JP3021806B2 - 画像発生装置 - Google Patents

画像発生装置

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JP3021806B2
JP3021806B2 JP3185733A JP18573391A JP3021806B2 JP 3021806 B2 JP3021806 B2 JP 3021806B2 JP 3185733 A JP3185733 A JP 3185733A JP 18573391 A JP18573391 A JP 18573391A JP 3021806 B2 JP3021806 B2 JP 3021806B2
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伸雄 亀井
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レ−ザビ−ムプリンタ
等に搭載される画像発生装置に関し、詳しくは、原画像
デ−タに基づき、各画素のオン/オフをそれぞれ指定す
るドットデ−タを生成してプリントエンジンへ出力する
画像発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワ−プロ,パソコン等から送信されて来
る原画像デ−タ(制御デ−タと印字コ−ド等の画像デ−
タから成るデ−タ)に基づいて、各画素のオン・オフを
それぞれ指定するドットデ−タを作成して、プリントエ
ンジンへ出力する画像発生装置が提供されている。
【0003】上記のドットデ−タによるプリント画像
は、ドットの集合として表現されるため、斜線部に、図
35の(c)に示す如き段差を生ずる。即ち、本来、滑
らかであるべき部分に、ギザギザを生ずる。なお、図3
5の(a)は画像発生装置で作成されるドットデ−タ群
によって形成されるパタ−ンを示し、同図の(b)は該
ドットデ−タ群によって感光体上に形成される走査線群
を示す。該走査線群により、同図の(c)のプリント画
像が形成される。
【0004】上記の図35の(c)の段差を目立たなく
して、高品位のプリント画像を得るため、従来、下記の
方式が行われている。
【0005】(1)プリンタの解像度を上げて、1ドッ
トのサイズを小さくする方式. この方式は、デ−タ量が増加するためコスト的に不利で
あり、また、処理速度も遅い。さらに、プリントヘッド
部も高価となる。
【0006】(2)USP4847641 号,USP4437122
号の方式. 注目画素とその周辺のドット群をマトリクス状に展開し
て所定のパタ−ンと比較し、何れかと一致すると、注目
画素のデ−タを変換する方式である。この方式は、1ド
ット毎に周辺の状態によって変調デ−タを制御するた
め、比較のためのパタ−ンを、多数必要とする。例え
ば、図30の(a)に示すような画像の場合、即ち、2
つの傾斜部の重なりを含む画像の場合には、重なる部分
に於いて、それぞれの傾斜用のデ−タ以外に、重なる部
分のデ−タも必要であり、該部分に対する処理が必要と
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の図3
5の(c)の段差の目立たない、高品位のプリント画像
を得ることのできる画像発生装置であって、前記の
(1),(2)のような欠点の無い装置の提供を目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、オンからオフ
及びオフからオンへ変化するエッジ部のドットデ−タと
その周辺のドットデ−タ群とで構成されるロ−カル領域
について補正処理が必要か否かを判定し、必要な場合
は、該ロ−カル領域内の補正処理を施すべきドットデ−
タを示す指示情報と該ドットデ−タに施すべき補正処理
に対応する変換デ−タとを作成する変調パタ−ン生成手
段と、上記指示情報とそれに対応する上記変換デ−タと
を対応付けて記憶する変調パタ−ン記憶手段と、上記指
示情報で指定されるドットデ−タを該指示情報に対応す
る上記変換デ−タで置換して出力する変調回路手段と、
を有する画像発生装置である。
【0009】
【作用】図19〜図21は、本発明の概念を示す。原画
像デ−タ(制御デ−タ,印字コ−ド等)に基づいて生成
されるドットデ−タ1000は、全て、ラインバッファ2241
及びパタ−ン展開部2242により、注目画素を中心として
展開される。図では、11×7 =77ビットのデ−タに展開
される。
【0010】次に、変調パタ−ン生成手段2243により、
オンからオフ及びオフからオンへ変化するエッジ部の注
目画素が検出され、エッジ部を含む領域について予め用
意された所定のパタ−ンと比較される。なお、エッジ部
は、副走査方向のエッジ部であってもよい。上記の比較
の結果、一致するパタ−ンが無い場合には、補正処理を
施すべきドットデ−タを示す指示情報も、該ドットデ−
タに施すべき補正処理に対応する変換デ−タも作成され
ない。即ち、図19のように、変調パタ−ン記憶手段22
44には、上記のデ−タは記憶されない。
【0011】一方、上記の比較の結果、一致するパタ−
ンが在る場合は、該パタ−ンに対応する前記ロ−カル領
域内に於いて、補正処理を施すべきドットデ−タを示す
指示情報と、該ドットデ−タに施すべき補正処理に対応
する変換デ−タとが作成される。したがって、図20の
ように、変調パタ−ン記憶手段2244に、上記のデ−タが
記憶される。
【0012】変調パタ−ン記憶手段2244に上記のデ−タ
が記憶されると、該デ−タの読み出されるべきタイミン
グで、換言すれば、遅延回路から送り出されて来るドッ
トデ−タ1003であって補正処理を施されるべきドットデ
−タが変調回路手段2245に入力されるべきタイミング
で、該ドットデ−タに対応する前記指示情報1010がオン
となり、図21のように、変調回路手段2245が、変調パ
タ−ン記憶手段2244側へ切り換えられる。これにより、
遅延回路側から送られて来るドットデ−タ1003に代え
て、変調パタ−ン記憶手段2244に記憶されていた前記変
換デ−タ1011が、本画像発生装置からの出力信号1001と
して、出力される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 〔1〕レ−ザビ−ムプリンタの構成 まず、実施例装置を搭載するレ−ザビ−ムプリンタの構
成を、図1に即して説明する。
【0014】図示の如く、本レ−ザビ−ムプリンタは、
感光体348 上に静電潜像を形成するためのプリントヘッ
ド部34を備える。プリントヘッド部34は、レ−ザダイオ
−ド342 、レンズ343,344 、ポリゴンミラ−345 、レン
ズ346 、センサ347 、感光体348 を備える。レ−ザダイ
オ−ド342 から出射されるレ−ザ光は、レンズ343,344
を通り、高速回転しているポリゴンミラ−345 によって
反射された後、レンズ346 を通り、感光体348 上に照射
され、感光体348 上を軸方向(主走査方向)に走査す
る。感光体348 は定速度で回転している。このため、感
光体348 上には、走査線が一定間隔で形成され、したが
って、プリント結果も、走査線の集まりで構成される。
【0015】感光体348 上の上記各主走査に先立ち、レ
−ザ光は、センサ347 によって検出される。これは、走
査線により形成されるべき静電潜像の先頭位置(イメ−
ジ書込み開始位置)を、各走査線で一致させるためであ
る。即ち、センサ347 からの出力信号は、波形整形回路
349 により波形整形されて水平同期信号(HSYNK)1002 と
された後、レ−ザダイオ−ド342 を駆動するためのLD
駆動回路341 、及び、印字デ−タ書込部222 に送信され
る。
【0016】LD駆動回路341 では、上記水平同期信号
(HSYNK)1002 に基づき、次ラインの走査のために、該次
ラインの走査開始前にセンサ347 上にレ−ザ光を照射さ
せるタイミングが設定される。また、印字デ−タ書込部
222 では、上記上記水平同期信号(HSYNK)1002 の受信
後、一定時間後に、1ライン分の画像デ−タ(VIDEO)100
0 を、デ−タ処理部224を介してLD駆動回路341 へ出
力する。これにより、LD駆動回路341 では、当該ライ
ンのレ−ザ光の出力が開始される。即ち、走査線により
形成されるべき静電潜像の先頭位置(イメ−ジ書込み開
始位置)が、各走査線で一致される。
【0017】上記に於いて、デ−タ処理部224 は、各ラ
インの画像デ−タ(VIDEO)1000 のエッジ部(プリント画
像の状態が、白→黒、又は、黒→白、と変化する部分)
であって、プリント画像にギザギザが生ずると想定され
る部分の画像デ−タ(VIDEO)1000 を補正して、画像デ−
タ(VIDEO)1001 として出力する。即ち、LD駆動回路34
1 には、補正後の画像デ−タ(VIDEO)1001 が入力され、
これにより、プリント画像では、上記のギザギザが滑ら
かにされる。
【0018】なお、本実施例では、デ−タ処理部224 を
ビットマップ書込部22に設けているが、これは、印字デ
−タ書込部222 とLD駆動回路341 との間であれば、他
の部分であってもよい。
【0019】〔2〕制御回路の構成 次に、上記レ−ザビ−ムプリンタのコントロ−ラの全体
構成を、図2に即して説明する。本レ−ザビ−ムプリン
タは、ビットマップ方式デ−タ処理装置2 、プリントエ
ンジン3 、外部給紙ユニット5 、及び、ソ−タ4 を備え
る。
【0020】ビットマップ方式デ−タ処理装置2 は、汎
用のホストコンピュ−タ(例:ワ−プロ,パソコン等)
1 から、バスB1を介して送信されて来るプリント用の制
御デ−タ、及び、画像デ−タを受信して所定の処理を施
す。上記処理後のデ−タのうち、制御デ−タはバスB2を
介してインタ−フェ−ス制御部32へ、イメ−ジデ−タは
バスB3を介してプリントヘッド制御部33へ、それぞれ送
信される。上記の処理実行のため、ビットマップ方式デ
−タ処理装置2 は、ビットマップ制御部21、ビットマッ
プ書込部22、BM−RAM23、フォント部24を備える。
【0021】プリントエンジン3 は、ビットマップ方式
デ−タ処理装置2 から送信されて来るデ−タに応じて、
プリント処理を実行する。即ち、プリントヘッド部34
は、レ−ザ光を出力して感光体348 上に静電潜像を形成
する。また、電子写真プロセス部36は、電子写真プロセ
スを実行して上記静電潜像をトナ−現像し、さらに、用
紙上へ転写した後、定着する。給紙は外部給紙ユニット
5 により実行され、画像定着後の用紙は、ソ−タ4 によ
って所定のトレイ上に排出される。なお、表示パネル31
上には、所定の表示が行われる。
【0022】上記の各処理を実行するため、プリントエ
ンジン3 は、インタ−フェ−ス制御部32、プリントヘッ
ド制御部33、及び、電子写真制御部35を備える。インタ
−フェ−ス制御部32は、ビットマップ制御部21から送信
されて来る制御デ−タを処理し、表示パネル31を制御
し、また、内部バスB8を通じてプリントエンジン3 全体
のタイミングを制御する。なお、外部給紙ユニット5 、
及び、ソ−タ4 は、インタ−フェ−ス制御部32により、
内部バスB8を通じて制御される。プリントヘッド制御部
33は、ビットマップ書込部22からバスB3を通じて送信さ
れて来る画像デ−タ(VIDEO)1001に基づいて、及び、イ
ンタ−フェ−ス制御部32から内部バスB8を通じて送信さ
れて来る制御デ−タに基づいて、プリントヘッド部34の
レ−ザダイオ−ド342 を発光させるための信号を出力
し、或いは、ポリゴンミラ−345 の駆動用モ−タを回転
させるための信号を出力する。電子写真制御部35は、イ
ンタ−フェ−ス制御部32から内部バスB8を通じて送信さ
れて来るデ−タに応じて、電子写真プロセス部36を制御
して、前述の如き電子写真プロセスを実行させる。
【0023】〔3〕ビットマップ制御部21,ビットマッ
プ書込部22の構成 次に、図3に即して、上記ビットマップ方式デ−タ処理
装置2 の構成要素であるビットマップ制御部21、及び、
ビットマップ書込部22について説明する。
【0024】[3-1]ビットマップ制御部21 ビットマップ制御部21は、図示のように、内部バスB211
で接続された複数のブロックから構成される。BM−C
PU212 は、ホストインタ−フェ−ス211 を介してホス
トコンピュ−タ1 との通信を制御する。また、受信され
たデ−タを処理し、ビットマップ書込部インタ−フェ−
ス217 を介してビットマップ書込部22を制御し、プリン
トエンジンインタ−フェ−ス218 を介してプリントエン
ジン3 を制御する。
【0025】SYS−ROM214 には、BM−CPU21
2 の制御プログラムが記憶されている。また、SYS−
RAM213 は、BM−CPU212 の作業用の記憶エリア
であり、スタック、基本フラグ等の記憶に用いられる。
R−バッファ215 は、ホストコンピュ−タ1 との通信用
のバッファであり、BM−CPU212 の制御プログラム
の処理と、ホストコンピュ−タ1 との通信処理とを、非
同期で実行し得るようにするためのメモリである。P−
RAM216 は、ホストコンピュ−タ1 から送信されて来
るデ−タを、プリントのための中間コ−ドとして記憶す
るメモリである。プリントエンジンインタ−フェ−ス21
8 は、プリントエンジン3 とのインタ−フェ−スであ
り、プリント枚数等のJOB情報、或いは、プリントコ
マンド等のJOB制御コマンド等を、バスB2を介して、
プリントエンジン3 のインタ−フェ−ス制御部32と送受
する。
【0026】[3-2]ビットマップ書込部22 ビットマップ書込部22は、ビットマップ制御部21から送
信されて来る画像をBM−RAM23へ描画する機能と、
BM−RAM23のデ−タを読み出してプリントヘッド制
御部33へ出力する機能とを有する。また、本実施例で
は、ビットマップ書込部22にデ−タ処理部224 が在る。
【0027】BM−RAM23への描画は、印字デ−タ書
込部222 により行われる。印字デ−タ書込部222 は、ビ
ットマップ制御部インタ−フェ−ス221 を介してビット
マップ制御部21から送信されて来る中間コ−ドで動作す
るロジック部である。グラフィックイメ−ジについて
は、中間コ−ド内のパラメ−タを解析してBM−RAM
23に描画する。また、フォントイメ−ジについては、中
間コ−ド内のデ−タに従ってバスB6を介してフォント部
24から読み込んだフォントのイメ−ジを、BM−RAM
23に描画する。
【0028】プリントヘッド制御部33への出力は、プリ
ント開始コ−ドが、ビットマップ制御部21から、ビット
マップ制御部インタ−フェ−ス221 を介して送信されて
来ると、実行される。即ち、プリントヘッド制御部33か
らプリントヘッド制御部インタ−フェ−ス223 を介して
送信されて来る同期信号に従って、BM−RAM23のデ
−タが、プリントヘッド制御部33へ出力される。
【0029】デ−タ処理部224 は、印字デ−タ書込部22
3 からバスB101へ出力される画像デ−タ(VIDEO)1000
を、必要に応じて処理し、エッジ部のギザギザの目立た
ないプリントを実行し得る画像デ−タ(VIDEO)1001 に変
換してバスB102へ出力する。該画像デ−タ(VIDEO)1001
は、プリントヘッド制御部インタ−フェ−ス223 からプ
リントヘッド制御部33へ出力される。
【0030】〔4〕デ−タ処理部224 の構成 次に、上記デ−タ処理部224 の構成を説明する。
【0031】[4-1]全体構成 図4は、デ−タ処理部224 の全体構成を示すブロック図
である。デ−タ処理部224 は、プリントヘッド制御部33
側から送信されて来る水平同期信号(HSYNK)1002 と、該
水平同期信号(HSYNK)1002 に同期して印字デ−タ書込部
222 からバスB101を介して送信されて来る画像デ−タ(V
IDEO)1000 を受けて、さらに、バスB100を通じてBM−
CPU212 によって指示された変調モ−ドにしたがっ
て、画像デ−タのエッジ部を最適なエッジパタ−ンに置
換して画像デ−タ(VIDEO)1001 とした後、バスB102を介
してプリントヘッド制御部インタ−フェ−ス223 へ出力
する。
【0032】このため、デ−タ処理部224 は、下記のブ
ロック、即ち、同期回路2246、発振器2247、ラインバッ
ファ2241、パタ−ン展開部2242、変調パタ−ン生成部22
43、変調パタ−ン記憶部2244、変調回路部2245を備え
る。
【0033】[4-2]同期回路2246 図5は同期回路2246の回路構成図であり、図6は同期回
路2246の作動を示すタイミングチャ−トである。同期回
路2246は図5に示す構成を成し、発振器2247から送信さ
れて来るクロック(CLK)1004 と、プリントヘッド制御部
33から送信されて来る水平同期信号(HSYNK)1002 とを取
り入れて、デ−タ処理部224 を制御するためのタイミン
グ信号を発生する。なお、クロック(CLK)1004 は、1ド
ットの変調周波数の16倍の周波数のクロックである。
【0034】同期回路2246では、図6に示すように、各
走査ラインの先頭を示す水平同期信号(HSYNK)1002 の立
ち上がりエッジで同期信号の生成がスタ−トされる。そ
の結果、各ラインの先頭を示すリセット信号(RESET)100
5 、ドット変調クロックであるドットクロック(DOTCLK)
1006、エッジ部分の変調を行うためのクロックでありド
ットクロック(DOTCLK)1006の8 倍の周波数を有する変調
クロック(DOTCLK*8)1008、及び、ロ−ド信号(LOAD)1007
が生成される。
【0035】[4-3]ラインバッファ2241、及び、パタ−
ン展開部2242 図7はラインバッファ2241とパタ−ン展開部2242を示す
ブロック図、図8はラインバッファ2241の入出力デ−タ
のタイミングの説明図、図9はラインバッファ2241から
バスB200に出力されるデ−タとパタ−ン展開部2242に展
開されるパタ−ンとの説明図である。
【0036】ラインバッファ2241は7個のFIFOメモ
リを用いて構成されており、印字デ−タ書込部222 から
バスB101へ出力される画像デ−タ(VIDEO)1000 を、各ラ
インの同期信号(RESET)1005 と、1ドットの同期信号(D
OTCLK)1006に同期して、図8に示すように7ライン分記
憶する。
【0037】パタ−ン展開部2242は、11ビットのシリア
ル・パラレル変換器7個で構成されている。パタ−ン展
開部2242は、ラインバッファ2241からバスB200へ、図9
の(a)のように出力される7ラインの画像デ−タ(VID
EO)1000 を、1ドットの同期信号(DOTCLK)1006に同期し
て、図9の(b)〜(d)のように順に入力し、11×7
=77ビットのデ−タに展開してバスB201へ出力する。即
ち、変調パタ−ン生成部2243側へ出力する。
【0038】また、パタ−ン展開部2242の4番目のシリ
アル・パラレル変換器からは、画像デ−タ(VIDEO)1000
を遅延させたデ−タである画像デ−タ(VIDEO)1003 が出
力される。該画像デ−タ(VIDEO)1003 は変調回路部2245
へ送信されて、後述するように、変調回路部2245にてエ
ッジ部(白→黒、又は、黒→白と変化する部分)であっ
て、ギザギザになると想定される部分を置換されて、画
像デ−タ(VIDEO)1001としてバスB102へ出力される。即
ち、プリントエンジン3 側へ出力される。
【0039】[4-4]変調パタ−ン生成部2243 図10は変調パタ−ン生成部2243の回路構成図である。
図示の如く、変調パタ−ン生成部2243は、AND−OR
ゲ−トで構成される。変調パタ−ン生成部2243は、パタ
−ン展開部2242からバスB201へ出力される77ビットのデ
−タ(パタ−ン)を、所定のデ−タ(パタ−ン)と比較
し、何れかと一致した場合は、一致したパタ−ンに従っ
て、どの部分を変換するかを示す情報と変調パタ−ンと
を作成して、45ビットのデ−タとしてバスB202へ出力す
る。
【0040】変調パタ−ンは、プリンタエンジン3 の状
態等により影響されるため、調整可能であることが望ま
しい。このため、本実施例では、BM−CPU212 によ
って処理モ−ドを設定され、バスB100を介して送信され
て来るデ−タ1020,1021,1022により、ff1を用いて、
4段階に調整可能としている。
【0041】[4-5]変調パタ−ン記憶部2244 図11は変調パタ−ン記憶部2244の回路構成図である。
また、図12〜図14は、変調パタ−ン記憶部2244に記
憶されるデ−タの説明図である。図示のように、変調パ
タ−ン記憶部2244は、9ビットのデ−タを記憶するDタ
イプフリップフロップ5個を用いて構成される。これ
は、中心の画素及びその周辺の画素の計5画素を記憶す
るためである。
【0042】変調パタ−ン記憶部2244は、変調パタ−ン
生成部2243からバスB202へ出力される前記の45ビットの
デ−タを取り入れて、一時的に記憶し、元の画像デ−タ
(VIDEO)1003 に同期するタイミングで、9ビットのデ−
タをバスB203へ出力する。変調パタ−ンは、1ドット
(画素)を8等分し、各1/8ドットのON/OFF
で、即ち、8ビットのデ−タで表現される。さらに、各
ドット(画素)は、それぞれ1/8ドットのON/OF
Fを示す8ビットのデ−タで置換すべきか否かを指定す
るためのデ−タを、1ビット有する。このため、バスB2
03へは、9ビットのデ−タが出力される。
【0043】例えば、図12では、変調パタ−ン生成部
2243での前記の比較の結果、中心の画素を、(b)のよ
うにプリントすべきであると判定されている。このた
め、変調パタ−ン記憶部2244には、同図の(c)の如き
デ−タが記憶される。(c)のデ−タ中、一番上の欄の
デ−タは、前記の『置換すべきか否かを指定するための
デ−タ』であり、同欄が『1』であれば、該画素を前記
8ビットのデ−タで置換すべきであるとされる。したが
って、図12の場合は、フリップフロップ3 に対応する
画素(同図の(a)の中心画素)が、8ビットデ−タで
置換されるべき画素として、変調回路部2245へ送られ
る。
【0044】また、図13では、変調パタ−ン生成部22
43での前記の比較の結果、中心の画素付近を、同図の
(b)のように幾分緩やかに変化するようにプリントす
べきであるとされている。このため、変調パタ−ン記憶
部2244に記憶されるデ−タは、同図の(c)の如くな
る。図13の場合は、フリップフロップ2 〜4 に対応す
る各画素(中心画素、及び、その前後の画素)が、それ
ぞれ8ビットデ−タで置換されるべき画素として、変調
回路部2245へ送られる。
【0045】また、図14では、変調パタ−ン生成部22
43での前記の比較の結果、中心の画素付近を、同図の
(b)のように、即ち、上記図13の場合よりも一層緩
やかに変化するようにプリントすべきであるとされてい
る。このため、変調パタ−ン記憶部2244に記憶されるデ
−タは、同図の(c)の如くなる。図14の場合は、フ
リップフロップ1 〜5 に対応する各画素(中心画素、及
び、その前2 つ及び後2つの画素)が、それぞれ8ビッ
トデ−タで置換されるべき画素として、変調回路部2245
へ送られる。
【0046】[4-6]変調回路部2245 図15は変調回路部2245の回路構成図であり、図16は
変調回路部2245での画像デ−タ(VIDEO)1003 の置換され
る様子を示す説明図である。図示のように、変調回路部
2245は、8ビットパラレル・シリアル変換器と、フリッ
プフロップff2 と、第1及び第2の2個のANDゲ−ト
と、該2個のANDゲ−トの出力の入力される1個のO
Rゲ−トとを備える。
【0047】8ビットパラレル・シリアル変換器には、
前記変調パタ−ン記憶部2244からバスB203へ出力される
9ビットのデ−タのうち、前記の『置換すべきか否かを
指定するためのデ−タ』以外の8ビットのデ−タ(図1
2〜14の(c)の一番上の欄のデ−タ以外のデ−タ)
が、ロ−ド信号(LOAD)1007に同期して入力され、さら
に、クロック(DOTCLK*8)1008に同期して、順次、信号10
11として出力される。
【0048】フリップフロップff2 のD端子には、前記
変調パタ−ン記憶部2244からバスB203へ出力される9ビ
ットのデ−タのうち、前記の『置換すべきか否かを指定
するためのデ−タ』が、ドットクロック(DOTCLK)1006に
同期して入力される。
【0049】第1のANDゲ−ト(図中、上側に示され
るゲ−ト)には、フリップフロップff2 のQ端子から出
力される信号1010が反転入力され、且つ、前記画像デ−
タ(VIDEO)1003 が入力される。第2のANDゲ−ト(図
中、下側に示されるゲ−ト)には、フリップフロップff
2 のQ端子から出力される信号1010が入力され、且つ、
8ビットパラレル・シリアル変換器から出力される前記
信号1011が入力される。ORゲ−トには、第1及び第2
のANDゲ−トの出力信号が入力され、該ORゲ−トの
出力が、変調回路部2245の出力信号1001とされる。
【0050】上記の如く構成される結果、変調回路部22
45は、上記信号1010(前記の『置換すべきか否かを指定
するためのデ−タ』)が“1”である場合には、前記画
像デ−タ(VIDEO)1003 に代えて、上記信号1011を、変調
回路部2245の出力信号1001として、バスB102へ出力す
る。また、上記信号1010が“0”である場合には、前記
画像デ−タ(VIDEO)1003 を、そのまま、変調回路部2245
の出力信号1001として、バスB102へ出力する。こうし
て、ギザギザにプリントされると想定される部分につい
ては、画像デ−タ(VIDEO)1003 に代えて、上記信号1011
が出力される。
【0051】例えば、図16の(a)に示す画像デ−タ
(VIDEO)1003 では、同図(b)の如くエッジ部の変調パ
タ−ンが作成される。ここに、図中、実線で囲まれた部
分が『信号1010=1』の部分であり、前記画像デ−タ(V
IDEO)1003 は、信号1011で置換される。また、点線で囲
まれた部分が『信号1010=0』の部分であり、前記画像
デ−タ(VIDEO)1003 は、信号1011で置換されず、そのま
ま出力される。こうして、同図(c)の如きデ−タ(VID
EO)1001が、変調回路部2245から、バスB102へ出力され
る。
【0052】図17〜図18は、上記変調回路部2245の
作動を説明するためのタイミングチャ−トである。な
お、図17は前記の図13に対応し、また、図18は前
記の図12に対応する。図17及び図18に示すよう
に、上記信号1010(前記の『置換すべきか否かを指定す
るためのデ−タ』)が『1』である間は、8ビットパラ
レル・シリアル変換器の出力である信号1011が、変調回
路部2245の出力信号1001として、バスB102へ出力され
る。また、上記信号1010が『0』である間は、画像デ−
タ(VIDEO)1003 が、変調回路部2245の出力信号1001とし
て、バスB102へ出力される。
【0053】〔5〕デ−タ処理部224 での処理 次に、上記デ−タ処理部224 での処理を説明する。
【0054】[5-1]例1 図22の(A)はバスB101からデ−タ処理部224 へ入力
される画像デ−タ(VIDEO)1000 のパタ−ンを、図22の
(B)はデ−タ処理部224 からバスB102へ出力される画
像デ−タ(VIDEO)1001 のパタ−ンを、それぞれ示す。ま
た、図23〜図25は、図22の(A)を図22の
(B)のように変換処理する過程を、3画素について示
す図である。
【0055】*矢印区間a 図22の(A)中、矢印区間aで示される部分の中心画
素は、その周辺の画素群とともに、図23の(a−1)
に示すようにして、パタ−ン展開部2242に展開される。
この場合、中心画素は『黒』であり、且つ、『白→黒』
と変化するエッジ部である。
【0056】図23の(a−1)のパタ−ンは、次に、
変調パタ−ン生成部2243で所定のパタ−ンと比較され
る。この場合、同図の(a−2)に示すパタ−ンが、上
記(a−1)のパタ−ンに一致する。上記の一致するパ
タ−ンに基づき、変調パタ−ンが生成される。また、中
心画素付近のどの画素を置換するかを示す情報も生成さ
れる。これらは、同図の(a−3)のようにして、変調
パタ−ン記憶部2244に記憶される。この場合には、上記
の中心画素が、変調されるべき画素とされる。また、変
調のパタ−ンは、同図の(a−3)の中央のパタ−ンで
ある。
【0057】こうして、変調パタ−ンが生成され、且
つ、中心画素付近のどの画素を置換するかを示す情報が
生成されると、次に、同図の(a−4)のようにして、
上記の置換されるべき画素が、上記の(a−3)のデ−
タに基づいて、置換される。即ち、この場合は、『黒』
である中心画素が、上記の(a−3)の中央のパタ−ン
に置換される。こうして、図22の(A)中、矢印区間
aで示される部分の中心画素付近の変調処理が行われ
る。
【0058】*矢印区間b 図22の(A)中、矢印区間bで示される部分の中心画
素は、その周辺の画素群とともに、図24の(b−1)
に示すようにして、パタ−ン展開部2242に展開される。
この場合も、中心画素は『黒』であり、且つ、『白→
黒』と変化するエッジ部である。但し、この場合は、中
心画素の上下の画素ともに『黒』である。即ち、上下方
向に関しては、前記『矢印区間a』の場合とは異なり、
エッジ部ではない。
【0059】図24の(b−1)のパタ−ンは、次に、
変調パタ−ン生成部2243で所定のパタ−ンと比較され
る。この場合には、前記『矢印区間a』の場合とは異な
り、一致するパタ−ンは無い(同図の(b−2)参
照)。このため、変調パタ−ンは生成されない。また、
どの部分を置換するかを示す情報も生成されない。した
がって、変調パタ−ン記憶部2244には、情報が記憶され
ない(同図の(b−3)参照)。
【0060】このように、図22の(A)中、矢印区間
bで示される部分の中心画素付近については、変調パタ
−ンは生成されず、また、どの部分を置換するかを示す
情報も生成されない。したがって、同図の(b−4)に
示すように、変調回路部2245での置換処理は行われな
い。即ち、画像デ−タ(VIDEO)1003 が、デ−タ処理部22
4 からの出力信号1001として、バスB102へそのまま出力
される。
【0061】*矢印区間c 図22の(A)中、矢印区間cで示される部分の中心画
素は、その周辺の画素群とともに、図25の(c−1)
に示すようにして、パタ−ン展開部2242に展開される。
この場合も、中心画素は『黒』であり、且つ、『白→
黒』と変化するエッジ部である。しかし、この場合も、
前記『矢印区間b』の場合と同様に、上下方向に関して
はエッジ部ではない。但し、中心画素の図中左斜め下の
画素は、前記『矢印区間b』の場合とは異なり、『黒』
である。即ち、矢印区間cで示される部分の中心画素付
近のパタ−ンは、前記『矢印区間a』、及び、前記『矢
印区間b』の何れとも異なる。
【0062】図25の(c−1)のパタ−ンは、次に、
変調パタ−ン生成部2243で所定のパタ−ンと比較され
る。この場合、同図の(c−2)に示すパタ−ンが、上
記(c−1)のパタ−ンに一致する。上記の一致するパ
タ−ンに基づいて、変調パタ−ンが生成される。また、
どの部分を置換するかを示す情報も生成される。これら
は、同図の(c−3)のようにして、変調パタ−ン記憶
部2244に記憶される。この場合には、上記の中心画素の
図中1つ左側の画素が、変調されるべき画素とされる。
また、変調のパタ−ンは、同図の(c−3)の中央から
1つ左側へずれた画素のパタ−ンである。
【0063】こうして、変調パタ−ンが生成され、且
つ、どの部分を置換するかを示す情報が生成されると、
次に、同図の(c−4)のように、上記の中心画素の1
つ左側の画素が、上記の(c−3)のデ−タに基づいて
置換される。即ち、『白』である中心画素の1つ左側の
画素が、上記の(c−3)の中央から1つ左側へずれた
画素のパタ−ンで置換される。こうして、図22の
(A)中、矢印区間cで示される部分の中心画素付近の
変調処理が行われる。
【0064】このように、エッジ部の全画素について、
上記の如き処理が実行されることにより、図22の
(A)に示すパタ−ンは、図22の(B)に示すパタ−
ンへ変換され、デ−タ処理部224 からバスB102へ、画像
デ−タ(VIDEO)1001 として出力される。
【0065】[5-2]例2 図30の(A)はバスB101からデ−タ処理部224 へ入力
される画像デ−タ(VIDEO)1000 のパタ−ンを、図30の
(B)はデ−タ処理部224 からバスB102へ出力される画
像デ−タ(VIDEO)1001 のパタ−ンを、それぞれ示す。ま
た、図30の(L1)〜(L3),(4)、及び、図3
0の(R1)〜(R3),(4)は、図30の(A)を
図30の(B)のように変換処理する過程を示す図であ
る。
【0066】図30に示す処理も、前記図22〜図25
での処理と全く同様であるが、図30の場合には、パタ
−ン中に2つの斜線の交わる部分が在り、これらの斜線
部にそれぞれ対応して、変調パタ−ン生成部2243に於い
て、どの画素を置換するかの情報と、変調パタ−ン(L
3),(R3)とが生成される。図示のように、2箇所
について生成された変調パタ−ンには、部分的に重なり
が生ずる。しかし、変調パタ−ン生成部2243で生成され
るデ−タは、変換が必要な部分だけのデ−タである。こ
のため、同図の(4)に示すように、単にデ−タの論理
和を取ることで、問題無く処理される。
【0067】[5-3]従来との差異 図31及び図32は、中心画素を周辺画素の状態によっ
て変換する従来の処理方法を示し、図30の(A)のパ
タ−ンを図30の(B)のパタ−ンへ変換処理する場合
の過程(図30の(L1)〜(L3),(4)、及び、
(R1)〜(R3),(4)に相当する過程)を示す。
【0068】図31及び図32の場合には、各中心画素
を変換するための比較パタ−ンがそれぞれ必要となる。
即ち、図30の(A)→(B)の変換に、6種類の比較
パタ−ンが必要である。これに対して、本発明の実施例
では、図30の(A)→(B)の変換は、2種類のパタ
−ンで足りる。即ち、比較パタ−ンは少なくて足りる。
また、数画素を1 ユニットとして処理する従来方法もあ
るが、該方法では、ユニット毎の変換デ−タを作成する
ため、ユニット内で、複数の傾斜が交わるものについ
て、それぞれ比較パタ−ンと変換デ−タを持たなければ
ならず、本発明の場合よりも、多くの比較パタ−ンが必
要である。
【0069】〔6〕BM−CPU212 での処理 図26〜図29は、BM−CPU212 での処理での処理
を示すフロ−チャ−トである。以下、説明する。電源が
投入されると、内部の初期化を行い(S11:Rバッファ21
5 、P−RAM216 は、この時クリアされる) 、さら
に、BM−RAMのイメ−ジエリアをクリアする(S13)
。上記の準備処理完了後、主ル−プに入る。主ル−プ
での処理は、受信デ−タ処理(S15) と、描画・印字処理
(S17) がある。
【0070】*受信デ−タ処理:図27,図29 ホストコンピュ−タ1 から送信されて来る画像デ−タ
は、ホストインタ−フェ−ス211 からの要求で非同期で
起動される受信割り込みル−チン(図29)により、ホ
ストインタ−フェ−ス211 から読み出されて(S51) 、R
バッファに蓄えられる(S53) 。
【0071】Rバッファ内のデ−タは、中間コ−ド用メ
モリであるP−RAM216 に空きが在るときに(S101;YE
S)、読み出されて(S105)、コ−ドに応じて変換されて、
P−RAM216 に蓄えられる(S113,S123,S133)。
【0072】即ち、コ−ドが処理選択コ−ドであれば(S
111;YES)、処理モ−ド選択ファンクションとされてP−
RAM216 に蓄えられる(S113)。ここに、処理モ−ド選
択コ−ドは、デ−タ処理部224 の処理モ−ドを指定する
コ−ドである。コ−ドがペ−ジイジェクトコ−ドであれ
ば(S121;YES)、ペ−ジイジェクトファンクションとされ
てP−RAM216 に蓄えられる(S123)。上記以外の場
合、即ち印字デ−タの場合は(S121;NO) 、中間コ−ドと
されてP−RAM216 に蓄えられる(S133)。
【0073】上記に於いて、処理選択コ−ド及びペ−ジ
イジェクトコ−ドを、印字デ−タとは形式の異なるファ
ンクションタイプの中間コ−ドに変換する理由は、印字
デ−タとの同期をとるためである。なお、実際の処理モ
−ドの変更及び排出動作は、下記の描画・印字処理ル−
チン(S17) で、中間コ−ドを読み出した時に(S205)行わ
れる。このようにして、受信デ−タ処理が行われる。
【0074】*描画・印字処理:図28 ビットマップ書込部22が処理中でなく、P−RAM216
にデ−タが在ることをチェックして、P−RAM216 か
ら中間コ−ドが読み出される(S205)
【0075】中間コ−ドが処理モ−ド選択ファンクショ
ンであれば(S211;YES)、指定された処理モ−ドがデ−タ
処理部224 にセットされる(S213)。中間コ−ドが印字デ
−タであれば(S221;NO) 、中間コ−ドに対応するパラメ
−タがビットマップ書込部22にセットされる(S233)。中
間コ−ドがペ−ジイジェクトファンクションであれば(S
221;YES)、1ペ−ジ分の描画が終了したので、印字動作
に入る。まず、ビットマップ書込部22に印字用のパラメ
−タがセットされ(S223)、プリントエンジン3 のインタ
−フェ−ス制御部32へプリントコマンドが出力される(S
225)。これにより、プリントヘッド制御部33からバスB3
を通して送られて来る同期信号に同期して、BM−RA
M23のデ−タが出力される。
【0076】〔7〕実施例の変形例 前記実施例では、変調デ−タを、1ドットよりも細かな
レ−ザダイオ−ドのON/OFFで表現している。しか
し、この方法はエッジ部を表現するための一例である。
【0077】本発明では、従来から知られている他の方
法、例えば、レ−ザダイオ−ドの発光強度を調整して感
光体上でのドット径を変える方法(図33の(A))、
レ−ザダイオ−ドをポリゴンミラ−のスキャン方向以外
の方向に移動させて2次元的に走査する方法(図33の
(B))、或いは、複数のレ−ザダイオ−ドを用いて走
査線の数を増やす方法(図33の(C))等を用いても
よい。
【0078】
【発明の効果】本発明によると、図34の(a)に示す
ように斜線部がギザギザになると想定されるドットデ−
タ群のパタ−ンが与えられた場合であっても、プリント
画像の斜線部は、図34の(c)に示すようにギザギザ
の目立たない滑らかな線で表現される。これは、図34
の(a)のドットデ−タ群によって感光体上に形成され
る走査線群が、前記の図35の(b)とは異なり、本発
明では、例えば、図34の(b)のように、形成される
ためである。
【0079】即ち、前記の図35の(b)では、同図の
(a)のドットデ−タにより、そのままレ−ザダイオ−
ドをオン/オフさせているため、同図の(c)のような
ギザギザのあるプリント画像となっている。しかし、本
発明では、図34の(d)の如く、ロ−カル領域(同図
の(d)中破線枠で囲まれた領域)の補正処理の必要な
ドットデ−タを、例えば、前記の変換デ−タで置換し
(図34の(f)参照)、これに基づき、図34の
(e)のように、該変換デ−タによって走査線を形成し
ている。このため、プリント画像の斜線部は、図34の
(c)に示すようにギザギザの目立たない滑らかな線で
表現される。
【0080】また、本発明では、USP4847641 号等の
方式とは異なり、エッジ部のドットデ−タを比較し、該
エッジ部の含まれるロ−カル領域のデ−タを制御する。
このため、比較用のパタ−ンは少なくて足り、回路構成
が簡素化される。また、図30の(a)のように、2つ
の傾斜部の重なりを含む画像の場合にも、それぞれの傾
斜用のデ−タについて処理すれば足りる。また、注目画
素及びその周辺のロ−カル領域を纏めて制御するため、
パタ−ンによっては、前記ギザギザの低減効果が一層大
きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかる画像発生装置を搭載したレ−ザ
ビ−ムプリンタのプリントヘッド部の概略構成を示す説
明図である。
【図2】上記レ−ザビ−ムプリンタの制御回路の全体構
成を示すブロック図である。
【図3】上記図2中のビットマップ制御部21と、ビット
マップ書込部22の詳細を示すブロック図である。
【図4】上記図3中のデ−タ処理部224 の詳細を示すブ
ロック図である。
【図5】上記図4中の同期回路2246の詳細を示す回路構
成図である。
【図6】上記図5の同期回路2246の動作を示すタイミン
グチャ−トである。
【図7】上記図4中のラインバッファ2241と、パタ−ン
展開部2242の詳細を示すブロック図である。
【図8】上記図7中のラインバッファ2241へバスB101か
ら入力されるVIDEOデ−タ1000と、ラインバッファ
2241からバスB200へ出力されるデ−タとのタイミングを
示す説明図である。
【図9】上記図8中のバスB200へ出力されたデ−タが、
上記図7中のパタ−ン展開部2242で展開される様子を示
す説明図である。
【図10】上記図4中の変調パタ−ン生成部2243の詳細
を示す回路構成図である。
【図11】上記図4中の変調パタ−ン記憶部2244の詳細
を示すブロック図である。
【図12】上記図7中のパタ−ン展開部2242で展開され
たデ−タが、上記図11中の変調パタ−ン記憶部2244
に、どのように記憶されるかを示す説明図である。
【図13】上記図7中のパタ−ン展開部2242で展開され
たデ−タが、上記図11中の変調パタ−ン記憶部2244
に、どのように記憶されるかを示す説明図である。
【図14】上記図7中のパタ−ン展開部2242で展開され
たデ−タが、上記図11中の変調パタ−ン記憶部2244
に、どのように記憶されるかを示す説明図である。
【図15】上記図4中の変調回路部2245の詳細を示す回
路構成図である。
【図16】上記図15中の変調回路部2245に入力される
VIDEOデ−タ1003が、どのように変調されるかを示
す説明図である。
【図17】上記図15中の変調回路部2245の動作を示す
タイミングチャ−トである。
【図18】上記図15中の変調回路部2245の動作を示す
タイミングチャ−トである。
【図19】本発明の概念を示す説明図である。
【図20】本発明の概念を示す説明図である。
【図21】本発明の概念を示す説明図である。
【図22】上記図4のデ−タ処理部224 に入力されるV
IDEOデ−タ1000と、該デ−タ処理部224 で処理され
た後、出力されるVIDEOデ−タ1001との関係を示す
説明図である。
【図23】上記図4のデ−タ処理部224 での処理を示す
説明図である。
【図24】上記図4のデ−タ処理部224 での処理を示す
説明図である。
【図25】上記図4のデ−タ処理部224 での処理を示す
説明図である。
【図26】上記図3中のBM−CPU212 での処理を示
すフロ−チャ−トである。
【図27】上記図26中の受信デ−タ処理S15 の詳細を
示すフロ−チャ−トである。
【図28】上記図26中の描画印字処理S17 の詳細を示
すフロ−チャ−トである。
【図29】上記図3中のBM−CPU212 での処理を示
すフロ−チャ−トである。
【図30】上記図4のデ−タ処理部224 での処理を示す
説明図である。
【図31】従来の方式により、上記図30に示すような
VIDEOデ−タ1000の変換を行う場合の処理を示す説
明図である。
【図32】従来の方式により、上記図30に示すような
VIDEOデ−タ1000の変換を行う場合の処理を示す説
明図である。
【図33】本発明で用い得るレ−ザビ−ムの変調方式を
示す説明図である。
【図34】本発明による効果の説明図である。
【図35】従来の画像発生装置によるプリント画像の欠
点の説明図である。
【符号の説明】
224 デ−タ処理部 2241 ラインバッファ, 2242 パタ−ン展開部,2243
変調パタ−ン生成部, 2244 変調パタ−ン記憶部,
2245 変調回路部,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−173971(JP,A) 特開 平4−314183(JP,A) 特開 平4−329483(JP,A) 米国特許4847641(US,A) 米国特許4437122(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/485 B41J 2/44 G06T 5/20 H04N 1/23 103

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像のプリントを指令する原画像デ−タ
    に基づき、各画素のオン・オフをそれぞれ指定するドッ
    トデ−タを生成してプリントエンジンへ出力する画像発
    生装置であって、 オンからオフへ変化するエッジ部、及び、オフからオン
    へ変化するエッジ部のドットデ−タと、該ドットデ−タ
    の周辺のドットデ−タ群とで構成されるロ−カル領域に
    ついて補正処理が必要か否かを判定し、必要な場合は、
    該ロ−カル領域内の補正処理を施すべきドットデ−タを
    示す指示情報と、該ドットデ−タに施すべき補正処理に
    対応する変換デ−タとを作成する変調パタ−ン生成手
    段、 上記指示情報と、該指示情報に対応する上記変換デ−タ
    を、対応付けて記憶する変調パタ−ン記憶手段、 上記指示情報で指定されるドットデ−タを、該指示情報
    に対応する上記変換デ−タで置換して出力する変調回路
    手段、 を有する画像発生装置。
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