JPH07113848B2 - 多関節作業機の軌跡制御装置 - Google Patents

多関節作業機の軌跡制御装置

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JPH07113848B2
JPH07113848B2 JP61083358A JP8335886A JPH07113848B2 JP H07113848 B2 JPH07113848 B2 JP H07113848B2 JP 61083358 A JP61083358 A JP 61083358A JP 8335886 A JP8335886 A JP 8335886A JP H07113848 B2 JPH07113848 B2 JP H07113848B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、3本以上のアームが各関節を介して互いに回
動可能とされた多関節作業機の軌跡制御装置に関する。
B.従来の技術 この種の多関節作業機をモデル化して示すと、第4図に
示すようになる。第1のアーム1は関節7を介して本体
に連結され、第2のアーム2は関節8を介して第1のア
ーム1と連結され、第3のアーム3は関節9を介して第
2のアーム2と連結されている。そして、各アーム1〜
3は例えば図示の如く設けられた第1〜第3の油圧シリ
ンダ4〜6によりそれぞれ回動される。
ところで、この主の作業機で軌跡制御を行う際、軌跡制
御対象部位である第3のアーム3の先端の水平方向(x
方向)の速度Vxと垂直方向(y方向)の速度Vyとを指令
値として入力するが、可動アームが3本以上あるので、
全てのアームを駆動させて軌跡制御することができな
い。そこで、従来は、例えば拘束条件として第3のアー
ム3を固定し、残余の第1および第2のアーム1,2を駆
動して軌跡制御が行われている。
C.発明が解決しようとする問題点 上述した従来の軌跡制御では次のような問題がある。
第4図において、地面(本体)と第1のアーム1の
なす角度をθ1、第1のアーム1の延長線と第2のアー
ム2とがなす角度をθ2、第2のアーム2の延長線と第
3のアーム3のなす角度をθ3、第1〜第3のアーム1
〜3の長さをそれぞれl1〜l3、第1〜第3の油圧シリン
ダ4〜6の全長をZ1〜Z3、第1の油圧シリンダ4の両固
定端と関節7までの距離をl1′,l1″、同様に第2、第
3の油圧シリンダ5,6についてもl2′,l2″、l3′,
l3″、関節7と第1の油圧シリンダ4の地面側固定端と
を結ぶ線と地面との角度をλとする。
第3のアーム3の先端のx座標,y座標は、 x=l1cosθ1−l2cos(θ1+θ2)−l3cos(θ1+θ2
θ3) …(1) y=l1sinθ1−l2sin(θ1+θ2)−l3sin(θ1+θ2
θ3) …(2) と表わされる。また、アーム角度θi(i=1〜3)に
対する、各シリンダ速度iと各アーム角速度iの比
i/iは、 i/i=l1′・l1″sin(θ1+λ)× {l12+l12−2l1′・l1″cos(θ1+λ)}-1/2
(3)22=l2′+l2″sinθ2× (l22+l22−2l2′・l2″cosθ2-1/2 …(4)33=l3′l3sinθ3× (l32+l32−2l3′・l3″cosθ3-1/2 …(5) となり、各アーム1〜3についてθiとi/iとの関
係を示せば第5図(a)〜(c)のようになる。この図
から、油圧シリンダ4〜6への流量を一定(i一定)
としても、各アームの各速度iはアーム角度θiによ
って変換しアーム1〜3の移動角度が大きくなったり小
さくなったりしてしまうことがわかる。
ここで、多関節作業機を例えば塗装作業に用いる場合に
ついて考えると、下塗り時には、軌跡精度ではなく、よ
り速い速度が要求され、仕上げ塗装時には、速度ではな
くより高い軌跡精度が要求される。
しかしながら、上述した従来の軌跡制御では、3本アー
ムの場合いずれかひとつのアームが固定され、例えば第
3のアーム3が固定される場合には、第5図(a),
(b)に示す特性が重ね合わされて得られる軌跡精度と
速度とにより画一的に第1および第2のアーム1,2が駆
動制御されるので、所望の精度,速度が得られないこと
があった。
また、上述の従来の軌跡制御では、駆動される一方
の油圧シリンダがストロークエンドに達すると、それ以
上アーム先端を移動させることができないので、制御範
囲が非常に狭かった。この欠点は、先端アーム3の対地
角φ(第4図)が一定となるような拘束条件を用いれ
ば、上述した3本のアームを有する多関節作業機の場合
には解決できる。しかし、それぞれ回動可能な4本以上
のアームをもつ多関節作業機においては、特定の2本の
アームまたは先端のアームがストロークエンドに達する
とアーム先端をそれ以上移動できず、同様に制御範囲が
狭いという問題があった。
本発明の目的は、同時に駆動する2つのアクチュエータ
の組合せをアームの角度に応じて変えることにより上述
した問題点を解決した多関節作業機の軌跡制御装置を提
供することにある。
D.問題点を解決するための手段 本発明は、関節を介して回動可能に連結された3本以上
のアームと、それらのアームを駆動するアクチュエータ
と、そのアクチュエータによるアームの移動量を制御す
る制御部とを有する多関節作業機の軌跡制御装置に適用
される。
そして、軌跡制御対象部位の所定方向における速度を指
令し、速度指令信号を出力する指令手段と、各アームの
相対角度を検出して角度信号を出力する角度検出手段
と、検出された角度から各アームの回動角速度と各アク
チュエータの速度との速度比を演算し、これらの速度比
に基づき駆動すべき2本のアームを選択し、速度指令信
号および角度信号に基づいて選択された2本の駆動アー
ムの角速度指令信号を演算、出力する角速度演算手段
と、その角速度指令信号により制御部への入力信号を演
算する入力信号演算手段とを具備することにより、上述
の目的が達成される。
特許請求の範囲第2項に記載の角速度演算手段は速度比
のうち値の小さい2本のアームを常時駆動するものであ
る。
特許請求の範囲第3項に記載の角速度演算手段は速度比
のうち値の大きい2本のアームを常時駆動するものであ
る。
特許請求の範囲第4項に記載の装置は、軌跡制御対象部
位の動き量に関する少なくとも2つのモードを選択する
モード選択手段をさらに備え、角速度演算手段はモード
に基づき速度比のうちのいずれか2つを選択し駆動すべ
き2本のアームを決定するものである。
特許請求の範囲第5の装置は、アクチュエータを油圧シ
リンダとし、制御部を電磁比例弁としたものである。
特許請求の範囲第6の装置は、精度モードと速度モード
とを設け、精度モードが選択されたときは速度比のうち
値の小さい2本のアームを常時駆動し、速度モードが選
択されたときは速度比のうち値の大きい2本のアームを
常時駆動するようにしたものである。
E.作用 角速度演算手段には検出された角度信号と指令手段から
の速度指令信号とが入力され、これらの入力信号に基づ
いて各アームの回動角速度とアーム駆動用アクチュエー
タの速度との速度比を演算する。さらに、この速度比に
基づいて駆動すべき2本のアームを選択する。駆動アー
ムが選択されると、速度指令信号と角度信号とにより駆
動アームの角速度指令信号が演算される。この角速度指
令信号は入力信号演算手段に入力されて、アクチュエー
タの駆動方向や駆動速度等を制御する制御部への入力信
号が演算される。その入力信号に基づいて制御部が駆動
され、これによりアクチュエータが駆動される。
F.実施例 第1図〜第3図はこの発明の実施例を説明する図であ
り、第4図に示したモデル図の如く3本のアームを有す
る多関節作業機に適用するように構成されたものであ
る。
第1図において、第3のアーム3先端の水平方向(x方
向)および垂直方向(y方向)の速度を指令し速度指令
信号Vx,Vyを出力する速度指令装置10は制御装置20と接
続されている。また、軌跡制御の際にアーム3先端の軌
跡精度を重視した精度モードまたは速度を重視した速度
モードを選択し精度モード信号Maおよび速度モード信号
Mvを出力するモード選択スイッチ30も制御装置20と接続
されている。更に、第1〜第3のアーム1〜3の角度
(θ1〜θ3)をそれぞれ検出して角度信号θ1〜θ3を出
力するポテンショメータの如き角度センサ41−1〜41−
3も制御装置20に接続されている。制御装置20には各油
圧シリンダ4〜6への流量および吐出油の方向を制御す
る電磁比例弁(サーボ弁)51−1〜51−3が後続し、制
御装置20に入力される各種信号θ1〜θ3,Vx,Vy,Ma,Mvに
基づいて後述の如き演算が行われて電磁比例弁51−1〜
51−3に入力信号i1〜i3が出力されるように構成されて
いる。なお、電磁比例弁51−1〜51−3によって制御さ
れる各アーム1〜3の角度θ1〜θ3が制御装置20にフィ
ードバックされている。
制御装置20は、角速度演算部21と、サーボ制御部22と、
リング補正部23と、電流演算部24とが順次に接続されて
構成されている。
角速度演算部21は例えばマイクロコンピュータで構成さ
れ、選択された精度モードまたは速度モードに応じて、
入力される角度信号θ1〜θ3および速度指令信号Vx,Vy
から以下に示す演算を行い角速度演算信号ia,ja
(i=1〜3,j=1〜3)を演算して出力するように構
成されている。周知の通り3本のアームにより軌跡制御
する場合、ある拘束条件を定めて2本のアームだけを駆
動するが、本発明ではアーム回動角速度iとアクチュ
エータ速度、すなわち本実施例では油圧シリンダ速度
iとの速度比θi/Ziに基づき駆動すべき2本のアームを
選択する。本実施例の如き、精度モードの場合には、上
記速度比i/iが小さい2つのアームを常に選択し、
速度モードの場合には速度比i/iが大きいアームを
常に2本選択する。例えば、第5図(a)〜(c)にお
いて、各アーム角度がθ1=A,θ2=B,θ3=Cであれば
各速度比は、11=D<33=F<22=E であり、この場合、精度モードでは第1のアーム1と第
3のアーム3とが選択駆動され、速度モードでは第2の
アーム2と第3のアーム3とが選択される。
なお、アーム角度θiに対する速度比i/iは各アー
ム毎に第5図(a)〜(c)のようになるが、逐次計算
して求めたり、あるいは予めアーム角度θi−速度比
i/iを二次元マップとして記憶しておき、そのマップ
を入力されたアーム角度θiでルックアップして速度比
i/iを求めてもよい。
このように2本の駆動アームが決定されたら下記の
(6)式〜(8)式に従って角速度演算信号ia,ja
が演算される。
第1のアーム1と第2のアーム2が選択されると次
式(6)によりia,jaとして12が演算され
る。
第2のアーム2と第3のアーム3が選択されると次
式(7)により、ia,jaとして23が演算され
る。
第1のアーム1と第3のアーム3が選択されると次
式(8)によりia,jaとして23が演算され
る。
サーボ制御部22は、制御開始時の各アーム角度θi0
初期値として角速度演算信号iaを積分して位置指令信
号θibを出力する積分器221−1〜221−3と、積分器22
1−1〜221−3の出力θibと実際のアーム角度θiとの
偏差Δθibをとる偏差発生器222−1〜222〜3と、偏差
Δθibに所定のゲインをかけるゲイン設定器223−1〜2
23−3と、ゲイン設定器223−1〜223−3の出力Δic
に角速度演算信号iaを加え合わせて角速度指令信号
idを得る加算器224−1〜224−3とを有する。
そして、加算器224−1〜224−3に各リンク補正部23−
1〜23−3が後続している。このリンク補正部23−1〜
23−2にはアームの位置信号θibが入力され、入力され
る角速度指令信号idにアーム角度に応じたゲインを与
えてシリンダ速度信号iを出力する。このリンク補正
部23−1〜23−3には電流演算部24−1〜24−3が後続
し、それらには電磁比例弁51−1〜51−3が後続してい
る。電磁比例弁51−1〜51−3はその入力信号iiにより
図示していない油圧ポンプからの吐出油の方向および流
量を制御する。
本実施例の各構成要素のうち、油圧シリンダ4〜6がア
クチュエータ80を、電磁比例弁51−1〜51−3が制御部
50を、速度指令装置10が指令手段を、モード選択スイッ
チ30が選択手段を、角度センサ41−1〜41−3が角度検
出手段40を、各速度演算部21,サーボ制御部22が角速度
演算手段60を、リンク補正部23と電流演算部24とが入力
信号演算手段70をそれぞれ構成している。そして、軌跡
制御対象部位が第3のアーム3の最先端である。
このように構成された本実施例の作用について説明す
る。
モード選択スイッチ30により精度モードまたは速度モー
ドのいずれかが選択されるとモード信号MaまたはMvが角
速度演算部21に入力され、速度指令装置10から、アーム
3先端の水平方向(x方向)および垂直方向(y方向)
の速度指令信号Vx,Vyが角速度演算部21に入力される。
更に、角度検出センサ41−1〜41−3から各アームの相
対角度信号θ1〜θ3が角速度演算部21に入力される。
このような各種信号が入力された角速度演算部21は、第
2図に示す手順によって角速度演算信号ia,jaを出
力する。
手順P1では、各信号Vx,Vy,θ1,θ2,θ3およびMaまた
はMvを読み込む。手順P2では角度信号θ1〜θ3により各
アーム毎に二次元マップから速度比i/iをルックア
ップして演算する。手順P3では選択されたモードをモー
ド信号により判別する。精度モードが選択されている
と、手順P4において、演算した速度比i/iのうち小
さい値を示している2本のアームを選択し、手順P5にお
いて、(6)式〜(8)式に基づいて一対の角速度演算
信号ia,jaが出力される。速度モードが選択されて
いると、手順P6において速度比iiうちの大きい値
を示している2本のアームを選択し、手順P5において同
様に一対の角速度演算信号ia,jaが出力される。
一対の角速度演算信号ia,jaは積分器221−i,221−
jで積分されて位置指令信号θib,θjbとなる。その位
置指令信号θib,θjbと実際の角度θi,θjとの偏差が
偏差器222−i,222−jでとられて偏差Δθib,Δθjbが
得られる。その偏差Δθib,Δθjbに対してゲイン設定
器223−i,223−jで所定のゲインが与えられてΔic,
Δjcとされ、加算器224−i,224−jで角速度演算信号
ia,jaとΔic,Δjcとが加算補正され、これによ
り角速度指令信号id,jdが得られる。この角速度指
令信号id,jdはリンク補正部23−i,23−jに入力さ
れて積分器221−i,221jの位置指令信号θib,θjb、すな
わちアーム角度に応じた補正演算が実行されてシリンダ
速度信号jが得られる。この補正演算は、角速度指令
信号id,jdに所定のゲインを与えることにより行わ
れる。シリンダ速度信号i,jは電流演算部24−i,24
−jに入力されて電磁比例弁51−i,51−jの入力信号i
i,ijに変換される。そして、電磁比例弁51−i,51−jが
その入力信号ii,ijによって制御されアームi,jが駆動さ
れる。駆動される2本のアームi,jは、選択されたモー
ドおよび逐次入力される角度θ1〜θ3により決定される
が、その拠所となる速度比i/iは各アーム毎に第5
図(a)〜(c)のようになっているので、同一モード
においてもアーム角度により速度比i/iが変わると
駆動アームが適宜変わることになる。
第3図(a),(b)に、垂直方向をyo一定とし、水平
方向でアーム3先端をxsa→xt→xsと移動させるように
指令したときのアーム3先端の軌跡を示し、第3図
(a)が速度モード、第3図(b)が精度モードの場合
を示す。この図からわかるように、精度モードで軌跡制
御すると略y=yoでアーム3先端を移動できる。また速
度モードの場合には、垂直方向の位置精度は悪くなる
が、指令する速度Vx,Vyに対して精度モードに比べて水
平方向のxs→xt→xsの移動時間が早くなる。
従って、例えば多関節作業機を用いて下塗り、仕上げ塗
りを行うような場合、下塗り時に速度モードを選択し仕
上げ塗り時に精度モードを選択すれば効率よく作業がで
きる。また、精度だけが必要な作業に精度モードで軌跡
制御すれば、従来のように特定の2本のアームだけを駆
動する場合に比べて位置精度が向上する。
以上では3本アームの作業機について説明したが4本以
上のアームを有する作業機にも同様に適用でき、この場
合、軌跡モードとして精度と速度との中間的なモードを
設定し、速度比i/iの2つの中間値を有する2本の
アームを駆動するようにしてもよい。更に以上ではアク
チュエータを油圧シリンダとしたが空圧シリンダでもよ
く、油圧、空圧モータまたは電動機の回転力を直線運動
に変換してアームを駆動するようなものでもよい。
G.発明の効果 本発明によれば、アーム回転角速度とアクチュエータの
駆動速度との比に基づいて駆動すべき2本の駆動アーム
を選択するようにしたので、たとえば予め所望の基準速
度比を設定しておき、その基準速度比に近い速度比の2
本のアームを選択するように構成しておき、その基準速
度比に近い速度比の2本のアームを選択するように構成
すれば、基準速度比を大きくすることで速度を重視した
運転ができ、基準速度比を小さくすうことで精度を重視
した運転が可能となるなど、軌跡対称部位の操作の自由
度が広がる。また、精度モードや速度モードを設定し、
精度モードが選択されたときに速度比のうち値の小さい
2本のアームを常時駆動し、速度モードが選択されたと
きは速度比のうち値の大きい2本のアームを常時駆動す
るようにすれば、より操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
その処理手順の一例を示すフローチャート、第3図
(a),(b)は実際の軌跡の2例を示す図、第4図は
3本アームのモデル図、第5図(a)〜(c)はアーム
角度に対する速度比i/iを示すグラフである。 1〜3:アーム、4〜6:油圧シリンダ 10:指令手段、30:選択手段 40:角度検出手段、50:制御部 60:角速度演算手段 70:入力信号演算手段 80:アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 武 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 白井 隆 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 橋本 昭 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−81081(JP,A) 特開 昭60−44278(JP,A) 特開 昭59−149510(JP,A) 特開 昭55−119705(JP,A) 特開 昭60−29288(JP,A) 特開 昭61−23212(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】関節を介して回動可能に連結された3本以
    上のアームと、それらのアームを駆動するアクチュエー
    タと、そのアクチュエータによるアームの移動量を制御
    する制御部とを有する多関節作業機の軌跡制御装置にお
    いて、軌跡制御対象部位の所定方向における速度を指令
    し、速度指令信号を出力する指令手段と、前記各アーム
    の相対角度を検出して角度信号を出力する角度検出手段
    と、検出された角度から各アームの回動角速度と各アク
    チュエータの速度との速度比を演算し、これらの速度比
    に基づき駆動すべき2本のアームを選択し、前記速度指
    令信号および角度信号に基づいて選択された2本の駆動
    アームの角速度指令信号を演算、出力する角速度演算手
    段と、その角速度指令信号により前記制御部への入力信
    号を演算する入力信号演算手段とを具備したことを特徴
    とする多関節作業機の軌跡制御装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、前記角速度演算手段は前記速度比のうち値の小さい
    2本のアームを常時駆動することを特徴とする多関節作
    業機の軌跡制御装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、前記角速度演算手段は前記速度比のうち値の大きい
    2本のアームを常時駆動することを特徴とする多関節作
    業機の軌跡制御装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、前記軌跡制御対象部位の動き量に関する少なくとも
    2つのモードを選択するモード選択手段を設け、前記角
    速度演算手段は前記モードに基づき前記速度比のうちの
    いずれか2つを選択し駆動すべき2本のアームを決定す
    ることを特徴とする多関節作業機の軌跡制御装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1〜第4項のいずれかに
    記載の装置において、前記アクチュエータを油圧シリン
    ダとし、前記制御部を電磁比例弁としたことを特徴とす
    る多関節作業機の軌跡制御装置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第4項または第5項に記載
    の装置において、前記モードは精度モードと速度モード
    とし、精度モードが選択されたときは前記速度比のうち
    値の小さい2本のアームを常時駆動し、速度モードが選
    択されたときは前記速度比のうち値の大きい2本のアー
    ムを常時駆動することを特徴とする多関節作業機の軌跡
    制御装置。
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