JP2966641B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2313/00—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for
- F25B2313/025—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for using multiple outdoor units
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Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内ユニットから延び
るユニット間配管に、室外ユニットを複数台並列につな
いだ空気調和装置に関する。
るユニット間配管に、室外ユニットを複数台並列につな
いだ空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数台の室内ユニットを並列に
配置すると共に、各室内ユニットにつながれるユニット
間配管に対し、圧縮機、及び室外熱交換器等を内蔵する
複数台の室外ユニットを並列に接続してなるビル用のマ
ルチ形空気調和装置は知られている(例えば、特開平2
−85656号公報参照)。この種のマルチ形空気調和
装置は、装置の大容量システム化が図れるという利点が
ある。
配置すると共に、各室内ユニットにつながれるユニット
間配管に対し、圧縮機、及び室外熱交換器等を内蔵する
複数台の室外ユニットを並列に接続してなるビル用のマ
ルチ形空気調和装置は知られている(例えば、特開平2
−85656号公報参照)。この種のマルチ形空気調和
装置は、装置の大容量システム化が図れるという利点が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、同一冷媒が流れる同一系統内に、複数台の室
外ユニットが並列につながれるので、ある室外ユニット
に冷媒が大量に偏って流れ込んだりすると、その室外ユ
ニットの室外熱交換器などに余剰冷媒が寝込んでしまう
という問題がある。
構成では、同一冷媒が流れる同一系統内に、複数台の室
外ユニットが並列につながれるので、ある室外ユニット
に冷媒が大量に偏って流れ込んだりすると、その室外ユ
ニットの室外熱交換器などに余剰冷媒が寝込んでしまう
という問題がある。
【0004】冷房運転時に室外熱交換器に冷媒が寝込む
と、放熱面積が少なくなるので、冷媒が液化しにくくな
るという問題がある。
と、放熱面積が少なくなるので、冷媒が液化しにくくな
るという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、マルチ形の空気調和装置
において、室外ユニットに余剰冷媒が存在する時、それ
を追出すことのできる空気調和装置を提供することにあ
る。
技術が有する問題点を解消し、マルチ形の空気調和装置
において、室外ユニットに余剰冷媒が存在する時、それ
を追出すことのできる空気調和装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数台の室外ユニットを室内ユニットか
ら延びるユニット間配管に並列につなぐと共に、運転中
の室外ユニットに余剰冷媒があることを検知する余剰冷
媒検知手段を設け、この余剰冷媒検知手段によりこの運
転中の室外ユニットに余剰冷媒があると判断した時、そ
の余剰冷媒を停止中の室外ユニットに導く制御手段を設
けたことを特徴とするものである。
に、本発明は、複数台の室外ユニットを室内ユニットか
ら延びるユニット間配管に並列につなぐと共に、運転中
の室外ユニットに余剰冷媒があることを検知する余剰冷
媒検知手段を設け、この余剰冷媒検知手段によりこの運
転中の室外ユニットに余剰冷媒があると判断した時、そ
の余剰冷媒を停止中の室外ユニットに導く制御手段を設
けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、いわゆるマルチ形空気調和装
置において、余剰冷媒検知手段により運転中の室外ユニ
ットに余剰冷媒があることが検知されると、制御手段に
より停止中の室外ユニットが有るか否かが判断されて、
それが有るとなれば、その停止中の室外ユニットに対し
て、余剰冷媒の有る運転中の室外ユニットから余剰冷媒
が回されて、その余剰冷媒は、停止中の室外ユニット内
に溜め込まれる。
置において、余剰冷媒検知手段により運転中の室外ユニ
ットに余剰冷媒があることが検知されると、制御手段に
より停止中の室外ユニットが有るか否かが判断されて、
それが有るとなれば、その停止中の室外ユニットに対し
て、余剰冷媒の有る運転中の室外ユニットから余剰冷媒
が回されて、その余剰冷媒は、停止中の室外ユニット内
に溜め込まれる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0009】図1において、11 ,12 は室外ユニット
を示し、3は室内ユニットを示している。室外ユニット
11 は、アキュームレータ101 と、圧縮機111 と、
油分離器121 と、四方弁131 と、室外熱交換器14
1 と、室外電動式膨脹弁151 と、冷媒調節器161 と
で構成されている。なお、171 は室外熱交換器141
のファンである。室外ユニット12 については、以下の
構成を含めて、室外ユニット11 と同じであるので、説
明を省略する。また、室内ユニット3は、室内熱交換器
34と、室内電動式膨脹弁35(以下「室内メカ弁3
5」という。)とで構成される。この室内ユニット3か
らは、ガス管5及び液管7からなるユニット間配管が延
び出し、このユニット間配管には、室外ユニット11 ,
12 が並列に接続される。
を示し、3は室内ユニットを示している。室外ユニット
11 は、アキュームレータ101 と、圧縮機111 と、
油分離器121 と、四方弁131 と、室外熱交換器14
1 と、室外電動式膨脹弁151 と、冷媒調節器161 と
で構成されている。なお、171 は室外熱交換器141
のファンである。室外ユニット12 については、以下の
構成を含めて、室外ユニット11 と同じであるので、説
明を省略する。また、室内ユニット3は、室内熱交換器
34と、室内電動式膨脹弁35(以下「室内メカ弁3
5」という。)とで構成される。この室内ユニット3か
らは、ガス管5及び液管7からなるユニット間配管が延
び出し、このユニット間配管には、室外ユニット11 ,
12 が並列に接続される。
【0010】油分離器121 は、圧縮機111 から吐出
される冷媒中の潤滑油を分離するものであり、ここで分
離された潤滑油は戻し管211 ,221 を通じて圧縮機
111 に戻される。戻し管211 には開閉弁231 ,2
51 が設けられる。また、戻し管211 と圧縮機111
の吸込管とは管路65でつながれ、圧縮機111 の吸込
管と冷媒調節器161 につながる管とは管路67でつな
がれ、この管路67には開閉弁691 が設けられる。
される冷媒中の潤滑油を分離するものであり、ここで分
離された潤滑油は戻し管211 ,221 を通じて圧縮機
111 に戻される。戻し管211 には開閉弁231 ,2
51 が設けられる。また、戻し管211 と圧縮機111
の吸込管とは管路65でつながれ、圧縮機111 の吸込
管と冷媒調節器161 につながる管とは管路67でつな
がれ、この管路67には開閉弁691 が設けられる。
【0011】室外ユニット11 ,12 の戻し管211 ,
212 どうしは、バランス管51によりつながれる。こ
のバランス管51は、第1の補助管531 を通じて、四
方弁131 とチェッキ弁181 との間につながれ、第1
の補助管531 には第1の開閉弁551 が設けられる。
第1の開閉弁551 が開き、四方弁131 が図示の位置
に切り替わると、バランス管51は室外熱交換器141
に連通する。
212 どうしは、バランス管51によりつながれる。こ
のバランス管51は、第1の補助管531 を通じて、四
方弁131 とチェッキ弁181 との間につながれ、第1
の補助管531 には第1の開閉弁551 が設けられる。
第1の開閉弁551 が開き、四方弁131 が図示の位置
に切り替わると、バランス管51は室外熱交換器141
に連通する。
【0012】冷媒調節器161 は、第2の補助管571
を通じて、バランス管51につながれ、第2の補助管5
71 には、第2の開閉弁591 が設けられる。冷媒調節
器161 の液管7には開閉弁601 が設けられ、この開
閉弁601 は一方向性を有する電磁弁であり、図中で左
から右への流れを止めることはできない。
を通じて、バランス管51につながれ、第2の補助管5
71 には、第2の開閉弁591 が設けられる。冷媒調節
器161 の液管7には開閉弁601 が設けられ、この開
閉弁601 は一方向性を有する電磁弁であり、図中で左
から右への流れを止めることはできない。
【0013】なお、図1において、T1 は、冷房運転時
における室外熱交換器141 ,142 の凝縮温度を検知
するセンサであり、T2 は、冷房運転時における室外熱
交換器141 ,142 の出口温度を検知するセンサであ
る。
における室外熱交換器141 ,142 の凝縮温度を検知
するセンサであり、T2 は、冷房運転時における室外熱
交換器141 ,142 の出口温度を検知するセンサであ
る。
【0014】そしてまた、この実施例によれば、室外ユ
ニット11 ,12 のそれぞれに各種開閉弁の開閉を制御
する個別制御器611 ,612 が設けられ、この個別制
御器611 ,612 により、室外ユニット11 ,1
2 は、それぞれ独立して運転制御される。そして、個別
制御器611 ,612 は集中制御器63につながれ、こ
の集中制御器63により、集中制御される。
ニット11 ,12 のそれぞれに各種開閉弁の開閉を制御
する個別制御器611 ,612 が設けられ、この個別制
御器611 ,612 により、室外ユニット11 ,1
2 は、それぞれ独立して運転制御される。そして、個別
制御器611 ,612 は集中制御器63につながれ、こ
の集中制御器63により、集中制御される。
【0015】次に、作用を説明する。
【0016】四方弁131 ,132 が、図1に実線で示
すように切替わると、冷媒は、同図中に矢印で示す方向
に流れる。この場合には、室外ユニット11 ,12 はと
もに運転され、室外電動式膨脹弁151 ,152 は略全
開で、室内メカ弁35は負荷に応じて開度調整される。
室外熱交換器141 ,142 は凝縮器として作用し、室
内熱交換器34は蒸発器として作用する。即ち、室内熱
交換器34からは冷風が送出され、冷房運転が行われ
る。
すように切替わると、冷媒は、同図中に矢印で示す方向
に流れる。この場合には、室外ユニット11 ,12 はと
もに運転され、室外電動式膨脹弁151 ,152 は略全
開で、室内メカ弁35は負荷に応じて開度調整される。
室外熱交換器141 ,142 は凝縮器として作用し、室
内熱交換器34は蒸発器として作用する。即ち、室内熱
交換器34からは冷風が送出され、冷房運転が行われ
る。
【0017】四方弁131 ,132 が、図1に点線で示
すように切替わると、冷媒は、同図中で矢印と反対の方
向に流れる。この場合には、室外ユニット11 ,12 は
ともに運転され、電動式膨脹弁151 ,152 、及び室
内メカ弁35は負荷に応じて開度調整される。室外熱交
換器141 ,142 は蒸発器として作用し、室内熱交換
器34は凝縮器として作用する。即ち、室内熱交換器3
4からは温風が送出され、暖房運転が行われる。
すように切替わると、冷媒は、同図中で矢印と反対の方
向に流れる。この場合には、室外ユニット11 ,12 は
ともに運転され、電動式膨脹弁151 ,152 、及び室
内メカ弁35は負荷に応じて開度調整される。室外熱交
換器141 ,142 は蒸発器として作用し、室内熱交換
器34は凝縮器として作用する。即ち、室内熱交換器3
4からは温風が送出され、暖房運転が行われる。
【0018】ところで、いわゆるマルチ形空気調和装置
においては、同一冷媒が流れる同一系統内に、複数台の
室外ユニット11 ,12 が並列につながれるので、ある
室外ユニットに冷媒が大量に偏って流れ込んだりする
と、その室外ユニットの室外熱交換器などに余剰冷媒が
寝込んでしまう恐れがある。
においては、同一冷媒が流れる同一系統内に、複数台の
室外ユニット11 ,12 が並列につながれるので、ある
室外ユニットに冷媒が大量に偏って流れ込んだりする
と、その室外ユニットの室外熱交換器などに余剰冷媒が
寝込んでしまう恐れがある。
【0019】例えば、冷房運転時に室外熱交換器に余剰
冷媒が寝込むと、その室外熱交換器での放熱面積が少な
くなるので、冷媒が液化しにくくなる。
冷媒が寝込むと、その室外熱交換器での放熱面積が少な
くなるので、冷媒が液化しにくくなる。
【0020】かかる場合に、本実施例によれば、図2を
参照して、停止中の室外ユニット1 2 が存在することを
前提として、運転中の室外ユニット11 に余剰冷媒が発
生した時、その余剰冷媒を停止中の室外ユニット12 に
導くための制御が行われる。この場合には、集中制御器
63、及び個別制御器611 ,612 を介して各種制御
弁を開閉することにより行う。
参照して、停止中の室外ユニット1 2 が存在することを
前提として、運転中の室外ユニット11 に余剰冷媒が発
生した時、その余剰冷媒を停止中の室外ユニット12 に
導くための制御が行われる。この場合には、集中制御器
63、及び個別制御器611 ,612 を介して各種制御
弁を開閉することにより行う。
【0021】この制御を図3の処理フローを参照して説
明すると、まずスタート(S1)して、冷房運転が行わ
れている時に(S2)、室外熱交換器141 の凝縮温度
(T1 )と、室外熱交換器141 の出口温度(T2 )と
の差SC(T1 −T2 )が、SC=T1 −T2 ≧15℃
か、が判断される(S3)。即ち、S3では、SC≧1
5℃か、を判断することにより、室外熱交換器141 で
の冷媒の過冷却度を診断し、その結果、SC≧15℃の
場合には、その室外熱交換器141 には余剰冷媒がある
と判断される。
明すると、まずスタート(S1)して、冷房運転が行わ
れている時に(S2)、室外熱交換器141 の凝縮温度
(T1 )と、室外熱交換器141 の出口温度(T2 )と
の差SC(T1 −T2 )が、SC=T1 −T2 ≧15℃
か、が判断される(S3)。即ち、S3では、SC≧1
5℃か、を判断することにより、室外熱交換器141 で
の冷媒の過冷却度を診断し、その結果、SC≧15℃の
場合には、その室外熱交換器141 には余剰冷媒がある
と判断される。
【0022】S3でNOであれば、冷媒不足はないか
ら、そのまゝ冷房制御を継続し、YESであれば、運転
中の室外ユニット11 に余剰冷媒有りであるから、冷媒
を送り込めるような、停止中の室外ユニット12 が有る
か否かを確認する(S4)。ここで、停止中の室外ユニ
ット12 有りとなれば、その室外ユニット12 への余剰
冷媒溜込み制御を実行する(S5)。
ら、そのまゝ冷房制御を継続し、YESであれば、運転
中の室外ユニット11 に余剰冷媒有りであるから、冷媒
を送り込めるような、停止中の室外ユニット12 が有る
か否かを確認する(S4)。ここで、停止中の室外ユニ
ット12 有りとなれば、その室外ユニット12 への余剰
冷媒溜込み制御を実行する(S5)。
【0023】具体的には、図2に示すように、停止中の
室外ユニット12 の開閉弁602 が開かれ、開閉弁59
2 ,692 、及び電動式膨脹弁152 が閉じられる。
室外ユニット12 の開閉弁602 が開かれ、開閉弁59
2 ,692 、及び電動式膨脹弁152 が閉じられる。
【0024】この開閉操作が行われると、図2を参照し
て、運転中の室外ユニット11 (室外熱交換器141 な
ど)に溜り込んだ余剰冷媒は、開閉弁602 を通じて、
点線で示すように、液管7から停止中の室外ユニット1
2 に流れ込む。この際に、開閉弁592 ,692 、及び
電動式膨脹弁152 は閉じられているので、その余剰冷
媒は、停止中の室外ユニット12 の冷媒調節器162 に
溜り込む。
て、運転中の室外ユニット11 (室外熱交換器141 な
ど)に溜り込んだ余剰冷媒は、開閉弁602 を通じて、
点線で示すように、液管7から停止中の室外ユニット1
2 に流れ込む。この際に、開閉弁592 ,692 、及び
電動式膨脹弁152 は閉じられているので、その余剰冷
媒は、停止中の室外ユニット12 の冷媒調節器162 に
溜り込む。
【0025】これによれば、運転中の室外ユニット11
に余剰冷媒が溜り込んだとしても、その余剰冷媒は停止
中の室外ユニット12 の冷媒調節器162 へ流れ込むよ
うにして、室外ユニット11 の室外熱交換器141 に余
剰冷媒が溜まり込まないようにしたので、室外熱交換器
141 における放熱面積が少なくなることはなく、冷媒
が液化しにくくなる等の従来の不都合は解消される。
に余剰冷媒が溜り込んだとしても、その余剰冷媒は停止
中の室外ユニット12 の冷媒調節器162 へ流れ込むよ
うにして、室外ユニット11 の室外熱交換器141 に余
剰冷媒が溜まり込まないようにしたので、室外熱交換器
141 における放熱面積が少なくなることはなく、冷媒
が液化しにくくなる等の従来の不都合は解消される。
【0026】図3を参照し、S4にて、停止中の室外ユ
ニット無しとなれば、冷媒を溜め込む先が無いのである
から、余剰冷媒のある室外ユニットの運転能力を低下さ
せる(S6)。定格の圧縮機を備えた室外ユニットであ
れば、この室外ユニットの運転を停止するし、インバー
タ搭載の圧縮機を備えた室外ユニットであれば、周波数
を下げ、圧縮機の回転数を下げる。
ニット無しとなれば、冷媒を溜め込む先が無いのである
から、余剰冷媒のある室外ユニットの運転能力を低下さ
せる(S6)。定格の圧縮機を備えた室外ユニットであ
れば、この室外ユニットの運転を停止するし、インバー
タ搭載の圧縮機を備えた室外ユニットであれば、周波数
を下げ、圧縮機の回転数を下げる。
【0027】上述の冷媒溜込み制御は、約3分間程度継
続させる(S7)。
続させる(S7)。
【0028】3分が経過したら、再びS3と同じ判断を
行う(S8)。ここで、判断がNOであれば、もはや余
剰冷媒は無いのであるから、S5の冷媒溜込み制御は終
了し(S9)、YESであれば、余剰冷媒はいまだ存在
するのであるから、S5の冷媒溜込み制御は継続する
(S10)。
行う(S8)。ここで、判断がNOであれば、もはや余
剰冷媒は無いのであるから、S5の冷媒溜込み制御は終
了し(S9)、YESであれば、余剰冷媒はいまだ存在
するのであるから、S5の冷媒溜込み制御は継続する
(S10)。
【0029】しかし、S10では、冷媒溜込み制御の継
続を約3分間程度とし、それ以上経過したら冷媒溜込み
制御は終了する。
続を約3分間程度とし、それ以上経過したら冷媒溜込み
制御は終了する。
【0030】S5とS10の制御時間は約6分間にも及
ぶので、その間に余剰冷媒を、停止中の室外ユニット内
に溜め込めない筈はなく、仮にそれでも運転中の室外ユ
ニットに余剰冷媒が有るとすれば、もはや停止中の室外
ユニットに余剰冷媒を溜込む余地は無いとみなせるか
ら、S6と同様に、運転中の室外ユニットの運転能力を
低下させる(S11)。
ぶので、その間に余剰冷媒を、停止中の室外ユニット内
に溜め込めない筈はなく、仮にそれでも運転中の室外ユ
ニットに余剰冷媒が有るとすれば、もはや停止中の室外
ユニットに余剰冷媒を溜込む余地は無いとみなせるか
ら、S6と同様に、運転中の室外ユニットの運転能力を
低下させる(S11)。
【0031】図4は暖房運転時の制御を示す。
【0032】図3の冷房運転時と異なっているのは、余
剰冷媒有無の判断を、室内メカ弁の開度で判断している
ことである(S21,S23)。
剰冷媒有無の判断を、室内メカ弁の開度で判断している
ことである(S21,S23)。
【0033】以上、一実施例に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は、これに限定されるものでないことは明
らかである。例えば、停止中の室外ユニットに余剰冷媒
を溜め込むに際しては、停止中の室外ユニットにおける
冷媒調節器だけではなく、その室外熱交換器に溜め込む
ようにしてもよい。
たが、本発明は、これに限定されるものでないことは明
らかである。例えば、停止中の室外ユニットに余剰冷媒
を溜め込むに際しては、停止中の室外ユニットにおける
冷媒調節器だけではなく、その室外熱交換器に溜め込む
ようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、いわゆるマルチ形空気調和装置において、運
転中の室外ユニットに余剰冷媒が有っても、これを停止
中の室外ユニットに溜め込むことができるので、余剰冷
媒に起因する不都合を解消することができる。
によれば、いわゆるマルチ形空気調和装置において、運
転中の室外ユニットに余剰冷媒が有っても、これを停止
中の室外ユニットに溜め込むことができるので、余剰冷
媒に起因する不都合を解消することができる。
【図1】本発明による空気調和装置の一例を示す冷媒回
路図である。
路図である。
【図2】冷房運転中の冷媒溜込み時における冷媒の流れ
を示す冷媒回路図である。
を示す冷媒回路図である。
【図3】冷房運転中の冷媒溜込みの処理を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図4】暖房運転中の冷媒溜込みの処理を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
11 ,12 室外ユニット 3 室内ユニット 5 ガス管 7 液管 101 ,102 アキュームレータ 111 ,112 圧縮機 141 ,142 室外熱交換器 551 ,552 第1の開閉弁 591 ,592 第2の開閉弁 60 開閉弁 691 ,692 開閉弁
Claims (1)
- 【請求項1】 複数台の室外ユニットを室内ユニットか
ら延びるユニット間配管に並列につないだ空気調和装置
において、運転中の室外ユニットに余剰冷媒があること
を検知する余剰冷媒検知手段を設け、この余剰冷媒検知
手段により運転中の室外ユニットに余剰冷媒があると判
断した時、その余剰冷媒を停止中の室外ユニットに導く
制御手段を設けたことを特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (12)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4116835A JP2966641B2 (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 空気調和装置 |
| TW082100816A TW212224B (ja) | 1992-02-28 | 1993-02-06 | |
| DE69320230T DE69320230T2 (de) | 1992-02-28 | 1993-02-24 | Klimagerät |
| US08/021,890 US5361595A (en) | 1992-02-28 | 1993-02-24 | Air-conditioning apparatus |
| EP96111716A EP0744581B1 (en) | 1992-02-28 | 1993-02-24 | Air-conditioning apparatus |
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