ドラム3の周面近傍
に配設された帯電器4、不図示の現像器、転写器等の画
像形成部への駆動制御信号の出力、及び不図示の転写器
への温度制御信号の出力、等を実行する。
【0011】画像データ生成部5は、不図示のホストコ
ンピュータから出力される印字情報に基づいてビットマ
ップデータ(画像データ)を作成する回路であり、画像
データ生成部5で作成された画像データ(VIDEO)
は、前述の水平同期信号(HSYNC)が出力された
後、クロック信号(VCLK)に同期して露光制御部1
へ出力される。
【0012】露光制御部1はこの画像データ(VIDE
O)に後述する補正処理を施し、上述の画像データ及び
補正データ(DATA)を変調回路6へ出力する。ま
た、露光制御部1は感光体ドラム3の位置を検出するビ
ームディテクタBDの出力を入力し、この信号に基づい
てモータMへ制御信号を出力する。モータMはこの制御
信号に従ってポリゴンミラーPMの回転数を、通常モー
ドとこの通常モードの2倍速モードに切り換え制御す
る。尚、ビームディテクタBDは感光体ドラム3の1回
転を検出する位置検出器であり、例えば感光体ドラム3
が1回転する毎に検出信号を露光制御部1へ出力する。
【0013】一方、露光制御部1から変調回路6へ出力
される画像データ及び補正データ(DATA)は、この
変調回路6でレーザ発振器を駆動する為の信号に変調さ
れ、レーザ駆動回路7へ出力される。レーザ駆動回路7
は、変調回路6から出力される信号をレーザ発振器を駆
動する為の例えば電圧信号に変換し、電圧信号をレーザ
発振器へ出力する。本実施例ではレーザ発振器としてレ
ーザダイオードLDを使用しており、レーザ駆動回路7
から出力される電圧信号に従ってレーザダイオードLD
から画像データ及び補正データ(DATA)に従ったレ
ーザ光を出射する。尚、このレーザ光は上述のポリゴン
ミラーPMで反射し、ポリゴンミラーPMの反射面に対
応する感光体ドラム3の位置に照射される。
【0014】図1は、上述の露光制御部1の回路構成を
示す図である。露光制御部1はシフトレジスタ11、1
2、補正回路13、選択回路14、フリップフロップ
(以下、F.Fで示す)15、オアゲート(以下、OR
ゲートで示す)16、17、及びイクスクルーシブ・オ
ア回路(以下、E−OR回路で示す)18で構成されて
いる。上述の画像データ生成部5から出力される画像デ
ータ(VIDEO)は、ORゲート16を介してシフト
レジスタ11へ入力する。このシフトレジスタ11への
画像データ(VIDEO)の入力は、ORゲート17を
介して入力するクロック信号(CLK)に同期して行わ
れる。
【0015】記憶手段としてのシフトレジスタ11は1
ライン分の画像データ(VIDEO)を格納するレジス
タで構成され、本実施例では同図に示す様にnビットの
画像データ(VIDEO)を格納するエリアを有する。
また、シフトレジスタ11は所謂シリアルイン−シリア
ルアウト形式のレジスタであり、nビットの画像データ
(VIDEO)を格納した後、次のラインの画像データ
(VIDEO)が入力すると、シフトレジスタ11に格
納されているデータが出力Q1から、順次1ビット毎に
選択回路14、及びF.F15へ出力される。
【0016】選択回路14はORゲート14a、14
b、アンドゲート(以下、ANDゲートで示す)14
c、インバータ14dで構成され、シフトレジスタ11
から出力される上述の画像データをORゲート14a、
ANDゲート14cを介して前述の変調回路6へ出力す
る。尚、選択回路14はリセレクト信号(RSEL)が
ORゲート14aへ出力される(リセレクト信号(RS
EL)がロー信号としてORゲート14aへ出力され
る)時、シフトレジスタ11から出力される上述の画像
データ(VIDEO)を変調回路6へ出力でき、リセレ
クト信号(RSEL)がORゲート14bへ出力される
(リセレクト信号(RSEL)がロー信号としてORゲ
ート14bへ出力される)時、後述するシフトレジスタ
12から出力される補正データを変調回路6へ出力でき
る構成である。
【0017】一方、F.F15は端子Dへ入力する画像
データ(VIDEO)を2ビット保持し、先に入力した
画像データは出力Q1から、また後に入力した画像デー
タは出力Q2から補正回路13へ出力する。尚、この出
力は上述のクロック信号(CLK)に同期して行う。補
正データ生成手段としての補正回路13は2個のORゲ
ート13a、13b、及びE−OR回路13cで構成さ
れ、ORゲート13aには上述のF.F15の出力Q1
から1ドット毎の画像データが供給され、ORゲート1
3bにはF.F15の出力Q2から1ドット毎の画像デ
ータが供給される。また、ORゲート13a、13bに
はシフトレジスタ11の出力Qn、Qn−1から画像デ
ータが供給され、例えばORゲート13aには出力Qn
から1ドットのデータが供給され、ORゲート13bに
は出力Qn−1から同じく1ドットのデータが供給され
る。さらに、ORゲート13a、13b共に、前述のリ
セレクト信号(RSEL)が供給される。そして、補正
回路13はリセレクト信号(RSEL)が、例えばロー
信号の時、以下の様に駆動する様に構成されている。す
なわち、リセレクト信号(RSEL)以外のORゲート
13aに入力する2つの信号のいずれか一方が“1”
(ハイレベル)である時E−OR回路13cへ“1”を
出力し、同様にORゲート13bについても、ORゲー
ト13bに入力する2つの信号のいずれか一方が“1”
(ハイレベル)である時E−OR回路13cへ“1”を
出力する。そして、E−OR回路13cは、ORゲート
13a、13bの出力信号が一致している時“0”を出
力し、ORゲート13a、13bの出力信号が不一致の
時“1”を出力する。また、ORゲート13a、13b
に出力される4個のデータは、上述の構成からシフトレ
ジスタ11に格納された連続する2個のドットデータ
と、その1ライン後の連続する2個のドットデータであ
り、1ライン後の2個のドットデータは前の2個のドッ
トデータの直下に位置する関係にあるデータである。す
なわち、4個のドットデータの位置関係を示すと、図3
(a)の関係になる。そして、4個のドットデータは
“1”(黒印で示す)、又は“0”(白印で示す)であ
るので、4個のドットデータが取りえるパターンは図3
(b)に示す16通りである。尚、同図(a)に示す真
ん中のドットは補正ドットを示し、同図(b)に示す下
部の黒印、白印は対応するパターンの時の補正データを
示す。
【0018】すなわち、例えばパターンP1はORゲー
ト13aに入力するF.F15のQ1出力、ORゲート
13bに入力するQ2出力が共に“0”であり、しかも
ORゲート13bに入力するシフトレジスタ11のQn
−1出力、ORゲート13aに入力するQn出力が共に
“0”である場合であり、この時(パターンP1)の時
E−OR回路13cから出力される(補正回路13から
出力される)補正データは“0”であることを示す。但
し、上述のQn−1出力、Qn出力は2ライン目の1ド
ット目、2ドット目のデータである。
【0019】尚、同図(b)に示す他のパターンP2〜
P16についても同様であり、同図(b)に示す補正デ
ータ“0”、又は“1”が各パターンに対応して出力さ
れる。尚、シフトレジスタ12は、E−OR回路18か
ら出力されるクロック信号(CLK2)に同期して、上
述の補正回路13から出力される補正データを端子Dか
ら入力し、補正データをn個格納できるレジスタであ
る。このシフトレジスタ12もシリアルイン−シリアル
アウト形式のレジスタであり、nビットの補正データが
格納されると選択回路14へ出力され、前述のリセレク
ト信号(RSEL)の出力に従って選択されている間、
補正データを変調回路6へ出力する構成である。
【0020】以上の構成のレーザプリンタにおいて、そ
の印字動作を図4及び図5に示すタイムチャートに従っ
て説明する。先ず、前述の様にホストコンピュータから
供給された印字情報に基づいて画像データ生成部5は、
例えば用紙1頁分の画像データ(VIDEO)を生成
し、水平同期信号(HSYNC)の出力後、露光制御部
1へ画像データ(VIDEO)を出力する。図4に示す
画像データ(VIDEO)L1、L2、・・・Lnは、
各々水平同期信号(HSYNC)出力後露光制御部1へ
出力された各ラインの画像データ(VIDEO)を示
す。また、同図に示すDATAは露光制御部1から変調
回路6へ出力された画像データ及び補正データを示し、
具体的には画像データ(例えばL1、L2、・・・)と
補正データ(例えばL1+L2、L2+L3、・・・)
が交互に出力される。
【0021】特に、図5は1水平同期信号(HSYN
C)の出力期間に対する画像データ(VIDEO)の処
理タイミングを示す図であり、本実施例では1個の水平
同期信号(HSYNC)の出力期間に(次の水平同期信
号(HSYNC)が出力されるまでに)ポリゴンミラー
PMを2回転し(2倍速モード)、その間に1ラインの
画像データ(VIDEO)に基づく露光を感光体ドラム
3に行うと共に、補正データを1ライン分露光するもの
である。すなわち、水平同期信号(HSYNC)が出力
された後直ちに(本実施例では時間T1後)、クロック
信号(VCLK)の立ち下がりに同期して画像データ生
成部5から画像データ(VIDEO)をシフトレジスタ
11に供給し、例えば次の水平同期信号(HSYNC)
が出力されるまでの期間Tのほぼ半分の期間(T2)に
nビット(1ライン)の画像データ(VIDEO)をシ
フトレジスタ11に格納する。また、この間補正回路1
3及び選択回路14へは、リセレクト信号(RSEL)
としてロー信号を供給し、選択回路14を画像データが
出力できる状態に切り換え、シフトレジスタ11から出
力される画像データを変調回路6へ出力すると共に、補
正回路13を駆動し、F.F15及びシフトレジスタ1
1から出力される4ドットのデータに基づく補正データ
を作成する。
【0022】尚、初期時にはシフトレジスタ11には
“0”データが全て書き込まれているものとすると、選
択回路14を介して変調回路6へ出力される最初の1ラ
インの画像データは全て“0”である。したがって、最
初に補正回路13のORゲート13a、13bに供給さ
れるF.F15からの画像データも“0”であり、シフ
トレジスタ12には初期時n個の“0”データが格納さ
れる。
【0023】したがって、初期時レーザダイオードLD
から出力される1回目と2回目の露光は感光体ドラム3
に白印字を行う露光となる。一方、初期時以外の所謂実
印字時には、補正回路13には前述の様に順次更新され
る4ドットのデータが供給され、そのデータに従って補
正データを作成する。以下、例えば図6に示すビットマ
ップデータが画像データ生成部5に生成されているとす
る場合について説明する(尚、同図に示すパターンは従
来例で説明した図11のパターンと同じである)。
【0024】すなわち、先ず1ライン目のドットデータ
(“1”、“0”、“0”、“0”、“0”、“0”、
“0”、“1”)がシフトレジスタ11に格納され、次
の2ライン目のドットデータ(“0”、“1”、
“1”、“0”、“0”、“1”、“1”、“0”)が
シフトレジスタ11へ供給される。例えば、2ライン目
の最初の2ドットが入力すると、補正回路13には図7
(a)に点線で示す4ドットのデータが入力する。す
なわち、この時ORゲート13aの一方の入力に−1
で示すデータ“1”が入力し、ORゲート13aの他方
の入力に−3で示すデータ“1”が入力し、ORゲー
ト13bの一方の入力に−2で示すデータ“0”が入
力し、ORゲート13bの他方の入力に−4で示すデ
ータ“0”が入力する。したがって、この時補正回路1
3に入力する4個のドットデータは図3(b)に示すパ
ターンP11に対応し、補正データとしてシフトレジス
タ12の端子Dにデータ“1”が出力される。
【0025】次に、2ライン目の3番目のドットデータ
“1”がシフトレジスタ11へ出力されると、補正回路
13には図7(a)に一点鎖線で示す4ドットのデー
タが入力する。そして、この4ドットのデータは図3
(b)のパターンP9に対応し、従ってこの時補正デー
タとしてデータ“0”がシフトレジスタ12の端子Dに
出力される。以下同様にして処理を行い、例えば2ライ
ン目の8番目のドットデータ“0”がシフトレジスタ1
1に入力すると、図7(a)に点線で囲んだ4ドット
のデータが補正回路13に入力し、図2のパターンP1
0に対応する補正データ“1”がシフトレジスタ12へ
出力する。したがって、2ライン目の画像データ(VI
DEO)がnビットシフトレジスタ11に入力すると、
図8に示す1ライン目の補正データq1〜qnとして、
例えばデータ“1”、“0”、“0”、“0”、
“0”、“0”、“1”がシフトレジスタ12に格納さ
れる。尚、この補正データは図5に示すリセレクト信号
(RSEL)がハイ信号である期間(次の水平同期信号
(HSYNC)が出力されるまでの後半の時間(T
3))、クロック信号(CLK)に同期して、選択回路
14を介して変調回路6へ出力される。また、この時レ
ーザダイオードLDから出射されるレーザ光は画像デー
タ(VIDEO)に基づくレーザ光の出射タイミングよ
りも1/2ドット分遅れて出力される。この時間の遅れ
は公知の遅延回路を用いて作成する。
【0026】次に、図7(b)は2ライン目のドットデ
ータ(“0”、“1”、“1”、“0”、“0”、
“1”、“1”、“0”)がシフトレジスタ11に全て
格納された後、3ライン目のドットデータ(“0”、
“0”、“1”、“1”、“1”、“1”、“0”、
“0”)がシフトレジスタ11に順次格納される場合を
示す図である。この場合にも、同図(a)に点線に示
す4ドットのデータが補正回路13へ出力され、パター
ンP2に対応した補正データ“0”が先ず作成され、以
下次の一点鎖線 外1 で囲む4ドットデータに基づき
パターンP12に対応す
【0027】
【外1】
【0028】る補正データ“1”が作成され、同様の補
正データ作成処理を繰り返し最後に点線 外2 で囲む
4ドットデータに対応すパターンP3の補正データ
“0”が作
【0029】
【外2】
【0030】成され、図8に2ライン目の補正データq
1〜qnとしてデータ“0”、“1”、“1”、
“0”、“1”、“1”、“0”がシフトレジスタ12
に格納される。また、この補正データは前述と同様、次
のリセレクト信号(RSEL)がハイ信号となった時、
選択回路14を介して変調回路6へ出力される。
【0031】以上の処理を繰り返すことにより、図8に
示す如く、レーザダイオードLDが1ライン目の画像デ
ータ(VIDEO)を印字した後、1ライン目の補正デ
ータに基づく露光を感光体ドラム3に行うことにより、
図8、図9に示す’、’の補正印字が行われる。ま
た、2ライン目の補正データに基づく露光により 外
【0032】
【外3】
【0033】3 、 外4 、 外5 、 外6 の補
正印字が行われる。
【0034】
【外4】
【0035】
【外5】
【0036】
【外6】
【0037】以下同様に、各ラインの画像データ(VI
DEO)間に補正データに基づく補正印字を行うことに
より、最終的に図9に示す段差小さい画像を得ることが
できる。すなわち、斜線部がスムージングされた画像を
得ることができる。
【0038】尚、本実施例では補正の対象として4ドッ
トのデータを抽出したが、4ドットに限らず上位ライン
3ドットと下位ライン3ドットでも良く、また他の数の
ドットの組み合わせでも良い。
【0039】
【発明の効果】本発明は上述の様に、上下2ラインの画
像データから補正データを作成し、ポリゴンミラーを2
倍の速度で回転させることにより上下2ラインの間に補
正データに基づく印字を行い段差部をスムージングし印
字品質の優れた画像を形成するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の光走査記録装置内の露光制御部の回
路図である。
【図2】一実施例の光走査記録装置のシステム構成図で
ある。
【図3】補正パターン例を示す図である。
【図4】一実施例の光走査記録装置の動作を説明するタ
イムチャートである。
【図5】一実施例の光走査記録装置の動作を説明するタ
イムチャートである。
【図6】一実施例の光走査記録装置の動作を説明する為
のドットパターン例である。
【図7】(a)及び(b)は、一実施例の光走査記録装
置の動作を説明する説明図である。
【図8】図6のドットパターン例の場合の補正データの
位置を説明する図である。
【図9】図6のドットパターン例を本実施例の光走査記
録装置で補正した後のパターンを示す図である。
【図10】(a)及び(b)は、従来の光走査記録装置
の動作を説明するタイムチャートである。
【図11】従来例の光走査記録装置の動作を説明する為
のドットパターン例である。
【符号の説明】
1 露光制御部 2 プロセス制御部 3 感光体ドラム 4 帯電器 5 画像データ生成部 6 変調回路 7 レーザ駆動回路 11、12 シフトレジスタ 13 補正回路 13a、13b ORゲート 13c E−OR回路 14 選択回路 14a、14b ORゲート 14c ANDゲート 14d インバータ 15 F.F 16、17 ORゲート 18 E−OR回路 M モータ BD ビームディテクタ LD レーザダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル画像データ発生手段から出力さ
    れる画像データを1ライン毎に記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された1ラインのデータと、次の1ラ
    インのデータから補正データを生成する補正データ生成
    手段と、 1水平同期信号期間に前記1ラインのデータに基づく走
    査と、前記補正データに基づく走査とを走査開始点をず
    らして行う光走査制御手段と、 を有することを特徴とする光走査記録装置。
JP5212642A 1993-08-27 1993-08-27 光走査記録装置 Withdrawn JPH0766952A (ja)

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JP5212642A JPH0766952A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 光走査記録装置

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