JPH05240522A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH05240522A
JPH05240522A JP4078869A JP7886992A JPH05240522A JP H05240522 A JPH05240522 A JP H05240522A JP 4078869 A JP4078869 A JP 4078869A JP 7886992 A JP7886992 A JP 7886992A JP H05240522 A JPH05240522 A JP H05240522A
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outdoor unit
pipe
unit
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Koji Nagae
公二 永江
Takao Shiina
孝夫 椎名
Ichiro Kamimura
一朗 上村
Kazuhiro Shimura
一廣 志村
Takeshi Okubo
健 大久保
Kunimori Sekigami
邦衛 関上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 いわゆるマルチ形空気調和装置において、運
転中の室外ユニットの冷媒不足を解消することのできる
空気調和装置を提供する。 【構成】 運転中の室外ユニット11 の冷媒不足時に
は、開閉弁251 、開閉弁601 及び第3の開閉弁55
1 を開放することにより、停止中の室外ユニット12
ら冷媒が回収されるので、運転中の室外ユニット11
冷媒不足が発生することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内ユニットから延び
るユニット間配管に、室外ユニットを複数台並列につな
いだ空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数台の室内ユニットを並列に
配置すると共に、各室内ユニットにつながれるユニット
間配管に対し、圧縮機、及び室外熱交換器等を内蔵する
複数台の室外ユニットを並列に接続してなるビル用のマ
ルチ形空気調和装置は知られている(例えば、特開平2
−85656号公報参照)。この種のマルチ形空気調和
装置は、装置の大容量システム化が図れるという利点が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、室外ユニット及び室内ユニット間を流れる冷
媒の流れを開閉弁の開閉により制御する際に、室外ユニ
ットの個別制御器だけで制御しているので、つながれる
室外ユニットの台数や室内ユニットの台数などが異なれ
ば、個別制御器が異なることになるので、室外ユニット
の兼用化が図れないという問題がある。また、従来の構
成では、例えば、複数台の室外ユニットを並列につなぐ
と共に、運転中の室外ユニットのとなりの室外ユニット
に冷媒が寝込んだ際などに、この運転中の室外ユニット
の冷媒が不足して、この運転中の室外ユニットがガス欠
の状態を引き起こすという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、いわゆるマルチ形空気調
和装置において、室外ユニットの兼用化を図ることがで
きると共に、運転中の室外ユニットの冷媒不足を解消す
ることのできる空気調和装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、いわゆるマルチ形の空気調和装置に
おいて、室外ユニットのそれぞれに開閉弁の開閉を制御
する個別制御器を設け、この個別制御器を制御する集中
制御器を設けたことを特徴とするものである。
【0006】第2の発明は、各室外ユニットの油分離器
で分離された潤滑油を圧縮機へ戻す戻し管どうしをバラ
ンス管でつなぎ、このバランス管と室外熱交換器とをつ
なぐ第1の補助管を設けると共に、この第1の補助管
に、運転中において冷媒不足に至った室外ユニットに運
転停止中の室外ユニットの寝込み冷媒を導くための開閉
弁を設けたことを特徴とするものである。
【0007】第3の発明は、室外ユニットの冷媒管に冷
媒調節容器を設け、この冷媒調節容器とバランス管とを
つなぐ第2の補助管を設けると共に、バランス管と圧縮
機の吐出管とをつなぐ第3の補助管を設け、第2、第3
の補助管のそれぞれに、運転中において冷媒不足に至っ
た室外ユニットの高圧冷媒の一部を冷媒の寝込んだ室外
ユニットの冷媒調節容器に送り込むための開閉弁を設け
たことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、いわゆるマルチ形空気調
和装置において、室外ユニットに設けられる個別制御器
のほかに、これらの個別制御器を集中制御する集中制御
器を設けているので、つながれる室外ユニットの台数や
室内ユニットの台数などの変化に対応する制御変更は、
集中制御器の制御変更により対応することができるの
で、個別制御器に制御変更を加える必要はない。よっ
て、広範囲に亘る個別制御器の兼用化が可能になる。ま
た、第2乃至第3の発明によれば、運転中の室外ユニッ
トの冷媒不足時には、開閉弁の開閉により、停止中の室
外ユニットから冷媒が回収されるので、運転中の室外ユ
ニットの冷媒不足が解消される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1において、11 ,12 は室外ユニット
を示し、3は室内ユニットを示している。室外ユニット
1 は、アキュームレータ101 と、圧縮機111 と、
油分離器121 と、四方弁131 と、室外熱交換器14
1 と、室外電動式膨脹弁151 と、冷媒調節器161
で構成されている。なお、171 は室外熱交換器141
のファンである。室外ユニット12 については、以下の
構成を含めて、室外ユニット11 と同じであるので、説
明を省略する。また、室内ユニット3は、室内熱交換器
34と、室内電動式膨脹弁35(以下「室内メカ弁3
5」という。)とで構成される。この室内ユニット3か
らは、ガス管5及び液管7からなるユニット間配管が延
び出し、このユニット間配管には、室外ユニット11
2 が並列に接続される。
【0011】油分離器121 は、圧縮機111 から吐出
される冷媒中の潤滑油を分離するものであり、ここで分
離された潤滑油は戻し管211 ,221 を通じて圧縮機
111 に戻される。戻し管211 には開閉弁231 ,2
1 が設けられる。また、戻し管211 と圧縮機111
の吸込管とは管路65でつながれる。
【0012】室外ユニット11 ,12 の戻し管211
212 どうしは、バランス管51によりつながれる。こ
のバランス管51は、第3の補助管531 を通じて、四
方弁131 とチェッキ弁181 との間につながれ、第3
の補助管531 には第3の開閉弁551 が設けられる。
第3の開閉弁551 が開き、四方弁131 が図示の位置
に切り替わると、バランス管51は室外熱交換器141
に連通する。
【0013】即ち、第3の補助管531 から四方弁13
1 を経て、室外熱交換器141 に至る一連の管路は、バ
ランス管51と室外熱交換器141 とをつなぐ、いわゆ
る第1の補助管を構成する。
【0014】冷媒調節器161 は、第2の補助管571
を通じて、バランス管51につながれ、第2の補助管5
1 には、第2の開閉弁591 が設けられる。冷媒調節
器161 の液管7には開閉弁601 が設けられ、この開
閉弁601 は一方向性を有する電磁弁であり、図中で左
から右への流れを止めることはできない。
【0015】なお、図1において、T1 、T2 は、室内
熱交換器34の出入口温度を検知する温度センサであ
り、T3 、T4 は、室外熱交換器141 ,142 の出入
口温度を検知する温度センサである。
【0016】しかして、この実施例によれば、室外ユニ
ット11 ,12 のそれぞれに各種開閉弁の開閉を制御す
る個別制御器611 ,612 が設けられ、この個別制御
器611 ,612 により、室外ユニット11 ,12 は、
それぞれ独立して運転制御される。そして、個別制御器
611 ,612 は集中制御器63につながれ、この集中
制御器63により、集中制御される。
【0017】これによれば、つながれる室外ユニットの
台数や室内ユニットの台数などの変化に対応する制御変
更は、集中制御器63の制御変更により対応することが
できるので、個別制御器611 ,612 に制御変更を加
える必要はなく、従って、個別制御器611 ,612
種類は、予め6種類程度を準備しておけばよく、広範囲
に亘る個別制御器611 ,612 の兼用化が可能にな
る。
【0018】次に、作用を説明する。
【0019】四方弁131 ,132 が、図1に実線で示
すように切替わると、冷媒は、同図中に矢印で示す方向
に流れる。この場合には、室外ユニット11 ,12 はと
もに運転され、室外電動式膨脹弁151 ,152 は略全
開で、室内メカ弁35は負荷に応じて開度調整される。
室外熱交換器141 ,142 は凝縮器として作用し、室
内熱交換器34は蒸発器として作用する。即ち、室内熱
交換器34からは冷風が送出され、冷房運転が行われ
る。
【0020】四方弁131 ,132 が、図1に点線で示
すように切替わると、冷媒は、同図中で矢印と反対の方
向に流れる。この場合には、室外ユニット11 ,12
ともに運転され、電動式膨脹弁151 ,152 、及び室
内メカ弁35は負荷に応じて開度調整される。室外熱交
換器141 ,142 は蒸発器として作用し、室内熱交換
器34は凝縮器として作用する。即ち、室内熱交換器3
4からは温風が送出され、暖房運転が行われる。
【0021】ところで、いわゆるマルチ形空気調和装置
においては、運転中の室外ユニットのとなりの停止中の
室外ユニットに冷媒が寝込んだ際などに、この運転中の
室外ユニットの冷媒が不足して、ガス欠の状態を引き起
こす恐れが生じる。
【0022】斯る場合に、本実施例によれば、運転中の
室外ユニットの冷媒不足時に冷媒の寝込んだ運転停止中
の室外ユニットから冷媒を導くための制御が行われる。
この場合には、集中制御器63、及び個別制御器6
1 ,612 を介して各種制御弁を開閉することにより
行う。
【0023】この制御を図3の処理フローを参照して説
明すると、まずスタート(S1)して、冷房運転が行わ
れている時に(S2)、室内熱交換器34の出入口温度
差SHが、SH=T1 −T2 ≧5℃か、又は室内メカ弁
35の開度が、開度≧3/4かが判断される(S3)。
即ち、S3では運転中の室外ユニットに冷媒不足が生じ
ているか否かが判断される。S3で、NOであれば、冷
媒不足はないから、そのまゝ冷房制御を継続し、YES
であれば、運転中の室外ユニットは冷媒不足であるか
ら、冷媒を回収できるような停止中の室外ユニットが有
るか否かを確認する(S4)。
【0024】ここで、停止中の室外ユニット有りとなれ
ば、その室外ユニットからの冷媒回収制御を実行する
(S5)。
【0025】具体的には、図2に示すように、運転中の
室外ユニット11 の開閉弁251 、及び開閉弁601
開かれ、冷媒の寝込んだ停止中の室外ユニット12 の第
3の開閉弁552 が開かれる。まとめると図8に示すよ
うになり、ここでは他の開閉弁は閉じられる。
【0026】この開閉操作が行われると、そもそも運転
中の圧縮機111 の戻し管211 において、バランス管
51から圧縮機111 に至る管路は負圧になるので、図
2に示すように、停止中の室外ユニット12 における室
外熱交換器142 などに寝込んだ冷媒は、室外熱交換器
142 から四方弁132 、及び第3の補助管532 を経
てバランス管51に至る一連の管路を通じて、即ち第1
の補助管を通じて、矢印で示すように流れて、運転中の
圧縮機111 の戻し管211 に流入する。
【0027】これによれば、運転中の室外ユニット11
の冷媒が不足することはなく、ガス欠状態が引き起こさ
れることはない。
【0028】ただし、外気温度T0 が約10℃を越えて
いる時には、冷媒の寝込んだ停止中の室外ユニット12
における室外熱交換器142 のファン172 を駆動する
ことが望ましい。ファン172 を駆動することにより冷
媒のガス化が促進され、冷媒を回収し易くなるからであ
る。
【0029】S4(図3参照)にて、停止中の室外ユニ
ット無しとなれば、寝込み冷媒は無いのであるから、冷
媒の不足している室外ユニットの運転能力を低下させる
(S6)。定格の圧縮機を備えた室外ユニットであれ
ば、この室外ユニットの運転を停止するし、インバータ
搭載の圧縮機を備えた室外ユニットであれば、周波数を
下げ、圧縮機の回転数を下げる。
【0030】上述の冷媒回収制御は、約3分間程度継続
させる(S7)。
【0031】3分が経過したら、再びS3と同じ判断を
行う(S8)。ここで判断がNOであれば、もはや冷媒
不足は解消されたのであるから、S5の冷媒回収制御は
終了し(S9)、YESであれば、いまだ冷媒不足は解
消されていないのであるから、S5の冷媒回収制御は継
続する(S10)。
【0032】しかし、S10では、冷媒回収制御の継続
を約3分間程度とし、それ以上経過したら冷媒回収制御
は終了する。S5とS10の制御時間は約6分間にも及
ぶので、その間に冷媒を回収できない筈はなく、仮にそ
れでも冷媒不足が起ったとすれば、もはや停止中の室外
ユニットに寝込み冷媒は無いとみなせるから、S6と同
様に、冷媒の不足している室外ユニットの運転能力を低
下させる(S11)。
【0033】図4は暖房運転時の制御を示す。
【0034】図3の冷房運転時と異なっているのは、冷
媒不足の判断を、室外熱交換器の出入口温度差SH=T
3 −T4 の大小で判断していること(S21,S2
3)、及び冷媒回収制御において、冷媒回収される室外
熱交換器のファンを駆動しないことである(S22)。
暖房運転時(冬期)にファンを駆動すると、外気が寒い
ので、かえって冷媒が液化して、室外熱交換器の冷媒が
回収しにくくなるためである。この暖房運転中の冷媒回
収時の冷媒の流れは図5の実線矢印で示すとおりであ
る。
【0035】図6はさらに他の実施例を示している。
【0036】これによれば、運転中の室外ユニット11
の冷媒不足時に、この室外ユニット11 の高圧冷媒の一
部を冷媒の寝込んだ停止中の室外ユニット12 の冷媒調
節容器162 に送り込み、この冷媒調節容器162 に貯
留された冷媒を、運転中の室外ユニット11 の圧縮機1
1 に送り込む制御が行われる。
【0037】図7を参照して、まずスタート(S31)
して、冷房運転が行われている時に(S32)、室内熱
交換器34の出入口温度差SHが、SH=T1 −T2
5℃か、又は室内メカ弁35の開度が、開度≧3/4か
が判断される(S33)。
【0038】即ち、S33では運転中の室外ユニットに
冷媒不足が生じているか否かが判断される。S33で、
NOであれば、冷媒不足はないから、そのまゝ冷房制御
を継続し、YESであれば、運転中の室外ユニットは冷
媒不足であるから、冷媒を追出せるような停止中の室外
ユニットが有るか否かを確認する(S34)。
【0039】ここで、停止中の室外ユニット有りとなれ
ば、その室外ユニットからの冷媒追出制御を実行する
(S35)。
【0040】具体的には、図9を参照して、運転中の室
外ユニット11 の第3の開閉弁551 と、開閉弁601
とが開放されると共に、冷媒の寝込んだ停止中の室外ユ
ニット12 の開閉弁602 が開放される。
【0041】すると、図6に示すように、圧縮機111
から吐出される高圧冷媒の一部が、チェッキ弁181
経た後、第3の補助管531 、及びバランス管51を通
じて、停止中の室外ユニット12 の冷媒調節容器162
に送り込まれ、この冷媒調節容器162 に貯留された冷
媒が、室内ユニット3を経て、さらに液管5を経て、運
転中の室外ユニット11 の圧縮機111 の吸込み側に送
り込まれる。
【0042】これによれば、運転中の室外ユニット11
の冷媒が不足することはなく、ガス欠状態が引き起こさ
れることはない。
【0043】S34(図7参照)にて、停止中の室外ユ
ニット無しとなれば、寝込み冷媒は無いのであるから、
冷媒の不足している室外ユニットの運転能力を低下させ
る(S36)。定格の圧縮機を備えた室外ユニットであ
れば、この室外ユニットの運転を停止するし、インバー
タ搭載の圧縮機を備えた室外ユニットであれば、周波数
を下げ、圧縮機の回転数を下げる。
【0044】上述の冷媒追出制御は、約3分間程度継続
させる(S37)。
【0045】3分が経過したら、再びS33と同じ判断
を行う(S38)。ここで判断がNOであれば、もはや
冷媒不足は解消されたのであるから、S35の冷媒追出
制御は終了し(S39)、YESであれば、いまだ冷媒
不足は解消されていないのであるから、S35の冷媒追
出制御は継続する(S40)。
【0046】しかし、S40では、冷媒追出制御の継続
を約3分間程度とし、それ以上経過したら冷媒追出制御
は終了する。S35とS40の制御時間は約6分間にも
及ぶので、その間に冷媒を追出せない筈はなく、仮にそ
れでも冷媒不足が起ったとすれば、もはや停止中の室外
ユニットに寝込み冷媒は無いとみなせるから、S36と
同様に、冷媒の不足している室外ユニットの運転能力を
低下させる(S41)。
【0047】図8は暖房運転時の制御を示す。
【0048】図7の冷房運転時と異なっているのは、冷
媒不足の判断を、室外熱交換器の出入口温度差SH=T
3 −T4 の大小で判断していること(S51,S53)
にある。他の構成は同じである。
【0049】なお、上述した制御のうちで、暖房運転時
には図2に示す冷媒回収制御を行うことが効果的であ
り、冷房運転時にはまず図6に示す冷媒追出制御を行っ
た後にそれでも冷媒回収が不十分である場合に、図2に
示す冷媒回収制御を行うことが効果的である。
【0050】以上、一実施例に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は、これに限定されるものでないことは明
らかである。また、潤滑油回収時の制御では、各種開閉
弁を図9に示すように開閉すればよいことは明白であ
る。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1の
発明によれば、いわゆるマルチ形空気調和装置におい
て、室外ユニットに設けられる個別制御器のほかに、こ
れらの個別制御器を集中制御する集中制御器を設けたの
で、つながれる室外ユニットの台数や室内ユニットの台
数などの変化に対応する制御変更は、集中制御器の制御
変更により対応することができるので、個別制御器に制
御変更を加える必要はなく、広範囲に亘る個別制御器の
兼用化が可能になる。また第2乃至第3の発明によれ
ば、運転中の室外ユニットの冷媒不足時に、停止中の室
外ユニットから冷媒を回収するようにしているので、運
転中の室外ユニットの冷媒不足を解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和装置の一例を示す冷媒回
路図である。
【図2】第2の実施例の冷房運転中の冷媒回収時におけ
る冷媒の流れを示す冷媒回路図である。
【図3】冷房運転中の冷媒回収の処理を示すフローチャ
ートである。
【図4】暖房運転中の冷媒回収の処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】第2の実施例の暖房運転中の冷媒回収時におけ
る冷媒の流れを示す冷媒回路図である。
【図6】第3の実施例を示す系統図である。
【図7】冷房時の処理を示すフローチャートである。
【図8】暖房時の処理を示すフローチャートである。
【図9】各種開閉弁の開閉状況を示す図である。
【符号の説明】
1 ,12 室外ユニット 3 室内ユニット 5 ガス管 7 液管 101 ,102 アキュームレータ 111 ,112 圧縮機 141 ,142 室外熱交換器 211 ,212 戻し管 231 ,232 開閉弁 251 ,252 開閉弁 53 第3の補助管 551 ,552 第3の開閉弁 57 第2の補助管 591 ,592 第2の開閉弁 60 開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志村 一廣 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 大久保 健 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 関上 邦衛 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の室外ユニットを室内ユニットか
    ら延びるユニット間配管に並列につなぎ、室外ユニット
    及び室内ユニット間を流れる冷媒の流れを開閉弁の開閉
    により制御する空気調和装置において、室外ユニットの
    それぞれに前記開閉弁の開閉を制御する個別制御器を設
    け、これら個別制御器を制御する集中制御器を備えたこ
    とを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 室外熱交換器と、圧縮機と、油分離器と
    を有し、この油分離器により分離される潤滑油を戻し管
    を介して前記圧縮機へ戻す室外ユニットを複数台備え、
    これら室外ユニットを室内ユニットから延びるユニット
    間配管に並列につなぐと共に、前記各室外ユニットの戻
    し管どうしをバランス管でつないだ空気調和装置におい
    て、前記バランス管と前記室外熱交換器とをつなぐ第1
    の補助管を設け、この第1の補助管に、運転中において
    冷媒不足に至った室外ユニットに運転停止中の室外のユ
    ニットの寝込み冷媒を導くための開閉弁を設けたことを
    特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】 室外熱交換器と、圧縮機と、油分離器と
    を有し、この油分離器により分離される潤滑油を戻し管
    を介して前記圧縮機へ戻す室外ユニットを複数台備え、
    これら室外ユニットを室内ユニットから延びるユニット
    間配管に並列につなぐと共に、前記各室外ユニットの戻
    し管どうしをバランス管でつないだ空気調和装置におい
    て、前記室外ユニットの冷媒管に冷媒調節容器を設け、
    この冷媒調節容器と前記バランス管とをつなぐ第2の補
    助管を設けると共に、バランス管と前記圧縮機の吐出管
    とをつなぐ第3の補助管を設け、第2、第3の補助管の
    それぞれに、運転中において冷媒不足に至った室外ユニ
    ットの高圧冷媒の一部を冷媒の寝込んだ室外ユニットの
    前記冷媒調節容器に送り込むための開閉弁を設けたこと
    を特徴とする空気調和装置。
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