JPH076665B2 - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JPH076665B2
JPH076665B2 JP1136540A JP13654089A JPH076665B2 JP H076665 B2 JPH076665 B2 JP H076665B2 JP 1136540 A JP1136540 A JP 1136540A JP 13654089 A JP13654089 A JP 13654089A JP H076665 B2 JPH076665 B2 JP H076665B2
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美智也 竹添
修 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧縮機のモータをインバータ制御する空気調
和装置の運転制御装置に関し、特に、制御信号の伝送対
策に係るものである。
(従来の技術) 一般に、空気調和装置は、圧縮機で圧縮した冷媒を室外
側熱交換器で熱交換した後、膨張機構で減圧し、室内側
熱交換器で熱交換して、圧縮機に戻すようにしている。
そして、上記圧縮機のモータには電源より整流回路及び
インバータを介して電力供給されており、該インバータ
をコントローラで制御して圧縮機モータの回転数を制御
している。
一方、空気調和装置のメインコントローラには室内側熱
交換器の冷媒温度信号などが入力されており、室内の熱
負荷等に対応してインバータ用コントローラに制御信号
を出力して圧縮機の容量を制御すると共に、室外ファン
及び室内ファン等を制御している。
(発明が解決しようとする課題) 上述した空気調和装置の運転制御装置において、マルチ
型空気調和装置などは室外側コントローラと室内側コン
トローラとを別個に構成し、該室外コントローラよりイ
ンバータ用コントローラに制御信号を出力するようにし
ているものがある。
一方、上記空気調和装置においては、空調効率の向上並
びに快適性の向上等を図るために温度信号など各コント
ローラ間で授受する情報量が増大しつつある。従って、
室外側コントローラと室内側コントローラ間では各種の
伝送方式が採用されているが室外側コントローラとイン
バータ用コントローラとは、従来、一体に構成されてい
るため、制御信号の授受は容易に行うことができ、情報
量の増大にも充分に対応することができる。
しかしながら、これでは、インバータ用コントローラと
室外側コントローラとが一体に構成されているため、イ
ンバータ制御系の汎用性が乏しいという問題がある。つ
まり、1つのインバータ用コントローラを多種類の室外
側コントローラに適用することができないという問題が
ある。
そこで、上記インバータ用コントローラと室外側コント
ローラとを別個に構成することが考えられるが、簡易な
伝送方式を採用すると、情報量の増大に対応することが
できないと同時に、インバータ用コントローラの適用範
囲が狭く、汎用性の拡大を充分に達成することができな
いという問題がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもので、インバー
タ用コントローラを各種の伝送方式に対応できるように
して該インバータ用コントローラの汎用性を拡大すると
共に、情報量の増大に対応できるようにすることを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明が講じた手段は、イ
ンバータ用コントローラの伝送制御手段がアドレス信号
とチェック信号とデータ信号とを1伝送ブロックとして
信号授受するように構成している。
具体的に、第1図に示すように、請求項(1)に係る発
明が講じた手段は、先ず、圧縮機(1)及び熱交換器
(6)を備えた室外ユニット(A)と、熱交換器(12)
を備えた室内ユニット(B)とが冷媒配管(11)によっ
て接続されると共に、上記両熱交換器(6),(12)間
に膨張機構(13)が介設されて成る空気調和装置を前提
としている。
そして、インバータ(2a)を備えて電源(7)より上記
圧縮機(1)のモータ(MC)に電力供給する電力変換器
(74)と、上記室外ユニット(A)を制御する室外側コ
ントローラ(5)と、該室外側コントローラ(5)に信
号線(5a)を介して断接自在に接続され、上記インバー
タ(2a)を制御するインバータ用コントローラ(6)と
が設けられている。更に、上記室外側コントローラ
(5)には、送受信部(51c)を備えてインバータ用コ
ントローラ(6)との間で1伝送ブロック毎に交互に送
受信を行う第1伝送制御手段(51)が設けられている。
加えて、上記インバータ用コントローラ(6)には、ア
ドレス信号とチェック信号とデータ信号とにより1伝送
ブロックを構成し、送受信部(61c)を備えて室外側コ
ントローラ(5)との間で1伝送ブロック毎に交互に送
受信を行う第2伝送制御手段(61)と、室外側コントロ
ーラ(5)の送信信号に応答して第2伝送制御手段(6
1)が常時特定データを送信するように該第2伝送制御
手段(61)に特定信号を出力する特定信号出力手段(63
a)と、第2伝送制御手段(61)が電力変換器(74)の
状態データを特定データに代えて送信するように該第2
伝送制御手段(61)に状態信号を出力する状態信号出力
手段(63b)と、第2伝送制御手段(61)が受信する受
信信号が1伝送ブロック毎に正常か否かを判別する異常
検出手段(63c)とが設けられた構成としている。
また、請求項(2)に係る発明が講じた手段は、請求項
(1)の発明において、室外側コントローラ(5)にお
ける第1伝送制御手段(51)の1伝送ブロックがアドレ
ス信号とチェック信号とデータ信号とで構成される一
方、該室外側コントローラ(5)には、第1伝送制御手
段(51)がインバータ用コントローラ(6)の特定デー
タに対応する特定データを常時送信するように該第1伝
送制御手段(51)に特定信号を出力する特定信号出力手
段(53a)と、上記第1伝送制御手段(51)が電力変換
器(74)の状態指令データ又は情報要求データを特定デ
ータに代えて送信するように該第1伝送制御手段(51)
に特殊信号を出力する特殊信号出力手段(53b)と、上
記第1伝送制御手段(51)が受信する受信信号が1伝送
ブロック毎に正常か否かを判別する異常検出手段(53
c)とが設けられた構成としている。
また、請求項(3)に係る発明が講じた手段は、請求項
(2)の発明において、インバータ用コントローラ
(6)の第2伝送制御手段(61)は、室外側コントロー
ラ(5)が送信する1伝送ブロックに応答して該1伝送
ブロックのアドレス信号と同一のアドレス信号で1伝送
ブロックを送信するように構成される一方、上記室外側
コントローラ(5)には、第1伝送制御手段(51)が送
信する1伝送ブロックのアドレス信号と該1伝送ブロッ
クに応答してインバータ用コントローラ(6)より受信
した1伝送ブロックのアドレス信号とが一致しているか
否かを判別するアドレス判定手段(53d)が設けられた
構成としている。
また、請求項(4)に係る発明が講じた手段は、請求項
(1),(2)又は(3)の発明において、インバータ
用コントローラ(6)には、制御用電力が直接供給され
るように電源(6b)が直接に接続されると共に、モータ
(MC)の電源スイッチ(52c)を開閉する開閉手段(6
c)が設けられた構成としている。
(作用) 上記構成により請求項(1)に係る発明では、電源
(7)より供給される電力は電力変換器(74)によって
制御され、圧縮機(1)のモータ(MC)に供給されて該
圧縮機(1)が駆動し、室内を空調する一方、室外ユニ
ット(A)は室外側コントローラ(5)で、上記電力変
換器(74)のインバータ(2a)はインバータ用コントロ
ーラ(6)でそれぞれ制御されている。
そして、上記両コントローラ(5),(6)間において
は第1及び第1伝送制御手段(51),(61)により1伝
送ブロック毎に交互に送受信を行い、制御信号、例え
ば、運転信号などを授受しており、該インバータ用コン
トローラ(6)の第2伝送制御手段(61)はアドレス信
号とチェック信号とデータ信号とで1伝送ブロックを構
成し、例えば、16ビットで送信している。更に、上記イ
ンバータ用コントローラ(6)は、室外側コントローラ
(5)の送信信号に応答して特定信号出力手段(63a)
が特定信号を出力し、第2伝送制御手段(61)が特定デ
ータを送信している。
その後、インバータ用コントローラ(6)は過電流異常
などが生じると、状態信号出力手段(63b)が状態信号
を出力し、第2伝送制御手段(61)が特定データに代え
て状態データを室外側コントローラ(5)に送信する。
そして、上記インバータ用コントローラ(6)は室外側
コントローラ(5)の送信信号を受信すると、該送信信
号が正常か否かを異常検出手段(63c)が判別してい
る。
また、請求項(2)に係る発明では、室外側コントロー
ラ(5)はインバータ用コントローラ(6)に対応して
アドレス信号とチェック信号とデータ信号とで1伝送ブ
ロックを構成し、特定信号出力手段(53a)の特定信号
により第1伝送制御手段(51)が特定データを常時イン
バータ用コントローラ(6)に送信し、該特定データに
対応して上記インバータ用コントローラ(6)が特定デ
ータの応答信号を送信している。
そして、上記室外側コントローラ(5)は、インバータ
(2a)の周波数を変更する場合など、特定信号出力手段
(53b)が状態指令信号などの特殊信号を出力し、第1
伝送制御手段(51)が特定データに代えて指令データ等
をインバータ用コントローラ(6)に送信する。更に、
上記室外側コントローラ(5)は、インバータ用コント
ローラ(6)の送信信号を受信すると、該送信信号が正
常か否かを異常検出手段(53c)が判別しており、例え
ば、チェック信号に基づいて判別している。
また、請求項(3)に係る発明では、インバータ用コン
トローラ(6)は受信した室外側コントローラ(6)の
送信信号と同一のアドレス信号とセットして応答してお
り、室外側コントローラ(5)は1伝送ブロックを受信
すると、アドレス判定手段(53d)が送信した伝送ブロ
ックのアドレスと受信した伝送ブロックのアドレスとが
一致しているか否かを判定し、伝送が正常か否かを判別
している。
また、請求項(4)に係る発明では、インバータ用コン
トローラ(6)は制御用の電源(6b)より直接電力供給
されており、モータ(MC)の電源スイッチ(52c)をイ
ンバータ用コントローラ(6)で制御している。
(発明の効果) 従って、請求項(1)に係る発明によれば、インバータ
用コントローラ(6)がアドレス信号とチェック信号と
データ信号とを1伝送ブロックとし、室外側コントロー
ラ(5)の送信信号に応答するようにしたために、イン
バータ用コントローラ(6)を多種類の室外側コントロ
ーラ(5)に適用することができるので、汎用性を拡大
することができる。また、情報量の増大に対して充分に
対応することができるので、インバータ(2a)を正確に
制御することができ、快適な空調を行うことができる。
また、請求項(2)に係る発明によれば、室外側コント
ローラ(5)をインバータ用コントローラ(6)に対応
して1伝送ブロックをアドレス信号とチェック信号とデ
ータ信号とで構成しているので、両コントローラ
(5),(6)間で多量の信号を授受することができ、
情報量の増大に対応することができることから、空調効
率の向上並びに快適性の向上を図ることができる。
また、請求項(3)に係る発明によれば、室外側コント
ローラ(5)が送受信のアドレスをチェックするので、
伝送異常を正確に検出することができ、信頼性の高い伝
送を行うことができる。
また、請求項(4)に係る発明によれば、インバータ用
コントローラ(6)に制御用の電源(6b)が直接接続さ
れているので、該インバータ用コントローラ(6)でモ
ータ(MC)の電源スイッチ(52c)を制御することがで
き、インバータ用コントローラ(6)の異常時などにお
ける電源スイッチ(52c)の誤投入等を確実に防止する
ことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第2図以下の図面に基
づき説明する。
先ず、第2図は本発明の実施例に係るマルチ型空気調和
装置の冷媒配管系統を示し、(A)は室外ユニット、
(B)〜(F)は該室外ユニット(A)に並列に接続さ
れた室内ユニットである。上記室外ユニット(A)の内
部には、出力周波数を30〜70Hzの範囲で10Hz毎に可変に
切換えられるインバータ(2a)により容量が調整される
第1圧縮機(1a)と、パイロット圧の高低で差動するア
ンローダ(2b)により容量がフルロード(100%)およ
びアンローダ(50%)状態の2段階に調整される第2圧
縮機(1b)とを逆止弁(1e)を介して並列に接続して構
成される容量可変な圧縮機(1)と、上記第1,第2圧縮
機(1a),(1b)から吐出されるガス中の油をそれぞれ
分離する第1,第2油分離器(4a),(4b)と、冷房運転
時には図中実線の如く切換わり暖房運転時には図中破線
の如く切換わる四方切換弁(5)と、冷房運転時に凝縮
器、暖房運転時に蒸発器となる室外熱交換器(6)およ
び該室外熱交換器(6)に付設された2台の室外ファン
(6a),(6b)と、冷房運転時には冷媒流量を調整し、
暖房運転時には冷媒の絞り作用を行う室外電動膨張弁
(8)と、液化した冷媒を貯蔵するレシーバ(9)と、
アキュムレータ(10)とが主要機器として内蔵されてい
て、該各機器(1)〜(10)は各々冷媒の連絡配管(1
1)で冷媒の流通可能に接続されている。また上記室内
ユニット(B)〜(F)は同一構成であり、各々、冷房
運転時には蒸発器、暖房運転時には凝縮器となる室内熱
交換器(12)…およびそのファン(12a)…を備え、か
つ該室内熱交換器(12)…の液冷媒分岐管(11a)…に
は、暖房運転時に冷媒流量を調節し、冷房運転時に冷媒
の絞り作用を行う室内電動膨張弁(13)…がそれぞれ介
設され、合流後手動閉鎖弁(17)を介し連絡配管(11
b)によって室外ユニット(A)との間を接続されてい
る。すなわち、以上の各機器は冷媒配管(11)により、
冷媒の流通可能に接続されていて、室外空気との熱交換
により得た熱を室内空気に放出するようにした主冷媒回
路(14)が構成されている。
次に、(11e)は、吐出管と液管側とを吐出ガス(ホッ
トガス)のバイパス可能に接続する暖房過負荷制御用バ
イパス路であって、該バイパス路(11e)には、室外熱
交換器(6)と共通の空気通路に設置された補助熱交換
器(22)、キァピラリ(28)及び冷媒の高圧時に開作動
する電磁開閉弁(24)が順次直列にかつ室外熱交換器
(6)とは並列に接続されており、冷房運転時には常
時、暖房運転時には高圧が過上昇時に、上記電磁開閉弁
(24)がオンつまり開状態になって、吐出ガスの一部を
主冷媒回路(14)から暖房過負荷制御用バイパス路(11
e)にバイパスするようにしている。このとき、吐出ガ
スの一部を補助熱交換器(22)で凝縮させて室外熱交換
器(6)の能力を補助するとともに、キァピラリ(28)
で室外熱交換器(6)側の圧力損失とのバランスを取る
ようになされている。
さらに、(11g)は上記暖房過負荷バイパス路(11e)の
液冷媒側配管と主冷媒回路(14)の吸入ラインとの間を
接続し、冷暖房運転時に吸入ガスの過熱度を調節するた
めのリキッドインジェクションバイパス路であって、該
バイパス路(11g)には圧縮機(1)のオン・オフと連
動して開閉するインジェクション用電磁弁(29)と、キ
ァピラリ(30)とが介設されている。
また、(31)は、吸入管(11)中の吸入冷媒と液管(1
1)中の液冷媒との熱交換により吸入冷媒を冷却させ
て、連絡配管(11b)における冷媒の過熱度の上昇を補
償するための吸入管熱交換器である。
ここで、この空気調和装置には多くのセンサ類が配置さ
れていて、(TH1)…は各室内温度を検出する室温サー
モスタット、(TH2)…および(TH3)…は各々室内熱交
換器(12)…の液側およびガス側配管における冷媒の温
度を検出する室内液温センサ及び室内ガス温センサ、
(TH4)は圧縮機(1)の吐出管温度を検出する吐出管
センサ、(TH5)は暖房運転時に室外熱交換器(6)の
出口温度から着霜状態を検出するデフロストセンサ、
(TH6)は上記吸入管熱交換器(31)の下流側の吸入管
(11)に配置され、吸入管温度を検出する吸入管セン
サ、(TH7)は室外熱交換器(6)の空気吸込口に配置
され、吸込空気温度を検出する外気温センサ、(P1)は
冷房運転時には冷媒圧力の低圧つまり蒸発圧力相当飽和
温度Teを、暖房運転時には高圧つまり凝縮圧力相当飽和
温度Tcを検出する圧力センサである。
なお、上記各主要機器以外に補助用の諸機器が設けられ
ている。(1f)は第2圧縮機(1b)のバイパス路(11
c)に介設されて、第2圧縮機(1b)の停止時およびア
ンロード状態時に「開」となり、フルロード状態で
「閉」となるアンローダ用電磁弁、(1g)は上記バイパ
ス路(11c)に介設されたキァピラリ、(21)は吐出管
と吸入管とを接続する均圧ホットガスバイパス路(11
d)に介設されて、サーモオフ状態等による圧縮機
(1)の停止時、再起動前に一定時間開作動する均圧用
電磁弁、(33a),(33b)はそれぞれキァピラリ(32
a),(32b)を介して上記第1,第2油分離器(4a),
(4b)から第1,第2圧縮機(1a),(1b)に油を戻すた
めの油戻し管である。
また、図中、(HPS)は圧縮機保護用の高圧圧力開閉
器、(SP)はサービスポート、(GP)はゲージポートで
ある。
そして、上記各電磁弁およびセンサ類は各主要機器と共
に、第3図に示すように、室内側コントローラ(4)、
室外側コントローラ(5)及びインバータ用コントロー
ラ(6)に接続されている。
該室内側コントローラ(4)には、制御用の電源(41)
が接続されると共に、リモートコントロールスイッチ
(42)(以下、リモコン(42)という。)が信号線(4
a)を介して、また、室外側リモートコントローラ
(5)に信号線(4b)を介して接続されている。そし
て、該室内側コントローラ(4)は、図示しないが、リ
モコン(42)との間で運転信号及び温度設定信号などを
授受すると共に、上記室内電動膨張弁(13)及び室内フ
ァン(12a)等を制御するように構成されている。
一方、上記第1圧縮機(1a)のモータ(MC)には三相交
流電源(7)がモータ駆動回路(71)を介して接続され
ており、該モータ駆動回路(71)は、電源スイッチ(52
c)と、交流電力を直流電力に変換する整流回路(72)
と、直流リアクトル(73a)及び平滑コンデンサ(73b)
を有するフィルタ回路(73)と、直流電力を交流電力に
変換するインバータ(2a)とが順に接続されて成り、制
御電力を圧縮機モータ(MC)に供給するように構成され
ている。そして、上記整流回路(72)とフィルタ回路
(73)とインバータ(2a)とにより電力変換器(74)が
構成され、上記フィルタ回路(73)の帰還側には瞬時過
電流検出器(73c)が介設される一方、電源(7)のR
相及びT相には電源スイッチ(52c)をバイパスして限
流回路(75)が接続され、該限流回路(75)には抵抗
(75a)及びb接点の開閉スイッチ(84)が設けられて
いる。
更に、上記インバータ(2a)には該インバータ用コント
ローラ(6)が信号線(6a)が介して接続され、該イン
バータ用コントローラ(6)には制御用の電源(6b)が
接続されると共に、瞬時過電流検出器(73c)の検出電
流及びモータ駆動回路(71)の電源電流等が入力され、
室外側コントローラ(5)と信号線(5a)を介して接続
されている。そして、該室外用コントローラ(5)は上
記室内側コントローラ(4)及びインバータ用コントロ
ーラ(6)との間で制御信号を授受すると共に、図示し
ないが、各種センサ信号が入力されて室外電動膨張弁
(8)及び室外ファン(6a),(6b)等を制御するよう
に構成される一方、上記インバータ用コントローラ
(6)は室外側コントローラ(5)の制御信号に基づい
てインバータ(2a)を制御し、第1圧縮機(1a)の容量
を制御するように構成されている。更に、上記室外側コ
ントローラ(5)及びインバータ用コントローラ(6)
には、電源スイッチ(52c)の開閉手段である制御スイ
ッチ(5a)及び(6c)が直列に接続されている。
第4図は上記室外側コントローラ(5)とインバータ用
コントローラ(6)との間の伝送系統を示す詳細回路図
であり、該両コントローラ(5),(6)に構成された
伝送制御手段である第1及び第2伝送制御回路(51),
(61)がコネクタ(8)を介して3線の信号線(5a)に
より断接自在に接続されている。該両伝送制御回路(5
1),(61)は、デジタルトランジスタ及びフォトカプ
ラを有する送信部(51a),(61a)と、フォトカプラを
有する受信部(51b),(61b)を備え、それぞれI/Oポ
ート(52),(62)を介してマイコン(53),(63)に
接続されており、上記各送信部(51a),(61a)と受信
部(51b),(61b)とによって送受信部(51c),(61
c)が構成されている。
次に、上記両コントローラ(5),(6)間において、
本発明の特徴とする伝送方式について説明する。
該両コントローラ(5),(6)間の伝送方式は調歩同
期方式半二重に構成され、第5図(a),(b)に示す
ように、16ビットで1伝送ブロックを構成し、該1伝送
ブロックを交互に送受信して信号授受を行うように成っ
ている。そして、該1伝送ブロックは、第1キャラクタ
(CH1)と第2キャラクタ(CH2)とより成り、該各キャ
ラクタ(CH1),(CH2)はスタートビット,ストップビ
ット及びパリティビットを備え、第1キャラクタ(CH
1)は、アドレス信号を示す4ビットの第1ブロック(B
L1)とチェック信号を示す4ビットの第2ブロック(BL
2)とより成り、第2キャラクタ(CH2)はデータ信号を
示す4ビット宛の第3ブロック(BL3)及び第4ブロッ
ク(BL4)より構成され、上記パリティブットで行うパ
リティチェックは偶数パリティに構成されている。
そして、上記室外側コントローラ(5)の第1伝送制御
手段(51)はマイコン(53)の指令信号に基づいて1伝
送ブロック毎に制御信号を送信し、インバータ用コント
ローラ(6)の第2伝送制御手段(61)は室外側コント
ローラ(5)の1伝送ブロックに応答し、マイコン(6
3)の指令信号により1伝送ブロックの応答信号を出力
するように構成されている。更に、上記室外側コントロ
ーラ(5)のマイコン(53)には、特定信号出力手段
(53a)と特殊信号出力手段(53b)と異常検出手段(53
c)とアドレス判定手段(53d)とが含まれている。該特
定信号出力手段(53a)は、第6図(a)に示すよう
に、例えば、第3ブロック(BL3)に待機中か否か、及
び運転か停止かの特定データ信号をセットし、第1ブロ
ック(BL1)に該データ信号に対応したアドレス信号を
セットし、第2ブロック(BL2)に第1ブロック(BL1)
と第3ブロック(BL3)と第4ブロック(BL43)との和
の2の補数のチェック信号をセットして第1伝送制御回
路(51)が常時送信するように特定信号を該第1伝送制
御回路(51)に出力している。また、上記特殊信号出力
手段(53b)は第6図(b)に示すように、第3及び第
4ブロック(BL3),(BL4)にインバータ周波数のデー
タ信号を、第1ブロック(BL1)に該データ信号に対応
したアドレス信号を、第2ブロック(BL2)に上記特定
信号出力手段(53a)と同様に2の補数のチェック信号
をそれぞれセットし、上記特定データに代えて第1伝送
制御手段(51)が状態指令データを特定信号に割込んで
送信するように該第1伝送制御手段(51)に特殊信号で
ある指令信号を出力しており、該状態指令データの他に
異常時の情報要求信号を出力するように成っている。
更にまた、上記異常検出手段(53c)は、パリティビッ
トによるバリティチェックを行うと共に、インバータ用
コントローラ(6)が送信する1伝送ブロックの各ブロ
ック(BL1)〜(BL4)の和を演算し、零になると正常と
判断するように構成されている。また、上記アドレス判
定手段(53d)は、送信する1伝送ブロックのアドレス
信号(第1ブロック(BL1)のセット値)と、該1伝送
ブロックに応答してインバータ用コントローラ(6)が
送信する1伝送ブロックのアドレス信号(第1ブロック
(BL1)のセット値)とが一致しているか否かを判定す
るように構成され、一致していない場合、例えば、伝送
異常のランプ等を点灯するようになっている。
一方、上記インバータ用コントローラ(6)のマイコン
(63)には、特定信号出力手段(63a)と状態信号出力
手段(63b)と異常検出手段(63c)とが含まれている。
該特定信号出力手段(63a)は、室外側コントローラ
(5)の特定信号出力手段(53a)による特定データに
応答して常時特定データを第2伝送制御手段(61)が送
信するように特定信号を該第2伝送制御回路(61)に出
力しており、第6図(a)に示すように、1伝送ブロッ
クの第1ブロック(BL1)に室外用コントローラ(5)
のアドス信号に応答して同一のアドレス信号をセット
し、第3及び第4ブロック(BL3),(BL4)には正常等
を示すデータ信号をセットし、第2ブロック(BL2)に
は第1,第3及び第4ブロック(BL1),(BL3),(BL
4)の和の2の補数をセットするように構成されてい
る。そして、上記両コントローラ(5),(6)間では
特定データを常時送受信している。
また、上記状態信号出力手段(63b)はインバータ周波
数や異常状態などの各種の状態データを上記特定データ
に代えて第2伝送制御回路(61)が送信するように状態
信号を該第2伝送制御回路(61)に出力しており、例え
ば、インバータ周波数のデータを送信する場合には、第
6図(b)に示すように、室外側コントローラ(5)の
特殊信号出力手段(53b)による指令信号に応答して同
一アドレス信号で送信するように構成されている。更
に、上記状態信号出力手段(63b)は、過電流等の異常
データを送信する場合、第6図(c)に示すように、1
伝送ブロックの第3ブロック(BL3)に異常のデータ信
号をセットすると共に第1ブロック(BL1)に室外側コ
ントローラ(5)の送信信号のアドレスと同一のアドレ
ス信号をセットするように構成され、第2ブロック(BL
2)にはそれぞれ特定信号出力手段(63a)と同様に2の
補数をセットするように構成されており、つまり、常時
送信している特定信号と同じアドレスでもって異常の状
態信号を送信するように成っている。
上記異常検出手段(63c)は、室外側コントローラ
(5)の異常検出手段(53c)と同様にパリティチェッ
クを行うと共に、受信した1伝送ブロックの各ブロック
の和を演算し、零になると正常と判断するように構成さ
れている。
また、上記インバータ用コントローラ(6)のマイコン
(63)には、図示しないが、運転状態をRAMに記憶して
おり、異常発生時には異常時の運転周波数等をラッチす
るように構成される一方、異常表示部(64)が設けら
れ、過電流や温度異常などの異常内容を表示するように
構成されている。
次に、この空気調和装置の作用について説明する。
そこで、冷媒循環動作より説明すると、第2図におい
て、冷房運転時には、四路切換弁(2)が図中実線側に
切換わり、補助熱交換器(22)の電磁開閉弁(24)が常
時開いて、圧縮機(1)で圧縮された冷媒が室外熱交換
器(6)及び補助熱交換器(22)で凝縮され、連絡配管
(11b)を経て各室内ユニット(B)〜(F)に分岐し
て送られる。各室内ユニット(B)〜(F)では、各室
内電動膨張弁(13),…で減圧され、各室内熱交換器
(12),…で蒸発した後合流して、室外ユニット(A)
にガス状態で戻り、圧縮機(1)に吸入されるように循
環する。
また、暖房運転時には、四路切換弁(5)が図中破線側
に切換わり、冷媒の流れは上記冷房運転時と逆となっ
て、圧縮機(1)で圧縮された冷媒が各室内熱交換器
(12),…で凝縮され、合流して液状態で室外ユニット
(A)に流れ、室外電動膨張弁(8),…により減圧さ
れ、室外熱交換器(6)で蒸発した後圧縮機(1)に戻
るように循環する。
次に、制御動作について説明する。先ず、リモコン(4
2)の運転スイッチ(図示省略)をオンすると、該リモ
コン(42)より運転指令信号が室内側コントローラ
(4)に出力され、該室内側コントローラ(4)は制御
するセンサ等に異常がないと室外側コントローラ(5)
に運転指令信号を出力する。続いて、該室外側コントロ
ーラ(5)は制御するセンサ等に異常がないとインバー
タ用コントローラ(6)に運転指令信号を出力し、該イ
ンバータ用コントローラ(6)は放熱フィンセンサ等の
異常がないと限流回路(75)の開閉スイッチ(84)をオ
ンして、平滑コンデンサ(73b)を5秒間充電した後、
該開閉スイッチ(84)をオフし、制御スイッチ(6c)を
オンして電源スイッチ(52c)をオンし、モータ駆動回
路(71)を駆動可能な状態にセットする。その後、イン
バータ用コントローラ(6)は室外側コントローラ
(5)の周波数指令信号によってインバータ(2a)を制
御し、モータ(MC)を所定回転数に制御する。
次いで、本発明の特徴とする上記室外側コントローラ
(5)とインバータ用コントローラ(6)との間の信号
授受について、第6図のタイミングチャートに基づき説
明する。
この信号授受は、伝送方式が半二重であるので、室外側
コントローラ(5)の第1伝送制御回路(51)が16ビッ
トで1伝送ブロックをインバータ用コントローラ(6)
に送信すると、該インバータ用コントローラ(6)の第
2伝送制御回路(6)は10msec後に16ビットで1伝送ブ
ロックを送信し、該信号授受を順に繰り返す。
そして、電源投入後、室外側コントローラ(5)は特定
信号出力手段(53a)により1伝送ブロックの第3ブロ
ック(BL3)に運転等の特定データ信号をセットし、該
特定データに対応したアドレス信号、つまり、オペレー
ション(OH)を第1ブロック(BL1)に、2の補数であ
るチェック・サム信号を第2ブロック(BL2)にセット
して第1伝送制御回路(51)が送信する。
この1伝送ブロックをインバータ用コントローラ(6)
が受信し、該インバータ用コントローラ(6)の特定信
号出力手段(63a)が室外側コントローラ(5)の送信
信号と同一のアドレス信号(オペレーションOH)を1伝
送ブロックの第1ブロック(BL1)にセットし、第3及
び第4ブロック(BL3),(BL4)に特定データをセット
し、第2ブロック(BL2)にチェック信号(チェック・
サム)をセットして、第2伝送制御回路(61)が室外側
コントローラ(5)に送信する。そして、該室外側コン
トローラ(5)は、10〜100msec後に再び上述した特定
データを送信し、両コントローラ(5),(6)間で上
記特定データを常時送受信している。
その後、室内負荷の変化などによってインバータ(2a)
の周波数を変更する場合、室外側コントローラ(5)
は、第6図(b)に示すように、特殊信号出力手段(53
b)が特殊信号である周波数指令信号を第1伝送制御回
路(51)に出力し、指令信号に対応したアドレス信号、
チェック信号及びデータ信号を1伝送ブロックにセット
してインバータ用コントローラ(6)に送信する。そし
て、該インバータ用コントローラ(6)は上記周波数指
令信号に基づいてインバータ(2a)を制御すると共に、
状態信号出力手段(63b)は受信した周波数指令信号と
同じ状態信号を出力し、つまり、受信したアドレス信号
等と同一のアドレス信号、チェック信号及び周波数信号
を1伝送ブロックにセットして、第2伝送制御回路(6
1)が室外側コントローラ(5)に送信する。
また、上記インバータ用コントローラ(6)に過電流や
温度異常などの異常信号が入力すると、該インバータ用
コントローラ(6)の状態信号出力手段(63b)は、第
6図(c)に示すように、上記室外側コントローラ
(5)の特定データに対する応答時に、1伝送ブロック
の第3ブロック(BL3)に異常及び待機の状態信号をセ
ットし、第1ブロック(BL1)には受信した室外側コン
トローラ(5)のアドレス信号と同一のアドレス信号を
セットし、第2ブロック(BL2)には2の補数をセット
して、第2伝送制御手段(61)が室外側コントローラ
(5)に送信する。この異常信号により室外側コントロ
ーラ(5)は異常を知ることになる。その後、室外側コ
ントローラ(5)は、特定信号出力手段(53a)が異常
時の運転周波数やインバータ用コントローラ(6)のRA
Mに記憶された情報などの要求信号を出力し、第1伝送
制御回路(51)がそれぞれ所定のアドレスでもってイン
バータ用コントローラ(6)に送信する。これに対し、
インバータ用コントローラ(6)は、状態信号出力手段
(63b)が所定の状態信号を出力し、同一のアドレスで
もって第2伝送制御回路(61)が室外側コントローラ
(5)に送信する。
また、上記各コントローラ(5),(6)において、1
伝送ブロックの受信時にパリティチェックを行うと共
に、異常検出手段(53c),(63c)が第1ブロック(BL
1)〜第4ブロック(BL4)の和を演算し、零になるか否
かをチェックしており、つまり、第2ブロック(BL2)
には第1,第3及び第4ブロック(BL1),(BL3).(BL
4)の和の2の補数がセットされているので、零になる
と正常伝送、零以外になると異常伝送と判断し、異常時
には再送等を行い、さらに零にならない場合には異常表
示などを行う。また、室外側コントローラ(5)におい
て、1伝送ブロックを受信すると、アドレス判定手段
(53d)が送信したアドレスと受信したアドレスとが一
致しているか否かを判定し、一致していない場合には異
常として再送し、例えば、30回同一信号を送信して一致
しない場合、伝送異常と判定し、異常表示などを行う。
また、上記周波数指令時において、室外側コントローラ
(5)は送信内容と受信内容とが一致していない場合、
再送を行い、例えば、30回行っても一致しない場合には
伝送異常とする。
また、上記インバータ用コントローラ(6)は過電流等
の異常が生じた場合、単に異常表示のみならず、異常内
容を異常表示部(64)に表示する一方、図示しないが、
リモコン(42)にも異常内容を表示する。
従って、インバータ用コントローラ(6)がアドレス信
号とチェック信号とデータ信号とを1伝送ブロックと
し、室外側コントローラ(5)の送信信号に応答するよ
うにしたために、該インバータ用コントローラ(6)を
多種類の室外側コントローラ(5)に適用することがで
きるので、汎用性を拡大することができる。また、情報
量の増大に対して充分に対応することができるので、イ
ンバータ(2a)を正確に制御することができ、快適な空
調を行うことができきる。
また、室外側コントローラ(5)をインバータ用コント
ローラ(6)に対応して1伝送ブロックをアドレス信号
とチェック信号とデータ信号とで構成しているので、両
コントローラ(5),(6)間で多量の信号を授受する
ことができ、情報量の増大に対応することができること
から、空調効率の向上並びに快適性の向上を図ることが
できる。
また、室外側コントローラ(5)が送受信のアドレスを
チェックするので、伝送異常を正確に検出することがで
き、信頼性の高い伝送を行うことができる。
また、インバータ用コントローラ(6)に制御用の電源
(6b)が直接に接続されているので、該インバータ用コ
ントローラ(6)でモータ(MC)の電源スイッチ(52
c)を制御することができ、インバータ用コントローラ
(6)の異常時などにおける電源スイッチ(52c)の誤
投入等を確実に防止することができる。
尚、本実施例は、マルチ型の空気調和装置について説明
したが、本発明はマルチ型のものに限られるものではな
い。
また、室外側コントローラ(5)及びインバータ用コン
トローラ(6)の1伝送ブロックは16ビットに限られる
ものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。 第2図〜第6図は本発明の一実施例を示し、第2図は冷
媒配管系統図、第3図は制御系統を示す概略構成図、第
4図は室外側コントローラとインバータ用コントローラ
との伝送系統を示す電気回路図、第5図(a),(b)
は1伝送ブロックを示す説明図、第6図(a),
(b),(c)は信号授受を示すタイミング図である。 (A)…室外ユニット、(B)…室内ユニット、(1)
…圧縮機、(2a)…インバータ、(5)…室外側コント
ローラ、(6)…インバータ用コントローラ、(6b),
(7)…電源、(6c)…制御スイッチ、(51)…第1伝
送制御回路、(53a),(63a)…特定信号出力手段、
(53b)…特殊信号出力手段、(53c),(63c)…異常
検出手段、(53d)…アドレス判定手段、(61)…第2
伝送制御回路、(63b)…状態信号出力手段、(74)…
電力変換器。
フロントページの続き (72)発明者 堂前 浩 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機(1)及び熱交換器(6)を備えた
    室外ユニット(A)と、熱交換器(12)を備えた室内ユ
    ニット(B)とが冷媒配管(11)によって接続されると
    共に、上記両熱交換器(6),(12)間に膨張機構(1
    3)が介設されて成る空気調和装置において、 インバータ(2a)を備えて電源(7)より上記圧縮機
    (1)のモータ(MC)に電力供給する電力変換器(74)
    と、 上記室外ユニット(A)を制御する室外側コントローラ
    (5)と、 該室外側コントローラ(5)に信号線(5a)を介して断
    接自在に接続され、上記インバータ(2a)を制御するイ
    ンバータ用コントローラ(6)と、 上記室外側コントローラ(5)に設けられ、送受信部
    (51c)を備えてインバータ用コントローラ(6)との
    間で1伝送ブロック毎に交互に送受信を行う第1伝送制
    御手段(51)と、 上記インバータ用コントローラ(6)に設けられ、アド
    レス信号とチェック信号とデータ信号とにより1伝送ブ
    ロックを構成し、送受信部(61c)を備えて室外側コン
    トローラ(5)との間で1伝送ブロック毎に交互に送受
    信を行う第2伝送制御手段(61)と、 上記インバータ用コントローラ(6)に設けられ、室外
    側コントローラ(5)の送信信号に応答して第2伝送制
    御手段(61)が常時特定データを送信するように該第2
    伝送制御手段(61)に特定信号を出力する特定信号出力
    手段(63a)と、 上記インバータ用コントローラ(6)に設けられ、第2
    伝送制御手段(61)が電力変換器(74)の状態データを
    特定データに代えて送信するように該第2伝送制御手段
    (61)に状態信号を出力する状態信号出力手段(63b)
    と、 上記インバータ用コントローラ(6)に設けられ、第2
    伝送制御手段(61)が受信する受信信号が1伝送ブロッ
    ク毎に正常か否かを判別する異常検出手段(63c)とを
    備えていることを特徴とする空気調和装置の運転制御装
    置。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の空気調和装置の運転制
    御装置において、室外側コントローラ(5)における第
    1伝送制御手段(51)の1伝送ブロックがアドレス信号
    とチェック信号とデータ信号とで構成される一方、 該室外側コントローラ(5)には、第2伝送制御手段
    (51)がインバータ用コントローラ(6)の特定データ
    に対応する特定データを常時送信するように該第1伝送
    制御手段(51)に特定信号を出力する特定信号出力手段
    (53a)と、 上記第1伝送制御手段(51)が電力変換器(74)の状態
    指令データ又は情報要求データを特定データに代えて送
    信するように該第1伝送制御手段(51)に特殊信号を出
    力する特殊信号出力手段(53b)と、 上記第1伝送制御手段(51)が受信する受信信号が1伝
    送ブロック毎に正常か否かを判別する異常検出手段(53
    c)とが設けられていることを特徴とする空気調和装置
    の運転制御装置。
  3. 【請求項3】請求項(2)記載の空気調和装置の運転制
    御装置において、インバータ用コントローラ(6)の第
    2伝送制御手段(61)は、室外側コントローラ(5)が
    送信する1伝送ブロックに応答して該1伝送ブロックの
    アドレス信号と同一のアドレス信号で1伝送ブロックを
    送信するように構成される一方、 上記室外側コントローラ(5)には、第1伝送制御手段
    (51)が送信する1伝送ブロックのアドレス信号と該1
    伝送ブロックに応答してインバータ用コントローラ
    (6)より受信した1伝送ブロックのアドレス信号とが
    一致しているか否かを判別するアドレス判定手段(53
    d)が設けられていることを特徴とする空気調和装置の
    運転制御装置。
  4. 【請求項4】請求項(1),(2)又は(3)記載の空
    気調和装置の運転制御装置において、インバータ用コン
    トローラ(6)には、制御用電力が直接供給されるよう
    に電源(6b)が直接に接続されると共に、モータ(MC)
    の電源スイッチ(52c)を開閉する開閉手段(6c)が設
    けられていることを特徴とする空気調和装置の運転制御
    装置。
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