JP6080633B2 - 空気調和機制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機制御装置に関する。
従来の空気調和機の制御装置では、機器相互間の信号(通信)処理を行う第一,第二の各コントローラの出力側に、特定周波数以下の信号を遮断する第一,第二のフィルタ回路、第一,第二の平滑回路、および第一,第二のオンオフスイッチをそれぞれ設け、いずれか一方のコントローラのマイクロコンピュータが誤動作した場合に、誤動作した側のオンオフスイッチを開にして負荷への出力を停止することで、マイクロコンピュータの誤動作によって負荷側が異常な状態に保持されることを防止している(例えば、下記特許文献1参照)。
特開昭59−226902号公報(第3頁、第2図)
しかしながら、上記従来の技術によれば、いずれか一方のマイクロコンピュータ(以下マイコンと略称)に一時的な誤動作が生じた場合、直ちに空気調和機の運転動作が停止してしまうため、快適性に劣る、という問題があった。また、空気調和機を機器の冷却用として使用する用途では、機器の冷却が不十分となり機器の故障につながる、という問題があった。また、各コントローラの出力側に、フィルタ回路、平滑回路、オンオフスイッチを設ける必要があり、コストが高くなる、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、誤動作が発生したコントローラをリセット操作して継続的な運転が可能な空気調和機制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、整流回路によって交流電圧から変換された直流電圧を平滑する平滑回路と、前記平滑回路で平滑された直流電圧を複数の所望の直流電圧に変換する電源回路と、前記電源回路で生成された直流電圧を用いて内部の駆動回路を駆動し、前記平滑回路で平滑された直流電圧を所望の電圧および周波数に変換して圧縮機に印加するインバータ駆動モジュールと、前記電源回路で生成された直流電圧で動作し、前記インバータ駆動モジュールを制御するインバータ回路駆動用コントローラと、前記電源回路で生成された直流電圧で動作し、空気調和機の空調制御を行う制御メインコントローラと、を備え、前記制御メインコントローラは、前記インバータ回路駆動用コントローラとの間で同一データの通信を行っており、前記インバータ回路駆動用コントローラとの通信が不成立の場合、タイマーを用いて前記圧縮機の再起動を規定された期間防止し、前記インバータ回路駆動用コントローラに対して供給する直流電圧を制御してリセット操作を行う、ことを特徴とする。
本発明によれば、誤動作が発生したコントローラをリセット操作して継続的な運転ができる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態1の空気調和機の構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1の室外ユニットの構成例を示す図である。 図3は、実施の形態1の室外ユニットの構成例を示す図である。 図4は、実施の形態1の室内ユニットの構成例を示す図である。 図5−1は、実施の形態1の制御メインマイコンの制御処理を示すフローチャートである。 図5−2は、実施の形態1の制御メインマイコンの制御処理を示すフローチャートである。 図6は、実施の形態1の空気調和機の各構成の動作状態を示すシーケンス図である。 図7は、実施の形態2の空気調和機の各構成の動作状態を示すシーケンス図である。 図8−1は、実施の形態3の空気調和機の各構成の制御処理を示すフローチャートである。 図8−2は、実施の形態3の空気調和機の各構成の制御処理を示すフローチャートである。 図9は、実施の形態3の空気調和機の各構成の動作状態を示すシーケンス図である。
以下に、本発明にかかる空気調和機制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態の空気調和機の構成例を示す図である。図2および図3は、本実施の形態の室外ユニットの構成例を示す図である。図4は、本実施の形態の室内ユニットの構成例を示す図である。以降の室外ユニットの説明において、各段落の冒頭で図2または図3と示していないものは図2、図3で共通の構成とし、各段落の冒頭で図2または図3と示しているものは、それぞれ図2、図3において特有の構成とする。
室外ユニット1と室内ユニット2は、冷媒用配管3および室内・室外接続用配線4によって接続されている。リモコン5は、運転指令、冷房または暖房等の運転モード、被空調設定温度等のユーザーからの選択を受け付ける。また、リモコン5には、運転の状態を表す表示部が設けられている。リモコン5は、リモコン用配線6によって室内ユニット2と接続されている。
室外ユニット1と室内ユニット2では、圧縮機7、室外熱交換器8、室内熱交換器9、電子膨張弁10を用いて、冷媒用配管3によって冷媒回路を環状に接続して構成している。室外熱交換機8には、外気を流通させる室外ファン11が設けられ、室内熱交換器9には、室内空気を流通させる室内ファン12が設けられている。
室外ユニット制御部13は、室外ユニット1全体の動作を制御し、室内ユニット制御部14は室内ユニット2全体の動作を制御する。
室外ユニット1では、商用(交流)電源15からの交流電圧を整流回路16が直流電圧に変換し、平滑コンデンサ17が、ある一定の直流電圧(母線電圧)に平滑している。
室外電源回路部18は、一次側巻き線19a、二次側出力巻き線19b、二次側出力巻き線19c、二次側出力巻き線19dからなる電源生成用トランス19を備える。電源生成用トランス19の一次側巻き線19aには、平滑コンデンサ17で得られた直流電圧(母線電圧)が接続されており、直流電圧(母線電圧)を電源生成用素子20でオンオフすることによって、二次側出力巻き線19b、二次側出力巻き線19c、二次側出力巻き線19dにおいて所望の電圧に変換している。
二次出力側巻き線19bの整流ダイオード21は出力電圧を整流し、平滑コンデンサ22は一定の直流電圧に平滑する。電圧変換器23は、平滑コンデンサ22で平滑された電圧を更に所望の電圧(DC5Vb)に変換する。安定化コンデンサ24は、電圧変換器23で変換された電圧(DC5Vb)を安定化する。
二次出力側巻き線19cの整流ダイオード25は出力電圧を整流し、平滑コンデンサ26は一定の直流電圧(DC12Vb)に平滑する。
図2において、二次出力側巻き線19dの整流ダイオード27aは出力電圧を整流し、平滑コンデンサ28aは一定の直流電圧(DC15Va)に平滑し、リレー32aを介して安定化コンデンサ29aにて安定化している。電圧変換器30aは、安定化コンデンサ29aで安定化された電圧を更に所望の電圧(DC5Va)に変換する。安定化コンデンサ31aは、電圧変換器30aで変換された電圧(DC5Va)を安定化する。
図3において、二次出力側巻き線19dの整流ダイオード27bは出力電圧を整流し、平滑コンデンサ28bは一定の直流電圧(DC18Va)に平滑し、外部から出力電圧のオンオフの制御が可能な電圧変換器オンオフ端子32cを有して電圧変換器オンオフ端子32cの電圧がハイレベルの場合に電圧を出力する電圧変換器32bは一定の直流電圧(DC15Va)に変換し、安定化コンデンサ29bにて安定化している。電圧変換器30bは、安定化コンデンサ29bで安定化された電圧を更に所望の電圧(DC5Va)に変換する。安定化コンデンサ31bは、電圧変換器30bで変換された電圧(DC5Va)を安定化する。
インバータ回路33は、トランジスタ34a〜34fおよび還流ダイオード35a〜35fを内蔵している。トランジスタ34a〜34fのトランジスタ駆動用回路36a〜36fは、室外電源回路部18の二次出力側巻き線19dで生成された直流電圧(DC15Va)で動作し、トランジスタ34a〜34fのオンオフ制御を行う。インバータ回路33は、平滑コンデンサ17の直流電圧(母線電圧)を任意の交流周波数および交流電圧に変換して圧縮機7に印加することで、圧縮機7を任意の交流周波数および交流電圧で運転することができる。
インバータ回路駆動用マイコン37は、トランジスタ駆動用回路36a〜36fに指令して動作を制御するインバータ回路駆動用コントローラである。インバータ回路駆動用マイコン37には、室外電源回路部18の二次出力側巻き線19dで生成された直流電圧(DC5Va)が供給されており、この直流電圧(DC5Va)で動作している。
制御メインマイコン38は、空気調和機としての室外ユニット1の一連の制御全般を行う制御メインコントローラである。制御メインマイコン38には、室外電源回路部18の二次出力側巻き線19bで生成された直流電圧(DC5Vb)が供給されており、この直流電圧(DC5Vb)で動作している。
制御メインマイコン38とインバータ回路駆動用マイコン37は、通信回路39および通信回路40で接続され、制御メインマイコン38とインバータ回路駆動用マイコン37が相互に通信を行う。例えば、制御メインマイコン38は、空気調和機として圧縮機7に必要な周波数等を算出してインバータ回路駆動用マイコン37へ指令する。インバータ回路駆動用マイコン37は、制御メインマイコン38から指令された圧縮機7の周波数に応じた動作に基づいてトランジスタ駆動用回路36a〜36fを制御する。ここで、制御メインマイコン38とインバータ回路駆動用マイコン37では、相互に通信を行う通信データとして、常に同一のデータを相互にやり取りすることとする。
通信回路39は、制御メインマイコン38からインバータ回路駆動用マイコン37への送信回路である。通信回路39は、発光部および受光部からなる通信用絶縁型フォトカプラ39aを備える。制御メインマイコン38からの通信に基づき通信用絶縁型フォトカプラ39aの発光部を駆動する駆動トランジスタ39bが、室外電源回路部18の二次出力側巻き線19bで生成された直流電圧(DC5Vb)を、制限抵抗39cを介して通信用絶縁型フォトカプラ39aの発光部に供給することで、通信用絶縁型フォトカプラ39aの発光部を制御している。通信用絶縁型フォトカプラ39aの受光部には、室外電源回路部18の二次出力側巻き線19dで生成された直流電圧(DC5Va)が制限抵抗39dを介して接続されており、通信用絶縁型フォトカプラ39aの発光部の動作により制御された通信用絶縁型フォトカプラ39aの受光部の動作結果が、インバータ回路駆動用マイコン37に取り込まれる。
通信回路40は、インバータ回路駆動用マイコン37から制御メインマイコン38への送信回路である。通信回路40は、発光部および受光部からなる通信用絶縁型フォトカプラ40aを備える。インバータ回路駆動用マイコン37からの通信に基づき通信用絶縁型フォトカプラ40aの発光部を駆動する駆動トランジスタ40bが、室外電源回路部18の二次出力側巻き線19dで生成された直流電圧(DC5Va)を、制限抵抗40cを介して通信用絶縁型フォトカプラ40aの発光部に供給することで、通信用絶縁型フォトカプラ40aの発光部を制御している。通信用絶縁型フォトカプラ40aの受光部には、室外電源回路部18の二次出力側巻き線19bで生成された直流電圧(DC5Vb)が制限抵抗40dを介して接続されており、通信用絶縁型フォトカプラ40aの発光部の動作により制御された通信用絶縁型フォトカプラ40aの受光部の動作結果が、制御メインマイコン38に取り込まれる。
突入電流抑制回路41には、突入電流防止抵抗42と突入電流抑制用リレー43が並列に接続されている。突入電流抑制用リレー43は、制御メインマイコン38からリレー駆動回路44を介してリレー接点のON/OFFが制御される。突入電流抑制回路41は、整流回路16と平滑コンデンサ17との間に直列に接続されている。電圧変換回路45は、平滑コンデンサ17によって平滑された直流電圧(母線電圧)を、インバータ回路駆動用マイコン37で読み込み可能な電圧に変換し、変換後の電圧をインバータ回路駆動用マイコン37へ出力する。
室外ファン11用の室外ファンモータ46は、制御メインマイコン38からファンモータ駆動回路47を介して所望の回転数に制御される。
電子膨張弁10は、制御メインマイコン38から電子膨張弁駆動回路48を介して所望の開度に制御される。
高圧圧力スイッチ49は、冷媒回路内に設けられ、例えば、冷媒の圧力が高くなった際に動作する。高圧圧力スイッチ49の作動状態は、変換回路50を介して制御メインマイコン38に取り込まれる。低圧圧力スイッチ51は、冷媒回路内に設けられ、例えば、冷媒の圧力が低くなった際に動作する。低圧圧力スイッチ51の作動状態は、変換回路52を介して制御メインマイコン38に取り込まれる。
吐出温度サーミスタ53は、圧縮機7の吐出温度を検出する。吐出温度サーミスタ53の値は、変換回路54を介して制御メインマイコン38に取り込まれる。冷媒温度サーミスタ55は、冷媒の温度を検出する。冷媒温度サーミスタ55の値は、変換回路56を介して制御メインマイコン38に取り込まれる。
不揮発性メモリ57は、制御メインマイコン38からの各種の情報を格納する。切り替えスイッチ58は、各種の設定を行う。表示部59は、各種の表示を行う。
マイコン誤動作監視回路60は、制御メインマイコン38の誤動作を監視する。マイコン誤動作監視回路60は、制御メインマイコン38のRESET端子に接続されている。マイコン誤動作監視回路60は、制御メインマイコン38の誤動作を検出した場合、制御メインマイコン38のRESET端子を操作し、制御メインマイコン38に外部からリセットを発生させ、制御メインマイコン38の更なる暴走を防止する。
図2において、リレー操作コイル駆動用トランジスタ61aは、室外電源回路部18の二次出力側巻き線19dの平滑コンデンサ28aと、安定化コンデンサ29aとの間に設けられたリレー32aのリレー操作を行う。リレー操作コイル駆動用トランジスタ61aの内部には、ベース電流制限抵抗61aaと、エミッタバイアス抵抗61abが内蔵されている。リレー操作コイル駆動用トランジスタ61aは、制御メインマイコン38からのハイレベルの信号で動作し、リレー32aがオン(閉回路)となるように構成されている。
図3において、外部切り替え端子オンオフ用絶縁型フォトカプラ61bは、発光部61baと受光部61bbから構成され、室外電源回路部18の二次出力側巻き線19dの平滑コンデンサ28bと、安定化コンデンサ29bとの間に設けられた電圧変換器32bの電圧変換器オンオフ端子32cの切り替え操作を行う。発光部61baには、室外電源回路部18の二次出力側巻き線19bで生成された直流電圧(DC5Vb)が制限抵抗61dを介して接続されており、制御メインマイコン38からフォトカプラ駆動用トランジスタ61cによって、発光部61baのオンオフが制御される。受光部61bbには、室外電源回路部18の二次出力側巻き線19dで生成された直流電圧(DC18Va)が制限抵抗61eを介して接続されており、電圧変換器オンオフ端子32cへの直流電圧(DC18Va)の通電または無通電を可能としている。フォトカプラ駆動用トランジスタ61cの内部には、ベース電流制限抵抗61caと、エミッタバイアス抵抗61cbが内蔵されている。フォトカプラ駆動用トランジスタ61cは、制御メインマイコン38からのハイレベルの信号にて動作し、電圧変換器オンオフ端子32cにハイレベルの電圧が印加されることから、電圧変換器32bの出力が有効(出力オン)となるように構成されている。
室外ユニット1は室内通信回路62を備え、室内ユニット2は室外通信回路63を備えており、室外ユニット1の制御メインマイコン38は、室内通信回路62、室外通信回路63を介して、室内ユニット2の室内制御コントローラである室内制御マイコン64と相互に通信を行う。
室内ファン12用の室内ファンモータ65は、室内制御マイコン64から室内ファンモータ駆動回路66を介して所望の回転数に制御される。
室内温度を検出する室内温度サーミスタ67の値は、変換回路68を介して室内制御マイコン64に取り込まれる。室内配管の温度を検出する室内配管温度サーミスタ69の値は、変換回路70を介して室内制御マイコン64に取り込まれる。
不揮発性メモリ71は、室内制御マイコン64から各種の情報を格納する。切り替えスイッチ72は、各種の設定を行う。室内制御マイコン64とリモコン5は、リモコン通信回路73を介して各種の情報のやり取りを行う。
つづいて、空気調和機において、インバータ回路駆動用マイコン37が誤動作した場合の制御メインマイコン38の制御処理について説明する。図5−1,5−2は、本実施の形態の制御メインマイコンの制御処理を示すフローチャートである。また、図6は、本実施の形態の空気調和機の各構成の動作状態を示すシーケンス図である。なお、ここでは、図1において図2の室外ユニット1を用いた場合の空気調和機の構成に基づいて説明を行う。
空気調和機において、主電源が投入されると、制御メインマイコン38は、リレー32a(図3では電圧変換器32b)をオンとする(ステップS301)。制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37に対して各種の通信データを送信し(ステップS302)、インバータ回路駆動用マイコン37からの通信データの受信待ちを行う(ステップS303)。
制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37からの受信データが有りと判定した場合(ステップS304:Yes)、インバータ回路駆動用マイコン37からの受信データとステップS302で送信した通信データが一致しているかを判定する(ステップS305)。制御メインマイコン38は、受信データが一致している場合(ステップS305:Yes)、圧縮機7の運転の要否を判定する(ステップS306)。制御メインマイコン38は、圧縮機7の運転が不要の場合(ステップS306:No)、圧縮機7の停止処理を実施し(ステップS307)、運転スタンバイ処理を行い(ステップS308)、ステップS302に移行する。圧縮機7の運転が必要かどうかは、リモコン5においてユーザーからの操作を受け付けているかどうかによる。
制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37からの通信データが無い場合(ステップS304:No)、または、受信データが不一致と判定した場合(ステップS305:No)、圧縮機7を3分間再起動させないよう、圧縮機7の3分再起動防止タイマーをスタートして3分再起動防止モードを開始する(ステップS309)。
つぎに、制御メインマイコン38は、リレー32a(図3では電圧変換器32b)をオフとし(ステップS310)、リレー32a(図3では電圧変換器32b)をオンとし(ステップS311)、インバータ回路駆動用マイコン37に対してリセット操作を行う。そして、制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37からの通信データの受信待ちを行う(ステップS312)。
制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37からの受信データが有りと判定した場合(ステップS313:Yes)、インバータ回路駆動用マイコン37からの受信データとステップS302で送信した通信データが一致しているかを判定する(ステップS314)。制御メインマイコン38は、受信データが一致している場合(ステップS314:Yes)、ステップS309でセットした圧縮機7の3分再起動防止モードの完了または未完了を確認する(ステップS315)。制御メインマイコン38は、圧縮機7の3分再起動防止モードが未完了の場合(ステップS315:No)、ステップS313に移行する。制御メインマイコン38は、圧縮機7の3分再起動防止モードが完了している場合(ステップS315:Yes)、ステップS306に移行する。
制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37からの通信データが無い場合(ステップS313:No)、または、受信データが不一致と判定した場合(ステップS314:No)、ステップS309でセットした圧縮機7の3分再起動防止モードの完了または未完了を確認する(ステップS316)。制御メインマイコン38は、圧縮機7の3分再起動防止モードが未完了の場合(ステップS316:No)、ステップS310に移行する。制御メインマイコン38は、圧縮機7の3分再起動防止モードが完了している場合(ステップS316:Yes)、運転スタンバイ状態とする(ステップS317)。ここで、運転スタンバイ状態とは、ステップS308の運転スタンバイ処理後の状態と同様であり、制御メインマイコン38は、ステップS317の後、ステップS308と同様、ステップS302に移行する。
制御メインマイコン38は、圧縮機7の運転が必要と判断した場合(ステップS306:Yes)、インバータ回路駆動用マイコン37に対して各種の運転データを送信し(ステップS318)、インバータ回路駆動用マイコン37からの通信データの受信待ちを行う(ステップS319)。
制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37からの受信データが有りと判定した場合(ステップS320:Yes)、インバータ回路駆動用マイコン37からの受信データとステップS318で送信した通信データが一致しているかを判定する(ステップS321)。制御メインマイコン38は、受信データが一致している場合(ステップS321:Yes)、運転継続処理を行う(ステップS322)。その後、ステップS306に移行する。
制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37からの通信データが無い場合(ステップS320:No)、または、受信データが不一致と判定した場合(ステップS321:No)、圧縮機7の停止処理を実施し(ステップS323)、ステップS309に移行する。
図5−1,5−2のフローチャートと図6のシーケンス図を対比すると、おおよそ、図6において、圧縮機7の運転前までの停止期間が、フローチャートのステップS301〜S317に相当する。この期間のうち、圧縮機7の3分間再起動防止モード(3分)の期間が、フローチャートのステップS309〜S316に相当し、圧縮機7の3分間再起動防止モード(3分)前までの期間がフローチャートのステップS301〜S308に相当する。また、図6において、圧縮機7の運転期間が、フローチャートのステップS318〜S322に相当する。また、図6において、圧縮機7の運転後の停止期間が、フローチャートのステップS323、S309〜S316に相当する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、インバータ回路駆動用マイコン37に一時的な誤動作が生じた場合に、制御メインマイコン38が、インバータ回路駆動用マイコン37に供給される動作電源をオフオンすることでリセット操作を行い、インバータ回路駆動用マイコン37の誤動作を解除することとした。これにより、空気調和機の運転を直ちに停止させることなく、インバータ回路駆動用マイコン37の誤動作を解除することで、通常の運転を継続することができる。
なお、本実施の形態では、制御メインマイコン38が、インバータ回路駆動用マイコン37で誤動作が生じた場合にリセット操作を行っているが、一例であり、これに限定するものではない。制御メインマイコン38では、他のマイコン(コントローラ)との間でも同様の相互通信を行うことにより、他のマイコン(コントローラ)についても誤動作を検出し、リセット操作を行うことができる。
また、本実施の形態では、制御メインコントローラである制御メインマイコン38が、インバータ回路駆動用コントローラであるインバータ回路駆動用マイコン37に対してリセット操作しているが、一例であり、コントローラの形態はマイコンに限定されるものではない。例えば、コントローラを、複数の構成からなる回路形態としてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、制御メインマイコン38が、インバータ回路駆動用マイコン37から通信データ無しまたは受信データの不一致の場合に、インバータ回路駆動用マイコン37に対してリセット操作を行った。本実施の形態では、制御メインマイコン38の不動作時に圧縮機7の運転を安全かつ確実に停止する処理について説明する。
図7は、本実施の形態の空気調和機の各構成の動作状態を示すシーケンス図である。空気調和機において、主電源が投入されると、制御メインマイコン38は、図2のリレー32a(図3では電圧変換器32b)をオンとする。ここで、リレー操作コイル駆動用トランジスタ61a(図2)およびフォトカプラ駆動用トランジスタ61c(図3)は、エミッタバイアス抵抗内蔵のトランジスタで構成されている。そのため、制御メインマイコン38からのハイレベルのオン出力が絶たれた場合、リレー操作コイル駆動用トランジスタ61a(図2)およびフォトカプラ駆動用トランジスタ61c(図3)は、確実にオフすることになる。
圧縮機7の運転中に制御メインマイコン38に不動作が発生した場合、図2では、リレー32aの操作コイルの通電が絶たれ、リレー32aの設定はオフ(開回路)になる。また、圧縮機7の運転中に制御メインマイコン38に不動作が発生した場合、図3では、外部切り替え端子オンオフ用絶縁型フォトカプラ61bはオフし、電圧変換器32bの電圧変換器オンオフ端子32cは、制限抵抗61eを介してロウレベルに接続され、電圧変換器32bの出力はオフする。
その結果、インバータ回路駆動用マイコン37の動作電源(DC5Va)およびインバータ回路33のトランジスタ駆動用回路36a〜36fの駆動用電源(DC15Va)の供給が絶たれ、圧縮機7を停止することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、制御メインマイコン38に不動作が生じた場合、インバータ回路駆動用マイコン37の動作電源(DC5Va)およびインバータ回路33のトランジスタ駆動用回路36a〜36fの駆動用電源(DC15Va)の供給を絶つ構成とした。これにより、制御メインマイコン38に不動作が生じた場合において、圧縮機7を安全かつ確実に停止することができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、インバータ回路駆動用マイコン37の故障等の際にリモコン表示部に表示する処理について説明する。
図8−1,8−2は、本実施の形態の空気調和機の各構成の制御処理を示すフローチャートである。また、図9は、本実施の形態の空気調和機における各構成の動作状態を示すシーケンス図である。なお、ここでは、図1において図2の室外ユニット1を用いた場合の空気調和機の構成に基づいて説明を行う。
空気調和機において、主電源が投入されると、制御メインマイコン38は、リレー32a(図3では電圧変換器32b)をオンとする(ステップS601)。つぎに、制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動マイコン37の異常回数カウンタをある所定の回数(A)にセットする(ステップS602)。制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37に対して各種の通信データを送信し(ステップS603)、インバータ回路駆動用マイコン37からの通信データの受信待ちを行う(ステップS604)。
制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37からの受信データが有りと判定した場合(ステップS605:Yes)、インバータ回路駆動用マイコン37からの受信データとステップS603で送信した通信データが一致しているかを判定する(ステップS606)。制御メインマイコン38は、受信データが一致している場合(ステップS606:Yes)、圧縮機7の運転の要否を判定する(ステップS607)。制御メインマイコン38は、圧縮機7の運転が不要の場合(ステップS607:No)、圧縮機7の停止処理を実施し(ステップS608)、運転スタンバイ処理を行い(ステップS609)、ステップS603に移行する。圧縮機7の運転が必要かどうかは、リモコン5においてユーザーからの操作を受け付けているかどうかによる。
制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37からの通信データが無い場合(ステップS605:No)、または、受信データが不一致と判定した場合(ステップS606:No)、圧縮機7を3分間再起動させないよう、圧縮機7の3分再起動防止タイマーをスタートして3分再起動防止モードを開始する(ステップS610)。
つぎに、制御メインマイコン38は、リレー32a(図3では電圧変換器32b)をオフとし(ステップS611)、リレー32a(図3では電圧変換器32b)をオンとし(ステップS612)、インバータ回路駆動用マイコン37に対してリセット操作を行う。そして、制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37からの通信データの受信待ちを行う(ステップS613)。
制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37からの受信データが有りと判定した場合(ステップS614:Yes)、インバータ回路駆動用マイコン37からの受信データとステップS603で送信した通信データが一致しているかを判定する(ステップS615)。制御メインマイコン38は、受信データが一致している場合(ステップS615:Yes)、ステップS610でセットした圧縮機7の3分再起動防止モードの完了または未完了を確認する(ステップS616)。制御メインマイコン38は、圧縮機7の3分再起動防止モードが未完了の場合(ステップS616:No)、ステップS614に移行する。制御メインマイコン38は、圧縮機7の3分再起動防止モードが完了している場合(ステップS616:Yes)、ステップS607に移行する。
制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37からの通信データが無い場合(ステップS614:No)、または、受信データが不一致と判定した場合(ステップS615:No)、ステップS610でセットした圧縮機7の3分再起動防止モードの完了または未完了を確認する(ステップS617)。制御メインマイコン38は、圧縮機7の3分再起動防止モードが未完了の場合(ステップS617:No)、ステップS614に移行する。制御メインマイコン38は、圧縮機7の3分再起動防止モードが完了している場合(ステップS617:Yes)、インバータ回路駆動用マイコン37の異常回数カウンタ(N)をN=N+1とする(ステップS618)。
制御メインマイコン38は、ステップS602で設定したインバータ回路駆動マイコン37の異常回数カウンタ(A)と異常回数カウンタ(N)との比較を行う(ステップS619)。N<Aの場合(ステップS619:N<A)、制御メインマイコン38は、ステップS610に移行する。N=Aの場合(ステップS619:N=A)、制御メインマイコン38は、室内制御マイコン64に対しインバータ回路駆動用マイコン37が異常であることを送信する(ステップS620)。室内制御マイコン64は、リモコン5に対しインバータ回路駆動用マイコン37が異常であることを送信し、リモコン5は、インバータ回路駆動用マイコン37が異常であることを表示する(ステップS621)。制御メインマイコン38は、運転スタンバイ状態とする(ステップS622)。ここで、運転スタンバイ状態とは、ステップS609の運転スタンバイ処理後の状態と同様であり、制御メインマイコン38は、ステップS622の後、ステップS609と同様、ステップS603に移行する。
制御メインマイコン38は、圧縮機7の運転が必要と判断した場合(ステップS607:Yes)、インバータ回路駆動用マイコン37に対して各種の運転データを送信し(ステップS623)、インバータ回路駆動用マイコン37からの通信データの受信待ちを行う(ステップS624)。
制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37からの受信データが有りと判定した場合(ステップS625:Yes)、インバータ回路駆動用マイコン37からの受信データとステップS623で送信した通信データが一致しているかを判定する(ステップS626)。制御メインマイコン38は、受信データが一致している場合(ステップS626:Yes)、運転継続処理を行う(ステップS627)。その後、ステップS607に移行する。
制御メインマイコン38は、インバータ回路駆動用マイコン37からの通信データが無い場合(ステップS625:No)、または、受信データが不一致と判定した場合(ステップS626:No)、圧縮機7の停止処理を実施し(ステップS628)、ステップS610に移行する。
図8−1,8−2のフローチャートと図9のシーケンス図を対比すると、おおよそ、図9において、圧縮機7の運転前までの停止期間が、フローチャートのステップS601〜S609に相当する。また、図9において、圧縮機7の運転期間が、フローチャートのステップS623〜S627に相当する。また、図9において、圧縮機7の運転後の停止期間が、フローチャートのステップS610〜S622,S628に相当する。この期間のうち、圧縮機7の3分間再起動防止モード(3分)の期間が、フローチャートのステップS610〜S622,S628に相当し、圧縮機7の3分間再起動防止モード(3分)後の期間がフローチャートのステップS620〜S622に相当する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、インバータ回路駆動用マイコン37の故障および不動作を検出した場合に、制御メインマイコン38が、その情報を室内ユニット2経由でリモコン5へ送信し、リモコン5において、表示部にインバータ回路駆動用マイコン37の状態を表示することとした。これにより、リモコン5の表示を見た者は室外ユニット1の状態の把握として、どのマイコンの誤動作により空気調和機の運転動作が停止に至ったのかを判別することができることから、サービス・メンテナンス性を向上することができる。
なお、本実施の形態では、リモコン5の表示部にインバータ回路駆動用マイコン37の状態を表示することとしたが、これに限定するものではない。図2および図3の構成では、室外ユニット1も表示部59を備えていることから、リモコン5の表示部に替えて、またはリモコン5の表示部とともに、室外ユニット1の表示部59にインバータ回路駆動用マイコン37の状態を表示してもよい。
以上のように、本発明にかかる空気調和機制御装置は、空気調和機の制御に有用であり、特に、誤動作等が生じた場合の制御に適している。
1 室外ユニット、2 室内ユニット、3 冷媒用配管、4 室内・室外接続用配線、5 リモコン、6 リモコン用配線、7 圧縮機、8 室外熱交換器、9 室内熱交換器、10 電子膨張弁、11 室外ファン、12 室内ファン、13 室外ユニット制御部、14 室内ユニット制御部、15 商用(交流)電源、16 整流回路、17 平滑コンデンサ、18 室外電源回路部、19 電源生成用トランス、19a 一次側巻き線、19b,19c,19d 二次側出力巻き線、20 電源生成用素子、21 整流ダイオード、22 平滑コンデンサ、23 電圧変換器、24 安定化コンデンサ、25 整流ダイオード、26 平滑コンデンサ、27a,27b 整流ダイオード、28a,28b 平滑コンデンサ、29a,29b 安定化コンデンサ、30a,30b 電圧変換器、31a,31b 安定化コンデンサ、32a リレー、32b 電圧変換器、32c 電圧変換器オンオフ端子、33 インバータ回路、34a〜34f トランジスタ、35a〜35f 還流ダイオード、36a〜36f トランジスタ駆動用回路、37 インバータ回路駆動用マイコン、38 制御メインマイコン、39 通信回路、39a 通信用絶縁型フォトカプラ、39b 駆動トランジスタ、39c 制限抵抗、39d 制限抵抗、40 通信回路、40a 通信用絶縁型フォトカプラ、40b 駆動トランジスタ、40c 制限抵抗、40d 制限抵抗、41 突入電流抑制回路、42 突入電流防止抵抗、43 突入電流抑制用リレー、44 リレー駆動回路、45 電圧変換回路、46 室外ファンモータ、47 ファンモータ駆動回路、48 電子膨張弁駆動回路、49 高圧圧力スイッチ、50 変換回路、51 低圧圧力スイッチ、52 変換回路、53 吐出温度サーミスタ、54 変換回路、55 冷媒温度サーミスタ、56 変換回路、57 不揮発性メモリ、58 切り替えスイッチ、59 表示部、60 マイコン誤動作監視回路、61a リレー操作コイル駆動用トランジスタ、61aa ベース電流制限抵抗、61ab エミッタバイアス抵抗、61b 外部切り替え端子オンオフ用絶縁型フォトカプラ、61ba 発光部、61bb 受光部、61c フォトカプラ駆動用トランジスタ、61ca ベース電流制限抵抗、61cb エミッタバイアス抵抗、61d 制限抵抗、61e 制限抵抗、62 室内通信回路、63 室外通信回路、64 室内制御マイコン、65 室内ファンモータ、66 室内ファンモータ駆動回路、67 室内温度サーミスタ、68 変換回路、69 室内配管温度サーミスタ、70 変換回路、71 不揮発性メモリ、72 切り替えスイッチ、73 リモコン通信回路。

Claims (11)

  1. 整流回路によって交流電圧から変換された直流電圧を平滑する平滑回路と、
    前記平滑回路で平滑された直流電圧を複数の所望の直流電圧に変換する電源回路と、
    前記電源回路で生成された直流電圧を用いて内部の駆動回路を駆動し、前記平滑回路で平滑された直流電圧を所望の電圧および周波数に変換して圧縮機に印加するインバータ駆動モジュールと、
    前記電源回路で生成された直流電圧で動作し、前記インバータ駆動モジュールを制御するインバータ回路駆動用コントローラと、
    前記電源回路で生成された直流電圧で動作し、空気調和機の空調制御を行う制御メインコントローラと、
    を備え、
    前記制御メインコントローラは、前記インバータ回路駆動用コントローラとの間で同一データの通信を行っており、前記インバータ回路駆動用コントローラとの通信が不成立の場合、タイマーを用いて前記圧縮機の再起動を規定された期間防止し、前記インバータ回路駆動用コントローラに対して供給する直流電圧を制御してリセット操作を行う、
    ことを特徴とする空気調和機制御装置。
  2. 前記制御メインコントローラに動作不良が生じた場合、前記インバータ回路駆動用コントローラおよび前記インバータ駆動モジュールへの直流電圧の供給を停止し、前記圧縮機の運転を停止する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機制御装置。
  3. 前記電源回路は、前記インバータ回路駆動用コントローラへの電圧出力部に、直流電圧の供給をオンオフ可能なオンオフ用リレーを備える、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機制御装置。
  4. 前記制御メインコントローラは、前記オンオフ用リレーを操作して前記リセット操作を行う、
    ことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機制御装置。
  5. 前記オンオフ用リレーは、ベース電流制限抵抗およびエミッタバイアス抵抗を備えたトランジスタによりオン・オフ駆動される、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の空気調和機制御装置。
  6. 前記電源回路は、前記インバータ回路駆動用コントローラへの電圧出力部に、前記制御メインコントローラの操作により直流電圧の出力をオンオフ可能な電圧変換器を備える、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機制御装置。
  7. 前記制御メインコントローラは、前記電圧変換器を操作して前記リセット操作を行う、
    ことを特徴とする請求項6に記載の空気調和機制御装置。
  8. 前記電圧変換器は、ベース電流制限抵抗およびエミッタバイアス抵抗を備えたトランジスタによりオン・オフ駆動される、
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の空気調和機制御装置。
  9. 前記インバータ回路駆動用コントローラの動作状態を表示する表示手段、
    を備え、
    前記制御メインコントローラは、前記インバータ回路駆動用コントローラへのリセット操作が所定の回数以上となった場合、前記表示手段に前記インバータ回路駆動用コントローラが動作不良の状態であることを表示する、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の空気調和機制御装置。
  10. 冷媒配管にて接続されるとともに、相互に情報を通信する室内ユニットと室外ユニットとを有する空気調和機において、前記室内ユニットに運転指令を与えるリモートコントローラに配置された前記表示手段が、前記インバータ回路駆動用コントローラが動作不良の状態であることを表示する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の空気調和機制御装置。
  11. 冷媒配管にて接続されるとともに、相互に情報を通信する室内ユニットと室外ユニットとを有する空気調和機において、前記室外ユニットに配置された前記表示手段が、前記インバータ回路駆動用コントローラが動作不良の状態であることを表示する、
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の空気調和機制御装置。
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