JPH0752044B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0752044B2
JPH0752044B2 JP1274397A JP27439789A JPH0752044B2 JP H0752044 B2 JPH0752044 B2 JP H0752044B2 JP 1274397 A JP1274397 A JP 1274397A JP 27439789 A JP27439789 A JP 27439789A JP H0752044 B2 JPH0752044 B2 JP H0752044B2
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rate control
pipe
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智彦 河西
節 中村
秀一 谷
茂生 高田
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2313/00Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for
    • F25B2313/023Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for using multiple indoor units
    • F25B2313/0231Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for using multiple indoor units with simultaneous cooling and heating

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、熱源機1台に対して、複数台の室内機を接
続する多室型ヒートポンプ式空気調和装置に関するもの
で、特に各室内機毎に冷暖房を選択的に、かつ一方の室
内機では冷房、他方の室内機では暖房が同時に行うこと
ができる空気調和装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、熱源機1台に対して複数台の室内機をガス管と液
管の2本の配管で接続し、冷暖房運転をするヒートポン
プ式空気調和装置は一般的であり、各室内機は全て暖
房、または、全て冷房を行うように形成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の多室型ヒートポンプ式空気調和装置は以上のよう
に構成されているので、全ての室内機が、暖房または冷
房にしか運転しないため、冷房が必要な場所で暖房が行
われたり、逆に暖房が必要な場所で冷房が行われる様な
問題があつた。
特に、大規模なビルに据え付けた場合、インテリア部と
ペリメーター部、または一般事務室と、コンピユーター
ルーム等のOA化された部屋では空調の負荷が著しく異な
るため、特に問題となつている。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、熱源機1台に対して複数台の室内機を接続
し、各室内機毎に冷暖房を選択的に、かつ一方の室内機
では冷房、他方の室内機では暖房が同時に行うことがで
きる様にして、大規模なビルに据え付けた場合、インテ
リア部とペリメーター部、または一般事務室と、コンピ
ユータールーム等のOA化された部屋で空調の負荷が著し
く異なつても、それぞれに対応できる多室型ヒートポン
プ式空気調和装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかる空気調和装置は、圧縮機,4方弁,熱源
機側熱交換器,等よりなる1台の熱源機と、室内側熱交
換器,第1の流量制得装置等からなる複数台の室内機と
を、第1,第2の接続配管を介して接続したものにおい
て、上記複数台の室内機の室内側熱交換器の一方を上記
第1の接続配管または第2の接続配管に切り替え可能に
接続する弁装置を有する第1の分岐部と上記複数台の室
内機の室内側熱交換器の他方に、上記第1の流量制御装
置を介して接続され、かつ上記第2の接続配管に接続し
てなる第2の分岐部と、上記第2の接続配管に設けら
れ、上記第1の分岐部と第2の分岐部とを連通させる第
2の流量制御装置と、一端が上記第2の分岐部に接続さ
れ、他端が第3の流量制御装置介して低圧側となる上記
第1或は第2の接続配管に連通するバイパス配管と、上
記第1の分岐部と上記第2の流量制御装置との間の配管
に設けられた第1の圧力検出手段と、上記第2の流量制
御装置と第3の流量制御装置との間の配管に設けられた
第2の圧力検出手段と、上記第1の接続配管に設けられ
た第3の圧力検出手段と、上記第1,第2、及び第3の圧
力検出手段の検出圧力の中で1番高い圧力(高圧)と、
2番めに高い圧力(中間圧)との圧力差に応じて少なく
とも上記第2、及び第3の流量制御装置の一方を制御す
る流量制御装置制御手段とを備え、冷暖房同時運転にお
いて、上記高圧と中間圧の圧力差が一定の範囲内となる
ように少なくとも上記第2、及び第3の流量制御装置の
一方を制御するようにしたものである。また、第1の分
岐部と第2の流量制御装置との間の配管に設けられた第
1の圧力検出手段と、上記第2の流量制御装置から上記
第2の分岐部に到る配管内の冷媒圧力を検出し得る第2
の圧力検出手段と、各室内機が冷暖房同時運転される場
合の冷房主体運転時に、上記第1の圧力検出手段による
検出圧力と、上記第2の圧力検出手段による検出圧力と
の圧力差が一定の範囲となるように上記第2の流量制御
装置を制御する流量制御装置制御手段とを備えたもので
ある。
また、上記第2の流量制御装置から上記第2の分岐部に
到る配管内の冷媒圧力を検出し得る第2の圧力検出手段
と、上記第1の接続配管に設けられた第3の圧力検出手
段と、各室内機が冷暖房同時運転される場合の暖房主体
運転時に、上記第3の圧力検出手段による検出圧力と、
上記第2の圧力検出手段による検出圧力との圧力差が一
定の範囲となるように上記第2の流量制御装置を制御す
る流量制御装置制御手段とを備えたものである。
〔作用〕
この発明において、冷暖房同時運転における暖房主体の
場合は、高圧ガス冷媒を第1の接続配管、第1の分岐部
から暖房しようとしている各室内機に導入して暖房を行
い、冷媒はほぼ全開状態の第1の流量制御装置で少し減
圧され、その後、冷媒は第2の分岐部から一部は冷房し
ようとしている室内機に流入して冷房を行い第1の分岐
部から第2の接続配管に流入する。一方、残りの冷媒は
第2の流量制御装置を通つて冷房室内機を通つた冷媒と
合流して第2の接続配管に流入し、熱源機に戻る。この
暖房主体の場合には、上記第1,第2,第3の圧力検出手段
の検出圧力の中の高圧となる第3の圧力検出手段の検出
圧力と、中間圧となる第2の圧力検出手段の検出圧力と
の圧力差が一定となるように少なくとも上記第2、第3
の流量制御装置の一方を制御する。或はまた上記第2の
流量制御装置を制御する。
また、冷房主体の場合は、高圧ガスを熱源機で任意量熱
交換し二相状態として第2の接続配管からガス状の冷媒
を第1の分岐部を介して暖房しようとする室内機に導入
して暖房を行い冷媒はほぼ全開状態の第1の流量制御装
置で少し減圧され、第2の分岐部に流入する。一方、液
状の残りの冷媒は第2の流量制御装置を通つて第2の分
岐部で暖房しようとする室内機を通つた冷媒と合流して
冷房しようとする各室内機に流入して冷房を行い、その
後に第1の分岐部から第1の接続配管を通つて熱源機に
導かれ再び圧縮機に戻る。この冷房主体の場合には、上
記第1,第2,第3の圧力検出手段の検出圧力の中の高圧と
なる第1の圧力検出手段の検出圧力と、中間圧となる第
2の圧力検出手段の検出圧力との圧力差が一定となるよ
うに少なくとも上記第2、第3の流量制御装置の一方を
制御する。或はまた上記第2の流量制御装置を制御す
る。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例について説明する。
第1図はこの発明の第一実施例の空気調和装置の冷媒系
を中心とする全体構成図である。また、第2図乃至第4
図は第1図の一実施例における冷暖房運転時の動作状態
を示したもので、第2図は冷房または暖房のみの運転動
作状態図、第3図及び第4図は冷暖房同時運転の動作を
示すもので、第3図は暖房主体(暖房運転容量が冷房運
転容量より大きい場合)を、第4図は冷房主体(冷房運
転容量が暖房運転容量より大きい場合)を示す運転動作
状態図である。そして、第5図はこの発明の他の実施例
の空気調和装置の冷媒系を中心とする全体構成図であ
る。第6図は第1実施例の第2,第3の流量制御装置の制
御についての構成図、第7〜8図は、その動作を示すフ
ローチヤートである。
なお、この実施例では、熱源機1台の室内機3台を接続
した場合について説明するが、2台以上であれば何台の
室内機を接続した場合でも同様である。
第1図において、(A)は熱源機、(B),(C),
(D)は後述するように互いに並列接続された室内機で
それぞれ同じ構成となつている。(E)は後述するよう
に、第1分岐部,第2の流量制御装置,第2の分岐部,
気液分離装置,熱交換部を内蔵した中継機。(1)は圧
縮機、(2)は熱源機の冷媒流通方向を切換える4方
弁、(3)は熱源機側熱交換器、(4)はアキユムレー
タで、上記機器(1)〜(3)と接続され、熱源機
(A)を構成する。(5)は3台の室内側熱交換器、
(6)は熱源機(A)の4方弁(2)と中継機(E)を
接続する第1の接続配管、(6b),(6c),(6d)はそ
れぞれ室内機(B),(C),(D)の室内側熱交換器
(5)と中継機(E)を接続し、第1の接続配管(6)
に対応する室内機側の第1の接続配管、(7)は熱源機
(A)の熱源機側熱交換器(3)と中継機(E)を接続
する第2の接続配管、(7b),(7c),(7d)はそれぞ
れ室内機(B),(C),(D)の室内側熱交換器
(5)と中継機(E)を接続し第2の接続配管(7)に
対応する室内機側の第2の接続配管、(8)は室内機側
の第1の接続配管(6b),(6c),(6d)と、第1の接
続配管(6)または、第2の接続配管(7)側に切り替
え可能に接続する三方切替弁、(9)は室内側熱交換器
(5)に近接して接続され室内側熱交換器(5)の出口
側の冷房時はスーパーヒート量、暖房時はサブクール量
により制御される第1の流量制御装置で、室内機側の第
2の接続配管(7b),(7c),(7d)に接続される。
(10)は室内機側の第1の接続配管(6b),(6c),
(6d)と、第1の接続配管(6)または、第2の接続配
管(7)に切り替え可能に接続する三方切替弁(8)よ
りなる第1の分岐部、(11)は室内機側の第2の接続配
管(7b),(7c),(7d)と第2の接続配管(7)より
なる第2の分岐部、(12)は第2の接続配管(7)の途
中に設けられた気液分離装置で、その気層部は三方切替
弁(8)の第1口(8a)に接続され、その液層部は第2
の分岐部(11)に接続されている。(13)は気液分離装
置(12)と第2分岐部(11)との間に接続する開閉自在
な第2の流量制御装置(ここでは電気式膨張弁とす
る)、(14)は第2の分岐部(11)と上記第1の接続配
管(6)及び上記第2接続配管(7)とを結ぶバイパス
配管、(15)はバイパス配管(14)の途中に設けられた
第3の流量制御装置(ここでは電気式膨張弁とする)、
(16a),(16b),(16c),(16d)はそれぞれバイパ
ス配管(14)の途中に設けられた第3の流量制御装置の
下流に設けられ、第2の分岐部(11)の合流部及び第2
の分岐部(11)の各室内機側の第2の接続配管(7b),
(7c),(7d)との間でそれぞれ熱交換を行う第1及び
第2の熱交換部、(17)はバイパス配管(14)の熱交換
部(16a),(16b),(16c),(16d)と上記第1の接
続配管(6)との間に設けられた第1の逆止弁、(18)
はバイパス配管(14)の熱交換部(16b),(16a),
(16c),(16d)と上記第1の接続配管(7)との間に
設けられた第1の逆止弁(17)と並列関係の第2の逆止
弁であり、第1及び第2の逆止弁(17),(18)は共に
熱交換部(16a),(16b),(16c),(16d)側から第
1及び第2の接続配管(6),(7)側へのみ冷媒流通
を許容する。
(25)は第2の接続配管(7)と第2の流量制御装置
(13)との間に設けられた第1の圧力検出手段、(26)
は第2の流量制御装置(13)と第3の流量制御装置(1
5)との間に設けられた第2の圧力検出手段、(27)は
第1の接続配管(6)と第1の分岐部(10)との間に設
けられた第3の圧力検出手段で、第1,第2,第3の圧力検
出手段(25),(26),(27)は中継機(E)に内蔵さ
れている。
次に、第6図において(40)は第1,第2,第3の圧力検出
手段の検出圧力の中の高圧と中間圧の圧力差に応じて、
第2,第3の流量制御装置(13),(15)の弁開度を制御
する流量制御装置制御手段である。
このように構成されたこの発明の実施例について説明す
る。
まず、第2図を用いて冷房運転のみの場合について説明
する。
すなわち、同図に実線矢印で示すように圧縮機(1)よ
り吐出された高温高圧冷媒ガスは4方弁(2)を通り、
熱源機側熱交換器(3)で熱交換して凝縮液化された
後、第2の接続配管(7),気液分離装置(12),第2
の流量制御装置(13)の順に通り、更に第2の分岐部
(11)、室内機側の第2の接続配管(7b),(7c),
(7d)を通り、各室内機(B),(C),(D)に流入
する。そして、各室内機(B),(C),(D)に流入
した冷媒は、各室内側熱交換器(5)出口のスーパーヒ
ート量により制御される第1の流量制御装置(9)によ
り低圧まで減圧されて室内側熱交換器(5)で、室内空
気と熱交換して蒸発しガス化され室内を冷房する。そし
て、このガス状態となつた冷媒は、室内機側の第1の接
続配管(6b),(6c),(6d)、三方切換弁(8)、第
1の分岐部(10)、第1の接続配管(6)、熱源機の4
方弁(2)、アキユムレータ(4)を経て圧縮機(1)
に吸入される循環サイクルを構成し、冷房運転をおこな
う。この時、三方切替弁(8)の第1口(8a)は閉路、
第2口(8b)及び第3口(8c)は開路されている。
また、このサイクルの時、第2の流量制御装置(13)を
通過した冷媒の一部がバイパス配管(14)へ入り第3の
流量制御装置(15)で低圧まで減圧されて熱交換部(16
a),(16b),(16c),(16d)で第2の分岐部(11)
の合流部及び第2の分岐部(11)の各室内機側の第2の
接続配管(7b),(7c),(7d)との間でそれぞれ熱交
換を行い蒸発した冷媒は、第1の逆止弁(17)を通り、
第1の接続配管(6)へ入り熱源機の4方弁(2)、ア
キユムレータ(4)を経て圧縮機(1)に吸入される。
この時、第1の接続配管(6)が低圧、第2の接続配管
(7)が高圧のため必然的に第1の逆止弁(17)側を流
通する。一方、熱交換部(16a),(16b),(16c),
(16d)でそれぞれ熱交換し冷却されサブクールを充分
につけられた冷媒は室内機側の第2の接続配管(7b),
(7c),(7d)を通つて冷房しようとしている室内機
(B),(C),(D)へ流入する。
次に、第2図を用いて暖房運転のみの場合について説明
する。すなわち、同図に点線矢印で示すように圧縮機
(1)より吐出された高温高圧冷媒ガスは、4方弁
(2)を通り、第1の接続配管(6)、第1の分岐部
(10)、三方切替弁(8)、室内機側の第1の接続配管
(6b),(6c),(6d)の順に通り、各室内機(B),
(C),(D)に流入し、室内空気と熱交換して凝縮液
化し、室内を暖房する。そして、この液状態となつた冷
媒は、各室内側熱交換器(5)に出口のサブクール量に
より制御される第1の流量制御装置(9)を通り、室内
機側の第2の接続配管(7b),(7c),(7d)から第2
の分岐部(11)に流入して合流し、更に第2の流量制御
装置(13)を通り、ここで第1の流量制御装置(9)、
又は第2の流量制御装置(13)のどちらか一方で低圧の
2相状態まで減圧される。そして、低圧まで減圧された
冷媒は、気液分離装置(12)、第2の接続配管(7)を
経て熱源機(A)の熱源機側熱交換器(3)に流入し熱
交換して蒸発しガス状態となつた冷媒は、熱源機の4方
弁(2)、アキユムレータ(4)を経て圧縮機(1)に
吸入される循環サイクルを構成し、暖房運転をおこな
う。この時、三方切替弁(8)は、上述した冷房運転の
みの場合と同様に開閉されている。
冷暖房同時運転における暖房主体の場合について第3図
を用いて説明する。
すなわち、同図に点線矢印で示すように圧縮機(1)よ
り吐出された高温高圧冷媒ガスは、第1の接続配管
(6)を通して中継機(E)へ送られ、そして第1の分
岐部(10)、三方切替弁(8)、室内機側の第1の接続
配管(6b),(6c)の順に通り、暖房しようとする各室
内機(B),(C)に流入し、室内側熱交換器(5)で
室内空気と熱交換して凝縮液化され室内を暖房する。そ
して、この凝縮液化した冷媒は、各室内側熱交換器
(B),(C)出口のサブクール量により制御されほぼ
全開状態の第1の流量制御装置(9)を通り少し減圧さ
れて第2の分岐部(11)に流入する。そして、この冷媒
の一部は、室内機側の第2の接続配管(7d)を通り冷房
しようとする室内機(D)に入り、室内側熱交換器
(D)出口のスーパーヒート量により制御される第1の
流量制御装置(9)に入り減圧された後に、室内側熱交
換器(5)に入つて熱交換して蒸発しガス状態となつて
室内を冷房し、三方切替弁(8)を介して気液分離装置
(12)に流入する。
一方、他の冷媒は第2の分岐部(11)、第3の圧力検出
手段(27)の検出圧力と第2の圧力検出手段(26)の検
出圧力との圧力差が一定となるように制御される第2の
流量制御装置(13)を通つて気液分離装置(12)に流入
し、冷房しようとする室内機(D)を通つた冷媒と合流
して第2の接続配管(7)に流入し、熱源機(A)の熱
源機側熱交換器(3)に流入し熱交換して蒸発しガス状
態となる。そして、その冷媒は、熱源機の4方弁
(2)、アキユムレータ(4)を経て圧縮機(1)に吸
入される循環サイクルを構成し、暖房主体運転をおこな
う。この時、室内機(B),(C)に接続された三方切
替弁(8)の第1口(8a)は閉路、第2口(8b)及び第
3口(8c)は開路されており、室内機(D)の第2口
(8b)は閉路、第1口(8a)、第3口(8c)は開路され
ている。
また、このサイクル時、一部の液冷媒は各室内機側の第
2の接続配管(7b),(7c),(7d)からバイパス配管
(14)へ入り、第3の流量制御装置(15)で低圧まで減
圧されて熱交換部(16a),(16b),(16c),(16d)
で、それぞれ熱交換を行い蒸発した冷媒は、第2の逆止
弁(18)を通り、第2の接続配管(7)へ入り、熱源機
(A)の熱源機側熱交換器(3)に流入し熱交換して蒸
発しガス状態となる。そして、その冷媒は、熱源機の4
方弁(2)、アキユムレータ(4)を経て圧縮機(1)
に吸入される。この時、第1の接続配管(6)が高圧、
第2の接続配管(7)が低圧のため必然的に第2の逆止
弁(18)側を流通する。一方、第1及び第2の熱交換部
(16a),(16b),(16c)で熱交換し冷却されサブク
ールをつけられた冷媒は更に熱交換部(16d)で熱交換
し冷却されて更にサブクールを充分につけられ、冷房し
ようとしている室内機(D)へ流入する。
冷暖房同時運転における冷房主体の場合について第4図
を用いて説明する。
すなわち、同図に実線矢印で示すように圧縮機(1)よ
り吐出された高温高圧冷媒ガスは、熱源機側熱交換器
(3)で任意量を熱交換して二相の高温高圧状態となり
第2の接続配管(7)により、中継機(E)の気液分離
装置(12)へ送られる。そして、ここで、ガス状冷媒と
液状冷媒に分離され、分離されたガス状冷媒を第1の分
岐部(10)、三方切替弁(8)、室内機側の第1の接続
配管(6d)の順に通り、暖房しようとする室内機(D)
に流入し、室内側熱交換器(D)で室内空気と熱交換し
て凝縮液化し、室内を暖房する。更に、室内側熱交換器
(D)出口のサブクール量により制御されほぼ全開状態
の第1の流量制御装置(9)を通り少し減圧されて第2
の分岐部(11)に流入する。一方、残りの液状冷媒は第
1の圧力検出手段(25)の検出圧力と、第2の圧力検出
手段(26)の検出圧力との圧力差が一定となるように制
御される第2の流量制御装置(13)を通つて第2の分岐
部(11)に流入し、暖房しようとする室内機(D)を通
つた冷媒と合流する。そして、第2の分岐部(11)、室
内機側の第2の接続配管(7b),(7c)の順に通り、各
室内機(B),(C)に流入する。そして、各室内機
(B),(C)に流入した冷媒は、室内側熱交換器
(B),(C)出口のスーパーヒート量により制御され
る第1の流量制御装置(9)により低圧まで減圧されて
室内空気と熱交換して蒸発しガス化され室内を冷房す
る。更に、このガス状態となつた冷媒は、室内機側の第
1の接続配管(6b),(6c)、三方切替弁(8)、第1
の分岐部(10)、第1の接続配管(6)、熱源機の4方
弁(2)、アキユムレータ(4)を経て圧縮機(1)に
吸入される循環サイクルを構成し、冷房主体運転をおこ
なう。この時、室内機(B),(C),(D)に接続さ
れた三方切替弁(8)の第1口(8a)〜第3口(8c)は
暖房主体運転と同様に開閉されている。また、このサイ
クルの時、一部の液冷媒は各室内機側の第2接続配管
(7b),(7c),(7d)の合流部から、バイパス配管
(14)へ入り、第3の流量制御装置(15)で低圧まで減
圧されて第1及び第2の熱交換部(16a),(16b),
(16c),(16d)で、それぞれ熱交換を行い蒸発した冷
媒は、第1の逆止弁(17)を通り、第1の接続配管
(6)へ入り熱源機の4方弁(2)、アキユムレータ
(4)を経て圧縮機(1)に吸入される。この時、第1
の接続配管(6)は低圧、第2の接続配管(7)は高圧
のため必然的に第1の逆止弁(17)側を流通する。一
方、熱交換部(16d)で熱交換し冷却されサブクールを
つけられた冷媒は上記第2の分岐部(11)へ流入し、熱
交換部(16a)で熱交換後、上記第2の分岐部(11)か
ら熱交換部(16b),(16c)でそれぞれ熱交換し、冷却
され更にサブクールを充分につけられて冷房しようとし
ている室内機(B),(C)へ流入する。
次に冷暖同時運転の場合の流量制御装置制御手段(40)
の制御内容を説明する。冷暖同時運転の暖房主体及び冷
房主体の場合において、中継機(E)に内蔵された第1,
第2,第3の圧力検出手段(25),(26),(27)の検出
圧力の中の高圧と中間圧の圧力差ΔP32がある値ΔP1
下となると、暖房しようとする室内機の第1の流量制御
装置(9)が全開状態となつても暖房に必要な冷媒が供
給されない。一方、第1,第2,第3の圧力検出手段(2
5),(26),(27)の検出圧力の中の中間圧と低圧の
圧力差がある値以下となると、つまり、高圧と中間圧の
圧力差ΔP32がある値ΔP2以上となると、第1及び第2
の熱交換部(16a),(16b),(16c),(16d)で充分
な熱交換が行われず、冷房しようとする室内機への冷媒
の分配性の低下をまねき、冷房しようとする室内機へ流
入する冷媒が充分にサブクールがとれず、安定した冷媒
の供給ができなくなる。そして、高圧と中間圧の圧力差
ΔP32が、ΔP1より大きく設定された第1の目標圧力差
ΔPMdと、ΔP2より小さく設定された第2の目標圧力差
ΔPMuとの間となるように、すなわちΔPMd≦ΔP32
ΔPMuとなるように、第2,第3の流量制御装置(13),
(15)を制御することにより、暖房しようとする室内機
に充分に冷媒を供給することができ、また第1,第2の熱
交換部で充分なサブクールが確保できる。
次に、上記のような制御をする場合の、第2,第3の流量
制御装置(13),(15)の具体的な動作について、以下
で説明する。
まず、暖房主体について、第7図のフローチヤートにそ
つて説明する。ステツプ(50)で圧力差ΔP32を計算
し、ステツプ(51)に進んでΔP32と予め設定された第
1の目標圧力差ΔPMdとを比較し、ΔP32<ΔPMdであ
ればステツプ(52)に、ΔP32≧ΔPMdであればステツ
プ(55)に進む。ステツプ(52)に進むと第3の流量制
御装置(15)の開度が全開値であるがどうかを判定し、
全開値でなければステツプ(53)にて第3の流量制御装
置(15)の開度を増加させ、全開値であれば第2の流量
制御装置(13)の開度を増加させ、それぞれステツプ
(50)にもどる。一方、ステツプ(55)に進むとここで
圧力差ΔP32と予め設定された第2の目標圧力差ΔPMu
とを比較し、ΔP32>ΔPMuであればステツプ(56)に
進み、ΔP32≦ΔPMuであれば第2,第3の流量制御装置
(13),(15)は開度を変化させず、ステツプ(50)に
もどる。ステツプ(56)に進むと、ここで第2の流量制
御装置(13)の開度が全閉値となつているか否かを判定
し、全閉値になつていなければステツプ(57)にて第2
の流量制御装置(13)の開度を減少させ、全閉値になつ
ていれば第3の流量制御装置(15)の開度を減少させ、
それぞれステツプ(50)にもどる。このようにして、圧
力差ΔP32を一定に保つことができる。
次に、冷暖同時運転の冷房主体の場合について、第8図
のフローチヤートにそつて説明する。ステツプ(60)で
第1,第2,第3の圧力検出手段(25),(26),(27)の
検出圧力の中の高圧となる第1の圧力検出手段(25)の
検出圧力と、中間圧となる第2の圧力検出手段(26)の
検出圧力との圧力差ΔP32を計算し、ステツプ(61)に
進んでΔP32と予め設定された第1の目標圧力差ΔPMd
とを比較し、ΔP32<ΔPMdであれがステツプ(62)
に、ΔP32≧ΔPMdであればステツプ(63)に進む。ス
テツプ(62)に進むと第2の流量制御装置(13)の開度
を減少させ、ステツプ(60)にもどる。また、ステツプ
(63)に進むと、ここで、ΔP32と予め設定された第2
の目標圧力差ΔPMuとを比較し、ΔP32≦ΔPMuであれ
ばステツプ(64)へ進み、ΔP32≦ΔPMuであれば第2
の流量制御装置(13)の開度を変化させず、ステツプ
(60)にもどる。ステツプ(64)に進むと、第2の流量
制御装置(13)の開度を増加させステツプ(60)に戻
る。このようにして、圧力差ΔP32を一定に保つことが
できる。
なお、上記実施例では三方切替弁(8)を設けて室内機
側の第1の接続配管(6b),(6c),(6d)と、第1の
接続配管(6)または、第2の接続配管(7)に切り替
え可能に接続しているが、第5図に示すように2つの電
磁弁(30),(31)等の開閉弁を設けて上述したように
切り替え可能に接続しても同様な作用効果を奏す。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、1台の熱源機と、複数台の室内機
とを、第1、第2の接続配管を介して接続したものにお
いて、第1の分岐部と、第2の分岐部と、上記第2の接
続配管に設けられ、上記第1の分岐部と第2の分岐部と
を連通させる第2の流量制御装置と、一端が上記第2の
分岐部に接続され、他端が第3の流量制御装置を介して
低圧側となる上記第1或は第2の接続配管に連通するバ
イパス配管と、上記第1の分岐部と上記第2の流量制御
装置との間の配管に設けられた第1の圧力検出手段と、
上記第2の流量制御装置と第3の流量制御装置との間の
配管に設けられた第2の圧力検出手段と、上記第1の接
続配管に設けられた第3の圧力検出手段と、上記第1、
第2及び第3の圧力検出手段の検出圧力の中で一番高い
圧力(高圧)と2番目に高い圧力(中間圧)との圧力差
に応じて少なくとも上記第2、及び第3の流量制御装置
の一方を制御する流量制御装置制御手段とを備え、冷暖
房同時運転において、上記高圧と中間圧の圧力差が一定
の範囲内となるように少なくとも上記第2、及び第3の
流量制御装置の一方を制御するようにしたので、冷暖房
を選択的に、かつ一方の室内機では冷房、他方の室内機
では暖房を同時に行うことができるとともに、冷暖房同
時運転において、暖房しようとする室内機に充分に冷媒
を供給することが可能となり、冷房しようとする室内機
へ流入する冷媒が第1、第2の熱交換部で充分なサブク
ールが確保でき、冷媒の分配性が向上し、安定した冷媒
の供給が可能となる。
また、1台の熱源機と、複数台の室内機とを、第1、第
2の接続配管を介して接続したものにおいて、第1の分
岐部と、第2の分岐部と、上記第2の接続配管に設けら
れ、上記第1の分岐部と上記第2の分岐部とを連通させ
る第2の流量制御装置と、上記第1の分岐部と上記第2
の流量制御装置との間の配管に設けられた第1の圧力検
出手段と、上記第2の流量制御装置から上記第2の分岐
部に到る配管内の冷媒圧力を検出し得る第2の圧力検出
手段と、各室内機が冷暖房同時運転される場合の冷房主
体運転時に上記第1の圧力検出手段による検出圧力と、
上記第2の圧力検出手段による検出圧力との圧力差が一
定の範囲となるように上記第2の流量制御装置を制御す
る流量制御装置制御手段とを備えたので、冷暖房を選択
的に、かつ一方の室内機では冷房、他方の室内機では暖
房を同時に行うことができるとともに、各室内機が冷暖
房同時運転される場合の冷房主体運転時に、暖房しよう
とする室内機に充分に冷媒を供給することが可能とな
り、冷房しようとする室内機へ流入する冷媒が第1、第
2の熱交換部で充分なサブクールが確保でき、冷媒の分
配性が向上し、安定した冷媒の供給が可能となる。
また、1台の熱源機と、複数台の室内機とを、第1、第
2の接続配管を介して接続したものにおいて、第1の分
岐部と、第2の分岐部と、上記第2の接続配管に設けら
れ、上記第1の分岐部と上記第2の分岐部とを連通させ
る第2の流量制御装置と、上記第1の分岐部と上記第2
の流量制御装置との間の配管に設けられた第1の圧力検
出手段と、上記第2の流量制御装置から上記第2の分岐
部に到る配管内の冷媒圧力を検出し得る第2の圧力検出
手段と、上記第1の接続配管に設けられた第3の圧力検
出手段と、各室内機が冷暖房同時運転される場合の暖房
主体運転時に上記第3の圧力検出手段による検出圧力
と、上記第2の圧力検出手段による検出圧力との圧力差
が一定の範囲となるように上記第2の流量制御装置を制
御する流量制御装置制御手段とを備えたので、冷暖房を
選択的に、かつ一方の室内機では冷房、他方の室内機で
は暖房を同時に行うことができるとともに、暖房主体運
転時に、暖房しようとする室内機に充分に冷媒を供給す
ることが可能となり、冷房しようとする室内機へ流入す
る冷媒が第1、第2の熱交換部で充分なサブクールが確
保でき、冷媒の分配性が向上し、安定した冷媒の供給が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の空気調和装置の冷媒系
を中心とする全体構成図、第2図は第1図で示した一実
施例の冷房又は暖房のみの運転動作状態図、第3図は第
1図で示した一実施例の暖房主体(暖房しようとしてい
る室内機の合計容量が冷房しようとしている室内機の合
計容量より大きい場合)の運転動作状態図、第4図は第
1図で示した一実施例の冷房主体(冷房しようとしてい
る室内機の合計容量が暖房しようとしている室内機の合
計容量より大きい場合)の運転動作状態図、第5図はこ
の発明の他の実施例の空気調和装置の冷媒系を中心とす
る全体構成図、第6図は第1実施例の第2,第3の流量制
御装置の制御についての構成図、第7図及び第8図はそ
の動作を示すフローチヤートである。 図において、(A)は熱源機、(B),(C),(D)
は室内機、(E)は中継機、(1)は圧縮機、(2)は
四方切換弁、(3)は熱源機側熱交換器、(4)はアキ
ユムレータ、(5b),(5c),(5d)は室内側熱交換
器、(6)は第1の接続配管、(6b),(6c),(6d)
は室内機側の第1の接続配管、(7)は第2の接続配
管、(7b),(7c),(7d)は室内機側の第2の接続配
管、(8b),(8c),(8d)は三方切換弁、(9b),
(9c),(9d)は第1の流量調整装置、(10)は第1の
分岐部、(11)は第2の分岐部、(12)は気液分離装
置、(13)は第2の流量調整装置、(14)はバイパス配
管、(15)は第3の流量調整装置、(16a),(16b),
(16c),(16d)は第1及び第2の熱交換部、(17),
(18)は第1及び第2の逆止弁、(25),(26),(2
7)は第1,第2,第3の圧力検出手段、(40)は流量制御
装置制御手段である。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、4方弁、熱源機側熱交換器等より
    なる1台の熱源機と、室内側熱交換器、第1の流量制御
    装置等からなる複数台の室内機とを、第1、第2の接続
    配管を介して接続したものにおいて、上記複数台の室内
    機の室内側熱交換器の一方を、上記第1の接続配管また
    は、第2の接続配管に切り替え可能に接続する弁装置を
    有する第1の分岐部と、上記複数台の室内機の室内側熱
    交換器の他方に、上記第1の流量制御装置を介して接続
    され、かつ上記第2の接続配管に接続してなる第2の分
    岐部と、上記第2の接続配管に設けられ、上記第1の分
    岐部と第2の分岐部とを連通させる第2の流量制御装置
    と、一端が上記第2の分岐部に接続され、他端が第3の
    流量制御装置を介して低圧側となる上記第1或は第2の
    接続配管に連通するバイパス配管と、上記第1の分岐部
    と上記第2の流量制御装置との間の配管に設けられた第
    1の圧力検出手段と、上記第2の流量制御装置と第3の
    流量制御装置との間の配管に設けられた第2の圧力検出
    手段と、上記第1の接続配管に設けられた第3の圧力検
    出手段と、上記第1、第2及び第3の圧力検出手段の検
    出圧力の中で一番高い圧力(高圧)と2番目に高い圧力
    (中間圧)との圧力差に応じて少なくとも上記第2、及
    び第3の流量制御装置の一方を制御する流量制御装置制
    御手段とを備え、冷暖房同時運転において、上記高圧と
    中間圧の圧力差が一定の範囲内となるように少なくとも
    上記第2、及び第3の流量制御装置の一方を制御するよ
    うにしたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】圧縮機、4方弁、熱源機側熱交換器等より
    なる1台の熱源機と、室内側熱交換器、第1の流量制御
    装置等からなる複数台の室内機とを、第1、第2の接続
    配管を介して接続したものにおいて、上記複数台の室内
    機の室内側熱交換器の一方を第1の接続配管または、第
    2の接続配管に切り換え可能に接続する弁装置を有する
    第1の分岐部と、上記複数台の室内機の室内側熱交換器
    の他方に第1の流量制御装置を介して接続され、かつ上
    記第2の接続配管に接続してなる第2の分岐部と、上記
    第2の接続配管に設けられ、上記第1の分岐部と上記第
    2の分岐部とを連通させる第2の流量制御装置と、上記
    第1の分岐部と上記第2の流量制御装置との間の配管に
    設けられた第1の圧力検出手段と、上記第2の流量制御
    装置から上記第2の分岐部に到る配管内の冷媒圧力を検
    出し得る第2の圧力検出手段と、各室内機が冷暖房同時
    運転される場合の冷房主体運転時に上記第1の圧力検出
    手段による検出圧力と、上記第2の圧力検出手段による
    検出圧力との圧力差が一定の範囲となるように上記第2
    の流量制御装置を制御する流量制御装置制御手段とを備
    えたことを特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】圧縮機、4方弁、熱源機側熱交換器等より
    なる1台の熱源機と、室内側熱交換器、第1の流量制御
    装置等からなる複数台の室内機とを、第1、第2の接続
    配管を介して接続したものにおいて、上記複数台の室内
    機の室内側熱交換器の一方を第1の接続配管または、第
    2の接続配管に切り換え可能に接続する弁装置を有する
    第1の分岐部と、上記複数台の室内機の室内側熱交換器
    の他方に第1の流量制御装置を介して接続され、かつ上
    記第2の接続配管に接続してなる第2の分岐部と、上記
    第2の接続配管に設けられ、上記第1の分岐部と上記第
    2の分岐部とを連通させる第2の流量制御装置と、上記
    第1の分岐部と上記第2の流量制御装置との間の配管に
    設けられた第1の圧力検出手段と、上記第2の流量制御
    装置から上記第2の分岐部に到る配管内の冷媒圧力を検
    出し得る第2の圧力検出手段と、上記第1の接続配管に
    設けられた第3の圧力検出手段と、各室内機が冷暖房同
    時運転される場合の暖房主体運転時に上記第3の圧力検
    出手段による検出圧力と、上記第2の圧力検出手段によ
    る検出圧力との圧力差が一定の範囲となるように上記第
    2の流量制御装置を制御する流量制御装置制御手段とを
    備えたことを特徴とする空気調和装置。
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