JP2008248921A - 無段変速機の制御装置 - Google Patents

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真弘 俵
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Abstract

【課題】登坂路において動力源の回転数が低下し、動力源の駆動力が不足するのを防止することができる無段変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】電子制御装置は、車両が平坦路を走行していると判定した場合(ステップS1でNOの場合)、カウントアップを行って(ステップS2)、カウンタ値が閾値より大きいと判定した場合(ステップS8でYESの場合)、プライマリプーリの目標回転数を低下させることにより変速比を小さくする(ステップS9)一方、車両が登坂路を走行していると判定した場合(ステップS1でYESの場合)には、カウントアップを行わない。
【選択図】図6

Description

本発明は、動力源により駆動される入力側回転体の回転を動力伝達要素を介して無段階に変速比を変化させて出力側回転体に伝達する無段変速機の制御装置に関する。
自動車などの車両に搭載される無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)としては、ベルト式の無段変速機が知られている。このベルト式の無段変速機は、動力源により駆動されるプライマリプーリと、駆動輪に接続されている出力側のセカンダリプーリと、プライマリプーリおよびセカンダリプーリに巻き掛けられたベルトやチェーンなどの動力伝達要素とを有しており、油圧によってプライマリプーリおよびセカンダリプーリの溝幅を変えることによりプライマリプーリおよびセカンダリプーリに対する動力伝達要素の巻き付け径が変わり、これにより変速比を無段階に変化させることができる。
このような無段変速機の制御装置としては、運転者により車両の加速が要求された場合に、プライマリプーリの回転数が上限回転数に到達するまでは、プライマリプーリの回転数が上昇するとともに車速を上昇させ、プライマリプーリの回転数が上限回転数に到達した場合に、プライマリプーリの回転数を低下させることによりアップシフトを実行するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この構成により、車両の加速時にはプライマリプーリの回転数が上昇するのに伴って車速を上昇させるため、動力源の回転上昇感と車速上昇感を一致させることができ、良好な加速フィーリングを得られるようにしている。さらに、プライマリプーリの回転数が上限回転数に到達した場合に、プライマリプーリの回転数を低下させるため、エンジン回転数の停滞を防ぐことができるようにしている。
特開2004−125072号公報
しかしながら、特許文献1に記載された無段変速機の制御装置においては、車両が登坂路を走行している場合に、プライマリプーリの回転数が上限回転数に到達すると、プライマリプーリの回転数を低下させることになる。その結果、登坂路において動力源の回転数が低下し、動力源の駆動力が不足してしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、登坂路において動力源の回転数が低下し、動力源の駆動力が不足するのを防止することができる無段変速機の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の自動変速機の制御装置は、上記目的を達成するため、(1)動力源により駆動される入力側回転体の回転を動力伝達要素を介して無段階に変速比を変化させて出力側回転体に伝達する無段変速機の制御装置において、加速要求があった場合に、前記入力側回転体の回転数が上昇するのに伴って車速を上昇させるように変速比を設定する変速比設定手段と、前記変速比設定手段によって設定された変速比で車速が上昇するとともに上昇した前記入力側回転体の回転数が上限回転数に到達したか否かを判定する上限回転数判定手段と、前記上限回転数判定手段によって前記入力側回転体の回転数が前記上限回転数に到達したと判定された場合に、前記変速比設定手段によって設定された変速比を小さくするよう前記入力側回転体の回転数を低下させることによりアップシフトを実行するアップシフト実行手段と、を備えた制御装置であって、車両が登坂路を走行しているか否かを判定する登坂路走行判定手段と、前記登坂路走行判定手段によって前記車両が登坂路を走行していると判定された場合に、前記アップシフト実行手段によってアップシフトが実行されることを禁止するアップシフト実行禁止手段と、を備えた構成を有している。
この構成により、車両が登坂路を走行している場合に、アップシフトが実行されることを禁止するため、入力側回転体の回転数、すなわち、動力源の回転数が低下するのを防止することができる。このため、登坂路において駆動力が不足するのを防止することができる。
また、上記構成を有する自動変速機の制御装置は、(2)前記入力側回転体の回転数、スロットル開度、およびアクセル開度の少なくとも何れかに基づいて、前記上限回転数を設定する上限回転数設定手段を備えた構成を有している。
この構成により、車両の走行状態に応じて上限回転数を設定することができる。
また、上記(1)または(2)の構成を有する自動変速機の制御装置は、(3)前記車両による登坂路の走行が終了したか否かを判定する登坂路走行終了判定手段と、前記登坂路走行終了判定手段によって前記車両による登坂路の走行が終了したと判定された場合に、前記上限回転数を所定値低い値に設定する登坂路走行終了時設定手段と、を備えた構成を有している。
この構成により、登坂路の走行が終了した場合には、上限回転数を所定値低い値に設定するため、登坂路の走行が終了した後ではない通常の状態と比較して、入力側回転体の回転数を低下させるタイミングが早くなる。このため、特に、通常の状態の上限回転数まで到達していないが動力源の回転数が高い状態が継続してしまうことによって騒音が大きくなるのを防止することができる。
本発明によれば、登坂路において動力源の回転数が低下し、動力源の駆動力が不足することを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用動力伝達装置の概略構成図である。
図1に示すように、動力伝達装置1は、例えば、横置き型FF(フロントエンジン・フロントドライブ)駆動車両に好適に採用されるものであり、ベルト式無段変速機2と、内燃機関であるエンジン3とを備えている。
エンジン3の出力は、トルクコンバータ4から前後進切換装置5、ベルト式無段変速機(以下、単に「CVT」という)2、減速歯車6を介して差動歯車装置7に伝達され、左右の駆動輪8L、8Rに分配されるようになっている。すなわち、CVT2は、エンジン3から左右の駆動輪(例えば、前輪)8L、8Rに至る動力伝達経路に設けられている。
また、トルクコンバータ4は、エンジン3のクランク軸に連結されたポンプ翼車9pと、タービン軸10を介して前後進切換装置5に連結されたタービン翼車9tと、一方向クラッチを介して非回転部材に回転可能に支持された固定翼車9sとを有しており、流体を介して動力伝達を行うようになっている。
また、ポンプ翼車9pとタービン翼車9tの間には、ポンプ翼車9pおよびタービン翼車9tを一体的に連結して相互に一体回転させることができるようにするためのロックアップクラッチ(直結クラッチ)11が設けられている。
前後進切換装置5は、ダブルピニオン型の遊星歯車装置によって構成されており、トルクコンバータ4のタービン軸10はサンギヤ12sに連結され、CVT2の入力軸13はキャリア12cに連結されている。
そして、キャリア12cとサンギヤ12sとの間に配設された前進クラッチ14が係合させられると、前後進切換装置5が一体回転させられてタービン軸10が入力軸13に直結され、前進方向の駆動力が駆動輪8L、8Rに伝達される。
また、リングギヤ12rとハウジング15との間に配設された後進ブレーキ16が係合させられるとともに前進クラッチ14が解放されると、入力軸13はタービン軸10に対して逆回転させられ、後進方向の駆動力が駆動輪8L、8Rに伝達される。
一方、CVT2は、入力軸13に設けられた有効径が可変のプライマリプーリ17と、出力軸18に設けられた有効径が可変のセカンダリプーリ19と、プライマリプーリ17およびセカンダリプーリ19のそれぞれに形成されたV溝に巻き掛けられた伝動ベルト20とを有しており、動力伝達要素として機能する伝動ベルト20にプライマリプーリ17およびセカンダリプーリ19のV溝の内壁面との間の摩擦力を介して動力伝達が行われるようになっている。
具体的には、プライマリプーリ17は、互いに対向して対向面によってV溝を形成する可動シーブ17aと、固定シーブ17bとを有しており、可動シーブ17aと固定シーブ17bにより形成されるV溝に伝動ベルト20が巻き掛けられている。
また、セカンダリプーリ19は、互いに対向して対向面によってV溝を形成する可動シーブ19aと固定シーブ19bとを備えており、可動シーブ19aと固定シーブ19bにより形成されるV溝に伝動ベルト20が巻き掛けられている。
プライマリプーリ17およびセカンダリプーリ19はそれぞれのV溝幅、すなわち伝動ベルト20の掛かり径を変更するための可動シーブ17aに形成された入力側油圧シリンダ21および可動シーブ19aに形成された出力側油圧シリンダ22を有しており、可動シーブ17aの入力側油圧シリンダ21に供給、あるいはそれから排出される作動油の流量が油圧制御回路31内の変速制御弁装置32(図3参照)によって制御されることにより、プライマリプーリ17およびセカンダリプーリ19のV溝幅が変化して伝動ベルト20の掛かり径(有効径)が変更されるようになっている。これにより、変速比γ(=プライマリプーリ17の入力軸13の実際の回転数NIN/セカンダリプーリ19の出力軸18の実際の回転数NOUT)を連続的、すなわち無段階に変化させることができる。
また、可動シーブ19aの出力側油圧シリンダ22内の油圧Pは、セカンダリプーリ19の伝動ベルト20に対する挟圧力および伝動ベルト20の張力にそれぞれ対応するものであって、伝動ベルト20の張力、すなわち、伝動ベルト20のプライマリプーリ17およびセカンダリプーリ19のV溝内壁面に対する押圧力に密接に関係しているので、ベルト張力制御圧、ベルト挟圧力制御圧、ベルト押圧力制御圧とも称され得るものであり、伝動ベルト20が滑りを生じないように、油圧制御回路31内の挟圧力制御弁33(図2参照)により調圧されるようになっている。
図2は、本発明の実施の形態に係る油圧制御回路のベルト張力制御に関連する部分を示す図である。また、図3は、本発明の実施の形態に係る油圧制御回路の変速比制御に関連する部分を示す図である。
図2に示すように、オイルタンク34に還流した作動油は、エンジン3(図1参照)に直接的に連結されてエンジン3により回転駆動される、例えば、ギヤ式の油圧ポンプ35により圧送され、図示しないライン圧調圧弁によりライン圧Pに調圧された後、リニアソレノイド弁36および挟圧力制御弁33に元圧として供給される。
リニアソレノイド弁36は、電子制御装置100(図4参照)から出力される励磁電流で連続的に制御されることにより、油圧ポンプ35から供給された作動油の油圧から、その励磁電流に対応した大きさの制御圧Pを発生させて挟圧力制御弁33に供給する。
挟圧力制御弁33は、制御圧Pが高くなるに従って上昇させられる油圧Pを発生させ、可動シーブ19aの出力側油圧シリンダ22に供給することにより、伝動ベルト20が滑りを生じない範囲で可及的に伝動ベルト20に対する挟圧力、すなわち、伝動ベルト20の張力を小さくするように動作する。また、油圧Pは、その上昇に伴ってベルト挟圧力、すなわち、プライマリプーリ17およびセカンダリプーリ19と伝動ベルト20との間の摩擦力を増大させる。
リニアソレノイド弁36には、カットバック弁37のオン時にカットバック弁37から出力される制御圧PSが供給される油室36aが設けられる一方、カットバック弁37のオフ時には、リニアソレノイド弁36の油室36aへの制御圧PSの供給が遮断されて油室36aが大気に開放されるようになっており、カットバック弁37のオン時にはオフ時よりも制御圧PSの特性が低圧側に切換えられるようになっている。
また、カットバック弁37は、トルクコンバータ4のロックアップクラッチ11のオン(係合)時に、図示しない電磁弁から信号圧PONが供給されることによりオンに切換えられるようになっている。
図3に示すように、変速制御弁装置32は、ライン圧Pの作動油を専ら可動シーブ17aの入力側油圧シリンダ21に供給し、かつその作動油流量を制御することによりアップ方向の変速速度を制御するアップ変速制御弁41と、可動シーブ17aの入力側油圧シリンダ21から排出される作動油の流量を制御することにより、ダウン方向の変速速度を制御するダウン変速制御弁42とによって構成されている。
アップ変速制御弁41は、ライン圧Pを導くライン油路Lと連通する入力ポート41aを有し、ライン油路Lと入力側油圧シリンダ21との間を開閉するスプール弁43と、スプール弁43を閉弁方向に付勢するスプリング44と、アップ側電磁弁45から出力される制御圧を導く制御油室46とを有している。
また、ダウン変速制御弁42は、ドレン油路Dと入力側油圧シリンダ21との間を開閉するスプール弁47と、スプール弁47を閉弁方向に付勢するスプリング48と、ダウン側電磁弁49から出力される制御圧を導く制御油室50とを有している。
アップ側電磁弁45およびダウン側電磁弁49は、電子制御装置100によってデューティ駆動されることにより、連続的に変化する制御圧を制御油室46および制御油室50に供給し、CVT2の変速比γをアップ側(変速比の小さくなる側)またはダウン側(変速比の大きくなる側)に連続的に変化させる。
また、ダウン変速制御弁42の入力ポート42aには調圧弁51が接続されている。この調圧弁51は、スプリング53によって押圧されているピストン52の正面側に、ライン圧Pが供給される入力ポート54が形成され、かつピストン52の正面側と背面側とに連通した出力ポート55とを有するバルブによって構成されており、出力ポート55がダウン変速制御弁42の入力ポート42aに連通されている。
また、入力ポート54には開口面積の小さいダブルオリフィス56を介してライン圧PLが供給されている。すなわち、調圧弁51は、ライン圧Pからスプリング53の弾性力を減じた圧力の油圧になるようにライン圧Pを調圧し、この調圧されたライン圧Pが出力ポート55、すなわち、ダウン変速制御弁42の入力ポート42aに生じるように構成されている。
図4は、本発明の実施の形態に係る電子制御装置を示すブロック図である。
図4に示すように、電子制御装置100には、シフトレバー操作位置センサ102、アクセル操作量センサ103、エンジン回転数センサ104、スロットルセンサ105、走行モードスイッチ106、プライマリ回転数センサ107、セカンダリ回転数センサ108、圧力センサ109、挟圧力制御弁33、および変速制御弁装置32が接続されている。
シフトレバー操作位置センサ102は、車両の室内に設けられたシフトレバー101の操作位置Pshを検出し、検出した操作位置Pshに応じた信号を電子制御装置100に出力するようになっている。
ここで、シフトレバー101は、4つのレバーポジション「P」、「R」、「N」、または「D−S」へ手動操作されるようになっている。「P」ポジションは、出力軸18の回転を阻止(ロック)するための駐車位置であり、「R」ポジションは、出力軸18の回転方向を逆方向とするための後進走行位置であり、「N」ポジションは、エンジン3から左右の駆動輪8L、8Rに至る動力伝達経路を解放するための動力伝達遮断位置であり、「D−S」ポジションは、車両の走行状態に応じて変速比を自動的に設定して通常の走行を行うための前進走行位置である。
アクセル操作量センサ103は、アクセルペダル63(図1参照)の開度(以下、単に「アクセル開度」という)papを検出し、検出したアクセル開度papに応じた信号を電子制御装置100に出力するようになっている。
エンジン回転数センサ104は、エンジン3の回転数(以下、単に「エンジン回転数」という)Neを検出し、検出したエンジン回転数Neに応じた信号を電子制御装置100に出力するようになっている。なお、エンジン回転数センサ104は、エンジン3のクランクシャフトの回転数を検出するようになっている。
スロットルセンサ105は、スロットルアクチュエータ61により駆動されるスロットル弁62(図1参照)の開度(以下、単に「スロットル開度」という)θthを検出し、検出したスロットル開度θthに応じた信号を電子制御装置100に出力するようになっている。
走行モードスイッチ106は、レバーポジションが「D−S」ポジションである場合に、運転者によるボタン等の操作を検知することにより、走行モードを燃費重視の通常走行モードまたは加速重視のスポーツ走行モードに設定するためのモード選択信号を電子制御装置100に出力するようになっている。
プライマリ回転数センサ107は、プライマリプーリ17の入力軸13の実際の回転数(以下、単に「入力回転数」という)NINを検出し、検出した入力回転数NINに応じた信号を電子制御装置100に出力するようになっている。なお、入力回転数NINは、エンジン3の回転数と同一回転数である。
セカンダリ回転数センサ108は、セカンダリプーリ19の出力軸18の回転数(以下、単に「出力回転数」という)NOUTを検出し、検出した出力回転数NOUTに応じた信号を電子制御装置100に出力するようになっている。ここで、電子制御装置100は、セカンダリ回転数センサ108によって検出された出力回転数NOUTに基づいて車速Vを算出するようになっている。
圧力センサ109は、可動シーブ19aの出力側油圧シリンダ21の内圧、すなわち、実際のベルト挟圧力制御圧Pを検出し、検出したベルト挟圧力制御圧Pに応じた信号を電子制御装置100に出力するようになっている。
電子制御装置100は、CPU(central processing unit)、ROM(read only memory)RAM(random access memory)、入力インターフェース、および出力インターフェース等を備えたマイクロコンピュータによって構成されており、RAMの一時記憶機能を利用しながらROMに予め記憶された変速制御プログラムに従って信号処理を行うことにより、好適な加速感および燃費が得られるようにCVT2の変速制御を実行するようになっている。
電子制御装置100は、カウンタをRAMに記憶しており、車両が登坂路を走行していないと判定した場合に、カウンタ値を増加させるカウントアップを行うようになっている。
電子制御装置100は、登坂判定フラグのオンまたはオフを表す情報をRAMに記憶しており、車両が登坂路を走行していると判定した場合、登坂判定フラグをオンにし、車両が登坂路を走行していないと判定した場合には、登坂判定フラグをオフにするようになっている。
電子制御装置100は、登坂判定フラグの履歴を表す登坂判定履歴情報をRAMに記憶しており、登坂判定フラグをオンまたはオフにした場合に、登坂判定フラグのオンまたはオフを表す情報を登坂判定履歴情報に追加するようになっている。
電子制御装置100は、閾値が既に設定されているか否かを示す閾値設定フラグのオンまたはオフを表す情報をRAMに記憶しており、閾値設定フラグがオンである場合、閾値が既に設定されていると判定し、閾値設定フラグがオフである場合、閾値が設定されていないと判定するようになっている。
以下、本発明の実施の形態に係る無段変速機の制御装置を構成する電子制御装置100の特徴的な構成について説明する。
電子制御装置100は、加速要求があった場合に、入力側回転体の回転数が上昇するのに伴って車速を上昇させるように変速比を設定するようになっている。本実施形態では、電子制御装置100は、スロットルセンサ105によってスロットル開度がθthが所定値以上となった場合に、プライマリプーリ17の目標回転数NINが上昇するのに伴って車速Vを上昇させるように変速比を設定するようになっている。すなわち、電子制御装置100は、本発明の変速比設定手段を構成する。
電子制御装置100は、設定した変速比で車速が上昇するとともに上昇した入力側回転体の回転数が上限回転数に到達したか否かを判定するようになっている。本実施形態では、電子制御装置100は、スロットルセンサ105によってスロットル開度がθthが所定値以上となったときからのカウンタ値が閾値より大きいか否かを判定するようになっている。すなわち、電子制御装置100は、本発明の上限回転数判定手段を構成する。
電子制御装置100は、入力側回転体の回転数が上限回転数に到達したと判定された場合に、設定した変速比を小さくするよう入力側回転体の回転数を低下させることによりアップシフトを実行するようになっている。本実施形態では、電子制御装置100は、カウンタ値が閾値より大きいと判定した場合に、設定した変速比を小さくするようプライマリプーリ17の目標回転数NINを低下させることによりアップシフトを実行するようになっている。すなわち、電子制御装置100は、本発明のアップシフト実行手段を構成する。
電子制御装置100は、車両が登坂路を走行しているか否かを判定するようになっている。すなわち、電子制御装置100は、本発明の登坂路走行判定手段を構成する。
電子制御装置100は、車両が登坂路を走行していると判定した場合に、アップシフトが実行されることを禁止するようになっている。すなわち、電子制御装置100は、本発明のアップシフト実行禁止手段を構成する。
電子制御装置100は、入力側回転体の回転数、スロットル開度、およびアクセル開度の少なくとも何れかに基づいて、上限回転数を設定するようになっている。本実施形態では、電子制御装置100は、プライマリプーリ17の目標回転数NIN、スロットル開度θth、およびアクセル開度papの少なくとも何れかに基づいて、閾値を設定するようになっている。すなわち、電子制御装置100は、本発明の上限回転数設定手段を構成する。
電子制御装置100は、車両が登坂路を走行していないと判定した場合に、車両による登坂路の走行が終了したか否かを判定するようになっている。すなわち、電子制御装置100は、本発明の登坂路走行終了判定手段を構成する。
電子制御装置100は、車両による登坂路の走行が終了したと判定した場合に、上限回転数を所定値低い値に設定するようになっている。本実施形態では、電子制御装置100は、車両による登坂路の走行が終了したと判定した場合に、閾値を所定値低い値に設定するようになっている。すなわち、電子制御装置100は、本発明の登坂路走行終了時設定手段を構成する。
図5は、本発明の実施の形態に係る変速マップである。図5に示す変速マップは、横軸を車速として、縦軸をプライマリプーリ17の目標回転数NINTとしたマップであり、このマップは電子制御装置100のROMに記憶されている。
図5に示すように、アクセル開度をパラメータとして、CVT2の変速比が最小の状態(γmin)から最大の状態(γmax)までの範囲に、アクセル開度毎に車速Vとプライマリプーリ17の目標回転数NINTとの関係が規定される。
この変速マップは、アクセル開度papと車速Vとから運転者が必要とする目標エンジン出力を決定し、決定された目標エンジン出力をエンジン3の最適燃費線上で実現できるように決定されたプライマリプーリ17の目標回転数NINTであり、アクセル開度papが大きくなるに従って変速比が最小の状態から変速比が最大の状態になるように設定されている。
CVT2の変速制御においては、アクセル開度papや車速Vに基づいて、最適な変速比と変速速度(変速時間)とを実現できるように、プライマリプーリ17の目標回転数NINTが設定される。
このとき、プライマリプーリ17の目標回転数NINTとプライマリ回転数センサ107によって検出される入力回転数NINが一致するように、変速制御弁装置32および挟圧力制御弁33に電子制御装置100から制御信号を出力して、変速比の最適化を図り、プライマリ回転数センサ107によって検出されるNINがプライマリプーリ17の目標回転数NINTになるように制御する。
図6は、本発明の実施の形態に係る動力伝達装置のリニアシフト処理を示すフロー図である。以下に説明する処理は、予めROMに記憶されているプログラムによって実現され、CPUによって実行される。
ここで、本処理は、スロットルセンサ105によって検出されたスロットル開度θthが所定値以上となったときに開始され、アクセル開度papやアクセル開度papの変化量に基づいてリニアシフトが終了したと判定されるまで、所定時間間隔で行われる。このとき、電子制御装置100は、プライマリプーリ17の目標回転数NINが上昇するのに伴って車速Vを上昇させるように変速比を設定する。また、以下の説明では、リニアシフト中にスロットル開度θthは一定とする。
図6に示すように、まず、電子制御装置100は、車両が登坂路を走行しているか否かを判定する(ステップS1)。例えば、電子制御装置100は、車速とスロットル開度により決定される基準加速度を予めROMに記憶しており、その基準加速度が、車速Vとスロットル開度θthにより算出される実際の加速度より大きいか否かを判定する。そして、電子制御装置100は、基準加速度が実際の加速度より大きい場合、車両が登坂路を走行していると判定し、基準加速度が実際の加速度以下の場合には、車両が登坂路を走行していないと判定する。
なお、車両に搭載された図示しないカーナビゲーションシステムの地図情報に車両の走行路の高度情報が含まれている場合には、高度の変化に基づいて車両が登坂路を走行しているか否かを判定することも可能である。また、図示しないジャイロスコープにより検出した車両の傾きに基づいて車両が登坂路を走行しているか否かを判定することも可能である。
ここで、電子制御装置100は、車両が登坂路を走行していると判定した場合(ステップS1でYESの場合)、ステップS10に移行する。一方、電子制御装置100は、車両が登坂路を走行していないと判定した場合(ステップS1でNOの場合)には、カウンタ値を増加させるカウントアップを行う(ステップS2)。
次に、電子制御装置100は、車両の登坂路の走行が終了したか否かを判定する(ステップS3)。例えば、電子制御装置100は、登坂判定履歴情報に基づいて、前回の登坂判定フラグがオンであり、かつ、今回の登坂判定フラグがオフであるか否かを判定する。そして、電子制御装置100は、前回の登坂判定フラグがオンであり、かつ、今回の登坂判定フラグがオフである場合、車両の登坂路の走行が終了したと判定し、それ以外の場合、すなわち、前回の登坂判定フラグがオフであり、かつ、今回の登坂判定フラグがオフである場合には、車両の登坂路の走行が終了していないと判定する。ここで、車両の登坂路の走行が終了していないとは、車両の登坂路の走行が終了した直後ではないことを意味する。
電子制御装置100は、車両の登坂路の走行が終了したと判定した場合(ステップS3でYESの場合)、エンジン回転数センサ104によって検出されたエンジン回転数Neが予め定められた所定値より大きいか否かを判定する(ステップS4)。ここで、電子制御装置100は、エンジン回転数Neが予め定められた所定値以下であると判定した場合(ステップS4でNOの場合)、ステップS6に移行する。
一方、電子制御装置100は、車両の登坂路の走行が終了していないと判定した場合(ステップS3でNOの場合)には、閾値が既に設定されているか否かを判定する(ステップS5)。例えば、電子制御装置100は、閾値設定フラグがオンである場合、閾値が既に設定されていると判定し、閾値設定フラグがオフである場合、閾値が設定されていないと判定する。ここで、電子制御装置100は、閾値が既に設定されていると判定した場合(ステップS5でYESの場合)、ステップS8に移行する。
一方、電子制御装置100は、閾値が設定されていないと判定した場合(ステップS5でNOの場合)には、現時点におけるプライマリプーリ17の目標回転数NINTに基づいて閾値を設定し(ステップS6)、ステップS8に移行する。このとき、電子制御装置100は、閾値設定フラグをオンにする。
電子制御装置100は、エンジン回転数Neが予め定められた所定値より大きいと判定した場合(ステップS4でYESの場合)には、設定されていた閾値よりも所定値低い値を閾値として再設定する(ステップS7)。すなわち、エンジン回転数Neが高い場合には、設定されていた閾値よりも所定値低い値を閾値として再設定することにより、早いタイミングでアップシフトが実行されるようにし、エンジン回転数Neが低い場合には、早いタイミングでアップシフトが実行されてエンジン回転数が低下してしまうことを防止する。
次に、電子制御装置100は、カウンタ値が閾値より大きいか否かを判定する(ステップS8)。ここで、電子制御装置100は、カウンタ値が閾値以下であると判定した場合(ステップS8でNOの場合)、処理を終了する。
一方、電子制御装置100は、カウンタ値が閾値より大きいと判定した場合(ステップS8でYESの場合)には、プライマリプーリ17の目標回転数NINTを低下させる(ステップS9)。これにより、プライマリ回転速度センサ107によって検出される入力回転数NINとセカンダリ回転速度センサ108によって検出される出力回転数NOUTとの比である変速比が小さくなる。すなわち、アップシフトが実行される。このとき、電子制御装置100は、閾値設定フラグをオフにする。
電子制御装置100は、カウンタ値を0にするカウンタクリアを行い(ステップS10)、処理を終了する。
以上のように、車両が登坂路を走行している場合には、カウントアップが行われないため、カウンタ値が閾値より大きくなることはない。したがって、車両が登坂路を走行している限り、アップシフトは実行されないことになる。
図7は、本発明の実施の形態に係る動力伝達装置のリニアシフトにおけるスロットル開度、登坂判定、車速、カウンタ値、プライマリプーリの目標回転数の時間的変化を示すタイミングチャートである。
図7に示すように、スロットルセンサ105によって検出されるスロットル開度θthが所定値以上となったときに(時刻t1)、プライマリプーリ17の目標回転数NINTの上昇に伴って車速が上昇するように変速比が一定に設定される。これにより、車速が上昇するとともにエンジン3の回転数を上昇するリニアシフトが開始される。また、プライマリプーリ17の目標回転数NINTに基づいて閾値が算出され、設定される。さらに、カウントアップが開始される。
車両が登坂路を走行していると判定されると(時刻t2)、カウンタクリアが行われて、車両の登坂走行が終了する(時刻t3)までカウントアップは行われない。車両の登坂走行が終了すると(時刻t3)、プライマリプーリ17の目標回転数NINTの最高回転状態、すなわち、エンジン回転数Neが高い状態が継続して騒音が大きくなることを防止するため、設定されていた閾値より所定値低い値が閾値として再設定される。このとき、カウントアップが開始される。
カウンタ値が再設定された閾値に到達すると(時刻t4)、プライマリプーリ17の目標回転数NINTを所定値低下させられて、変速比が小さくなる。すなわち、アップシフトが実行される。このとき、プライマリプーリ17の目標回転数NINTに基づいて閾値が算出され、設定される。そして、カウントアップが開始される。
以上のように、本発明の実施の形態に係る動力伝達装置1によれば、車両が登坂路を走行している場合に、アップシフトが実行されることを禁止するため、入力回転数NIN、すなわち、エンジンの回転数Neが低下するのを防止することができる。このため、登坂路において駆動力が不足するのを防止することができる。
また、車両の走行状態に応じて閾値を設定することができる。
さらに、登坂路の走行が終了した場合には、閾値を所定値低い値に設定するため、登坂路の走行が終了した後ではない通常の状態と比較して、プライマリプーリ17の目標回転数NINTを低下させるタイミングが早くなる。このため、特に、通常の状態の閾値まで到達していないがエンジン回転数Neが高い状態が継続してしまうことによって騒音が大きくなるのを防止することができる。
なお、本実施の形態では、閾値は、プライマリプーリ17の目標回転数NINTに基づいて算出されるものとしたが、これに限られず、例えば以下に説明するものであってもよい。
図8は、本発明の実施の形態に係る動力伝達装置のリニアシフトにおけるスロットル開度、登坂判定、車速、カウンタ値、プライマリプーリの目標回転数の時間的変化を示すタイミングチャートである。
図8に示すように、スロットルセンサ105によって検出されるスロットル開度θthが所定値以上となったときのプライマリプーリ17の目標回転数NINTに基づいて閾値を設定し、その後にスロットル開度θthが増加するにしたがって閾値を増加させる。
これにより、スロットル開度θthが大きい場合には、カウンタ値が閾値よりも大きくなるまでに要する時間が長くなるため、エンジン回転数Neが高い状態を維持することができる。したがって、アクセルペダル63を踏み込み操作に合わせてエンジン回転数Neを上昇させることができるため、加速フィーリングを向上させることができる。
図9は、本発明の実施の形態に係る閾値設定マップである。図9に示す閾値設定マップは、横軸をアクセル開度として、縦軸を閾値としたマップであり、このマップは電子制御装置100のROMに記憶されている。
図9に示すように、通常走行モードが選択されている場合、アクセル開度papの増加に伴って閾値を増加させる。また、スポーツ走行モードが選択されている場合には、通常走行モードが選択されている場合と同様に、アクセル開度papの増加に伴って閾値を増加させる。ここで、通常走行モードが選択されている場合より単位アクセル開度あたりの閾値の増加量を大きくすることにより、エンジン回転数Neが高い状態を長く維持することができるようにする。また、登坂終了時の場合には、アクセル開度papの増加に伴って閾値を増加させる。ここで、通常走行モードが選択されている場合より閾値を所定値低い値に設定する。
図10は、本発明の実施の形態に係る閾値設定マップである。図10に示す閾値設定マップは、横軸を登坂勾配として、縦軸を閾値としたマップであり、このマップは電子制御装置100のROMに記憶されている。
図10に示すように、スロットル開度θthを一定とした場合、登坂勾配が所定値a以上になると登坂勾配の増加に伴って閾値を増加させ、登坂勾配が所定値b以下になると登坂勾配の減少に伴って閾値を減少させる。ここで、所定値aは、例えば、車両の駆動力が不足し始める登坂勾配として予め設定されている。また、スロットル開度θthが増加するにしたがって閾値を増加させる。ここで、車両が登坂路を走行している場合に、カウントアップが行われるようになっていても、登坂勾配の増加に伴って閾値を増加させるため、登坂勾配が大きい場合には、実質的にはアップシフトが実行されないようにすることができる。
以上、説明したように、本発明は、登坂路において動力源の回転数が低下し、動力源の駆動力が不足するのを防止することができるという効果を有するものであり、動力源により駆動される入力側回転体の回転を動力伝達要素を介して無段階に変速比を変化させて出力側回転体に伝達する無段変速機の制御装置に有用である。
本発明の実施の形態に係る無段変速機を備えた車両用動力伝達装置の概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る油圧制御回路のベルト張力制御に関連する部分を示す図である。 本発明の実施の形態に係る油圧制御回路の変速比制御に関連する部分を示す図である。 本発明の実施の形態に係る電子制御装置を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る変速マップである。 本発明の実施の形態に係る動力伝達装置のリニアシフト処理を示すフロー図である。 本発明の実施の形態に係る動力伝達装置のリニアシフトにおけるスロットル開度、登坂判定、車速、カウンタ値、プライマリプーリの目標回転数の時間的変化を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態に係る動力伝達装置のリニアシフトにおけるスロットル開度、登坂判定、車速、カウンタ値、プライマリプーリの目標回転数の時間的変化を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態に係る閾値設定マップである。 本発明の実施の形態に係る閾値設定マップである。
符号の説明
1 動力伝達装置
2 ベルト式無段変速機
3 エンジン
17 プライマリプーリ
19 セカンダリプーリ
20 伝動ベルト
100 電子制御装置(変速比設定手段、上限回転数判定手段、アップシフト実行手段、登坂路走行判定手段、アップシフト実行禁止手段、上限回転数設定手段、登坂路走行終了判定手段、登坂路走行終了時設定手段)
103 アクセル操作量センサ
105 スロットルセンサ
107 プライマリ回転数センサ
108 セカンダリ回転数センサ

Claims (3)

  1. 動力源により駆動される入力側回転体の回転を動力伝達要素を介して無段階に変速比を変化させて出力側回転体に伝達する無段変速機の制御装置において、
    加速要求があった場合に、前記入力側回転体の回転数が上昇するのに伴って車速を上昇させるように変速比を設定する変速比設定手段と、
    前記変速比設定手段によって設定された変速比で車速が上昇するとともに上昇した前記入力側回転体の回転数が上限回転数に到達したか否かを判定する上限回転数判定手段と、
    前記上限回転数判定手段によって前記入力側回転体の回転数が前記上限回転数に到達したと判定された場合に、前記変速比設定手段によって設定された変速比を小さくするよう前記入力側回転体の回転数を低下させることによりアップシフトを実行するアップシフト実行手段と、を備えた制御装置であって、
    車両が登坂路を走行しているか否かを判定する登坂路走行判定手段と、
    前記登坂路走行判定手段によって前記車両が登坂路を走行していると判定された場合に、前記アップシフト実行手段によってアップシフトが実行されることを禁止するアップシフト実行禁止手段と、を備えたことを特徴とする無段変速機の制御装置。
  2. 前記入力側回転体の回転数、スロットル開度、およびアクセル開度の少なくとも何れかに基づいて、前記上限回転数を設定する上限回転数設定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の無段変速機の制御装置。
  3. 前記車両による登坂路の走行が終了したか否かを判定する登坂路走行終了判定手段と、
    前記登坂路走行終了判定手段によって前記車両による登坂路の走行が終了したと判定された場合に、前記上限回転数を所定値低い値に設定する登坂路走行終了時設定手段と、を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無段変速機の制御装置。
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