JPH0766287B2 - 多関節作業機の軌跡制御装置 - Google Patents

多関節作業機の軌跡制御装置

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JPH0766287B2
JPH0766287B2 JP61083357A JP8335786A JPH0766287B2 JP H0766287 B2 JPH0766287 B2 JP H0766287B2 JP 61083357 A JP61083357 A JP 61083357A JP 8335786 A JP8335786 A JP 8335786A JP H0766287 B2 JPH0766287 B2 JP H0766287B2
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arms
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宏明 東海林
昭 橋本
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、3本以上のアームが各関節を介して互いに回
動可能とされた多関節作業機の軌跡制御装置に関する。
B.従来の技術 この種の多関節作業機をモデル化して示すと、第6図に
示すようになる。第1のアーム1は関節5を介して本体
に連結され、第2のアーム2は関節6を介して第1のア
ーム1と連結され、第3のアーム3は関節7を介して第
2のアーム2と連結されている。そして、各アームは図
示していない3本の油圧シリンダによりそれぞれ駆動さ
れる。
ところで、この種の作業機で軌跡制御を行う際、軌跡制
御対象部位である第3のアーム3の先端の水平方向(x
方向)の速度Vxと垂直方向(y方向)の速度Vyとを指令
値として入力するが、可動アームが3本以上あるので、
全てのアームを駆動させて軌跡制御することができな
い。そこで、従来は、例えば拘束条件として第3のアー
ム3を常時固定し、残余の第1および第2のアーム1,2
を駆動して軌跡制御が行われている。
C.発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来装置では、第6図に示す
ように、駆動される2本のアーム1,2のうち一方がスロ
ークエンドに達すると、それ以上アーム先端を移動させ
ることができないので制御範囲が非常に狭かった。4本
以上のアームを有する多関節作業機でも同様である。
本発明の目的は、ある駆動アームがストロークエンドに
達すると残余のアームの2本を駆動して軌跡制御するこ
とにより上述した問題点を解消した多関節作業機の軌跡
制御装置を提供することにある。
D.問題点を解決するための手段 本発明は、軌跡制御対象部位の所定方向における速度を
指令し、速度指令信号を出力する指令手段と、各アーム
の相対角度を検出して角度信号を出力する角度検出手段
と、少なくとも入力された角度信号に基づき、予め定め
られた2本のアームの組の中で2本のアームとも駆動可
能な組を判別する判別手段と、2本のアームとも駆動可
能と判別された組の中から予め定めた優先順位に従って
いずれかの組を選択し、前記速度指令信号および角度信
号に基づいて、選択された2本のアームの角速度指令信
号を演算する角速度演算手段と、その角速度指令信号に
より各アーム駆動用アクチュエータの駆動を制御する制
御部への入力信号を演算する入力信号演算手段とを具備
する。
E.作用 角速度演算手段には、軌跡制御対象部位の所定方向の速
度指令信号が指令手段から入力されるとともに、角度検
出手段から各アームの相対角度を示す角度信号が入力さ
れる。そして、判別手段は、少なくとも入力された角度
信号に基づき、予め定められた2本のアームの組の中で
2本のアームとも駆動可能な組を判別し、前記角速度演
算手段は、2本のアームとも駆動可能と判別された組の
中から予め定めた優先順位に従っていずれかの組を選択
し、速度指令信号および角度信号に基づいて、選択され
た2本のアームの角速度指令信号を演算して出力する。
その角速度指令信号は入力信号演算手段で入力信号に変
換されて制御部に出力される。制御部はその入力信号に
相応してアクチュエータを駆動し、これにより2本のア
ームが駆動されて軌跡制御が行なわれる。
この際、まず第1優先順位の組の2本のアームが駆動さ
れ、その一方が例えばストロークエンドに達して駆動で
きなくなると、第2優先順位の組の2本のアームが駆動
され、以下、同様にして順次の組の2本のアームにより
軌跡制御が実行される。
F.実施例 第1図〜第5図は本発明を3本のアームを有する多関節
作業機に適用した場合の一実施例を示す。
第1図において、本体に固定された架台4にはピン5を
介して第1のアーム1が回動可能に連結されている。第
1のアーム1の他端にはピン6を介して第2のアーム2
が回動可能に連結され、第2のアーム2の他端にはピン
7を介して第3のアーム3が回動可能に連結されてい
る。第1のアーム1と本体との間には油圧シリンダ8が
介装されている。また第1のアーム1には油圧シリンダ
9の基端が連結され、そのピストンロッド91が、第1の
アーム1と第2のアーム2との間に取付けられたリンク
機構11に連結されている。また、油圧シリンダ10の基端
が第2のアーム2に連結され、そのピストンロッド101
が、第2のアーム2と第3のアーム3との間に取付けら
れたリンク機構12に連結されている。そして、各アーム
1〜3の相対角度を検出する角度センサ41−1〜41−3
がアーム1〜3の関節となるピン5〜7に関連して設け
られている。
ここで第2図に基づいて各アーム1〜3の回動範囲につ
いて説明する。なお、以下では反時計方向回りを正の角
度としている。
第1のアーム1は、基線l1を基準として時計方向に−θ
11、反時計方向にθ10回動でき、第2のアーム2は第1
のアーム1の軸線l2を基準として時計方向に−θ21、反
時計方向にθ20回動でき、第3のアーム3は第2のアー
ム2の軸線l3を基準として時計方向に−θ31、反時計方
向にθ30回動できる。すなわち、第1のアーム1が基線
l1となす角度をθ、第2のアーム2が軸線l2となす角
度をθ、第3のアーム3が軸線l3となす角度をθ
すれば、第1のアーム1はθ=θ10および−θ11でス
トロークエンドとなり、第2のアーム2はθ=θ20
よびθ=−θ21でストロークエンドとなり、第3のア
ーム3はθ=θ30およびθ=−θ31でストロークエ
ンドとなる。
再び第1図において、各油圧シリンダ8〜10はそれぞれ
電磁比例弁51−1〜51〜3によりその速度および駆動方
向が制御され、電磁比例弁51−1〜51−3には油圧ポン
プ13から吐出油が供給されている。そして、電磁比例弁
51−1〜51−3は制御装置20からの入力信号i1〜i3によ
り制御される。制御装置20には速度指令装置30が接続さ
れ、その速度指令装置30から、軌跡制御対象部位である
第3のアーム3先端の水平方向(x方向)および垂直方
向(y方向)の速度を指令する速度指令信号Vx,Vyが供
給され、また、角度センサ41−1〜41−3も接続されア
ーム角度信号θ〜θが入力されるようになってい
る。
制御装置20について第3図に基づいて説明する。制御装
置20は、角速度演算部21と、サーボ制御部22と、リンク
補正部23と、電流演算部24とが順次に接続されて構成さ
れている。
角速度演算部21は例えばマイクロコンピュータで構成さ
れ、入力される角度信号θ〜θおよび速度指令信号
Vx,Vyから後述する角速度演算信号1a,2a,3aを演
算して出力するように構成されている。周知の通り3本
のアームにより軌跡制御する場合、ある拘束条件を定め
て2本のアームだけを駆動するが、本発明では、2本一
組の駆動アームi,j(i=1〜3,j=1〜3)の各組に優
先順位を予め定め、その優先順位に従って逐次2本の駆
動アームi,jが決定され、それに基づいて上述の角速度
演算信号1a3aが演算されて出力される。
すなわち、3本アームの場合、第1のアーム1と第2の
アーム2の第1組、第1のアーム1と第3のアーム3の
第2組、第2のアーム2と第3のアーム3の第3組の3
つの組があるが、この実施例では、第2のアーム2と第
3のアーム3の第3組をまず優先させて軌跡制御し、そ
のうちのいずれかのアームがストロークエンドに達した
ら、第1のアーム1と第2のアーム2の第1組により軌
跡制御し、そのいずれかがストロークエンドに達したら
第1のアーム1と第3のアーム3の第2組により軌跡制
御するようにしている。
次に、アーム1〜3の任意の姿勢においてどの組を用い
て軌跡制御するかについて第4図のフローチャートに従
って以下に説明する。
まず、手順P1において、角度信号θ〜θおよび速度
指令信号Vx,Vyを読込み、手順P2において、各組におけ
る角速度演算信号(21,31),(12,22),(
13,33)を以下の(1)式〜(3)式により求める。
但し、次式では各アームの長さをそれぞれl1,l2,l3
し、12,13は第1のアーム1、21,22は第2のア
ーム2、31,33は第3のアーム3の各組における角
速度演算信号を示す。
第3組(21,31 そして、次の条件イ〜ニにおいては、イ手順P3〜P6、ロ
手順P3〜P5,P8、ハ手順P3,P7,P5,R6、ニ手順P3,P7,P5,P
8をそれぞれ経て手順P24に進み、角速度演算信号1a
3aとして1a=0,2a21,3a31が出力され
る。
31>0、θ<0、21>0、θ<0: 第3のアーム3および第2のアーム2が反時計方向に動
けるとき。
31>0、θ<0、21<0、θ≠−θ21: 第3のアーム3が反時計方向に動ける場合で、かつ、第
2のアーム2が時計方向に動けるとき。
31<0、θ≠−θ3121>0、θ<0: 第3のアーム3が時計方向に動ける場合で、かつ、第2
のアーム2が反時計方向に動けるとき。
31<0、θ≠−θ3121<0、θ≠−θ21: 第3のアーム3および第2のアーム2が時計方向に動け
るとき。
また、これら各条件がいずれも満足しない場合には、次
の条件ホ〜チにおいて、ホ手順P9〜P12、ヘ手順P9〜P1
1,P14、ト手順P9,P13,P11,P12、チ手順P9,P13,P11,P14
をそれぞれ経て手順P23に進み、角速度演算信号1a
3aとして、1a12,2a22,3a=0を出力す
る。
22>0、θ<0、12>0、θ≠θ10: 第2のアーム2および第1のアーム1が反時計方向に動
けるとき。
22>0、θ<0、12<0、θ≠−θ11: 第2のアーム2が反時計方向に動ける場合で、かつ、第
1のアーム1が時計方向に動けるとき。
22<0、θ≠−θ2012>0、θ≠θ10: 第2のアーム2が時計方向に動ける場合で、かつ、第1
のアーム1が反時計方向に動けるとき。
22<0、θ≠−θ2112<0、θ≠−θ11: 第2のアーム2および第1のアーム1が時計方向に動け
る場合。
更に、これらの各条件が満足しない場合には、次の条件
リ〜ヲにおいて、リ手順P15〜P18、ヌ手順P15〜P17,P2
0、ル手順P15,P19,P17,P18、ヲ手順P15,P19,P17,P20を
それぞれ経て手順P22に進み、角速度演算信号θ1a〜θ
3aとして1a13,2a=0,3a31が出力され
る。
33>0、θ<0、13>0、θ≠θ10: 第3のアーム3および第1のアーム1が反時計方向に動
けるとき。
33>0、θ<0、13<0、θ≠−θ11: 第3のアーム3が反時計方向に動ける場合で、かつ、第
1のアーム1が時計方向に動けるとき。
33<0、θ≠−θ3113>0、θ≠θ10: 第3のアーム3が時計方向に動ける場合で、かつ、第1
のアーム1が反時計方向に動けるとき。
33<0、θ≠−θ3113<0、θ≠−θ11: 第3のアーム3および第1のアーム1が時計方向に動け
るとき。
これらいずれもの条件が満足されない場合には、手順P2
1において各角速度演算信号1a,2a,3aは零とされ
る。なお、θ<0,θ<0の範囲でのみ動作するよう
にしたが、θ>0,θ>0の範囲でも条件を適切に定
めれば同様に制御できる。
再び第3図において、サーボ制御部22は、制御開始時の
各アーム角度θi0を初期値として角速度演算信号iaを
積分して位置指令信号θibを出力する積分器221−1〜2
21−3と、積分器221−1〜221−3の出力θibと実際の
アーム角度θiとの偏差Δθibをとる偏差発生器222−
1〜222−3と、偏差Δθibに所定のゲインをかけるゲ
イン設定器223−1〜223−3と、ゲイン設定器223−1
〜223−3の出力Δθicに角速度演算信号iaを加え合
わせて角速度指令信号idを得る加算器224−1〜224−
3とを有する。
そして、加算器224−1〜224−3に各リンク補正部23−
1〜23−3が後続している。このリンク補正部23−1〜
23−3にはアームの位置信号θibが入力され、入力され
る角速度指令信号idにアーム角度に応じたゲインを与
えてシリンダ速度信号iを出力する。このリンク補正
部23−1〜23−3には電流演算部24−1〜24−3が後続
し、それらには電磁比例弁51−1〜51〜3が後続してい
る。電磁比例弁51−1〜51−3はその入力信号iiにより
油圧ポンプ13からの吐出油の方向および流量を制御す
る。
本実施例の各構成要素のうち、油圧シリンダ8〜10がア
クチュエータ80を、電磁比例弁51−1〜51−3が制御部
50を、速度指令装置30が指令手段を、角度センサ41−1
〜41−3が角度検出手段40を、角速度演算部21,サーボ
制御部22が角速度演算手段60を、リンク補正部23と電流
演算部24とが入力信号演算手段70をそれぞれ構成してい
る。そして、軌跡制御対象部位が第3のアーム3の最先
端である。
このように構成された本実施例の作用について説明す
る。
速度指令装置30から、アーム3先端の水平方向(x方
向)および垂直方向(y方向)の速度指令信号Vx,Vyが
角速度演算部21に入力される。更に、角度センサ41−1
〜41−3から各アームの相対角度信号θ〜θが角速
度演算部21に入力される。
このような各種信号が入力された角速度演算部21は、上
述した第4図に示す手順によって角速度演算信号1a,
3aを出力する。なお、ここで出力値が零でない一対の
角速度演算信号をia,ja(i=1〜3,j=1〜3)と
する。
一対の角速度演算信号ia,jaは積分器221−i,221−
jで積分されて位置指令信号θib,θjbとなる。その位
置指令信号θib,θjbと実際の角度θi,θjとの偏差が
偏差器222−i,222−jでとられて偏差Δθib,Δθjbが
得られる。その偏差Δθib,Δθjbに対してゲイン設定
器223−i,223−jで所定のゲインが与えられてΔic,
Δjcとされ、加算器224−i,224−jで角速度演算信号
ia,jaとΔic,Δjcとが加算補正され、これによ
り角速度指令信号id,jdが得られる。この角速度指
令信号id,θjdはリンク補正部23−i,23−jに入力さ
れて積分器221−i,221−jの位置指令信号θib,θjb、
すなわちアーム角度に応じた補正演算が実行されてシリ
ンダ速度信号i,jが得られる。この補正演算は、角
速度指令信号id,jdに所定のゲインを与えることに
より行われる。シリンダ速度信号i,jは電流演算部
24−i,24−jに入力されて電磁比例弁51−i,51−jの入
力信号ii,ijに変換される。そして、電磁比例弁51−i
〜51−jがその入力信号ii,ijによって制御され、これ
により油圧シリンダ8〜10が制御されてアームi,jが駆
動される。
第5図(a),(b)に第3のアーム3先端をP1−P2
沿って水平押出し(Vx>0、Vy=0)とした場合の各ア
ームの動きを示す。なお、第1のアーム1の回動支点を
O1、第2のアーム2の回動支点をO2、第3のアーム3の
回動支点をO3、第3のアーム3先端をO4で示し、各部の
初期位置をそれぞれO11,O21,O31,O41で示す。
第5図(a)は第2のアーム2および第3のアーム3を
駆動して軌跡制御した場合を示し、アーム3先端O4がO
41→O42→O43→O44と移動するとき、各アーム2,3の連結
点はO31→O32→O33→O34と移動し、第3のアーム3がス
トロークエンドに達した状態、すなわち第2および第3
のアーム2,3の第3組ではもはや軌跡制御ができなくな
った状態を示している。この実施例では、第3組に次い
で第1のアーム1および第2のアーム2の第1組に次の
優先順位が与えられており、第3のアーム3がストロー
クエンドに達しても引き続き第1および第2のアーム1,
2により軌跡制御が行なわれる。第5図(b)はその場
合を示し、アーム3先端O4がO44→O45→O46と移動する
とき、各アーム1,2の連結点はO21→O22→O23、アーム2,
3の連結点はO34→O35→O36と移動し、第2のアーム2が
ストロークエンドに達した状態、すなわち各アーム1〜
3が一直線になった状態を示している。
このように本実施例では、第3のアーム3がストローク
エンドに達しても引き続き第1および第2のアーム1,2
により軌跡制御が行なわれるので、従来のように特定の
2本のアームのみにより軌跡制御する場合に比べて、第
5図(a),(b)におけるアーム3先端軌跡O44→O45
→O46の分だけ作業範囲を広くできる。
以上では3本アームの作業機について説明したが4本以
上のn本のアームを有する作業機にも同様にこの発明を
適用できる。この場合、一対のアームは できるので、それらの組間に同様に優先順位を与えて上
述のように角速度演算信号ia,jaを求めればよい。
また、アクチュエータを油圧シリンダとしたが空圧シリ
ンダでもよく、油圧,空圧または電動機の回転力を直線
運動に変換してアームを駆動するようなものでもよい。
G.発明の効果 本発明によれば、軌跡制御のために一対で駆動される2
本のアームの組の中から、予め定めた優先順位に従っ
て、少なくとも入力された角度信号に基づき2本のアー
ムとも駆動可能な組を選択するようにしたので、従来の
ように特定の2本のアームのみにより軌跡制御する場合
に比べて作業範囲を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される多関節作業機の一例と本発
明の一実施例とを示す図、第2図はその多関節作業機の
各アームの回動範囲(ストロークエンド)を示す図、第
3図は第1図の制御装置の詳細ブロック図、第4図はそ
の角速度演算部での処理手順例を示すフローチャート、
第5図(a),(b)は軌跡制御時に選択されたアーム
とその動きを説明する図、第6図は3本アームによる従
来の作業機のモデル図である。 1〜3:アーム、8〜10:油圧シリンダ 30:指令手段、40:角度検出手段 50:制御部、60:角速度演算手段 70:入力信号演算手段 80:アクチュエータ
フロントページの続き (72)発明者 本間 和男 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−44278(JP,A) 特開 昭59−81081(JP,A) 特開 昭59−149510(JP,A) 特開 昭61−25210(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】関節を介して回動可能に連結された3本以
    上のアームと、それらのアームを駆動するアクチュエー
    タと、入力信号に応じてそのアクチュエータによるアー
    ムの移動量および移動方向を制御する制御部とを有する
    多関節作業機の軌跡制御装置において、 軌跡制御対象部位の所定方向における速度を指令し、速
    度指令信号を出力する指令手段と、 各アームの相対角度を検出して角度信号を出力する角度
    検出手段と、 少なくとも入力された角度信号に基づき、予め定められ
    た2本のアームの組の中で2本のアームとも駆動可能な
    組を判別する判別手段と、 2本のアームとも駆動可能と判別された組の中から予め
    定めた優先順位に従っていずれかの組を選択し、前記速
    度指令信号および角度信号に基づいて、選択された組の
    2本のアームの角度速度指令信号を演算する角速度演算
    手段と、 その角速度指令信号により前記制御部への入力信号を演
    算する入力信号演算手段と、を具備したことを特徴とす
    る多関節作業機の軌跡制御装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、前記アクチュエータを油圧シリンダとし、前記制御
    部を電磁比例弁としたことを特徴とする多関節作業機の
    軌跡制御装置。
JP61083357A 1986-04-11 1986-04-11 多関節作業機の軌跡制御装置 Expired - Lifetime JPH0766287B2 (ja)

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