JP2508183B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
- Publication number
- JP2508183B2 JP2508183B2 JP63107278A JP10727888A JP2508183B2 JP 2508183 B2 JP2508183 B2 JP 2508183B2 JP 63107278 A JP63107278 A JP 63107278A JP 10727888 A JP10727888 A JP 10727888A JP 2508183 B2 JP2508183 B2 JP 2508183B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- refrigerant
- pipe
- cooling
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、容量制御が可能な圧縮機を備えた空気調和
装置に関する。
装置に関する。
(従来の技術) 従来より、容量制御の可能な圧縮機を備えた空気調和
装置において、利用側熱交換器の負荷が小さく、かつ圧
縮機の容量が最小の場合、利用側熱交換器と熱源側熱交
換器の容量の差が増大し、相対的に利用側熱交換器が小
さくなり、冷房時の蒸発圧力降下および暖房時の凝縮圧
力上昇をまねく。そこで、冷媒回路にバイパス管を設け
て冷媒量を制御することにより能力を制御するものは公
知である(特開昭59−195046号公報等参照)。
装置において、利用側熱交換器の負荷が小さく、かつ圧
縮機の容量が最小の場合、利用側熱交換器と熱源側熱交
換器の容量の差が増大し、相対的に利用側熱交換器が小
さくなり、冷房時の蒸発圧力降下および暖房時の凝縮圧
力上昇をまねく。そこで、冷媒回路にバイパス管を設け
て冷媒量を制御することにより能力を制御するものは公
知である(特開昭59−195046号公報等参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記従来の技術では、冷媒をバイパスさせて
利用側熱交換器における能力を調節させているが、圧縮
機の入力はあまり低下しないため、装置全体としてみる
と効率が低下してしまう。
利用側熱交換器における能力を調節させているが、圧縮
機の入力はあまり低下しないため、装置全体としてみる
と効率が低下してしまう。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するために、第1請求項の発明にお
いては、第1図に示すように、容量制御が可能な圧縮機
1、蒸発器となる水冷熱交換器3a、暖房用膨張機構4、
個別に能力制御が可能な凝縮器となる複数の利用側熱交
換器7aを順次冷媒管により連結した空気調和系統Yaを複
数形成し、加熱装置により加熱された温水を供給する温
水源ユニット13に複数の前記空気調和系統Ya,…の各水
冷熱交換器3a,…を水配管により接続した空気調和装置
において、液側冷媒管16と高圧ガス側冷媒管17aとを連
通する連通冷媒管18aと、前記水冷熱交換器3aの入口側
水配管19から分岐し、出口側水配管20に接続する水支管
21と、前記連通冷媒管18aを通る冷媒と前記水支管21を
通る水との間で熱交換する補助水冷熱交換器14aと、前
記圧縮機1の最小容量運転時に前記連通冷媒管18aを通
る冷媒を凝縮圧力あるいは凝縮温度に応じて制御する冷
媒制御弁15とを備えている。
いては、第1図に示すように、容量制御が可能な圧縮機
1、蒸発器となる水冷熱交換器3a、暖房用膨張機構4、
個別に能力制御が可能な凝縮器となる複数の利用側熱交
換器7aを順次冷媒管により連結した空気調和系統Yaを複
数形成し、加熱装置により加熱された温水を供給する温
水源ユニット13に複数の前記空気調和系統Ya,…の各水
冷熱交換器3a,…を水配管により接続した空気調和装置
において、液側冷媒管16と高圧ガス側冷媒管17aとを連
通する連通冷媒管18aと、前記水冷熱交換器3aの入口側
水配管19から分岐し、出口側水配管20に接続する水支管
21と、前記連通冷媒管18aを通る冷媒と前記水支管21を
通る水との間で熱交換する補助水冷熱交換器14aと、前
記圧縮機1の最小容量運転時に前記連通冷媒管18aを通
る冷媒を凝縮圧力あるいは凝縮温度に応じて制御する冷
媒制御弁15とを備えている。
第2請求項の発明においては、第2図に示すように、
容量制御が可能な圧縮機1、凝縮器となる水冷熱交換器
3b、複数の冷房用膨張機構6、個別に能力制御が可能な
蒸発器となる複数の利用側熱交換器7bを順次冷媒管によ
り連結した空気調和系統Ybを複数形成し、冷却水ユニッ
ト12に複数の前記空気調和系統Yb,…の各水冷熱交換器3
b,…を水配管により接続した空気調和装置において、液
側冷媒管16と低圧ガス側冷媒管17bとを連通する連通冷
媒管18bと、前記水冷熱交換器3bの入口側水配管19から
分岐し、出口側水配管20に接続する水支管21と、前記連
通冷媒管186を通る冷媒と前記水支管21を通る水との間
で熱交換する補助水冷熱交換器14bと、前記圧縮機1の
最小容量運転時に前記連通冷媒管18bを通る冷媒を蒸発
圧力あるいは蒸発温度に応じて制御する冷媒制御弁15と
を備えている。
容量制御が可能な圧縮機1、凝縮器となる水冷熱交換器
3b、複数の冷房用膨張機構6、個別に能力制御が可能な
蒸発器となる複数の利用側熱交換器7bを順次冷媒管によ
り連結した空気調和系統Ybを複数形成し、冷却水ユニッ
ト12に複数の前記空気調和系統Yb,…の各水冷熱交換器3
b,…を水配管により接続した空気調和装置において、液
側冷媒管16と低圧ガス側冷媒管17bとを連通する連通冷
媒管18bと、前記水冷熱交換器3bの入口側水配管19から
分岐し、出口側水配管20に接続する水支管21と、前記連
通冷媒管186を通る冷媒と前記水支管21を通る水との間
で熱交換する補助水冷熱交換器14bと、前記圧縮機1の
最小容量運転時に前記連通冷媒管18bを通る冷媒を蒸発
圧力あるいは蒸発温度に応じて制御する冷媒制御弁15と
を備えている。
第3請求項の発明においては、第3図に示すように、
容量制御が可能な圧縮機1、四路切換弁2、冷房時凝縮
器となり暖房時蒸発器となる水冷熱交換器3、暖房用膨
張機構4、複数の冷房用膨張機構6および冷房時蒸発器
となり暖房時凝縮器となる個別に能力制御が可能な複数
の利用側熱交換器7を順次冷媒管により連結した空気調
和系統Yを複数形成し、冷房時に運転する冷却水ユニッ
ト12と暖房時に運転する加熱装置により加熱された温水
を供給する温水源ユニット13とからなる冷温水源ユニッ
トXに複数の前記空気調和系統Y,…の各水冷熱交換器3,
…を水配管により接続した空気調和装置において、液側
冷媒管16とガス側冷媒管17とを連通する連通冷媒管18
と、前記水冷熱交換器3の入口側水配管19から分岐し、
出口側水配管20に接続する水支管21と、前記連通冷媒管
18を通る冷媒と前記水支管21を通る水との間で熱交換す
る補助水冷熱交換器14と、前記圧縮機1の最小容量運転
時に前記連通冷媒管18を通る冷媒を暖房時は凝縮圧力あ
るいは凝縮温度、冷房時は蒸発圧力あるいは蒸発温度に
応じて制御する冷媒制御弁15とを備えている。
容量制御が可能な圧縮機1、四路切換弁2、冷房時凝縮
器となり暖房時蒸発器となる水冷熱交換器3、暖房用膨
張機構4、複数の冷房用膨張機構6および冷房時蒸発器
となり暖房時凝縮器となる個別に能力制御が可能な複数
の利用側熱交換器7を順次冷媒管により連結した空気調
和系統Yを複数形成し、冷房時に運転する冷却水ユニッ
ト12と暖房時に運転する加熱装置により加熱された温水
を供給する温水源ユニット13とからなる冷温水源ユニッ
トXに複数の前記空気調和系統Y,…の各水冷熱交換器3,
…を水配管により接続した空気調和装置において、液側
冷媒管16とガス側冷媒管17とを連通する連通冷媒管18
と、前記水冷熱交換器3の入口側水配管19から分岐し、
出口側水配管20に接続する水支管21と、前記連通冷媒管
18を通る冷媒と前記水支管21を通る水との間で熱交換す
る補助水冷熱交換器14と、前記圧縮機1の最小容量運転
時に前記連通冷媒管18を通る冷媒を暖房時は凝縮圧力あ
るいは凝縮温度、冷房時は蒸発圧力あるいは蒸発温度に
応じて制御する冷媒制御弁15とを備えている。
(作用) 第1請求項の発明においては、圧縮機1の容量が最小
であって利用側熱交換器7aの能力をさらに小さくする必
要がある場合、凝縮圧力あるいは凝縮温度に応じて連通
冷媒管18aに通る冷媒を制御して、凝縮圧力を降下させ
ることができ、より低能力の運転ができる。それと同時
に、補助水冷熱交換器14aにおいて熱回収することによ
り、連通冷媒管18aを通る冷媒との間で熱交換された水
が、温水源ユニット13に戻る水の温度を上昇するため、
温水源ユニット13の加熱装置における加熱量を節減する
ことができるので、装置全体としての効率を低下させな
い。
であって利用側熱交換器7aの能力をさらに小さくする必
要がある場合、凝縮圧力あるいは凝縮温度に応じて連通
冷媒管18aに通る冷媒を制御して、凝縮圧力を降下させ
ることができ、より低能力の運転ができる。それと同時
に、補助水冷熱交換器14aにおいて熱回収することによ
り、連通冷媒管18aを通る冷媒との間で熱交換された水
が、温水源ユニット13に戻る水の温度を上昇するため、
温水源ユニット13の加熱装置における加熱量を節減する
ことができるので、装置全体としての効率を低下させな
い。
第2請求項の発明においては、圧縮機1の容量が最小
であって利用側熱交換器7bの能力をさらに小さくする必
要がある場合、蒸発圧力あるいは蒸発温度に応じて連通
冷媒管18bに通る冷媒を制御して、蒸発圧力を上昇させ
ることができ、より低能力の運転ができる。それと同時
に、補助水冷熱交換器14bにおいて熱回収することによ
り、連通冷媒管18bを通る冷媒との間で熱交換された水
が冷却水ユニット12に戻る水の温度を低下するため、他
の空気調和系統Yの凝縮温度を低くすることができ、装
置全体としての効率を低下させない。
であって利用側熱交換器7bの能力をさらに小さくする必
要がある場合、蒸発圧力あるいは蒸発温度に応じて連通
冷媒管18bに通る冷媒を制御して、蒸発圧力を上昇させ
ることができ、より低能力の運転ができる。それと同時
に、補助水冷熱交換器14bにおいて熱回収することによ
り、連通冷媒管18bを通る冷媒との間で熱交換された水
が冷却水ユニット12に戻る水の温度を低下するため、他
の空気調和系統Yの凝縮温度を低くすることができ、装
置全体としての効率を低下させない。
第3請求項の発明においては、暖房運転時は第1請求
項の発明の作用、冷房運転時は第2請求項の発明の作用
がある。
項の発明の作用、冷房運転時は第2請求項の発明の作用
がある。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図、第2図は第1請求項の発明の一実施例に係る空気
調和装置の構成図、フロー線図であり、第3図、第4図
は第2請求項の発明の一実施例に係る第1図、第2図相
当図、第5図、第6図は第3請求項の発明の一実施例に
係る第1図、第2図相当図である。
1図、第2図は第1請求項の発明の一実施例に係る空気
調和装置の構成図、フロー線図であり、第3図、第4図
は第2請求項の発明の一実施例に係る第1図、第2図相
当図、第5図、第6図は第3請求項の発明の一実施例に
係る第1図、第2図相当図である。
先ず、第3請求項の発明について説明する。
第5図において、Aは熱源ユニット、B〜Dは該熱源
ユニットAに並列に接続した室内ユニットである。前記
熱源ユニットAには、容量制御が可能な圧縮機1と、冷
房運転時には図中実線のように切換わり、暖房運転時に
は図中破線のように切換わる四路切換弁2と、冷房時凝
縮器となり暖房時蒸発器となる水冷熱交換器3と、冷房
時には開放し、暖房時には冷媒の絞り作用を行う暖房用
膨張機構4と、液化した冷媒を貯蔵するレシーバ5と、
アキュムレータ9とを内蔵しており、該各機器は冷媒管
を介して冷媒を流通可能にし、さらに液側冷媒管16とガ
ス側冷媒管17とを連通させる連通冷媒管18と、前記水冷
熱交換器3の入口側水配管19から分岐して出口側水配管
20に接続する水支管21との間で熱交換する補助水冷熱交
換器14と、前記連通冷媒管18を通る冷媒を制御する冷媒
制御弁15とが設けられている。そして、11は前記圧縮機
1の駆動周波数を調節するインバータ、10は暖房時には
吐出ガスの圧力、冷房時には吸入ガスの圧力を検知する
圧力センサである。
ユニットAに並列に接続した室内ユニットである。前記
熱源ユニットAには、容量制御が可能な圧縮機1と、冷
房運転時には図中実線のように切換わり、暖房運転時に
は図中破線のように切換わる四路切換弁2と、冷房時凝
縮器となり暖房時蒸発器となる水冷熱交換器3と、冷房
時には開放し、暖房時には冷媒の絞り作用を行う暖房用
膨張機構4と、液化した冷媒を貯蔵するレシーバ5と、
アキュムレータ9とを内蔵しており、該各機器は冷媒管
を介して冷媒を流通可能にし、さらに液側冷媒管16とガ
ス側冷媒管17とを連通させる連通冷媒管18と、前記水冷
熱交換器3の入口側水配管19から分岐して出口側水配管
20に接続する水支管21との間で熱交換する補助水冷熱交
換器14と、前記連通冷媒管18を通る冷媒を制御する冷媒
制御弁15とが設けられている。そして、11は前記圧縮機
1の駆動周波数を調節するインバータ、10は暖房時には
吐出ガスの圧力、冷房時には吸入ガスの圧力を検知する
圧力センサである。
また、前記室内ユニットB〜Dは同一構成であり、各
々、冷房時蒸発器となり暖房時凝縮器となる利用側熱交
換器7,…と、暖房時には冷媒流量を調節し、冷房時には
冷媒の絞り作用を行う冷房用膨張機構6,…とを備え、該
各機器を冷媒管により連結している。なお、前記利用側
熱交換器7は室内空気と熱交換するものであり、8は該
利用側熱交換器7用の送風機である。
々、冷房時蒸発器となり暖房時凝縮器となる利用側熱交
換器7,…と、暖房時には冷媒流量を調節し、冷房時には
冷媒の絞り作用を行う冷房用膨張機構6,…とを備え、該
各機器を冷媒管により連結している。なお、前記利用側
熱交換器7は室内空気と熱交換するものであり、8は該
利用側熱交換器7用の送風機である。
さらに、冷温水源ユニットXは冷房時に運転する冷却
水ユニット12、暖房時に運転する温水源ユニット13で構
成され、該冷却ユニット12、該温水源ユニット13から延
びる往管26,28、復管27,29は水配管25に接続し、各接続
点には接続点切換弁30…を設けており、前記水配管25か
ら往水配管23と復水配管24を延ばし、該往水配管23には
ポンプPを介装し、複数の前記水冷熱交換器3,…の入口
側水配管19,…、出口側水配管20…が往水配管23、復水
配管24に接続され、水冷熱交換器3,…ごとに空気調和系
統Y,…を形成している。
水ユニット12、暖房時に運転する温水源ユニット13で構
成され、該冷却ユニット12、該温水源ユニット13から延
びる往管26,28、復管27,29は水配管25に接続し、各接続
点には接続点切換弁30…を設けており、前記水配管25か
ら往水配管23と復水配管24を延ばし、該往水配管23には
ポンプPを介装し、複数の前記水冷熱交換器3,…の入口
側水配管19,…、出口側水配管20…が往水配管23、復水
配管24に接続され、水冷熱交換器3,…ごとに空気調和系
統Y,…を形成している。
熱源ユニットAと室内ユニットB〜Dとは、連絡配管
によりそれぞれ連結して空気調和系統Yを形成してお
り、空気調和装置の冷房運転時は、接続点切換弁30,…
は冷却水ユニット12から水冷熱交換器3に冷却水を供給
するように切換え、四路切換弁2を実線のようにして、
圧縮機1から吐出した高圧冷媒ガスは水冷熱交換器3に
より熱交換を受けて液化され、開放された暖房用膨張機
構4を経て、レシーバ5に液貯蔵される。そして、室内
ユニットB〜Dに分岐して送られ、冷房用膨張機構6,…
により絞り作用を受けて低圧冷媒液となり、利用側熱交
換器7,…で蒸発により冷房を行い、ガス状態となって合
流したのち、アキュムレータ9を経て圧縮機1に戻る。
そしてこのとき、各室内ユニットB〜Dでは各室内の空
調負荷に基づいて各冷房用膨張機構6,…の開度が制御さ
れ、その開度と送風機8の風量とによって各利用側熱交
換器7,…の冷房能力制御が行われる。一方、熱源ユニッ
トAでは、圧力センサ10により検知される吸入ガス圧力
値から算出する各利用側熱交換器7,…の能力が適正範囲
に保持されるように圧縮機1の容量制御が行なわれてい
る。
によりそれぞれ連結して空気調和系統Yを形成してお
り、空気調和装置の冷房運転時は、接続点切換弁30,…
は冷却水ユニット12から水冷熱交換器3に冷却水を供給
するように切換え、四路切換弁2を実線のようにして、
圧縮機1から吐出した高圧冷媒ガスは水冷熱交換器3に
より熱交換を受けて液化され、開放された暖房用膨張機
構4を経て、レシーバ5に液貯蔵される。そして、室内
ユニットB〜Dに分岐して送られ、冷房用膨張機構6,…
により絞り作用を受けて低圧冷媒液となり、利用側熱交
換器7,…で蒸発により冷房を行い、ガス状態となって合
流したのち、アキュムレータ9を経て圧縮機1に戻る。
そしてこのとき、各室内ユニットB〜Dでは各室内の空
調負荷に基づいて各冷房用膨張機構6,…の開度が制御さ
れ、その開度と送風機8の風量とによって各利用側熱交
換器7,…の冷房能力制御が行われる。一方、熱源ユニッ
トAでは、圧力センサ10により検知される吸入ガス圧力
値から算出する各利用側熱交換器7,…の能力が適正範囲
に保持されるように圧縮機1の容量制御が行なわれてい
る。
また、暖房運転時は、接続点切換弁30,…を切換えて
温水源ユニット13が水冷熱交換器3に温水を供給するよ
うにし、四路切換弁2を破線のようにして、圧縮機1か
ら吐出した高圧冷媒ガスはガス側冷媒管17から室内ユニ
ットB〜Dに分岐して送られ、利用側熱交換器7,…で凝
縮により暖房を行い、液冷媒となり、冷媒流量の調節を
している冷房用膨張機構6,…を経て合流したのち、レシ
ーバ5に液貯蔵される。そして、暖房用膨張機構4によ
り絞り作用を受けて低圧冷媒液となり、水冷熱交換器3
で蒸発してガス冷媒となったのち、アキュムレータ9を
経て圧縮機1に戻る。このとき、各室内ユニットB〜D
では各室内の空調負荷に基づいて、各冷房用膨張機構6,
…の開度を調節して各利用側熱交換器7,…への冷媒容量
の分配比が決定される。そして、その流量と送風機8の
風量とによって各利用側熱交換器7,…の暖房能力制御が
行われる。一方、熱源ユニツトAでは、水冷熱交換器3
における過熱度を一定にするように暖房用膨張弁4の開
度制御が行なわれると同時に、圧力センサ10により検知
される吐出ガス圧力値から算出する各利用側熱交換器7,
…の能力が適正範囲に保持されるように圧縮機1の容量
制御が行われる。以上の空気調和装置において、圧縮機
1の容量制御が最小にしても、利用側熱交換器7,…の運
転台数が少なくかつ負荷が小さいような場合、ガス側冷
媒管17の圧力センサ10により検知される、冷房時の蒸発
圧力Pe、暖房時の凝縮圧力Pcに応じて連通冷媒管18に介
装された冷媒制御弁15を開閉し、さらに冷房時には該冷
媒制御弁15により冷媒の絞り作用を行い補助水冷熱交換
器14において水支管21を流れる水と連通冷媒管18を通る
冷媒との間で熱交換させる。補助水冷熱交換器14で熱交
換された水は、出口側水配管20から復水配管24に戻る水
の温度を冷房時は低く、暖房時は高くする。よって、冷
房時は、冷却水ユニット12が例えばクーリングタワーで
あれば冷却水の温度がより低くなり、他の空気調和系統
Yの水冷熱交換器3において、負荷が大きい場合には有
効である。また、暖房時は、温水源ユニット13が加熱装
置により、一定温度の温水を供給するものであれば、温
水源ユニット13に戻る水の温度が高くなることにより、
加熱装置における加熱量を減少できる。
温水源ユニット13が水冷熱交換器3に温水を供給するよ
うにし、四路切換弁2を破線のようにして、圧縮機1か
ら吐出した高圧冷媒ガスはガス側冷媒管17から室内ユニ
ットB〜Dに分岐して送られ、利用側熱交換器7,…で凝
縮により暖房を行い、液冷媒となり、冷媒流量の調節を
している冷房用膨張機構6,…を経て合流したのち、レシ
ーバ5に液貯蔵される。そして、暖房用膨張機構4によ
り絞り作用を受けて低圧冷媒液となり、水冷熱交換器3
で蒸発してガス冷媒となったのち、アキュムレータ9を
経て圧縮機1に戻る。このとき、各室内ユニットB〜D
では各室内の空調負荷に基づいて、各冷房用膨張機構6,
…の開度を調節して各利用側熱交換器7,…への冷媒容量
の分配比が決定される。そして、その流量と送風機8の
風量とによって各利用側熱交換器7,…の暖房能力制御が
行われる。一方、熱源ユニツトAでは、水冷熱交換器3
における過熱度を一定にするように暖房用膨張弁4の開
度制御が行なわれると同時に、圧力センサ10により検知
される吐出ガス圧力値から算出する各利用側熱交換器7,
…の能力が適正範囲に保持されるように圧縮機1の容量
制御が行われる。以上の空気調和装置において、圧縮機
1の容量制御が最小にしても、利用側熱交換器7,…の運
転台数が少なくかつ負荷が小さいような場合、ガス側冷
媒管17の圧力センサ10により検知される、冷房時の蒸発
圧力Pe、暖房時の凝縮圧力Pcに応じて連通冷媒管18に介
装された冷媒制御弁15を開閉し、さらに冷房時には該冷
媒制御弁15により冷媒の絞り作用を行い補助水冷熱交換
器14において水支管21を流れる水と連通冷媒管18を通る
冷媒との間で熱交換させる。補助水冷熱交換器14で熱交
換された水は、出口側水配管20から復水配管24に戻る水
の温度を冷房時は低く、暖房時は高くする。よって、冷
房時は、冷却水ユニット12が例えばクーリングタワーで
あれば冷却水の温度がより低くなり、他の空気調和系統
Yの水冷熱交換器3において、負荷が大きい場合には有
効である。また、暖房時は、温水源ユニット13が加熱装
置により、一定温度の温水を供給するものであれば、温
水源ユニット13に戻る水の温度が高くなることにより、
加熱装置における加熱量を減少できる。
次に、第6図に基づいて連通冷媒管18に介装された冷
媒制御弁15の作動態様を説明する。尚、S1〜S15はステ
ップ番号を示す。また、制御弁15が開いている状態から
開弁するのを冷房時の蒸発圧力PeがP2を越えていると
き、および暖房時の凝縮圧力PcがP3未満のときとし、閉
じている状態から開弁するのを冷房時の蒸発圧力PeがP1
未満のとき、および暖房時の凝縮圧力PcがP4を越えてい
るときとして、P1<P2,P3<P4とする。(第7図) 先ずS2において、圧縮機1が作動しているか否かを判
定して作動していないNOの場合はS2に戻り、作動してい
るYESの場合はS3に進み、圧縮機1が最小容量で運転し
ているか否かを判定し、最小容量でないNOの場合はS2に
戻り、最小容量であるYESの場合はS4に進む。S4におい
ては、冷媒制御弁15の開閉状態を検知して、閉じている
NOの場合はS5に進み、開いているYESの場合はS10に進
む。S5およびS10においては、冷房運転中であるか暖房
運転中であるかを検知して、冷房運転中であるときS5に
おいてはS6、S10においてはS11に進み、暖房運転中であ
るときS5においてはS7、S10においてはS12に進む。S6に
おいては、蒸発圧力PeがP1未満であるか否かを判定し、
P1以上であるNOの場合はS2に戻り、P1未満であるYESの
場合はS8に進む。S7においては、凝縮圧力PcがP4を越え
ているか否かを判定し、P4以下であるNOの場合はS2に戻
り、P4を越えているYESの場合はS9に進む。S8において
は、冷媒制御弁15は、あらかじめ設定している設定蒸発
圧力Pesと蒸発圧力Peとの圧力差ΔPeによって開度調節
をするのである。具体的には、圧力差ΔPeに比例したP
動作、あるいはP動作に圧力差ΔPeの積分に比例するI
動作を加えたPI動作、あるいはP動作に圧力差ΔPeの微
分に比例するD動作を加えたPD動作、あるいはP動作に
I動作とD動作とを加えたPID動作によって開度を調節
し、絞り作用をもたらしてS2に戻る。S9においては、冷
媒制御弁15はあらかじめ設定している設定凝縮圧力Pcs
と凝縮圧力Pcとの圧力差ΔPcによって開度調節するので
ある。具体的には、P動作あるいはPI動作あるいはPD動
作あるいはPID動作によって開度を調節して、連通冷媒
管18への冷媒流量の分配化を決定し、S2に戻る。S11に
おいては、蒸発圧力PeがP2を越えているか否かを判定
し、P2以下であるNOの場合はS14に進み、P2を越えてい
るYESの場合はS13に進む。S12においては、凝縮圧力Pc
がP3未満であるか否かを判定し、P3以上であるNOの場合
はS15に進み、P3未満であるYESの場合はS13に進む。S13
においては、冷媒制御弁15を閉弁したのちS2に戻る。S1
4においてはS8と同様に冷媒制御弁15の開度調節をした
のち、S2に戻る。S15においてはS9と同様に冷媒制御弁1
5の開度調節をしたのち、S2に戻る。
媒制御弁15の作動態様を説明する。尚、S1〜S15はステ
ップ番号を示す。また、制御弁15が開いている状態から
開弁するのを冷房時の蒸発圧力PeがP2を越えていると
き、および暖房時の凝縮圧力PcがP3未満のときとし、閉
じている状態から開弁するのを冷房時の蒸発圧力PeがP1
未満のとき、および暖房時の凝縮圧力PcがP4を越えてい
るときとして、P1<P2,P3<P4とする。(第7図) 先ずS2において、圧縮機1が作動しているか否かを判
定して作動していないNOの場合はS2に戻り、作動してい
るYESの場合はS3に進み、圧縮機1が最小容量で運転し
ているか否かを判定し、最小容量でないNOの場合はS2に
戻り、最小容量であるYESの場合はS4に進む。S4におい
ては、冷媒制御弁15の開閉状態を検知して、閉じている
NOの場合はS5に進み、開いているYESの場合はS10に進
む。S5およびS10においては、冷房運転中であるか暖房
運転中であるかを検知して、冷房運転中であるときS5に
おいてはS6、S10においてはS11に進み、暖房運転中であ
るときS5においてはS7、S10においてはS12に進む。S6に
おいては、蒸発圧力PeがP1未満であるか否かを判定し、
P1以上であるNOの場合はS2に戻り、P1未満であるYESの
場合はS8に進む。S7においては、凝縮圧力PcがP4を越え
ているか否かを判定し、P4以下であるNOの場合はS2に戻
り、P4を越えているYESの場合はS9に進む。S8において
は、冷媒制御弁15は、あらかじめ設定している設定蒸発
圧力Pesと蒸発圧力Peとの圧力差ΔPeによって開度調節
をするのである。具体的には、圧力差ΔPeに比例したP
動作、あるいはP動作に圧力差ΔPeの積分に比例するI
動作を加えたPI動作、あるいはP動作に圧力差ΔPeの微
分に比例するD動作を加えたPD動作、あるいはP動作に
I動作とD動作とを加えたPID動作によって開度を調節
し、絞り作用をもたらしてS2に戻る。S9においては、冷
媒制御弁15はあらかじめ設定している設定凝縮圧力Pcs
と凝縮圧力Pcとの圧力差ΔPcによって開度調節するので
ある。具体的には、P動作あるいはPI動作あるいはPD動
作あるいはPID動作によって開度を調節して、連通冷媒
管18への冷媒流量の分配化を決定し、S2に戻る。S11に
おいては、蒸発圧力PeがP2を越えているか否かを判定
し、P2以下であるNOの場合はS14に進み、P2を越えてい
るYESの場合はS13に進む。S12においては、凝縮圧力Pc
がP3未満であるか否かを判定し、P3以上であるNOの場合
はS15に進み、P3未満であるYESの場合はS13に進む。S13
においては、冷媒制御弁15を閉弁したのちS2に戻る。S1
4においてはS8と同様に冷媒制御弁15の開度調節をした
のち、S2に戻る。S15においてはS9と同様に冷媒制御弁1
5の開度調節をしたのち、S2に戻る。
次に第1請求項の発明の一実施例について第1図およ
び第2図に基づいて説明する。
び第2図に基づいて説明する。
第1図における空気調和装置は暖房専用のものであ
り、第3請求項の発明の実施例との相違点は、四路切換
弁2はなく、水冷熱交換器3aが蒸発器、利用側熱交換器
7aが凝縮器、補助水冷熱交換器14aが凝縮器として作用
する。また連通冷媒管18aは高圧ガス側冷媒管17aから高
圧液側冷媒管16に連通するものである。さらに、往水配
管23および復水配管24は温水源ユニット13から延びてお
り、冷却水ユニットは持たない、なお、各機器は第5図
に示す実施例の暖房運転時の同様に作動する。
り、第3請求項の発明の実施例との相違点は、四路切換
弁2はなく、水冷熱交換器3aが蒸発器、利用側熱交換器
7aが凝縮器、補助水冷熱交換器14aが凝縮器として作用
する。また連通冷媒管18aは高圧ガス側冷媒管17aから高
圧液側冷媒管16に連通するものである。さらに、往水配
管23および復水配管24は温水源ユニット13から延びてお
り、冷却水ユニットは持たない、なお、各機器は第5図
に示す実施例の暖房運転時の同様に作動する。
第2図に示す作動態様は、第6図に示す実施例におい
て、S4において制御弁15が開いているYESの場合はS12に
進み、閉じているNOの場合はS7に進むようにしたもので
あり、S5、S6、A8、S10、S11、S14を省いたものであ
る。
て、S4において制御弁15が開いているYESの場合はS12に
進み、閉じているNOの場合はS7に進むようにしたもので
あり、S5、S6、A8、S10、S11、S14を省いたものであ
る。
次に、第2請求項の発明の一実施例について第3図お
よび第4図に基づいて説明する。
よび第4図に基づいて説明する。
第3図における空気調和装置は冷房専用のものであ
り、第3請求項との相違点は、四路切換弁2はなく、水
冷熱交換器3bが凝縮器、利用側熱交換器7bが蒸発器、補
助水冷熱交換器14bが蒸発器として作用する。また連通
冷媒管18bは高圧液側冷媒管16から低圧ガス側冷媒管17b
に連通するものである。さらに往水配管23および復水配
管24は冷却水ユニット12から延びており、温水源ユラッ
ト13は持たない。なお各機器は第5図に示す実施例の冷
房運転時と同様に作動する。
り、第3請求項との相違点は、四路切換弁2はなく、水
冷熱交換器3bが凝縮器、利用側熱交換器7bが蒸発器、補
助水冷熱交換器14bが蒸発器として作用する。また連通
冷媒管18bは高圧液側冷媒管16から低圧ガス側冷媒管17b
に連通するものである。さらに往水配管23および復水配
管24は冷却水ユニット12から延びており、温水源ユラッ
ト13は持たない。なお各機器は第5図に示す実施例の冷
房運転時と同様に作動する。
第4図に示す作動態様は、第6図に示す実施例におい
て、S4において制御弁15が開いているYESの場合はS11に
進み、閉じているNOの場合はS6に進むようにしたもので
あり、S5、S7、S9、S10、S12、S15を省いたものであ
る。
て、S4において制御弁15が開いているYESの場合はS11に
進み、閉じているNOの場合はS6に進むようにしたもので
あり、S5、S7、S9、S10、S12、S15を省いたものであ
る。
第1請求項の発明の実施例においては、連通冷媒管18
aを高圧液側冷媒管16bに接続しているが、低圧液側冷媒
管16aに接続してもよく、その際は冷媒制御弁15に絞り
作用をもたせる。
aを高圧液側冷媒管16bに接続しているが、低圧液側冷媒
管16aに接続してもよく、その際は冷媒制御弁15に絞り
作用をもたせる。
第3請求項の発明の実施例においては、連通冷媒管18
を暖房用膨張機構4とレシーバ5の液側冷媒管16bに接
続しているが、水冷熱交換器3と暖房用膨張機構4の間
の液側冷媒管16cに接続してもよく、その際は冷媒制御
弁15は暖房時においても絞り作用をもたせる。
を暖房用膨張機構4とレシーバ5の液側冷媒管16bに接
続しているが、水冷熱交換器3と暖房用膨張機構4の間
の液側冷媒管16cに接続してもよく、その際は冷媒制御
弁15は暖房時においても絞り作用をもたせる。
また、第3請求項の発明の実施例においては、冷媒制
御弁15の作動を圧力に応じて行っているが、温度に応じ
て作動させてもよく、第1請求項の発明の実施例および
第2請求項の発明の実施例についても同様である。
御弁15の作動を圧力に応じて行っているが、温度に応じ
て作動させてもよく、第1請求項の発明の実施例および
第2請求項の発明の実施例についても同様である。
尚、第1図、第3図および第5図において、22は水支
管21に介装する水制御弁であり、冷媒制御弁15が開弁し
ているときは水制御弁22を開弁し、冷媒制御弁15が閉弁
しているときは水制御弁22を開弁して、入口側水配管19
から水支管21への水の流れを制御するものである。
管21に介装する水制御弁であり、冷媒制御弁15が開弁し
ているときは水制御弁22を開弁し、冷媒制御弁15が閉弁
しているときは水制御弁22を開弁して、入口側水配管19
から水支管21への水の流れを制御するものである。
(発明の効果) 以上、説明したように、第1請求項の発明において
は、圧縮機1が最小容量で運転しており、利用側熱交換
器7aの能力をさらに小さくする必要がある場合、凝縮圧
力あるいは凝縮温度に応じて冷媒制御弁15により連通冷
媒管18aに冷媒を流し、凝縮圧力を降下させて、補助水
冷熱交換器14aにおいて加熱熱量を回収することによっ
て、利用側熱交換器7aをより低能力で運転して、かつ回
収した熱を温水源ユニット13に戻して、加熱装置におけ
る加熱量を節減でき、装置の効率低下を防ぐ。
は、圧縮機1が最小容量で運転しており、利用側熱交換
器7aの能力をさらに小さくする必要がある場合、凝縮圧
力あるいは凝縮温度に応じて冷媒制御弁15により連通冷
媒管18aに冷媒を流し、凝縮圧力を降下させて、補助水
冷熱交換器14aにおいて加熱熱量を回収することによっ
て、利用側熱交換器7aをより低能力で運転して、かつ回
収した熱を温水源ユニット13に戻して、加熱装置におけ
る加熱量を節減でき、装置の効率低下を防ぐ。
第2請求項の発明においては、圧縮機2が最小容量で
運転しており、利用側熱交換器7bの能力をさらに小さく
する必要ある場合、蒸発圧力あるいは蒸発温度に応じて
冷媒制御弁15により連通冷媒管18bに冷媒を流し、蒸発
圧力を上昇させて、補助水冷熱交換器14bにおいて冷却
熱量を回収することによって、作用側熱交換器7bより低
能力で運転して、かつ回収した熱を冷却水ユニット12に
戻して、該冷却水ユニット12の供給する冷却水の温度を
低くし、凝縮温度を低くすることができ、回収した熱を
他の空気調和系統Yに利用できる。
運転しており、利用側熱交換器7bの能力をさらに小さく
する必要ある場合、蒸発圧力あるいは蒸発温度に応じて
冷媒制御弁15により連通冷媒管18bに冷媒を流し、蒸発
圧力を上昇させて、補助水冷熱交換器14bにおいて冷却
熱量を回収することによって、作用側熱交換器7bより低
能力で運転して、かつ回収した熱を冷却水ユニット12に
戻して、該冷却水ユニット12の供給する冷却水の温度を
低くし、凝縮温度を低くすることができ、回収した熱を
他の空気調和系統Yに利用できる。
第3請求項の発明においては、第1請求項の発明の効
果を暖房時に、第2請求項の発明の効果を冷房時にもた
らすことができる。
果を暖房時に、第2請求項の発明の効果を冷房時にもた
らすことができる。
第1図は第1請求項の発明の一実施例の空気調和装置の
構成図、第2図は該空気調和装置の作動説明のためのフ
ロー線図、第3および第4図は第2請求項の発明の一実
施例の空気調和装置の第1図および第2図相当図、第5
図および第6図は第3請求項の発明の一実施例の空気調
和装置の第1図および第2図相当図、第7図は凝縮圧力
および蒸発圧力に関する説明図である。 1……圧縮機、2……四路切換弁、3,3a,3b……水冷熱
交換器、4……暖房用膨張機構、6……冷房用膨張機
構、7,7a,7b……利用側熱交換器、12……冷却水ユニッ
ト、13……温水源ユニット、14,14a,14b……補助水冷熱
交換器、15……冷媒制御弁、16……液側冷媒管、17,17
a,17b……ガス側冷媒管、18,18a,18b……連通冷媒管、1
9……入口側水配管、20……出口側水配管、21……水支
管、X……冷温水源ユニット、Y,Ya,Yb……空気調和系
統。
構成図、第2図は該空気調和装置の作動説明のためのフ
ロー線図、第3および第4図は第2請求項の発明の一実
施例の空気調和装置の第1図および第2図相当図、第5
図および第6図は第3請求項の発明の一実施例の空気調
和装置の第1図および第2図相当図、第7図は凝縮圧力
および蒸発圧力に関する説明図である。 1……圧縮機、2……四路切換弁、3,3a,3b……水冷熱
交換器、4……暖房用膨張機構、6……冷房用膨張機
構、7,7a,7b……利用側熱交換器、12……冷却水ユニッ
ト、13……温水源ユニット、14,14a,14b……補助水冷熱
交換器、15……冷媒制御弁、16……液側冷媒管、17,17
a,17b……ガス側冷媒管、18,18a,18b……連通冷媒管、1
9……入口側水配管、20……出口側水配管、21……水支
管、X……冷温水源ユニット、Y,Ya,Yb……空気調和系
統。
Claims (3)
- 【請求項1】容量制御が可能な圧縮機(1)、蒸発器と
なる水冷熱交換器(3a)、暖房用膨張機構(4)、個別
に能力制御が可能な凝縮器となる複数の利用側熱交換器
(7a)を順次冷媒管により連結した空気調和系統(Ya)
を複数形成し、加熱装置により加熱された温水を供給す
る温水源ユニット(13)に複数の前記空気調和系統(Y
a),…の各水冷熱交換器(3a),…を水配管により接
続した空気調和装置において、液側冷媒管(16)と高圧
ガス側冷媒管(17a)とを連通する連通冷媒管(18a)
と、前記水冷熱交換器(3a)の入口側水配管(19)から
分岐し、出口側水配管(20)に接続する水支管(21)
と、前記連通冷媒管(18a)を通る冷媒と前記水支管(2
1)を通る水との間で熱交換する補助水冷熱交換器(14
a)と、前記圧縮機(1)の最小容量運転時に前記連通
冷媒管(18a)を通る冷媒を凝縮圧力あるいは凝縮温度
に応じて制御する冷媒制御弁(15)とを備えたことを特
徴とする空気調和装置。 - 【請求項2】容量制御が可能な圧縮機(1)、凝縮器と
なる水冷熱交換器(3b)、複数の冷房用膨張機構
(6)、個別に能力制御が可能な蒸発器となる複数の利
用側熱交換器(7b)を順次冷媒管により連結した空気調
和系統(Yb)を複数形成し、冷却水ユニット(12)に複
数の前記空気調和機(Yb),…の各水冷熱交換器(3
b),…を水配管により接続した空気調和装置におい
て、液側冷媒管(16)と低圧ガス側冷媒管(17b)とを
連通する連通冷媒管(18b)と、前記水冷熱交換器(3
b)の入口側水配管(19)から分岐し、出口側水配管(2
0)に接続する水支管(21)と、前記連通冷媒管(18b)
を通る冷媒と前記水支管(21)を通る水との間で熱交換
する補助水冷熱交換器(14b)と、前記圧縮機(1)の
最小容量運転時に前記連通冷媒管(18b)を通る冷媒を
蒸発圧力あるいは蒸発温度に応じて制御する冷媒制御弁
(15)とを備えたことを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項3】容量制御が可能な圧縮機(1)、四路切換
弁(2)、冷房時凝縮器となり暖房時蒸発器となる水冷
熱交換器(3)、暖房用膨張機構(4)、複数の冷房用
膨張機構(6)および冷房時蒸発器となり暖房時凝縮器
となる個別に能力制御が可能な複数の利用側熱交換器
(7)を順次冷媒管により連結した空気調和系統(Y)
を複数形成し、冷房時に運転する冷却水ユニット(12)
と暖房時に運転する加熱装置により加熱された温水を供
給する温水源ユニット(13)とからなる冷温水源ユニッ
ト(X)に複数の前記空気調和系統(Y),…の各水冷
熱交換器(3),…を水配管により接続した空気調和装
置において、液側冷媒管(16)とガス側冷媒管(17)と
を連通する連通冷媒管(18)と、前記水冷熱交換器
(3)の入口側水配管(19)から分岐し、出口側水配管
(20)に接続する水支管(21)と、前記連通冷媒管(1
8)を通る冷媒と前記水支管(21)を通る水との間で熱
交換する補助水冷熱交換器(14)と、前記圧縮機(1)
の最小容量運転時に前記連通冷媒管(18)を通る冷媒を
暖房時は凝縮圧力あるいは凝縮温度、冷房時は蒸発圧力
あるいは蒸発温度に応じて制御する冷媒制御弁(15)と
を備えたことを特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63107278A JP2508183B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63107278A JP2508183B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01277158A JPH01277158A (ja) | 1989-11-07 |
JP2508183B2 true JP2508183B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=14455016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63107278A Expired - Fee Related JP2508183B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508183B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4493889B2 (ja) * | 2001-08-27 | 2010-06-30 | 北海道電力株式会社 | 冷暖房システム |
JP6350577B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2018-07-04 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP63107278A patent/JP2508183B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01277158A (ja) | 1989-11-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5200593B2 (ja) | 空気調和装置 | |
EP0496505B1 (en) | Air-conditioning system | |
KR101624529B1 (ko) | 냉난방 동시형 멀티 공기조화기 | |
KR101754685B1 (ko) | 히트펌프식 급탕장치 | |
US20210048216A1 (en) | Air-conditioning apparatus | |
JP2989491B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2508183B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP3829340B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP3729552B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2966641B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2910260B2 (ja) | 空気調和装置及び空気調和装置の運転制御装置 | |
JPH062966A (ja) | 二段圧縮ヒートポンプシステム | |
JP3511161B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP7055239B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2765970B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP3304866B2 (ja) | 蓄熱式空気調和機 | |
JP2001099512A (ja) | ヒートポンプ式空気調和装置用熱源ユニット | |
JP3047788B2 (ja) | 空気調和装置の運転制御装置 | |
EP4310416A1 (en) | Hybrid multi-air conditioning system | |
US20240230190A9 (en) | Air conditioner | |
JP2839066B2 (ja) | ヒートポンプの除霜システム | |
JP2522371B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP3660120B2 (ja) | 空気調和装置の制御方法 | |
JPH0350466A (ja) | 冷暖房装置 | |
JPH0752044B2 (ja) | 空気調和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |