JP3492843B2 - 車両の自動変速装置 - Google Patents

車両の自動変速装置

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JP3492843B2
JP3492843B2 JP07487496A JP7487496A JP3492843B2 JP 3492843 B2 JP3492843 B2 JP 3492843B2 JP 07487496 A JP07487496 A JP 07487496A JP 7487496 A JP7487496 A JP 7487496A JP 3492843 B2 JP3492843 B2 JP 3492843B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両の自動変速装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のシフトアップ要求およびシフトダ
ウン要求が発生すると、その目標段へのギヤチェンジを
制御する手段を備える車両の自動変速装置において、登
坂走行時の再加速性能を確保しつつ、エンジンやトラン
スミッションのオーバランを適確に防止するため、変速
要求段のギヤ比と車速とから変速後のエンジン回転速度
を計算する手段と、その計算値がオーバラン判定回転速
度よりも高いときにギヤチェンジを禁止する手段と、ア
クセル開度が所定値(アクセル全開の判断基準)以上で
車両の減速状態(走行加速度が負)が所定時間だけ継続
すると登坂を判定する手段と、その判定時にオーバラン
判定回転速度を所定値だけ高めに補正する手段を設けた
ものがある(特願平5ー194829号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来例
では車両の走行加速度が0の状態や正負を繰り返すよう
な場合、アクセル全閉にも拘わらず、登坂状態と判定さ
れないため、いつまでも再加速状態へ移行できないとい
う不具合が生じる。
【0004】この発明はこのような問題点を有効に解決
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、車両の
変速要求を発生する手段と、その要求段へのギヤチェン
ジを制御する手段と、を備える車両の自動変速装置にお
いて、変速要求段のギヤ比と車速とから変速後のエンジ
ン回転速度を計算する手段と、この計算値がオーバラン
の判定回転速度よりも高いときにギヤチェンジを禁止す
る手段と、アクセル開度が全負荷状態のときに車速また
はエンジン回転速度の加速度が正の設定値以下に低下す
ると車速またはエンジン回転速度の加速度に応じて登坂
状態を2段階に判定する手段と、登坂状態の判定段階に
応じた補正値を確定すると共にシフトダウン要求時のオ
ーバランの判定回転速度を補正値分だけ高めに補正する
手段と、を設ける。
【0006】 第2の発明では、車両の変速要求を発生
する手段と、その要求段へのギヤチェンジを制御する手
段と、を備える車両の自動変速装置において、変速要求
段のギヤ比と車速とから変速後のエンジン回転速度を計
算する手段と、この計算値がオーバランの判定回転速度
よりも高いときにギヤチェンジを禁止する手段と、アク
セル開度と車速またはエンジン回転速度の加速度とから
登坂を判定する手段と、その登坂判定時に車速またはエ
ンジン回転速度の加速度に応じた補正値を確定すると共
にシフトダウン要求時のオーバランの判定回転速度を補
正値分だけ高めに補正する手段と、を備えてなり、登坂
判定時に車速またはエンジン回転速度の加速度に応じた
補正値分だけシフトダウン要求時のオーバランの判定回
転速度を高めに補正する手段は、車速またはエンジン回
転速度の加速度に応じて補正値が連続的に変化するデー
タマップをトランスミッションの変速段毎に設定する手
段と、シフトダウンの要求段に対応するデータマップか
ら車速またはエンジン回転速度の加速度に応じた補正値
を検索する手段と、を設ける。
【0007】 第3の発明では、第1の発明または第2
の発明において、登坂判定時にシフトアップを禁止する
手段を設ける。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、登坂時のオーバランの判
定回転速度は車速もしくはエンジン回転速度の加速度に
応じて高めに補正される。登坂の勾配が急になる程、変
速に伴う減速度合いは大きくなるが、車速もしくはエン
ジン回転速度の加速度が登坂の勾配状態を反映するた
め、正の加速度まで登坂の判定域を拡大しても、シフト
ダウンに原因するオーバランの回避が可能になる。その
結果、登坂状態に応じてシフトダウンが早めに行われる
ので、車速の低下を待たずに再加速状態へ効率よく移行
できる。
【0009】第2の発明によれば、変速比を含めて登坂
時の走行状況を正確に反映するオーバランの判定回転速
度が得られる。
【0010】第3の発明によれば、シフトアップ要求が
発生しても、登坂判定時のシフトアップは禁止されるた
め、シフトアップの変速後に駆動力が不足して車速が低
下し、シフトダウンに向けて再度忙しくギヤチェンジが
繰り返えされる、いわゆるシフトビジーを回避できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1において、3はクラッチの断
続操作を行うクラッチアクチュエータ、1はトランスミ
ッションのギヤシフト機構を駆動するギヤシフトアクチ
ュエータで、エンジンの燃料噴射ポンプにそのアクセル
レバーを駆動するスロットルアクチュエータ(図示せ
ず)が設けられる。
【0012】これらアクチュエータの制御に必要な運転
状態の検出手段として、アクセルペダル11の踏み角を
検出するアクセルセンサ12と、エンジンの回転速度を
検出するエンジン回転センサ7と、クラッチのストロー
ク位置を検出するクラッチストロークセンサ4と、トラ
ンスミッションのシフト位置を検出するギヤポジション
センサ2と、トランスミッションのメインシャフト回転
速度を検出する車速センサ5と、メインシャフト上を遊
転するメインギヤの回転速度を検出するギヤ回転センサ
6が設けられる。
【0013】クラッチの手動制御と自動制御を切り替え
るため、クラッチペダル13の初期位置と作動位置を検
出するペダルスイッチ14a,14bが設けられる。運
転室にはトランスミッションのシフトレバー装置15
(シフタ)に加えて、トランスミッションのシフト位置
などを表示するモニタ16が配設される。シフタ15と
しては、シフトアップ,シフトダウン,ホールド(現シ
フト段を保持する)、リバース,ニュートラルの5ポジ
ションを持つ動作パターンの単純なh型が採用される。
【0014】これらの出力信号に基づいてアクチュエー
タの駆動を制御するのがエンジンコントロールユニット
20とトランスミッションコントロールユニット21
で、変速要求が発生すると、後述のように目標段へのギ
ヤチェンジの可否が判定され、その許容時に一連の変速
制御を実行する。まず、燃料噴射ポンプをアクセル全開
位置に戻すと同時にクラッチを切断し、その間にトラン
スミッションのギヤを要求シフト段へギヤシフトさせ
る。そして、トランスミッションのギヤセットが完了す
ると、クラッチを接続して燃料噴射ポンプをアクセルペ
ダルの踏み角に応じたアクセル開度に復帰させる。
【0015】トランスミッションコントロールユニット
21はエンジンなどのオーバランを防止するため、車両
の変速要求が発生すると、その変速制御の可否を判定す
る機能を備える。図2はその制御系の機能的なブロック
構成を表すもので、エンジンの回転速度からその回転加
速度の大きさを判定する手段38と、オーバラン判定回
転速度として平坦路を基準に規定される設定値を格納す
る手段46と、クラッチが接続状態でトランスミッショ
ンが前進段のギヤセット状態においてアクセル開度が全
閉状態のときにエンジンの回転加速度の判定値に応じて
その判定値が正の所定値以下に低下すると登坂状態を2
段階に判定する手段44と、登坂状態の判定段階に応じ
た補正値を確定すると共にオーバラン判定回転速度をそ
の分だけ高めに補正する手段45を備える。
【0016】また、車速と変速要求の目標段のギヤ比と
から変速後のエンジン回転速度を計算する手段39と、
トランスミッションの現在のギヤ位置と変速要求の目標
段とからシフトダウンを判定する手段36と、同じく現
在のギヤ位置と変速要求の目標段とからシフトアップを
判定する手段37と、シフトダウン判定時に変速後のエ
ンジン回転速度がオーバラン回転速度よりも高いときは
目標段へのシフトダウンを禁止する(つまり、変速後の
エンジン回転速度がオーバラン判定回転速度以下のとき
にのみ変速制御に許可を与える)手段40と、シフトア
ップ判定時に登坂状態を判定するとその間は目標段への
シフトアップを禁止する手段41が設けられる。
【0017】31はエンジン回転センサ7の検出信号を
エンジン回転速度に変換する手段、32はアクセルセン
サ12の検出信号からエンジンのアクセル開度を判定す
る手段、33はギヤ位置センサ2の検出信号からトラン
スミッションの現在のギヤ位置を判定する手段、34は
車速センサ5の検出信号を車速に変換する手段、35は
シフトレバー15および変速マップに基づく変速要求か
ら必要な変速の目標段を決定する手段、48は変速マッ
プから車速とアクセル開度に応じた変速段を検索して変
速の必要なときにその変速段への変速要求を発生する手
段、43はクラッチストロークセンサ4の検出信号から
クラッチの断続状態を判定する手段を表す。
【0018】ここで、登坂の判定手段44は図3のよう
にトランスミッションが前進段のギヤセット状態でクラ
ッチが接続状態のときにアクセル開度ACCが全負荷状
態に達すると、エンジン回転加速度ALPHを小さな正
の設定値SNと比較する(ステップ1〜ステップ4)。
そして、ALPH≦SNのときはTimer1を起動
し、その状態が所定時間TS1(例えば、1秒間)継続
すると、登坂判定フラグUPHILL1を1にセットす
る(ステップ5〜ステップ7)。
【0019】さらに、ALPH<0に低下するとTim
er2を起動し、その状態で所定時間TS2(例えば、
1秒間)の経過をカウントすると、登坂判定フラグUP
HILL2を1にセットする(ステップ8〜ステップ1
1)。ステップ1〜ステップ4の少なくとも1つがNO
のときは、ステップ12において、Timer1=0お
よびTimer2=0,UPHILL1=0およびUP
HILL2=0に維持する。ステップ8でNOのとき
は、ステップ13において、Timer2=0,UPH
ILL2=0に維持する。
【0020】オーバラン判定回転速度の補正手段45は
図4のようにオーバラン判定回転速度OVRLMTとし
て無条件にディフォルト値OVRDをセットする(ステ
ップ1)。そして、登坂判定フラグUPHILLが1の
ときは、オーバラン判定回転速度OVRLMTとして補
正値UPH1をディフォルト値OVRDに加算する(ス
テップ2,ステップ3)。また、登坂判定フラグUPH
ILL2=1のときは、オーバラン判定回転速度OVR
LMTとして補正値UPH2をディフォルト値OVRD
に加算する(ステップ4,ステップ5)。なお、補正値
UPH1と補正値UPH1とはUPH1<UPH2の関
係に設定される。
【0021】図5はオーバランの判定手段40およびシ
フトアップの可否判定手段41で行われる変速の可否判
定を説明するもので、変速要求のシフトダウンが判定さ
れると、目標段のギヤ比と車速とから変速後のエンジン
回転速度PNEを計算する(ステップ1,ステップ
2)。そして、変速後のエンジン回転速度PNEをその
ときのオーバラン判定回転速度OVRLMTと比較し、
PNE≧OVRLMTのときは目標段へのシフトダウン
制御を禁止する一方、PNE<OVRLMTのときは目
標段へのシフトダウン制御に許可を与える(ステップ2
〜ステップ5)。また、変速要求のシフトアップが判定
されると、登坂判定フラグUPHILL1の状態を確認
し、UPHILL1=1のときは目標段へのシフトアッ
プ制御を禁止する一方、UPHILL1=1でないとき
は目標段へのシフトアップ制御に許可を与える(ステッ
プ6〜ステップ9)。
【0022】このような構成により、登坂状態の判定領
域はエンジンの回転加速度ALPHの正の所定領域(A
LPH≦SN)まで拡大され、その領域においてエンジ
ンの回転加速度ALPHの大きさに応じてシフトダウン
の許容回転速度(オーバラン判定回転速度OVRLM
T)が2段階に高められる。このため、登坂走行時にア
クセルペダルを踏み込むと、シフトダウンが早めに許容
されるので、車速をそれほど低下させずに再加速状態へ
速やかに移行できる。また、登坂時の変速に伴う減速分
を見越してオーバラン判定回転速度を高く補正するの
で、高い回転速度からシフトダウンを許容しても、オー
バランに起こすようなことはない。
【0023】シフトアップ要求が発生しても、登坂状態
の判定領域ではシフトアップが禁止されるため、シフト
アップ後の駆動力が不足して車速が低下し、シフトダウ
ンに向けて再度忙しくギヤチェンジが繰り返えされる、
いわゆるシフトビジーも回避できる。
【0024】オーバラン判定回転速度の補正手段45と
して、図6のようにエンジンの回転加速度に応じて補正
値UPHが連続的に変化するデータマップをトランスミ
ッションの変速段毎に設定し、登坂の判定手段44を介
さずにシフトダウン要求の目標段に対応するデータマッ
プからエンジンの回転加速度ALPHに応じた補正値U
PHを検索するようにしても良い。その場合、制御プロ
グラムの簡略化が得られる。また、補正値UPHを変速
段毎に備えるため、各段間の変速比を含めて登坂時の走
行状況を正確に反映するオーバラン判定回転速度OVR
LMTが得られる。
【0025】
【発明の効果】第1の発明によれば、車両の変速要求を
発生する手段と、その要求段へのギヤチェンジを制御す
る手段と、を備える車両の自動変速装置において、変速
要求段のギヤ比と車速とから変速後のエンジン回転速度
を計算する手段と、この計算値がオーバランの判定回転
速度よりも高いときにギヤチェンジを禁止する手段と、
アクセル開度が全負荷状態のときに車速またはエンジン
回転速度の加速度が正の設定値以下に低下すると車速ま
たはエンジン回転速度の加速度に応じて登坂状態を2段
階に判定する手段と、登坂状態の判定段階に応じた補正
値を確定すると共にシフトダウン要求時のオーバランの
判定回転速度を補正値分だけ高めに補正する手段と、
設けたので、登坂状態の判定領域は車速またはエンジン
回転速度の加速度の正領域まで拡大され、その領域にお
いて車速またはエンジン回転速度の加速度に応じてシフ
トダウン要求時のオーバランの判定回転速度が2段階に
高められる。このため、登坂走行時にアクセルペダルを
踏み込むと、シフトダウンが早めに許容されるので、
速の低下を待たずに再加速状態へ効率よく移行できる。
【0026】 第2の発明によれば、車両の変速要求を
発生する手段と、その要求段へのギヤチェンジを制御す
る手段と、を備える車両の自動変速装置において、変速
要求段のギヤ比と車速とから変速後のエンジン回転速度
を計算する手段と、この計算値がオーバランの判定回転
速度よりも高いときにギヤチェンジを禁止する手段と、
アクセル開度と車速またはエンジン回転速度の加速度と
から登坂を判定する手段と、その登坂判定時に車速また
はエンジン回転速度の加速度に応じた補正値を確定する
と共にシフトダウン要求時のオーバランの判定回転速度
を補正値分だけ高めに補正する手段と、を備えてなり、
登坂判定時に車速またはエンジン回転速度の加速度に応
じた補正値分だけシフトダウン要求時のオーバランの判
定回転速度を高めに補正する手段は、車速またはエンジ
ン回転速度の加速度に応じて補正値が連続的に変化する
データマップをトランスミッションの変速段毎に設定す
る手段と、シフトダウンの要求段に対応するデータマッ
プから車速またはエンジン回転速度の加速度に応じた補
正値を検索する手段と、を設けたので、変速比を含めて
登坂時の走行状況を正確に反映するオーバランの判定回
転速度が得られる。
【0027】 第3の発明によれば、第1の発明または
第2の発明において、登坂判定時にシフトアップを禁止
する手段を設けたので、不用意なシフトアップに因る変
速機のシフトビジーを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を表す構成図である。
【図2】同じく制御系の一部を表す機能的なブロック図
である。
【図3】同じく制御内容を説明するフローチャートであ
る。
【図4】同じく制御内容を説明するフローチャートであ
る。
【図5】同じく制御内容を説明するフローチャートであ
る。
【図6】他の実施形態を表すオーバラン判定補正値の説
明図である。
【符号の説明】
1 ギヤシフトアクチュエータ 2 ギヤ位置センサ 3 クラッチアクチュエータ 4 クラッチストロークセンサ 5 車速センサ 6 ギヤ回転センサ 7 エンジン回転センサ 12 アクセルセンサ 14a,14b クラッチスイッチ 15 シフタ 20 エンジンコントロールユニット 21 トランスミッションコントロールユニット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の変速要求を発生する手段と、その要
    求段へのギヤチェンジを制御する手段と、を備える車両
    の自動変速装置において、変速要求段のギヤ比と車速と
    から変速後のエンジン回転速度を計算する手段と、この
    計算値がオーバランの判定回転速度よりも高いときにギ
    ヤチェンジを禁止する手段と、アクセル開度が全負荷状
    態のときに車速またはエンジン回転速度の加速度が正の
    設定値以下に低下すると車速またはエンジン回転速度の
    加速度に応じて登坂状態を2段階に判定する手段と、登
    坂状態の判定段階に応じた補正値を確定すると共にシフ
    トダウン要求時のオーバランの判定回転速度を補正値分
    だけ高めに補正する手段と、を設けたことを特徴とする
    車両の自動変速装置。
  2. 【請求項2】車両の変速要求を発生する手段と、その要
    求段へのギヤチェンジを制御する手段と、を備える車両
    の自動変速装置において、変速要求段のギヤ比と車速と
    から変速後のエンジン回転速度を計算する手段と、この
    計算値がオーバランの判定回転速度よりも高いときにギ
    ヤチェンジを禁止する手段と、アクセル開度と車速また
    はエンジン回転速度の加速度とから登坂を判定する手段
    と、その登坂判定時に車速またはエンジン回転速度の加
    速度に応じた補正値を確定すると共にシフトダウン要求
    時のオーバランの判定回転速度を補正値分だけ高めに補
    正する手段と、を備えてなり、登坂判定時に車速または
    エンジン回転速度の加速度に応じた補正値分だけシフト
    ダウン要求時のオーバランの判定回転速度を高めに補正
    する手段は、車速またはエンジン回転速度の加速度に応
    じて補正値が連続的に変化するデータマップをトランス
    ミッションの変速段毎に設定する手段と、シフトダウン
    の要求段に対応するデータマップから車速またはエンジ
    ン回転速度の加速度に応じた補正値を検索する手段と、
    を設けたことを特徴とする車両の自動変速装置。
  3. 【請求項3】登坂判定時にシフトアップを禁止する手段
    を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の自動変速装置。
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