JPH0765665B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH0765665B2
JPH0765665B2 JP13417889A JP13417889A JPH0765665B2 JP H0765665 B2 JPH0765665 B2 JP H0765665B2 JP 13417889 A JP13417889 A JP 13417889A JP 13417889 A JP13417889 A JP 13417889A JP H0765665 B2 JPH0765665 B2 JP H0765665B2
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茂樹 島中
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動変速機の変速時間学習手段を備えた変速
制御装置に関し、とりわけ、コースト走行時に変速時間
学習を禁止するようにした変速制御装置に関する。
従来の技術 従来の自動変速機としては、例えば、特開昭62−62047
号公報に開示されるようなものがあり、変速機のギアト
レーンに組み込まれた複数の摩擦要素が、コントロール
バルブから出力される作動液圧によって適宜締結,解放
されることにより、変速が自動的に行われるようになっ
ている。
ところで、自動変速機が変速制御される際、変速時間が
目標時間となるようにライン圧を学習制御するようにな
ったものがあり、このように変速時間の学習機能が設け
られた自動変速機では、特願昭63−190536号として本出
願人によって提案されるように、コースト走行時の足離
し変速時に該変速時間学習を禁止することにより、変速
時のショックを低減させるようになったものがある。
つまり、上記足離し変速は、スロットルチャンバに設け
られるアイドルスイッチのON,OFF(ONでアイドル状態)
によって検知することができ、該アイドルスイッチのON
信号の入力により上記変速時間学習が禁止される。
また、正常パターンの変速でなければ、変速時間学習を
禁止する構成として、特開昭62−137459号公報に開示さ
れるものがあるが、この正常パターンの変速は、安定な
スロットル位置、正のトルクおよび移行全体にわたる満
足な油温度であり、エンジンのアイドル状態により変速
時間学習を禁止する構成ではない。
発明が解決しようとする課題 かかる目的を達成するために本発明は第1図に示すよう
に、摩擦要素を選択的に油圧作動させて所定変速段を選
択し、変速時間が目標変速時間となる変速時間学習手段
aを備える自動変速機の変速制御装置において、 スロットル開度を検出するスロットル開度検出手段b
と、 このスロットル開度検出手段bが所定開度以下のスロッ
トル開度を検出したとき、エンジンがアイドル状態であ
ると判断するアイドル状態検出手段cとを備え、 このアイドル状態検出手段cがエンジンのアイドル状態
を判断したとき、上記変速時間学習手段aによる変速時
間学習の禁止を行う構成とした。
作用 以上の構成により本発明の自動変速機の変速制御装置に
あっては、スロットル開度検出手段bに基づくアイドル
状態検出手段cの判定によって実質的なアイドル状態を
検知することができる。
従って、上記アイドル状態検出手段cがアイドル状態を
示している場合はコースト走行状態であるため、このと
きに変速時間学習を禁止することにより、適確な変速制
御を行うことができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第2図は本発明の自動変速機の変速制御装置の第1実施
例を示し、10はエンジン、12は自動変速機である。
上記エンジン10は、これに導入される空気量がスロット
ルチャンバ14に設けられるスロットルバルブ16の開度量
に応じて調節され、この吸入空気量に応じて混合気が制
御される。
一方、上記自動変速機12は上記エンジン10に結合され
て、図外のトルクコンバータを介してエンジン回転が入
力されるようになっており、該自動変速機12の変速制御
は、コントロールバルブ18から出力される制御液圧によ
って摩擦要素が適宜締結又は解放されることにより行わ
れる。
ところで、上記コントロールバルブ18は変速制御装置と
してのA/Tコントロールユニット20から出力される各種
信号、例えば、特開昭62−62047号公報に開示されるよ
うに、ライン圧制御信号,シフトバルブ切換信号等によ
って上記制御液圧の制御が行われるようになっている。
尚、上記A/Tコントロールユニット20から出力される各
種信号は、該A/Tコントロールユニット20に入力される
車両走行条件、例えば、車速信号,スロットル開度信号
およびA/T油温信号等に基づいて決定される。
また、上記A/Tコントロールユニット20内には変速時間
学習手段22が設けられ、該変速時間学習手段22には、上
記スロットルチャンバ14に設けられるアイドルスイッチ
24からのON,OFFによるアイドル信号が入力される。
そして、上記変速時間学習手段22では、コースト走行
時、つまり、上記アイドルスイッチ24からON信号が出力
されるときに、変速時間学習が禁止されるようになって
いる。
ここで、本実施例にあっては、アクセルペダル28から上
記スロットルバルブ16に至るアクセル操作経路30中に、
アクセルペダル28の踏込量を無段階に検出する手段、例
えば該アクセルペダル28の踏み込みに応じて電気抵抗値
が変化される可変抵抗器32を設け、可変抵抗器32を、ス
ロットル開度検出手段として設けてある。
従って、上記可変抵抗器32は、スロットルバルブ16の開
度に対応したアクセルペダル28の踏込量を無段階に検出
することができ、その踏込量に応じた信号検出をA/Tコ
ントロールユニット20に出力する。そして、アイドル状
態検出手段を構成するA/Tコントロールユニット20にお
いては、この踏込量を、アイドリング状態を決定する
量、例えば、通常のアイドリング領域である1/8開度と
比較し、これ以下のときに、実質的なアイドル状態を示
すソフトアイドル信号ONとして上記変速時間学習手段22
に出力するようになっている。
そして、上記変速時間学習手段22では上記アイドルスイ
ッチ24からOFF信号(アイドル状態以外の信号)が出力
されているときに、上記ソフトアイドル信号によって変
速時間学習の禁止又は許可が判断されるようになってい
る。
即ち、上記変速時間学習手段22は第3図に示すフローチ
ャートに沿って制御が行われ、まず、ステップIによっ
てアイドルスイッチ24がONかどうかが判断され、「YE
S」の場合はステップIIに進んで変速時間学習が禁止さ
れる。
一方、上記ステップIで「NO」と判断された場合は、ス
テップIIIに進んでソフトアイドル信号がONかどうかが
判断され、「YES」の場合は上記ステップIIに進んで変
速時間学習が禁止されると共に、「NO」の場合はステッ
プIVに進んで変速時間学習が許可される。
次に、第4図に第2処理例のフローチャートを示す。
この実施例では、第1実施例にエンジン冷却水温の判断
であるステップVとソフトアイドルにより、アイドル状
態を判断するステップVIIが付加されており、アイドル
スイッチ24がOFF、即ち、ステップIが「NO」と判断さ
れた場合は、ステップVでエンジン冷却水温が判断さ
れ、所定値以上であるときは「YES」と判断され、ステ
ップVIIでスロットル開度を判断し、θより小と判断
すればソフトアイドル信号がONとなり、変速時間学習を
禁止する。
次に、ステップVでエンジン冷却水温が所定値以下のと
きは「NO」と判断され、ステップIIIでスロットル開度
を判断し、所定値θ+θより小と判断すればソフト
アイドル信号がONとなり、変速時間学習を禁止する。
従って、ステップVIIによりアイドルスイッチ24が故障
したときでも適確な変速時間学習制御が行える。
また、第5図に第3処理例のフローチャートを示す。
この実施例では路面の状態を判断し、悪路の場合は変速
時間学習の許可,禁止の判断をソフトアイドル信号で行
い、良路の場合はアイドルスイッチ24で行う構成となっ
ている。
この実施例によれば、悪路走行時の振動によるアイドル
スイッチ24の誤作動から起こる不適性が変速時間学習の
許可,禁止で防止できる効果が発揮される。
以上の構成により、本実施例の自動変速機の変速制御装
置にあっては、エンジン10の暖機後にあっては冷却水温
が上昇されているため、スロットルチャンバ14の開閉は
アクセルペダル28の踏込量に対応して変化され、該アク
セルペダル28から足離ししたコースト走行状態では、該
スロットルチャンバ14は閉止されてアイドルスイッチ24
からON信号が出力される。
従って、この場合は上記アイドルスイッチ24のON信号に
よって変速時間学習手段22による変速時間の学習が禁止
される。
尚、この変速時間の学習禁止はコースト走行状態のみな
らず、停車状態でのアイドリング時にも行われる。
一方、上記冷却水温が低い場合は、足離し状態にあるに
も拘わらずスロットルチャンバ14が開かれるため、上記
アイドルスイッチ24からはOFF信号が出力されるが、こ
の場合はアクセルペダル28が踏み込まれていないためソ
フトアイドル信号がONとなり、このソフトアイドル信号
のONにより上記変速時間学習が禁止されることになる。
従って、低温時のエンジン10始動直後におけるコースト
走行時にあっても、変速時間学習の禁止を確実に行うこ
とができる。
尚、上記ソフトアイドル信号がOFFであるときは、アク
セルペダル28を踏み込んでいる場合であり、この場合は
加速走行状態であるため、上記変速時間学習手段22は通
常通り変速時間学習を行う。
また、本実施例にあっては、可変抵抗器30から出力され
るスロットル開度信号を、A/Tコントロールユニット20
に入力して、該A/Tコントロールユニット20内でソフト
的にアイドル位置を検出するようにしたものを開示した
が、これに限ることなく従来エンジンコントロールユニ
ットで用いられているソフトアイドル信号を、該A/Tコ
ントロールユニット20に入力して、これを変速時間学習
の禁止条件に用いることができる。
更に、このようにエンジンコントロールユニットのソフ
トアイドル信号を用いた場合は、該ソフトアイドル信号
がコースト時のフューエルカットに用いられる関係上、
より正確なコースト状態を検出することが可能となり、
この方が好ましい。
ところで、本実施例にあっては、ソフトアイドル信号と
アイドルスイッチ24を併用した場合を開示したが、これ
に限ることなく、アイドルスイッチ24を廃止してソフト
アイドル信号のみを用いることができる。
発明の効果 以上説明したように本発明の目的変速機の変速制御装置
にあっては、スロットル開度検出手段により検出される
スロットル開度が所定開度以下のときにはエンジンがア
イドル状態であると判断して変速時間学習手段による変
速時間学習を禁止するようにしたので、エンジン始動直
後等の冷機状態でのコースト走行時に、スロットルバル
ブが開かれている場合にあっても、ソフトアイドル信号
により変速時間学習を禁止することができ、本来の適正
な学習処理を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概念を示す概略構成図、第2図は本発
明の一実施例を示す概略構成図、第3図は本発明の制御
を実行する際の第1処理例を示すフローチャート、第4
図は本発明の第2処理例を示すフローチャート、第5図
は本発明の第3処理例を示すフローチャートである。 10……エンジン、12……自動変速機、14……スロットル
チャンバ、20……A/Tコントロールユニット(変速制御
装置)、22……変速時間学習手段、24……アイドルスイ
ッチ、32……可変抵抗器(スロットル開度検出手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】摩擦要素を選択的に油圧作動させて所定変
    速段を選択し、変速時間が目標変速時間となる変速時間
    学習手段を備える自動変速機の変速制御装置において、 スロットル開度を検出するスロットル開度検出手段と、 このスロットル開度検出手段が所定開度以下のスロット
    ル開度を検出したとき、エンジンがアイドル状態である
    と判断するアイドル状態検出手段とを備え、 このアイドル状態検出手段がエンジンのアイドル状態を
    判断したとき、上記変速時間学習手段による変速時間学
    習の禁止を行うことを特徴とする自動変速機の変速制御
    装置。
JP13417889A 1989-05-26 1989-05-26 自動変速機の変速制御装置 Expired - Lifetime JPH0765665B2 (ja)

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JPH03360A JPH03360A (ja) 1991-01-07
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