JPH0766189B2 - レジスト材料 - Google Patents

レジスト材料

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JPH0766189B2
JPH0766189B2 JP61228962A JP22896286A JPH0766189B2 JP H0766189 B2 JPH0766189 B2 JP H0766189B2 JP 61228962 A JP61228962 A JP 61228962A JP 22896286 A JP22896286 A JP 22896286A JP H0766189 B2 JPH0766189 B2 JP H0766189B2
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    • G03F7/039Macromolecular compounds which are photodegradable, e.g. positive electron resists
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は共役系高分子を与える可溶性高分子前駆対を含
むレジスト材料に関する。
〈従来の技術〉 ポリアセチレン、ポリパラフェニレンに代表される共役
系高分子はメモリー素子、センサー、太陽電池、蓄電池
などのデバイスへの応用が期待されているが、これら電
子デバイスなどへの応用を考えるとき、共役系高分子の
所望のパターンを形成することは、これらを用いる回路
を形成するうえ大変有利な技術となる。例えば特開昭60
-165786号公報においてはジアセチレンモノマー誘導体
の溶液の基板上に塗布し、それに紫外光のパターンを照
射した後、溶剤で未露光部のモノマーを除去することに
より光重合したポリジアセチレンのパターンを形成する
ことが記載されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら,分子量の低いモノマー溶液を塗布する方
法では、会合や結晶化等の現象により塗膜が不均一にな
り易く、その結果形成されるパターンの均一性が充分で
ない場合が多かった。そのため、ポリマーを塗布するこ
とによって得られる均一な薄膜から共役系高分子のパタ
ーンを形成することが望まれていた。しかし、共役系高
分子の多くは不溶不融であり、共役系高分子そのものの
塗布により薄膜を得るのが困難であった。
本発明の目的は共役系高分子のレジストパターンを得る
ことができるレジスト材料を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 すなわち、本発明は共役系高分子を与える可溶性高分子
前駆体を含むレジスト材料であって、該可溶性高分子前
駆体が一般式 (R1は−CH−CH2−基の脱水素により形成されるビニレ
ン基と連続した共役系を形成する基、R2、R3は炭素数1
〜20の炭化水素基、X-は対イオンを示す。)で表される
繰り返し単位を有する高分子スルホニウム塩であること
を特徴とするレジスト材料を提供する。
本発明は共役系高分子のパターンを形成できるレジスト
材料について鋭意検討の結果、特定の高分子前駆体の溶
液を基板上に塗布し、これに光をパターン状に照射、現
像し、ついで熱処理することにより共役系高分子の良好
なパターンが形成されることを見出したものである。
以下,本発明を詳細に説明する。
本発明におけるレジスト材料とは主たる成分として少な
くとも1種の共役系高分子を与える可溶性高分子前駆体
を含むものである。ここで可溶性高分子前駆体に感光
性、感電子線性等がある場合にはその可溶性高分子前駆
体単独でもレジスト材料とすることができるが、それら
がないかあるいは少ない場合はそれと感光剤と組み合わ
せてレジスト材料とすることができる。後者の混合物の
場合は各成分が同じ溶媒に可溶であることが必要であ
る。
この場合使用する感光剤等としては可溶性高分子前駆体
の種類により異なるので適宜組み合わせて使用すること
が必要であるが、一般的にはフォトレジストの感光剤と
して用いられているビスアリルアジド系色素、ジアゾナ
フトキノン系色素等が例示される。
本発明において使用される可溶性高分子前駆体としては
何らかの溶媒に可溶であり、熱処理により共役系高分子
に変化する高分子であり、一般式(I) (R1は−CH−CH2−基の脱水素により形成されるビニレ
ン基と連続した共役系を形成する基、R2、R3は炭素数1
〜20の炭化水素基、Xは対イオンを示す)で表される繰
返し単位を有する高分子スルホニウム塩である。
ここで高分子スルホニウム塩の重合度は2以上、好まし
くは5〜50000、より好ましくは20〜50000である。
一般式(I)で表される高分子スルホニウム塩を用いる
場合、熱処理によって得られる共役系高分子は一般式
(IV) −R1−CH=CH− (R1はビニレン基と連続した共役系を形成する基)で表
される繰り返し単位を主要な構成要素とする高分子とな
る。
ここで一般式(I)および(IV)のR1は熱による脱スル
ホニウム塩処理により得られる高分子においてビニレン
基と連続した共役系を形成し、共役系高分子を与える基
である。これらを例示すればビニレン基と共役になる構
造を有する炭化水素基またはその誘導体、あるいは複素
環基が挙げられ、特に炭素数2〜20の炭化水素基または
その誘導体、および不飽和複素環基が好ましい。具体例
としては芳香族単環式炭化水素基、例えばp−フェニレ
ン、置換p−フェニレン(例えば2-エチル−p−フェニ
レン、2,5−ジメチル−p−フェニレン、4,4′−ビフェ
ニレン、2,5−ジメトキシ−p−フェニレン、2,5−ジエ
トキシ−p−フェニレン;芳香族多環式炭化水素基(例
えば1,4-ナフチレン、2,7-フェナントリレン);非環式
不飽和炭化水素基(例えばビニレン、1-メチルビニレ
ン、1-フェニルビニレン、1,4-ブタジエニレン);単環
式不飽和複素環基(例えば1-シクロヘキセニレン、1-シ
クロペンテニレン)等が例示される。特に有機機能素子
等への応用の点で電気伝導性のパターン形成のためには
主鎖軸に対して対称性を有する基が好ましく、p−フェ
ニレン、4,4′‐ビフェニレン、2,5−ジメチル−p−フ
ェニレン、2,5−ジメトキシ−p−フェニレン、2,5−ジ
エトキシ−p−フェニレン、1,4-ブタジエンなどが効果
的に用いられる。なかでも芳香族単環式炭化水素基が安
定にスルホニウム塩を得ることができ好ましい。
またR1、R2は炭素数1〜20の炭化水素基、例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、n-ブチル、2-エ
チルヘキシル、ドデシル、オクタデシル、フェニル、シ
クロヘキシル、ベンジル基等が挙げられるが炭素数1〜
6の基、特にメチル、エチル基が好ましい。
スルホニウム塩の対イオンX-は任意のものを用いること
ができるが、本発明においてはハロゲン、水酸基、4弗
化ホウ素および過塩素酸イオンが好ましく、特に塩素、
臭素、ヨウ素および水酸基イオンが好ましい。
本発明における高分子スルホニウム塩は単一モノマーの
重合物を使用してもよいし、複数のモノマーの共重合物
を用いてもよい。
これら高分子スルホニウム塩は例えば特開昭59-199746
号公報等に記載の方法で製造することができる。
次に本発明のレジスト材料の使用方法について説明す
る。本発明におけるレジスト材料の露光方法、ならびに
現像方法は含有する可溶性高分子前駆体の種類、必要に
応じて添加する感光剤の種類等によって幾分異なるのを
考慮して適宜決めればよい。
例えば、可溶性高分子前駆体として一般式(I)で表さ
れる構造の高分子スルホニウム塩を用いる場合、一般に
光照射によりネガ型パターンが形成される。この場合、
露光には可視、紫外、または遠紫外の光、X線等の光、
電子線等の粒子線が用いられるが、露光工程のスループ
ット、露光装置の取扱いの容易さなどの点で水銀灯、キ
セノン−水銀灯、キセノン灯、エキシマレーザなどによ
る波長260nm以下の遠紫外領域の光が好ましい。またこ
の場合の現像方法としては可溶性高分子前駆体を溶解す
るもの、例えば水、メタノール等の溶媒を用いることが
できる。
また、波長が300nm以上の場合、可溶性高分子前駆体の
種類、塗布後の乾燥時間、塗布膜厚、露光量、現像液、
現像時間を適宜選択して露光部を比較的速く溶出してポ
ジ型パターンを形成することもできる。
例えば、高分子スルホニウム塩として、p−キシリレン
ビス(ジエチルスルホニウムブロミド)をアルカリで縮
合重合させて合成した を用いた場合、低圧水銀灯を用いた波長253.7nmの線光
源を用いて露光し、水またはメタノールによる湿式現像
によりネガ型パターンを形成できるが、低圧水銀灯、高
圧水銀灯、キセノンランプ等の光源に300nmの短波長光
をカットするフィルターを通して露光し、メタノールを
含むアセトンを用いて現像するとポジ型パターンが形成
できる。
次に、得られたパターンを熱処理して共役系高分子のパ
ターンを得る方法について説明する。
一般にポジ型パターンの場合、パターンは未露光の高分
子前駆体を主成分としており、これを熱処理することに
より共役系高分子のパターンにすることができる。
また、ネガ型パターンの場合でも露光部のかなりの部分
が高分子前駆体とほぼ同じ構造を有している場合は熱処
理により共役系高分子を主体とするパターンにすること
ができる。
熱処理温度は高分子前駆体の種類によって異なるが通常
100〜400℃の範囲が用いられる。
例えば、下記の高分子スルホニウム塩を用いた場合、 熱処理温度は100〜400℃℃の温度範囲が用いられる。
また、熱処理雰囲気としては酸素を含まないことが好ま
しく、窒素、アルゴン等の不活性雰囲気中が好ましい。
本発明のレジスト材料を用いて得られたパターンは前述
のように共役系高分子を主成分として含むため、ドーピ
ングを行うことにより、電気伝導性のパターンとするこ
とができる。
ドーピングは電子供与体または電子受容性の化合物によ
り行われるが、これらは従来の導電性高分子化合物、例
えばポリアセチレンなどのドーピング、あるいはグラフ
ァイトの層間化合物の形成により導電性向上効果の見出
されている化合物が効果的に用いられる。
具体的には,電子受容体としては ハロゲン化合物類:フッ素,塩素,臭素,ヨウ素,塩化
ヨウ素,三塩化ヨウ素,臭化ヨウ素 ルイス酸類:五フッ化リン,五フッ化ひ素,五フッ化ア
ンチモン,三フッ化ホウ素,三塩化ホウ素,三臭化ホウ
素,三酸化硫黄 プロトン酸類:フッ化水素,塩化水素,硝酸,硫酸,過
塩素酸,フッ化スルホン酸,塩化スルホン酸,三フッ化
メタンスルホン酸 遷移金属塩化物類:四塩化チタン,四塩化ジルコニウ
ム,四塩化ハフニウム,五塩化ニオブ,五塩化タンタ
ル,五塩化モリブデン,六塩化タングステン,三塩化鉄 有機化合物類:テトラシアノエチレン,テトラシアノキ
ノジメタン,クロラニル,ジクロルジシアノベンゾキノ
ン 電子供与体としては アルカリ金属類:リチウム,ナトリウム,カリウム,ル
ビジウム,セシウム 第四級アンモニウム塩類:テトラアルキルアンモニウム
イオン などが例示される。
ドーピング試剤の好ましい含有量はドーピング試剤の種
類によって変わるが,一般にドーピングの条件,例えば
ドーピング時間,ドーピング試剤濃度などにより任意に
変えることが出来る。一般に好ましい含有量は共役系に
関与する=CH−単位に対するドーパントのモル数が0.01
〜0.3モルであり、モル数が少ないと高導電性となら
ず,またモル数が多いと電導度は飽和する傾向があるの
で経済的でない。
ドーピング処理は化学ドーピング、電解ドーピング、光
ドーピング、イオンインプランテーション等公知の方法
で行うことができる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明のレジスト材料はドーピン
グにより電気伝導性を付与することができる共役系高分
子を主成分とするパターンを与えるので有機機能素子
(メモリー、センサー、太陽電池、蓄電池等)への応用
上極めて有用である。
〈実施例〉 以上本発明を実施例によってさらに詳細に説明するが本
発明はこれら実施例によって何ら限定されるものではな
い。
実施例1 p−キシリレン−ビス(ジメチルスルホニウムクロリ
ド)28.4gを蒸留水475mlに溶解せしめた後、0〜5℃の
温度で0.4N NaOH水溶液475mlを1時間かけて滴下し、そ
のまま4時間攪拌を続けた。反応後濃塩酸でPH4に調整
した。この反応液を透析膜(セロチューブ,分子量分画
8500)を用いて水に対して2日間透析処理を行った。こ
の透析液をSiウェハー上に回転数1000rpm、回転時間20
秒にてスピンコートし、風乾してスルホニウム塩を側鎖
に有する高分子スルホニウム塩膜を形成した。平均膜厚
は0.18μmであった。
ここでキセノン−水銀ランプを光源とするマスクアライ
ナーを用いて、石英製のフォトマスクを介してdeep−UV
光をパターン状に照射した後、メタノールで現像したと
ころ未露光部の高分子スルホニウム塩が溶出してネガ型
のパターンが形成された。
ついでこのパターンを窒素気流中200℃で20分間熱処理
し、パターン部の赤外吸収スペクトルを測定したとこ
ろ、ポリ−p−フェニレンビニレンであることを示し
た。また、パターンの最小線巾は0.5μmであった。
実施例2 p−キシリレンビス(ジメチルスルホニウムクロミド)
9.7gと2,5−ジメトキシ−p−キシリレンビス(ジメチ
ルスルホニウムクロミド)2.4gを蒸留水200mlに溶解せ
しめた後、0〜5℃の温度で0.4N NaOH水溶液200mlを1
時間かけて滴下し、そのまま4時間攪拌を続けた。反応
後濃塩酸でPH4に調整した。この反応液を透析膜(セロ
チューブ,分子量分画8500)を用いて水に対して2日間
透析処理を行った。
この透析液をSiウェハー上に回転数1000rpm、回転時間2
0秒にてスピンコートし、風乾してスルホニウム塩を側
鎖に有する高分子スルホニウム塩膜を形成した。平均膜
厚は0.13μmであった。
次に実施例1と全く同様に露光および現像を行いネガ型
のパターンが形成された。
ついでこのパターンを窒素気流中200℃で20分間熱処理
し、パターン部の赤外吸収スペクトルを測定したとこ
ろ、ポリ−p−フェニレンビニレンとポリ−2,5−ジメ
トキシ−p−フェニレンビニレンの共重合体であること
を示した。また、パターンの最小線巾は0.5μmであっ
た。
また、このパターンをヨウ素雰囲気に曝すことによりド
ーピングを行った。このパターン部の電導度は0.01〜2S
/cmであった。
実施例3 2,5−ジメトキシ−p−キシリレンビス(ジメチルスル
ホニウムクロリド)11.9gを蒸留水200mlに溶解せしめた
後、0〜5℃の温度で0.4N NaOH水溶液200mlを1時間か
けて滴下し、そのまま2時間攪拌を続けた。反応後濃塩
酸でPH4に調整した。この反応液を透析膜(セロチュー
ブ,分子量分画8500)を用いて水に対して2日間透析処
理を行った。この透析液をガラス板上にコートし、窒素
気流中にて風乾し、スルホニウム塩を側鎖に有する高分
子スルホニウム塩薄膜を形成した。ついで実施例1と同
様にして露光、現像を行ったところネガ型のパターンが
形成された。
ついでこのパターンを窒素気流中200℃で20分間熱処理
し、パターン部の赤外吸収スペクトルを測定したとこ
ろ、ポリ−2,5−ジメトキシ−p−フェニレンビニレン
であることを示した。
また、このパターンをヨウ素雰囲気に曝すことによりド
ーピングを行った。このパターン部の電導度は1〜100S
/cmであった。
実施例4 p−キシリレンビス(ジエチルスルホニウムブロミド)
4.4gを蒸留水50mlに溶解せしめた後、NaOH 0.8gを蒸留
水50mlに溶解せしめた水溶液を15分かけて滴下し、0〜
5℃で3時間攪拌を続けた。反応後0.66規定臭化水素水
溶液を用いて中和した(PH4.85)。
この反応液を透析膜(セロチューブ,分子量分画8500)
を用いて水に対して2日間透析処理を行った。この透析
液をシリコンウェハー上に回転数1000rpm、時間60秒に
てスピンコートし、風乾し、スルホニウム塩を側鎖に有
する高分子スルホニウム塩膜を形成した。平均膜厚は0.
15μmであった。ここでキセノンランプを用いて350nm
以下の波長の光をカットするフィルターを通して光をパ
ターン状に照射した後、メタノール7.4Mを含むアセトン
で現像したところ露光部が溶出してポジ型パターンが形
成された。
ついでこのパターンを窒素気流中200℃で20分間熱処理
し、パターン部の赤外吸収スペクトルを測定したとこ
ろ、ポリ−p−フェニレンビニレンであることを示し
た。
実施例5 実施例4において、キセノンランプの代わりに低圧水銀
灯を使用し、350nm以下の波長をカットするフィルター
を用いずに253.7nmの波長を主体とする光をパターン状
に照射した後、水で現像したところ未露光部の高分子ス
ルホニウム塩が溶出してネガ型のパターンが形成され
た。
ついでこのパターンを窒素気流中200℃で20分間熱処理
し、パターン部の赤外吸収スペクトルを測定したとこ
ろ、ポリ−p−フェニレンビニレンであることを示し
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共役系高分子を与える可溶性高分子前駆体
    を含むレジスト材料であって、該可溶性高分子前駆体が
    一般式 (R1は−CH−CH2−基の脱水素により形成されるビニレ
    ン基と連続した共役系を形成する基、R2、R3は炭素数1
    〜20の炭化水素基、X-は対イオンを示す。)で表される
    繰り返し単位を有する高分子スルホニウム塩であること
    を特徴とするレジスト材料。
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